どんもす~。ウェルです。
さて皆様、ゴールデンウィークは終盤、如何お過ごしでしょうか。
本日は三樹書房より出版されたエンスーCARガイドと
日産ラシーンのデザイン開発というRASHEENの本のご紹介である。
これから、Be-1、PAO、FIGARO、RASHEENのオーナーになろうと
されている方々はもちろん、現在オーナーの方もこれらの本を読むコトにより
さらに愛着が沸くコト間違いはなく、是非とも読んでもらいたい。
2008年9月25日初版発行 『日産パオ&フィガロ&Be-1』 エンスーCARガイド
チーフデザイナー古場田良郎氏のインタビューと高田工業の製作が
つづられており、Be-1の奇蹟からFIGROまでのパイクカーのデザイン性能を
読み取れる唯一の出版物。
プロトタイプ(試作車)のスケッチ(古場田良郎氏 画)
などは非常に見所である。
PAO初期イメージスケッチ (古場田良郎氏 画)
『クルマを消耗品にしたくなかったのです』
と古場田氏のデザイン編がウェル的に非常に好きなところ。
この記事を読むと本来のクルマのコンセプトやキーワードがわかり
魅力がさらに沸いてくる。
『やらされ感ではなく、なんとかしようという気運にみちていました』
と高田工業の設計開発のインタビューは、パイクカーの特殊な製造工程に
奮闘する姿が描かれている。
『定価1900円+税 スピードウェルで販売されている。』
2009年3月10日初版発行 『日産ラシーン』 エンスーCARガイド
こちらはラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏のインタビューと
高田工業の苦労がつづられている。
『プリミティブだけど古くない』
プリミティブとは原始的という意味だが、だけど古くは無いという
その平林氏の感覚が読み取れるだろう。
RASHEEN プロトタイプスケッチ
平林氏いわく、フロントグリルやヘッドライトの意匠が非常に複雑だった
という、現在ではラシーンの前期モデルのフロントグリルデザインがそれに
当たるわけだが、プロダクト感が湧き出ている。
『定価1900円+税 スピードウェルで販売されている。』
それでは、今回あらたに新発売となったラシーンとプロダクトデザインの本
をご覧頂こう。
『日産ラシーンのデザイン開発』 坂口義英 著
第一章 業界を震撼させた『Be-1』の誕生
第二章 『ラシーン』のコンセプトメイキング
第三章 エクステリア、インテリアモデル製作
第四章 生産展開から市場導入へ
第五章 成果と未来予測
という括りまとめられている。
『前例にない開発手法に見るこれからのモノ作り』
パイクカーの開発からラシーンに至るまで
著者の坂口氏の鋭い目線で描かれている。
また最後には坂口氏の情熱とこれからの若い方へのメッセージが込められており
自動車のデザインを目指す方だけでなく、広い意味でのプロダクトデザインを
志す若者達に刺激を受けてもらいたい。とつづられている。
『定価1800円+税 スピードウェルで新発売』
と言う事で、この3冊のコアな書籍は明日スピードウェルの
特設ページで発売を開始するゆえ、是非とも楽しみにして頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。
風に流されている時ではない。
byウィンストン・チャーチル