生きる
『時をかける少女』の主人公を演じた女優、黒島結菜さん。
とても美しく気さくな方であり、それでいてしっかりした考えの持ち主である。
この度、ラシーンを納車(納車ブログは後日)させて頂き、それ以前に
ご来店になられた時より、カメラ談義が始まった。
黒島さんは、ドラマにも持ってでられたニコンF3と、そしてコンタックスT2を
使用されているという事で、どちらも味のあるフィルムカメラである。
(カメラ女子的なイメージではなく、芸術家としてカメラ活動)
この便利を主としたデジタル社会の中、あえてアナログに足を踏み入れるのには
確かな答えがある訳だが、やはり『生きる喜び』が答えではなかろうか。
その前に便利とはいったいどういう物かという前提が必要であるが、
やはり、人間が『究極に楽をする物や事』が便利というものである。
しかし、楽とは極論何も感じないという側面を持ち、楽しいとか、
面白いなどとは真逆のベクトルにあたる。
だから、便利になればなるほど、人間は何も感じなくなり、
そして能力を失って人間音痴に陥る訳である。
そのような、論議はラシーンが開発された当時からすでにあって、
ラシーンDESIGNチーム内で、便利が最優先されるテクノロジーの在り方に対して
一石を投じる取り組むを行っていた。
(その土地その土地の、にほいを感じるだとか、風を感じるとか、
そういった物に対するテクノロジーへのアプローチ)。
ということで、次回は黒島さんのラシーンをご拝見!?乞うご期待。