真夏の祭典 Tipoオーバーヒートミーティングの準備!

MA11SW型 GP03エンジン

熱い夏

今年も熱い夏がやってきた、といってはや4年目である。

1100㏄にボアアップして、各部にチューニングを施したMA11SW型エンジンも

成熟の年を迎えようとしている。

昨年は純正のオイルフィラキャップが高回転時(8000rpm)のブローバイガスの圧力に耐え切れず

飛んでいくというアクシデントにより、初の無念のリタイヤで幕を落としたわけだが、

今年は各部に変更が加えられ、途轍もない素晴らしいレーシングエンジンが完成した。

凄いのはART製鍛造ピストンがSW11SW型に専用が用意されたのに加え、

シリンダーなどもより高回転でも振動しないようにウォータージャケット内に

補強も加えられた。

ココまではネタをばらしても、すでにだれしも真似は出来ないところまで来ているから

本日はその画像も出血大サービスで公開である。

※この模様はIチューニングページでもご覧いただけます。

http://www.speed-well.jp/tuning/motorsports/20140713.php

MA11SW型 GP03エンジンの全容

MA11SW型 GP03エンジンの全容

高回転に対応するシリンダー

高回転に対応するための補強

MA11SW シリンダー

MA11SW型 GP03エンジンのシリンダー

ART製 鍛造ピストン

ART製 鍛造ピストン フルフローティング

HコンロッドにART製鍛造ピストン

Hコンロッドに鍛造ピストン

2014年7月13日(日)

岡山県 岡山国際サーキットで Tipoオーバーヒートミーティングの

バトルロイヤルスプリントトロフィーに参戦予定。

当日は午前5時より入場し、随時ホームページのトップより生中継で放映される。

タイムスケジュールは明後日にはブログやトップページでアップされるが、

今のところの予定は下記の通り。

AM5時00分 サーキット開場 SWは現場に到着

AM5時30分 ピット設営開始 

AM6時00分 エンジン始動 暖気調整など

AM8時00分 予選開始

AM9時00分 スピードウェル開会式

AM10時00分 自由行動

AM11時00分 たこ焼きの用意

PM12時00分 昼食

PM1時00分 ビンゴ大会 一等から三等まで豪華景品×2回

PM2時00分 レースの準備

PM2時30分 レース出走

PM3時00分 レース終了

PM3時30分 エンジンデモンストレーション

PM4時00分 閉会式のあいさつ

PM5時00分 撤収

応援のお越しの方にはビンゴ大会には是非とも参加して頂きたいので、

ピット位置など詳しくわかり次第、ブログでアップ致します。

それでは、皆様今年の夏もどうぞ応援よろしくお願い申し上げます。

☆静岡県焼津市 I様 PAO『SW-LTD』納車おめでとうございます☆

どんもす=ウェルです。

さて皆様、日本シリーズは盛り上がっておりますが、如何お過ごしでしょうか。

本日は静岡県焼津市より遠路はるばるお越しいただき、はれて

PAO『SW-LTD』のオーナーとなられたI様の愛車を御拝観つかまつる。

SW-LTD納車おめでとうございます。

PAO『SW-LTD』とI様ご家族をガシャ!!

