蒼井優さんとRASHEENが出演するCMが放映開始!!

ラシーンCM

Now On Air

6月、金沢を舞台に極秘でCrank Inした某大手企業のCM。

かの大物女優さんがラシーンを運転するという事で、

CM製作会社よりオファーもあって、協力させて頂いた。

そしてなんと舞台は美と芸術の街、金沢である。

撮影日まで数日という過密スケジュールの中、

撮影に使用するラシーンのメンテナンスを行い

梅雨の合間を縫って無事にCrank Upした訳である。

今日はその裏話であるが、ラシーンはいろんなカラーリングがあり、

イエローを使用するかシダーグリーンにするか、

はたまたPAOの4色も候補にあがったわけである。

さすがに、昨今の自動車のDESIGNは画にならない!!と

これはわたしの個人的で辛口な見解ではあるが、

やっぱりラシーン、パオのDESIGNはモニュメントのように

街並みに美しく調和するわけであって

いったいどのカラーのどのタイプが選ばれるのだろうか

金沢の街に映えるのだろうなど、どきどきの気持ちで

コンペの結果を待っていたが、実に超希少車のシダーグリーンの

ラシーンだけは勘弁という思いはあった。

しかし、さすがにCMの監督陣。

希少車であることが解るはずもないのに、シダーグリーンの

さらにタイプ1モデルが選ばれるというどんでん返し。

蒼井優さんがリヤゲートを開け、綺麗なお花をトランクに乗せる姿は、

ラシーンの世界感がすこぶる演出されており、監督さん並びに

スタッフの皆様に、ただただ脱帽であった。

ということで、すでに各番組のCMでオンエアーされている訳だが、

SWのお盆特別企画を、是非とも楽しみにして頂きたい。

今日はコレマデ。

日産RASHEEN/ホイールの選定

ラシーン ホイール

ラシーンな足回り

ラシーンは開発当初から、純正の鉄のホイールが似合うというような

イメージでプロトタイプが製作されていた。

そのことは、プロトタイプがブリジストンのスーパーラップという

(アルミホイールだがスチールホイールの形状に一番近い)ホイールを

履かせて試作されていたことからも伺うことが出来る訳である。

それを裏付けるように、デザイナーの平林氏のラシーンは

純正のホイールキャップを外し、純正スチールホイールの意匠で

日々使用されており、それがラシーンな足回りなのである。

しかし、ラシーンとはとても不思議なクルマであって、

アメリカン風な鍍金調やスポーティーな物など、どのようなホイールの

デザインでも受け入れてくれるというのだから、

許容範囲は広い。それもラシーンな足回りの特徴だと言える。

ラシーン ホイール

ワタナベ マグネシウムホイール

今回は15インチのワタナベマグネシウムに、BFグッドリッチの

デッドストックP205を装填して製作が行われている。

ラシーンのタイヤ標準サイズは185(1500㏄)と195(1800㏄のアルミ)であり、

それを超え205という特大サイズのタイヤがはたして

無加工で装着できるのだろうか。

ラシーン 純正スチールホイール

ラシーン 純正スチールホイール 185/65R14

そもそも、このゆるーい感覚がラシーンらしさではある。

ラシーンは1500㏄と1800㏄では、重量が変わる為

ブレーキのサイズが微妙に異なり、純正ホイールのDESIGNも

少しばかり変わってしまう。

こちらは1500ccタイプのスチールホイール。

リヤストラットの加工

リヤストラットの加工

案の定、リヤタイヤは205サイズ(偏平率にもよる)は

内側にあるマックファーソンストラットのお椀にタイヤがヒットした。

今回は強度を弱めないように加工を施して、

ご覧のようにタイヤとのクリアランスを設けた。

ラシーン ホイール

フロントフェンダーとホイールの絵図

マグネシウムのホイールをさらに半艶の

ブラックラッカーフィニッシュを施した様子。

ナットの意匠は重要で、ワタナベホイールのオリジナルも

良いが、自然な風合いの純正アルミの袋ナットを採用。

マッドガードに合わせて

マッドガードに合わせて

ホイールオフセットはフェンダーにつるつるいっぱい仕様でなく

純正のマッドガードに合わせて細やかに調整を施しており、

バランス良くまとめた仕事が、今日のその時である。

しかしBFグッドリッチのタイヤパターンは往年を感じさせる

風合いで、走行中のパターンのノイズは若干気になるが

これはこれで良い。

ラシーン BFグッドリッチ

ラシーンとBFグッドリッチ

わたしは最近の流行などと孤立無縁ではあるが、

こういう風なカスタマイズは歓迎であって、よりオーナーの

個性が伺える素敵なラシーンが完成したようである。

皆様もこのようにしていろんな意味でラシーンを楽しんで頂ければ幸い。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間とは成長しないものです。

