日産PAO 文化財保護級修復の工法を探求するの巻!

どんもす~。ウェルです。
本日はPAOの外装の修復をご覧頂くのだが、
文化財修復級の工法を探求するという
言いあらわす事の難しい至極のコダワリをご覧頂きたい。
PAOデザイナー 古場田氏の車両だ
文化財保護的修復が行われる車両だが、
実はPAOチーフデザイナー古場田良郎氏の車両である。
ただならぬ方(ウェルの神様的存在)の車両の修理とあって
今回はウェル流の文化財保護的修復の考えと工法を打ち出した。
それがコレだ。
①限りなく当時の純正塗装部分を残す。
(PAOオリジナルの塗装面を保護する)
②当時のフッ素樹脂塗料メーカーの塗料を使う。
(PAOが製作時に使用された当時の純正塗料塗料メーカーの塗料を選定)
といった具合に限りなく当時の面影を残す工法を採用する。
さらに、塗装面のピッチ(細かな錆)には
特殊な表面処理を施し、無機ガラスコートで覆うといった
オリジナル塗装面の延命にも力を尽くすのだという。
上記の感覚はエンスー(熱心、熱狂的な方)なら感じて頂けるだろう。
悪いところは全部塗装して綺麗にすれば良いというのが
一般的な考えであり、現在スピードウェル社で販売するPAOには
その一般的な感覚で仕上げが施されているのだが、
今回は全てがピカピカになる、ならないといった感覚ではなく
オリジナルの状態を限りなく保つといった前者の考えが
文化財保護級の工法といった所以(ゆえん)なのである。
右クォーターが修復対象
目を凝らして見ると、フェンダーアーチに一つ錆、フェンダー後ろ下部
にボディーの割れが確認できるであろう。
今回の修復対象となる部分は、右リヤクォーター『右リヤフェンダー部』から
サイドステップにかけての錆により塗装が浮き上がっている所と
ドアミラー、ライセンスランプカバーだ。
またドアミラーとライセンスランプカバーは樹脂で出来ているゆえ
塗装の劣化もかなり激しく、現在生存している全てのPAOに修復
(ラッカーフィニッシュ)が必要な部分でもある。
(スピードウェル社の発売するPAOには全てが施されるから安心だ)
Cピラーに歪が生じていた
おおっと、見逃すところではあったのだが、
Cピラーのガラス蝶番部ボディー面が大きく湾曲している。
この部分は何も無くても塗装がかかるゆえ板金し修復するコトとなった。
サイドステップ部だ
サイドステップの継ぎ目も塗装面が浮き上がっている。
内側から錆が進行すれば錆のある部分は切り取らないと
どうにも行かなくなるのだが、
PAOはそのような錆の進行はあまり見られない。
実はそれには大きな理由があった。
なんと聞いて驚く事無かれ。車体の錆びやすいところには、
古場田氏のコダワリなどによりマーチのカナダ輸出向け用の防錆鋼板が
PAOには惜しげもなくおごられていたのである。
この防錆鋼板のおかげで、PAOのボディーは錆がまわり難く、
20年という歳月が経ったにも関わらず、
ほとんど錆の無い車両が今もなほゴロゴロしている。
古場田氏の3,4,5オーナーが乗れるという当初の考えが
現実のものとなり得た訳だが、スペックでは言いあらわす事の
出来ない、見えない努力が今になって生きてきているのであった。
古場田氏に皆脱帽である。
右クォーターが修復対象
右クォーターの悪い部分を剥いでみた。
そうするとどうだろう、かなりぽっかり穴が開いてしまっている。
右クォーターが修復対象
これは一大事である。
右クォーターが修復対象
フェンダーアーチもインナーパネルまで見えるぐらい
欠如していた。
右クォーターが修復対象
Cピラー部は板金で対応出来そうだ。
右クォーターが修復対象
熟練のクラフツマンがフェンダーアーチを修復する。
どうだ、パテを使わずボディー表面の整形が行われたであろう。
この部分はパッチワークが施された訳だが、
ステンレスの鉄板を使用することにより
今後その部分から大きく錆が発生する事を抑止している。
さらに、表面の処理を行い、防錆剤を塗布しさらにサフェーサーで
抑えるゆえかなり強力に錆の発生を抑止するコトに成功するだろう。
と言う事で、前編はココまでだ。
文化財修復級の工法、今日はコレまで~。
本日の名言
消極的な成功より
積極的な失敗を

