新開発PAO&RASHEEN『音質を造り込むための研究』の巻!

どんもす~。ウェルです。
師走はどたんばたん致しており、さらにパソコンがパンク。
ウェルはテンテコの舞を踊っておりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか!
ということで、ブログに帰って着ましたので、
年末最後までズズイとご覧下され。
さて、本日はPAO&RASHEENのオーディオ『音質を造り込む』
ための研究で御座る。
それでは始まり~始まり~。
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目下のところ、オーディオ技術で未だナマの音を
とうてい再現しえない。
しょせんは”らしさ”を出すにとどめる。
Aの楽器をそれらしく出すにとどめるか、
全体のハーモニーをえらぶか、
それを選択するのが教養だろう。

 
※昭和54年発行の”TANNOY”(ステレオサウンド)
五味康祐氏の”わがタンノイ・オートグラフ”から抜粋。

ウェルの好きな言葉から本日も始まったのだが、
音とはしょせん『らしさ』なのである。

ウェル音響室。
まず音とはなんぞや、ともうせば耳に聞こえてくるもの全てが
それなのであるが、人の耳にも十人十色があるようだ。
このウェル音響室はCDに収録されている音源を余す所無く
クオリティーの高い音で再生してくれるように設計。
特にこだわったジャンルを選ぶことなく、トータルで聞きやすい
機種の選定が行われている。

アンプはラックスマンの純A級作動で最高出力は20Wである。
皆アンプの性能で50Wだとか100Wだとか、数値が高いほうが
良い物と勝手に勘違いしているようだが、20Wもあれば、
大きなスピーカーが耳がはじけんばかりの大音量を鳴らすことができるのだ。
そう、皆各社メーカーのカタログの数値にごまかされているだけと言える。
本当のオーディオとはそんな数値では表すことの出来ない繊細さが
存在するのであった。

ウェル楽器。
そう、なぜ楽器なのかともうせば、一つ不思議なコトに気付く。
カーオーディオの専門店の店員がいくら音が良いですよなどと
話をもちかけられても、音楽をしたことのない人が
本当の楽器の音色を理解できているのであろうか。
つまりはそういうことである。
本当の音を知るには本当に音楽をしないと解からないだろうと
言うわけで、今回のコダワリである。
まず、今回は先日にRASHEENのスピーカーの取り付けを行った
ブログがあったが、その延長をご覧頂こう。

ウッドバッフルが取り付けられた。
このバッフルとはどういう役目をしているのかと申せば、
スピーカーの振動を受け止め、さらに不要な共振を抑制している。
効能は中低音のしまり具合が格段に上るといったところだ。
このことにより今までブーミーな音質がタイトで良く引き締まり
リズムが付いてくると言える。

スピーカーを装着した様子。
裏側には制震材が張り合わされており、ドア内部をガッチリとした。
スピーカーはコーンを振動させ音を発生させているわけで、
少しでもその振動が逃げればスピーカーにとっては損失。
その逃げている振動分はスピーカーから出てこれなかった音である。
実際自動車で音楽を聴くと、ドア回りがブルブル振動しているが
これは紛れも無く音の損失であり、それらを無くすコトが、
第一に必要なことである。
良いセンターユニット、良いアンプ、良いスピーカーが
そろっても、スピーカーをセットしてあるドアが
びびるようであれば、全ての能力を発揮することが
出来ず、まさに宝の持ち腐れと言えよう。

RASHEENのドア内張り。
ウッドバッフルを装着する場合、内張りには若干の加工が必要だ。
ということで、皆すこしは勉強になったであろうか。
さて、お次はPAOのお話と参ろう。

新開発 PAOリヤスピーカー 16cmスピーカー用 取り付けフレームKIT。
なんと、PAO純正スピーカーの形状10cm×15cmというスピーカーが
2010年秋に社外品製のすべてから発売が中止!!
そのことによりカスタムアップする手段がなくなってしまったのである。
ということで、それでは現在主流の16cmスピーカーに変換出来れば
音質も上がり良いという考えにより、取り付けフレーム
『通称=サウンドフレーム』がスピードウェルにより試作された。

インナーバッフルなども装着すれば一気に
PAOオーディオが高級風にアレンジされるわけだが、
今回の16cmスピーカー用フレームの厚みは6プライ。
音質を探りながら、剛性や取り付け位置などを検討。
さらに、ボルトオンで装着できるという非常に簡単に
音質を向上させることが出来るキットの製作を目指した。

ウッドバッフルは見えない主役である。
低域を安定させるにはデッドニングと同等に効果が現れる。
特にPAOのリヤスピーカーは中低音をしっかり出してあげて
フロント部にツイーターとスコーカーを追加してあげれば
前方定位も安定し、優れた音場を表現することが出来るであろう。

