ロットナンバー002番 PAOの宝物の巻!

どんもそ~。ウェルです。
謹賀新年、今年も皆様にお楽しみいただきたくブログを
始めますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
まずは初めにスピードウェル社所蔵の宝物(ほうもつ)
ロットナンバー2番をご覧頂く事に致そう。
KEY CAR
グンゼ産業 ホビークラフト部 開発 日産PAOキーカーである。
当時の発売価格は360円
今発売すればパオイスト達は必ず購入すること間違いないであろう。
内容物
箱の中にきっちり収まっている。
当時の注釈
いま、すごい人気のパオをちょっとデフォルメ。
ほんとにかわいいパオになりました。
キーを差し込むと、キーにプログラムされた
パターンによって、右カーブ、左カーブ
S字、円、直進して転回するなど、
楽しい走り方をします。
動力はゼンマイ、組み立てかたははめ込み式で簡単です。
キーは2本入りで、4走行パターンつきです。
ぜひどうぞ。
さらに内容物
箱から取り出した様子。
部品がばらばらにならないようクリアーのケースで覆われている。
PAOだ。
なんと、けっこう忠実に再現されているではないか?
ボディー前面の姿見はあまりデフォルメされているような雰囲気は無い。
しかし、側面を見ると
タイヤがでかい。 border=
超オーバーフェンダーであった。
しかも側面に飛び出しているのではなく、フロント、リヤの
フェンダーがドアに飛び出しているという。
実車であれば、室内はタイヤハウスに覆われ
前後での二人乗りになること決定だ。
製作図
製作図。
塗装方法とステッカーの張り方が伺える。
必要な塗料は水性ホビーカラーの
H-8 シルバー
H-12 艶消しブラック
H-90 クリアー
H-92 クリアーオレンジ
この4種類になる。
しかし、ウィンドウガラス前面が艶消しブラックというのはすこし
重すぎるので、出来ればグレイ色にとどめるのがベターであろう。
PAOSIDE
なんと日産のパイクファクトリーのブランド 『PAOSIDE』の
権利まで得ているから驚きだ。
そう、色々なPAOの玩具やホビーが発売されているが、
このPAOSIDEのマークが付いているものは、ウェル的に熱い。
PIKE faktory
PIKE factoryのロゴマークもあった。
下にはNISSAN MOTOR CO,LTD 1989
PF001-00と刻印されている。
しかしその上で白い煙がもくもくしながら走っているのは
調子が悪いのかと一瞬疑うのはウェルだけであろうか?
まあそういう冗談はさておき、
今回の宝物はグンゼ産業から発売されたPAOのKEY CARで御座った。
今日はコレまで~。
本日の名言
千里の道も一歩づつ歩みて至る
by二宮尊徳
というわけで、新年早々の名言で御座います。
今年も初まり、今年が終わる頃には皆様なにか一つ
成し遂げたい物で御座いましょう。
そういった覚悟で今回の名言とあいなりました。
今年一年、さあ頑張りましょう。

新年 明けまして おめでとう 御座いますの巻!

新年 明けましておめでとうございもす~!ウェルです。
初詣は伏見稲荷大社でした。
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
昨年中は一方ならぬお引き立てにあずかりまして
まことにありがとうございました。
今年も宜しくご支援、ご指導お願い致します。
平成22年 元旦
と言う事で、皆様どうやら年が明けてしまいました。
新年と言う事で、皆様も今年の抱負を胸に今年もずずいと
参りましょう。
また今年度ガレージスピードウェルは社名を改め
『株式会社 ガレージスピードウェル』
となります。
Be-1、FIGAROだ。
今年度さらにパイクカーの存命に大きく取り組み
Be-1、FIGAROが大々的に復刻、復元され
スピードウェル社でこだわった車両を
皆様にご提供致しますのでお楽しみに下され。
それでは引き続きスピードウェル社のホームページを
すみから~すみまで~ご覧くだされ~。
今後共、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
スピードウェル 店主より

スピードウェルの現在の巻☆

どんもももす~。ウェルです。
さてドモって参りましたが、今年も残すところ1日、
ウェルは現在パソコンの前でぽちぽちと頑張っておりますが、
遂に新年元旦に何かが起こる!?
今年はどうも有難う御座いました。
もうこれ以上のアリナミンは飲めない。
おお~そして、PAOやBe-1やら、
おいおい、ラシーンの試作マフラーの出口すら伺える。
今年も皆様、本当に有難う御座いました。
厚く御礼申し上げます。
そして、来年はさらに皆様にお喜び頂けます様
努力致します。
では皆様良いお年をお迎えください。
それでは、引き続きスピードウェルウェブをお楽しみください。
今年はコレまで~
今年の名言
日に新た
つまりは、一日、一日新しいコトがある、またはする。
日に新た。
来年の抱負は皆様考えましたでしょうか?
ウェルは元旦に発表致します。
それでは、皆様。さいなら、さいなら、さいなら。

