日産RASHEEN専用タイヤカバーに新しい仲間が加わるの巻!

どんもす。ウェルです。
さて本日は、ウェル帆布からラシーンタイヤカバーに
新しいデザインが加わったということで詳しくご覧頂く。

『それは単なる旧きデザインではなく
スピードウェルから今日という時代への普遍性の提案である。』


今回は『ダイヤ型デザイン』が特長だ。
このデザインは日本では1960年代後期に家具(チェア、ソファ)などに
登場し家庭に普及したわけだが、ダイヤ型デザイン自体は日本古来のものではなく
北欧の輸入家具などを模して日本流にアレンジ、デザインされた物なのであった。
そのおかげで、1955年~1975年までのレトロスペクティブ
つまり、『昭和レトロモダンといった雰囲気』であると感じて頂いても間違いはない。

これがダイヤ型デザインだ。(右:カリモク製カフェチェア)
このダイヤ型デザインを近年、キルト(キルティング)加工をほどこした
アウター(ジャケット)アパレル製品が流行っている。
これは一種のレトロスペクティブな発想だと捉えられるだろうが、
スピードウェル社では、今後普遍的に続くモノとして捉え
今回のタイヤカバーを製作したのである。

謹製ウェル帆布のデザインキルト』
ダイヤ型のサイズは謹製ウェル帆布の一つの法則性から成り立っている。
まずキルティング(キルト)とは何ぞやと申せば、
表地(キルトトップ)と裏地(ボトムキルト)の間に綿を挟み込み
重ね合わせた状態で指し縫いをほどこしたものである。

謹製ウェル帆布のキルトマテリアル』
キルト素材はヨーロッパの寒冷地である
『イギリス、デンマークやノルウェー』などの地域で発祥。
特に保温性のため布地に綿を上下からはさみこんだのが始まりとされている。
この発祥と機能性によるデザインの感覚から、北欧テイストと言えそうだ。

『北欧テイストが漂う昭和レトロモダン』
※右奥の黄色いチェアーと横のゴミ箱はミッドセンチュリーなデザイン
特に1960年代のカリモク家具ではロビーチェアや現在のカフェチェアに
ダイヤ型と呼ばれるデザインが採用されており、北欧や昭和レトロモダンといった
言葉で連想するイメージを感じとるコトが出来るであろう。
さらに、この北欧や昭和レトロモダンといったキーワードは
ラシーンのエクステリアデザイナー平林俊一氏も好きな感覚であったと
お伺いしたおりにお話を頂き、ラシーンにはお似合いであるとウェル的に想像した。

ラシーン斜め後方姿見。良い意味でのドン臭さが最高だ。
昨今、このダイヤ型のデザインがアパレル関係
(アウター、ジャケットなど)で流行し、その延長線上で
クルマのシートデザインなどにも飛び火しているわけだが、
ダイヤ型キルトがクルマのシートとして登場したのは
1800年代にみられる『馬車』の革張シートがルーツとみられる。
馬車自体はもっと大昔から存在していたのではあるが、
ヨーロッパにおいて貴族が乗る馬車の内装は豪華であったようだ。
解かりやすくブランドでいうとエルメスである
エルメスは実は馬車の内装を張る仕事などが発展し、
現在人気のあるカバンや革製品のブランドに成長している。
(エルメスのマークは高級な馬車であることからも伺える)
そして当時はクルマとしてのシートという観点で製作されていたわけではなく
一流の家具(革)職人が馬車のシートを張っていた。
要するにクルマに一流家具を載せてみたという感覚である。
馬車で使用されていた家具という印象により
現在のクルマのシートデザインにはまとめるのは非常に難しく、
北欧テイストといった観点からRASHEENというクルマなら
このデザインは持ち込めると考え、
さらに保温性があるなどの機能性といった部分から読み取ると
インナー系ではなくアウター系素材として使いこなすのが
センスの良いダイヤ型キルトの使い方であると連想。
最終的にタイヤカバーに行き着くコトになったのである。
※ココで言う馬車はヨーロッパの上質なモノを指す。

マテリアル的にはこれまたウェルのコダワリがあり、
縫い糸と使わず、高周波で成型する方法を採用。
縫い糸から雨水などが内部(綿地)に進入し、
経年の劣化が早まるコトを敬遠しての判断である。
これにより耐候性を著しくアップするコトが可能となった。

裏生地にはナイロン素材と合革に特殊なグルー(接着剤)
で張り合わせ耐水性向上と縮みを抑制している。
さらに、キルトの中綿はスポンジを採用しこれまた
水による劣化への策が講じられているだ。