by原辰徳
そうです。
それぐらいの気持ちで行きたいものです。
積極的になる事が大事でありましょう。

兵庫県宝塚市 C様 ラシートラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さって~本日は兵庫県は宝塚市にお住まいのC様がオーナー
ラシーントラベラーをご覧頂こう。
C様家族とラシーントラベラーをガシャ!!
C家族とラシーントラベラーをガシャ!!
といつものフレーズで今回も始まるわけだが、
車体色のサンドベージュはラシーンでは本当に人気のあるカラーだ。
スピードウェル社でも毎月3台ほどは入荷しているが、
いつも引き合いが多く、なかなか手に入らない人気のある色の車である。
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザー
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザーシートはツートンカラーで
仕立てあげられた。
そして、その座面の色をメーターパネル回りにラッカーフィニッシュを
施し、統一感を増す仕上げが施されたという。
ドアパネルにもラッカーが施される
そう、パネルラッカーフィニッシュを選択して頂くと、
ドアパネルの一部分もこうして同じ色にラッカーフィニッシュが
施されるのだから、内装がかなりカスタマイズされた印象を受ける。
やはりオーナーの自宅インテリアの延長上で
カラーを選択すれば、車室内が自宅に居てるのかと思うくらい、
リラックスできる空間を造りこむコトが可能となるのだ。
つまりはお部屋のインテリアの延長上が愛車になる。
オーナーの大好きなテイストをクルマへ取り込むコトが出来る、
それがスピードウェル社のラシーントラベラーである。
背面タイヤカバーもアレンジされた。
ウェル帆布が施す、背面タイヤカバープリントだ。
このカバープリントはオーナーがデザインを考え、
ウェル帆布が形にする。
今回のもこれまた~雰囲気のあるデザインで、
ラシーンの見送り正面がお洒落な雰囲気となった。
デザインが楽しめる。
ラシーンは背面タイヤカバーの色でも楽しめる。
さらには、こうしてデザインを施して楽しむ事も醍醐味だろう。
ラシーンエクステリアデザイナー平林俊一氏も
タイヤにカバーを被せる事によりいろんなデザインを楽しめると
仰られておった。
ラシーンの純正タイヤカバーも色々なパターンが発売された訳は
そういうところから来た考えでもあるみたいだ。
そして次は、新たなオーナーの思ひをこの場所に映し出してほしい。
スピードウェル社でも、デザイナーによるデザインも行える。
どんどん、こだわって楽しんで頂きたいものである。
この度はC様、ラシーントラベラー誠に納車おめでとう御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
『あの時ああしていれば』という人間ではなく
『この次はどうしよう』と言える人間になれ。

そうですなぁ~。
先に先に手を打てる人間、めんどくさがらない人間、
そういう人は本当の意味での後悔はしません。
さらに、後悔したとしても、次につなげれる人間なのでしょう。

号外!日産PAOのリヤガラスの全容があきらかになるの巻!