愛知県名古屋市 O様 ラシーンスーパートラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
皆様、年の瀬ですがたこが、もとい、いかがお過ごしでしょうか。
今年、最後まで気を引き締めて参りましょう。
と言う事で、本日は愛知県名古屋市から遠路お越し頂き、
はれてラシーンのオーナーとなられたO様の
ラシーンスーパートラベラーをご紹介致そう。
ラシーンスーパートラベラーだ
ラシーンスーパートラベラーだ。
このスーパートラベラーは来春にも追加されるグレードになる訳だが、
必要な整備のフルコースがココにある。
ラシーントラベラーは必要不可欠な整備が施された安心仕様。
スーパートラベラーはトラベラーに対しさらにパワーアップが図られ
ラシーンを熱く愛してやまない仕様といったところ。

基本整備はトラベラーと同様。
手をかけたエンジンルームは綺麗で年月を感じさせることは無い。
細かなパーツから交換整備が施され、部品交換量としては日本一ではないか
などとウェル的に思ってるのだが、それだけではない。
そこにはラシーンへの情熱と愛情がプラスされているのであった。

オルタネーター(発電器も交換される)
およそ15万キロくらいで寿命を全うされるという(当社測定値)
パーツも新しく入れ替わり、気持ちよく発電してくれるのだ。

バッテリー(蓄電池は基本整備でも交換対象品)
そう、来春にはさらにスピードウェル寒冷地仕様なども発売されるというから
寒い国の方々にも安心だ。

ラジエーター(熱交換器も替えられる)
エンジンを冷やす冷却水を外気で放熱させる部分。
これも、スーパートラベラーの部品交換対象品なのである。
ディーラーでの交換では約10万円ほどかかるという非常に高価な部品だが、
スピードウェル社での交換価格を知れば、
皆々ドたまげるコト間違いない。

スロットルチャンバー(吸入弁も交換される)
ラシーンの故障率ではワースト10に入る、
スロットルチャンバー内に組み込まれているエアーフローセンサーの不具合。
エンジンシリンダー内に吸入される空気量を測定し
微弱な電流でコンピューターに信号を送っている部分である。
この装置がおかしくなると、エンジンがかからなくなるという
非常にたまらない落とし穴に遭遇するのだ。
などなど交換する部分を大きく上げてみたのだが、
さらにセルモーターやラジエーターホース、オイル漏れ整備はもちろんのコト
スピードウェル社と5ZIGENが共同で開発を進めている
ステンレスマフラー(未発表)まで装着されるというすんごいグレード、
スーパートラベラーがリーズナブルな価格をひっさげて
発売される事となるので、本当に楽しみにして頂きたい。

フロントグリルにはラッカーフィニッシュがおごられる。
何度も言うようだが、ラシーンのグリルは樹脂で出来ており、
経年劣化により、かなりの色あせが伺えるのである。
スピードウェル社謹製ラシーントラベラーであれば、
こういったところも全てにラッカーフィニッシュなど
施されるから仕上げは万全だ。

ウェル60スタンダードレザーシートだ。
レザーシートのデザインだが、ウェル帆布社が試作を重ね、
出来上がった逸品でもある。
デザインは少しずつ変化して行くため、
同じ60スタンダードでも年を負うごとに見た目が異なる。
なので同じ配色で製作しても、全く同じシートが一台も
存在しないという、まさにオーナーのオリジナルとなるわけだ。

パネルラッカーフィニッシュもおごられた。
スピードウェル社謹製トラベラーでのオプション率の高い仕様。
当社が発売するPAOアドベントにはダッシュパネルの張替えというオプションが
存在するのだが、トラベラーで言うパネルラッカーといったところ。
シートのカラーに同色でするも佳し、さらには外装色と合わせるも佳し。
特にシートとコーディネートすると、トータルでまとまった感覚に
なるのだが、外装色と合わせる場合はノスタルジックさが演出される。
そう、旧車(外国の)では、パネルが外装と同じ鉄板で出来ていた為に
外装色と同じ塗装が施されていたのだ。
その名残がココに凝縮する。

