日産PAO ダルトン製 キッチンクロックを取り付けるの巻!!

どんもす~。ウエルです。
さて、本日はPAOに装着する時計のお話である。
そもそも、PAOには標準で時計が付いておらず、
クルマに時計が欲しい方々には朗報であろう。
と言う事で、前回お届けした往年の時計を埋め込む
『スミス製マグノリアクロックがPAO仕様に』に続き
ダルトン製キッチンクロックのご紹介だ。
ダルトン製キッチンクロック
ダルトン製キッチンクロックだ。
まあキッチンクロックという名は台所を限定しているのだが、
取り付け場所は様々。
PAOが台所と掛けあわされるところも、どこかしらPAOらしく
クルマとクルマを比べられて造られていないPAOにとっては
お似合いなのかもしれない。
ダルトン製永久磁石
このダルトン製クロックだが、裏側を見るとちゃんと永久磁石が
装着されており、冷蔵庫やPAOのインストルメントパネルに
取り付けるコトが可能なのである。
そして、面白いことにこの時計はPAOに似合うカラー
(アイボリー、アクアグレイ、テラコッタ)が用意されており、
(その他にも色はあるようだが)
まさしく冷蔵庫やPAOに取り付けてくれと言わんばかりの
カラーリングでの販売がされているのであった。
しかし、ココで残念なお知らせだ。
なんと、オリーブグレイというカラーだけが
なぜか販売されていない。
スピードウエル社製キッチンクロック
と言う事で、オリーブグレイ色にラッカーフィニッシュがおごられた。
こちらは、富山県のA氏車両に装着されるコトになる。
そして日本初オリーブグレイ色キッチンクロックであること、
間違いないであろう。
スピードウエル社製キッチンクロック
ほら、オリーブグレイキッチンクロックの完成だ。
スピードウエル社では、このようなオーナーのご要望にも答え、
PAOライフをさらに楽しんでもらえればなと創造する。
キッチンクロック
オリーブグレイでお似合いである。
キッチンクロック
と言う事で、今回はダルトン製キッチンクロックを
オリーブグレイPAO用が無かったので、
作りましたと言う事で御座った。
今日はコレまで~。
本日の名言
物事を考える人間は大勢いるが
行動を起こすのはたった一人だ

byシャルル・ド・ゴール
そう、色々と物事を考える人は沢山います。
しかし、行動を起こすのは貴方です。
明日、ウェルと共に何か行動を起こしましょう!!

