謹製ウェル帆布 日産RASHEEN専用 ウェル60レザーシート 『ロクマル』が秋の新作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さてさて皆様、本日は謹製ウェル帆布から秋の新作と言う事で、
ウェル60レザーシートデザインのお披露目である。

2010年8月 ラシーンシートに罫書きが行われた様子。
秋の新作と言う事で、ウェル60デザイン『ロクマル』が
新しくなるコトにより、ラシーン専用デザイン 
『ウェル50』『ウェル60』は全てがリニューアル。
今回のコダワリは、もっとも美しくバランスの良い仕上がりを
追求するため、デザインに対し黄金比率を採用したことだ。

本邦初公開 謹製ウェル帆布 ウェル60レザーシート 『ロクマル』
※ヘッドレストは取り付けられる。
ラシーンエクステリアデザインを損わないよう、緩やかな直線を
描くことに専念。
旧ロクマルシートとの大きな相違点は、座面(背もたれ)の引っ張り位置
が新ロクマルでは黄金比の1:1,618で割り振られたほか、
両肩をR形状へ落とした。
さらにはロクマルの象徴といえるべき
座面の縦ラインが上部ではパイピングにより仕切るコトにより
ヘッドレストが装着されても見栄えが変わらず可愛らしいコト。
もし、縦ラインが裏面までずんずん伸び上がれば、
ヘッドレストの空間が失われる為デザイン的には
残念な結果に終わるだろう。
また、境目は直線的なパイピングにより
ズバっと切り替えることにより
ラシーンのデザイン感覚を彷彿とさせたのである。

座面の縦ラインがパイピングにより上部で仕切られている。
これにより、ヘッドレストを上にのせてもバランスが
崩れることなく非常に姿見の良いシートとなるわけだ。

肩部は少し柔らかくRが効く。
シート形状を変更するのには注意が必要で、
そのクルマのデザイン性を大きく左右する可能性がある。
たとえば、レカロシート(レーシーなイメージ)を載せると
そのクルマは一気にレーシーなイメージになってしまうだろう。
上記の全てを一つにまとめると、このシートの
製作とデザインに対する感覚は
ラシーンのエクステリアで伺える弧を描いたボディー形状そのもの。
いわゆる『新しい四角』である。
それがコンセプトだ。

座面部の切り替えしにも黄金比率が堅実に採用されている。
もちろんカラーは200色以上から選定することが可能であり、
オーナーの思ひをカタチにしてもらいたい。

ラシーンに取り付けられた様子。
今回のデザインの全面的な見直しにより
ラシーンの魅力を引き出すコトに一役買っているであろう。
それでは、今後製作するラシーンをお楽しみにして頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
ふりむくな ふりむくな 
後ろには夢がない

by寺山修司
ふぁ~最高ですなぁ。
熱い名言で御座います。
ウェルも一度でいいから名言を言いたいものです。

日産RASHEEN セルモーターが壊れるの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日はRASHEENのセルモーターが壊れてしまい
エンジンを始動させることが困難になるという不具合を特集。
まず、セルモーターとは何ぞやと申せば、エンジンを始動させるための
始動装置である。昔の車はエンジンを始動させるのに、
手動でぐるぐるとエンジンを回していたようだが、
現在はモーターによりエンジンをぐるぐる回し始動させている。
このモーターがセルモーターとそう呼んでいるのだが、
モーターが回転できなければエンジンは始動できない。
とそういう訳で、今回このモーターの交換をご覧頂こう。

これが、RASHEENのセルモーターである。
モーターには種類があり、『ぶん巻式と直巻き』
セルモーターは分巻式だ。
直巻式は電極にプラス、マイナスと極性があるのに対し
(極性を変えると、回転方向が変わる)
分巻式は電極の極性を変えても、回転方向は同じなのだ。
また直巻式は高回転まわるのに対し分巻式はトルク型。
ゆえにエンジンを回転させるには図太いトルクが必要とするため、
分巻式のモーターが選ばれている。
っと、勉強になったであろう。