水抜き穴も完備。
下部にはタイヤカバー内部に溜まる雨水を排水する為の
水抜き穴が取り付けられタイヤカバーという機能は万全だ。

タイヤカバーの組紐だ。
今までの『謹製ウェル帆布』ではこのしまいを紐を
団子結びにしていたのに対し、
今回ダイヤ型タイヤカバーの発売を記念して
今後の全てのタイヤカバー組紐に飾り金具を装着。

組紐が結ばれた様子。
ラシーンの純正品は組紐のしまいがあまりスムーズではなく、
タイヤカバーの内側に隠されている。
しかし、今回しまい部の装飾のおかげで、蝶ちょ結びをして
組紐をひそかにアピールすることに成功。
モノの機能的、装飾的、実用的な場面を常に考え
今後も皆様に愛される普遍的なモノを生み出すコトに
スピードウェル社は専念する。
ということで、月刊スピードウェル6月号のタイヤカバー
プリンティングデザインと、尖がったデザイン
カモフラジュータイヤカバーに加え、
今回ダイヤキルトタイヤカバー『ロクマルタイヤカバー』
が仲間入りした事で、ラシーンのタイヤカバーが
どんどん楽しめるモノとなった。
実勢販売価格は¥15,800円
カラーはブラックとアイボリーの二種である。
また本日6月3日から7月4日までは全国送料、代引き手数料が
無料で発送されるというキャンペーンが開始!!
お問い合わせはスピードウェル社のメールにて承り候。
来週にはアイボリーの『ロクマルタイヤカバー』が
お目見えするゆえ、是非とも楽しみにして欲しい。
今日はコレまで~。
本日の名言
気をゆるめず
いつも戦場にいる気持ちが無ければ
人間は伸びない

戦場(いくさば)にいる気持ちとはどれぐらい
真剣だったのでしょうか。
生きるか死ぬか、それほどの気持ちが無ければ
伸びない、というより、それぐらいの気持ちを持ち
仕事が出来る人間でないといけませんなぁ。
仕事は自分のためにするものでありますから。

月刊スピードウェル 6月号発刊 ラシーンタイヤカバーコレクションの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、毎月スピードウェル社から発行される
美ラシーン・パオ(グラビア)月刊スピードウェルの6月号をご紹介致す。

ラシーンのデザインタイヤカバーだ。
このタイヤカバーだが、全てはオーナーが素材を一から選定し、
デザインを想像し、そしてスピードウェル社でカタチとなって実現するモノである。
ラシーンエクステリアデザイナー平林俊一氏にお伺いしたおり、
お勉強させて頂いたのだが、実は純正タイヤカバーもデザインが多種多様あり、
開発時点で、色々なデザインを出して楽しめる物になると、想定されていたのである。
そう考えると、ますますこのタイヤカバーのデザインで楽しまないといけない。
と言う事で、今後スピードウェル社からお洒落なデザインが数十種類登場し
オーナーが組み合わせて選べるなど、デザインするのが苦手などという方にも
お手軽に楽しめるモノにしてゆくため是非とも楽しみにして欲しい。
それでは皆様方
月刊スピードウェル6月号
を隅から隅までズズイとご覧下され。

スピードウェル5馬力UPステッカーが遂に完成の巻!

どんもす~、ウェルです。
さて、本日は5馬力もアップするというステッカーが
遂に完成したと言う事でお披露目となる。
クルマには色々なチューニング方法があるようだが、
ステッカーでこれほど簡単に馬力がUPしても
言いのか!?など疑いたくもなるだろう。
それでは、5馬力アップステッカーをご覧あれ。
5馬力アップステッカー
パンパカパーン遂に完成。5馬力アップ!?ステッカーだ。
そう、このステッカーは日産自動車のコーポレートカラーでもある
赤、白、青を基調とし当時のイメージを蘇えらせるべく
スピードウェル社的にアレンジを施し再現。
まさに往年と呼べる仕上がりである。
サイズは直径約5cmほどで、小さなまん丸のステッカー。
この度、この5馬力UPの気分を彷彿とさせるため、
ガラスの内側から張りつけるという非常に手間の掛かる仕上げが施された事も
コダワリの一つであった。

PAOの右リヤガラスに貼り付けた様子。
全天候型。なんてったって室内から貼り付けるゆえ汚れも気にならないのだ。

また、張りつけ位置もスピードウェル社ではすでに決められている。
PAOであれば、この右リヤガラスのこの位置がベストだ。
これは、あくまで気分を楽しむものでもあり、リヤハッチ側へ張りつけることにより
スピードウェル社の宣伝効果などを考えて作ったものではないと言う事だ。
あくまでもさりげなく貼り付ける所にこのステッカーの本来の意味があるのだろう。

