タイからBoritaがやってきた

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タイでPAOに乗る女性

先日、タイでPAOに乗る女性、Boritaさんが飛行機に乗ってSWにやってきた。

以前イギリスからニック・ハーディング氏がやってきてからは少し経つが、

海外でもパイクカー(Be-1、PAO、FIGARO)はとても人気なのである。

わたしは英語はしゃべれないので今回は、神戸のO氏のご厚意で

通訳を行って頂き、いろいろとお話を聞かせて頂いた訳であるが、

PAOの部品を買い付けに来たというのである。

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ボリータと彼氏を室生寺に

話せば長くなるが、この日は大阪のT師匠が室生寺周辺でBBQを行うのに

招待されて、ボリータと彼氏も朝からBBQに。

準備中にせっかく日本に来たのだからと云う事で、室生寺に。

手水舎では作法をお教えすると、なんだか楽しそうに行っていた。

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五重塔を記念撮影

奈良時代末期創建という室生寺は山紫水明の地、室生山麓(さんろく)に建つ。

女人禁制の高野山に対し、室生寺は女性も参詣を受け入れたので、

女人高野とも云われている。

わたしが室生寺で思い浮かべるのは古寺巡礼という写真集であろうか。

写真家、土門拳が執念の雪景色を撮影したと云われる場所からの眺めは絶景であった。

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O氏より説明を受けるボリータ

ボリータの乗るPAOは15インチのワタナベにローダウンというのだから

度肝を抜かされる。

O氏のクルマにはいろんな艤装が施されているのだから、

ボリータは興味深々であった。

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欲しいのはゴム類

ラジエータホースやら、三角窓ゴム。リヤハッチの縁ゴムなどなど

ゴム類はタイでは入荷しにくいようであるが、中古パーツも

販売されているという。

しかし、中古パーツが新品パーツ並みのプライスだから、

日本で新品パーツを購入して手に提げてもって帰るのだというのだから

かなりのエンスーであることに間違いは無い。

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皆で記念撮影

ボリータさん、今回は遠路遥々SWにお越し頂きありがとうございます。

タイでもPAOが長く乗れますように応援致します。

長く長くお乗り頂けますように。

○英国のNick Harding氏が来店するの巻○

For some reason!(DONMOSUE)

ウェルです。『英語どんもす。発音はドンモス』である。

さて本日は、フランスから8Kmほどはなれた沖の島

英国領のジャージー島(チャネル諸島)から遠路はるばる

Nick Harding氏が来店するというお話だ。

ハーディングご夫妻と社員の記念撮影

ハーディングご夫妻と社員の記念撮影 (残念ウェルさんはカメラマン。)

ハーディング氏は現在23000kmほどの極上のPAOを

お乗りになられているということで、2010年には

スピードウェルからパーツなどお送りさせて頂き交流させて頂いている。

その時の模様は『英国のNick Harding氏からお便り(e-mail)が届くの巻!!』

http://blog.speed-well.jp/archives/484

をまずはご覧頂こう。

ニック・ハーディング氏

ニック・ハーディング氏

今回は、日本の旅行の合間に、そしてきっどぎゃるそん氏のご厚意より

スピードウェルにご来店頂いた訳だが、ウェルの片言英語は

かろうじて通じたのだろうか。

聞くところによると奥様はFIGAROにお乗りということで、

夫婦そろってパイクカーをこよなく愛されているようだ。

Be-1,PAO,FIGAROは国際的なパイクカーであり

世界中にファンがいることが良くわかる。

そしてスピードウェルは世界中のパイクーのファンの方々のために

もっともっと頑張らないといけないということが解った。

Thanks for visiting today. Let’s meet again.

とココで番外編。

NHKで早朝に放送されていたドラマ(カーネーション)の舞台、岸和田。

大阪の岸和田といえば、だんじりであるが、大阪にはほとんどの町が

だんじりを所有しているというほどだんじり大国である。

だんじりの修理

北本工務店 だんじり修理

北本棟梁はウェルの町(馬場町)のだんじりの世話をして頂いている

枠にとどまらず、おなじモノづくりの作り手として意見を交換している。

木で出来たクルマか鉄で出来たクルマか。

4つコマが付いたものが好きなんだろうか。

丸柱の製作

丸柱の製作

北本棟梁のこだわりには非常に感銘を受けるところあり。

柱となる材料は、5年ほど寝かされたケヤキ材。

ケヤキはきっちり乾燥させないと非常に暴れる(反る)。

だんじりの精度は0,5㎜ほど棟梁はいつもいう。

1㎜くるたらはいらんわ『1㎜狂ったら入らないよ』。

まあ凄い精度であることは間違いない。

※ウェルに解りやすいようミリ単位で表現してくれている。

出会いの目は匠の技

出会いの目は匠の技

丸柱が出来上がり覗いてみると、だんじり正面となる柱面に

なんと出会いの目がくっきり浮き出ているではないか。

ケヤキの暴れた木目を見抜き、美しく見せつけている。

だんじりはこうした匠の技により製作が行われており

値打ちがあるなぁといつも息を呑み込んでしまう。

スピードウェルの仕事もまだまだこれからだ。

今日はコレまで~。

本日の名言

世界で一番大きな会社になることでもない。

世界で一番お金持ちになることでもない。

世界で一番のパソコンを生み出すことなのだ。

byスティーブ・ジョブズ

いろいろなモノづくりされている方がおられますが、

やっぱりこの名言でしょう。

そして二番じゃだめです。れんほうさん。

●月刊スピードウェル7月号(増刊号)が今夜刊行されるの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日は日本ではなく、海外でお乗りの方達による