高知県高知市 U様 PAOリプレイスメント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウエルです。
さて、今日も元気にやって参りましたが、ブログの時間で御座る。
本日ご紹介させて頂くのは高知県から遠路はるばるお越し頂き
オーナーとなられたU様のPAOリプレイスメントをご覧頂こう。
PAOリプレイスメント
諸元だが、平成1年式、ミッション形式はAT、カラーはアクアグレイ。
天井は俗に言うノーマルルーフだ。
PAOのブルーやグリーンにはグレイ色が調味料として使われている為、
アクアグレイ(青)、オリーブグレイ(緑)というカラーネームが存在する。
今の車には存在しない、なんともお洒落な色である。
PAOリプレイスメント
バンパーやグリルは当時のおもむきのカラーに
ラッカーフィニッシュが施された。
スピードウエル社が求めるエンスー(熱狂)的な感覚と捉えて頂いて間違いない。
PAOは発売されてから21年という歳月が経ち、色々な考え方も生まれてきたが、
本当の純粋なPAOいった観点で見れば当時のカラーが100点満点なのである。
しかしその中で、新たなオーナーの求める色という物も存在する訳で、
スピードウエル社では今後さらに、
純正(純粋な)というPAOと
オーナーの思いが詰まった(オーナーの思い描く)PAOという2極を
高い次元で確立することに努力する。
新品のエンブレム
PAOの新品エンブレムだ。
まだ部品として日産部品から調達が可能だというから驚きだ。
価格はなんと3,000円以下である。
安いからといって乱獲だけはやめて頂きたい。
純正ワイパーだ
こちらが、最近ちらほら紹介している純正ワイパーだ。
良く見れば、右と左では少し分厚さが違うことが伺える。
実は運転席側のみウィングなるものが存在するのであった。
エンスー的にかなりポイントが高いパーツでもあろう。
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザー
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザーシートだ。
座面にはハンドルと同じ象牙色を配置。
側面と裏面にはボディー色と今回は完全に英国調に仕上が施されている。
ポケットはPAOの純正シート色をアレンジ
ポケットには純正シートの生地色を配置。
フロントのアンダートレイなどもこの生地が使われているのである。
そこで、PAOの七不思議が勃発したのだ。
実は純正のアンダートレイ。
製作時期により2色存在するのだという。
なぜ、途中で色が変ったのか?
高田工業と愛知機工では実は色が違っていた??
謎が深まるばかり。
今後詳しく調べて解かり次第皆に報告致そう。
ウェルリプレイスメントマフラー
ウェルリプレイスメントマフラーだ。
馬力、見ため、燃費。
全てをスピードウエル社と5ZIGENが追求して製作した名機である。
このマフラー、知れば知るほど感動するゆえ、
ウェルマガジン『奇跡のマフラーに挑む』
を是非拝読して頂きたい。
ウェルリプレイスメントマフラー
上質のステンレスSUS304(サイレンサー部)と
自動車マフラー専用ステンレスSUS436(パイプ部』をハイブリッド。
そして、スピードウエル社が求める往年のデザインで仕上げが施さた
純正代用マフラー、『ウェルリプレイスメントマフラー』だ。
純正マフラーの出口形状、通称『外カール』を惜しみなく採用し、
音質に関してはドライでローピッチ。
そしてふくよかなサウンドが大人らしさを演出している。
『その音、スピードウェル』
さらに、現在デュアルマフラークラシックを期間限定で発売しているのだが、
この音もたまらなく良い。
かなり手前味噌である。めんごめんご。
マグノリアクロックが鎮座した。
マグノリアクロックが鎮座した。
そう、この時計はPAOのメーターに似合うように、
スピードウエル社で針とリムに加工が施されている。
あるものをポンとつけるような仕上げであれば、
スピードウエルの世界ではない。
よりPAOらしさを追求するという意思に反する行為だろう。
ハイチーズ!!
はいズーチ!
お決まりの記念撮影だ。
この度はU様、PAOリプレイスメント納車誠におめでとう御座いました。
PAO2台目と言う事で、末永くお乗り頂ければ幸いです。
また、お土産も頂き感謝感謝で御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
警戒しすぎる人は
ほとんどなにも達成できないのである

byフリードリヒ・フォン・シラー
おお~、しかし警戒を全くしない人もこまったものでありましょう。
しかし、警戒しないと言う事に警戒する。
そして大胆にやる。
その感覚がウェルは好きですなぁ。

