号外○スピードウェル社屋にEVスタンドが設置の巻○

号外号外~ウェルです。

さて皆様、号外です。

本日、国の次世代自動車振興センターと

大阪府の大阪エコカー協働サポートネット、簡単に言えば

国と府の協力によりスピードウェル本社屋前に電気自動車の

充電施設であるEVスタンドが設置された。

電気自動車の充電施設 EVスタンド

電気自動車の充電施設 EVスタンド

未来はすでに始まっている。

スピードウェルでは昨年2月より大阪府立大学内にある

大阪産EV開発コンソーシアムに参加。

昨年はモーターの研究や、システムの開発を独自に行った。

そして2011年10月にはEVコンバートフィガロがお披露目されたわけだが

この度は国と府の力を借りてEVスタンドが取り付けられるコトとなった。

設置工事が始まる。

スピードウェル社屋前に鎮座。 

設置工事が始まった。

8年後には大阪府下に1300ポイントもの充電施設が設置予定という

まあスケールは長く感じるが、もうすぐである。

現在はすでに220ポイントの設置が完了しているから、

EVが本格的に走る時代はすぐそばまで来ているようだ。

充電器に送電が開始された。

充電器に送電が開始。

次世代自動車の取り組みは国をあげておこなわれている。

大まかな理由として挙げるなら化石燃料の枯渇、CO2の削減、人口の増加にある。

①化石燃料は有限であり使い続けれない。

②CO2排出量は地球温暖化を防止する。

そして3番目に挙げたものが一番ネックである。

地球人口は70億人であることはご存じだろう。

その中でもいろんな国々がある訳だが、先進国では人口の2分の1の割合で

自動車が保有されている。

現在は世界で9億台の自動車が走っているといわれている。

そこに中国が先進国の仲間入りをしたわけだ。

中国は推定13億人という人口。2分の1の割合で自動車を

保有されると、一気に6億5千万台プラスになる。

簡単に言えば、ガソリンがなくなる、または価格が高騰する訳だ。

デンソー関西様と内外電機様

EVスタンド 落成の記念撮影

この度はデンソー関西様と内外電機様により設置が完了。

誠に有難うございます。

EV リーディング都市 大阪

EV リーディング都市 大阪

橋下知事の時代に大阪は大きく未来に躍進した。

スピードウェルは国と府の事業の流れに沿いEV開発を進めており、

EVとインフラの両極面をどれだけバランス良く進めれるかがこれからの課題だ。

ということで、さらには3月にまたすんごい物をお披露目致そう。

今日はコレまで~。

本日の名言

他人から学ぶ場合は

自身で発見する場合ほど

はっきりものを捉えることができず

またそれを自分のものとすることができない

byデカルト

ということであります。スピードウェルは自社での開発を基に

これからも良きモノづくりを進めて参りたいとおもいます。

号外○日産RASHEEN デザイナー平林俊一氏の車両整備の巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日は日産RASHEENのデザイナー、