モーターの脇にまた小さな円筒状のものが着いているのが良く解かる。
これはプランジャーと呼ばれるものだ。

そして、今日のその時。
実は、セルモーターの不具合はモーターが悪いのではなく、
このプランジャーの内部にあるマグネットスイッチという物の
スイッチの接点不良によりモーターに流れる電流が少なくなる
コトにより、モーターの回転が悪くなる。
というのがセルモーターの不具合の原因なのである。
今回は詳しく説明しよう。
まず写真の左側の端子はB端子。
右側のすでに配線がつながれているのがM端子。
そして、中央の小さな端子がC端子と呼ばれる。
電流の流れだが、まずエンジンを始動させるため、カギをまわすと
カギ側から来た電流がC端子に入る。
そうするとプランジャー内部のプルインコイルというものに
その電流が流れ磁力によりマグネットスイッチがオンすることにより
B端子とM端子が動通する仕組みである。
B端子はバッテリーに直結しており、バッテリーからの
大電流がM端子に入りモーターが回転するという仕組みだ。
いやはや言葉で説明するのは難しいが、まだまだ読んでもらおう。
そして、不具合というものだが、B端子とM端子を動通させる
マグネットスイッチの接点が大電流により焼けてくる。
この焼けがひどくなると、電気を通さなくなってくるのだ。
それが、セルモーターの不具合の原因である。
はあはあ。

プランジャーをセルケースから外した図。
テコのようなモノがはいっているだろう。

プランジャー励磁されると、このテコのようなモノを引っ張る。
そうすることによりピニオンギヤが
リングギヤ(フライホイール側のギヤ)に噛みあい
エンジンをクランキングさせる。

プランジャーが励磁されていない時。
ピニオンギヤは右側へよっている。

プランジャーが励磁された時、(先ほどのテコが動かされた時)
テコの原理でピニオンギアがリングギアへ噛み込み
モーターの回転をエンジン側へ伝えるコトに成功するのである。
プランジャーという装置はバッテリーの電流をモーターへ流す
スイッチの役割と、ピニオンギヤをテコの原理でリングギヤ側へ
押し出すという2つの作業を同時に行っているのであった。

左右にボルトが見えるが、
実はこのボルトの位置はインテークマニホールド下側にあり、
外すのには非常に困難を要するためDIYではほぼ不可能。

セルモーターを外した様子。
中央の穴の中にひそかにリングギヤが見えるのが解かる。
リングギヤはエンジンの軸(クランク)と直結しているので
リングギヤを回せばエンジンが回るのである。

セルモーターを装着した様子。
ほどんと何も見えない。
手探りで配線を締めたり、取付けにも非常に困難を要する。
ということで、RASHEENのセルモーターの不具合をご覧頂いた。
この頃最近、セルモーターの動きがおそいなぁ~などと
感じるあなたのRASHEENは確実にマグネットスイッチの接点が
焼けているゆえ、注意が必要だ。
本来であれば、接点をワイヤーブラシで掃除してあげれば
済む話だが、スペシャルなツールが無いと分解できないゆえ
アッセンブリーでの交換をオススメする。
今日はコレまで~。
本日の名言
道のりは遠くとも
目標に向かって進めば
一歩一歩近付くことだけは確かだ

by西本幸雄
そうですなぁ。
ただ、目標に向かって進んでいると思いきや別の方向に
進んでいる可能性も御座います。
きっちり目標に向かうことが重要ですなぁ。

1/ 43スケール 日産RASHEENミニチュアカーの全容が明かされるの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆さん、昨日は沸きに沸いた号外が配信されたが、
本日のブログは株式会社国際貿易(以下国際貿易)が製作する、
1/43スケール 日産RASHEENミニチュアカーの全容をご覧頂く。

