どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はスピードウェルリプロダクト事業部の
ロットナンバー001番。PAO用サイドデフロスターをご覧頂く。
この作品は一昨年末に試作が繰り広げられ少しだけ
ご覧頂いたわけだが、その模様は
速報!スピードウェルがリプロダクトを開始するの巻!
でご覧頂くことにして、それでは始まり始まり~。
『スピードウェルのリプロダクト事業部のコンセプト』
第一に純正部品と同等の仕上がりを目指す。
第二に純正部品と同じ型割(設計)で製作する。
第三に純正部品と同じ又はそれ以上の材料で製作する。
という3つのキーワードにより構成されている。
と、いつものように始まる訳だが、
今回はその製品の製作の裏側をご覧頂く。
本邦初公開となる!?金型ならぬシリコン型である。
このシリコン型は純正の新品パーツからとった
マスターとなる型である。
純正品の割り方と同じように設計し、
造りあげた力作だ。
それでは、今回製造の裏側ということで、
面白い写真をご覧頂こう。
表面の割り型。
このサイドデフロスターは3つ割型で構成されている。
それは、部品の側面や裏側にあるバリのようなラインから
読み取り、それと同じように割れるようマスターとなる型を
成型してゆくのであった。
裏面の割り型。
表面の割り型と裏面の割り型を合わせ
プラスチックを流し込めば製品は型どおりに
カタチづくられてゆく訳だが、実はココには驚きの
技術が隠されているのである。そのコダワリは
プラスチック内部の気泡や発生するガスを
圧力をかけて抜き取ると言う事だ。
特にサイドデフロスターはヒーターを入れると
熱風が出るようになっているゆえ、
プラスチック内部に気泡やガスの層が残れば
それが、膨張し変形する可能性があるという
検討により、安定した製品作りに一役買っているだろう。
※当製品は80度という高温でも耐えるという。
見事にPAO純正サイドデフロスターのリプロダクト品が完成した。
ということで、今後販売が開始される訳だが、
製品の型は寿命が15個であるから、
以降は2個セットで期間限定での販売とさせて頂きたい。
カラーはアイボリー、テラコッタ、アクアグレイ、オリーブグレイと
純正カラーのすべての製作をおこなうコトにする。
今日はコレまで~。
本日の名言
未来に向き合うにはふたつの方法がある。
ひとつは心配、もうひとつは期待だ。
byジム・ローン
そう、ちゃんと期待をしないといけません。
心配ばかりであればバランスが悪いですなぁ。