京都府亀岡市のA様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

こんにちはクルマ さようなら乗り物

タイヤが4つ着いていればすべてが乗り物であって、車である。しかし乗り物はわたしが思うに、ツッカケであって、お気に入りの靴ではない。しかも、お気に入りの靴は、靴以上の存在価値がありコレクションの対象にもなるのである。マイケルジョーダン氏の靴が3億円でオークションで落札されたのは記憶に新しいわけであるが、さすがにツッカケが3億円にはならない。初めてクルマを購入する方以外は、乗り物からの乗り換えであって、ラシーンというクルマが移動手段以上の存在に、わくわくが止らない訳である。

大覚寺塔頭寺院

大覚寺塔頭とラシーン

嵯峨天皇の離宮として建立されて1200有余年 、南朝とも称された大覚寺の塔頭前である。実に、このお寺はラシーンデザインチームをまとめられた日産デザイナーの坂口氏のご実家であって、ラシーンの開発思想に空海が存在する??ミステリーである。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、京都府亀岡市のA様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラー、シダーグリーンのMTをご覧頂きます。なんとも、珍しいMT車両であって、大覚寺と共に国宝級のラシーンである。フロントグリルは前期モデルに変更が施されボディーレストアも行い納車差し上げました。

ラシーントラベラー

旧嵯峨御所大覚寺門跡

京都は1200年と都であって今もその佇まいである。ラシーンのような雰囲気のあるクルマと、景色が調和する。やはり、最近のクルマは先祖返りして、もう少しやすらかなボディーシェープにしてほしいものである。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はA様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。長らく製作にお時間頂きましたが、お喜び頂けまして恐悦至極に存じます。また、点検もお待ち致しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

人の短を言う事なかれ、おのれの長を説くことなかれ

by空海

神奈川県茅ケ崎市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

湘南

出会いあれば別れあり

アイボリー色のパオから、シダーグリーン色のラシーンへ乗り換えちゃったK様。別れがあるから、また新たな出会いがあるのであるが、パオに新品で取り付けたナルディウッドハンドルはパオから継承され、ラシーンに取付けを行い、そう言う事が後付のハンドルが出来るのがCOOLである。

ラシーン

ラシーントラベラー サザンビーチ

この度は、神奈川県茅ケ崎市にお住いのK様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。ボディーはレストアを行い、内外装はピカピカに、しかし雨が降ってしまい少ししょんぼり。サンルーフ付の後期モデルはグレードにはなく、特別仕様でございました。

ラシーン 内装

レザーとハリスツィードで張替えが行われた内装

ラシーンの後期モデルのシートにハリスツイードのフェイクがあったが、今回は本物のハリスツィードを輸入して張替えを行った。ハリスツィードはイギリス製であって、小さい島の民藝のようなものである。毎年決まったテキスタイル以外は同じものがなく、都度サンプルを取って確認しないと出来栄えは解らないというのも面白く、数が限られているところに価値がある。

ハリスツィード

千鳥格子のハリスツィード

スピードウェルは、中古車やレストアの内装の張替えは業界でもさきがけであり、素材の質も逸品である。

湘南 ラシーン

雨の湘南

本当に雨の日の納車は残念である。

ラシーンのシルエット

ラシーンのシルエット

雨だったので、シルエットで後部をご覧頂きたい。タイヤカバーはこげ茶色のジャーマンで仕上げ、質感がとても良い。

この度は、K様。パオからラシーンにお乗換え頂きましたが、長くに大変お世話になります。整備にも力を入れましたので、楽しくお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