この度は、大雨のなかの納車で大変御足労おかけいたしましたが、

それでは、自慢の車両をご覧頂こう。

スピードウェルロイヤルブルー 新色の色味

スピードウェルロイヤルブルーの色味

今回はSW-LTD専用色であるスピードウェルアトランティックブルーが

若干のグリーン色を調色するというマイナーチェンジを受け、

新色スピードウェルロイヤルブルーでのオールペンが行われている。

このことによりSW-LTD色は第1世代から第2世代へと突入。

パイクカーが『マスプロダクト』(大量生産)ではなく、そのとんがった人たちへ

送り出されたことに対し、さらにスピードウェルでは個々のお客様に答える

『ワンオファー』を追求している。

ハンドルコラムラッカーフィニッシュ

ハンドルコラムのラッカーフィニッシュ

今回の内装の仕上げはアイボリー色で行われ、その造りこみにより

ハンドルコラムや、センターコンソール、オーディオの足まですべてが

同色でラッカーフィニッシュが行われている。

謹製ウェル帆布製サンバイザー

謹製ウェル帆布製 サンバイザー

サンバイザーは表面と裏面に異色のレザーをあてがい、さらに境目に

パイピングを施している。

サンバイザーレザー張りモディファイ

サンバイザーに使用されている生地はアウディがデザイン

謹製ウェル帆布の特別モデルとでも言おうか、SW-LTDにふさわしく、

アウディデザインの生地を惜しげもなく投入した逸品である。

運転席側にはポケットが純正と同等の位置に配置され機能十分。

シフトノブのレザー張りモディファイ

新発売 シフトノブのレザー張り

この商品は誠に勝手ながら、販売車両のみの受付。

何故かと申せば、ボッチンなどで留めているものではなく

生地をノブ自体に縫い上げるという上質な造りこみによるため。

特にSW-LTDはパオに一味上質をプラスするという志向性により

今後は標準装備となることは間違いない。

もちろん、トラディショナルモデルにもオプションとしてプラスすることは可能だ。

サイドブレーキレバーのレザー張りモディファイ

新発売 サイドブレーキレバーのレザー張り

こちらもシフトノブ同様、SW-LTDの標準装備品。

カラーはおおよそ10色(アウディ、フォルクスワーゲン生地)より

お選びいただけるコトとなるだろう。

ドアポケットのレザー張りモディファイ

ドアポケットのレザー張り

上部エッジにはダブルステッチを施し、さらに内張り色のステッチで装飾。

オーナーの思ひに応えるべく造りこんでいくわけだが、

そのスピードウェルの原点は往年の名車達から譲り受けた匠の教えである。

現在の新車ではあじわえない、素晴らしい『手造り』

ハンドクラフトの世界がそこにはあった。

SWリプロダクト部製作 サイドデフロスターグリル 

SWリプロダクト部製作 サイドデフロスターグリル

純正から型を整形し、純正と同形状のサイドデフロスターグリル。

昨年末にSWリプロダクト部により製品化が行われたものである。

今後、日産による製造廃止パーツはSWリプロダクト部により

部品を供給できる体制を整えるべく、日夜製品開発は進められている。

しかし、ダッシュ上部のアウディレザーの張替えもオサレ(お洒落)。

おみやげを頂き感謝致します。

おみやげまで頂き、感謝感謝。

この度はI様、PAO『SW-LTD』納車、誠におめでとうございました。

末永くご家族と共に。

今日はコレまで~。

本日の名言

ムキになれないようでは創造はできない。

しかし、ムキになっているうちは

創造は生まれない。 

by広中平祐

なんとも、歯がゆい名言で御座いますが、創造することは非常に

難しいものでありますなぁ。

●スピードウェルが加速する。製品性能試験の巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様本日はスピードウェルは技術とノウハウを磨くため

