Tipoオーバーヒートミーティング 速報!!

Tipoオーバーヒートミーティング 2016

Tipoオーバーヒートミーティング2016

平成28年7月17日 岡山国際サーキットで行われた

Tipoオーバーヒートミーティングの各レースの参戦結果を発表。

とその前に、当日は午前はいつもの通り雨でございましたが、

昼からは晴天に恵まれ、サーキット日和となりました。

当日は、March、BE-1、PAO、FIGARO、の4車種が揃って会場に

集結した事で、観客の皆様方には十分にアピールも出来たと思いますが、

さて今年のオーバーヒートミーティングは午前9時頃から予選が始まり

夕方は17時頃まで、いっぱいいっぱいにレースや走行会など、

次から次へと進みますので、とてもハードに楽しめるイベントとなっています。

papa号

papa号 パオが出走する。

SAKAI氏 フィガロ

SAKAI氏 フィガロも走行会。

城野レーシング マーチ

城野レーシング ワンメイク5年連続タイトル マーチもデモ走行

レーシングPAO

レーシングPAOも極限で鍛える

予選では、小雨に見舞われ大排気量と小排気量の差は少し詰まり

ロータス、BMWなどには勝てなかったものの、

RX-7やシビック、ポルシェ911よりも早いラップタイムをたたき出し、

46台中23位という奇跡的なグリッド。皆が氷付いた訳であります。

という事で、改めて動画の配信も致しますので

お楽しみして頂きたいと思います。

今日はコレマデ!!

本日の名言

好きだから、大切だからこそ、人は高いところを目ざすんです。

by久石譲

2016年7月17日 Tipoオーバーヒートミーティングにパイクカー達が参戦!!

今年も熱い夏がやってまりました。

SWでも恒例になりました、岡山国際サーキットで行われます

Tipoオーバーヒートミーティングのバトルロイヤルスプリントレースに参戦!!

MA11SW型(1100ccメカニカルチューン)エンジンは、成熟の域に達しましたが

昨年の予選、本選において、コーナーリング速度の大幅な向上により、

横Gが過度にかかってしまった結果、コーナー出口でガソリンの供給が

思い通りにいかないという、新たな課題に直面。

速くなればなるほど、いろいろな課題に直面するのもので、

今年は、昨年に対応できなかった部分をアップデートして挑もうという事で、

予選から全開で走りたいと思います。

写真 H.28-07-16 14 19 11_1

メンテナンス中のMARCHとPAO

今年は、SW02マシンに加え、マーチカップ5年連続タイトル獲得をした

城野レーシング(オートバックスマーチ)をヒストリックレースに出場致します。

城野氏は元タイレルのF1メカニックを務めて世界中を飛び回っておりましたが、

私にマーチをお預けになられ数年前に他界されました。

私共としてはこの伝説のマーチもイベント毎にメンテナンスして

残して行きたいという気持ちでございます。

L1023221_1

SAKAI氏のFIGAROも参戦!!

という事で、16、17、18日はスピードウェルは臨時休業致しますので

どうぞよろしくお願い申し上げます。

日産PAO ベンチレーターが生産廃止!?

桜が満開の季節、皆様如何お過ごしでしょうか。

この桜、東北地方ではゴールデンウィークが満開となるわけで
日本全国で考えれば1カ月は楽しめると言えるでしょう。
ということで、本日は日産PAOのベンチレーター、通称吹出し口が
生産廃止ということで、早速に在庫を確保しリペアパーツの
製作に取り掛かる事に致しました。

パオ 吹き出し口

中央のベンチレーター PAO用

中古車では、前オーナーが汎用のコップ受けをベンチレーターに
取り付けていて、外す際にルーバーが折れるという始末。

特に運転席、助手席の目前にあるパーツであるため、
この部位が壊れていると視界は良好とは言えません。

という事で、リペアパーツの製作に取り掛かる事に
致しましたので、どうぞご安心ください。

まだまだPAOは現役で走り続けれます!!

