福岡県大牟田市のI様 ラシーンAWDビースト納車おめでとうございます

梅雨 ラシーン

五月雨を 降り残してや 日産ラシーン

梅雨と五月雨は同じ意味である。ちょうど梅の実がなる6月から7月頃を梅雨と言い、旧暦の5月頃の降る雨を五月雨とそう伝えているのである。かの細道の平泉で芭蕉が詠んだ、五月雨を降り残してや光堂。金色堂が建てられて数百年、毎年五月雨は降ったであろうに、朽ちることなくいまなお輝きを放つ堂宇に感動し、五月雨も光堂だけは避けて降らなかったのだろうかと詠んでいるのあって、ラシーンの句もしかり。新車から25年以上の年月が経ち、今なほ光り輝くラシーンの姿を現しているのである。


ラシーントラベラー

ラシーンと記念撮影

この度は、福岡県大牟田市にお住いのI様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーAWDをご覧頂きたいと思います。今回はI様の思いを形にするべく、イメージをお聞かせ頂き、各パーツのセットアップをSWにお任せ頂きました。一つずつのマテリアルにも拘り製作差し上げましたので、ご紹介差し上げます。

ごっつごつ塗装

ごつごつの塗装(ビースト)

今回よりSWでは表面がゴツゴツになるビースト塗装を開始。今回はデモでI様のラシーンを使用して製作差し上げました。ゴツゴツさはアレンジが可能でさらに深くゴツゴツした仕様も可能。ルーフレールと合わせてAWDらしいゴツゴツをお楽しみ頂けます。

ラシーン レザーシート

レザーシートの張替え等

他では真似することが出来ない、最高級の生地により張替えが行われます。カラーはオーナーの思うがママであり、縫い糸の選定も可能。内装は灰汁洗いにより、前オーナーの指紋は一つも残らないくらい美しい状態に。

ゴツゴツのタイヤ

ゴツゴツのタイヤとホイールのセット

よりAWD感を演出するために、ゴツゴツのタイヤとホイールを合わせて、さらに細かな細工によりタイヤとフェンダーの面を合わせてカッコよく見せました。

ゴツゴツのタイヤ

ゴツゴツのタイヤホイールと足回りのセットアップ

各セッティングはお任せ頂き、SWの拘りにより各部を調整。また、フェンダーをブラックペイントで強調することで、タイヤホイールが際立ちますね。I様の拘りにも感謝申し上げます。

ラシーン 平姿見

ラシーンAWSビースト 平姿見

なんとも言えない、絶妙な車高と見栄えにうっとり。足回りのセットアップは公開できませんが、乗り心地も良く、AWD感も今様でCOOL。

ラシーン AWD

ラシーンAWDビースト 左舷前方姿見

この度はI様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。とても気に入って頂けまして、またお土産も頂き恐悦至極に存じます。ホワイトのフォグランプも渋いですね。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

一より習い十を知り

十よりかえる元のその一

奈良県生駒市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

法隆寺 パオ
法隆寺

柿くへば

鐘が鳴るなり法隆寺である。まさに昨日は大寒であるが、秋の風情である。わたしたちは、法隆寺は身近に感じられる訳であるが、おおよそ1500年前に聖徳太子によって創建されたのである。よくよく、法隆寺はだれが建てた??というなぞなぞで、太子と答えると、ブブーである。答えは大工さん。という話は置いといて、昨今聖徳太子はいなかったという論争が起こり、さらには聖徳太子と言う名前ではなくウマヤトノミコであるなどなど、訳の分からん論争がある。そりゃそうでしょ。昭和天皇は 御名を裕仁(ひろひと)、ご称号をみちの宮(みちのみや) であって、聖徳太子というのは御名ではないのである。しかし、それがなぜか実在しなかったまで飛び火するとは、実に実におもしろい。その聖徳太子であるが、法隆寺を創建した同年に小野妹子を使者として隋に派遣(遣隋使)して、 推古天皇から隋の煬帝に書を渡すのであった。

日出處天子致書日沒處天子無恙云云(ひ いずるところのてんし しょを ひをぼっするところのてんしにいたす つつがなきやいなや)

これだけを切り取ってみると、太子も喧嘩を売りに行ったと捉えてしまうのであるが、流石に煬帝 は激オコぷんぷんであったかは妹子のみぞ知る。である。また、日本は初代神武天皇より2683年間、国が変わる事はなかったが、世界は大きく変わっており、現在の中国が隋や唐ではない。また朝鮮もしかり。渡来人も現在の朝鮮人ではない。人種さえ違うのである。そう言う事も付加して歴史は語られないと不思議なコトになる。

パオ

PAOトラディショナル 法隆寺門前

この度は、奈良県生駒市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、オリーブグレイをご覧頂きます。程よくレストアされたボディーはピカピカに仕上げられ、ボディーもコーティング。ホイールはスズキの軽自動車の物を加工して取付が行われました。

パオ 

PAOトラディショナル フロントフェース

スピードウェルの販売する車両のすべては、ボディーのレストアと共に、バンパーやグリル、ワイパー等は塗装のカラーが選べる。もちろん純正色で仕上げは一番多い訳であるが、是非ともチャレンジしてもらいたい。

シート張替え

SPEED LEATHER 60デザイン

最高級のマテリアルを使用した内装の張替え。より長く汚れにくく使用にも耐える素材で、張替えが行われる。また、シートの硬さも調整しておりしっくりくる座り心地を楽しんで頂きたい。そして、シートだけではない。内装のリペアも充実しており、ご覧の通り新車ではないが、そのような美しさを演出している。

パオ

ボディーのテカリ具合が美しさをアピール。

スピードウェルでは、すべてを自社でレストアもおこなっており、ボディーのレストア、塗装の技術には定評がある。日産ディーラーも驚きの様子。

パオ

PAOと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。すこぶるお喜び頂き、恐悦至極に存じます。エンジンから仕上げをおこないましたので、是非長くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

一人の人間を救うことに大きな意味はないかもしれない。しかし目の前に倒れている人間を、放っておくような男に日本は救えない!政治から志を奪ったら一体何が残るのか。

by聖徳太子

本当に、国会議員は今一度太子からも学んでもらいたいものですなぁ。