悠悠たり悠悠たり太だ悠悠たり

by空海

世界は広く、さらに宇宙は広い。

空海が残したお言葉ではありますが、ラシーンのデザインにも感じる言葉であります。

奈良県生駒市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

法隆寺 パオ
法隆寺

柿くへば

鐘が鳴るなり法隆寺である。まさに昨日は大寒であるが、秋の風情である。わたしたちは、法隆寺は身近に感じられる訳であるが、おおよそ1500年前に聖徳太子によって創建されたのである。よくよく、法隆寺はだれが建てた??というなぞなぞで、太子と答えると、ブブーである。答えは大工さん。という話は置いといて、昨今聖徳太子はいなかったという論争が起こり、さらには聖徳太子と言う名前ではなくウマヤトノミコであるなどなど、訳の分からん論争がある。そりゃそうでしょ。昭和天皇は 御名を裕仁(ひろひと)、ご称号をみちの宮(みちのみや) であって、聖徳太子というのは御名ではないのである。しかし、それがなぜか実在しなかったまで飛び火するとは、実に実におもしろい。その聖徳太子であるが、法隆寺を創建した同年に小野妹子を使者として隋に派遣(遣隋使)して、 推古天皇から隋の煬帝に書を渡すのであった。

日出處天子致書日沒處天子無恙云云(ひ いずるところのてんし しょを ひをぼっするところのてんしにいたす つつがなきやいなや)

これだけを切り取ってみると、太子も喧嘩を売りに行ったと捉えてしまうのであるが、流石に煬帝 は激オコぷんぷんであったかは妹子のみぞ知る。である。また、日本は初代神武天皇より2683年間、国が変わる事はなかったが、世界は大きく変わっており、現在の中国が隋や唐ではない。また朝鮮もしかり。渡来人も現在の朝鮮人ではない。人種さえ違うのである。そう言う事も付加して歴史は語られないと不思議なコトになる。

パオ

PAOトラディショナル 法隆寺門前

この度は、奈良県生駒市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、オリーブグレイをご覧頂きます。程よくレストアされたボディーはピカピカに仕上げられ、ボディーもコーティング。ホイールはスズキの軽自動車の物を加工して取付が行われました。

パオ 

PAOトラディショナル フロントフェース

スピードウェルの販売する車両のすべては、ボディーのレストアと共に、バンパーやグリル、ワイパー等は塗装のカラーが選べる。もちろん純正色で仕上げは一番多い訳であるが、是非ともチャレンジしてもらいたい。

シート張替え

SPEED LEATHER 60デザイン

最高級のマテリアルを使用した内装の張替え。より長く汚れにくく使用にも耐える素材で、張替えが行われる。また、シートの硬さも調整しておりしっくりくる座り心地を楽しんで頂きたい。そして、シートだけではない。内装のリペアも充実しており、ご覧の通り新車ではないが、そのような美しさを演出している。

パオ

ボディーのテカリ具合が美しさをアピール。

スピードウェルでは、すべてを自社でレストアもおこなっており、ボディーのレストア、塗装の技術には定評がある。日産ディーラーも驚きの様子。

パオ

PAOと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。すこぶるお喜び頂き、恐悦至極に存じます。エンジンから仕上げをおこないましたので、是非長くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

一人の人間を救うことに大きな意味はないかもしれない。しかし目の前に倒れている人間を、放っておくような男に日本は救えない!政治から志を奪ったら一体何が残るのか。

by聖徳太子

本当に、国会議員は今一度太子からも学んでもらいたいものですなぁ。

大阪府柏原市のI様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

写真
パオ

記録かそれとも、記憶か

一時、写真を真剣に考えたことがあった。わたしには写真家(フォトグラファー)になりたいという夢も少しばかりあった訳であるが、感性が足りず、断念してしまった思い出がある。しかし、写真とは撮るよろこびであって、他愛もない事でも、撮影することが楽しい、という訳である。

記録かそれとも、記憶か。これも写真をしているとぶちあたる壁であって、単なる記録写真はつまらないものになる。しかし、そこにある空気や匂い、そして温度まで感じられるような表現が出来ると良い写真になると、わたしは思う。記憶とは、とても曖昧なもので、時間(トキ)が経つにつれて、美化されるという面白い現象が起こる。記録した写真が時が経つにつれて、その記憶を呼び覚ますような、そのような写真、を撮りたいと思っていたこともあった。

今は、写真とはうつろいである。

パオ

PAOトラディショナル フロントフェース

この度は、大阪府柏原市にお住いのI様に納車差し上げました、PAOトラディショナル、アイボリーのキャンバストップをご覧頂きたい。程よくボディーワークが熟されたパオに、オーナーの思いのカラーで仕立てたシートの張替え等を施し製作が進められた。