国際貿易の小山氏が製品の仕様のチェックを行う。
今回、スピードウェルは国際貿易がRASHEENのミニチュアモデルを
製作すると言う事で、是非とも協力をしたくということで、
カラーサンプリングのサンプルなどをご覧頂くため、
国際貿易の小山氏にお伺い頂いた。
小山氏曰く、いろんな箇所の手直しなどで、おおむね1年くらいの
歳月をかけて煮詰めている。一つの部位の修正にも
多大な時間がかかるため、開発のほうは苦労の繰り返しだという。
1/43スケールという小さな世界にこめられたこだわりある
RASHEENモデルは、果たして一体どういうものなのか。
それでは、始まり始まり~。

1/43スケール 日産RASHEEN 前期モデル(平成6年~平成8年)
開発中のため、無塗装のダイキャストモデルだ。
フロントグリル廻りは鋳型からくり貫くという方法で製作
されるゆえ、くり貫けない部位だけを別パーツでおこす
という手間が加えられている。
しかし、それが功を奏したか、ヘッドライトとフェンダーの合い口や
ボンネットとグリルの隙間など、より実車に近い
風合いを引き出しているようだ。

ボンネットの上部のリブ形状なども実車の実寸に従い
寸法出しが行われているというから、非常にリアルだ。
ガラス越しにはダッシュパネル上部が伺えるが、
助手席側ダッシュパネル上部のくぼみまで
リアリティーあふれる再現が施されている。

ボディーの形状もズズイとご覧頂きたい。
ラシーンは四角いと皆そう思う。
しかし、ただ四角い、だけでは古い車に見えてしまう。
そのことで、求められたのがラシーンエクステリアデザイナー
平林俊一氏が持つ、すこしRのある『やわらかい直線』だった。
それは直線のように見えるが、すべてが真直線でない。
その平林氏の持つやわらかい直線でラインを描くことにより、
RASHEENの時代に対する『新しい四角』が出来上がったようだ。
ボディーのテールからフロントまでの側面のラインは
その代表的なもので、少し弧をえがくようなかっこうで
ストレートにも取れるラインがRASHEENがカッコいい
といわれる、そのものなのであろう。
こういう部分は型を製作されるモデラーさんが
非常に難しく感じるところであることに間違いはない。

側面から撮影。
ボディーのラインは実車そのもの。
今回のモデルのホイールはホイールキャップ製のものであるが、
アルミ形状のモデルも販売されるというから、楽しみだ。
※現段階の仕様の変更はあるから気をつけて頂きたい。

ホイールも細かく細部の穴まで貫通させている。
履いているタイヤのパターンまで気を使っているようだ。

後正面姿見。
なんと、背面タイヤのステーの形状までもが、実車さながら
というから、誰もが息を飲む仕上がりだ、とそう言えるだろう。
背面タイヤカバーも純正の仕様により柄が変わる予定のようだ。

小山氏とRASHEENのルーフレールの形状の話に。
実はラシーンのルーフレールの形状も、
真直ぐではないのだ。
ラシーンの天井のRにあわせ、ルーフレールの
中央部はボディーの横外、上へと若干のRがつけられ、
視錯覚によりストレートに見える仕上げが日産により
施されていた!!
スピードウェルではそのコダワリを是非とも、
ということで小山氏にお願い!

ルーフレールが直線であり、それが視錯覚により
下に垂れ下がっているように見えてしまう。
ということで国際貿易により、製作が進められている
『1/43モデル日産RASHEEN』は各グレード、各色と
様々なバリエーションで販売されるという。
今RASHEENオーナーの方々には自分のグレードが
出て欲しい、とそう思う方がほとんどのはずだ。
今後、また進展すれば速報をご覧頂こう。
今日はコレまで~
本日の名言
学び続けることは、
どんな分野においても、
成功するための最低条件だ。

byデニス・ウェイトリー
そう、それは最低条件というところが、
なんとも頭をかきまわせます。

号外!1/43スケール 日産RASHEENミニチュアカーの巻!

どんもすべぇ~。ウェルでっせ。
号外!号外!と言う事で、本日スピードウェル社に
株式会社国際貿易のホビー事業部の小山氏が製作中のラシーンと共に!!