つまりはこういう角度からみても楽しめるものである。
オーナー側「ドライビングシート側」に張りつけてあるゆえ、
クルマに乗り込む度に優越感が味わえるのだ。

RASHEENであれば、運転席側のリヤドア後部がベストではなかろうか。
ということで、このステッカーは5馬力上がった気分を楽しむモノであるのだが、
実際には5馬力アップしているかもしれない。
それはなぜかと申せば、真ん中の文字をご覧頂きたい。
スピードウェル「復元整備済」とある。
実はこのステッカー、当社販売車両には今後全ての車両に貼り付けられ出荷される。
復元整備済みなどとうたうようであれば、それだけの、整備を施し
社員が一丸となってクルマを製作しなければ、このステッカーを
張ることなど出来ないからだ。
そういった、スピードウェル社内の技術革新をも目的とする、
気持ちを込めて製作するという証でもあるのだ。
また、気分だけでも欲しい~といわれる方々にはプレゼントも致すゆえ
ウェルに声を掛けてもらいたいものだ。
スピードウェル社の屁のツッパリステッカーを最後までご覧頂き
誠に御清聴ありがとうございました。
今日はコレまで~。
本日の名言
落胆するよりも次の策を考えるほうの人間が良い
そうですなぁ~。落胆していても、なんにも起こりませんぞ。

5ZIGENと共同開発!日産RASHEEN用 省燃費マフラー総集編PART2『デザインとこだわり』!!

どんもす~。ウェルです!
さて本日は日産RASHEEN用省燃費ステンレスマフラー(仮名)の
デザインとコダワリをご覧頂く。
今回ラシーン用マフラーの製作にあたり、打ち出したコンセプトは
PAO用ウェルリプレイスメントマフラーに引き続き、
純正らしく大人らしい。
そして、そのコンセプトの上で『官能と美学』の追求がなされた。
それは、純正ではより静粛性を求められるが、オーナーの喜びに
対する音付け。
それは、複合ステンレスの機能美を尊重するような視覚的効果など。
どれをとっても、他にはないコダワリのマフラーだと言える。

これが日産RASHEEN用、省燃費を追求したハイブリッドステンレスマフラーだ。
前回では省燃費性の向上を最後にご覧頂いていたが、
マフラーで追求するならこれが限界というラインまで5ZIGENは煮詰めていた。
そして、そのパフォーマンスは見た目や機能性からも伺い知る事が
出来るゆえ、ただ今よりご覧頂こう。

テールエンド形状。『通称・外カール』
このテールエンドパイプ、純正では38,1πの太さのパイプを切りっぱなしで
放置されていたものに対し、排気効率を上げるべくパイプ径は42,7πへアップ。
さらに、後方姿見に迫力を与えるため、外カール形状へ加工成型し
その最外径はなんと55,0πまで広げられたのだという。
今回も往年と呼べる外カール形状を踏襲した訳だが、
42,7πのパイプを成型するデザイン型を一からおこし、金型を成型。
5ZIGENの強力なサポートにより実現した形状なのであった。
そのコダワリはこの角度からも強調される。

カール部をご覧頂こう。
最外径を55,0πまで引き上げるため、大きくカールしているコトが伺える。
ラシーンのエンジンの排気効率を考えると、42,7πのパイプ以上の
大きさは不必要であり、しかしながら、42,7πの出口の大きさのままでは
交換しましたよと、オーナーに優越感を与える大きさには少し遠い。
そういう思いの中で、5ZIGENとスピードウェル社との、
デザインと効率のせめぎあいで完成させたのが、
このラシーン用の外カール形状だという訳である。
※外カール部の材質は高耐水性と高品位のSUS304ステンレス鏡面仕上げ

マフラーの吊り下げ部は、テールパイプに直接ステーを溶接することなく、
コの字のアングルを介してステーが溶着された。
これほど、手の掛かるマフラーは他にはないというほどの、
事細かなプロダクト感までもが5ZIGENとスピードウェル社では
求められている。
もし、あなたがマフラーを真後ろからご覧になられたとしよう。
綺麗なテールパイプに目を奪われ、その先を伺おうとする矢先、
パイプにステーががちがちに溶接されていれば、官能などできないはずだ。
コストは度外視し、プロダクト的にも深くこだわるといったウェル感は
ラシーンニストのために、細かな配慮が万全なのだ。
※Rのきついパイプ類の材質は高耐熱SUS436ステンレス研磨仕上げ
 外カールテールパイプとの接合面の溶接焼け具合が最高である。