日産RASHEEN ロアーアームボールジョイントブーツを交換するの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日はラシーンの足回りをピックアップ。
『ロアーアームボールジョイントブーツ』を
交換するというお話をズズイとご覧頂こう。
ラシーンの足回りだ。
ラシーンのフロント足回りだ。
今回は側面からは見ても解からないパーツの交換。
フロント側から覗けばこうなる。
ラシーンの足回りだ。
フロント側からの激写だ。
ブレーキキャリパーのカタチが伺えるのだが、
今回は一番下にあるアーム、通称ロアーアームと
ブレーキキャリパーなどが取り付けられているハブ(ナックル)との
接合部のボールジョイントという部分に覆い被さっている
ゴムブーツの交換をご覧頂くと言う事である。
ゴムブーツに近づいて見る。
ラシーンの足回りだ。
もっと近づいて見る。
ラシーンの足回りだ。
なぜ、ゴムブーツを交換するかと申せば、
ブーツが破れいているから。ただそれだけだ。
しかし、このブーツが破れると足回りにガタが発生し、
もちろん車検にも通らなくなるのである。
それでは、なぜガタがくるのかと申せば、
ボールジョイントというパーツから説明しないと
始まらない。
ボールジョイント部。
ボールジョイントのブーツを外したところを激写!
ボールジョイントとは、自由自在に動く継ぎ手といえば
解かりやすいであろか。
ロアーアーム内に球体が封入され、一定の角度までは自由自在に動くのが
写真から見ても解かるであろう。
そして、このボール部にはグリスが封入されており、
このグリスにゴミや、ホコリ、さらにグリスが飛び散らないよう
ブーツが被せられているのである。
ブーツが破れればゴミやホコリ、さらにグリスが飛び散り
ボール部の潤滑が失われ、結果金属同士が擦れあい、
磨耗しガタが出来るというのが一連の連鎖である。
破れたゴムブーツだ
破れたゴムブーツだ。
もうお手上げ状態である。
PAOでは良くある風景だが、そろそろRASHEENにも
こういう現象が起こりだしてきたと推測する。
新品ブーツだ
新品のゴムブーツだ。
なんとこのブーツ、日産パーツからは販売されていない。
日産ディーラーからも注文が来るという、へんてこなパーツだ。
ブーツ裏側
もちろん、パーツは企業秘密ゆえ、出所はお教えできない。
なぜならスピードウエルの森本工場長が血眼になって探した
秘蔵のパーツだからだ。
新品ブーツが装着された
遂に新品ブーツが装着された。
取り付けには少しコツが入るが簡単に言えば圧入式である。
組み上げられた
一件落着である。
と言う事で、本日はラシーンのロアーアームボールジョイントブーツの
交換をご覧頂いた。
さらにスピードウエル社では、ラシーンのエンジンをチューニング中。
おおっと、マフラーのコトも忘れてはならない。
来週にはマフラーのテスト結果をご覧頂けるから
まだまだ乞うご期待。
今日はコレまで~。
本日の名言
美しい者の音域は無限に広い
by金関寿夫
なんか解かるような気がします。
想像するだけで、ピュアですなぁ。

栃木県オーナーが送る日産PAO写真展

どんもす~。ウエルです。
先日、スピードウエル社に1年ぶりのメールが届いた。
そして、可愛らしい写真が添付されてあった。
と言う事で、一年前に納車させて頂いた、栃木県のS様の
お気に入りの写真を本日は公開。
Sオーナーの車両だ。
海をバックになんとも可愛らしいPAOである。
内装、外装共にスピードウエル社の手が施され、
すべてがオーナーの色という車両の先駆けであった事は
言うまでも無い。
月刊スピードウェルNo,9にも登録されており、
一度は拝見しておきたいところ。
Sオーナーの車両だ。
S氏いわく、この横顔がたまらないのだという。
PAOという造形美は20年という年月を経ても風化せず、
製作当初のデザインコンセプトの枠を超え
さらに新しい感覚で捉えられる方も増えているのである。
『錆びないデザイン』
PAOチーフデザイナー古場田良郎氏の名言だ。
その瞬間ウエルは鳥肌がたったコトを記憶する。
今日はコレまで~。
本日の名言
僕のクルマは錆びているけど
デザインは錆びません

by古場田良郎
錆びないデザイン。心を打つ素晴らしい言葉でした。
現在のデザインは流行りが横行し、
その場限りの使い捨てのデザインといったところ。
PAOはまだ20年、まだまだこれからでも御座います。

福島県郡山市 E様 PAOアドベント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウエルです。
さて、本日は福島県から遠路はるばるお越し頂き、
はれてPAOオーナーとなられたE様の愛車を拝見する。

諸元だが、アクアグレイというカラーのキャンバストップだ。
もちろんミッションはATである。
フロントバンパーやグリルには当時の純正を模したラッカーフィニッシュが
おごられ、さりげなくヘッドライトピークが装着された。
ヘッドライトピークはヨーロッパではお決まりのカスタマイズアイテムだ。
今回は、前方からの姿見ではあまりヘッドライトピークが
際立って見えないよう、角度を調整している。
本物のPAOらしさと、カスタマイズ。
互いに矛盾はするが、高い次元での両立した仕掛けと理解している。

