兵庫県姫路市のN様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

大航海図

人類は新大陸を目指して海に乗り出し新航路を開拓

ラシーンのシートはチェック柄に始まり、ツイード柄で終わる訳であるが、その最中に羅針盤柄という大航海図のようなファブリックシートがあった。やはりラシーンはファッションであって、当時の貿易風が反映されているのである。平成6年頃、巷でバーバリーチェックが流行り、女性のマフラーはチェックが多かった。クラシックミニでも平成7年にはタータンチェックという限定車を販売しているが、平成6年発売のラシーンのほうが一足早く、まさにラシーンデザイナー陣はミニデザイナー陣より先取りしていたのである。今回はオーナー様に、大航海図の綺麗なシートが欲しいとの依頼で、秘蔵のシートを装着。※大航海図のようなファブリックシートは5月末に刊行されたオールドタイマー、ネオクラシックのP56に詳しく説明されているので、ご覧頂きたい。

パオの時代はハンティングワールドが流行り、後にプリマクラッセという大航海図のカバンが巷で流行った、その名残がラシーンに滲んでいるようである。

ラシーン 工業地帯

ラシーントラベラー 

この度は兵庫県姫路市にお住いのN様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。今回のラシーントラベラーは、パオにあるオリーブグレイというカラーにオールペイントを施し、内外装レストア。シートは羅針盤図の限定仕様をチョイス。タイプ2のサンルーフ仕様をベースに、タイプ3仕様となるグリルガードにフォグ、そして内装はウォルナットウッドパネルを装着した。

ラシーン フロントフェース

ラシーントラベラー フロントフェース

手前味噌ながら、芸術的にピカピカである。グリルガードもフォグランプもリペアが行われ、新品のような風合い。ボディーも艶やか。当たり前であるが、外板に取付られているパーツは全てを取外されて塗装を行っており、下手な中古車屋の一夜吹きのようなものでは決してない。これから長くに乗り続けれる、価値のあるレストアを行っている。

内装のリペア

内装のリペア風景

シートやパネル等は全て取り外されて、灰汁洗いが施される。新車にはならないが、そのような風合いに仕立てられる。

ラシーン トラベラー

タイヤカバーはジェニュイン

ボディーカラーに合わせてグリーンカラーの純正タイヤカバーをチョイス。

今回のラシーンは日産の特別仕様の延長線上にあるモデルといっても過言ではない。

ラシーン 納車

ラシーンと記念撮影

この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。ご要望頂きました夢を沢山詰め込んで製作差し上げました。末永くお乗り頂ければ幸いです。この度は有難うございました。

今日はこれまで。

本日の名言

いまの世の中は静かではあるが、

いつどのようなことが起こらぬとも限らない。 

by池田輝政

愛知県北名古屋市のK様 ラシーントラベラーSW別注モデル納車おめでとうございます

往年
往年

往年のスタイルなのか

自動車という概念ではなく、一つのスタイルとして今後も語り続けられるであろう形状である。これらのスタイルを古典的と捉えるのには少し乱暴である。すでに21世紀に入ってからすべてが出尽くした感覚がある中で、新しいとか旧いとかという議論は必要ない。それぞれのライフスタイルに相応しい感覚で、好きなものが選べるという時代が到来したのである。今夏は黒のレザーシートにウッドハンドルがポイントであるが、それぞれに素材を吟味し、至妙を演出しているのである。とても優しいスタイルだなと、個人的にそう思う。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度は、愛知県北名古屋市のK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーは、ボディーはSWグレイジュカラーにオールペイント、機関は長く使用に耐えれますように予防整備も行い製作差し上げました。

ラシーン 名古屋

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

フロントグリルをブラックにという事で、思案した結果、ヘッドライトのリムもブラックペイントを行う。さらに真っ黒では少しきつくなるので、灰色を混ぜたような、少しくすんだ黒を作り、やわらかいイメージに。

ラシーン スピードウェル

ウッドハンドルにウッドパネル

ナルディウッドハンドルに、謹製のウッドパネルを装着。ウッドパネルは深いカラーであって、とても豪華な印象である。

ラシーン 内装張替え

内装の張替え

SWでは、販売車両全車に高品位のマテリアルを使用したレザーシートの張替えが着いてくる。また、形状も選ぶことが可能だ。今回はネオクラシクな印象のボタン留めの形状で張替えを行った。俗にカリモク風である。

タイヤカバーの張替え

タイヤカバーの張替え

タイヤカバーにも特別なマテリアル(ジャーマン)を使用した張替え。ジャーマンは高級外車に使用されるオープントップ生地である。ちょっとした事にも気が利いている。

ラシーンと桜

ラシーンと桜

この度はK様、ラシーントラベラーSW別注モデル納車誠におめでとうございました。内外装のカラーをお決め頂くのに、とてもお考え頂けて嬉しく思います。また、細かな所はお任せ頂けまして、本当に素敵なラシーンが出来上がりました。誠に感謝申し上げます。長くお乗り頂けます様にお祈り申し上げます。また、お土産も頂き、この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