平林俊一氏が所有するRASHEENの整備をご覧頂く。

今回はその整備内容などを、皆様に少しだけ御拝観頂くその訳は

当時、デザインを行われたお方が今でも大切に乗り続けているコト。

その素晴らしさに熱い思いがこみ上げてくると共に、

現在もしくは今からラシーンオーナーになろうとされている方々にとって

希望と勇気を与えて頂けるからに他ならない。

ラシーンデザイナー 平林俊一氏の愛車

ラシーンデザイナー 平林俊一氏の車両 平成7年式 タイプ2 サンルーフモデル

今回は24か月点検(通称=車検)をスピードウェルにより行わせて頂き候。

走行距離はオドメーターの不良により正確ではないが、おおよそ20万Kmに近く、

きっちり整備を行えばまだまだ走れるコトを証明しているようだ。

ドライブシャフトブーツの交換

ドライブシャフトのブーツは交換

こちらは前輪の左右のブーツ交換が今回行われるコトとなった。

特に足回りは走行距離に応じて交換が必要なパーツ

(ブレーキパッドやゴムブーツ類など)が存在し、

定期点検などで不具合を発見次第、交換すれば問題はない。

パワーステアリングラックのブーツが切断

パワーステアリングラック部のブーツも経年劣化

この部品はパワーステアリングの摺動部に埃などが混入しないために

ゴムブーツで覆い隠しているわけだが、経年の劣化により切断されている。

また自動車を駐車する際、ハンドルをまっすぐにしない性格の方も

ゴムが伸びたままになるのでちぎれやすい。

今回はその経年の劣化だ。

ヘッドカバーパッキン類からもエンジンオイル漏れ

ヘッドカバーパッキンよりオイル漏れ

GA15型エンジンはオイル漏れは実に多く(GA15型に限る訳ではない)