ナルディウッド

ダッシュ上下の張替にあわせて

ナルディのウッドハンドルはカラーが調整され、ダッシュパネルや、アンダートレイの張替えカラ―等をシンクロ。こそっと透けて見えるマグノリアクロックが小憎い。

パオ

SPEED LEATHER ファブリック×レザー

純正風の仕立てを施した、ファブリック×レザーで張替えが行われたPAOの内装。もちろんシートの硬さも調整が行われ、パオの良さを追求している。

パオ

ファブリック×レザー

スピードレザーという旧車のシート張替えを全般に行うブランドも今年から立ち上がり、使用する生地も上質のものばかりを準備。長くの使用に耐えるように、設計も怠らない。

キャンバストップ張替え

キャンバストップの張替え

スピードウェルでは、販売車両にはトップの張替えが着いてくる。カラーは全5種類、ジャーマンというマテリアルであれば+5色を準備。(黒、タン、バーガンディ、ダークブルー、ボーン)オーナーの思いをPAOに詰め込んで。長く楽しく大切にして頂きたい。

この度はI様、PAOトラディショナル納車、誠におめでとうございます。ご夫婦で末永くお楽しみくださいませ。

今日はコレマデ。

本日の名言

万里一空

by五輪書

( 山水三千世界を万理一空に入れ、満点地ともまとめる )

が由来である。目標をさだめて、たゆまぬ努力を。

正月にふさわしい格言でございますなぁ。

大阪府南河内郡のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 大阪府

この度は、大阪府太子町にお住いのK様に納車さしあげました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。

ラシーン レザーシート

レザーシートの張替え

スピードウェルでは、それぞれの販売車両には最高位のマテリアルを使用したシートの張替えが着いてくる。それぞれの、オーナーの思いをカタチへ。

ラシーン

ラシーントラベラー 右舷後方姿見

シックにまとめられたラシーンのカラー。サンドベージュは特に人気なカラーである。ホイールの塗装や背面タイヤのステー、ルーフレール、ドアミラー、バンパーなどの塗装もしっかり行い、ピカピカに仕上げられた。

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。末永くお乗り頂けます様に整備にも気合を入れましたので、大切にして頂ければ幸いです。

今日はコレマデ

本日の名言

自分にはできると信じれば

あなたはもう道半ばまで来ている
byセオドア・ルーズベルト

京都市伏見区のO様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

寺田屋

坂本龍馬

刀痕は いずこ 寺田屋宝柱

京都は伏見にある寺田屋旅館。坂本龍馬が間一髪で逃げ出したと言われ、刀痕や銃痕が柱などに残っていると言われている。しかし近年の調査では、鳥羽伏見の戦によって寺田屋周辺は火災が発生し、寺田屋もあえなく消失していたことが分った。そう、この寺田屋は再建されたモノであったという訳である。しかし、客室にはたしかに刀痕や銃痕はある、とここで、再建には使える部材を使用しているのかもしれないという事で、いったん話は落ち着いたようである。本物か偽物か、野暮な話は個人的にはどうでも良い。それより幕末のロマンとして感じては如何であろうか。

ラシーン

ラシーントラベラー 寺田屋での姿見

この度は、京都市伏見区にお住いのO様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。シダーグリーンの1,8lモデルという超希少車両が今回製作さしあげましたラシーントラベラー。ホイールもテッチンブラックペイントで無骨さを演出している。

ラシーン レザーシート

ラシーン専用 50スタンダードレザー

特別なマテリアルを使用して張替えられた、ラシーン専用設計の50スタンダードレザーシート。熟練の職人が一台ずつ張替えていく。この上質のレザーマテリアルは、スピードウェル以外では手に入れる事は出来ない。

タイヤカバー

タイヤカバーの張替え

ブラックのタイヤカバーは、表皮に舶来品の生地を使用して製作される。パイプにはビニルレザーが使用され、そのコントラストがカッコよい。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はO様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。新車にはなりませんが、乗り心地なども極力近づけれるように努力致しました。末永くお乗り頂ければ幸いです。また、お土産も頂き恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ

本日の名言

日本を今一度 洗濯いたし申候

by坂本龍馬