溶接部の全てには非常に美しい、という熟練の溶接工が施す
『TIG溶接』が採用された。
この溶接は一般的なアーク溶接とは仕上がりや耐久性が異なり、
精密な溶接に向くのである。
一般的には高圧パイプや精密機器の溶接などに使われる。
作業的には右手では高融点のタングステンを電極にし、
アーク熱を発生させて溶着金属を付加するために、
左手で溶接棒を添加しなければならない。
両手を使うため熟練が必要であり、非常に難易度は高いのである。
仕上げ的には溶接の種類の中で唯一、溶接作業時火花(スパッタ)
が散らない特徴がありマフラーの他の部分にスパッタが飛び、
焼け焦げたような跡があるような見た目の悪さは皆無である。
しかしウェル的に痛いのはコストが非常に掛かることだが、
そこは、5ZIGENとの親密な契約によりクリアされている。

『JASMAマークは安心の証』
マフラーの全ては大人らしく、国土交通省が認める
JASMAマークが取り付けられる。
※サイレンサーは高耐水性と高品位を両立するSUS304ステンレス鏡面仕上げ
と言う事で、ホームページより先にブログでのお目見えとなったが、
物凄い大勢のエンジニアや熟練の職人達が
それぞれに思いとコダワリをぶつけ合い完成させた
と言う事をどこか心の隅にでも置いて装着して欲しい。
そして5月10日からの発売が開始となる。
特設ページはまだ完成していないゆえ、
ページが設けられるまで下記から申し込んで頂こう。
価格は1基、¥49,800 (税込み)
5月10日から6月10日までの間にお申し込み頂いた
お客様にはラシーンマフラー発売記念として
代引き手数料や送料が無料となる。
『日産ラシーン専用 省燃費ハイブリッドマフラー 注文』
君もこれでお茶碗3杯どうだ。
今日はコレまで~。
本日の名言
何も戦に限らず、
人生なんてそんなものかもしれません。
倒れていたらとどめを刺されるんです。
死にたくなかったら、
立ち上がって前に出るしかない

by浅田次郎
これほどの気持ちを持って生きている世の男性はどれだけいるのか。
日本は平和ボケしております。
ウェルも平和ボケ。
武者震いするほど、何かをがんばらなければまりませぬなぁ。

