日本の伝統 文化 歴史 テレビに出演するの巻

大阪天満宮
青海波

大阪楽所 舞楽 青海波

スピードウェルは、日々全国に販売させて頂きました車両の納車をおこなわせて頂き、日本は本当に美しい国だと感じた訳であります。その美しい日本という国をもっと知りたい、そしてもっと伝えたい、もっともっと大切にしたいという事で、日本の伝統音楽、雅楽の勉強を8年間してまいりました。雅楽とは、古来大陸で生まれた音楽が、聖徳太子の時代に仏教と共に伝来致しました。以降、その蕃楽が国風化をして平安時代に大成し、今日まで受け継がれております。今年の大河ドラマ、光る君へ、では、その大成した当時を覗える源氏物語の歴史の場面であり、BGMに雅楽器の演奏が多用されております。今回は、わたくしが、その雅楽器のなかの主旋律を奏でます、篳篥(ひちりき)のお話で、『3月2日、7時30分よりNHK総合、ウィークエンド関西』に篳篥奏者として出演致します。こちら近畿圏内での放送となりますので、あしからず。

鵜殿のヨシ原

高槻市の鵜殿のヨシ原

篳篥という楽器は、吹口にリード(ヨシ)を着けて吹きます。専門用語で蘆舌と言いますが、これが元来、大阪府高槻市の淀川の河川敷、鵜殿と呼ばれる地域に生息します葦(アシ)を加工してリードにしています。先ほどからヨシ、アシとお伝えしましたが、そもそも葦(アシ)であって、この発音を忌み嫌いヨシ、となりました。ヨシ、アシの区別がつかない。この語源はココにあります。

鵜殿のヨシ原

鵜殿のヨシ原のヨシ焼き

全国有数のヨシ原で、ヨシ焼きは行われますが、昨今は近隣住民との折り合いが付かず、野焼きが中止される事も増え、良質なヨシの育成に影響を及ぼしており、1000年以上続く雅楽の音色が風前の燈火となっておりましたが、高槻市や市民を始め、数々の保全活動を行う団体様のお力添えにより、ヨシ焼きが近年復活致しました。

豊田アナ

豊田アナウンサー

今回は、NHKの豊田アナウンサーに篳篥をお貸しいたしまして、共演ということで、私もお力添え致しました。豊田アナウンサーは、なんと信州上田で、松代の雅楽で幼少の頃篳篥を吹いたことがあるという事で、明日の放送は楽しみであります。

篳篥(ひちりき)

雅楽の楽器の解説ですが、笙、篳篥、龍笛と3管が吹きものとして御座います。笙は天の雲間から差す日の光を音に現し、篳篥は地を這う人の声を模して、龍笛は天と地の狭間にある空を行きかう龍の鳴き声を伝えております。この天、地、空が、雅楽の音色の概念であり、それこそ宇宙そのものだったのです。

https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/weekend/492188.html

上記より、番組はご覧頂けます。

美しい歴史、文化のある日本を皆様と共に後世に伝えてゆくことが出来ればなと、そう思っております。

最後に、私のような若輩者が雅楽を語る、鵜殿のヨシを語るなど、1000年早いことであり、誠に恐縮致しておるところでございます。これからも日本の伝統が長く続きますように微力ながら活動していきたいと思います。