月刊スピードウェルが刊行されるという話題だ。

以前よりNick氏よりフランスでのPAO生活をご紹介してきたが、

それはそれは、イギリスやカナダ、ニュージーランドにも

世界中にパイクカーの仲間がいてるのだ。

イギリスで撮影された。

Colin Bleach 氏撮影(パイクカー)

なんと、パイクカー全車種が集まっているではないか。

今回はそのサンデーランチのようなシーンまでご覧いただけるからご期待。

世界中で愛されているパイクカーはまさに日本が誇る名車であることに間違いはない。

月刊スピードウェル7月号 ワールドワイドなパイクカーたち

この模様は美ラシーン・パオグラビアでアップされているゆえ

是非とも隅から隅までずずいとご覧頂こう。

今日はコレまで~。

本日の名言

無駄になる努力はない。

by川上哲治

そう、たとえ道が外れようとも、それも経験のうち、しかしやはり

富士山目指して大山のぼってたら少しあせりますなぁ。

目的地がどこにあるのか、それさえ見落とすことなければ

すべては無駄になることはありません。

●英国のNickより手紙が届くの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて、皆様本日は英国にお住まいのニック・ハーディング氏

より手紙とPAOの写真が届いたのでご覧頂こう。

一年前にスピードウェルからキャンバスルーフを送った時の様子

この時はナンバーは所得されていなかったようだが、

ニックは内装、外装、整備まで自前で行っているようで、

さすがに海外の自動車文化には思い知らされる。

海外では自分で修理する人たちが多く、それはクルマに対しての

日本との文化の違いでもあるようだが、

パイクカーにお乗りの皆様は、色々と自身のクルマを

さわるのが好きであり、関しては海外には負けたくないところだ。

現在のニックのPAOである。

天井にはなんとPAO販売オプションであった純正のルーフキャリアに

カヤックが積まれている。

おお~イェ~イ。

やはり、文化を感じる。

Hi Nick

Thank you for a photograph.I introduced it to all Japanese.

Everybody will be surprised.In addition, give me a photograph.

Thank you.

というコトで、皆刺激されただろうか。

パイクカーはお洒落なクルマであり、それから自分の好きな

小物や道具など載せてデコレーションすれば、それはもう

ずっとクルマのなかに居たくなるコト間違いはない。

今日はそんな思いを日本ではなく、イギリスのニックのクルマを

ご覧頂いた。

今日はコレまで~。

本日の名言

やるしかないのに、

そんな簡単なことのわからない人間が多すぎる。

byジョー・ストラマー

端的で面白い名言でありますなぁ。そう、やるしかないのに。

そんな簡単なことのわからない人間だらけですなぁ。

韓国へお嫁入り!日産PAO Jin様の車両レストレーションの巻!

