どんもす~。ウェルです。
さて皆さま、本日はラシーンのリヤトランクを
ファントムトップというカスタマイズ方法を用い
個性のあるラシーンの製作をご覧頂こう。
ボディーの全てが分解されているラシーン。
この騒々しい状態のラシーンからどのようなカスタマイズが
施されて行くかが、今後の楽しみである。
今回は大阪市にお住まいのK氏がオーナーとなり
このラシーンをベースに特殊なカスタマイズを行うのだという。
ということで、ラシーン発ファントムトップをご覧頂く!!
本邦初公開!?『ラシーンファントムTOP』
ファントムトップとは何ぞやと申せば、幌車のように似せる
アメリカナイズなカスタムのコトである。
また、生地をファントム地とそう呼び、
そこからファントムトップと呼ばれるようになったのでござる。
デザインにもこだわりガラスのサイズなどは黄金比で割り切り。
黄金比(ゴールデンレシオ)を用い、バランスが調整されたガラス。
熱線はしっかりと生きている。
幌のアンダーラインに注目!!
意匠にもスピードウェル的な細かなコダワリを見せる。
一般的に覆い被せるだけであれば簡単なのだが、
写真でご覧いただいても解かるように、アンダーラインに
折込みのような意匠をもたせたのがスピードウェル的
小さくて大きなコダワリだ。
もちろん、そこにたどり着くまでには色々なクルマなどを
研究してきた訳だが、試行錯誤のなかで生まれたアイデアにより
こういうところがお洒落だなと思う。『ウェルの主観』
室内からの撮影。
オーナーのK氏と窓の面積をミーティング。
ギリギリのラインでの調整をおこなっている。
まるでガラスがはめ込まれているような風合い。
内張りにはラシーンの純正と同色で張り合わせ、
ガラス部には特別にスペーサーを裏に張り合わせ
もっこりさせることにより、今回の装飾であると言える。
そこには見せる技術も必要なのだ。
サイドガラスは封がなされた。
もともと小窓であまり見る機会がないゆえ
割り切って今回は封を施すことにした。
そのことから、外観から見れば、幌が綺麗に被っている
ように見え、幌らしい、幌のようだ、幌であるになった。
この後ボディーはなんとPAOに使用されているEJ1(アイボリー)
に全てが塗装されて仕上がるというのだから、
乞うご期待である。
今日はコレまで~。
本日の名言
お湯にすら感動できる、
幸せのハードルの低い人生を愛している
by田村裕(麒麟)
おおっと田村さん、幸せのハードルが低いというので
ありましょうか。
これは問題ですが、本来は十分に感動、感謝できるところ
であると私はおもいますぞ!!
日本という国で間違った教育のなかで、そういう
感動や感謝がなくなった。そのようだと思います。
Calender
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へえ~。ファントムトップっていうんですか。
ファントムって確か幻影とか亡霊のことだから、
もしや霊柩車のルーフの処理とも共通するのかな?
もっとも私は嫌いじゃありませんが何か?
kobatadsさま
大変お世話になります。そうですね~西欧では幻影とかそういう意味の英語にはなりますが、アメリカではファントムトップとは、コンバーチブルじゃない車の屋根に幌生地を貼って、まるでコンバーチブルのように見せるドレスアップスタイルを指します。
アメリカ人は幌車がよっぽど好きなんですね。