自分の生きる人生を愛せ

自分の愛する人生を生きろ

byボブ・マーリー

大分県大分市のH様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

薦枕

薦枕

『たがにへびとぞ しぎつきのぼる あみおろし さでさしのぼる』

こもまくらという御神楽の本歌である。 すでに奈良時代、平安時代の言葉であって現在ではインターでググろうとも、意味は見つからない。時は養老四年、西暦でいう720年の事である。朝廷は隼人の反乱を抑えようと出兵。この地を訪れ、三角池に生えている真薦(マコモ)で枕を編んで八幡大神の憑代とし、八幡大神の神託によって隼人は鎮圧されたのである。以降卯酉年の6年に一度に宇佐神宮に神の憑代となる薦枕が送られる事となった。大分県は温泉県でもあるが、古代の神話の伝承地も多く、神秘的な地域である。

ラシーン 大分県

一村一品

この度は、大分県大分市にお住いのH様の元にお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。ダークブルーの車体をベースに再整備を行い、内外装も十分に手を入れて製作されたラシーン。オーナーH氏の拘りもふんだんに詰め込んで製作差し上げました。

ラシーン 大分県

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

ラシーン ウッドパネル

ラシーン用ウッドパネル Dバーズアイ

ラシーン フロントフェース

ラシーントラベラー フロントフェース

タイヤカバー

ラシーントラベラー 謹製タイヤカバー

ラシーン スピードウェル

この度はH様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。長く使用に耐えれます様に、各箇所に部品交換を行い製作差し上げました。お楽しみ頂ければ幸いです。また、豪華なお昼ご飯をごちそうになり、厚く御礼申し上げます。それでは、ラシーンライフをお楽しみ下さい。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間が自分で意味を与えないかぎり、

人生には意味がない。

byエーリッヒ フロム

愛知県一宮市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

人工という天然自然

はたして、この宇宙はだれがどうやって作ったものであるのだろうか。かの物理学者、アインシュタインは無神論者でも有名であるが、宇宙の始まりだけは神の仕業によるものであるという。人間は、あらゆるものを創造し作り出す生き物であると思い込んでおり、そこで人工という言葉が生まれる訳である。しかし、この地球上では石油を作る微生物もいたり、光合成をして酸素を作る植物たちがいたり、それらは天然、自然という言葉で語られる事に不思議を感じる訳である。あくまで、宇宙の中でラシーンという宇宙船から眺めれば、人間がいくら何を作ろうとも、天然、そして自然なのである。

ナルディ ウッド
ラシーン 内装張替え
ラシーン 一ノ宮

この度は、愛知県一宮市にお住いのM様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きました。内外装にオーナーのこだわりの配色でシートの張替えやタイヤカバーの製作、ホイールやワイパーのカラーリングなど、純正よりカスタマイズ。ナルディのウッドハンドルも良く似合います。この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

今日はコレマデ

本日の名言

どこに行こうとしているかが わかっていなければ

どの道を通ってもどこにも辿りつかない

奈良県生駒郡斑鳩町のU様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 奈良
ラシーン 内装
ラシーン シート張替え
ラシーン シート張替え

この度は奈良県生駒郡斑鳩町にお住いのU様にお造り差し上げました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。こちらも後期(平成9年から12年)のモデルに採用されたサンドベージュというカラーのラシーンをベースに内外装の各部のカラーをお選び頂き出来上がりました。今回の見どころは内装で使用されたツイード生地。オーナーが悩みに悩んで、選ばれましたベージュのようなグレイのカラーでございます。U様、この度は納車誠におめでとうございました。

ご家族と共にラシーンとの思いでが沢山出来ます様に、お祈り申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

諦めない奴に誰も勝てっこない

byベーブ・ルース

大阪府南河内郡のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 大阪府

この度は、大阪府太子町にお住いのK様に納車さしあげました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。

ラシーン レザーシート

レザーシートの張替え

スピードウェルでは、それぞれの販売車両には最高位のマテリアルを使用したシートの張替えが着いてくる。それぞれの、オーナーの思いをカタチへ。

ラシーン

ラシーントラベラー 右舷後方姿見

シックにまとめられたラシーンのカラー。サンドベージュは特に人気なカラーである。ホイールの塗装や背面タイヤのステー、ルーフレール、ドアミラー、バンパーなどの塗装もしっかり行い、ピカピカに仕上げられた。

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。末永くお乗り頂けます様に整備にも気合を入れましたので、大切にして頂ければ幸いです。