今回のラシーンの一つのお題は西海岸。
LOCOであるのは配色をご覧頂けるとお解りになられるだろう。
メタリック色の部分や色の濃い部位には全てアイボリーの
ラッカーフィニッシュで仕立て上げられたのである。

ドアミラーもご覧の通り。

アウタードアハンドルまでLOCOである。

ルーフレールでさえ、西海岸仕様。

ホイールキャップも純正の限定車のような色合いだが、
ホワイトではなく他の部分で使っているアイボリーで統一が図られた。

当時の純正オプションでもある、スペアタイヤのハードケースだ。
このハードケースもラッカーフィニッシュがおごられた。
この後、オーナーのステッカーチューンなどで
馬力が上がっていくに違いない。
ラシーンはオーナーにとって、
『四角いキャンバス』
ラシーンエクステリアデザイナー平林俊一氏のお言葉通り、
オーナーの気持ちを詰め込んでいって欲しいものだ。

背面タイヤのステーも同じくアイボリーにラッカーフィニッシュ。
と言う事で、いろんなところに手が加わったラシーントラベラー。
整備の仕様はスーパートラベラーという新しいグレードで
新春よりスピードウェル社のラインナップに加わる事で、
さらに熱いラシーンオーナー達にお答えできることであろう。

スーパートラベラーとO様とガシャ!!
この度はO様納車誠におめでとう御座いました。
またお土産まで頂き、本当に感謝感謝で御座います。
今後共末永くラシーンを愛して下され。
今日はコレまで~!
本日の名言
道のありがたみを知っているものは
道のないところを歩いたものだけだ
 
by大島亮吉
登山家の大島さんの名言でもある。
これは、登山の道と人生の道を比喩していることがおもしろい。
そう、人生にもいろんな道がるのだが、
今ある道をありがたく感じ、さらに己の道を切り開いていく事が
肝要かと存じ上げます。

大阪狭山市 Y様 PAOアドベント納車おめでとう御座います☆

ハッピ~メリ~クリスマス。ウェルです!
さて、今宵もブログの時間がやって参りました。
本日は大阪府は大阪狭山市のY様がオーナーとなられた
PAOアドベントをご覧頂こう。
前部姿見だ
姿見だ。
ワイパーが当時のおもむきを物語る。
そう、PAOの純正ワイパーは右側(運転席側)には
風圧でガラス面にワイパーを押えるためにウィングが着いているのであった。
往年のラッカーフィニッシュ
グリルやバンパーなどには純正(往年)の色に復刻された。
グリルの半艶と言える輝きがなんともよき風合いなのだが、
再現するには手間がかかるゆえ、
熟練のクラフツマンが時間をかけて作業に取り組んでいる。
いかに後世にPAOの原型を残すか、といった点で見直せば
コダワリある純正色にラッカーフィニッシュを施すというコトが
スピードウェル社の一つの答えでもあった。
さらに今回のPAOはさらにオーナーの思いを随所に付加されるコトとなる。
ダッシュ張替えだ
インストルメントパネル上部、アンダートレーには
ウェル帆布社謹製のレザーがあつらわれた。
当時のオリジナルを追求し、仕上げにこだわる。
その上で、オーナーの思いをカタチにしたのが
『PAOアドベント』と言えよう。
ウェル60スタンダードレザーあつらわれた
ウェル60スタンダードレザーシートは3色であつらわれた。
オーナーの思いは非常に深く、それぞれの配色には
かなりの時間と労力を費やされたであろう。
しかし、ウェル帆布社では細かな配色までお答えする事が
可能なゆえ、ずっと乗る覚悟で配色を施して欲しい。
写真には載っていないが、ヘッドレストも張替えが付くから安心である。
PAOキャンバストップ
モカブラウン色のキャンバストップ生地に張りかえられた。
ガラス越しに見える内装と組み合わさり、ばっちり決まっている。
そう、内装の張替えと同時にトップとの配色まで
選べるというからトータルでコーディネートして頂きたいところだ。
ノスタルジックフィニッシュ
ノスタルジックフィニッシュが施された、純正テッチンホイールだ。
PAOには純正テッチンホイールが良く似合うのだが、
実に当時のPAOオプション純正アルミの色を模して
ラッカーフィニッシュが施されているのであった。
こと細かく細部にまで、スピードウェル社の理念が貫かれているのだが、
言われて見ないと解からないところばかりであろう。
ウェルはかなりのエンスー(熱狂的)でもある。
さらりと話は聞き流していただき、
見て何気なく良いなぁ~と感じて頂けるだけでOKである。
ウェルリプレイスメントマフラーだ
今年度分は完売御礼中のウェルリプレイスメントマフラーだ。
リプレイスメント=代用品
とマフラーのネーミングにもなっているくらい、
純正品を意識し、性能と耐腐食性の向上を図り
さらにJASMA基準にも適合し、車検にもなんら問題はないという
大人らしい画期的なマフラーなのである。
ウェルリプレイスメントマフラーだ
デザインにもこだわり、マフラーは往年のバンドによる吊り下げ式を採用。
一般的なマフラー会社が製造する格好わるいステーなどは
後部から見えず、特注のステンレスのバンドで吊り下げているという
コダワリのギミックが見れてプロダクト感が楽しめるという、
まさに名器である。
お正月に出る?!ウェルマガジンに製作過程が詳しく掲載されるゆえ
乞うご期待。
はいズーチ!
この度はY様、PAOアドベント納車誠におめでとう御座いました。
お土産だ。
お土産まで頂き、感謝感謝で御座います。
今後共PAOちゃんを末永く愛して下され。
今日はコレまで~。
本日の名言
あなたの使う言葉が
あなたの人生を操っているのである

