

杉玉といえば、酒蔵や酒を販売している屋敷の軒に新酒をしらせるシンボルである。別名サカバヤシともいわれるこの杉玉の飾りは元々、奈良県のお酒の神様を祭る大神神社で毎年11月14日になると「おいしいお酒ができるように」という願いを込めて杉玉を飾ってきた風習が江戸時代の初期頃から全国の酒蔵に広がった。また本来は大神神社の御神体である三輪山の杉で作られた杉玉を飾ることが習わしであり、今でも大神神社より全国の酒造関係者に授与されている。この松本の杉玉ははたして大神より授与されたものなのかは知らないが、たいそう雰囲気の良い物であり、古来からの風習は、やめることなく受け継いでゆくのが、未来人への使命でもある。

この度は、長野県松本市にお住いのN様の元へお届けにあがりましたPAOトラディショナルレストアをご覧頂きます。純正アイボリーにレストア塗装がおこなわれたボディーに、エンジンのオーバーホール、補器類の交換、足廻り、ブレーキ廻りのOH等、並々ならぬ整備を行い整えらえる。フロントガラスは新品に交換を予定し、なんとも頼もしい仕上がりである。

バンパーやグリル、さらには牽引フックまで塗装を行い仕立てられるスピードウェル製パオ。グリルを覗くと、コアサポートが見る事ができるが、コアサポートまで塗装を行って製作しており、表面からは見えない美しさが存在する。

PAOの三種の神器とは、ジュピターハンドルにダッシュパネル上下の張替え、そしてマグノリアクロックの装填である。

一般的なPVCではなく、最高級の生地での張替えはスピードウェルならでは。シート上面、側面、そして上面と側面を繋ぎ合わせるパイピングのそれぞれにカラーも選ぶことが可能である。

ポケットの装飾として、蓋と袋を留めあわせるベルトのカラーは遊び心でもって選定。ハンドルのカラーと合わせてお洒落とす。

ボディーレストアの製作では、フロントガラスゴム、三角窓ゴム、ドア水切りモール、クォーターモール等の樹脂ゴム関係もすっきり新品にすることが可能である。絶対的に美しいパオを製作するという信念に基づき日夜努力して製作をおこなっている。

この度はN様、PAOトラディショナルレストア納車誠におめでとうございます。信州で美しいパオが走る姿、街並みに溶け込み風情が御座いますね。撮影中も道行く市井の人達も同じくカメラを向けておりました。この度は、誠に有難うございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
一生懸命だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳が出る
by武田信玄
























