大阪府泉南郡のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ フォグ

レイヨット

レイヨット デッドストック

パオはディーラーオプションによりフォグランプが準備されていた。2メーカー、ボッシュとシビエである。ボッシュは外形が16㎝の標準的なサイズで、シビエは13㎝そこそこと小ぶりである。レンズカラーもホワイトとイエローが存在した。フォグランプを装着するには、専用のステーを介して取り付ける方法を取るのがベターであるが、加工さえすればバンパーに地下付けも可能である。そして今回もまた、イギリスの納屋に終い込まれてたであろうデッドストックのレイヨットフォグを取り寄せ舶来、おしげもなく取付け。レイヨットはイエロフォグが多い中、クリアーレンズの珍しいタイプ。昨今のプラスチックの数年で色ボケする安価なレンズでは無く、ガラスレンズはしっかりした厚みと、半永久。そしてスリットがたまらなく美しいのである。

パオトラディショナル

PAOトラディショナル レストア

この度は、大阪府泉南郡のT様へ納車されましたPAOトラディショナルをご覧頂きたいと思います。アイボリーのボディーをレストアを施して、エンジン、補器類等部品交換も行い、安心してお乗り頂けます様に製作差し上げました。

パオ 内装

PAOトラディショナル コックピット

ダッシュ上下の張替えを行い、さらにリダンを施したマグノリアクロックを装填。そしてウッドハンドルを追加して、これぞ三種の神器である。

パオ 内装

ウェル50デザイン レザーシートの張替え

今回のレザーシートの色分けは、オーナーT氏の拘るところである。また、中央のレザーマテリアルはエンボス加工がほどこされ、通気性も抜群。

パオと記念撮影

PAOと記念撮影

この度はT様、PAOトラディショナル納車おめでとうございます。長らくお待たせ致しましたが、お喜び頂き感謝致します。こだわりのパーツで仕上げを行わせて頂き、重ねて御礼申し上げます。大阪土産も嬉しく思います。

今日はこれまで。

本日の名言

日日是好パオ

鳥取県鳥取市のN様 PAOレストア納車おめでとうございます

パオ レストア

PAOのレストア 玄忠寺前

今回は、お父様が娘様にPAOをなんとかしてあげたいという事で、内外装の手入れは勿論の事、整備にも時間をかけてレストア製作差し上げました。走行距離は5万キロ台と少ないのでありますが、それはそれで、動いている時間が短いので各部の油は固着し、各部のゴムの劣化が激しく、坂本的に今一度洗濯致し申し候という事で新車にはなりませんが、美しく製作差し上げました。また、純正とは別に、ヘッドライトのまつ毛や、天井にはルーフキャリアの装着。内装はダッシュパネル、アンダートレイ、シートのレザー張替え、各部のボディーリペアも施し、マフラーもステンレス製でピカピカに。この度はN様、お時間も頂き、誠に有難うございました。

一富士 二鷹 三茄子

鳥取市内に、玄忠寺という浄土宗のお寺があり、そこに 新陰流の剣豪、荒木又右衛門の墓があった。 それは即ち、茄子なのである。と言ってもなんのこっちゃまっちゃにこうちゃである。初夢に見る縁起の良い物として一富士、二鷹、三茄子と古くから伝わるが、実にこれは誉れ高き仇討を現しているという。一富士は源頼朝富士の巻狩りの際の蘇我兄弟の仇討。二鷹は赤穂浪士の吉良邸討入り、赤穂、鷹の羽家紋。そして、三は茄子ではなく、名をなす荒木又右衛門の伊賀の鍵屋の辻の仇討の助太刀であるという。荒木家は又右衛門を鳥取藩が引き取った事により代々幕末まで鳥取藩主に仕える事となった。この甲冑はその荒木家の大切な甲冑であり、今年の端午の節句の茶会で奈良の隠れ家サロン、三五夜さんで飾らせて頂いた。

本日の名言

言葉にかほる 人のがら