ダイキャスト製日産RASHEENである。 ※車両提供 株式会社国際貿易
天井にのっかているのは、気にしない、ラシーンの背面タイヤだ。
現在はまだ製作段階であり無塗装となるため、
ダイキャストの素地をご覧いただける、貴重な一枚。
今回、色々な特徴をご覧頂きたく、このダイキャストの
素地モデルの撮影がスピードウェル社で行われた。
遂に明日にはRASHEENの全容が明らかとなる!?
今日はコレまで~。
本日の名言
まず走り出せ。
問題は走りながら解決しろ。

by弘兼憲史
そう、さらに走り出したら新しい問題にも気付くはず。
走りださねば、何もおこりますまい。

謹製ウェル帆布 日産RASHEEN シート張替えに黄金比が採用されるの巻!

=どんもす。=ウェルです。(=softbank風)
本日はソフトバンク風で始まったが、この=とは一体なんぞやと
もうせば、坂本龍馬で有名な海援隊の旗印(にびき)である。
そう、ウェルもまた日本を今一度せんたくいたし申し候と、
そういう思いで、最近この(にびき)を多用しているようだが、
旗印一つを考えても深いイイ意味があるのだ。
さて、前振りがながくなったのだが、本日ご覧頂くのは
RASHEENのシートデザインが黄金比『ゴールデンレート』により
割り振られ、非常に安定したデザインへと進化するというお話。
先日ホームページのリニューアルと共にRASHEENのウェル50シートが
ひそかに新しいモノとなったコトはだれも知らない。
その模様は
謹製ウェル帆布 ウェル50デザイン
のトップ画像をご覧頂こう。
そして、今回はウェル60デザインのもっとも安定したデザインの
製作現場をご覧頂く。

『黄金比から導く美しい曲線』
黄金比(Golden Ratio)は古代ギリシャの時代から
人間にとってもっとも安定しあらゆる物のもっとも
美しい比率とされ広く知られている。
パルテノン神殿の設計、レオナル・ド・ダビンチの芸術。
現代では名刺の形状など日常生活で随所に反映されているのである。
(ウェル60デザインページから抜粋)
ということで、RASHEENのシート形状から変更を加え、
黄金比により謹製ウェル帆布が思うカタチへと
加工し、デザインが行われる。

黒マジックで墨入れが行われているのが、旧ウェル60デザインの
ライン。今回はそれをまだ上部に引き上げ、
60ならではの縦に伸びるステッチを強調。
さらに、側面から伸びるパイピングが
柔らかくR形状を描き裏側へ回らず、表面を通過することにより
ステッチ面とサイド面(上部面、側面、裏面)とは仕切られることにより
綺麗にまとまるようである。

裏面では、気になる縫い合わせは廃止されるコトとなり、
ポケットにも黄金比(1:1,618)のサイズを選択。
デザインの安定=居心地のよさ
につながるという考えの基、作業が進められる。

ポケットはさらに雑誌のサイズにあわせ、
さっと差し込んだ雑誌が程よく顔を見せるようにアレンジ。
PAOの場合、ポケットにはフタが付くのだが、ポケット下の
生地がメッシュを選べることにより、中身が見れる
という楽しみがある。
RASHEENにはこのメッシュ状の生地がクルマのデザイン上
不向きとウェル的に判断されている為、
ポケットにはフタが付かず、
さらっと、雑誌などが顔を出すようにわざわざ
計算されているのであった。
謹製ウェル帆布は細かな配慮が万全だ!と言える。
と言う事で、RASHEEN専用ウェル60デザインシートは
9月初旬にはカタチになるゆえ、皆楽しみにして頂きたい。

キルティング仕立てのタイヤカバーも人気だ。
真ん丸いタイヤカバーも材料を加工し、
丹念に製作されるのである。

真ん丸く切った様子。
丸く切るだけでも結構難しいのであるぞ!!
と言う事で、本日は謹製ウェル帆布が製作する
RASHEEN専用NEW60レザーシートのデザインをご覧頂いた。
すべては居心地『乗り心地』の追求である。
今日はコレまで~。
本日の名言
日本を今一度せんたくいたし申候
by坂本龍馬
遂に、このような時期がまた来たのかもしれません。
円高、景気不安、先行きの見えない政治。
本当に国民が良くなるには一人一人が、
日本の国のコトを考えなければ、なりませんなぁ。
ラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏の
ブログにもすんばらしいお話が掲載されておりましたので、
ここでリンクいたし候。
すんばらしい『ゼロベース』お話はこちら~。

日産RASHEEN タコメーターの不調 交換の巻!!