どんもす~。ウェルです。(안녕하세요 웰입니다.)
さて本日は韓国から遠路御来店頂きPAO製作の依頼を頂いた
Jin氏の製作状況をご覧頂く。(Jin모양, 지금의 제작 상황입니다.)
韓国からと言う事で、このブログをご覧頂き楽しみにして頂ければ
と思い今回のブログを掲載。
PAOも海外へ羽ばたいていくコトになるわけだが、地球上に存在する
コトには変わりはないゆえ、ウェルもどこまでアフターサービスが
出来るか挑戦してゆきたい。
Jin氏の車両
Jin氏が購入するアクアグレイのPAO。
この後、フロントグリルやバンパー、ミラーなども
ラッカーフィニッシュ(純正色再塗装)が施され
製作が進められる。
スピードウェルではトラディショナルモデルでは
フロントグリル、前後バンパー、ミラーやホイール、その他の
ラッカーフィニッシュは必ず付いてくる。
Jin氏の車両
スタータースイッチがメーター横に備えられた。
今回は押しやすくするため、若干位置を上部に配置。
ウェルのごつい手でも押しやすいものとなった。
Jin氏の車両
インナーシルバーパーツ群の半艶シルバー仕上げ。
インナーシルバーパーツやミラーの上下端なども
トラディショナルでは標準でラッカーフィニッシュがおごられる。
日産塗装コード G-08-1という半艶仕上げを復元するという
コダワリを押し出している。
Jin氏の車両
ドア内張り内部にまでクリーニングの手が入る。
そして今回はスピードウェルが東北以北や沖縄県などにお住まいの
方々に無料でご提供しているウェル寒冷地仕様とするため、
ドア内部には耐酸化性向上キャビティーワックスがおごられるコトとなる。
Jin氏の車両
現在シート製作中に付き室内はドンがら。
トラディショナルモデルは基よりスピードウェル販売車両の
製作には全てにこうして内装は分解。
前オーナーのほこりを取り除き、新たなオーナーが
気持ちよく乗れる様努力している。
Jin氏の車両
音楽は瞬間の音のドラマである。
韓国のJin氏から送られてきた愛用のスピーカーを
フロント部に配置し、楽しくドライブして頂きたい。
Jin氏の車両
エアコンの噴出し口は前オーナーのコップ受け取付けによる
ダメージがあった。
Jin氏の車両
まだ新品パーツは確保できる。
噴出し口は新品を提供。
末永く韓国でお乗り頂くためには、内外装バランスよく
レストレーションを施さないと始まらない。
今回も非常に密度の高いプログラムが組まれ
Jin氏を応援できるよう、製作が進められている。
と言う事で、本日は韓国へ送られるPAOをご覧頂いた。
どうやらPAOは世界中で愛されていると言う事で、
今後はさらに世界中に方々に楽しんで頂けるよう
部品の供給や技術の供与などを検討する。
(현재 작업은 진행중이므로 좀 더 기다려 주세요
그러면 잘 부탁합니다 부탁 합니다)
今日はコレまで~。
本日の名言
宇宙から国境は見えない
by毛利衛
さすが毛利さん。最近はアジアの情勢が緊迫してはおりますが、
宇宙から見れば国境など御座いません。
それぐらい大きな考えができればうまいこといくのでしょうかね。
人種は違えどみな地球人です。

英国のNick Harding氏からお便り(e-mail)が届くの巻!!

For some reason!(DONMOSUE)
ウェルです。『英語的どんもす。発音はドンモスィ~』である。
さて本日は、フランスから8Kmほどはなれた沖の島
英国領のジャージー島(チャネル諸島)から遠路はるばる
謹製ウェル帆布のキャンバストップをご購入になられた
Nick Harding氏の車両をご覧頂く。
それは今年の5月頃。スピードウェル社に一本の電話が届いた。
〇×%Ω%Δ◎×-+■!?
そして、ウェルは片言の日本語でこう答えた。
あいきゃんとすぺーくえんぐりっしゅだと!!
と言う事で、Nick Harding氏のお知り合いのhatu氏に
お手伝い頂き、謹製ウェル帆布の海外輸送の手続きが開始。
Harding氏によれば、PAOのものは決して日本でしか販売されていなかったので、
でも好きで好きでたまらなく、日本から輸出したのだという。
英国ではFIGAROに続きPAOも人気があるようだ。
※Harding氏の奥様はFIGAROに乗られているという、素晴らしい夫婦に間違いない。

Nick Harding氏が所有する英国調PAOがそして今日のその時。
Harding氏に伺えば、もっとイングランドやジャージーに
パオの情報や部品など出荷して欲しいとのことである。

謹製ウェル帆布のキャンバストップが鎮座した。
ウェルも地球のどこかでこうして喜んでもらえている事を
少し誇りに思った瞬間であるが、今後もこうして好きでたまらない方々へ
最良のパーツや、技術を提供したいと思い候。

この車両はNick Harding氏が手間隙をかけて製作してゆき、
出来上がった逸品であるから驚かされる。
しかし、ウェルのブログを参考にして頂いているようで、
うれしい限りだ。
内装の張替えやアンダートレイの張替えなども、済まされ、
フロントのスピーカーも定位置に納められ、さらにボディーワークや
整備などもきっちり整えられているようだ。
そしてボディーのシルバーのラインにより英国のかほりが漂う。
おお~PAO本国、日本人も負けてはいられない。
大和魂でDIYを頑張ろうとは言えないが、
大切に乗る気持ちはまけず劣らず持たなければならないだろう。

トノカバーなども新調されている様子である。
この機会にパイクカーの世界的な交流が深めれるような
サイトの設立を行っても良いだろうと推測する。
日本(日産)のクルマだが、世界中に愛されるクルマであって
本当にうれしいコトであるには間違いない。
と言う事で、これからは英国はたまた地球規模でパイクカーを
応援するコトを約束する。
Hi Nick, thank you very much.
I introduced it to Japanese people.
We will run peacefully from now on with PAO.
キョウハコレマデ~。
本日の名言
強い人が勝つとは限らない。
すばらしい人が勝つとも限らない。
私はできる、と考えている人が結局は勝つのだ。

byナポレオン・ヒル
つまりはそう言う事で有りましょうぞ。
出来ると考えている、また出来ると信じる方より強い物、優れる物は
なかなか存在しませんなぁ。