ウェル帆布社謹製レザーは60スタンダードデザイン。
シートの肩部など、細部には黄金比率を採用。
見ても、座っても楽しめる仕上げがウェル帆布社のコダワリだ。

シート後部のポケットもデザイン(仕様)が選べる。
今回は一色でレザーベルトとポケットを製作。
プライバシーも万全だ。

ノスタルジックなホイールラッカーフィニッシュ。
スピードウエル社の一つのカタチでもある。
なぜ、ホイールをアイボリーにすればおもむきを感じるのか、
どこからその風習がやってきたのか、
クルマの歴史から掘り下げなければ理解できない物も存在する。
この仕様、PAO本来の都会のアドベンチャー気分といった所からは
逸脱しているのだが、現代のデザインから遠ざかるといった意味では
すがすがしい気持ちにさえ感じられるだろう。
『時代は繰り返す』
ある意味そんな感覚で受け留めてほしい。

PAOのお尻はたまらない。
美尻フェチと言わんばかりのこの感覚。
造形美といえでも、ただの造形美ではないことが素人でも伺えるはずだ。
これぞPAOの醍醐味。
皆もっともっと、PAOを感じて欲しい。

E様とPAOちゃんをガシャ!!
この度はE様PAOアドベント納車、誠におめでとう御座いました。
お土産まで頂き、感謝感謝で御座います。
納車された瞬間からPAOライフの始まりです。
これからずっとPAOを大切にしてください。
今日はコレまで~。
本日の名言
自己を確立しない限り独創心は生まれない
by安藤忠雄
そう、この方の独創心は限りないでありましょう。
自己を確立する。
なんとも難しい言葉では御座いますが、
自分とはこうだ~!といえるようになれば
まあまあよいのではないでしょうか。

日産RASHEEN エンジンオイルが漏れる(ディストリビューター編)の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日はラシーンのオイル漏れと言う事で、
『ディストリビューター編』をご覧頂こう。
まず、ラシーンのエンジンもエンジンオイルがよく漏れる。
(どのようなクルマでもエンジンオイルは漏れる)
しかしながら、お漏らしの度合いにもより、
漏れやすいとか漏れにくいなどという抽象的な言葉で
判断されているのだが、ディーラーでも曖昧な表現で
オーナーに説明する為、
今回もスピードウエル的に詳しくお教え致そう。
中心がディストリビューターだ
中心がディストリビューターというパーツだ。
このパーツはエンジンのカムシャフトから連動し
中身が回転しているという。
ディストリビューターという意味だが、直訳すると
分配器。
それでは何を分配しているのかと申せば、
エンジンの各気筒(ラシーンは4気筒)のプラグに
火花を飛ばす高電圧を分配しているのであった。
ディストリビューター下がびちょびちょだ
ディストリビューター下のミッションケースがエンジンオイルで
全体がずぶぬれだ。
そして、このオイルがミッションケース下へ流れ込み、
ラシーンの駐車している地面にお漏らし跡着けるのである。
ディストリビューターだ
これが、先ほどのディストリビューターを外したところ。
写真右側がエンジンのカムシャフトに連動する部分だ。
そして、このエンジンとディストリビューターとの接合面から
オイルが漏れていると思われているあなたは、
まだまだ勉強不足だ。
ディストリビューターです
プラスチックと金属の隙間から漏れている。
なんと、ディストリビューターの中からオイルが漏れ出しているようだ。
なぜこのようなコトになるのか?
それは次の写真で理解が可能。
中心がディストリビューターだ
2本ツノが生えている部分がカムと連結される部分である。
エンジンのクランク軸の1/2の回転(カムシャフトの回転数)が
ディストリビューターの内部に直に送り込まれる仕組みだ。
実はこのディストリビューターの軸にあるオイルシールが
劣化を起こし、エンジンオイルがディストリビューターの内部へ浸食。
そして、外部へ漏れ出すというのが今回のオイル漏れの原因であった。
と言う事で、今回はディストリビューターをオーバーホールした物へ
(スピードウエル社製リビルド)ディストリビューターへ
交換するコトとなった。
リビルド品
これが、リビルドディストリビューターだ。
金属部分以外は全て新品。
スピードウエル社製
このスピードウエル社製、なんと言ってもバリュー価格。
新品にしか見えないであろう。
リビルドディストリビューターだ
中心軸のオイルシールから何から交換が施され、
1年の保証まで付く。
日産には申し訳ないのだが、価格は半額以下である。
それでは少しディストリビュターのお勉強を致そう。
キャップを外したところ
これがディストリビューターのキャップを外した様子だ。
中心にローターアームという物が先ほどのカムからの回転を直に
受け取り、くるくる回る仕組みである。
ディストリビューターキャップだ
これがディストリビューターキャップの裏側だ。
中心に電極と四方に電極があるのが良く解かる。
何万ボルトという高電圧『2次電圧』が中心の電極から
先ほどのローターアームへ流れ込み、
ローターアームが回転することによって四方の電極へ
高電圧が分配されるというのが、ディストリビューターの役目だ。
さらに四方に分配された高電圧はプラグコード(ハイテンションコード)を
解して、各気筒のプラグへ送り込まれるのだという。
少しは皆も勉強になったであろう。
ディストリビューターが交換された
遂にディストリビューターが交換された。
これで、この部位からのオイル漏れが収まったである。
ミッションケースだ
ご覧の通りミッションケースもピカピカに清掃がなされ終了!
と言う事で、今回はこのディストリビューターの交換で解決したのだが、
ご覧の車両はわざわざ愛知から修理のために御来店頂いた、H様の車両である。
どうぞお大事に。
今日はコレまで~。
本日の名言
勇気を出せよ、君の人生だろ
by忌野清志郎
どうしたんだい~と叫びたくなりますが、
そう、すべてはあなたの人生。
何事も勇気を出して、明日のホワイトデ~に
のぞんでもらいたいと思います。