パイオニア製16cmスピーカーを搭載。
それでは、今回PAOに装着する一部始終をご覧いただく事に致そう。

まず、純正スピーカーとその鉄製フレームを取外す。
鉄製フレームごと取外すのは用意で、四隅の10mmのボルトを外せば完了だ。

16cmスピーカー用サウンドフレームを装着。
純正のボルトで簡単に装着出来るように加工している。

スピーカーをサウンドフレームに装着。
このサウンドフレームには社外品メーカーの全ての
16cmスピーカーに対応する為、スピーカーを留めるネジ穴は
彫っていない。
無駄な穴は開けたくないゆえ、スピーカー一つずつに
ボルト穴をあける必要はある。

スピーカーは中央にセットされているところが伺える。
内張りに付くスピーカーネットを取外しご覧いただいたが、
純正スピーカーネット自体が3点で固定されているゆえ、
要らぬ部分を斜線で囲ってみた。

スピーカーネットの左右固定部を加工し取外した様子。
音質は今後『ウェルテーヴィー』によりアップ予定であるから
是非とも楽しみにして頂きたい。
あとがき
さて今回はPAO純正スピーカー対応の社外品スピーカーの
生産が中止したということで、サウンドフレームを製作したわけだが、
もちろんPAOらしい音という立場から考えると、もっとチープな感覚で
さくさく奏でるような音質が良いと思う。
デジタルより超アナログな、ラジオ的音質がPAOらしいような気がする。
しかし、16cmスピーカー用のフレームを作るならと言う事で、
サウンドフレームはその分厚さや補強の入れ具合、材質に至るまで
細かく選定し非常に音質にこだわって開発したのであった。
そしてなんと、来年より販売が決定。価格は12,800円(税込み)
しっかりサウンドチューニングが行われていると言う所が
魅力的である。(個人的に『ウェルトーン』とそう呼ぶ。)
今回のサウンドフレームから、さらに音質を向上するパーツ
(アクセサリー)もおって製作する予定だが、
音だけを真に追求するようであれば、ウェルは思うには
クルマの音響にいくらお金をかけても、答えは出ないだろう。
どこまでで納得するか、しないか、その線引きが重要であると思う。
ということで、まずはサウンドフレーム+好きなメーカーの16cm
スピーカーをPAOに装着してもらい好きな音楽をかけて
ドライブを楽しんでもらおう。
番外編

モノにこだわるというコトが好きな人。
ここは岸和田のだんじり製作 北本工務店。
北本棟梁(左の人物)の情熱とこだわりようは
ウェルもただただ脱帽である。

だんじりには多くの彫り物で飾り付けられる。
上の彫り物は石川県は井波彫。
弁慶と牛若 五条大橋の出会いというシーンだ。

棟梁の加工場。
やはりなにか洗練されたものを感じるのはウェルだけであろうか。
師のモノ作りの根本的な考え方に非常に影響されている。
そして今年度末よりスピードウェルではパイクカーの部品の
リプロダクト部を発足。
必要不可欠なパーツは新年からはどんどん
リプロダクトの準備をしてゆく次第である。
今日はコレまで~。
本日の名言
昨日までは取り戻せないが、
未来は青天井。
現時点の決意いかんでどうにでもなる。

by高原慶一朗
そう未来は青天井。
そして、来年にむけてその抱負を考えて、
良い歳を越しましょう。

日産RASHEEN フロントスピーカーをカスタマイズする(後編)の巻!

目下のところ、オーディオ技術で未だナマの音を
とうてい再現しえない。
しょせんは”らしさ”を出すにとどめる。
Aの楽器をそれらしく出すにとどめるか、
全体のハーモニーをえらぶか、
それを選択するのが教養だろう。

 
※昭和54年発行の”TANNOY”(ステレオサウンド)
五味康祐氏の”わがタンノイ・オートグラフ”から抜粋。

―—-どんもす~ウェルです。—–
さて、本日は五味氏のお話から始まったが、
日産RASHEENのフロントスピーカーをカスタマイズするという
お話の後編をご覧頂く。
パイオニア製
ツイーター部は高音域を担当。
ツイーターの素材も重要で、ソフトドームとか、ハードドームだとか
チタンだとかいろいろとメーカーが謳うとおりの音が再現されている。
例えばソフトドーム型であれば、ジャズやクラシック、
アコースティクな傾向にある音楽再現に向いている。
ソフトな耳当りは『温かみのあるサウンド』と表現できる。
また、チタンドームなどハード型の素材でれば、
ポップやロック、メタルなど聴くのに適していると言えるだろう。
『メリハリのあるサウンド』と、そう評される。
まあ、後は聴く人次第の好きな音質で決めれば良いお話だ。
パイオニア製
クロスオーバーネットワークと言う。
これはツイーター部に中高音域部の音の信号、
ウーファー部には中低音域部の音の信号を送る
いわゆる分配装置。
簡単に言えば低音と高音が混ざっている音の信号を
各帯域のユニット受け持ち周波数の境界を作り
クロスする部分(ウーファーとツイーターの両方が鳴る音域)
を滑らかに調整する装置である。
ということで、オーディオのお勉強は如何で御座るか!
ラシーンドア内側
やっとラシーンが出てきた。
ドア内の防振処理には意味があり主に
ドアパネルの共振、共鳴を防ぐのである。
また、むやみやたらに防振材だけを張り合わせても意味は無い。
適度というものもあり、これは長年の経験と勘が頼りだ。
※この後防振材の上から吸音材を適部に装着する。特にスピーカーが装着される裏側。
防振材
防振材のさらに上には吸音材を装着する。
スピーカーボックス(エンクロージャーと呼ぶ)が
クルマは鉄である為、スピーカーから発生した音(振動)が
内部で反射し合い、本来のスピーカーが奏でる音とは
想像し得ない粗悪な音を耳にしているのである。
その、粗悪な音源を吸音してくれるスポンジのようなモノが
吸音材とそう呼んでいる。