5ZIGENと共同開発!日産RASHEEN用 省燃費マフラー総集編PART1『研究から試作』!!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は昨年末から考案を練り、コンセプトを掲げ
5ZIGENと共同での開発を進めてきた
日産RASHEEN専用、省燃費ステンレスマフラーの総集編をご覧頂く。
なぜラシーン用のマフラーを開発したかという所からだが、
ラシーンの燃費はあまり良くなく、それを克服したいという所が大きい。
日産技術も、このあたりはギリギリの世界で調整はされているだろうが、
当時の排気ガス規制に対しての問題をクリアするために
エンジンの味付けを仕方がなしに調整しているようではある。
それは、エンジンのバルブタイミングを見れば解かりやすく、
インレットとアウトレットがオーバーラップしていない
(生ガスを排出したくない)など、
より排気ガスに対する対策がこうじられていた
と推測することが出来るのであった。
純正マフラー
全てはこの純正マフラーの性能を知る『研究』する所から始まった。
車両のテストに取りかかったのは、今年に入り2月頃。
開発段階でのコンセプトはPAO用ウェルリプレイスメントマフラーから引き続き、
『純正らしく、大人らしいマフラー』
さらに今回はコンセプトに加え、交換しましたよと思わせる
味のあるサウンドが与えられている。
そう、前回のPAO用ウェルリプレイスメントマフラーでは純正と同等の音量を
追求していたのだが、今回のラシーン用マフラーでは
音量と音質がスピードウェル社らしくチューニングが施され
『官能と美学』が追求されたのであった。
純正マフラーを分解
純正マフラーの分解し、一からデーターを取る。
ちまたでは、純正というパーツは貧相で、あまり質のよくないパーツ
みたいな感覚で取りざたされる事が多いようだが、
実は純正パーツという物は非常にすぐれており、
(日産の技術陣が総力をあげて製作されている)
けちを付けるところなどあるわけが無い。
ただ、コスト面ではやはりギリギリの世界で製作されているらしく
高価なステンレスなどの部材は純正で使われるコトはなさそうだ。
試作マフラーだ。
『プロトタイプマフラー第1号機が鎮座する。』
そして今回もスピードウェル社が追求したマフラー形状の
同型、2種類の排気効率が異なるマフラーを製作し
パワー、トルク、燃費、扱いやすさなどの試験を繰り返す事となったのである。
第1号機は純正より抜けやすい構造(内部の管を一回り大きくしたモノ)
第2号機は純正より抜けにくい構造(内部の管を一回り小さくしたモノ)
素材に対しては、コストを無視し耐久、耐候性、見ためを限りなく
追求することにより、ステンレス(SUS304とSUS436)を
複合『ハイブリット』。
より適材適所という感覚を取りいれ、非常に手の込んだつくりである。
省燃費マフラー
形状にも限りなく純正を踏襲し、出口パイプは若干ながら、
右外へ振られているのが伺える。
そう、これはPAO用ウェルリプレイスメントマフラーの製作時に
パオチーフデザイナー古場田良郎氏から、視錯覚というモノを
教えて頂き、気付いたところでもあった。
社外品ではこの視錯覚という現象までこだわっている所は皆無。
5ZIGENはこの細かな角度調整まで的確に行ってくれるという、
素晴らしい仕事を行ってくれる技術集団であるコトにウェルは脱帽である。
純正マフラー
シャシーダイナモにて馬力、トルクの測定風景だ。
今回もきっちり測定し、結果を報告する。
純正マフラー
これが1号機のデーターだ。
純正との馬力の比較では、2,5馬力のアップとなった。
さらに、トルクは全体的に約1Nmもアップしたのである。
トルクは省燃費に非常にストレートに結果と結びつく為、
確実に燃費がアップしているとこの時点では推測している。
5ジゲンとの走行テスト
そして、今回は5ZIGENのサポートカーが先導し耐久テストまで行われた。
高速走行ではマフラーに非常に熱が加わり、
曲がりくねったパイプ類の膨張や、振動で溶接部周辺にクラックが入らないか
またステンレスの焼け具合、音質、音量の変化など
全てに、試験を行い製品に仕立て上げてゆくという、
過酷なテストが繰り広げられるコトとなった。
走行テスト
さらに夜間ではホイールやタイヤを履き替えてまでの、
ロードテストを行うといった点が、さらに一歩前へ出たコダワリでもあった。
そう、タイヤの転がり抵抗や、ホイールの重さ『アルミ、スチール』
にもより、どれだけ燃費に影響するか、そこまで追求しなければ
今回は製品にすることが出来ないと初期の段階から想定していたのである。

夜間はひたすら高速道路を使い、走行テストが繰り返された。

なぜなら、燃費を測定するにあたり、実走行で限りなく本当の
燃費を測定しなければならず、夜間であれば道路がすいている為
巡航が可能だからだ。

これはプロトタイプ1号機の燃費アタックだ。
ガソリン満タン時での走行距離は82740km。

燃費アタックから帰ってきた走行距離は82815kmである。
今回の燃費アタックでは75km走った事になる。

この走行距離の時点で、5,09Lのガソリンが消費された訳だ。
と言う事は、75÷5,09=14,74という答えが出た。
この車両、純正マフラーでの燃費は12,6kmであったのだから、
プロトタイプ1号機のマフラーはなんと
リッター辺り14,74kmになり、リッターあたり2,14kmもUPしたのである。
これはラシーンのガソリンタンク50リッター満タンで換算すると、
50×2,14=107
そう、50リッターをフルに使うという仮定でお話をすると、
107kmも航続距離を延ばすことが出来るという訳だ。
驚くべき1号機マフラーである。
と言う事で、今日ははコレまで~
明後日は総集編『デザインとコダワリ』をご覧頂く。
本日の名言
人の欠点が気になったら、
自分の器が小さいと思うべきです

by石井久
この言葉の後は、こう続く。
人の欠点が気になったら、自分の器が小さいと思うべきです。
他人の短所が見えなくなったら相当の人物、
長所ばかりが見えてきたら大人物です。
本当に素晴らしい感覚ですなぁ。

5ZIGENと共同開発!日産RASHEEN用 省燃費マフラーが完成するの巻

どんもす~。ウェルです。
遂に5ジゲンと共同で開発を進めてきた
ラシーン用の省燃費マフラーが完成する。

出口は往年の『外カール』形状を踏襲。
5ジゲンとの走行テストや、自社で行う燃費測定など、
想像を超える過酷な開発だった。
詳しくは明日のブログでご覧頂くコトに致そう。
では皆様良いゴールデンウィークをお過ごし下さい。
本日の名言
目標が その日その日を 支配する
目標を持って生きている人と、目標を持って生きていない人では
ゴールは180度違うでしょう。