by三谷幸喜

いやぁ、このユルさも良い名言です。。。

さいはてにて  2月28日全国ロードショー

ラシーン

さいはてにて

2月28日公開予定の映画、『さいはてにて』にラシーンが登場したのだが、

これが映画のスロウなイメージに寄り添って素晴らしい演出なのである。

登場するラシーンは程よく使い込まれており、運転席のドアのヒンジにガタがあるようで

その影響によりドアが下がった状態であることから、女性なら一生懸命ドアを閉めなければ

閉まらない状態。

PVの最初の3秒、そんなドアを永作博美さんが一生懸命閉めるところから始まるのが素敵である。

また、劇中に使用されている大道具、小道具なども、ラシーン好きにはたまらない感覚。

舞台は美しい奥能登、そしてのんびりした雰囲気だから、ラシーンなのだろう。

キャスト

永作博美 佐々木希 桜田ひより 保田盛凱清 臼田あさ美

イッセー尾形 村上淳 永瀬正敏 浅田美代子

という豪華な顔ぶれである。

東映上映劇場案内

本日の名言

日本の最果てにある、船小屋珈琲焙煎店。

ここが本当の自分に戻れる場所。

byさいはてにて

12万キロから始まるラシーンの旅

123400キロから始まるラシーンの旅

12万キロから始まる旅

今からと思えば、いつでも遅くはないのが旅のはじまりであって

今日でも、明日でも、はたまた思った時が吉日なのである。

今回のラシーンのオーナー様は、一度はラシーンから離れて新型のクルマを購入されたは

良いが、ラシーンに戻られるという。

やっぱり旅がしたくなるのは、仕方がないことでもあり

ラシーンに戻ろうと思ったその時が吉日なわけである。

車検を終えて納車されたラシーン

車検を終えて納車されたラシーン

12万キロから、旅のスタートとなったこの日。

エンジン廻りのラシーンの弱い部分から優先的に整備がおこなわれ

ボディーの塗装などもリフレッシュされて

ご自宅まで納車された。

ラシーンとご家族

ラシーンとは

皆様と笑顔での記念撮影である。

ラシーンとは手のかかる長男である、とお答えいただいた奥様。

家族同然とまで思えるクルマ、それがラシーンなのだ。

この度はお土産まで頂き、本当にありがとうございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

勝ち負けにもこだわるんですが、

大切なのは過程です。

結果だけならじゃんけんで良い。

by羽生 善治

さすがは羽生さん。そうですよね。本当に素敵な名言。

NEW RASHEEN DESIGN 

NEW RASHEEN DESIGN

日産ラシーンは平成6年から12年までの期間限定で販売されていた。

期間限定とうたったのは、その後継車種にラシーンは存在しないからである。

今回も然り、ベースにフォルザを採用する事とし、ボディーの細部にレストレーションを施し

堂々と新しいラシーンのDESIGNに艤装されてスピードウェルよりディストリビュートされる。

新しいラシーンモデルの製作風景

ラシーンデザイナー平林俊一氏によるDESIGN風景

1㎜単位にもみたないほど、繊細で研ぎ澄まされたDESIGN。

後にはDESIGNコンセプトのお話や楽しみ方のご提案などもあるから