ラシーンのツイーター取り付けはドアミラーベース
辺りが丁度良い。
本来であれば、耳からウーファー部、耳からツイーター部の
それぞれの距離を合わせればまあ理想といえるのだが、
見栄えも考慮なければ、本当に良い音は望めない。
そう、見栄えが良い=良い音につながるのである。
音楽もお料理みたいなものだ。
※見栄えが悪く、おいしくても本当においしいと言えまい。

ドアがエンクロージャー代わりになるため、
それぞれのサービスホールを防振材を多用して埋めるのである。
こだわって良い音をだすならば、このエンクロージャーの容積も
スピーカーの性能に合わせて計算しなければならないが、
ドアを使いそのようなコトは一般的には不可能。
これくらいが中級と言えようか。
後はスピーカーの取り付けにインナーバッフルを放り込めば
驚くほどの素晴らしい音へ変化するゆえ、
これくらいまではDIYで頑張ってもらいたいものだ。
今日はコレまで~。
本日の名言
人生は自分でつくるもの。
「遅い」ということはない。

byカーネル・サンダース
そうですなぁ~思ったが吉日。
人生を有意義にするため、まず1年先、3年先、10年先と
希望を立ててください。
それだけで、他人と違った楽しい人生を歩む
第一歩を踏み出したといえます。

日産RASHEEN フロントスピーカーをカスタマイズする(前編)の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、ラシーンのフロントスピーカーをカスタマイズする
ということで、まずは音のいろいろなお話を致そう。
パイオニア製
パイオニア製 TS-C1610A型
今回はこのパイオニア製の16cmのサイズのスピーカーを使用して
音作りを行うコトとした。
それではまず音というモノを分割して考えてみよう。
音というものは楽器やヴォーカルの声が原音となる。
この原音がレコーディングスタジオで録音され、CDなどとして
販売されている訳だ。
しかし、楽器やヴォーカルの声は原音であるのだが、
レコーディングスタジオなどで収録、編集されてからは
音はすでに忠実な原音ではなくエフェクトのかかった状態だと言える。
もちろん、限りなく忠実に原音をレコーディングするため
何千万円もかけたマイクなどの機器を使用しているスタジオもある。
しかし、一般的に、ロックやポップス、RBなど皆がよく耳にする
CDにレコーディングされたものは本来の音では無いのである。
※本来の音は生で演奏された音と仮定した。
皆ココまで大丈夫だろうか。
パイオニア製
パイオニア製 TS-C1610A スピーカーの裏側
それでは、今回はそのCDに(レコーディング)収録された音が原音として
話を進めて参りたい。
まず、そのCDにある原音に忠実に再現して音楽を聴くことができれば
本当に感動するわけだが、自動車ではその車内環境
(ロードノイズや内装に対する音の吸音、窓ガラスに対しての
音の反射、スピーカーの位置など)が非常に悪く
いくらお金をかけても原音に忠実などといわれる音など
聞くことは出来ない。
家庭用『ホームオーディオ』でも50万円以上かけてやっとこさ
その雰囲気が感じられるくらいである。
それでは、自動車では良い音が出せないといえば、
必ずしもそうではないのだ。
『ココで音の定義が変わる』
良い音とは原音を忠実に再生した音である。ではなく、
良い音とは自分の好きな音質なのである。
パイオニア製
スピーカーフレームは鋳造により製造。端子部は鍍金がほどこされている。
スピーカーの構造だが、簡単にいえば表面は振動板(コーン)で
裏側にはフレームを介し振動板を駆動する磁石で構成されている。
磁石にも色々とあるが、たとえば旧くはアルニコ。
アルミミウムとニッケル、そしてコバルトを混ぜ合わせた合金磁石。
この磁石は地球の3000倍ほどの磁束密度をもつ(1500ガウスほど)。
今では希少性のある磁石だ。
それに変わり、フェライト磁石が出現。
いまではまたそれに変わりネオジム磁石が主流である。
まあ磁石のお話はまた今後。
それでは、今回のスピーカーの組成を形状から読み解く。
パイオニア製
コーンの材質や仕上げ、エッジ部の形状を見る。
コーン自体はファイバーを織って製作されている。
これはコーン自体に適度な内部損失をあたえて
自然な鳴りを追求しているカタチと言える。
またエッジは昨今流行の形状で、スピーカー(コーン)動き、
より正確なストロークを実現するようである。
そのことでより中低音に対しては他のスピーカーより
伸びがあると想像できる。
現にこのウーファー部は20Hzの低帯域から再生が可能ということで
コーンの材質やエッジの形状が大きく加味しているようだ。
ココで重要なのは、コーンの材質により音に対する硬さ、柔らかさが
表現されている。
たとえば、極論だが紙のコーンは柔らかい音。ファイバー系の
コーンは硬めの音。
ジャズやクラシックなどはやはり柔らかい音で聴くべきだろうし、
ポップやロックなどは硬めの音で聞くとパリッとした音像になる。
ただ、今回のファイバーコーンだが適度な内部損失をあたえて
硬さをある程度打ち消し自然な鳴りを追求している。
それが、このスピーカーの出したい音なのであろう。
パイオニア製
ツイーター部 ハードドームダイヤフラムツイーター。
ツイーターは高域を担当している。
臨場感があふれる音を担当していると言えるのは
その透き通った空気感を表現しているからであろう。
しかし、それは定位や点音源といわれる感覚において
曖昧になっているから醸し出されているのだとも言える。
いわゆるバーチャルである。
本来であれば、スピーカーは(ウーファー部とこのツイーター部)
は同軸にあるべきだ。
同軸でなければ音の位置が定まらないと私たちは言うが、
たとえば、タイコの音を参考にしてみよう。
タイコをどーんとたたくと、まず低い音が耳にはいるが、
その中にはバチが革の表面をたたく高い音も含まれている。
この音は全てはタイコの表面から再現されている。
それが点音源というものでる。
ツイーターとウーファーが別の位置にあると
高い音と低い音が別々の場所から再現されるため、
理想の点音源にはならないと言うコトだ。
なので、必然的に定位がさだまらないという話にもつながる。
定位や点音源など、オーディオマニアのお話が続き
皆頭がこんがらがったところで、
『今日のまとめ』
1、良い音とは自分の好きな音質である。
2、聞くジャンルにより、スピーカーの選定(材質)は異なる。
3、スピーカーの材質により、柔らかい音、硬い音が想像できる。
4、点音源と定位。バランスを取れば良くなる。
今日はコレまで~。
本日の名言
人生は、他人を負かそうなんて
ケチくさい卑小なものじゃない。