日産RASHEEN ローダウンスプリングを装着するの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日のお題だがラシーンのローダウンスプリングを
装着するというお話である。
まずローダウンとは一体何ぞやと申せば、クルマの車高を
下げるコトを言う。
まあ男性であれば皆周知して頂いているだろうが、女性にも優しい
ブログを目指しており、簡単に説明はさせて頂き候。
ローダウンスプリング
スピードウェル社がオススメする『エスペリア製』ローダウンスプリングである。
なぜこのローダウンスプリングをオススメするかと申せば、
ラシーン用のローダウンスプリングを色々と試したのだが、
乗り心地が良く、低い位置まで落ちるものは
このスプリングを出し抜き右に出る物は無い。
そして走行性や乗り心地などを総合的に判断し
確実に信頼できるスプリングであるからに他ならないのである。
スピードウェル社ではラシーンのローダウンといえばこの
エスペリア製スプリングが選ばれるのであった。
※『スピードウェル社では現在PAO用で本気で拘ったスプリングを開発。
本来のカタチ(あくまでも純正)の延長線上で勝負するのがウェルの流儀である。
大幅なローダウンは純正の状態から大きくデフォルメされるという観点から、
スピードウェル社ではローダウン用スプリングは製作していない。』

ノーマルの足回りだ。
ラシーン純正はフロント、リヤ共にかなりの車高が保たれているが、
純正のばねレートはけっこう低め。
しかしその分スプリング自体の自由長が非常に長くし高い車高を保っている為、
走行時の跳ね返りが若干気になるところではある。

スプリングコンプレッサーを使いノーマルのばねを
ショックアブソーバーから取外す。
大きな力がスプリングコンプレッサーには掛かるゆえ、
DIYでされる場合は非常に注意が必要なところだ。
特に安価なスプリングコンプレッサーを使用する場合
破損し、スプリングがあさっての方向に飛んでゆき
大変な自体に陥る場合がある為、本当に気をつけて頂きたいのである。

エスペリア製ローダウンスプリングを取り付ける。
このスプリングは自由長がぎりぎりの世界で縮められている為、
大きくローダウンするコトが可能である。
スプリングに詳しい方がご覧になられれば、
良く理解して頂けるだろうが、良く見れば不等ピッチ部を沢山とらず
自由長をぎりぎりのラインで短くし落とし込むゆえ、
乗り心地を(左右)良くするバネ長が沢山取れるのだ。
スプリングは構造を見るとある程度その特性も見分けるコトが可能なゆえ
スピードウェル社と大阪バネ工業とのコラボレーションで生まれた
PAO用スプリングのお披露目の機会にまた詳しくご紹介致す。

フロントストラットだ。
※ストラットとはこの場合『スプリングとショックアブソーバーを
組み込んだ状態を指す。』
不等ピッチ部が解かりやすい写真だ。
※『スプリングの一番上のピッチが他に比べて狭い所の事を指す。』
車両重量がかかると、この不等ピッチ部が完全にぺたっと
へしゃげることにより、車高が下がる仕組みだ。
今回は本当に簡単に説明したが、スプリングの性質とはもっと複雑である。
車体のロールセンターの位置、バネ自由長、ばねレート、線径、ピッチなど
追求する乗り心地や車高などを可能とするためすべてに
調整が施され一つのスプリングが出来上がるのだから。
では、ローダウン後のラシーンの姿見をご覧頂くコトに致そう!

これがローダウン後ラシーンの姿見だ。
フロント、リヤ共に約5cmほどシャコタンが施されている。
エスペリア製は他製品とは異なり、前後のバランスの良さが最高だ。

フロントのダウン量はこれぐらい。

リヤのダウン量はこれぐらいだ。

横後ろ姿見。
前後のバランスは最良であり、見る目を奪うだろう。
本日はラシーンのローダウンをご覧頂いたが、DIYでは
あまりオススメは出来ない。
足回りと言う事もあり、きっちりとしたPROに頼んで
施工してもらうことが肝要であろう。
今日はコレまで~。
本日の名言
想像を熱心に追求
by梶井基次郎
この言葉は本当にたまりません。
皆様も明日、ウェルと共に想像を追求致しましょう。