兵庫県にあるセントラルサーキットでMA11SW型エンジンを搭載した

スピードウェル製SW4/1(テストマシン)をご覧頂く。

極限のレースフィールドにより各パーツが開発されている。

一般的にはレースとパイクカーは無縁であるが、製品の開発の為には

極限での性能試験が必要であり、それぞれに本当のプロダクトを提供する

ためには、それぞれの部品に日本を代表するメーカーと共同で開発を進める必要があった。

今回は5ZIGENとの共同開発を行ったマフラー、サン自動車工業と開発した

ホットワイヤーNEWプラグコード、そして足回りには大阪バネ工業と開発した

レギュレートスプリングアルファー、についでMA10S型エンジン(純正エンジン)を

1100ccにボアアップを施したMA11SW型エンジン、さらにそれに付随する

インテーク&エグゾーストマニホールドのセットと、トータルでのバランス測定と

再研究とブラッシュアップが目的だ。

MA11SW型 1100ccボアアップエンジン。

マーチのエンジンを1100ccまでボアアップするのはスピードウェルだけ。

自然吸気を追及するメカニカルチューンだからこそ気持ちいい

加速感がココにはあると言える。

さらには、ウェーバーレーシングキャブレーターの吸気サウンドや、

5ZIGENのエグゾーストノートが男の本能を刺激する。

足回りは開発段階。

しかしながらレギュレートスプリングアルファーは

フロントが約3k、リヤが約2,2kと現在市販されているスプリングの

中では一番硬いようだ。

ちなみに、ニスモ製でフロントが2,0k、リヤで1,6k。

スピードメーターは見えない。

今回のテストでは30分を3本、午前2回、午後1回とトライ。

一本目のトライではウェーバーキャブレーターのジェット調整に

時間を費やし、2週で終了する。

しかし、二本目からは6000rpmから7500rpmまで全開でぶん回したが

驚くほどに常に水温は約80度に安定、油温も80度に安定している。

外気温は35度を上回り、約1時間に及ぶテストはクールダウンせず全開で行われた。

MA11SW型エンジンが計算し尽されて造りこまれたコトが実証され

ほっとひと段落である。

今回のデーターは明日の本戦にフィードバックされ、、、

と言う事で、明日何かが起こり、明後日のブログでお披露目となるから

是非とも楽しみにして頂きたい。

今日はコレまで~。

本日の名言

未来を予測する最も良い方法は、

未来を創り出すことである。

byデニス・ガボール

座右の銘にした名言ですなぁ。未来を創り出すことはそんなに容易な

ことではありませんが、スピードウェルは今年度9月ごろにはまたまた

すんごいプロダクトが誕生致しますので、乞うご期待あれ。

●日産PAO ボディークォーターパネルを交換するの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様本日はPAOのクォーターパネルの交換をご覧頂こう。

まずクォーターパネルとはいったいなんぞやと申せば

後部座席横のパネルの総称である。

パオ 右リヤクォーターパネル

PAOリヤクォーターパネル 外板パネル『新品』

23年という年月が流れたというのにも関わらず

新品パネルが日産から出るという、感動モノである。

今回は右側のクォーターパネルを交換。

その全貌をご覧頂こう。

パオ リヤクォーター 切開図

PAOクォーターパネル切開図。

全てはスポット溶接により張り合わせされおり、

スポットごとに専用のドリルで表面を切削し

溶接面を外してゆくという、けっこうな作業を

行えば、パネルは分解されるのだ。

キャビティーワックスがてんこもり

インナーフェンダーとの境目

4代目、5代目のオーナーでも乗れるという

開発当初からのキーワードによりボディーが長持ちするように

仕上げられたコトが伺えるのが、このキャビティーワックス。

ボディーの隅に溜まる水分とパネルとを直接触れさせないようにして

錆を防いでいるのだ。

サイドステップ インナーシルパネル

サイドシルパネルはカナダ向け防錆鋼板が採用されている。

一般的に日本車には採用されないような、特殊な鋼板を

随所におごるという、このこだわりようはメーカーの意図ではなく

デザイナー陣の思いによるものだろう。

エンスーCARガイド日産パオ&フィガロ&Be-1のP,45では

『クルマを消耗品にしたくなかったんです。』

『冒険の道具にあるようなヘビーデューティーさを表現する為には

部品のひとつひとつを本物にする必要があった』

という内容があるが、まさにその通りであった。

パオのボディーの構造は非常に素晴らしい。

サイドステップとクォーターパネル接合部

サイドステップとクォーターパネルの継ぎ目付近は

クォーター側のインナーシルパネルより錆が発生。

パオでは錆びやすいところである部分だが、

これは裏側より錆が発生し表面に出てくるようだ。

今回は、表面の錆をサンダーで削り落としさらに

錆転換を行い新しいパネルを被せるコトとした。

ということで、今回はPAOのクォーターパネル交換を

ご覧頂いたがスピードウェルではこうして今後も

パイクカーの存命に力を尽くす。

今日はコレまで~。

本日の名言

その日をちゃんと生きること。

byエリック・クラプトン

人生にこの日は一度しか訪れないということで、

皆様、本日も大切にされましたでしょうか。

毎日大切にしている人ほど時間は流れがはやく、

むだにしている人ほど時間とは遅いものでも有ります。

●謹製ウェル帆布がデザインするレザーシートの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日は謹製ウェル帆布が製作するシートの張替え