まあまあエンジンオイルは漏れてもよっぽどでない限り別段心配は要らないが、

エンジンルームと、直下の地面が汚れることが少し気にはなる。

特にヘッドカバーは、ほぼすべてのGA15型エンジンは漏れる癖があり、

修理とならばパッキンの交換を行う事により、すぐすればすぐすむ。

ウェルリプレイスメントマフラー

ウェルリプレイスメントマフラーの状態を確認

昨年5月に平林俊一氏の車両に装着されたウェルリプレイスメントマフラー。

その後の状態を点検するが、サイレンサーやテールパイプ共に

見事なほどに輝を発していた。

さすがのSUS304とSUS436のハイブリッドステンレスマフラーである。

油絵のような補修は平林俊一氏によるもの

まるで油絵のような、お洒落な補修

これは平林俊一氏の腕によるもの。

時代をかさねてきた証であり、随所に凹みなどがあるわけだが、

それは思い出としておいといて、ご自身により補修が施されている。

時間と共に古びてゆくのは当然のこと。

がしかし、ただ乗りっぱなしではこういう素敵なエイジングは見出せない。

そこには、クルマに対して自分なりの愛情や愛着があるわけで、

良いとか、カッコよくといった意味で

年をかさねてゆく、大人の生き方が感じられる。

平成24年2月号のモーターファン別冊に掲載

平成24年2月号のモーターファン別冊『90年代の国産車のすべて』に掲載

もう一度、過去の国産車に驚いてください。

というタイトルから始まる訳だが、ラシーンの記事を一部抜粋しよう。

『クルマではなく乗る人自身が主役になれ、日常生活の中で

扱いやすい(普通のくるま)が、これからの時代に求められるクルマの

姿ではないか』

そう、以前平林俊一氏にお尋ねした時に頂いたお話は、

『ラシーンは乗る人にとって四角いキャンバス』や、

『日本四駆』 日本の土壌に合った四輪駆動車の意

であったが、その通りのコトが記事になっており、読み応えと気合十分。

今でも当時と同じ、もしくは当時以上の人気を誇るクルマといっても

過言ではないだろう。

そして現在においてはそういう新車が出てこないことが非常に気がかりだ。

ということで、本日はラシーンデザイナー平林俊一氏が所有する

ラシーンの車両整備をほんの少しご覧頂いた。

そしてまだまだ、ラシーンは走り続けることだろう。

今日はコレまで~。

本日の名言

石の上にも三年という。

しかし、三年を一年で習得する努力を

怠ってはならない。

by松下幸之助

師と仰ぐ、松下幸之助翁の名言でございます。

人間努力するというものは自然な訳でありますが、

この志を持って進みたいものであります。

 号外○EVリーディング都市・大阪の巻○

どんもす=ウェルです。

さてもう年の瀬。皆様如何お過ごしでしょうか。

本日も号外ということで御座いますが、

なんと来春そうそう、スピードウェルに電気自動車専用の充電設備

(電気スタンド)が大阪府と国の補助により取り付けが行われるコトとなった。

電気自動車等充電施設設置補助事業

大阪府による電気自動車等充電施設設置補助事業に認定

スピードウェルでは次世代パイクカーとしてEVフィガロを

今年度に開発を開始したわけだが、

大阪府では他の都道府県に先駆け、次世代自動車の研究や開発と並行して、

インフラの整備も急ピッチで進められている。

そのインフラ整備の一環として行われているのが、今回の充電施設の設置。

次世代の新車では、ナビゲージョンやスマートフォン、ネット端末から

充電施設の案内や予約などもスムーズに行えるようになるというのだから驚きだ。

さらに、この充電施設での充電は無料なのである。

時代はどんどん進んでゆくわけだが、私たちもその波になるというのが、

EVフィガロのタイトルでもある『オオサカ EV ヌーベルバーグ』の意味であり、

新しい時代にもパイクカーが容易に走れるように研究開発は進めなければならない。

とは申せど、もちろんこれからもノスタルジックなチューニングなども追求するゆえ

どちらも楽しみにしていただきたい。

2011年1月早々より、またウェーバーキャブのレーシングPAOが

サーキットでも走行テスト予定!!

まだまだ楽しみはこれからだ。

ということで、本日は電気自動車の充電施設のお話で御座った。

今日はコレまで~。

本日の名言

なかぬなら みんなで笑おう ホトトギス

今日は名言の箸休め。

今年一年もあとわずか、笑って年を越したいものです。

号外○ふっくん(布川敏和さん)がSWにの巻○

どんもす=ウェルです。

本日は号外ということで、ブログは始まるが

なんと元シブガキ隊のふっくんがスピードウェル大阪工場に

ご来店。

布川敏和さん(ふっくん)がご来店

布川敏和さんのサインだよ。

本日は、経営情報誌 『The Human』の24年3月号に

代表のウェルさんが掲載されるということで、

午前9時より10時半まで布川敏和さんを交えての取材がおこなわれた。

ということで、なんとふっくんのブログにも早々に写真などがUPされており、

『布川敏和さんのオフィシャルブログ』

でその模様をご覧頂くことが可能だ。

本日は1時間半という貴重なお時間を頂き、あれやこれやお話頂きましたが、

布川様はだいの車好き。

Be-1が出たときドキッとしたというお話を頂きました。

また、Be-1、PAO、FIGAROはおなじデザイナーさんですか?