byアンソニー・ロビンス
つまりはそう言う事であるようです。
きたない言葉を使うひとにはきたない人生しかないと
いったところ。
丁寧な言葉を使う人にはきれいな世界が待っているのでありましょう。

兵庫県神戸市 U様 パオ アドベント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて、本日もブログのお時間がやって参りましたが、
今年度の納車させて頂きました方々のUPがまだまだ出来ていないゆえ
どんどん参ります。
今回は兵庫県は神戸市からお越しはれてPAOのオーナーとなられた
U様のおクルマ拝見と致そう。
PAOアドベントだ
スピードウェル社が仕立てるPAO。
その名はアドベント。
当時の意志を受け継ぎ、さらにスピードウェル社的カスタマイズが
施された仕様の総称である。
アクアグレイというカラーに身を包むPAOだが、
発売時の受注では約7割方がこのアクアグレイだったという。
まさにPAOの代名詞的なカラーなのだ。
ウェル帆布社謹製レザーシート
真紅のレザーシートが個性を際立たせる。
U氏の心の情熱が今にも伝わってきそうだ。
ウェル帆布社謹製レザーは200色以上のカラーバリエーションから
シート生地を選定できるというから、
考えこんでも何時までたっても決まらない。
まさに、新しいオーナーにとっては混迷といったところだ。
しかし、考えて悩んだ末に仕立て上げられたシートを目に入れたとき、
新しいドラマが始まるのであろう。
ウェル帆布社謹製レザーシート
レトロオーディオ、では無くレトロ調オーディオが鎮座する。
れっきとしたCDデッキであるが、
クラリオン社製 DUB275MPという型式の装置だ。
そして、外側のレトロボックスはウェル謹製である。
このボックスはPAOに似合うよう考えて造られている訳だが、
スピードウェル社製レトロボックスの醍醐味は
純正のレトロコンポの土台を使って装着するところだろう。
限りなく純正を愛し、本当なら純正オーディオが良いのだが、
CDが聞きたいと言う方々にはこの仕様がベターである。
他社製も出ているゆえ、注意が必要だ。
はいズーチ!
はいズーチ!!
この度はU様、PAOアドベント納車誠に有難う御座いました。
末永くお乗り下され。
今日はコレまで~。
本日の名言
先頭に立つ勇気
by小宮山宏
先頭に立つ勇気、
どれほどのものなのでしょうか。
物凄い気迫さえ感じます。
しかし、この勇気こそ真の勇気。
今の政府には感じられませんな。
ガソリン税の暫定税率の撤廃などをマニフェストとして掲げ、
政府となった民主党さん。
公約を破るのであれば、もうマニフェストなど掲げなくてよろしいですぞ!!
しかも暫定税率分を本税にしてしまうとは、逆に重税ではござらぬか。
いやぁ、まいったまいった。