大阪府高槻市 A様PAO(パガロ)納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウエルです。
さて、本日は納車おめでとうブログである。
大阪府は高槻市からお越し頂き、はれてオーナーとなられた
A様のPAO(パガロ)をご覧頂く。
純粋なPAOだ。
諸元は、平成2年式 キャンバストップのオートマチックだ。
ご覧頂く限り、純粋なPAO(ヘッドライトピークがおごられているが)
の風合いを意識して、スピードウエル社で製作された。
グリルの色がたまらない。
バンパーやグリルの色などは20年前のPAO発売当初のカラーに復元がなされ、
PAO本来のプロダクト感を取り戻している。
ウェルリプレイスメントマフラー
マフラーは、ウェルリプレイスメントが装着され、
さらになほ純正を意識して外装の仕上げが施されているのだ。
このウェルリプレイスメントマフラーだが、
皆もうご覧頂けただろうか?
純正マフラーのデザインを踏襲しさらに、燃費、馬力、
などを突き詰めた名機である。
ウェルマガジン『奇跡のマフラーに挑む』
是非ともご拝読いただきたい。
これをご覧頂くコトで、モノとしてのさらなる価値を見出して頂けるであろう。
それでは、内装に移ろう。
パガロ
ウェル帆布社謹製ダッシュ上の張替と、アンダートレーの張替。
そして、パガロという仕様が施された。
先ほどからパガロパガロとお伝えしておるのだが、
パオにフィガロのパーツを移植した、ただそれだけだ。
そして、オーディオにはなんと松下電気産業の真空管オーディオが
スピードウエル社のオーディオケースに渋く奉納されている。
パガロだ
パガロという名の如く、室内は非常にふんわりした印象。
アイボリーのハンドルに置換したのはそのためである。
その他随所にアイボリーのパーツに変更が施され、
全体的にパガロのようだ、っといった風合いに近づけられている。
パガロです
ウェル帆布社謹製50スタンダードレザーがあつらわれた。
今回は茶色一色でまとめあげ、パイピングにアイボリー色を
取り入れてアンダートレイとの統一感が図られている。
トランクルーム用ライト
トランク(Cピラー)にトランク用ランプが備えられた。
今回はPAOの純正(Bピラー)に取り付けられている物を流用。