などご質問頂き、おお~さすがわかりましたか!!と

また、本日の模様などは来週にブログでUP予定。

それでは、お楽しみに。

本日の名言

日に新た

これこそ私どもの座右の銘。

日進月歩とは申しますが、時代は常に進んでいます。

進んでいくからこそ、伝統が守られ、文化が生まれます。

常に先に進むコトと、旧きを温めることが私どもの基本です。

☆岩手県宮古市 S様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます☆

どんもす=ウェルです。

さて皆様、もう2週間ほどで今年も終わりますが、まだまだ頑張って

参りましょうということで、本日は岩手県宮古市のS様の元へ

お届けにあがられたラシーントラベラーを御拝観つかまつる。

ラシーン トラベラー前方正面姿見

ラシーントラベラー 前方正面姿見

今回のラシーントラベラーだが、いろいろと解りにくいところまで

手が加えられており、まずは塗装。

天井がMINIの純正色であるホワイトダイヤモンドで

クーパー仕様(クーパールーフ)に塗装されているのは解りやすいが、

バンパーより下の『フロントリップ、サイドステップ、リヤエプロン』の

それぞれに純正のカラーリングによるラッカーフィニッシュがおこなわれている。

特に、このバンパー下部分はラシーンではすごく汚れが目立ち、

フロント部は樹脂の素地色がそのままのため、変色、退色が目立つ。

それをすべて新しい塗装で綺麗にして長く良い状態を保とうとオーナーは考えたのである。

ラシーントラベラー 側面姿見

ラシーントラベラー 側面姿見

側面よりサイドステップをご覧いただければわかりやすいが、

セミグロス(半艶)でのリラッカーフィニッシュがおこなわれている。

と、さらに今回はクーパールーフがドアトップにまでかかり

今までにない仕上げが施されている。

ラシーン クーパールーフラッカーフィニッシュ

ラシーン クーパールーフラッカーフィニッシュ

これがクーパールーフとSWではそう呼んでいる仕様。

以前まではルーフのみ塗装が行われ、ストンと天井とドア部が

切り替えられていたわけだが、

ドアまで塗装することにより、少し丸みを帯びるラインが描け

よりクーパールーフらしく、そしてレトロ感が全面に押し出されたようだ。

今回はその手の込んだ造りによりSWではこの仕様は初仕事で

記念すべき第一作である。

カラーはホワイトダイヤモンド、オールドイングリッシュホワイト、など

ラシーンのボディーカラーに合わせ選択が可能だ。

デザイン タイヤカバー

デザイン タイヤカバー

オーナーが、オーナーにより、オーナーだけのデザインが楽しめる

デザインタイヤカバー。

デザインはオーナーのセンス次第。

ラシーンはこうしたアウトドア感、サファリ感の感じれる

デザインもおもしろい。

ラシーントラベラー 斜め後方姿見

ラシーントラベラー 斜め後方姿見

クーパールーフやデザインタイヤカバーの面白さが

ぎっしり詰まったラシーンが出来上がった。

もちろん、岩手県にお住まいということで、

スピードウェル寒冷地仕様が標準で装備。

純正ウォルナットウッドパネル

純正ウォルナット ウッドメーターパネル

エクステリアの感覚からよると、このウッドパネルは非常に

内容の濃い仕上げだと考えられる。

謹製ウェル帆布 60デザインレザー

謹製ウェル帆布 60デザイン レザーシート

外装がブルーに対し、内装がグリーンという補色どうしがあわさり、

非常に落ち着いた印象をあたえている。

その室内ではさらにウッドパネルにより綺麗に調整がなされており素敵だ。

また、シート座面のパイピング(ふともも)の一部のみアイボリー色でさす。

まさにオーナーのオリジナリティーが主張されている。

ホイールキャップラッカーフィニッシュ

ホイールキャップ ラッカーフィニッシュ

今回はアウトサイドにルーフに使用されたホワイトダイヤモンド色の

セミグロス(半艶)でカラーリング。

中央部は純正カラーだ。

こうしてホイールキャップで遊ぶのも面白い。

また、塗装はサービスでおこなっており、別途費用は掛からない。

あなたの好みの感覚を描いてみてはいかがだろうか。

納車おめでとうございます。

S様とラシーントラベラーをガシャ!!

この度はS様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

良き相棒としてお乗りください。

今日はコレまで~。

本日の名言

自分にできないと考えている間は、

人間はそのことをやりたくないと

心に決めているのである。

byスピノザ

つまりはそうです。できないではなくやりたくないんでしょう。

出来ると思っているひとはできないものでも挑戦し

やってのけるものです。

〇日産ラシーン 1500ccエンジン『GA15型』ウォーターポンプを交換するの巻〇

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日はラシーン1500cc(GA15型)のウォーターポンプの