今日はコレマデ

本日の名言

自分にはできると信じれば

あなたはもう道半ばまで来ている
byセオドア・ルーズベルト

東京都文京区のO様 ラシーンジョルジェット納車おめでとうございます

カンパニー デラシネラの代表小野寺氏が思うラシーンの製作に、携わりました。今回は、内装はジョルジェット70という特別なマテリアルを用いた仕様で製作し、その他ラシーンの個性を上手に残され、流石トップアーティストの感覚。内外装のレストアも含め末永くお乗り頂けます様に整備にも力を入れました。

『青天を衝け 』
大河ドラマの冒頭、北大路欣也さんが演じる徳川家康の後ろでパフォーマンス披露するデラシネラのメンバー。古いものと新しい感覚とが毎回の演出に、とても感動を覚えました。

NHKより拝借

https://derashinera.jp/

わたしは、雅楽という1400年前に日本に渡来した宮廷音楽の習得に励んでおりますが、カンパニーデラシネラ様の新しいモノやコトを創造することに深く感銘いたしております。これからも応援させて頂きたいと思います。

和歌山県岩出市のA様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン
ラシーン

ラシーン仏教

日本は白鳳時代に遣隋使によって仏教が伝来したのである。そう、聖徳太子がである。仏教には空という概念があり、それは真理であって宗教というよりも、哲学であるといっても過言ではない。そしてラシーンにも哲学が存在する訳であって、それがなぜか妙に仏教に近い匂いがする。煩悩という言葉から解釈すると、より煩悩の取り除かれたような、そんなイメージである。その現在の新車の内外装の面を見ると、沢山のエッジのかかった線が、まるで放射線状に、また、不必要に描かれている。あれは仏教的に解釈すると、一つずつ、煩悩の数だとわたしは思う。ラシーンはシンプルに、ミニマルに、そのような感覚。まるで空に近づくような。ラシーン仏教の入口がココにあるとわたしは思う。

ラシーン 岩出市
ラシーン 根来寺
ラシーン 内装
レザーシート ラシーン
ラシーン 時計
ラシーン 納車

この度は、和歌山県岩出市にお住いのA様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きました。サンドベージュのラシーンですが、走行5万キロと非常にレアな個体をレストアを施し、内外装をオーナーA氏の好みに仕立てました。前回より、ブラックペイントの塗料が新しくなり、益々雰囲気が素敵です。この度は、A様、ラシーントラベラー納車おめでとうございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

友達でもない仲良しでもない

好きでもない連中と喧嘩せず

平穏に暮らす練習をするのが

学校じゃないか。だからいいよ。

友達なんかいなくても。

By甲本ヒロト

大阪府松原市のU様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 記念撮影
ラシーン フェース
ラシーン ドアミラー
ラシーン 内装
ラシーン 内装
ラシーン シート張替え
ラシーン タイヤカバー

この度は、大阪府松原市にお住いのU様の元へ納車されました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。こちらのラシーンはベースより製作を進めて、外装はオールドミニの復刻カラーで仕上げました。バンパーやグリル、フロントライトのリム、ルーフレールやリヤタイヤステーなど、それぞれに新しいブラックを使用してペイントを施し、渋く致しました。ほんの少しの違いとその拘りによってとても良い雰囲気に。この度はU様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

不可能とは可能性だ。

byモハメド アリ

兵庫県神戸市のO様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン ホイール

シャコタンならぬ、シャコアゲ

が近年の流行である。ラシーンでも車高をあげるスプリングを装着することにより少しのアップが期待されるわけであるが、実に車高をあげると、ロールセンターがずれる事により設計通りの乗り心地より悪い方へと向かってしまうのである。しかし、乗り心地より見た目が大切な部分もある。ただ、今回のシャコアゲは実に新車当時の車高に整えただけであり、スプリングは交換されていない。なんとラシーンは基より車高はこれだけ高いのである。

ラシーン 神戸
ナルディウッド
ラシーン シート張替え
スムージング
ラシーンと記念撮影

この度は、兵庫県神戸市にお住いのO様に納車されました、ラシーントラベラー、リヤスムーシングをご覧頂きます。内外装のレストアに加え、足回りも新車当時の風合いに調整が施され、背面タイヤを取り除き、パネルはスムーシング、オーナーの思いの車体に仕立て上げられて、晴れて御納車。ラシーン通には解ります通り、フロントグリルは前期モデルを使用し、カラーはサンドベージュの後期モデルであるから、あたしたちは中期モデルとそう呼んでおります。この度はO様、ラシーントラベラー中期モデル納車誠におめでとうございます。

今日はこれまで。

本日の名言

型をしっかり覚えた後に、

型破りになれる。

by中村勘九郎