Post date / 2026年7月12日

福岡県北九州市のH様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーンを北九州市に納車
ラシーンエアストリーム

エアストリームとは、アメリカ合衆国オハイオ州のジャクソン・センターで製造される高級キャンピングカーのブランドである。そのキャンピング車両はジュラルミンで出来たシルバーに光る車体が特徴的であり、ラシーンで牽引すればカッコよいだろうという妄想写真がこれである。日本には見立てるという茶の湯の文化が存在し、あくまで気分であるという、崇高な精神性である。そのような見立てをシンクロさせて思い描くラシーンのオデッセイアの在り方に過去、現在、未来という概念は存在しない。

ラシーントラベラー
ラシーン左舷前方姿見

この度は、福岡県北九州市にお住いのH様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。サンドベージュ色のラシーンは特に女性に人気のカラーであり、なるべくリーズナブルにと要所をしっかり整備して製作を進めました。

ナルディウッドハンドル
三連風メーターにナルディクラシック

三連メーターにはクラシックウッドが似合うという方程式。ラシーンデザイナー平林氏曰く、ラシーンは、それこそ三連風に見立てるため、外側に丸が3つ開いたパネルを装填して三連とした。これは技あり一本である。インストルメントパネルは乗用車部門のデザイナーであればこねこねするので、わざとトラックのデザイナーに任したというのは、逸話。

ラシーン内装張替え
ウェル50デザインシート張替え

極上のマテリアルを使用して張替えが行われる、ウェルデザイン張替えシート。それぞれにオーナーの思い描く形で製作が進められ、愛着は1を超える。

ラシーンのタイヤカバー
ラシーンのリヤゲート廻り

タイヤカバーの張替え、タイヤステーのペイントはそれぞれにカラーが選べる。さらに、ゲートには新しいラシーンデカールが惜しみなく貼られて美しく仕立てられる。

ラシーンと記念撮影
ラシーンと記念撮影

この度はH様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。サプライズにもお喜び頂き、嬉しく思います。これからご家族様と、どうぞ沢山の思いでを作ってくださいませ。

今日はコレマデ。

本日の名言

大切なのは、どれだけたくさんのコトをしたかではなく

どれだけ心を込めたかです。

byマザー・テレサ

Post date / 2026年6月30日

岡山県倉敷市のK様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

パオトラディショナルレストア
エスペホの丘

かの写真家、ロバート・キャパが発表した崩れ落ちる兵士という報道写真は1936年のスペイン内戦の一部であり、LIFE誌を通じて世界に衝撃を与えた訳である。その撮影現場であるエスペホの丘は白い壁の家が固まって建っており、今日この白い壁や煉瓦造りの洋風建築が立ち並ぶ丘の上で撮影しているパオ写真は、エスペホの丘の所以である。スペインやフランスは陸続きで隣り合った場所にあり、フランスから国境を越えてスペインで撮影されたパオとしても良い。桜田ファミリアが昨今完成をしたという事で、スペインに観光に出かけたパオでも良い。兎に角、そんなウマシカな話をして楽しめるのもパオの一部である。

パオトラディショナル
PAOトラディショナル右舷前方姿見

この度は、岡山県倉敷市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルレストアをご覧頂きたい。テラコッタ(素焼きの土器色)と云われる一癖効いたカラーはPAOの中では特に目立つ。今回はボディーのレストアも合わせて製作行っているので、写真をズームにしてしっかりご覧頂きたい。

フロントフェース
パオの前方姿見

バンパーやグリルは純正を踏襲したカラーに塗装を行い製作。ここ数年はこのオリジナルのカラーから変更される方は皆無であるが、塗装のカラーは選ぶことが可能だ。

パオの内装
パオのダッシュパネル廻り

ダッシュパネルの上下の張替えと、クーラーの吹き出し口の交換等を行い製作されたインナー。スイッチ一つも欠品しないように組み付けられている。また、内装の内張り用のプラスチックピンは全てを新品に交換している。

パオの内装張替え
60スタンダードシート張替え

本革より革と謳われる、特殊な自動車専用のレザー生地は、世界的にも最高級である。この生地はSWでしか手に入らない特別なものであり、20年経っても生地自体はへこたれないであろう。

