東京都目黒区のC様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

宮内庁式部職楽部
雅楽演奏会
雅楽演奏会

光の君へ

先日宮内庁式部職楽部による春の雅楽演奏会が行われた。春はチケットの販売などはなく、関係者や招待者のみとなるが、秋は往復ハガキで抽選でチケットを手に入れる事が出来る。わたしは、雅楽を嗜む人であって、師匠の東儀先生より招待券を頂き勉強に赴く訳であるが、2枚目の写真は、皇室の方々が御観覧になられる際に設置される椅子である。今回は、高円宮久子妃殿下、そして愛子内親王殿下がこの席にお掛けになられたのである。皇宮警察の方々もテロ対策等キリキリしており、わたしも手荷物検査をしっかりおこなった。数年前からいつも、この演奏会でお会いする東京の方と仲良くなり、今回は上皇様、上皇后様が御観覧になられた時にわたしが二つ隣で映った写真を頂いたのである。これが、台湾の音楽関係者が撮影されたという事で、東京の仲良くなった方が、台湾に旅行に行ったときに、偶然その台湾の音楽関係者に合い、そして写真を頂いた物が、さらにわたしが映っているという事で、6年ほどかかってわたしの手元に辿りついたのである。あの時の記憶は鮮明であり、上皇様は平成最後の雅楽鑑賞を楽しまれた時の事であった。この世のものと思えぬ美しい香を焚きしめておられ、その香りだけで、日本に生まれてよかった、そう思った次第である。天皇家は世界最古唯一のエンペラーであり、雅楽は世界最古のオーケストラである。宮廷音楽は悠久の時を奏でる。これは日本国が長く繁栄する事を意味している。

ラシーン

ラシーントラベラー 前方正面姿見

この度は、東京都目黒区にお住いのC様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。昨今、ラシーンは燃料タンクが亀裂が入りガソリンが漏れるという事案が多く、今回は、タンクを降ろし、修正さらに燃料ホースなども新品にして安心してお乗り頂ける様に製作を行った。

ラシーン

ホイールの仕上げ

1800㏄用アロイホイールをブラックペイントを行い、さらにリムをポリッシュする事で、現代の風が香る。

内装 ラシーン

ナルディウッドにパネルラッカーフィニッシュ

旧タイプのナルディは飴色の様。時代によりニスのカラーが異なるもの魅力の一つ。灰汁洗いを施した美しい内装はSWのお決まりである。

モケットシート

モケットシートの張替え

モケットシートのオリジナル張替えは日本でSWが初。碁の目のシートデザインがなんとも可愛らしい。

ラシーン

ラシーントラベラー 後方平姿見

今回は、背面のスペアタイヤASSYを取り外し、パネルをスムーシング。高度な板金技術はSWのクラフトマンによるもの。ボディーもコーティングをかけて、納車が行われる。

ラシーン東京

ラシーンと記念撮影

この度はC様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。製作にはお時間頂き、お喜び頂き感謝申し上げます。また、お土産も頂き恐悦至極に存じます。ラシーン本もお送り差し上げますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

新しい自分が見たいのだ 仕事する

by河井寛次郎

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