どんもす~。おっすおらウェル。『ドラゴンボール風』
号外、号外!!と叫んではおりますが、
PAO乗りの方には、なんとビックリ仰天。
PAOのリヤサイドガラスは発売間近まで
大きく開口する予定だった。というお話を本日はご覧頂こう。
東京モーターショー時のプロトタイプだ。
東京モーターショー時のPAOプロトタイプだ。『古場田良郎氏提供』
そう、このプロトタイプのリヤサイドガラスをよくご覧頂きたい。
PAOのリヤガラスは上と下に分かれる分割式なのだが、
プロトタイプのPAOは下側ガラスが上側ガラスまで
大きく開口しているのが伺い知ることが出来る。
実は、PAOにはこのギミックがおごられ発売される予定だった。
しかし、発売直前におかみ『国土交通省』からの通達により
『ガラスを開閉した時に、ボディーよりはみ出し、
歩行者などに危害を加える恐れがあると』
下側のガラスが全開するというギミックは
幻となってしまったのだという。
※注釈
『発売されたPAOは下側ガラスは約3cm開くくらいにとどまり、
換気するには丁度よい開き具合となる。』
と言う事で、幻のリヤサイドガラスの開閉用パーツを
なんと、本日は本邦初公開致そう。
その前に、皆に約束して頂きたい。
『PAOは少しの加工でこのプロトタイプの状態に近くなる。
個人の勝手でこの仕様に加工し、事故などおこせば、
本当にPAO乗りとして失格ゆえ、絶対に真似はしないで頂きたい。
これだけは約束だ。
そしてマネをした人はPAOに乗る資格はない
それだけは言っておこう』
古場田氏書斎
古場田デザインスタジオですんごいものをスクープ。
それは、当時の製品試作の山だった。
まずは、パーツを一点ずつご紹介致そう。
通称ミッキーマウスの足
通称『ミッキーマウスの足』
まさに、そのような形だが、これはボディー(上側ガラスの上部ボディー)
に取り付けられていた。
丁度、ゴム部に下から回転してきたガラスが当たる仕組みようだ。
部品はもう発売間近まで迫っていたので、ある程度の数が
出来あがっていたというのだから
全てがご破算になってしまった。と言っても過言ではない。
実に古場田氏もおかみの号令に唖然としたようだ。
キャッチだ
ミッキーマウスの足にキャッチが引っかかった。
ガラス側にこのキャッチが取り付けられていたようだ。
それにしても、細かなパーツで構成されており、
なんとも、マニアにはたまらない仕掛けであった事に間違いはない。
現代の車には考えられる事の出来ない、芸術的な仕組みが
ウェルの鼓動をレッドゾーンまで引き上げる。
部品構成
これがリヤサイドガラスの全開を可能とした部品構成である。
ただ、ガラスが開くだけで、この部品点数。
機能的なギミックがたまらない。
これほどにこだわられた車は
もう世に出てくる事はないであろう。
PAOはまだまだ奥が深いと感じた瞬間であったのは言うまでもない。
三角窓や、ドアハンドル、すべ手が手動のハンドル類。
そういうギミックがPAOをさらに惹き立ててくれているのは
ご存知の通りである。
さらに皆の心を掴んで離さないデザインには確かな訳があった。
と言う事で、今回はリヤサイドガラスが全開になる仕組みを
初公開した訳だが、年越しにかけてびっくり仰天が待っているゆえ
今後もお楽しみだ。
そして、今回面白い補修パーツを古場田氏から伝授頂いた。
それがこれ。
ボディーペンだ
ソフト99から出ているボディーペン『カンスプレー』
この、カンスプレーがなんと、PAOのグリルに非常に近い色合いを
かもし出しているという。
古場田氏も一度グリルに塗装されたほど。
おおむね20年を経過したPAOのグリルはつかれきっている。
スピードウェル社の発売するPAOにはすべてが
ウレタン塗料でラッカーフィニッシュがおごられるが、
お手軽にDIYされるようであればこのカンスプレーが
非常に効果的であるだろう。
日産用463
日産用463
おいおい、今週オートバックスやイエローハットなどで
このスプレーが売り切れているようであれば、
PAOラーの仕業であるコトは言うまでもない。
皆、古場田氏の情報提供に感謝である。
さらに、現在古場田氏は多方面でデザイナーとして活躍されている
のであるが、今デザイン中の時計を拝見させて頂いた。
前回もご紹介させて頂いた時計なのだが、限定100個。
九谷焼ウォッチ
文字盤には加賀の伝統工芸、九谷焼がおごられる。
九谷焼ウォッチ
時計でもあり美術品でもあるのが面白い。
今回は、文字盤が九谷焼と蒔絵『石川県の伝統工芸』
限定80個と言う事で製品のデザインが進められている。
工業製品と伝統工芸が融合し、新たな分野をデザイン(開拓)される。
100年たっても200年たってもはたまたカタチがあるまで
残りつづけるという、凄みがココに在る。
『錆びないデザイン』
by古場田良郎
おおっと、本日の名言が先にぽろりと出てしまった。
美術、芸術的デザインは永年残り続ける、さらに
時間がたつほど輝きも増すといった感覚である。
そういえばPAOはさびてもデザインは錆びない。
PAOもまたそれに同じである。
今日はコレまで~。

緊急告知!!明日、岡山県のドイツの森でパイクカーオフ会が開催されるの巻!!