おごそかな光が室内を包み込む。
この仕様、夜間でもトランクルームが見えやすいというのが
利点である。
しかし、今回のこのライトはリヤハッチを開ければ点灯する
という加工は施されていない。
あくまでもオーナーのアナログ的オン、オフにより
点灯するという仕組みがPAOらしさだと評価する。
お決まりの記念撮影だ。
お決まりの記念撮影だ。
この度はA様PAO納車誠におめでとう御座いました。
これからも末永くお乗りいただけます様、
アフターメンテナンスはお任せくだされ。
今日はコレまで~。
本日の名言
失敗する人には2種類ある。
考えたけれども実践しなかった人と、
実践したけど考えなかった人である。

byローレンス
成功するには考え実践し、実践ながら次を考えることで
あろうか。
なかなか、難しいコトで有りますなぁ~。

日産RASHEEN なんだかガソリン臭がするの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日はRASHEENのガソリン臭がするというお話。
ガソリンを満タンにするとどこかしらからガソリンの
かほりが、ほのかに漂うという現象。
もしかしてガソリンがもれているのでは?
と言う事でガソリンタンクを車体から切り離し詳しく調べてみよう。
切り離されたガソリンタンク
これが、本邦初公開。
ラシーンのガソリンタンクだ。
材質はなんと樹脂製。
本来はガソリンは鉄製のタンクが主流ではあるのだが
鉄で作ると重たくなるので(それでなくても車両はけっこう重い)
樹脂製で製作されたのではないかと、推測する。
切り離されたガソリンタンク
これはガソリンタンクが備え付けられていた場所だ。
簡単にみえるだろうが、実は
リヤアクスル(サブフレームごと)取り外さなければ
タンクが外れないという、かなり重量級の作業が待っていたのだ。
リヤアクスルアッセンブリー
これが、リヤアクスルアッセンブリーだ。
ラシーンは実はサブフレームの上にボディーがのっかっているという
クルマらしい造りがなされている。
一般的なクルマはモノコック構造と申し、ボディー自体でフレーム
(モノコックフレームという)をなしている為、
ラシーンのような構造より、ボディー剛性は劣る。
ラシーンの足回りはかなり剛性が高いのであった。
恐るべし。ラシーンの4WDとしての実力の高さが伺える。
以前ラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏にお話を頂いた折、
こういう地味なところでラシーンの性能が良いというコトを
『知るひとぞ知るという感覚』で楽しんでもらえればと言う事であった。
サブフレームの取り付け位置
太いスタッドボルトが2本見えているが、
この位置にサブフレームがドッキングされる。
こうした剛性の良い造りはより良い走りが可能となるのだ。
また日産の技術陣の拘った作りがラシーンの付加価値なのである。

このふたのカプラー下部からガソリンが漏れていた!!
カプラー自体も樹脂製であり、耐用年数が
もしかして近づいているかもしれない。
今後ラシーンの修理箇所として多く発生する箇所の候補でもある。

なんと、ガソリンタンクにクラックが入っていた。
そう、先ほどのカプラーからガソリンが漏れていて、修理し終えて
やっとひと段落着こうとおもった矢先、
ガソリンを満タン状態にすれば、なんともタンクにもクラック(亀裂)が。
このガソリン臭の原因はなんと2箇所で行われていたものであった。
新品タンク
と言う事で、これまた本邦初公開!!
ラシーンのNEWガソリンタンクだ。
タンク単体の価格は税別28,500円也
これに付属のゴムホースなど組み込みアッセンブリーでは35,000円ほどになる。

これは、なんぞやと申せば、ガソリンの燃料計のセンダユニットだ。
筒のなかにウキが入っており、ガソリンの量を計測している。
今回はこのセンダユニットも交換となった。
このセンダユニットの不良で起こす主な不具合内容だが、
燃料計の針が急にストーンと下まで落ちる。
燃料は残っているのに、残量がわからなくなるのだという。