群馬県高崎市 T様 ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです~。
さて、本日は群馬県は高崎市から遠路はるばるお越し頂き、
はれてラシーントラベラーのオーナーとなられた
T様の愛車をご覧頂く事に致そう。
ラシーントラベラーだ。
ラシーントラベラーだ。
今回の車両は前期モデルであり、イエローのカラーが綺麗である。
もちろん前期モデルゆえ、後期(平成9年以降)のモデルには
イエローというカラーの設定は無い。
フロントグリルラッカーフィニッシュがおごられた
フロントグリルにラッカーフィニッシュがおごられた。
ラシーンのグリルは鉄板ではなく、樹脂で出来ていることから、
ボンネットやフェンダー部などの塗装面を比べると
経年の劣化などにより酷く退色が目立つのであった。
スピードウェル社が製作するラシーントラベラーには
フロントグリルのお色直しとでも申そう、
グリルラッカーが着いてくるから心配は要らない。
つまりは顔が汚ければ他がよくても台無しであるといった感覚である。
ナルディハンドルが鎮座した!
ラシーンでは非常に装着の高いナルディクラシックが鎮座する。
今回、メーターパネルには当時の純正木製風パネルが装着されコトとなり、
全面のイメージが統一された訳だ。
純正木製風パネルが装着された!
ウォールナット風純正ウッドパネルは前期モデルの中の
タイプ3というグレードには標準装備であった。
さらにオプションでも選択できたのだが、今となっては
部品の生産は終了。
ほし~い方にはUSEDでの対応となる。
シフトノブが革巻きに!
ウェル帆布社謹製シフトノブの本革巻きだ。
今回は革を染色するところから始まる。
実はシフトノブとレザーシートを同色化するためには
本革を染色しないと実現出来ない。
いくら内装の張替え屋さんだといえども、革を染色するところから始める
お店は少ないであろう。また出来ないかもしれない。
これでウェル帆布社はダテではないことが理解できたであろうか?
常に本気なのである。
ウェル60スタンダードレザーシートだ。
ウェル60スタンダードレザーシートが新しいオーナーの心の色である。
最近はウェル帆布のデザインを模したシートも出回るようになり、
本当にありがたいコトではあるのだが、
デザインの本質を理解されないまま模されているところに
ダサさが伺える。
シート一つにも大切なメッセージが隠されている事を忘れてはいけない。
さらにクォリティーにも常に最善の努力を尽くしているので
他の追従を許さないといったところだ。
本当は座っていただければその意味が良く解かると確信している。
リヤシートだ。
リヤシートもご覧の通り。
ラシーンには似合わず少しプレミアムな感覚も漂うが、
せっかく張替えるのであるゆえその優越感に浸ってもらいたいところ。
トラベラーという名の如く、これに乗り旅行を楽しんで頂こう。
さらに後部座席に座られる方々が時間をもてあそばないよう、
フロントシート後面のポケットにはトラベルのパンフレットや
情報誌などをちゃんと挿入しておく事、それが大切だ。
見送りだ。
ラシーンの見送りだ。
今回も背面タイヤカバーにはTオーナーがデザインされた
モチーフが飾られるコトとなった。
ウェル帆布社では、こうしてタイヤカバーで遊ぶという、
さらにオーナーの思いを描くコトにより完成度が高まると信じている。
パソコン(イラストレーター)などのソフトを使い
メールでお送りいただければ製作は可能。
あなたもオリジナルのタイヤカバーを製作してみては如何だろうか。
タイヤカバー中央
タイヤカバーだ。
と言う事で、タイヤカバーのデザインを考えるだけでも楽しいのだが、
デザインをカタチに出来ない方はウェルにご相談あれ。
はいズーチ!
お決まりの記念撮影である。
この度はT様、ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座いました。
またお土産まで頂き、感謝感謝で御座います。
旅行、出かけてくださいね!
今日はコレまで~。
本日の名言
日本を今一度せんたくいたし申候 
by坂本龍馬
おおっとカンバック名言『以前にも掲載された事がある』
を致しましたが、そう、龍馬人気にあやかり
もう一度掲載いたし候。
しかし、日本の政治ももっとしっかりして欲しいものでもあります。
ウェルが総理になれば、もっと海外に日本を主張するであろなぁ。
そして、メイドインジャパンを大切に致します。