どんもす~。ウェルです。
さて、なんと明日、岡山県のドイツの森という所にて
パイクカーのオフ会が開催される。
ウェルもお会いしたコトのあるオリーブグレイのパオに乗られている
70『ナオ』さんと、フィガロに乗られているらしーんさんとの
共同企画であるが、
2009うなぎオフのワンシーン
↑写真は2009のうなぎオフのワンシーン。
『たくさんのパイクカー乗りの方と会って同じ思いを共有できたらと思い
企画しましたので、オフ会初めてという方も
ぜひ参加していただければうれしいです。 』
と言う事で、是非とも初めての方もふるってご参加頂きたい。
詳細は以下の通りだ。
【開催日】   平成21年12月6日(日)
【集合場所】 山陽IC近くのマルナカ  10:50集合 11:00出発 
山陽ICを下りてすぐの信号を左折し直進して、2つめの信号を
「新下市」の交差点を左折すると、スーパーのマルナカがあります。
地図 http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=34.751991396336486&lon=134.0214427002
4073&z=15&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=
on&hlat=34.75070438130801&hlon=134.01797728619317&l
ayout=&ei=utf-8&p=
【開催場所】 ドイツの森 11:30集合
       
http://www.farmpark.co.jp/doitsunomori/
 
直接ドイツの森集合でも大丈夫です。
【料金等】   駐車場無料
入園料 大人400円 小人200円 
その他 飲食代 アトラクション代 など。
【参加条件】 パイクカー(Be-1、PAO、FIGARO)に乗っている人
        
【オフ会スケジュール】
11:30~ 自己紹介等
12:00~ 入園、お昼ご飯
自由時間(園内散策)
15:00~ 一度集合して、流れ解散
○ お昼ご飯は園内にお肉やフランクフルト、ピザが売ってあります。
手作り弁当であれば持込ができるそうです。
各自で購入して食べる様にしたいと思います。
参加人数によりバーベキュウハウスの予約も検討します。
○ 芝滑りなどのアトラクションや動物がいたり見るものも色々あるので、
園内でゆっくり過ごせたらと思います。
12月で寒くなってると思いますので、暖かい格好で起こし下さい。 
  
当日は事故等ないよう気をつけてお越しください。
事故等は各自の責任で処理してください。
と言う事で、皆々是非とも熱く集まってほしい。
今日はパイクカーイベントの告知で御座った。
今後もスピードウェル社は皆様の熱いオフ会を応援する。