日産RASHEEN サンルーフの走行中のカタカタ音を修理するの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日からまたちっちゃいエにもどりましたウェルです。
本日はラシーンのサンルーフ車両(タイプ3)モデルのゴムパッキンを
交換するという作業をご覧頂く。
なぜ、今回このゴムパッキンを交換するのかと申せば、
走行中にサンルーフのガラス面が風圧『カルマン渦』により上下運動が
繰り返され、ガラス面を支持しているステー端部でガタガタと音を
発するのを抑制する為なのだが、ではご覧あれ。
ラシーンのサンルーフだ
ラシーンのサンルーフを上空から撮影。
このサンルーフだが、構造が家の屋根瓦のような感じ
(上から覆い被さる)コトにより
雨漏りがする、と言う事はほぼ無いに等しいのである。
また、面白い話だが、ラシーンのルーフレールの背が高いのは
実はこのサンルーフ仕様を作る上で必要不可欠な寸法であったと
言う事だ。ラシーンエクステリアデザイナー 『平林俊一氏 談』
もしサンルーフ仕様が無ければ、幾分は背が低い
ルーフレールになった可能性があるのだ。
そこは今となってはラシーンの一つのチャーミングポイントでもある。
ガラスを取外す
ゴムモールはガラスの下側にもぐりこんでおり、
ガラス前面のみステーから取外さなければならない。
写真でも解かるが、10mmのナット左右2箇所ずつ留まっているだけである。

ゴムモールを引っ張り上げた様子。
非常に簡単に見えるが、非常に簡単である。
しかし、最初に外すきっかけを作る時には大きな力が必要だ。
新旧ゴムパッキン
左が旧ゴムパッキン。右が新ゴムパッキンである。
新品の価格は7,760円。日産がまだ作り続けているからまだまだ安心だ。
写真を良くご覧頂ければ推測できるのだが、
左側の旧ゴムパッキンは横方向にぺしゃんこにへしゃげており、
ガラスに対しての上に押す弾力が激減しているのである。
おおむね10年を迎えるラシーン達。
これからはゴムモールの手入れなども大きく視野にいれ
製作にも取りかからなければならないと感じた瞬間であった。
旧ゴムモールの状態
もっと解かりやすく撮影した一枚。
これは旧ゴムモールが鎮座していた様子である。
では、注目である。ガラスとゴムモールの隙間をご覧頂こう。
寸法で換算するとおおよそ5mmほどの隙間が確認される。
もちろんこの状態でもサンルーフを閉めれば
(サンルーフの全閉状態では、約7mmほど下へスライドし
押さえつけられる様設計されている)
ガラスがゴムモールにきっちり密着するだが、、、
新ゴムモールの状態
これが新ゴムモールが鎮座した状態だ。
すでに、ガラスとゴムモールの隙間をご覧頂いただろうが、
隙間がほとんど無いのである。
つまり、この状態からサンルーフを全閉すれば、7mmくらい
下へガラス面がスライドするゆえ、かなり密閉性が上がるのである。
このことにより、ガラス面がガタガタ上下に動くコトが無くなり
ガタガタ音が無くなるのであった。
と言う事で、今回はサンルーフのゴムパッキンを交換するを
ご覧頂いたわけだが、皆また勉強になったであろう。
さて、本日はさらに告知である。

ラシーントラベラーのオーナー堀川重人氏が映画に出演された!
『夕暮れ』 監督 戸田彬弘
映画の中ではお父さん役をつとめられているという。

平安遷都1300年祭 支援事業でもあるようだ。
現代失われつつある、かつては当然の様に存在した『家族』、
『地域』のつながり。そして、『命』をつなぐという
生物としてもっとも重要な行為を拒否するようになった
現代の新しい家族の在り方を、『花の袋』で俳優の魅力を最大限に
ひきだした新進鋭 戸田彬弘が挑んだ強かな家族の物語である。
詳しくはチーズfilmをご覧頂きたい。
今日はコレまで~。
本日の名言
明日があるさ
by坂本九
そう上をむいて明日があると思い、
楽しく生きて参りましょう。

月刊スピードウェル 4月号発刊 日産ラシーン特集の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日はやっとこさUPされた月刊スピードウェルの
ラシーン特集のお話だ。
今回は3台同時に進行するゆえ、なかなか見ごたえが有るだろう。
まずは一台目。
ラシーン、ビッグアメリカン
ラシーンの4WD感を引き出せる仕様のフロントグリルが真っ先に目を奪うのだが、
オーナーの会社のマークが☆であり、このマークを背面タイヤカバーにプリントする。
というお話からスピードウェル社でコンセプトが組まれたのであった。
そのコンセプトは『ビッグアメリカン』
ラシーンの素質は多様性であり、イギリスの霧の中からあわられるイメージでも
デンマークあたりの北欧イメージでも、今回のようにアメリカの砂漠をひた走る
イメージでも当てはめるコトが出来るのである。
ラシーンの発売当初の内装はチェック柄であったゆえ、イギリス風の
内装イメージが先行するが、今回はメーターパネルにウッド調パネル
『ウォルナット』=イギリス 
『ナチュラルな白木』=アメリカ(カントリー)
という例えで、ウッドパネルには白木をあつらえた。
内外装のバランスを整えた仕上げがスピードウェル社のセンスでもある。
お次の2台目。