交換をご覧頂く。

まず、ウォーターポンプとは何ぞやと申せば、エンジンの熱を

冷やすために冷却水を循環させるポンプのコトである。

日産ラシーン GA15型(1500cc)エンジンのウォーターポンプを交換の巻

(GA15型エンジン)カムサイドカバー下にポンプがある。

このウォーターポンプだが、エンジンの回転力を動力とし

ベルトで駆動されている。

エンジンがかかればポンプはエンジンの回転と共に回る仕組みだ。

そして、今回なぜポンプを交換しないといけないのかと申せば、

ポンプの軸にあるベアリングの磨耗などにより冷却水が軸あたりより

漏れ出してくるからであった。

おおよそ15万キロほど走行したエンジンではほぼ、全台交換になる確率である。

ラシーン 1500cc エンジンの側面『フロント側』

下から覗き込んだ様子。

中央のプーリーはエンジンのクランク軸、右はクーラーコンプレッサー、

そしてコンプレッサーの上がオルタネーター(発電器)。

左側がパワーステアリングポンプとなりクランク上部に

ウォーターポンプのプーリーが存在する。

そして、ウォーターポンプを交換するとならば

全てのベルトを取外し、クランクプーリーを分解すれば

作業性は向上する。

ウォーターポンプを外した様子

ウォーターポンプを外した様子。

ポンプは5本のボルトでエンジンに液状ガスケットを挟み込んで固定されているが

このガスケットを剥がすのが非常に困難である。

ラシーン 古いウォーターポンプ

古いウォーターポンプ。

中心軸を手で回せば、ゴリゴリした感覚が指先に伝わるほど

すでにご臨終状態。

単純な装置ではあるが、ずっと回されているゆえガタくる。

まあ10万キロ近く走れば経年の劣化といったところだろう。

ラシーン 新しいウォーターポンプ

新しいウォーターポンプ。

フィンもピカピカで綺麗だ。もちろん新品であるから

当たり前である訳だが、軸は少し硬いが滑らかに回る。

ラシーン 新しいウォーターポンプが鎮座した

新しいウォーターポンプが鎮座した。

この後、ポンプにプーリーを取付け、ベルトを全てに張れば

作業はいったん終了となる。

ラシーンはそろそろウォーターポンプの交換時期に入りだしたゆえ

交換が多くなりそうだが、スピードウェルでは車両販売時に交換する場合

工賃などはかからないゆえ、予防整備に是非とも努めてもらいたい。

と言う事で、今回はラシーンの1500ccエンジンのウォーターポンプの

交換をご覧頂いた。

知らず知らず冷却水が漏れてオーバーヒートなどすれば、

それこそエンジンを積み替えなければならないなどの

事態に陥る可能性があり、整備をすればこの部分は

また約10万キロと安心してお乗りいただくことが可能だ。

今日はコレまで~。

本日の名言

変革せよ、変革を迫られる前に

byジャック・ウェルチ

そうですなぁ~。どんどん変化する。

それが継続出来る手段であります。

●日産RASHEEN 前方からの異音はボンネットの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日はラシーンの異音のお話。