どんもす~ウェルです。
さて、本日はRASHEENのタコメーターのトラブルと
対処をご覧頂く。
まずタコメーターとは何ぞやと申せば、簡単に言えば
エンジンの毎分回転計。
一分間に何回ピストンがストロークしているか、そういう計器である。
RASHEENのタコメーターは非常に壊れる確率も高く、
症状的にはまったく針が動かなくなるや、ピョンピョン跳ねるなど
日によって症状も変わるようだ。
それでは交換作業の始まり始まり~。

すでにメーターアッセンブリは取り外されている。
RASHEENのメーターは1500ccと1800ccでは配線が少し違う。
今回は1500ccのRASHEENでご説明する。
1500cc前期タイプは2つのカプラーでメーターの全てを作動させているのだ。

これが1500ccのメーターアッセンブリ。
全てはこのケースに収まっているのだが、
内部を分解すればメーターは一つずつ単体になるのであった。

いくつかの爪の引っかかりをとってやればケースが分解出来る。
上の写真でもうお解りのように、左から水温とガソリン指示計。
中央スピードメーター。右はタコメーター、とそれぞれに分解が可能だ。

メーターケース裏側より撮影。
向かって右側がタコメーターの位置である。
その右側の中央に3つプラスビスが留まっているが、
これを外せばタコメーターはケースから外れるのだ。
ココで面白いのが、この3つのビスは基盤上にあり、
ビスを伝ってタコメーターに電気を送る仕組みになっていること。
一石二鳥とはまさにこう言う事なのだろう。

タコメーター単体。
このメーターだが、新品パーツでウン万円するから驚きだ。
中古があればそれで十分。
ヤッホーオークションで血眼になって探してみれば、たまに出品されている。

タコメーターの裏側だ。
+と-とエンジン回転のパルスの電流がタコメーターに送電されているようだ。
と言う事で、このブログ見ればタコメーターの交換もDIYで可能だろう。
今日はコレまで~。
本日の名言
人の欠点が気になったら
自分の器が小さいと思うべきである

by石井久
人の欠点も寛容に受け留めれる人間にならんといけまめんなぁ。

バッテリーカットスイッチを装着するの巻き!!

どんもす~。ウェルです。
さて皆さん(浜村淳風)本日は長期間自動車に乗らないときに
(バッテリーを切っておく)
バッテリーの自然放電し難い装置をご紹介致そう。
その名は『バッテリーカットスイッチ』。
まず自然放電とは何ぞやともうせば、化学電池において、
蓄えられている電気の量が、時間の経過と共に徐々に
減少する現象を言う。
そしてそのことによりエンジンが始動できなくなる、それがバッテリー上がりだ。
今回はBe-1を使用してバッテリーカットスイッチを装着しご覧頂くが、
PAO,FIGARO,RASHEENとそれぞれの車両にも装着は可能ゆえ
最後までご覧頂いたい。

Be-1にはアーシングが施されている。
Be-1オーナー曰く、出張も多く乗れない日が続き、
バッテリーが上りやすいというお話。
毎度もう一台の車からケーブルを引いてエンジンを始動させるのが
面倒臭いのだという。