是非とも楽しみにして頂きたい。

それでは、皆様ご期待くだされ。

新型ラシーンデベロップメント メイキングムーヴィー

造形

日産ラシーンデザイナーの平林俊一氏によるSW製新型ラシーンの

フロントフェースのデザインが概ね整い出してきた。

フロントグリルにはハニカム形状のデザインが施され、モノらしさが演出されている。

現在は無塗装であるからまだ本当の姿は容易に想像することは難しいかもしれないが

そろそろお披露目の時を迎えそうだ。

新型ラシーンの発表は乞うご期待。

‐新型ラシーン発表‐

blogxprojectrasheen_off

新型RASHEEN発表のページはコチラ

12月24日に何かが起こる?!と題して何やらにぎわしていたがそのベールが遂にはがされた。

それは日産ラシーンをデザインした、デザイナー平林俊一氏が20年の時を超え

新しい時代に向けてラシーンをデザインすることであった。

スピードウェルでは、平林俊一氏のデザインを基にラシーンフォルザベースで

内外装を艤装した新型ラシーンを、来る26年4月1日に発売を開始する予定である。

現時点ではデザイン案(スケッチ)を数点が用意され、着地点に対しての

方向性の提案段階である。

デザインコンセプトは、現代のクルマデザインに対するアンチテーゼ。

すこし尖った口調ではあるが、現代のクルマデザインが個性もなく

どれも同じように見えて退屈であるからそれはそれで良い。

プリミティブ(原始的)だとか普遍的、機能的かつ機械的。

にほい立つなにか。簡素だけど愛らしいなど。

そのようなキーワードなども上げられ、デザインは大いに盛り上がる。

それでは、2014年4月1日の発売まで、まだまだ速報などがアップされる

予定であるから、是非とも楽しみにして頂こう。

今日はコレマデ。

Well Magazine 日産ラシーンのミニチュアモデル開発ドキュメンタリー刊行

20120814a

8月14日に何かが起こる

皆様に期待深々頂きましたが本日ようやく遂に遂にアップされたそれは

ウェルマガジン『日産ラシーン ミニチュアモデル発売』

http://www.speed-well.jp/contents/wellmagazine/wm008/

おおよそ2年にわたる開発の流れを順に整理しそのドキュメンタリーを

今回ご覧頂く事となる訳だが、簡単に説明すれば、株式会社国際貿易が

日産ラシーンのミニチュアカーを製作するというところから

発売に至るまでの開発物語であるわけだ。

単衣にミニチュアカーと申せど、どれだけの人たちがかかわり、

そしてどれだけの時間を費やして製作されているなどは、本邦初公開ではなかろうか。

それほど、手の込んだミニチュアカーであるから是非ともご覧頂きたい。

そして、来る8月21日よりSWで発売が開始されるから、乞うご期待である。

それでは、皆様『日産ラシーン ミニチュアモデル発売』をずずいとご覧あれ。

○ラシーンエクステリアデザイナー 平林俊一氏のタイヤカバーの巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日はラシーンエクステリアデザイナー 平林俊一氏の