これは先ほどガソリンが漏れていたカプラー部だ。
それぞれに交換を施し、ラシーンのガソリン臭は止るのであった。
今日はラシーンからガソリン臭がするというお話だったが、
今後、ホースの劣化などにより漏れやすくなってくる可能性があるゆえ
このブログを是非とも参考にして頂きたい。
今日はコレまで~。
本日の名言
すべては心から始まる
by井深大
さすがSONYの創始者。
何事も全ては心から始まりますなぁ。
皆々様もなにか心を持って明日より生きて参りましょう。

大阪府泉南郡 T様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウエルです。
さて、本日も毎度毎度の納車おめでとうブログ。
新しいオーナーの方々の色々なカタチをご紹介するという企画だ。
ではでは、前ふりはこの辺で、
大阪府泉南郡からお越し頂き、オーナーとなられた
T様のラシーントラベラーをご紹介致そう。
記念撮影だ。
お決まりの記念撮影だ。
今回のラシーントラベラーだが、日産的グレードはタイプS。
タイプSといえば、リヤ側面ガラスはミラー調スモークガラスが備えられ、
4WD機構に日産のアテーサがおごられた。
このアテーサとは何ぞやと申せば、
Advanced Total Traction Engineering System の略であり
日産自動車が開発した四輪駆動システムの総称だ。
スカイラインなどのメカニカルなクルマにも装着がなされているが、
スカイラインなどの電子制御モノとは同じものではない。
そもそもアテーサにはFF式とFR式という二つの種類があり、
プリメーラやアベニールなどにも使われているFF式がラシーンと同様である。
俗には通常はFFとして機能し
前輪がすべったときに後輪へも駆動力を配分する方式であった。
●前後輪へのトルク配分はご覧の通りだ。
・通常 … FF (前輪:後輪=100:0)
・前輪がすべったとき … 前後輪へのトルク配分=50:50
と話は難しくなったが、普通のラシーンは4WDはビスカスカップリング式
(高粘度シリコンオイルの剪断抵抗を利用した流体クラッチの一種)と言い、
簡単にもうせば、ビスカスカップリング4WD。
この車両に搭載されているアテーサは
さらにセンターデフにビスカスカップリングの
差動制限機構を持つフルタイム4WDといったところ。
プロダクト感がたまらない
このプロダクト感がたまらない。
今回はタイヤカバーをブラック一色で製作。
背面タイヤステーは発売当初のカラーにお色直しがほどこされ、
素晴らしく4WDらしさを感じさせる仕上げが玄人感を熱く刺激する。
プロダクト感がたまらない
ダッシュパネル側面のステッカーはゴーストバスターズではない。
今回のラシーントラベラーの内装はウェル50スタンダードだ。
50シリーズの見所は座面部に黄金比率(ゴールデンレート)を用い
ステッチの割り振りを行ったという点だ。
旧くはパルテノン神殿の設計、レオナルド・ダ・ビンチの作品にも使われ
現在の名刺のサイズなどもそうだ。
黄金比率は見る人(乗る人)を安心させてくれるのである。
プロダクト感がたまらない
ヘッドレスト装着前だが、見ていただきたいのは
シート裏のそのステッチワーク。
プロダクト感がたまらない
いわゆる装飾が施される。
普通に内装を縫製するのではなく、革の質感のようなモノ、
そういう感覚が大事なのである。
要するに見ても楽しめるというプロダクト感。
こういう細かな所がウェル帆布社のコダワリだ。
プロダクト感がたまらない
運転する喜びをオーナーと共に追求。
シートの張替はさらにパネルラッカーを加速させる。
さらに今回もTオーナーはナルディクラシックウッドハンドルを選ばれ
ラシーントラベラーが完成となった。
ラシーンにナルディクラシックハンドル。
この仕様はスピードウエル社の定番となりつつあるようだ。
プロダクト感がたまらない
こちらはパイオニア製AVIC-T20というお気楽ナビだ。
俗称はエアーナビ。
昨今DVDの熱も冷め、逆にナビはナビだけの機能として接するモノのほうが
ラシーンのにほいとマッチするのかもしれない。
この度はT様ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座いました。
また、2度もお土産を頂き、恐縮です。
今日はコレまで~
本日の名言
ほかでやれないことをやれ
by吉田俊男
スピードウエルの目指す所でもあります。
ほかでもやれる事があればわざわざスピードウエルを選ぶ必要は
ありません。
さらにどんどん追求してゆきますぞ!!