大阪府堺市 K様 ラシーントラべラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて、本日は大阪府は堺市からお越し頂き、はれてラシーントラベラーの
オーナーとなられた、K様のおクルマ拝見と致そう。
ラシーントラベラーだ
車両の詳細だが、平成8年式の日産で言うタイプ3というグレードだ。
タイプ3はRV+発想というコンセプトの基、天井には
サンルーフがおごられたのだという。
特に前期モデル(平成6年から平成8年)までは、
このタイプ3というグレードで、サンルーフの仕様が発売されていたのだが、
後期型(平成9年から平成12年)モデルには標準での
サンルーフを装備したグレードは廃止されている。
しかし、後期型ではオプションとしての設定はあったようだ。
ウェル帆布社謹製
ウェル帆布社謹製50スタンダードレザーシートが鎮座した。
オーナーの要望に答えるべく、すべてのカラーが選べるのだというから
スピードウェル社と一緒になってこだわってほしいものだ。
販売車両にはすべて標準での張替えが着いてくるので、
熱く思いを馳せてほしい。
カラーは座面、側面、パイピングとおおむね3箇所に配色を
頂くのが一般的であるのだが、それ以外にも
ステッチ『縫い糸』や一部分の色替えなど
奇抜なセンスでトライしてもらうコトも可能である。
見送り正面姿見だ。
見送り正面の姿見(すがたみ)だ。
今回は背面タイヤカバーではなく、当時オプションで販売されていた
ハードケースをラッカーフィニッシュを施す事により
見送り正面の姿見が生きかえったといったところであろう。
背面タイヤステーなどもラッカーフィニッシュがおごられる。
背面タイヤステーやハードケースは純正色を忠実に再現された。
スピードウェル社が想像するラシーンは大きく2つに分かれる。
もちろんPAOにも通ずるところはあるのだが、
一つは当時のオリジナルを忠実に再現する。
もう一つはオーナーの思いに限りなく答えるといったところだろう。
オリジナルを忠実に再現するという考えは、
後世にラシーンをどれだけ残せるか、といった観点から
生まれてくる発想だが、オーナーが楽しく乗る、
そうする事により後世に残るといった点で、
オーナーの色に染めると言う事は素晴らしいことでもあるのだ。
さらに、オーナーとなられる方が、コダワリをふんだんに
スピードウェル社に語りかけて頂ければ
ことさらにラシーンを引き立たせてくれる事は
ご存知の通りである。
南京錠が装着された
ハードケースカバーには南京錠が装着された。
防犯対策も万全だ。
と言いたいところだが、この南京錠がなければ、
ハードケースのバンドがはずれる恐れがあるので
必要不可欠といったところ。
そして目を凝らしてこの南京錠に注目して頂きたい。
なんと、ハードケースにキズがつかないように
外周部に保護テープが巻かれているではないのか。
オーナーの思いを熱く感じ取れるところであった。
フロントグリルもラッカーフィニッシュがおごられる
スピードウェル社から発売するラシーントラベラーには
フロントグリルはラッカーフィニッシュがおごられるという。
ラシーンのグリルは樹脂製で出来ており、ボディーよりも
数倍劣化が激しいところなのは、現ラシーンオーナーが
一番良く解かっているはずだ。
納車されて、ちょっと時がたつと、あれあて、大きく色あせを
してきたぞ、と感じたらそれは磨いただけで、
きっちりラッカーフィニッシュを施したら、何年もまた
ボディーと同様輝き続ける事であろう。
全ては、オーナー側に立ってものづくりを行うという
目線は、これからももっともっと追求したいところだ。
ラシーンちゃんとK家族とガシャ!!
この度はK様、ラシーントラベラー納車、誠におめでとう御座いました。
また、娘さまは空手で準優勝とすんばらしいトロフィーを片手に。
納車時にお土産も頂き、感謝感謝で御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
仕事を改善することは、
癖、習性を変えることに他ならない

by樋口廣太郎(アサヒビール会長)
つまりはそう言う事ですなぁ。
自分のクセや習性をかえずして、仕事を改善出来ないと
謳った、名言でありましょう。

号外!日産PAOのリヤサイドガラスが全開にの巻!

号外!!
日産PAOのリヤサイドガラスが、全開に開いた!?
と言う事で、事実はあったのかなかったのか。
当時のプロトタイプだ。
当時のプロトタイプの画像だ。『古場田氏所蔵』
PAOのリヤサイドガラスは少しだけしか開かない。
ガラスは上と下に別れ、上は開かず、下は3cmほど開くのだが、
実は下のガラスが上まで全開に開くはずであった!!
皆知りたい所であろうが
また、近々何かが起こる!?
今後もスピードウェルブログに乞うご期待だ。