これがウェルが推奨するバッテリーカットスイッチ。
旧車ではよく取付けるこのスイッチは
ノブ部がグリーン色でありとてもお洒落だ。

緑のノブには浮き文字でONーOFFと記入されている。
こういうプロダクト的コダワリは現在日本では皆無に等しい。
このバッテリーカットスイッチの取り扱いだが、
クルマを長期使用しない時に緑のノブを緩めておけば
俗にバッテリーからターミナルを外しているのと同じ効能が得られるのである。
わざわざ工具を穿り出してターミナルを外さなくてもノブを緩めるだけで
バッテリーの電気をクルマ側に遮断出来るという優れもの。
いたって簡単な作業でバッテリーが上らなくなるのだから、
取り付けていても損はしないだろう。

ON時:バッテリーカットスイッチのノブが閉めこまれている状態。

OFF時:バッテリーカットスイッチのノブが緩められている状態。
バッテリーカットスイッチの仕様だが、バッテリーの端子の大きさが
D端子というサイズで装着が可能。(旧車用)
Be-1,PAO、FIGARO,RASHEENはすべてB端子というサイズゆえ
D端子へ変換(加工)して装着しないといけないのである。
※RASHEENの寒冷地仕様はD端子が標準

D端子型マイナスターミナル。
豆知識だが、ターミナルにはプラスとマイナスでは少しサイズが違う。

このD端子用ターミナルを車両側のマイナスケーブルに接続して
バッテリーカットスイッチを装着するという訳だ。
ココで、バッテリーはD端子用の物を使用しないといけないの?と
疑問をもった方は鋭い。
そう、バッテリー側もD端子にしてあげないと装着できないのである。

パンパカパーン バッテリーB→D端子変換キット!
そう、B端子にこの変換キットを差し込むだけで、
B端子のバッテリーがD端子に早代わりするのである。

全てのパーツの装着例がコレ。
おお~なんかすんごそうな気がする~。
それでは作業の順を追ってご覧頂く。

これがバッテリーB端子。
この端子にD端子用の変換キットを装着する。

変換キットはプラスチックハンマーで奥まで差し込む。
これでよい。

これがマイナス側、B端子ターミナルだ。
このターミナルからニッパーを使い配線を切ってもらいたい。

配線の被覆を剥く。
それでよい。

D端子ターミナルに配線を接続した様子。
こんな感じでよい。
すべては準備が整い、それではスイッチを取付けるコトに致そう。

Be-1にバッテリーカットスイッチがおごられた。
騒々しい形状が、アート的な感覚をも呼び起こし、
エンジンルームが見ても楽しめるようになったようだ。

余談だが、エアーフィルターのカラーに
バッテリーカットスイッチのノブの色を合わせている。
これがスピードウェルの仕事である。
そしてノブはその他ブラック色もあり、選べるゆえ、エンジンの
仕上げに応じて色は選んでいきたいものである。

アースケーブルもお引越しをし、見栄えを確保。
クルマにはドライビングする喜びだけでなく
メカメカしいプロダクトを見る喜びも必要なのである。
今日はコレまで~。
本日の名言
自分が悩んだことのない人は
まず人を動かすことはできない

by本田宗一郎
そう、自分がその気持ちになってこそ人の気持ちになれるのかも
しれませんなぁ。

号外!日産RASHEEN 1/43 ミニチュアカーが製作されるの巻!!

どんもす~。ウェルです。
号外号外!と言う事で、なんと日産RASHEENの1/43スケールの
ミニチュアカーが株式会社国際貿易より今年度末位に
販売される事となった。

RASHEENモデル ※写真提供 株式会社国際貿易
今回ご覧頂くのは、前回すこし小出しにはしたが、
RASHEENの1/43スケールモデルの原型だ。
この原型から型を取り、製品となるのだから
お宝画像である事には間違いない。
そして、今回のラインナップは前期型と後期型とがあり、
さらには10色ほどカラーが発売されるというのだから驚きだ。

前期モデル『平成6年~平成8年式』 ※写真提供 株式会社国際貿易
モデラーの若干のデフォルメが
前期モデルのグリルを見事に再現している。
そしてフェンダーは小憎い造形美で描かれており
バンパー下のアンダーリップ回りも実車さながらの風合い。
ここまでくれば本当に素晴らしい出来栄えである。