by岡本太郎
さすが太郎氏。芸術は爆発しましたが、素晴らしい名言もあります。
しかしながら自分に勝つか負けるかが人生において重要なもの
かもしれませんなぁ。

『SW-LTD』モデルはリアルウッドメーターパネルとなるの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はスピードウェルの一つのコダワリのブランド
『SW-LTD』がPAOで販売され始めたが、今後RASHEENでも同様に
販売が開始されるコトとなり、そのメーターパネルがなんと
フェイクウッド『ウッド調』ではなく、リアルウッド『本物のウッド』
で製作検討が開始されている。
ラシーンSW-LTDご用材
ウォールナット材。木目が美しく、フェイクウッドにも同柄が多用されている。
スピードウェルはこの本物のウッドをメーターパネル
『インストルメントパネル』におしげもなくおごるのだという。

ウッドの種類は多種多色。
今回は大阪でも有数の家具職人と共同で製作が進めらているわけだが、
これはもう家具や調度品という粋に達する仕上げが施される、
というなんとも贅沢さがスピードウェルリミテッドという名にふさわしい。
チーク材
今回はラシーンから製作と言う事で、ウェルが思い描く
北欧のイメージに合わせ御用材にはチークが選定された。
チークは現在ほとんど採るコトが出来ず非常に希少価値の高い
用材だといえる。
通称たけのこ
材の目をご覧頂こう。
山のように連なっているのが良く解かる。
これは専門用語でたけのことそう呼ぶ。
ウェルの趣味からは北欧(デンマーク)の60年代のチークの家具などに
良く見受けられるたけのこをデザインとし、
メーターパネルに対して横目でなく
縦目により張り合わせられるコトが理想である。
ラシーン用リアルウッド仕上げ
家具職人と共同でリアルウッドのメーターパネルを研究中。
車室内の温度や湿度、さらには振動や直射日光など、屋内とは
これまた違った使用状況に対しての厳しさがあり、使用する
ボンドやニス、ワックスやラッカーなど、
現在試験が繰り返されている。
また、後日にはPAOも始まるゆえ是非とも楽しみにして頂こう。
スピードウェルは常に本物を提案する。
今日はコレまで~。
本日の名言
能力なら誰にでもある。
違うのはその使い方だよ。
 
byスティーヴィー・ワンダー
あら~使い方。確かに、道具一つとっても人それぞれ使い方は違います。
自分自身の使いかたもまた人それぞれ違うのでしょう。
もっと効率の良いとか、感性の良い使い方を考えないといけませんなぁ。