『ウェル60デザイン』が新しいデザインに、というお話だ。

スピードウェル社では現在販売している車両の全てに※1

自動車専用、最高級レザーによるシート張替えが

オーナーの思いのカラーにより行われる訳だが、

そのレザーシートには『ウェル50』『ウェル60』と

それぞれのデザインをお選び頂き、製作される。

そして、今回はその『ウェル60』において、パイピングの

入る位置に変更が加えられ、ポップさはスポイルされたが

すこし大人らしくなった、と言える。

※1純正の素晴らしさも知って頂き、純正(オリジナルシート)で仕上げるコトも可能。

ウェル60デザイン

謹製ウェル帆布 ウェル60NEWレザーシートデザイン

常に普遍性を求め進化し続けるデザイン。

自動車の本来のコンセプト上であれば、純正オリジナルの

シートがカッコいい。しかし、オーナーの色に染めるコトが出来るのが

このシートの張替えの良さでもある。

ウェル60デザイン パイピング

背もたれ面、前面より撮影。

旧モデルとどの部分が変ったのかと申せば、背もたれの

後面側のパイピングが無くなり、折り返しで縫製することにある。

ウェル60デザイン 折り返し

背もたれ面、裏面より撮影。

裏面端のパイピングは無くなり折り返しによる縫製が、

いっそうプロダクト感を強調している風合い。

パオ レザーシート 張替え

後部より撮影。

前席シート裏がすっきりしとしたが、今回は現代の張替えデザインを

往年と呼べる感覚に近づけたと言える。

謹製ウェル帆布では、色々な自動車のシートの張替えも

承っており、時代と共にシートのデザインの移り変わりなども

研究している。

と言う事で、これからも謹製ウェル帆布のデザインは洗練され続ける。

ニュービートル ドア塗装 幌張替え

名古屋のT氏が所有するニュービートルのモディファイ。

今回は訳があり、幌と内装の張替え、側面のラッカーフィニッシュが

行われた。

ニュービートル 幌張替え

ジャーマントップによる幌の張替え。

謹製ウェル帆布ではその卓越した技術により国産車は基より

外国車のオープンカーのトップの張替えも行っている。

特に、ビートルはディーラーでの張替え工賃ときたら

80万円~100万円と謳われている。

謹製ウェル帆布ではその3割程度で張替えが行えるのだ。

ガラスがはまっている物や、ビニールグラスのものまで

どのような形状でも張替えは可能だ。

ニュービートル シート張替え

ニュービートル レザーシート張替え

謹製ウェル帆布 ウェル60デザインによる

レザーシートの張替え。

ニューミニやニュービートルなどの雑誌を見ると

まだまだ、安価な被せシートによるフェイクが横行しているようだが

こうしてきっちり張替えが行えるのである。

ニュービートル シート張替え 内装張替え ドア内張り

後部座席もご覧の通り。

さらに、内張りまでレザーを張り替えるコトが可能であり

自分色に仕替える、自分流のと拘る方々にはぴったりと言える。

と言う事で、本日は謹製ウェル帆布が製作するデザインを

ご覧いただいた。

今日はコレまで~。

本日の名言

夢いつまでも

いやぁーいい名言でありますなぁ。またこの夢が途絶えた時に

人間と言う生き物は老い始めるといえるでしょう。

光岡製ゼロワン 幌を張り替えるの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は光岡製ゼロワンの幌を張り替えるという小話である。
まずこの車両だが、イギリスのスーパーセブンを模したデザイン
というよりは、そのまんまに近く、良く言えば和製セブンである。

謹製ウェル帆布により幌が張り替えられた。
オーナー曰く、光岡では幌の張替えは受付しないという
なんとも残念なことで、当社へ入庫。
一見すると簡単そうだが、非常複雑な形状により
その張替えが難しい意味も良く解かった。
しかし、甘えているようじゃぁ~謹製ウェル帆布ではないという
意地により張替えるコトとなった。

ドア部とトップ部はホック等で分離ができる。
今回の大きな改善点はドア部のグラス部を
アクリル(光岡純正)からポリカーボネート製に
変更をおこなったということだ。
アクリルでは少々のコトでは割れないが、
クルマには不向き。
入庫した時点ではすでに運転席のアクリルグラスはバリバリに
粉砕されて透明テープで固定されていると醜い状態。
ポリカーボネートであれば、湾曲にも強く最適である。