今日はコレマデ。

速報!Tipoオーバーヒートミーティング2015

Tipoオーバーヒートミーティング2015

Tipoオーバーヒートミーティング2015

Tipoオーバーヒートミーティング2015

今年も岡山国際サーキットで開催されたTipoオーバーヒートミーティング。

F1のデモンストレーションからフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、

ルノーカングーや、さらにはBe-1、PAOまでが参加する初夏の祭典である。

ゲートオープン(AM5時)よりレース車両などが搬入され、

AM7時からF1のフリー走行なども行われ、早朝からスロットル全開。

ジョンプレイヤースペシャル

ロータス 78 ジョン・プレイヤー・スペシャル・マークIII

(John Player Special Mk.III)はチーム・ロータスが開発したF1カー。

1977年・1978年シーズンに使用され、ピーター・ライト、

コーリン・チャップマンらによって設計された

F1界にグラウンド・エフェクト革命を捲き起こした

歴史あるレーシングカーである。

出走回数33回のうち優勝は7回と、素晴らしい経歴のあるクルマが

日本人所有とは脱帽であるが、コスワースDFVエンジンの音は

すこぶる快調で、現在のF1よりもはるかに素敵なサウンドだった。

Be-1 Tipoオーバーヒート

Be-1もサーキット走行に参加!!

Be-1 Tipoオーバーヒート

ワンオーナー車両であるBe-1が、サーキットを全開で走る。

場内のアナウンスでもBe-1が走っていま~すと流れるほど、

この勇士は観客の目に焼付いたことであろう。

レーシングPAO Tipoオーバーヒートミーティング2015

レーシングPAO Tipoオーバーヒートミーティング2015

後程ムーヴィーでアップされる予定であるが、なんと

レースではインテグラタイプRに勝ってしまった。

特に今回はエンジン性能の大幅アップに加え、足回りの強化が功を奏し

コーナーリングスピードはポルシェを上回ったのである。

これは、かの有名なトゥデイもそうであるが、車両重量によるものでもある。

レースタイムは2分11秒と、素人が運転しているのだからタイムは上々。

さらに進化を遂げて来年は1分59秒台を目指したい。

Tipoオーバーヒートミーティング2015

Tipoオーバーヒートミーティング2015

SWでの備後大会。

なんと最新のカメラ付きドローンが1等賞だけあって、50名ほどの観客が

ビンゴ大会で大汗をかいた。

ということで、今回も無事にTipoオーバーヒートミーティング2015を終えました。

たくさんの皆様からのご声援と、ご厚意も賜りこの場をお借り致しまして

厚く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

それでは、引き続き車両の製作を進めて参ります。

今日はコレマデ。

本日の名言

男の一生は、美しさをつくるためのものだ。

俺はそう信じている。

by 土方歳三

世の男性は見習わないといけませんね。

今年もTipoオーバーヒートミーティング2015に参戦!!

熱い夏

今年も、遂にやってきた。Tipoオーバーヒートミーティング2105が

7月19日に岡山県国際サーキットで開催される。

SWでは例年よりも早く準備に取り掛かり、万全を期して

PAOレーシングカーのメンテナンスを行ってきたが、

今回は、足回りの摺動部にピロボールという接続部品を使用し、

コーナーリング特製を高める加工が施された。

また、1100㏄ボアアップエンジンでは、鍛造ピストンに加え

作用角をギリギリまで高めたハイリフトカムシャフトを製作。

より高回転域で力を発揮する仕様へとバージョンアップが

施されている。

これらは、一昨年のTipoオーバーヒートミーティングや

春の鈴鹿テストよりフィードバックされたデーターを基に

製作されている為、今回は、完全なデーター測定のレースになる模様。

レースという究極のフィールドで開発がおこなわれることによって

市販化されるSWのパーツ群はこれから発売になるから

楽しみにして頂きたい。

号外!4月15日 遂にPAOが鈴鹿を走る!


鈴鹿サーキットから生中継!