日産RASHEEN エクステリアデザイナー 平林俊一氏のハンドルの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、皆様本日はラシーンデザイナーの平林俊一氏のハンドル
と言う事で、お話が始まる。
実は本日極秘で平林俊一氏がスピードウェル社へ来場。
平林俊一氏の車両
日産ラシーン タイプⅡ サンルーフ 『平林俊一氏 蔵』 
今回は平林氏のラシーンのメンテナンスを行うと共に、
ついでにハンドルの交換を行ったのだが、
このハンドルが素晴らしいモノであったからご覧頂く。
平林俊一氏の車両
なんとハンドルは握り手場がはがれている。
おお~やっぱり凄い。こうして発売から15年以上もの時間を
感じさせると共にココまで乗り続けられているコトに
ただただ脱帽である。
平林氏が曰く『走行距離は17万キロ以上と走っている。』
本当にラシーン乗り達はこの姿に勇気づけられるコトであろう。
平林俊一氏の車両
ココまでくれば素晴らしいがハンドルとしてはお役ごめんとなる。
ということで、スピードウェル社に綺麗な純正ハンドルがあると言う事で
取替えが行われた。
というのが、本日のお話であるが、ココからはいつもながらの
HOW TOをご覧頂こう。
まず、ラシーンには前期、後期モデルともハンドルにエアバックが
装着されている。
このエアバックを取外さないとハンドルを交換することは不可能である。
前期型純正ハンドル
平林俊一氏に御献上。
ラシーンのハンドルは前期型と後期型で若干ながらの
デザインが変更されている。
また、この頃の日産のクルマにはほぼ同じハンドルが
取り付けられており、ラシーンだけでなく
日産車が全体的に変更がされているといったほうが良いだろう。
平林俊一氏の車両
まずエアバックを取外す訳だが、左右にフタが付いている。
このフタを外してあげれば、取り外しのボルトが見えるのである。
特殊工具
特殊な工具。スタートルクスレンチ。トルクスレンチの中央部は穴あき。
この工具が必要としている整備箇所は一般的にはエアバック以外には無い。
というくらい特殊な工具と呼んで良いだろう。
中央部は穴が開いているゆえ、穴無しもあるという所に注意が必要だ。
平林俊一氏の車両
ハンドル下面のカバーを外せばエアバックの配線が見える。
この配線を抜くわけだが、バッテリーのマイナス端子は
できれば外しておいて頂きたい。
万が一の誤作動でエアバックが開くおそれがあるからだ。
平林俊一氏の車両
エアバック装置を取外せば、中央部の19mmのナットを外す。
そうすればハンドルは車両から取外すことに成功するだろう。
平林俊一氏の車両
ハンドルを取外せば車両側にエアバックの配線が残る。
ココで注意だが、この中央部の配線は
ぐるぐる廻る。
中はゼンマイ仕掛け
実はこの装置のなかは配線がゼンマイのように封入されており、
ハンドルを右に切っても左に切っても配線が絡まないようにしてあるのだ。
ということからこれをくるくるいじって元の状態からずれてしまうと
ハンドルをいっぱいに切ったら配線が切れる、という
まずいお話にもなりかねない。
と言う事で、本日はラシーンのハンドルの交換をご覧頂き候。
ココからは番外編。
平林俊一氏とミニカエル氏
右が平林俊一氏と奥様の真友未氏。左がミニカエル氏である。
ラシーン新車購入時から乗られているミニカエル氏と平林夫妻のショットである
ラシーンオーナーの熱い話に耳を傾けられているひと時。
ミニカエル氏の車両のカスタマイズとデザインの話題が続いた。

その後にせっかく羽曳野までお越し頂いたと言う事で、
プチ観光として誉田八幡宮に参拝。
誉田八幡宮は第29代欽明天皇の命で応神陵の前に設けられた
日本最古といわれる八幡宮。永承6年(1051年)、第70代後冷泉天皇の命で
現在地に移され、鎌倉時代以降は将軍家をはじめ、武士の信仰を集めた。
現在の本殿、拝殿は、慶長11年(1606年)豊臣氏によって再建されたもの
であるが、再建中に大阪夏の陣が勃発。
その後、豊臣から徳川へ政権が移ったあとに仕上げがほどこされたことにより
屋根瓦や飾り文は徳川の葵紋が備えられた。
と、まあこんなところだ。
ここで豆知識だが、八幡宮といわれる神社の主祭神は
第15天皇にあたる応神天皇である。
この誉田八幡宮はこの応神天皇の(御陵)の前にあるのだ。

ミニカエル氏はサインをもらい、うらやましい限りだ。
と言う事で、平林様この度は誠に有難う御座いました。
また、11月中に何かが起こる!?と題して何かが起こるゆえ
ラシーン乗りの方々は是非とも楽しみにして頂きたい。
今日はコレまで~。
本日の名言
新しいことをやれば
必ず、しくじる、腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を削って
何度も何度もやる。

by本田宗一郎
今の私達にたらない何かがココにはあります。
日本人の素晴らしい何かがココにあると思います。

発表!第50回全日本模型ホビーショー開催の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、本日幕張メッセで開催されている
第50回全日本模型ホビーショーに株式会社国際貿易が
出展している日産RASHEENのフォルムをズズイとご覧頂く。