ポリカーボーネートグラスにヒンジを取り付け
ドアらしい開閉が可能となった。
ということで、謹製ウェル帆布では色々な幌製品の
修理や新調も可能である。
しかし、原始的なクルマの形状はなぜか見ていて
うきうきするのはウェルだけであろうか。
現代のエコカーとよばれる類の車の良さを見出せずに居るのは
ウェルがへんてこだからだろうか。
今日はコレまで~。
本日の名言
晴れた日は晴れを愛し、
雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、
楽しみなきところに楽しむ。

by吉川英治
現代のエコカーはガソリン代が安い?!という所に
楽しみがあるのでしょうか。

日産PAO サイドブレーキレバーのブーツを製作するの巻!!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はPAOのサイドブレーキレバーにブーツを
あしらうというお話だ。
PAOはコンセプトによりサイドブレーキレバー(鉄製)を
さらけ出す機能的感覚で製作されているようだが、
それをちょこっと高級感のある風合いに変更を施すのが今回の目的である。

てけてけ。謹製ウェル帆布 『サイドブレーキカバー』
今回その高級感という文言通り、トップにはダブルステッチで装飾。
ステッチの糸色には車両のシートのパイピングと合わせている。
ウェル帆布が製作するモノは全てはオーナー色に染めるコトが可能なのだ。

新車から乗リ続けられている重鎮あきぱお氏の車両が今回のベース。
すでにセンターコンソールはFIGAROのモノへスイッチされており、
PAOがFIGAROのような高級感的な方向性へ、リメイクが施されている最中。
このPAOのサイドブレーキレバーは結構錆びやすく、オーナー曰く
何度か塗り直したが、ボコボコしてきたということで、
今回のカバーの製作を承るコトとなった。

鉄部が少し錆び付いているのが伺える。
塗装をし直すとなると、室内ではラッカーを吹き付けることが
難しく、取外そうものならDIYでは少し危険。
タッチアップ(筆塗り)では塗料が均一に乗らず
ボコボコ肌になってしまうようだ。
それでは、取り付けに参ろう。

まずサイドブレーキグリップを取外す。
これは一般的には取外すことが難しい。
工法で言えば(焼ばめ)であろうか、
強烈なドライヤーなどでグリップを温めて膨張させるコトにより
グリップ部の取り外しが可能となる。

サイドブレーキカバーを差し込めば装着は完了。
市販で汎用品などが販売されているが、
今回のはPAO専用に入念に型を取り製作したゆえ、フィット感は抜群。
レバー下へおりる曲線がなんともたまらない。
ウェル的にお茶碗にご飯3杯は食べれる仕上がりだ。
あとはグリップを元の位置へ戻せば作業は完了。

サイドブレーキカバーが鎮座した。
今回の製作による考えは、フィット感を良くするため
レバーの径に対して口径を丁度に設定。
ジッパーやフック、ホックなどで
留めるなどの部位を排除。
トップはダブルステッチにより装飾が施される。
そのことにより高級感が彷彿する。
つまりはそんな感じだ。

上空からの姿見。
これでセンターコンソール中も見えるコトは無くなった。
サイドブレーキカバーの価格は3,980円
カラーはウェル帆布ページのシート生地を全て使うことができる。
あなたなりのカバーを製作してみては如何だろうか。
今日はコレまで~。
本日の名言
人生は、できることに集中することであり
できないことを悔やむことではない

byホーキング博士
さすがは物理学者ホーキング博士。
常にできること、いましないといけないことに集中する。
効率的でありますなぁ。

謹製ウェル帆布 NEWウェル50デザインレザーシート開発の巻!!

どんもすっ。ウェルですっ。
本日は、謹製ウェル帆布の新しいレザーシートデザインの開発現場をご覧頂く。
前回はウェル60デザインが黄金比(ゴールデンレート)を求め
製作されたわけだが、今回は現行のウェル50デザインが
居心地の良い空間を追求する為に、60に続き黄金比に則り
ステッチワークを一から見つめなおすコトとなった。

PAOの純正シートに墨入れがおこなわれる。
まず、シートとは一概にいえど、型紙(デザインした原画紙)から
レザーを切り出し、縫い合わせやっと一つのパーツとなるという
なんとも気の遠くなる作業で一基のシートが出来上がるわけだが、
今回はその第一歩をご覧頂いている。