MA11SW型エンジン

前代未聞の珍事

スピードウェルのレーシングPAO『MA11SW』が遂にSUZUKAデビューする。

今回のミッションは1100㏄エンジンの高回転域に対するブローバイガスのガス圧を

調整するという事である。

1100㏄エンジンは現在8000rpmがレッドゾーン域であるが、パオ用(MA10S型)エンジン

の設計は6500rpmであるため、より高回転域まで回転を高めると、その分

ピストンとシリンダーから圧縮が漏れたブローバイガスの量も増える。

このガス圧をしっかり逃がしてあげないと、クランク室内部の圧力が高まり

クランクシャフトのオイルシールや、オイルパンなどからエンジンオイルが

漏れるという不具合が発生する。

さらには、より高回転域までのレスポンスを上げるために

クランク室内のガス圧を下げる必要があるということで、

今回は、専用のブローバイガス排気装置を製作した。

現在のブローバイ排気装置

加工前のブローバイ排気装置

より高回転域ではブローバイガスも増えるため、今回はその高回転化に伴い

変更することになった。

オイルキャッチタンク

オイルキャッチタンク

ブローバイガスにはクランク室で霧状になったオイルなども混入するため、

一度オイルキャッチタンクで減圧され大気にオイルが放出されるのを防ぐ。

キャッチタンクまでのパイプ径も今回は変更されている。

わたし的には、このオイルキャッチなタンクの蓋が茶色だとか、

形状にこだわりを持っている。

MA11SW-03レーシングカー

今もなほ進化し続けるレーシングカー。

常に極限でのテストを繰り返し、技術を市販車にフィードバックする。

当日は、ユーストリームで午前11時半、2時、4時と3回に渡って生放送されるから

是非とも楽しみにして頂きたい。

古典笛師 尾本玄翠氏と出会う

まえがき

1990年代、現在の社会を第三次産業が発展し、空気や天然水といった

値段が付かない、と考えられていたものすら商品として売られる

消費社会が成熟した「超資本主義」の段階に入り「マルクス経済学が

述べている資本主義は消費過剰になった時に、もう終わってしまって

マルクス経済学が通じない段階になってしまった」とした。

そして、日本の一般民衆は中流意識が91%をしめているが、

過去の流れから推測して99%になるのは遠くない。

そうなると国家社会に特別の要求はなくなり、

したがって関心も理想も切実にはいらなくなる。

そのとき今の資本主義は終わる。

いま先進国の本当の課題は、近代以降命脈を保ってきた民族国家を

いつどうやって死なせたらいいのか、ということだ」と吉本隆明は述べている。

地域の文化財保存継承事業

昨年のことである。町会のだんじりが祭礼中横転したことにより、

大修理が必要となったところから話は始まる。修理の際に

文化庁の地域の文化財保存継承事業というものがある事を知り

仕事の合間、1年かけてその事業に参画することになった。

そして方向性を市の教育委員会の文化室と打ち合わせしていくうちに

地域住民の中でもとりわけ若い世代が無関心である事を肌で感じ、

吉本隆明が1990年代に述べた「国家社会に特別な要求はなくなり、

関心も理想も切実にはいらなくなる」という言葉が脳裏をよぎる。

ココにきて的を得たような、日本の民族国家の終焉さえ感じる時代に

入ってきたのだろう。

というところで、文化庁が推進する地域の文化財の保存継承事業の

必要性を痛感し、その中で、自身が地域にある伝統的な芸能を

蘇らせようという流れを作ることは出来ないかと自問が湧き起こる。

そして温めていた夢、雅楽師※の修業を始めるコトとなった。

※雅楽

宮内庁式部職楽部に伝わる日本の伝統的音楽芸術。

(重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産)

世界最古の管弦楽(オーケストラ)である。

表現としては、「管絃」「舞楽」「歌謡」の三つの形態がある。

古典笛を製作 尾本玄翠氏

尾本玄翠氏に出会う

学生時代は吹奏楽部や軽音楽部で音楽を楽しみ、社会人に

なってからもギターやピアノを趣味にしていたという尾本氏。

雅楽との出合いは20年前、多賀大社の雅楽講座に参加したとき。

篳篥の荘厳な音色に魅せられたという同氏は

雅楽器(三管)作りの伝統技能を習得するために

京都の名門雅楽器師・六代目山田英明氏に弟子入り。

古典笛に図面はなく、笛を吹きながら竹の内径や穴の距離を確かめ

0.1㍉単位で調整していく。

篳篥(ヒチリキ)

篳篥(ヒチリキ)