株式会社国際貿易が企画こだわりを持って製作を行った
日産RASHEENが1/43スケールモデルとして登場。
『車体のデザインを忠実に再現し、その独特な雰囲気を
表現するために実車をスキャン。スケールに応じたデフォルメ
を施しモデル化。マイナーチェンジ前後の作り分けに関しては
フロントグリルの金型2種類用意し、これに対応。多くのオーナー
にお喜び頂けるよう準備を整えた。
そして、カラーバリエーションの豊富さもラシーンの魅力。
合計10色程度のラインナップが予定されている。』

未だ開発中であり、ホワイト、アクティブレッド、ブラック以外は
今回は参考出品となったわけだが、上代は5,000円と
マニア心をくすぐる価格となった。

今回出展された色はまだ開発中の物となった。
スピードウェルでは当時のカラーを再現し、当日にご献上。
今後のカラーの開発が非常に楽しみだ。
そして今回、10色ものカラーが出るという運びとなり、
ラシーンオーナー達にとっては自分の車がほぼ手に入るコトになる。
また、ラシーンのグレードはほぼ網羅されるゆえ、
今後の情報も楽しみにして頂きたい。

『1/43スケール 後期型 日産ラシーン タイプ2 ホワイト』
後期タイプのフロントフォルムである。
鍍金ライトリムがラシーンらしさを強調。
気難しいフロントグリルの形状も見事にデフォルメが施され
デザインされている。
今回フロントバンパーカラーが明るいシルバー色に
なっているが純正色を彷彿とさせるよう改善し販売される。
ウィンカーのカラーも後期タイプはクリア色である。
それぞれに改善予定のようだ。

『1/43スケール 平成8年式 ラシーンタイプL アクティブレッド限定車』
ご覧頂きたいフェース部だが前期型のこれまた難解なグリル形状を再現。
この仕上がりに至るまでにはかなりの試行錯誤があったようだ。
さらにココからが醍醐味。
上記の車両は平成8年に限定車として発売されたタイプLである。
ボディー同色ミラーやフロントドアに羅針盤のデカール、
ホワイトホイールキャップという限定車の特徴が
今回のモデルではくまなく踏襲。
内装のカラーやタイヤカバーまで当時の新車状態になるという
国際貿易のこだわりようが伺える見事な仕上がりとなった。

タイヤカバーのデザインに注目。
実は、グレード別、カラー別に背面タイヤカバーのデザインが
異なるのも今回のモデルの注目するべきところだ。
国際貿易 企画・開発チームリーダーの石田氏は
付け加えて、『タイヤカバーの素材にもこだわった』と話が続く。
よく見るとタイヤカバーが生々しい質感が伺える。
そう、一般的であればこの素材はプラスチックとなるわけだが、
ビニール感を演出する為に、素材を近づけている。
と、ウェルのマニア心をさらにくすぐり続ける。

『1/43スケール 平成8年式 ラシーンタイプF ブラック限定車』
限定車タイプFは実は背面タイヤは装着されていないのだが、
参考出品ということで、タイヤカバーのデザインを露出させる手前
背面タイヤが装着されてお披露目となった。
それでは1/43スケール日産ラシーンのフォルムをご覧頂こう。

斜前方姿見。

左側方姿見。

後正面姿見。

右側方姿見。
と言う事で、株式会社国際貿易が企画製作する
1/43スケール日産ラシーンをご覧頂いた。
スピードウェルでは今回のラシーンに協力すべく
カラーサンプルなどを提供。
合計10色のカラーが今後の製作で上手く纏まるかが
非常に楽しみな所だ。
そしてスピードウェルでは今回ブログで登場した
このラシーンモデル3グレードを
10月18日~22日まで期間限定で先行予約を開始。
①後期型 ホワイト タイプ2 販売価格 5,000円
②前期型 アクティブレッド タイプL 販売価格 5,000円
③前期型 ブラック タイプF 販売価格 5,000円。
ラシーンが発売されてから15年という歳月が経ち、
現在にミニチュアモデルとして登場する。
この3色は先行的に予約を受付けるゆえ
ほしい方々はinfo@speed-well.jpまで
ラシーン①希望とかラシーン②希望などという書き方で
ご応募願いたい。
今後全色の開発が終わればホームページで特設ページが
設けられるゆえ、是非ともご応募頂きたい。

すべては限定販売となるゆえ、ラシーンオーナーは
注意が必要だ。
今日はコレまで~。
本日の名言
スローがかっこいい。
by平林俊一
ラシーンエクステリアデザイナー、平林氏の一言。
このめまぐるしく変わる時代の中、対極にある言葉でもありますなぁ。
ラシーンは自然志向というキーワードでも製作されており、
とくに、流線型ではなく、馬力があるわけではなく、
そういったところからも自然さが伺えます。
今の時代に無いものを持っている。それがラシーンです。