黄金比(ゴールデンレート)に則りR形状が刻まれる。
まず黄金比とは何ぞやと申せば、
『黄金比(Golden Ratio)は古代ギリシャの時代から
人間にとってもっとも安定しあらゆる物のもっとも美しい比率
とされ広く知られている。
パルテノン神殿の設計、レオナル・ド・ダビンチの芸術。
現代では名刺の形状など日常生活で随所に反映されているのである 』
※謹製ウェル帆布ウェル60レザーシートページから抜粋
その素晴らしいバランス(比率)を車室内に取り入れ
居心地の良い空間を演出しようというのが今回の使命だ。

純正シートを切り張りしながらウェルの思ひの形へ成型。
今回のそのデザインはやはり往年のと呼べる仕上がりを目指すべく
1950年代の旧き佳き時代のデザインが踏襲されるコトとなるが、
しかしながらPAO、RASHEENの趣に合う細工を施し形取りを
すすめてゆく。

墨入れにはcmいやmm単位での調整が行われる。
しかし、実際はシート(生地)は伸び縮みがするゆえ、
それも計算に入れ罫書きを行わなければ本当に素晴らしいシートにはならない。

NEWウェル50レザーシートはステッチは縦方向ではなく
横方向に走る。
縦ステッチはクラシックだなぁとか、ノスタルジックだなぁなど
だれでも解かり易いデザインであったのだが、
横ステッチがNEWウェル50レザーシートに採用されるというから
まさに往年と呼べるデザインの復活だ。

リヤシートもフロントシートと同じくコダワリを投入。
この後、純正シートが外されパーツ取りし型紙が製作されると言う訳だ。
本日はNEWウェル50デザインレザーシートの始まりをご覧頂いたが、
謹製ウェル帆布は日々進化し続けるゆえ、どんどん乗り心地も
座り心地も、居心地も良くなる。
それでは、お披露目まで乞うご期待あれ。
今日はコレまで~。
本日の名言
できない男ほど群れたがる
byますい志保
あっら~。暴走族なんかもそれ系?
など考えたりしますが、皆さんは如何でしょうか?

スピードウェル社製 PAO おとなの遊び 予告編の巻!!

どんもす~。ウェルです。
本日はPAOのおとなの遊びと題しまして、
昨年中頃からプロジェクトを発足し進めて参りました車両の
お披露目(予告編)をご覧頂こう。
おとなの遊び
とあるロンドンの郊外。
ではありません。神戸の税関近くでの撮影だ。
今回はおとなの遊びという感覚でいろんな加工や部品の取り付け、
細かなボディーワークなど、オーナーの遊び心を反映し
製作が進められた。
この車両のオーナーO氏は直接イギリスやアメリカなどから
部材を輸入。
ウェルもそれに答えるべく、フロアーカーペットマットの張替えや
ボディーワーク、細かな仕上げなどを施してあそび心満載の
PAOに仕上がった訳だが、
もはやPAOとは呼ぶことの出来ないカタチとして生まれたのである。
おとなの遊び
内装にも注目だ。
ウェル帆布社の総張替え。フロアーカーペットはベージュ色に。
さらに50デラックスシートやダッシュパネルの張替え。
天張りもなんと張りかえられ、バックミラーの跡は無い。
という所で、お披露目は後日となるから乞うご期待!!
明日はラシーンの超低燃費マフラーの製作をご紹介だ。
今日はコレまで~。
本日の名言
夜は寝て日は走る
まあ当たり前のことですが、日が照っているあいだでも
ぐうぐう寝ていたら一日終わってしまうという言葉でありましょう。
毎日が大切な一日。
シビアな事を申せば、時計の針が一秒一秒動くと共に
生き物は一秒ずつ死に近づいているのでもあります。
一秒とも無駄にはできませんなぁ!

日産PAO マグノリアクロックがPAO仕様にの巻!!