漆を塗った竹の管で作られ、表側に7つ、裏側に2つの

孔(あな)を持つ縦笛である。

発音体にはダブルリードのような形状をした葦舌(した)を用いる。

尾本氏が作る篳篥は煤竹(すすたけ)とよばれる茅葺民家の囲炉裏で

200年ほど燻された材の女竹の節部を管端にし、管頭径が約19mmの

女竹を厳選し、巻きの上に黒漆、朱漆、透漆で仕上げている。

モノの価値は半端ではないことが伺える。

煤竹

近江・湖東地方に残る茅葺民家の本煤竹

特に女竹は、天井部分に敷かれる「縄で編んだみざら」

として使われており、150年以上経過したものは

肉厚の半分以上まで煤がしみ込んでいて

削り込んでも飴色の表面を保つといふ。

手仕事でしあげてゆく

竹表面の研磨には、竹の繊維を乱さないよう砥草など

古来の材料を使用する。巻物は山桜の樹皮(秋田産)を乾燥させ

表裏をきれいに磨き、樺巻き用に2厘程度の幅に引いて、

長く繋いで巻いていく。

出来上がった篳篥

出来上がった篳篥

出来上がった笛は同じように見えても個性があり全部違う。

「自然の素材を使うので全く同じものはできないからです。

だから飽きずに続けられるのでしょうね」と尾本氏。

笛を作る工程は30~40に及び、1本作るのに2~3カ月もかかり

作れるのは年間20本が限度である。

尾本玄翠氏 フォト・ ザコウブギョ

尾本玄翠氏 photographer:ザコウブギョー

尾本さんは努力を重ね、2年間で篳篥だけでなく

横笛の龍笛や能管の作り方も習得。

師匠から「笛を作るために生まれてきた人」と評価されている。

本日の名言

笙は「天から差し込む光」をあらわし、

篳篥は「人の声」つまり「地の音」を。

そして、龍笛は天と地の間を行き交ふ

「龍の鳴き声」を表しているとされてる。

つまり天と地、宇宙を象徴しているのです。

by雅楽

日本人の純粋で感性豊かな自然信仰があらわれています。

NEW RASHEEN DESIGN 

NEW RASHEEN DESIGN

日産ラシーンは平成6年から12年までの期間限定で販売されていた。

期間限定とうたったのは、その後継車種にラシーンは存在しないからである。

今回も然り、ベースにフォルザを採用する事とし、ボディーの細部にレストレーションを施し

堂々と新しいラシーンのDESIGNに艤装されてスピードウェルよりディストリビュートされる。

新しいラシーンモデルの製作風景

ラシーンデザイナー平林俊一氏によるDESIGN風景

1㎜単位にもみたないほど、繊細で研ぎ澄まされたDESIGN。

後にはDESIGNコンセプトのお話や楽しみ方のご提案などもあるから

是非とも楽しみにして頂きたい。

それでは、皆様ご期待くだされ。

スピードウェル製作車両の検査ライン

製作風景

スピードウェルは日本中に納車を行わさせていただいているが、

製作車両は入念な検査を行い、日々出荷されている。

もちろんクルマは機械であるから、整備や検査などを行って

100パーセント壊れないか、と言えばそんなはずは無い。

仏教的には形ある物みな壊れる訳である。

しかし、可能な限りは壊れないように製作するのが基本であるから

こうして検査機器を駆使して必要以上にチェックを行っているわけだ。

今日はコレマデ。

本日の名言

一生懸命だと知恵がでる。

中途半端だと愚痴が出る。

いい加減だと言い訳が出る。

by武田信玄

さすがは晴信さま。まさに名言の通りでございます。

Tipoオーバーヒートミーティング総集編

Tipoオーバーヒートミーティング2014

PAOは走った

この度は皆様より厚いご声援を頂き、ありがとうございました。

昨年は惜しくも本戦で1周もすることなく、エンジンブローによりあえなくリタイヤ

致しまして、この無念を晴らすために新型エンジンの開発とその他のパーツの

製作に全力を尽くして参りました。

その甲斐あり、今年は悪天候にも関わらず素晴らし結果と感動を残すことが出来ました。

これも単衣に皆様の応援によるものであります。

この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

詳しい模様は、SWチューニングページをご覧頂きたいと思います。

また、素晴らしいライバルであるレーシングIQの玉手様のご厚意により、

レース模様も追加してご覧いただけるようになりました。

さらには、ビンゴ大会でご参加いただきましたルノ夫様よりビンゴ大会で

ゲットされた景品の模様も頂きましたので、こちらでご紹介いたします。

レーシングIQとの熱いバトル

ルノ夫氏のブログリンク

バトルスプリントレポート

それでは、皆様また来年までさらに技術を磨いて行きますので、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

レースという極限で鍛え上げる技術開発力。

すべてはお客様の車造りのために。