和歌山県伊都郡 K様 PAOアドベント納車おめでとう御座います☆

どんごろす~。ウエルです。
そう、お気づきの方はおられましたでしょうか?ウェルのちっちゃいェが
大きなエに変ったコトを!!
それはさておき、本日ご覧頂くコトとなるのは和歌山県は伊都郡から
お越し頂き、はれてオーナーとなられたK様のPAOアドベントだ。
PAOアドベント
このパオの諸元だが、アイボリーのキャンバストップ、ミッション形式はATだ。
アイボリーというカラーのPAOは生産台数が少なく
PAO市場では多色より割高。
さらに、なかなか探しても見つからないのだという。
ちなみに一番生産台数が多かったのはアクアグレイであり、
価格は多色よりもリーズナブルなものとなっている。
希少価値的にみると、PAOは色どうこうというよりも
PAOそのものが希少価値のあるクルマであり、
全てのPAOは大切に扱わなくてはならない。
フロントグリルだ
今回のPAOアドベントにはフロントグリルのアイボリー化が図られた。
フロント廻りは人間で言う顔でもある為、カスタマイズは難しい。
しかしながら、今回はシルバーのバンパーがキリッと目立つ仕上がりで
一つの個性として成り立っているようだ。
内装はどうだ
ナルディクラシックハンドルが鎮座した。
さらに、ハンドルコラムカバーはボディーと同色化が図られ、
ダッシュ上とアンダートレイにはウェル帆布社からレザーの張替がおごられる。
これだけ取ってみればオーナー色のフルコース。
オーナー色に染まれば、最高の至福の空間と化す。
そして今、運転したくてたまらない日々が始まろうとしている。
ナルディクラシックウッド
コダワリはハンドル取り付けボスの黒縮み『結晶塗装』の仕上げだ。
一般的なカー用品店ではなかなか手に入ることの無いこのボスは
スピードウエル社から販売しているのだという。
ウェル帆布社謹製レザーシート
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザーシートがあつらわれた。
この60シリーズは改良に改良を重ね、今もなほ進化し続けている
ノスタルジックなデザインのシートだ。
シート裏面にはポケットもおごられ、ポケット生地も選定が出来るゆえ、
皆、物凄く悩んでカラーなどお選び頂いている。
画像では着いていないがヘッドレストは着くから心配は要らない。
あみあみポケット
今回のポケットはあみあみのアイボリー色で製作がなされた。
こういうところは本来のPAOのイメージに近づけるために
こだわっている所でもある。
スピードウエル社的にどの部分をオーナーの色に染め、
どの様に純粋なPAOらしさを残してゆくかが
製作してく中で非常に難しいトコロで有り、
矛盾する中でウエルの心の中で葛藤が始まるのだが、
闇雲にカスタマイズを施すことだけは避けて通りたい所である。
なぜなら、純正のデザインコンセプト全てに非常に奥深い意味と
コダワリがあるからだ。
スピードウエル社は純正デザインの全てに敬意を払う。
そして、今後もオーナーのカタチ、オリジナルのカタチの
両極面のそれぞれにスピードウエルの技術を結集することを約束する。
納車バンザイ
この度はK様PAOアドベント納車誠におめでとう御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
未来に前例などない。
迷ったら新しいほうを選ぶのである。

by山本寛斎
迷った時は必ず新しい方を選ぶのが面白い。
そういうことですかいな。