オーナーの独自のセンスとスピードウェル社のコダワリを
熱くコラボレーションしたカタチ。
フロントグリル回りの塗装からオーナー自ら選定。
こういう部分に手を加えて独自性をアピールしても面白いものである。
内外装の色味をとってみても
ダークブルーの車体色と内装色のサイドが絶妙であり
ジョルジェット70レザーシートとの相性は抜群である。
お次に3台目。
旅行ラシーンだ。
こちらもメーターパネルとレザーシートカラーが
最高に決まっている。
コンセプトは探検旅行である。
探検や旅行といってもいろんな方法があり、
今回のコンセプトは主に都会での探検を指す。
このクルマを操って都会を探検してみてはいかがであろうか。
と言う事で、それぞれにそれぞれの作風を施し出来上がったラシーン。
オーナーのそれぞれ思いの中で逸品であることに間違いないようだ。
全ては月刊スピードウェル4月号
に掲載されているゆえ是非ともご覧頂き
次の月刊スピードウェルまで楽しんで頂こう。
今日はコレまで~
本日の名言
真剣に志を立てよう。
生命をかけるほどの思いで志を立てよう。

by松下幸之助
どれほどの人が生命をかけるほどの思いで志を立てているのだろうか。
人間、ただ生きているのではなく、常に何かに向かって達成できんと
努力し続けるコトこそが、将来の夢につながるのでもありましょう。

日産RASHEEN ボディーレストアの完成の巻!

どんもす~。ウエルです。
さて本日は前回にボディーレストアと題してご覧頂いた
RASHEENのお披露目となる。
まずは前回のおさらいだ。
ベース車両
こちらがベースとなる車両。
この度レストアを施すと言う事で遠路、愛媛県からお越し頂いたY氏所有車両である。
後期モデルということで、少なからず前期モデルよりも
高年式であるから、それほどヤレてはいないだろうと推測していたのだが、
思いのほかボディー塗装面は悲劇であった。
ボンネットだ
ボンネットもご覧の通り、洗車キズというよりかは、
艶が全く無く、艶消しのような状態である。
グリルだ
グリルもお決まりのように塗装がスカスカした状態。
ラシーンの全ては現時点でほぼこの状態といっても過言ではない。
天井である
天井は雹害?
ゴルフボールが無数に落ちてきたような凹みで天井を覆う。
と言う事で、解決すべく去年末から今年3月という長いスパンで、
製作を行ったのであった。
それでは、出来上がったラシーンと共にオーナーをご紹介致そう。
Y氏とラシーンをガシャ!!
オーナーY氏とラシーンチャンを徳島駅前でガシャ!!
今回、レストアと共に色替えを行ったのである。
こうして十数年経ってまた新しい色に替え、楽しく乗るというのも
RASHEENのスタイルかもしれない。
フロントグリルだ
フロントグリルはツートンだ。
この仕様、ラシーンのタイプSというグレードで施されている感覚で
ツートンで仕上げているのだが、グリル中央部は渋めのシルバー『タイプS』
ではなく、今回は一番明るいシルバーで加工が施されたのである。
オーナーY氏も悩みに悩んで決めた色であり現実のものとなれば
ますます愛着が沸くこと間違いない。

ホイールには1.8L専用のアルミホイールがおごられた。
そして、よくよくリヤクォーターを拝むと
背面タイヤのステーが取外されスムーシングが行われている。

今回はさらにバンパーやサイドステップなどもサンドベージュ色で統一し
リヤハッチもスムーシングが施された。
全てはY氏のコダワリであり、スピードウエル社は
さらに進んだ技術を追求し、日々様々なオーナーの夢を
実現出来る様努力を続ける。
今日はコレまで~。
本日の名言
話し合い 耳を傾け 承認し
任せてやらねば人は育たず

by山本五十六
と言う事で、会社で従業員一丸となって目標に向かわなければ
なかなか事をなしとげられませんなぁ。
スピードウエル社もますます本気になり努力しないといけない物です。