速報!第50回全日本模型ホビーショー開催の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は第50回全日本模型ホビーショーが16、17日と
両日に千葉県の幕張メッセで開催される!の速報をご覧頂く。
スピードウェルはこのイベントのBusiness dayに参加。
いわゆる卸業者や、小売店、マスメディアなどが参加する日のコト。

千葉県にある幕張メッセ9ホールだ。
ウェル一行は朝5時に会社を出発。始発の新幹線でぶっ飛ばして
9時半に到着した。

当日は10時開場となるため、誰よりもいち早く
今回ご協力させて頂いた、株式会社国際貿易のブースへ
足を運ぼうとしたのだが。

第50回全日本模型ホビーショーの開会式が執り行われた。
会場には緊張が走るなか、オープニングセレモニーが始まる。
そこには、すんがすんがすげ~。田宮模型の社長やら
模型会の大御所が。

大御所によるテープカットが執り行われた。
まさに、50回目という節目にふさわしい開会式。
回りを見渡せば、玩具屋さんや、模型屋さんや、雑誌の編集社の方々ばかり。
ウェル一行はいち早く国際貿易のブースへ。

ところ狭しと、新作のホビーや模型、玩具が展示されている。
しかし、ウェルの滞在時間は1時間とリミットが掛けられており、
いち早く国際貿易のブースへ。

こちらが国際貿易のブースだ。
特にハイエンドモデルでは何十万円とするミニチュアカーが陳列されていたが
一番入り口の目立つ位置にRASHEENが飾られていた。

おおっと国際貿易の小山氏。
明るい笑顔でウェル一行をお出迎えしてくれた。
その後ろに飾られているのがRASHEENである。
今回は、全てのカラーは間に合わず、
ホワイトとブラックとレッドという3色がお披露目。
前回、小山氏がスピードウェルにお邪魔して頂いた時の
ルーフレールの改善案は見事に通ったようで、
製造過程とデザインとを高い次元で合わせるコトが出来たようだ。

スピードウェルでは車両の純正色を復刻し、当時のカラーサンプルを提供。
色見本としては確実なモノとなり、今回発売されるRASHEENモデルの
カラーサンプルとしてお使いいただけるわけだが、
ココで国際貿易企画・開発チームリーダーの石田氏とのお話のなかで
色々なヒントが浮かび上がった。
それは、実車は太陽光の下で見た時の色が本来の色となり、
ミニチュアモデルは室内の電灯の下で見た色が本来の色となる。
そう、実車さながらのカラーをミニチュアモデルにペイントしても
それが、実車の色と呼べる。ではないというコトである。
今回のカラーのこだわり(落としどころ)は
室内で見て(ミニチュアサイズに落とし込んで)
さらに、陰や光の入る面積などを計算して
本来の実車らしいカラーリングに調整すると言えよう。
これは、非常に凄いことになってきたようだ。

ブースから出来立てのRASHEENを拝借。
この後、特別に写真撮影がウェル一行により執り行われた。
1/43ミニチュアモデル 日産RASHEEN 株式会社国際貿易製
明後日は、そのディティールをお楽しみ頂こう。
今日はコレまで。
本日の名言
できない男ほど群れたがる
byますい志保
さすが、厳しいお言葉。しかしズボシですなぁ。
出来る男は群れません。

号外!第50回全日本模型ホビーショー開催の巻!

号外!号外!
と言う事で、全日本模型ホビーショーが開催される。

10月14、15、日 16、17日と千葉県千葉市にある幕張メッセ9ホールにて
第50回全日本模型ホビーショーが開催される!
10月14日、15日両日はBusiness dayと題して
(販売店、来賓、報道、出展関係者)が入場可能。
一般公開は16、17日の両日である。

休憩所前方がラシーンモデルを出展する株式会社国際貿易のブース。
今回、スピードウェル社もカラーサンプルなどに協力させて頂いている
ことにより、国際貿易から招待状を頂きBusiness dayに出席。

スピードウェル社が製作したカラーサンプルチップである。
まだどのラシーンカラーが出るかは極秘。
そしてラシーンの1/43モデルがこのホビーショーにより
遂に一般公開されるというから、ウェルも非常に楽しみである。

約一ヶ月前に公開した1/43モデルである。
前回の様子は
『1/ 43スケール 日産RASHEENミニチュアカーの全容が明かされるの巻!』
でご覧頂きたいが、各部の仕上げなどの話も盛り上がり
今回ホビーショーではさらにブラッシュアップモデルが、
一台登場すると言う事で、皆足を運んで頂きたい。
号外今日はコレまで~。

号外!日産RASHEEN エクステリアデザイナー 平林俊一氏の世界の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は皆様、号外です。号外で~す。
ということで昨日、日産RASHEEN エクステリアーデザイナー 平林俊一氏と
お会いし、当時の時代背景からRASHEENがデザインされるまでの
いろんなお話をちょうだいしてきたので号外としてご紹介。