どんもす~。ウェルだべぇ~。
さて、本日は前回もご紹介した、スミス社製のマグノリアクロックを
PAOのインパネに埋め込むというお話の続編だ。
スミス社製マグノリアクロックだ
スミス社製マグノリアクロックだ。
今でも英国で製造され続けているのだが、
さてさて、これをそのままPAOに取り付けるとなると
スピードメーターとのバランスがいまいち取れぬと言う事で、
今回はマグノリアをスピードウェル社的に加工を施す事となった。
PAO純正スピードメーター
PAOの純正スピードメーターだ。
こだわったデザインが見る人の心をひきつける。
このメーターに、先ほどのマグノリアクロックをどうやってあわせるか
と申せば、簡単に言えば同じ風合いに仕立ててあげればよい。
しかし、文字盤のすべてをDIYで変更するにはちいとハードルが高いゆえ
今回はPAOメーター風といえる仕上がりを目指したのである。
リューズを外す
まずはリューズを外す。
人間がつくったものであれば、どのようなモノでも分解は可能だ。
という、ウェル的発想のもと、気兼ねなく分解されてゆく。
べゼルを取り外す
お次にべゼルを取り外す。
べゼルは3箇所のカシメだけで留まっているから、精密ドライバーで
抉ってあげればすぐに外れるであろう。
ウェルは自慢ではないが、少しは手先は器用なほうか、
しょいしょい分解してゆくが、良い子の諸群は指をドライバーなどで
突いてケガをしないように勤めてほしい。
マグノリアばらばら事件だ。
べゼルを外せば、風防が外れる。
さて、ココからが問題。
これをどうするかと申せば、まずは純正の針の色にペイントを施す。
色を調合した
じゃんじゃかじゃん!!
塗料はウレタンを使い、経年劣化にも強い仕上がりが得られることであろう。
ちゃーんと塗料も調合し、PAOの針の色に合わせたのだから、
細かなところも計算済みだ。
そして、
べゼルは鍍金からグロスレス仕上げが施される
べゼルはなんと鍍金から艶消し加工が施された。
そう、PAOには鍍金がというよりこの艶消しが似合うのである。
飾らないところがPAOのコンセプトからも伺えるのであった。
PAO純正スピードメーター風マグノリアクロックだ。
これで、一様はPAOのメーターとの色合いを合わせたコトとなった。
どこか重たい印象は消え、PAOらしくなったであろうか。
それでは、マグノリアPAO仕様と普通のマグノリアを並べてご覧頂こう。
PAO仕様と普通のもの
左がPAO仕様。右が元のマグノリアだ。
どうだ、並べてみるといかにPAOらしくなったかが伺えるであろう。
ちょっとした細工ではあるが、細部からにじみ出ている物が
一番ポイントが高く、バランスや雰囲気がどこと無くと思えば
細部を見直せば答えが出てくる物でもある。
PAO純正スピードメーターにPAO仕様の時計が鎮座した。
遂にPAO用時計が完成した。
よくよくご覧いただければ、時計の中心の針の部分はちゃんとアイボリーと
レンガ色の2色で塗り別けているというから細かな配慮が施されている。
しかし、一点加工し忘れたコトがあった。
そう、SMITHSという文字を消し忘れた事だ。
PAOに入らばPAOに従えといったところであろう。
ココまで計算できればOKである。
スピードウェル社の技にはなるかどうかは知れないが、
こうしたカスタマイズもたまには良かろう。
なんせ、PAOに似合うかどうか努力した結果と、
それをぽんと付けただけでは意味合いも変るかもしれない。
これにてマグノリアクロックの加工のお話は終了となる。
さてさて、これまた面白い加工をスピードウェル社の工場長が
作品として仕事の合間をみて製作してくれたからご紹介致そう。
PAOのフロントグリルエンブレムだ
PAOのフロントグリルに装着されているエンブレムだ。
だが、しかしよくよくブラックに塗られたところをご覧頂きたい。
アップ!!
結晶塗装(黒縮み)が施された
なんと、黒縮み俗に結晶塗装が施された。
おいおい、ウェルイズムが満開な仕様に工場長にはただただ脱帽。
ウェルも負けては居られますまい。
スピードウェル社では、社員が一丸となって皆皆様のおクルマの
メンテナンスにあたっている。
気持ちを同じくして高いレベルでの技術の提供を目指し
今後も精進する所存。
今日はコレまで~。
本日の名言
必ず勝てる方法はある 
by古賀稔彦
さすがバルセロナ五輪のメダリスト。
この言葉には勇気をもらえますなぁ。
そして、あきらめては負けだということでしょうか。