後期モデル『平成9年~平成12年式』 ※写真提供 株式会社国際貿易
後期モデルのグリルも妥協することなく再現された。
そしてヘッドライトの内部まで実車さながらのイメージで枠が
組み込まれているようだが、完成品となればどのように
変化するかが少し気になるところである。
ウェル的にグリル端とフェンダーとの隙間が開いているのが
実車のそれを誇張した感があり、ほし三つである。
フロント部の造形は以上であるが、
バンパーへ埋め込まれているウィンカーのレンズの色などは
前期型はオレンジで後期型はクリアーとなるのであろうか?
期待は深まるばかり。

左上部からの撮影 ※写真提供 株式会社国際貿易
天井部はラシーンの独特なルーフレールが
実車と同等のボリュームで装着されている。
どうしてもHi-storyの1/43スケールRASHEENモデルと比べてしまうが、
フロントフェンダー、リヤフェンダーの形状、
ボディーのラインは今回の物が実車に忠実という観点から見ると一枚上手のようだ。

右上部からの撮影 ※写真提供 株式会社国際貿易
ルーフレールも実車に忠実であるが、
なんとルーフレール下のボディーのくぼみまで忠実に再現されている。
これはもうRASHEENがココに有るのじゃないか?などと
錯覚をおこしてしまうほどの、造形に対しての拘りようだ。
と言う事で、今回は株式会社国際貿易の藤守さまにご協力頂き、
お写真などもご提供頂いた。
このモデル、初回の限定ロットの販売で終了となるというお話であるから
スピードウェル社でも先行予約などしたいものだ。
RASHEEN 1/43スケールモデルは今後の動きに乞うご期待。
今日はコレまで~。
本日の名言
駄目な子なんて一人もいない
by宮城まり子
心打たれる名言で御座います。
駄目なのは親ですわ。

5ZIGENと共同開発!日産RASHEEN専用マフラーが正式に発表されたの巻! 

どんもす~。ウェルです。
さて、遂に本日5ZIGENインターナショナルと共同で開発をしていた
日産RASHEEN専用、『省燃費で馬力アップ、美しさ、そして大人らしい』
とコダワリに拘ったマフラーの専用ページが開設された。

マフラー出力テストの様子『5ZIGEN本社屋内のシャシーダイナモ』
Be-1,PAO専用リプレイスメントマフラー(純正代用品)につづき
5ZIGENの技術とスピードウェル社の感性をどこまでも追求しRASHEEN専用に
マフラーの開発が進められていた。

最高の排気効率を実現する取り回しが施された冶具だ。
今回は方向性が異なる2種類のマフラーを試作することから始まった。
それは、データーを収集し本当の可能性を探るための方法に他ならない。
そのことにより技術的、デザイン的にも優れた製品を製作できるコトに
功を奏したのである。

5ZIGENサポートカーと共同テストの様子。
今回もテスター上の計測と実走と両面でのデーターが収集され、
最終的に全てが製品にフィードバックされたのである。
と言う事で、お待たせ致し候。
先行販売はされていたのだが、遂に7月6日にリリースされる。
その名はやっぱり
ウェルリプレイスメントマフラー』!!
それでは、隅から隅までズズイとご覧下され。

5ZIGENと共同開発したRASHEEN専用マフラー装着の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は先週の日曜日に三重県から遠路はるばる
お越し頂きマフラーを装着させて頂いた
N氏の車両を元に取り付け風景を順を追ってご覧頂く。

見送り後方姿見。純正マフラーの風景である。
ラシーンのマフラーは味気なく、パイプがニョキっと飛び出している
のだが、本来それがラシーンらしさと言えよう。
太くなく、逆に細いくらいのイメージさえ漂うのが、なんとも
日産技術部は玄人なセンスだなとウェルも惚れ惚れするのだが、
やはり、コストを落せざるを得ない部分もあり、
今回のマフラーはそういう部分で仕上げに拘ったのである。