愛知県名古屋市 H様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです。
さて本日は愛知県は名古屋市からお越し頂いた
H様がオーナーとなられたPAOをご覧頂くコトに致そう。
ハイズーチ!!
はい、ズーチ!!
と言う事で、記念撮影も決まった。
さて、今回のPAOはなんとウェルリプレイスメントマフラーが装着され
納車された訳だが、このマフラー、今年度分は全て完売となり御礼申し上げ候。
まずは、内装からご覧頂こう。
ウェル60スタンダードレザーシート
ウェル60スタンダードレザーシートだ。
この60レザーはゴールデンレート(黄金比)、人間が最も美しく
感じられる比率で製作されており、
安らげる車内空間というコンセプトの元
こだわってデザインが施されたのだという。
そう、新しいオーナーの好きな色でさらに安らげるデザイン。
他の専門店と違うところはそういうところでもあろう。
ウェル帆布社の製品には全てのデザインにそれぞれの意味があるのだ。
ウェルリプレイスメントマフラー
これが今年度完売御礼のウェルリプレイスメントマフラーだ。
5ZIGENと共同で開発が進められた、まさに本物のマフラー。
タイトルは純正交換、『代替マフラー』
ダサカッコいいタイトルとネーミング。
今まで不可能であったテールパイプの外カールという仕上げが、
なんとも大人らしく、さらにPAOらしくてたまらない。
これじゃないとPAOじゃない。
そこまでウェルが言う手前味噌の逸品である。
新春にはウェルリプレイスメントマフラーの製作過程をズズイと
ご覧頂ける、ページが見れる、おおっとこれ以上は言うと
楽しみがなくなくので、お正月休みに隅から隅まで
ホームページをご覧あれ。
マフラーはPAOに馴染んでいる
どうだ、マフラーはPAOにすっかり馴染んでいるだろう。
さらにホイールにはノスタルジックな
ラッカーフィニッシュがおごられ、ボディー全面は
ブリリアントポリッシュ加工を施す。
もうピカピカでたまらないのだが、
納車後は、1ヶ月に一度は洗車をして頂きワックス掛けを施し、
永年大切にして欲しいところ。
お土産には感謝感謝
この度はH様、パオ納車誠におめでとう御座いました。
また、お土産まで頂き恐悦至極で御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
空き樽は音が高い
これはどういう意味かと申せば、
中身のない人間ほど良くしゃべる!といったコトワザで御座いましょう。
そう、べらべら~とやかく言う人は、空き樽は音が高い!!と
言われますぞ!!

日産PAO 文化財保護級修復を探求するの巻パート2!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は前回板金をご覧頂いた、
PAOの修復の続きをご説明致そう。
まず、文化財保護級と題して、どんな深い意味があるのか
振り返ってみよう。
PAOは製造からおおむね20年を経過。
その過程で複数オーナーの手に渡りながら、今もなほ現役で
クルマとして、そして相棒として、はたまた宝モノとして
愛され続けられている。
長きにわたり愛され続けられているからには、
色々と今までに手入れ(修復)も施されており、
ピカピカに手入れされたクルマもあれば、
趣のあるやれ具合を楽しめる感覚で手入れがなされていないクルマもある。
皆それぞれの思いはあるが、ピカピカに越したことは無いだろう。
そこで、大きく補修方法(手入れ)の考え方を割ってみた。
クルマの外装の補修(手入れ)の方法にも色々とあるのだが、
