京都府長岡京市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

篳篥

詩歌管絃

京都府にある長岡京は桓武天皇の勅命により、平城京から北へ40㎞はなれた長岡の地に遷都して造営され 、いわば奈良の平城京、京都の平安京の間に10年間だけあった都である。そして、今日のこの地は、かの天神、菅原道真公と在原業平が詩歌管絃を行い楽しんだ場所であって、現在はその地に長岡天神というお社が鎮座し、学業の神様として信仰の対象となっている訳である。誌歌管絃とあるが、その上の写真は雅楽の主旋律を奏でる篳篥(ひちりき)という楽器である。起源は中央大陸、天山南路の代表的オアシス都市国家、亀滋という国より発し、シルクロードを経由して東に向かって、日本の遣隋使により渡来した楽器である。ちなみに、西に向かって伝播したのがオーケストラで使用されるオーボエという楽器となった。昨今テレビでも人気の東儀秀樹氏の奏でるのが篳篥と言えば解りやすいであろうか。菅原道真が生きた時代は、遣隋使、遣唐使たちが輸入した海外の文化にあふれ、いよいよ国風化(くにぶりか)が進む時代であり、現に菅原道真は、遣唐使の廃止を決定した人物である。日本の歴史は深く、その時、時代の人々の営みを知ると、さらに面白い訳である。

ラシーン

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、京都府長岡京市にお住いのM様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。ボディーの外装はレストアが行われ、基本的には純正のカラーを踏襲。ドラえもんラシーンとはこのカラーの事である。

ラシーン 内装

ナルディウッドハンドルにパネルラッカー

生成り色のパネルラッカーにウッドハンドルはナチュラルなイメージでラシーンには良く似合う。しかし、このパネルラッカーの肌艶感もとても大切な事であって、ココも最大限拘りをもって製作を行っている。

ラシーン 内装 生地

内装の張替え

今回は高耐久のツイード調マテリアルを使用して張替えが行われた。スピードウェルでは、内装張替え生地の準備は日本一といっても過言では無く、また、それぞれにカラーがお選び頂ける。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。ボルボからのお乗換えという事で、ラシーンの素晴らしさを体感して頂ければ幸いです。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

未だ曾て邪は正に勝たず

by菅原道真

滋賀県近江八幡市のT様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン キャンプ

気分

ラシーン トラベラー

この度は、滋賀県近江八幡市にお住いのT様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。サンドベージュカラーの車両をレストアを施し各部はオーナーの好みのカラーでペイントをして製作差し上げました。スチールホイールのブラックペイントにより、無骨な印象が、現在のもりもりデザインのクルマとは違って超クールです。

ラシーン ウッドパネル

ウッドパネル&ウッドハンドル

ウッドパネルは1500㏄用と1800㏄用は共通、さらに前期モデル、後期モデルは助手席正面の化粧の違いである。バーズアイという杢目であり、高品位なギターやベースの化粧に使用される。

ラシーン

ラシーンと自然

ラシーンは自然に優しい。ラシーンは川や海やそのそばには行くが、そこで留め置いて、徒歩でほとりまで向かう。あくまで、本気ではなく気分なのである。

ラシーン 琵琶湖

ラシーンとマイアミ浜

当然ラシーンにはアウトドアは似合う訳である。しかし、そのクルマを所有するだけ、それだけで気分が味わえるのが、ラシーンを所有する本来の意味である。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

T様、この度は納車おめでとうございました。また製作にお時間を頂き誠に有難うございました。これからは、ご家族の一員としてラシーンさんを末永くよろしくお願い申し上げます。また、駅までお送り頂き、さらにはお土産まで、至れり尽くせりで恐縮致します。

今日はこれまで。

本日の名言

失敗なんかしちゃいない。

うまくいかない方法を一万通り見つけただけだ。

byトーマス・エジソン~

三重県桑名市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

桑名の伊勢大神楽

江戸時代には全国を巡り、伊勢に参りたくても、参れない人々の為にお札を配って獅子舞を舞った。それが伊勢大神楽である。現在では、担手も減り西日本を中心に、いつもの季節に、そしていつもの日にちに町を訪れて、こうしてお祓いをしてくれる風物詩となっている。スピードウェルでは毎年11月末には宗家の山本源太夫社中が獅子舞を披露してくれるのである。関東では伊勢大神楽は現在おこなわれていないが、その名残は今は亡き海老一染之助・染太郎であった。近年では、青森県むつ市にある大畑八幡宮の祭礼『ミナカダ祭 』の獅子舞が伊勢の御師が伝え残したものとして、山本 勘太夫社中が招かれ伊勢大神楽を舞ったのはヨウツベでも確認することが出来る。その伊勢大神楽であるが、なんと現在は三重県の桑名が本拠地とあって、毎年12月24日には、諸国を巡る大神楽師が桑名の増田神社に集まり、一斉に神楽を奉納するのである。そして、そこからまた新しい年に向けて出陣するというのだから、一度は観てみたい。これからも長く続いてもらいたいものである。


ラシーン トラベラー

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、三重県桑名市にお住いのM様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラー、ダークブルーをご覧頂きたい。外装は、オーナーの思いによって各部のカラーリングが施され、内装もいつもながら特別なマテリアルを使用して張替えが行われた。

ラシーン フロントグリル

フロントグリルのウレタンラッカーフィニッシュ

タイプSというグレードでは純正標準でグリル中央がマットなガンメタリックでラッカーフィニッシュされているが、今回は、重くならずエレガントに、少しだけ明るくして、艶のある仕上げで塗装を行った。ダークブルーのカラーには良く映えている。

ラシーン 内装張替え
ラシーン レザーシート
ラシーン タイヤカバー

ラシーンの各部張替え

シートの特別なマテリアルでのレザー張り、スペアタイヤのカバーのジャーマン生地での張替えと、質感を意識して製作。高級車にしか使用されていないマテリアルである。スピードウェルではおしげもなく投入する。

ラシーン スピードウェル

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

ダークブルーにバーガンディーの生地が妙。タイヤカバーのパイピングがリアステーのカラーと同様にして、ひとつずつたまらない。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。各部にこだわって頂けまして、製作サイドも楽しく作業させて頂きました。また、沢山お土産も頂き恐悦至極に存じます。それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

なにごとの おわしますかは 知らねども

かたじけなさに なみだこぼるる

by西行

西行が伊勢の神宮に参拝した時の句である。

奥の細道で知られる松尾芭蕉は西行の500回忌にあたる年に、出発するというくらい芭蕉は西行にあこがれていたのであった。

奈良県生駒郡斑鳩町のU様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 奈良
ラシーン 内装
ラシーン シート張替え
ラシーン シート張替え

この度は奈良県生駒郡斑鳩町にお住いのU様にお造り差し上げました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。こちらも後期(平成9年から12年)のモデルに採用されたサンドベージュというカラーのラシーンをベースに内外装の各部のカラーをお選び頂き出来上がりました。今回の見どころは内装で使用されたツイード生地。オーナーが悩みに悩んで、選ばれましたベージュのようなグレイのカラーでございます。U様、この度は納車誠におめでとうございました。

ご家族と共にラシーンとの思いでが沢山出来ます様に、お祈り申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

諦めない奴に誰も勝てっこない

byベーブ・ルース