仮称『ウェルハイブリッドマフラー』
今回も特に力を入れた点は、燃費と材料とデザイン。
燃費特性は非常に調整が難しく、根本的に方向性の異なるマフラーを
まずは2本製作。そして、良い特性が得られたものを煮詰めるという
非常に時間と手間の掛かる作業を行い
苦心の末ようやく発売に踏み切ったモノであるのだ。
ココでの苦心の末というのは、何を隠そう日産技術が実に素晴らしく、
純正でコスト面以外で煮詰められていたと言う事は言うまでも無い。
しかし、5ZIGENのレーシングスピリットから受け継ぐ技術を
取り入れることにより、常用回転域での扱いやすさを
分厚くするという味付けが施されているのである。
出力特性は
『本気の省燃費マフラー製作ブログPART2』
『本気の省燃費マフラー製作ブログPART3』
を隅から隅までズズイとご覧頂き勉強して頂きたい。
材料面ではSUS304とSUS436を複合し、タイコ(サイレンサー部)と
パイプ部にそれぞれの耐用材料を追求して製作された。
特にタイコから出口へ向かうパイプはSUS436であるが、
出口カール部になるとわざわざSUS304へ切り替わるところが、
ウェル的こにくい演出である。
デザイン面では世間一般的にはマフラーを作るとなると、
皆、出口は太くていかつい印象のマフラーを造ってしまう。
ウェル的にはラシーンのクルマのデザインの本来の姿を壊すような
デザインは避けるため、今回も5ZIGENと共同でラシーン用に
新たに出口形状を金型を一から製作。
42,7πのパイプに外カール形状を与えるコトとなり、
交換しましたよと迫力は十分だ。
と言う事で、出口はラシーン用外カールである。
※出口カール部はSUS304、その他パイプ部はSUS436を採用。

溶接部には最上級のTIG溶接がおごられた。
応接間に飾っておきたいくらいのモノ、クルマに装着されれば、
見えるところではないのだが、こういう細かな細工が
オーナーに至福がもたらされると願っている。

ジャッキで持ち上げるとラシーンのマフラーの全容が明らかになってくる。

ラシーンのマフラーはこのフランジと呼ばれる継ぎ目だけ
ナット2個で締め付けられており、その他はマフラーのつりゴムというもので
宙吊り状態なのである。

右舷後方 マフラー吊りゴム。
吊りゴムに対しマフラーステーが差し込まれているだけなのだが、
きちきちに挿入されており、簡単には取外す事は出来ない。
さらに、マフラーステーの先端は矢尻の形がとられており、
走行中に脱落することなどは無いのである。

右舷前方 マフラー吊りゴム。
まずは、右側の吊りゴムを先に外す。

右だけ外すとこんな風にゴロンと外れるのである。

左舷後方 マフラー吊りゴム。

左舷前方 マフラー吊りゴムである。
※本来、右舷、左舷などは船の側面のコトを指す。クルマに使うのはウェル語である。

外れれば遮熱版が見えてくる。
ラシーンのマフラーはボディーぎりぎり一杯のところまで
持ち上げられ装着がなされているゆえ、一枚板をかますコトにより
熱を逃がす工法が取られているというわけだ。
と言う事で、組み付けはいたって取外しを行った逆の順序で
進めてもらえればよいのであるが、DIYで作業を行うようであれば、
かなり吊りゴムで苦戦を強いられるコトとなるであろう。
しかと心得て頂き、ケガや事故の無い様、勤めてもらいたい。

細からず、太からず、それでいて主張する。
手前味噌ではあるが、なんとも大人らしいマフラーである。

仮称『ウェルハイブリッドマフラー』
この製作の模様はまだウェルマガジンでアップされていないが、
近日公開となるゆえ、是非とも楽しみにして頂きたい。
また、販売ページも来週中にアップされる見通しである。
今回は、N様マフラー装着誠に有難う御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
今を戦えない者に、
次とか来年とかを言う資格はない
 
byロベルト・バッジョ
つまり、今出来ない者に次、その次にやるなどと言う資格はない。
そういうコトであります。
それぐらい厳しいものでありましょう。