ラシーンにお乗りの方でアイドリング中や超低速時に

前方からガタガタ、ガタガタガタ~という音が聞こえてくる

クルマには朗報。

それは、実はボンネットとボディーのキャッチ部から発生している

音なのであった。

ラシーン ボンネットキャッチ部

ラシーン ボンネットのキャッチ部

どのクルマでもボンネットは同じような形状のキャッチによりボディーに

固定されている訳だが、ロックした状態で

キャッチ部に遊びが出来てしまうことにより、

エンジンの振動(キャッチと共振する周波数)を拾ってしまうと

ガタガタ揺れて音(共鳴音)を発するようだ。

ラシーン ボンネットキャッチアーム

ボンネット側 キャッチアーム

すでにキャッチアームの部分に少し錆びのようなものが発生しているが、

その部分が振動により音を出しているところだと言える。

ラシーン ボンネットストライカー

ボディー側 ボンネットストライカー

キャッチアームがストライカーにガチャっとはまって

固定される訳である。

しかし、ラシーンの場合それが上手く固定されず

ガタガタ遊んでしまうのだという。

そして、それ(キャッチ部のガタ)を調整するパーツが

これだ。

ラシーン ボンネット当りゴム

通称名=ボンネット当りゴム。

フードバンプラバーとも言うのだろうか、このゴムは

ボンネットの位置(高さ)を調整し、さらには

常にボンネットのキャッチ部にテンション(張り)を与え

ボンネットの共振による異音の発生を防いでいるのだ。

そして、このゴムが経年による劣化によりペタンコになり

そうするとキャッチ部にテンションがかからず異音が

発生すると仕組みである。

新品 ボンネット当りゴム

新品ボンネット当りゴム。

らせん状に溝が切られており、ぐるぐる回すことによって

高さは調整が可能。

ラシーン ボンネット当りゴム 部品番号

部品ナンバー 65822-01M00

2010年12月24日に出荷されたものと見える。 

この部品は左右2個でセットで交換することをオススメする。

価格はうん百円程度であるからこちょこちょDIYで整備するには

うってつけのパーツ。

ラシーン 当りゴム取付け口

ボディー側当りゴムの受け口。

この口に先ほどの当りゴムを取り付ければOK。

ラシーン ボンネット当りゴム取付け風景

ぐるぐると回して丁度良いところで留めればそれで良い。

またらせん状に切り込まれているからといって適当にぐるぐる回すと

ゴムがちぎれるコトがあるゆえ、下方向へ押え持って回せば良い。

新品ボンネット当りゴムが鎮座した。

新品ボンネット当りゴムが鎮座した。

このゴムの調整だが、ある程度の位置で装着後

ボンネットを一旦閉めて左右フェンダーとボンネット端の

高さを見比べて、同じ面になるよう調整出来れば合格だ。

と言う事で、本日はラシーンの前部からくる異音の元、

ボンネットキャッチ部とボンネット当りゴムをご覧頂いた。

まだまだ、ラシーンも奥が深く、これからも楽しみにして頂こう。

今日はコレまで~。

本日の名言

起こったことすべてを受け入れてしまいなさい。

byジョセフ・マーフィー

そう、受け入れることによりちゃんと考えることが出来るというもの。

しかし、なかなか人間の心はもろく、上手いことはいきますまい。

●月刊スピードウェル5月が刊行された!の巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日は遅ればせながらスピードウェルのホットなコンテンツ

美ラシーン・美パオグラビアの撮りおろし画像が満載の

月刊スピードウェル5月号が刊行された。

この月刊スピードウェルとは毎月ウェルの独断と偏見という

ものすんごいかたよった感覚で撮り下ろされた画像を

見てもらおうという業界初のクルマのエッチなグラビア写真。

今回は一昨年よりラシーンのオーナーになられた方々の

思いをシートのカラーに詰め込んで製作された

謹製ウェル帆布製レザーシート群である。

と言う事で、まだまだホットな話題は尽きることは無いが

今日はコレまで~。

本日の名言

いつまでも青春

by平尾昌晃

いやぁ~、胸にずっと持ちたい気持ちですなぁ~。

人間長生きすれどずっと青春でいたいものです。

●三樹書房が出版するエンスーCARガイドに仲間が加わるの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、ゴールデンウィークは終盤、如何お過ごしでしょうか。

本日は三樹書房より出版されたエンスーCARガイドと

日産ラシーンのデザイン開発というRASHEENの本のご紹介である。

これから、Be-1、PAO、FIGARO、RASHEENのオーナーになろうと

されている方々はもちろん、現在オーナーの方もこれらの本を読むコトにより

さらに愛着が沸くコト間違いはなく、是非とも読んでもらいたい。

Be-1 PAO FIGARO エンスーCARガイド

2008年9月25日初版発行 『日産パオ&フィガロ&Be-1』 エンスーCARガイド

チーフデザイナー古場田良郎氏のインタビューと高田工業の製作が

つづられており、Be-1の奇蹟からFIGROまでのパイクカーのデザイン性能を

読み取れる唯一の出版物。

プロトタイプ(試作車)のスケッチ(古場田良郎氏 画)

などは非常に見所である。

PAO初期イメージスケッチ (古場田良郎氏 画)