たとえば、全てをピカピカにし、新車のような美しいボディーに
仕立て上げる方法。
これは、やはり皆が求める答えでもあるだろう。
スピードウェル社的にも納車させて頂いているPAOには
この感覚で仕上げが施されている。
そして、今回の修復は文化財保護的な考え方。
これはどういった考え方かもうせば、
常にフルオリジナル(製作当時の状態)を保つべく、
補修する際は、なるべくメスを入れる箇所を限定し
当時の感覚を大切にする方法と言えよう。
その製作当時の状態を保つといった観点から
文化財保護級といった言葉が生まれてくる訳だが、
ウェル的にはエンスー『熱狂的』な考え方ではあり、
一個人としてこだわりでもある。
本当に一般的であれば、訳の解からない考え方でもあるゆえ
まあそんな考えもあるものだなぁ~と思って頂くだけで良いだろう。
板金が終わった!
遂に納得の行く板金が終わった。
今回は右クォーター部から、サイドステップを
当時の塗料メーカーの塗料まで選定し、復元が進められるという。
極力ポリパテは少なくし、鉄板を前に出すよう努力したのだが
PAOの複雑なお尻の曲面を綺麗に出すには、本当に悩まされた。
が、しかしココで妥協をすることなく、板金だけで3日を費やす。
常に、技術の向上を目指しているゆえ、
日々が勉強であり有り難き幸せでもある。
板金が終わった!
お尻はかなり、元のふっくらした状態へと復元がなされた。
それには、ウェル特製の当て版『左右のふくらみを合わせる板』で
寸法を出すという、原始的な方法が活用されている。
そして、歪を抜く指先は1/1000mmの単位が求められ、
匠の技が必要となってくるのだ。
板金が終わった!
PAOには重要な場所、ボディーの切りカキだ。
下手な板金職人が修復したPAOちゃんにはこの切りカキが
なくなっているものすら存在する。
この切りカキはボディーのパネル同士の継ぎ目なのだが、
意図して埋める以外には、埋めないでほしい部分。
こういう細かなところから、PAOの良さがにじみ出てくるのだと
確信している。『ウェル的PAOの楽しみ方』
マスキングをする
遂にマスキングが始まった。
塗装を施す部分以外には塗料が付着しないように、
きっちりカバー『マスキング』がほどこされるのだ。
その後、サフェーサーを一吹きし、表面処理を施し、
塗装が行われる。
そして、今回また文化財保護級のといえる塗料を用意した。
それは、当時日産で使われた塗料メーカーの塗料である。
どうだろう、いくら専門店と名乗るお店でも、
自社で塗装しない限りココまでは出来ますまい。
スピードウェル社はこだわりたいから自社で塗装しているのでもある。
遂に塗りあがった
遂に塗りあがった。
フッ素樹脂は最高
お尻のカタチが最高だ。
ある種のフェチズムかもしれないが、ウェルはこのお尻に
恋をしている。
おおっと、おバカなコトばかり申していたが、
ココで、一つ忘れてはいけない細工が存在する。
それはお尻の下部のアンダーコートだ。
PAOの下回り付近のボディーにはアンダーコートと申す
チッピングコート(ゴツゴツした風合いの塗装)が施されている。
(石跳ねでボディーがキズ着くコトを和らげるコート剤のコト)
お尻のアップ
PAOのお尻のアップだ。
間違いなく復元された。
と言う事で、PAOの板金塗装にも熟練のクラフツマンが
コダワリを持ち製作している。
スピードウェル社は、今後も新しい工法を探求し
永年乗り続けれる様努力致し候。
今日はコレまで~。
本日の名言
手に負えないことをやる。 
by井上雄彦
そうですなぁ~。そういうチャレンジスピリットが人間必要でもあります。
また、手に負えない事をやる事が値打ちでもありましょう。