パオの右舷後方
パオの後方デザイン

絶妙な形状の丸型テールランプは一つずつ独立しているのがCOOLであり贅沢である。こちらも一つずつ丹念にリペアを行い、再度組み付けられる。

パオの後ろ姿

パオを岡山県倉敷市に納車
パオと記念撮影

この度はK様、パオトラディショナルレストア納車おめでとうございます。モンキーやカブにも囲まれて、雰囲気のあるカーライフをお楽しみ頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

努力出来る人が、天才

by黒沢明

Post date / 2026年6月23日

長野県北安曇郡のI様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

神
国津神タケミナカタ

パオを長野県北安曇郡にお届け

まずは、全国の社寺の放火が昨今多く、とても気になるところである。それと同時に、海外から来た人々がわざわざ自国の宗教感で日本に排他的な主張をするという事案が多く発生しており、日本は八百万信仰の国であるという事をあらためて理解してもらう必要がある。という事で、長野県と言えば諏訪社に祀られる、国津神タケミナカタである。太安万侶が編纂した古事記によるところ、出雲の国オオクニヌシの息子が、コトシロヌシとタケミナカタであり、天津神の使者タケミカヅチが来てオオクニヌシに国を譲れという話になった。そのいわゆる国譲り神話であるが、タケミナカタはタケミカヅチに力比べで負けて出雲から長野の諏訪の地に移ったのである。この力比べは相撲の原点とも言われているが、それとは別の視点で見れば、この地は地質的に日本列島を分断する断層「糸魚川-静岡構造線」と中央構造線が十字に突っ走り、大地が引き裂かれんばかりの巨大な沈降運動によって諏訪盆地と諏訪湖が形成されている。さしずめ諏訪の四宮からなる御柱(おんばしら)は、その日本列島が中央で分断されないように杭をうっているかの如くである。これがタケミナカタの力であるならば、いや、あると信じている。

パオトラディショナルを長野県に納車
PAOトラディショナル左舷前方姿見

この度は、長野県北安曇郡にお住いのI様の元へお届けにあがりました、PAOトラディショナルをご覧頂きたいと思います。昨今スピードウェルで販売差し上げますPAOちゃんのほどんどが三角窓枠ゴムやフロントガラスのゴムモール類の交換を行っておりますが、こちらの車両もその通り、劣化したゴム類の交換は免れず、しかししっかり交換してあげれば、機能的に、そして美的に良くなります。

パオのフロントフェース
フロントグリル廻りのリペア塗装

フロントグリル廻りもしっかりリペア塗装が行われます。バンパーやグリル等はカラーもお選びいただけますが、さらに艶感までご指定可能。巷で販売されているパオの缶スプレー塗装は御法度。しっかりウレタン塗装をし美しさを保ちたいものであります。

パオの内装
パオのダッシュ廻り
パオのシート張替え
純正風仕立て、シート張替え

すっきりとした爽やかな印象は、張替えに使用する最高品位の生地によるもの。純正を踏襲した張替えは、レザーや、ファブリック、ツィード等で可能である。

パオを長野県に納車
パオトラディショナル後方姿見

この度は北安曇郡のI様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。またたくさんお土産も頂き、さらに駅までお送り頂き恐悦至極に存じます。どうぞ、長くお乗り頂けます様に。

今日はコレマデ。

本日の名言

勝敗は六分か七分勝てば良い

by武田信玄

Post date / 2026年6月16日

愛知県豊田市のK様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

パオ三連メーター
三連メーター

古来より三連のメーターはとかくに上位に位置づけられる。その思想は欧米と日本とでは異なる訳であるが、欧米であればキリストの習いである三位一体という思想であり、唯一の神の中に、三つの独立した「位格」があって互いに神の本質を共有しているという教義の事である。東洋的には仏教色が強く三身や三宝、日本の神道的には3種の神器である。どちらにせよ、それぞれに3と言う数字が表れている事に何かしらの宇宙のバランスが存在しているのではなかろうか。

パオトラディショナルレストア
パオトラディショナルレストア

この度は、愛知県豊田市にお住まいのK様の元へお届けにあがりました、PAOトラディショナルレストアをご覧頂きたいと思います。今回の車両はボディーはレストアを行い、エンジン、ミッション共にオーバーホール。補器類もそのほとんどを交換して製作が行われました。

ナルディレザーハンドル
ブラックレザーナルディハンドル

今回はオーナー自ら取り寄せたナルディクラシックレザーハンドルをインストール。三連メーターにレザーハンドルの組み合わせのイメージはウッドハンドルからレザー巻に交換した時のドキドキ感といったところ。