タイヤカバーのデザインにまつわるお話をご紹介。

日産ラシーンは前期、後期を含め平成6年から平成12年までの間

生産され続けたが、その中でも唯一、色々とデザインが変わったモノが存在する。

それは背面に装着されているスペアタイヤを覆うタイヤカバーだった。

純正デザイン タイヤカバーの数々

歴代の純正タイヤカバーの数々を観察する平林俊一氏

初期モデルには平林氏がデザインしたタイヤカバーが装着され発売が開始。

その後には、タイヤカバーのデザインで楽しむコトが可能だという考えの基

市場の活性化を図るため、限定車や販売時期などに合わせ

それぞれにデザインの異なるタイヤカバーのモデルが続々と投入された。

平林俊一氏デザインタイヤカバー

平林俊一氏デザイン ラシーンタイヤカバー 初期モデル

平林氏のラシーンはすでに走行18万キロを超え、

すでにタイヤカバーも2、3枚交換したというお話を頂き、

今回で概ね4度目の交換となる。

前期、後期合わせてタイヤカバーにはいろいろなデザインがあり

それぞれにラシーンらしさがある訳だが、その中でも一番最初のデザイン

初期モデルには、ラシーンが本来持つイメージが存在する。

内にあるラインのデザインには訳があった。

より視点を中央に集めるために描いた内側に走る2重のライン

そもそも一般的な4WDに装着されているスペアタイヤは

走行用タイヤと同径のタイヤが装着されている。

そのことにより、よりワイルドで物々しく見える訳だが

ラシーンはそのワイルドだとか物々しいなどの感覚は不要であり

ラシーンらしさを優先するため、小ぶりなテンポラリータイヤ(応急用)が装着された。

そして、そのテンポラリータイヤをさらに小さく見せるという視覚的効果を

デザイン(内側に走る2重のライン)で補ったわけだ。

初期タイヤカバーに見受けられる裏内

初期タイヤカバーに見受けられる裏うち

2重のラインまで入る裏内生地により、中央部は生地が

よれることなくピーンと張っている。

しかし、コストの加減か、初期タイヤカバー以降

この分厚い裏内生地は見受けられなくなった。

どのような製品もそうかもしれないが、一番最初にデザインされたモノには

その物の本質やこだわりが必ず存在し、創造と情熱から生まれた美しさが感じられる。

このタイヤカバーのデザイン、プロダクト、マテリアルはその代表的な例。

タイヤカバーが新調された。

タイヤカバーが新調された。 (スピードウェルデッドストック品)

装着時の平行を整える平林俊一氏。

スピードウェルでは、純正オリヂナルモデルとスピードウェルオリヂナルモデルの

両方に対してこだわりがある。

それは、初期の本質と、時代。

その両者が等しく考えられることにより、より長く愛されるクルマになるだろう。

キャンプ用具などラシーンには良く似合う

ライトなキャンプ用具などラシーンに良く似合う

水タンクやリュックサックなどライトなキャンプ用具など、

ラシーンに乗っていれば良く似合う。

また、チェックの膝掛など後部座席にかけている平林氏はお洒落だ。

今日はコレまで~。

本日の名言

手に負えないことをやる。

by井上雄彦

ほんに値打ちがありますなぁ。

日産RASHEEN 日本初リヤトランク ファントムトップ製作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆さま、本日はラシーンのリヤトランクを
ファントムトップというカスタマイズ方法を用い
個性のあるラシーンの製作をご覧頂こう。

ボディーの全てが分解されているラシーン。
この騒々しい状態のラシーンからどのようなカスタマイズが
施されて行くかが、今後の楽しみである。
今回は大阪市にお住まいのK氏がオーナーとなり
このラシーンをベースに特殊なカスタマイズを行うのだという。
ということで、ラシーン発ファントムトップをご覧頂く!!

本邦初公開!?『ラシーンファントムTOP』
ファントムトップとは何ぞやと申せば、幌車のように似せる
アメリカナイズなカスタムのコトである。
また、生地をファントム地とそう呼び、
そこからファントムトップと呼ばれるようになったのでござる。
デザインにもこだわりガラスのサイズなどは黄金比で割り切り。

黄金比(ゴールデンレシオ)を用い、バランスが調整されたガラス。
熱線はしっかりと生きている。

幌のアンダーラインに注目!!
意匠にもスピードウェル的な細かなコダワリを見せる。
一般的に覆い被せるだけであれば簡単なのだが、
写真でご覧いただいても解かるように、アンダーラインに
折込みのような意匠をもたせたのがスピードウェル的
小さくて大きなコダワリだ。
もちろん、そこにたどり着くまでには色々なクルマなどを
研究してきた訳だが、試行錯誤のなかで生まれたアイデアにより
こういうところがお洒落だなと思う。『ウェルの主観』

室内からの撮影。
オーナーのK氏と窓の面積をミーティング。
ギリギリのラインでの調整をおこなっている。

まるでガラスがはめ込まれているような風合い。
内張りにはラシーンの純正と同色で張り合わせ、
ガラス部には特別にスペーサーを裏に張り合わせ
もっこりさせることにより、今回の装飾であると言える。
そこには見せる技術も必要なのだ。

サイドガラスは封がなされた。
もともと小窓であまり見る機会がないゆえ
割り切って今回は封を施すことにした。
そのことから、外観から見れば、幌が綺麗に被っている
ように見え、幌らしい、幌のようだ、幌であるになった。

この後ボディーはなんとPAOに使用されているEJ1(アイボリー)
に全てが塗装されて仕上がるというのだから、
乞うご期待である。
今日はコレまで~。
本日の名言
お湯にすら感動できる、
幸せのハードルの低い人生を愛している

by田村裕(麒麟)
おおっと田村さん、幸せのハードルが低いというので
ありましょうか。
これは問題ですが、本来は十分に感動、感謝できるところ
であると私はおもいますぞ!!
日本という国で間違った教育のなかで、そういう
感動や感謝がなくなった。そのようだと思います。