『クルマを消耗品にしたくなかったのです』

と古場田氏のデザイン編がウェル的に非常に好きなところ。

この記事を読むと本来のクルマのコンセプトやキーワードがわかり

魅力がさらに沸いてくる。

『やらされ感ではなく、なんとかしようという気運にみちていました』

と高田工業の設計開発のインタビューは、パイクカーの特殊な製造工程に

奮闘する姿が描かれている。

『定価1900円+税 スピードウェルで販売されている。』

ラシーン エンスーCARガイド

2009年3月10日初版発行 『日産ラシーン』 エンスーCARガイド

こちらはラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏のインタビューと

高田工業の苦労がつづられている。

『プリミティブだけど古くない』

プリミティブとは原始的という意味だが、だけど古くは無いという

その平林氏の感覚が読み取れるだろう。

日産 ラシーン

RASHEEN プロトタイプスケッチ

平林氏いわく、フロントグリルやヘッドライトの意匠が非常に複雑だった

という、現在ではラシーンの前期モデルのフロントグリルデザインがそれに

当たるわけだが、プロダクト感が湧き出ている。

『定価1900円+税 スピードウェルで販売されている。』

それでは、今回あらたに新発売となったラシーンとプロダクトデザインの本

をご覧頂こう。

日産ラシーンのデザイン開発

『日産ラシーンのデザイン開発』 坂口義英 著

第一章 業界を震撼させた『Be-1』の誕生
第二章 『ラシーン』のコンセプトメイキング
第三章 エクステリア、インテリアモデル製作
第四章 生産展開から市場導入へ
第五章 成果と未来予測

という括りまとめられている。

没になったデザイン

『前例にない開発手法に見るこれからのモノ作り』

パイクカーの開発からラシーンに至るまで

著者の坂口氏の鋭い目線で描かれている。

また最後には坂口氏の情熱とこれからの若い方へのメッセージが込められており

自動車のデザインを目指す方だけでなく、広い意味でのプロダクトデザインを

志す若者達に刺激を受けてもらいたい。とつづられている。

『定価1800円+税 スピードウェルで新発売』

と言う事で、この3冊のコアな書籍は明日スピードウェルの

特設ページで発売を開始するゆえ、是非とも楽しみにして頂こう。

今日はコレまで~。

本日の名言

凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。

風に流されている時ではない。

byウィンストン・チャーチル

●ゴールデンウィークに何かが起こる!?の巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、GWに突入致しましたが如何お過ごしでしょうか。

今回のGWに何が起こるのか、皆様方にはご反響いただいておりましたが、

遂にアップされた!!

今回はスピードウェルのHOTなコンテンツ、

僕達の知的、好奇心マガジン『ウェルマガジン』において

日産RASHEENの物語

『スローがかっこいい。ハイパーナチュラルな ラシーン』

が5月1日『ウェルマガジン』ウェブページで刊行。

今回もラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏に

直撃レポートさせて頂きました。

「単純に高級な車では無く、すこしチープなかっこ良さ! 」

「チープなかっこ良さなんだけど、本当のチープではない。」

という、この絶妙な感覚のお話や、

「森や海の自然のそばまで行って、そこから先は人が歩いていこうよ。」

というラシーンの思想がつづられており、ラシーンオーナーの方はもちろん

そうでない方も楽しみは満載だ。

ラシーン イメージ

ラシーンデザインチームが使用した イメージボード。

白い定規があったり、プロダクト感満載なコンパスや洗濯機など。

これをクルマのデザインに落とし込んだらラシーンになった。

クルマのデザインがこのような感覚からスタートしているとは

皆知らなかったであろう。

今回のウェルマガジンをご覧頂ければ、デザインの考え方が理解でき

さらにラシーンというクルマに愛着が沸くコトには間違いはない。

と言う事で、ゴールデンウィークに何かが起こる!?

ウェルマガジンVol.6
『スローがかっこいい。 ハイパーナチュラルな ラシーン』

を是非とも隅から隅までズズイとご拝読下され。

それでは皆様、ゴールデンウィーク中は事故や怪我の無い様気をつけ

十分に楽しんでください。

今日はコレまで~。

本日の名言

希望は一度も、人間を見捨てた事はない。

byマシャード・デ・アシス

そうですなぁ~。希望を失っているから見捨てられている

と言えるかもしれませんなぁ。

そう、より大きな希望を持つことが肝要であります。