パオの内装張替え
60デザイン内装張替え

新しい60デザインを取り入れた内装の張替え。今回のファブリック生地は織り込まれたタフなもの。レザーやモケット、さらにこのようなファブリック生地とSWでは広い範囲で張替えが行える。

パオのメーターカスタム
3連メーターにカスタマイズ

3連メーターの顔。こちらはアメリカより取り寄せられたタコ&クロノ。マグノリアクロックとの違いはそこまで感じさせることなく、これはこれで良い。

パオ用ステンマフラー
パオ専用ステンマフラー

5ZIGENと共同開発を行った奇跡のマフラー。純正のデザインを踏襲し、アイドリングは純正同等の音量であり、走行時は大人らしく、プロの音楽家によってチューニングされた整数次倍音によりドライなサウンドが特徴である。

パオトラディショナルレストア
パオ左舷後方姿見

とかくに惹きつけられる、パオの後ろ姿。

豊田市でパオと記念撮影
パオと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます。パオのキセキとあわせて記念撮影という事で、とても嬉しく思います。また、お土産も頂き恐悦至極に存じます。これからはパオを相棒に人生をお楽しみ頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

ボスになるな、リーダーになれ

by豊田章男

Post date / 2026年6月11日

富山県舟橋村のO様 ラシーンレストア納車おめでとうございます

フロントグリルの塗り分け
丸目2灯の仕草

丸目2灯のフロントグリルは神奈川県にあるラシーン専門店ブルームの人気商品を、スピードウェル社に融通していただいている物である。このグリルは好みに合わせてカラーリングは可能であって、巷では全部を黒く塗りつぶしたものが主流で、外側と内側の塗り分けを行う際にはざっくりと塗り分けが行われていたのである。そこでラシーンオーナーO氏のラシーンからグリル下にひとつボディー色を追加する事とした、まさに世紀の瞬間の一台であった。この流れは、当時ラシーンデザイナー平林俊一氏とのお話のなかで、この下にボディー色をいれたら、さらに良いのではないか、という講評を頂いたことが事の発端である。さらに、中央部には日産の純正フロントエンブレムを白ごはんの中に梅干しをチョンと添えるが如く装填して、バランスを取ったものが今回の形である。流石はラシーンデザイナー平林氏考案カラー。雰囲気は上々である。

ラシーントラベラーカスタム
ラシーンレストア

この度は、富山県舟橋村にお住いのO様よりラシーンのレストア依頼により車両をお預かりいたしまして、製作さしあげました。元色はライトブルーという純正カラーで納車さしあげましたが、経年の劣化と錆びによるボディーの傷みを直すべく、どうせならカラーを変えたいということで、純正カラーのサンドベージュが選ばれました。

ラシーンマフラー
ウェルリプレイスメントマフラー

ボディーの錆びに加え、下回りも錆びが生じ、マフラーは穴が開いてしまいましたが、純正リプレイスメントを製作して修理。下回りも強力な錆止めペイントを塗布。これからも長くお乗り頂けます様に取組ました。

ラシーンのリヤエンブレム
ラシーンエンブレム在中

塗装を行うと、リヤエンブレム類が無くなってしまいますが、スピードウェルではリペアデカールをインスタグラムにて発売いたしており、今回のリペアデカールにより純正と同等に復元されております。

ラシーンレストア
ラシーンレストア

ワイパーアームやワイパーカバー、ドア水切りモール等の黒いパーツ達もリペアが施され、美しい仕上げがほどこされております。

ラシーンと記念撮影
ラシーンと記念撮影

この度はO様、レストア依頼誠に有難うございました。長らくのお時間を頂きましたが、お喜び頂きまして恐悦至極に存じます。それでは、今後ともラシーンを宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

楽しいことがしたいんだったら、

楽はしちゃダメだと思うよ。

楽をしようと思ったら、

楽しいことは諦めなきゃダメだね。

by甲本ヒロト

これは釈迦の言葉かなと思うくらいの素晴らしい言葉でありますが、昨今の便利なクルマが

楽しくないのは、この言葉の通り。自動車デザイナーはデザインを勉強すると共に、仏教(真理)

も学べば、もっと素晴らしクルマがデザイン出来ると思いますなぁ。