バッテリーカットスイッチを装着するの巻き!!

どんもす~。ウェルです。
さて皆さん(浜村淳風)本日は長期間自動車に乗らないときに
(バッテリーを切っておく)
バッテリーの自然放電し難い装置をご紹介致そう。
その名は『バッテリーカットスイッチ』。
まず自然放電とは何ぞやともうせば、化学電池において、
蓄えられている電気の量が、時間の経過と共に徐々に
減少する現象を言う。
そしてそのことによりエンジンが始動できなくなる、それがバッテリー上がりだ。
今回はBe-1を使用してバッテリーカットスイッチを装着しご覧頂くが、
PAO,FIGARO,RASHEENとそれぞれの車両にも装着は可能ゆえ
最後までご覧頂いたい。

Be-1にはアーシングが施されている。
Be-1オーナー曰く、出張も多く乗れない日が続き、
バッテリーが上りやすいというお話。
毎度もう一台の車からケーブルを引いてエンジンを始動させるのが
面倒臭いのだという。

これがウェルが推奨するバッテリーカットスイッチ。
旧車ではよく取付けるこのスイッチは
ノブ部がグリーン色でありとてもお洒落だ。

緑のノブには浮き文字でONーOFFと記入されている。
こういうプロダクト的コダワリは現在日本では皆無に等しい。
このバッテリーカットスイッチの取り扱いだが、
クルマを長期使用しない時に緑のノブを緩めておけば
俗にバッテリーからターミナルを外しているのと同じ効能が得られるのである。
わざわざ工具を穿り出してターミナルを外さなくてもノブを緩めるだけで
バッテリーの電気をクルマ側に遮断出来るという優れもの。
いたって簡単な作業でバッテリーが上らなくなるのだから、
取り付けていても損はしないだろう。

ON時:バッテリーカットスイッチのノブが閉めこまれている状態。

OFF時:バッテリーカットスイッチのノブが緩められている状態。
バッテリーカットスイッチの仕様だが、バッテリーの端子の大きさが
D端子というサイズで装着が可能。(旧車用)
Be-1,PAO、FIGARO,RASHEENはすべてB端子というサイズゆえ
D端子へ変換(加工)して装着しないといけないのである。
※RASHEENの寒冷地仕様はD端子が標準

D端子型マイナスターミナル。
豆知識だが、ターミナルにはプラスとマイナスでは少しサイズが違う。

このD端子用ターミナルを車両側のマイナスケーブルに接続して
バッテリーカットスイッチを装着するという訳だ。
ココで、バッテリーはD端子用の物を使用しないといけないの?と
疑問をもった方は鋭い。
そう、バッテリー側もD端子にしてあげないと装着できないのである。

パンパカパーン バッテリーB→D端子変換キット!
そう、B端子にこの変換キットを差し込むだけで、
B端子のバッテリーがD端子に早代わりするのである。

全てのパーツの装着例がコレ。
おお~なんかすんごそうな気がする~。
それでは作業の順を追ってご覧頂く。

これがバッテリーB端子。
この端子にD端子用の変換キットを装着する。

変換キットはプラスチックハンマーで奥まで差し込む。
これでよい。

これがマイナス側、B端子ターミナルだ。
このターミナルからニッパーを使い配線を切ってもらいたい。

配線の被覆を剥く。
それでよい。

D端子ターミナルに配線を接続した様子。
こんな感じでよい。
すべては準備が整い、それではスイッチを取付けるコトに致そう。

Be-1にバッテリーカットスイッチがおごられた。
騒々しい形状が、アート的な感覚をも呼び起こし、
エンジンルームが見ても楽しめるようになったようだ。

余談だが、エアーフィルターのカラーに
バッテリーカットスイッチのノブの色を合わせている。
これがスピードウェルの仕事である。
そしてノブはその他ブラック色もあり、選べるゆえ、エンジンの
仕上げに応じて色は選んでいきたいものである。

アースケーブルもお引越しをし、見栄えを確保。
クルマにはドライビングする喜びだけでなく
メカメカしいプロダクトを見る喜びも必要なのである。
今日はコレまで~。
本日の名言
自分が悩んだことのない人は
まず人を動かすことはできない

by本田宗一郎
そう、自分がその気持ちになってこそ人の気持ちになれるのかも
しれませんなぁ。

バッテリーカットスイッチを装着するの巻き!!” への2件のコメント

  1. バッテリーカットスイッチいいですね。
    欲しくなりました。
    エアフィルターがイスラム的な雰囲気。
    自動車部品とは思えない不思議な感覚です。

  2. kobatadsさま
    2週間、3週間以上と乗らない場合には
    このカットスイッチは役立つと思います。
    またご用意いたしておきます。
    エアフィルターはそうですね~
    モスクの屋根を想像してしまいますね。
    当時の純正エアエレメントケース< 鉄製>
    も味が御座います。
    メカのデザインも興味があり、
    現在の車はボンネットをあけて楽しむ隙は
    ございません。

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