静御前
そうなのである。本日は埼玉県久喜市のO様の元へPAOをお届けに上がりましたが、駅前に静御前の墓石があった。全国津々浦々に納車を差し上げておりますが、こうして日本行脚をおこなっていると、ふとした所に歴史の1ページを垣間見る事が出来るのである。時は平安時代末期、頼朝の怒りを買った義経は奥州平泉まで辿りついたが、妾の静御前は熊野の山中で捕らえられ、頼朝のいる鎌倉へ連れて行かれるのである。悲しい事に、静御前は義経の子を身ごもっており、女子なら助けてやるが、男子なら亡きものとすると言われており、まっこと残念な事に男子を産んでしまったのである。そして、赤子は予告通り荼毘にふされ、静御前は京に返された。それ以来、行方知れずとなったのである。全国各地に静の伝説はあり、それぞれに興味深い訳であるが、こうして久喜市の駅前でも、ひっそりと祀られている。
パオと記念撮影
この度は、埼玉県久喜市にお住いのO様の元へお届けにあがりました、PAOトラディショナルレストアをご覧頂きたいと思います。オリーブグレイのキャンバストップ車両はボディーを丸っとレストアし、エンジン廻り、足廻り、クーラーなどリフレッシュ。長く、安心してお乗りただけます仕上げを目指して製作されました。
PAOトラディショナルレストア フロントフェス
バンパーやグリルはもちろん、ヘッドライトリムやウィンカーレンズなどもペイントが施され、ピカピカな様子。手前味噌であるが、本当に美しい。
パオのボディー
どうであろう、この輝き。ヌルッとしたクリアの美しさ。この美しさを長く保てるように、素材も吟味して製作を行っている。
ウェルリプレイスメントマフラー
Be-1,PAO専用、ウェルリプレイスメントマフラー。5ZIGENとの共同開発により完成した純正代替マフラー。ウェルリプレイスメントである。2ピース構造であり、フロント、リヤがある。純正品は高額で、さらにスチールあり、こちらは純正よりリーズナブルで、さらにステンレスという高価な材料で製作している。
純正を踏襲した張替え
SWでは、50、60とこの純正を踏襲した張替えパターンが存在する。別生地でモケットやツィードではカリモクのようなボタン留めもパターンも存在する。そのそれぞれは、販売車両にはサービスで内装張替えがついており、事細かくカラーも選べるのである。また、縫い糸のカラーも選べる。
キャンバストップの張替え
SWでは、キャンバストップ車両には、サービスでトップの張替えが着いてくる。こちらもシートなどとコーディネートしてカラーが選べあるから、面白い。
PAOトラディショナルレストア
この度はO様、PAOトラディショナルレストア納車、誠におめでとうございます。埼玉県は久喜市で元気に走ってもらえます様に気合を入れて製作差し上げました。しかし、本当に可愛らしいデザインですね。今回は全面にUVカットのクリアフィルム(新作)を張り合わせましたが、この少しのブルーがかった雰囲気がまたオシャンさを演出しております。
今日はコレマデ。
本日の名言
我に勝ち、味方に勝ち、敵に勝つ
by源義経