右が平林俊一氏のRASHEENであり左がスピードウェル号。
景色が良い所に行きたいとウェルのわがままのを聞いて頂き
北野たけし氏が好む俗にいうキタノブルーが見れる場所での撮影。
この海岸は木村拓也氏も好んでサーフィンを行う場所でもあるのだという。

RASHEENエクステリアデザイナー平林俊一氏と愛車をガシャ!
今回はRASHEENのお話の続きとスピードウェルと5ZIGENが
共同で製作するリプレイスメントマフラーを装着して頂けると
言う事で、またまたお邪魔。

1993年東京モーターショー当時のナンバープレートが
17年という歳月を経て、すがすがしく日を浴びた。
もちろんこれは平林俊一氏のお宝である。

平林俊一氏とウェルとの熱い話は時をも忘れつづく。
午前9時から午後4時頃まで沢山のRASHEEN話を頂いたゆえ、
後日何かが起こると題して、今後ウェルマガジンに掲載予定である。
ラシーンをこれから買う人も、現在ラシーンオーナーとなられている方も
これを読めばもっともっとRASHEENを大切にしたくなること言うまでもない。

発売当初、各社のファッション雑誌に掲載された。
そう、クルマとしての性能はもちろんそのデザイン性
(ファッション性)がそうさせるのであろう。
さらに、『古くて新しい』とか、『懐かしくて新しい』、
『ちょっとヨーロッパ寄りの新しいアウトドア』などなど
どう表現してよいのやら、それぐらいの新しいどこでもドアを
開いたかのような車のように当時の人たちは見たようだ。
と言う事で、これまた発売されてから15年という歳月がながれたが
さらに末永くRASHEENにお乗り頂けるようスピードウェルは努力する。
今日はコレまで~。
本日の言葉
不思議な箱
by日産自動車
それはRASHEENのこと。
まさに、現代にさらに未来に残る不思議な箱(名車)
へとなったのだが。
平林氏は想像はつかなかった。と
カッコいい人である。

月刊スピードウェル 9月号発刊 ニュウロクマルデザインの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は月刊スピードウェルの9月号をご紹介。
今月号はニュウロクマルデザインが搭載されたラシーンを特集。
ニュウロクマルデザインの内装が一際ラシーンへの
愛着となるコトは間違いない。
と言う事で、隅から隅までズズイとご覧あれ。

諸元は平成7年式、日産グレードで言うタイプ3。
この車両を元にスピードウェルにおいて、
ラシーントラベラーへと全体の仕様が変更された。
近年トラベラーはフロントグリルラッカーフィニッシュが
標準で行われているコトにより、フロント回りの
輝きが一層増しているのが伺える。
※すでにフロントガラス越しにニュウロクマルシートが透けて見える。
その感覚がなんともたまらない。

後正面姿見。
今回のラシーンはペールグリーンというカラーネーム。
ラシーン的に申せば『潤い』と表現されている。
実は、ラシーンのカラーにはこうした言われが存在しているから
今後、紹介してゆこう。

謹製ウェル帆布 ニュウロクマルレザーシートの完成
ウェル帆布では、細かなマイナーチェンジは随時行い
製品の開発に取り組んではいるのだが、今月にはウェル50、ウェル60
とそれぞれにモデルチェンジが施された。
そのどちらの仕様に人間のもっとも美しく、バランスの良く見えるという
黄金比(ゴールデンレート)を採用することにより
非常にお洒落なデザインへと生まれ変わったようだ。
製作にはラシーンのシートを一から研究し、
内部構造を変えることなく、レザーの張り具合や
縫いしろの位置決め、さらに内部『スポンジ』に対する
圧力の計算なども行い、見た目だけでなく、座り心地も最高の物となった。

ラシーン純正にはシート背面にはポケットは存在しない。
ただ、スピードウェル的に、この位置にお洒落な雑誌や
地図などを忍び込ませておけば、もうラシーンのインテリアに
花を添えるようなものだ、と解釈しうわ蓋の無いポケットで
製作している。
そう、ジョルジェット70など例外を除き、
ラシーンのポケットはこの形がベストだろう。
※最近専門店がシートの張替えのような感じで販売も増えたが、
デザインは真似しないでね!

謹製ウェル帆布のステッチワークはレザーに対する装飾だ。
シートのデザインを左右する非常に神経質な
部位であるため、形を出すのにはかなり悩んだという
ウェル氏。また氏はデザインを1年以上も温められていた
と、そうらしい。
それでは、月刊スピードウェル 9月号
ニュウロクマルちゃんを穴があくほどご覧下され。
今日はコレまで~。
本日の名言
実行こそ全て。
byカルロス・ゴーン
いやぁ~さすがはゴーン社長。
実行こそ全てとはその通りで御座います。
明日、あなたは何を実行されるでしょうか?
期待しております。