大阪府岸和田市のI様 ラシーンレストア納車おめでとうございます

ナルディ

引き継がれたナルディ

次世代に引き継がれるというのは、とても美しい姿であって、世の中の物はすべて預かり物であると、わたし自身はそう思うのである。昨今、そのような物がどれだけ存在するだろうか。個人主義が尊重される中、その一世代だけでゴミになってしまう物がとてつもなく多くなったような気がするのはわたしだけだろうか。一億総中流社会が現実となった1970年代よりすでに50年という歳月が経ち、大量生産、大量消費、は見直されたのだろうか。限りある資源の中、わたしたちは、美しい姿、と思える未来を描いて生きねばならない。

ラシーン

ラシーン レストアカー

この度は、大阪府岸和田市にお住いのI様の、ラシーンを見事にレストア致しました。預かった時は、ボディーは遣れ、テールは大きく歪み、整備もままならず。今回は内外装のレストアに加え、整備も含めてこれからも長くお乗り頂ける仕様に。

内装の張替え

内装の張替え

アンティークレザーを使用して張替えが行われた内装。インストルメントパネルも割れておりましたが、リペア品を製作してパネルのラッカーフィニッシュで決めました。

ラシーントラベラー

リヤクォーターからトランクにかけて、大きな歪が御座いましたが、ご覧の通り、すっきり新車時の様子。スペアタイヤも新しい物に履き替え、また長くご使用が可能でございます。

ラシーン

ラシーン レストアカー

ぴりっと引き締まった車体。ボディーカラーはパオ用のアイボリーで製作と、オーナーは気分転換。納車時は、以前の面影が全くなくて、とてもお喜びの様子。この度はI様、ラシーンレストア納車誠におめでとうございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

是を是とし、非を非とす、これを知という。

by荀子

福岡県福岡市のF様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 福岡県

ちょっとちょっとぴんぼけ

ラシーンは決してぴんぼけしている訳ではない。わたしの腕がぴんぼけしているだけである。しかしながら、ラシーンがシャープであるかと言われれば、そうではなく、その時代の空気の甘さを感じる事が出来るのである。わたし的には、しっかり見えているより、少し甘いところで、脳内で完成させるといったところだろうか。今回は、オーナーの思うカスタマイズを施したラシーンを福岡県は福岡市のF様の元へお届けに。自宅前の桜坂がとても急であり、しかしながら風情のある街並みであった。

ラシーン

ラシーントラベラー 

この度は、福岡県福岡市にお住いのF様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラー、Fカスタムをご覧頂きます。ボディーはマスタードとブラックとのツートーンでのペイントが施され、各部はレストア、内外装をバランスよく製作さしあげました。

ナルディクラシック

ナルディクラシック

世界的なウッドショックにより、現在も入荷未定となっているナルディクラシックウッドステアリング。3連風メーターと合わせれば往年のスタイルである。ここで見てもらいたいのが、ラシーンの内装は丸と四角でしか造形されていないという事。とてもミニマルであり、オシャンなのである。

レザーシート

ウェル50デザイン レザーシート

ベージュのカラー一色で統一されたレザーシート。今回はウッドのシフトノブをプレゼントしてハンドルとシンクロさせている。パネルラッカーもシートとあわせられ、なんとも美しいハーモニーである。

タイヤカバー

ラシーン スペアタイヤカバー

今回より、パイピングが一回り大きく加工し、よりバランスが取れたイメージ。ボディーカラーはオーナーが拘りぬいたカラーであり、使用する塗料を見直し、純正の二倍以上のマテリアルとクォリティーで製作。

ラシーントラベラー
ラシーン 福岡

ラシーンと街並み

スピードウェル

ラシーンと記念撮影

この度はF様、ラシーントラベラー納車おめでとうございました。こだわりにこだわって頂き、あらためまして感謝申し上げます。製作中では、弊社にご来店の皆様もとても興味津々でした。整備にはSWのこだわりを持って製作いたしましたので、末永くお乗り頂ければ幸いです。また、お土産を頂き、恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

ものは程々に投げやりなのが美しい

by白洲正子

愛知県北名古屋市のK様 ラシーントラベラーSW別注モデル納車おめでとうございます

往年
往年

往年のスタイルなのか

自動車という概念ではなく、一つのスタイルとして今後も語り続けられるであろう形状である。これらのスタイルを古典的と捉えるのには少し乱暴である。すでに21世紀に入ってからすべてが出尽くした感覚がある中で、新しいとか旧いとかという議論は必要ない。それぞれのライフスタイルに相応しい感覚で、好きなものが選べるという時代が到来したのである。今夏は黒のレザーシートにウッドハンドルがポイントであるが、それぞれに素材を吟味し、至妙を演出しているのである。とても優しいスタイルだなと、個人的にそう思う。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度は、愛知県北名古屋市のK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーは、ボディーはSWグレイジュカラーにオールペイント、機関は長く使用に耐えれますように予防整備も行い製作差し上げました。

ラシーン 名古屋

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

フロントグリルをブラックにという事で、思案した結果、ヘッドライトのリムもブラックペイントを行う。さらに真っ黒では少しきつくなるので、灰色を混ぜたような、少しくすんだ黒を作り、やわらかいイメージに。

ラシーン スピードウェル

ウッドハンドルにウッドパネル

ナルディウッドハンドルに、謹製のウッドパネルを装着。ウッドパネルは深いカラーであって、とても豪華な印象である。

ラシーン 内装張替え

内装の張替え

SWでは、販売車両全車に高品位のマテリアルを使用したレザーシートの張替えが着いてくる。また、形状も選ぶことが可能だ。今回はネオクラシクな印象のボタン留めの形状で張替えを行った。俗にカリモク風である。

タイヤカバーの張替え

タイヤカバーの張替え

タイヤカバーにも特別なマテリアル(ジャーマン)を使用した張替え。ジャーマンは高級外車に使用されるオープントップ生地である。ちょっとした事にも気が利いている。

ラシーンと桜

ラシーンと桜

この度はK様、ラシーントラベラーSW別注モデル納車誠におめでとうございました。内外装のカラーをお決め頂くのに、とてもお考え頂けて嬉しく思います。また、細かな所はお任せ頂けまして、本当に素敵なラシーンが出来上がりました。誠に感謝申し上げます。長くお乗り頂けます様にお祈り申し上げます。また、お土産も頂き、この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

自分の生きる人生を愛せ

自分の愛する人生を生きろ

byボブ・マーリー

愛知県一宮市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーントラベラー

若草色

今年は久しぶりに首都圏でも雪が降り、滋賀県の米原では観測史上最大の降雪となったようである。米原から少し行けば、日本一の豪雪を誇る伊吹山がそびえており、熊襲平定に向かったヤマトタケルへと思いを馳せてしまう訳である。という話に頷けるのは歴史好きな証拠である。しかしながら、雪の内ではすでに春が始まっており、今回のそのラシーンはペールグリーンという前期モデルのカラーは、若草であるから、今の季節にぴったりである。

ラシーントラベラー
ラシーン

この度は、愛知県一宮市のM様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラー、ペールグリーンをご覧頂きました。内外装のレストアによりピカピカに復元された車体、ナルディウッドのハンドルやレザーシートの張替えに、外装後部は、背面タイヤレス化しスムーシング加工。オーナーM氏の拘りを詰め込んだ仕様となりました。この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。お土産も頂き恐悦至極に存じます。末永くお乗りいただけますように。

今日はコレマデ

本日の名言

何歳まで生きたかは重要ではない。

いかにして生きたかが重要なのだ。

byリンカーン