日産FIGARO ベアエンジンに載せ替えするの巻!!

どんもす~。ウェルですぅ~。
さて、本日は、FIGAROのエンジンの新しい物(ベアエンジン)に交換する。
というお話だが、なんとこのFIGAROのオーナーは可愛らしい女性。
一般的な中古車屋さんでクルマを買って2週間目でエンジンが潰れてしまったらしく、
本当にショッキングな出来事に遭遇されたのであるが、
今回はベアエンジンを搭載すると言う事でテンションを上げて頂きたいと思う。
FIGAROはMA10Sという初代マーチ(k10)から搭載されたエンジン
(Be-1、PAOも共用)のさらにパワーアップが図られた
MA10ET『ターボ付き』エンジンなのである。
FIGAQROが空を飛んでいるのではない。
FIGAROがリフトアップされている訳だが、すでにエンジンは
ボディーから下ろされた。
エンジンルームはもぬけの殻
エンジンルームはもぬけの殻である。
Be-1、PAO、FIGAROともに初代マーチベースで製作されているわけだが、
FIGAROはエンジンの載る位置が少し違うようだ。
今回の車両の不具合箇所はそれだけではなかった。
パワーステアリングのラックからのオイル漏れ。
さらにディストリビューターのオイル漏れ。
ついでにタービンからも油が吹上げるという、なんとも痛い症状を
抱えており、全てにスピードウェルのメスが入るコトとなる。
と言う事で、本邦初公開。
FIGAROのベアエンジンの登場だ。
FIGAROベアエンジン
これが日産から今もなほ供給されるエンジン単体である。
なぜ、エンジンをオーバーホールせず、ベアエンジンを載せるのか?
そこには深い訳があった。
まずオーバーホールではすでにメーカーから出ないパーツがあるゆえ、
完全にオーバーホールが出来ないという大きな理由がある。
それはBe-1、PAOでも同じ事。
特に、オーバーサイズのピストンが出ないというのが一番手痛い。
本当にオーバーホールするなら、シリンダーをボーリングし、
サイズの合ったピストンを組み込む。
それが出来て初めてオーバーホールが完了したと言いたいところだ。
さらに、さらにオーバーホールするよりも安価になる可能性まで
秘めているのがこのベアエンジン。
そう、もうお解りだろう。
これは完全なエンジンなのである。
FIGAROベアエンジン
初代マーチにはターボが存在し(マーチターボと呼ぶ)
このマーチターボの後期型エンジン(2型)とFIGAROのエンジンは同じ。
燃料供給装置が初代マーチの電子制御キャブレター (ECC) に対して
エンジン集中制御システム(ECCSエックス)という
マイコン制御によりインジェクターから噴射される。
さらに新開発の小型ターボチャージャーが取り付けられ、
それにより圧縮比はMA10Sエンジン9.5に対して8.0と
ローコンプ化が図られている。
MA10Sエンジン(K10マーチ、Be-1、PAO)の出力57ps(グロス値)に対し
MA10ETエンジン(FIGARO)の最高出力は85ps、
最大トルクで12.0kgm(グロス値)を実現しているのである。
エンジンの詳しい諸元は下記の通りだ。
タイプ : 水冷直列4気筒SOHC 8バルブ
総排気量: 987cc
ボアxストローク : 68.0(mm)x68.0(mm)
圧縮比 : 8.0
最高出力(グロス値) : 85ps/6000rpm
最高出力(ネット値) : 76ps/6000rpm
最大トルク(グロス値) : 12.0kgm/4400rpm
最大トルク(ネット値) : 10.8kgm/4400rpm
といったところだ。
それではさらに本邦初公開。
いろんな角度からこのMA10ETエンジンをご覧頂こう。
FIGAROベアエンジン
リヤ側だ。
エンジンルームに対し横置きだから横側だと言いたいところだが、
昔の名残(縦置き)ではリヤ側になるゆえ、そう呼ぶ。
FIGAROベアエンジン
インテーク側だ。
FIGAROベアエンジン
フロント側だ。
と、エンジンは縦置き時代の俗称で今もなほ呼ばれている。
FIGAROベアエンジン
エグゾースト側のポートをご覧頂こう。
FIGAROベアエンジン
ご覧の通り、新品だ。
このベアエンジン、一般的な(豊田、本田)などであれば、
中古を再生し、内容物を全て新品に組み替え製作されるわけだが、
このMA10ETエンジンはどう見ても新品。
まさに完全なエンジンといった所以(ゆえん)である。
バックプレートも清掃する
そう、ただ単にベアエンジンを組付けるコトは整備士であれば
誰だって出来るだろう。
それより、見えない場所や細かな部分を清掃し、
磨きながら愛情をもって組みつけてゆく。
それが本当の意味で専門店であると確信している。
FIGAROベアエンジン
遂にATミッションとドッキングがなされた。
と言う事で、さらにココでFIGAROのターボ(過給器)をご覧頂こう。
ターボ(過給器)である
これがターボの全容だ。
ターボ(過給器)である
側面から。
ターボ(タービンという)が着いていると馬力がなぜあがるのか?
簡単に原理をお教え致そう。
エンジンで燃焼し排気管から廃棄された排気ガスのエネルギー
(運動エネルギー・圧力)を利用しタービンを高速回転させ、
その回転力で遠心式圧縮機を駆動することにより
圧縮した空気をエンジン内に送り込む。
これにより、内燃機関本来の吸気量を超える
混合気(空気とガソリンの混ざったガス)を吸入・燃焼させることで、
見かけの排気量を超える出力を得る仕組みである。
簡単に言えば大排気量のエンジンのような感じになるといったところだ。
今回このタービンがブローし交換(リビルド品)するコトとなった
訳だが、なぜブローするかと申せば、
タービンは毎分10万回転から20万回転するゆえ、
軸受けには非常にストレスが溜まりやすい。
特に軸受けはフローティング(油に浮いている)状態であり、
エンジンオイルの管理を怠ると、軸受けは真っ先にやられてしまうのだ。
そう、FIGAROに乗られている方は、オイルの管理には注意が必要だ。
と言う事で、今回はFIGAROのベアエンジンの載せ替えと
ターボのお勉強をして頂いた。
そこで、ビックリ朗報である。
新春から、なんとスピードウェル社ではパイクカーをさらに
延命するべく、Be-1、PAO、FIGAROと、RASHEEN。
4車種を大々的に応援するコトとなった。
詳しくは、大晦日に何かが起こる。
乞うご期待あれ。
本日の名言
心が変われば行動が変わる
by松井秀喜
さすが大リーガー松井選手。
良い心とは皆を幸せにも致しますなぁ。
愚痴を言っている方は、そのスパイラルから逃れられなくなりますぞ。