大阪府寝屋川市 U様 ラシーントラヴェラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は大阪は寝屋川市からお越し頂き、はれて
ラシーントラヴェラーのオーナーとなられたU様の
愛車をご覧頂くコトに致そう。
ラシーントラヴェラーだ!
U様がオーナーとなられたラシーントラヴェラーだが、
なんと、バンパーやホイール、ミラー、ドアハンドル、ルーフレールに
至るまで、全てに艶消しブラックラッカーフィニッシュがおごられるという。
バンパーラッカーフィニッシュ
バンパーラッカーフィニッシュ!
ホイールラッカーフィニッシュ
ホイールラッカーフィニッシュ!
ドアハンドルラッカーフィニッシュ
ドアハンドルラッカーフィニッシュ!
ドアミラーラッカーフィニッシュ
ドアミラーラッカーフィニッシュ!
ルーフレールラッカーフィニッシュ
ルーフレールラッカーフィニッシュ!
ハードケースラッカーフィニッシュ
なんと、今回は当時の純正オプションでもある、背面タイヤ用ハードケース
にまで、艶消しブラックのラッカーフィニッシュが施されたという、
なんともU氏の思い入れの深いラシーントラヴェラーに仕上がった訳である。
さて、外装はかなりの無骨さを演出する仕上げとなったのだが、
お次は内装だ。
ウェル帆布特注謹製レザーシートだ
ウェル帆布社別注謹製のレザーシートがおごられた。
そう、かなりノスタルジーな風合いを演出しているのは、
ジョルジェット70用生地をトップに持ってきている仕業であろう。
COXレザーがあつらわれた!
COXレザーは特殊な加工を施された生地の事である。
今回はデザインはウェル60スタンダードであるが、
外装の無骨さが生きてくる方法として、トップの生地のみCOXに変更し、
一癖ある仕上がりを。
個性の塊で見る人の心を魅了するところは多数存在する。
パネルラッカーフィニッシュだ。
ハンドルはお決まりのナルディクラシック36パイに
パネルラッカーまで施すという、オーナーの拘りよう。
乗れば乗るほど味が出る仕上がりには間違いないようだ。
U様と大親友とラシーンガシャ!!
この度はU様ラシーントラヴェラー納車、誠におめでとう御座います。
久しぶりにかなり無骨なラシーンを製作させて頂き、感謝感謝で御座います。
ラシーンは乗る人にとって四角いキャンバス。
オーナーはどんどん熱く思いを描いて欲しい!!
今日はコレまで~。
本日の名言
型をしっかり覚えた後に
“型破り”になれるのである

by中村勘九郎
さっすが~。基本がまず出来ていないと、
駄目だということでしょうかな。
日本人は特に応用をしたがる、よい事ではあるでしょうが、
型をしっかり覚えた人こそ、型破りなことを
出来るという、すんごい名言。
たまりあせんなぁ~。

日産PAO インパネにタコメーターを埋め込むの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、以前マグノリア時計をインパネに埋め込んだ!
に引き続きタコメーターをインパネに埋め込むという方法を
皆にお教えいたし候。
少し、特殊な工具を持ち合わせておれば、DIYでも可能ゆえ
チャレンジして頂きたい。
(PAOに穴をあける事はかなりためらう)
まず、タコメーターだがオートメーター製の52パイを使用。
配線もいたって簡単で、今回は一からお伝え致そう。
さらに、今回の配線の取り回しは基本をお教え致す。
点火コイルだ。
まず、点火コイル(イグニッションコイル)のマイナス側から
配線をひく。
点火コイルの+-だ。
点火コイルには+と-が存在する。
+側にはキーオン時に12Vの電圧がかかり、
一次コイルに流れた電圧が-側から出てくるだけである。
まあ、ここら辺を理解して頂かなくても今回はOKなので、
とりあえず-側に配線をつないで頂きたい。
(これが回転数を検知するパルスとなる)
配線取り回し
ボディーの配線の取り回しと同じところを通し、
運転席前方まで配線を取り回して頂きたい。
純正のハーネスがエンジンルームから室内に入る。
ハーネスがエンジンルームから室内に入るところが存在する。
この位置から先ほどの点火コイルの-側から取り出した配線を
室内に引き込んでほしい。
アクセルペダルの上側から出てくるのだ。
室内に配線を引き込む事に成功すると、丁度アクセルペダル頭上から
配線が飛び出してくるのである。
まずはこの状態までもってこれれば第一の難関は突破だ。
メーター上部のネジ隠しブタ
さてお次はメーターの取り外しだ。
メーター上部にあるフタを取り外せば、上部からネジが出てくる。
ネジを取り外す
この写真で解かるように、少し小さいドライバーでなくては
メーター上部のネジが外せないゆえ注意が必要だ。
メーターはパネル全面にネジが2個見えるだろう。
それもはずして頂ければゴボっとメーターが取り外せる?
その前に、
スピードメーターケーブルをクリップから外す。
エンジンルームのエアクリーナーケースの後ろ側にスピードメーターの
ケーブルがクリップでボディーに挟み上げにされている。
それが上の写真で解かるであろう。
このクリップからメーターケーブルを外して頂きたい。
そうることにより、メーターがインパネから取り出せるのであった。
メーターがインパネから引き出す事に成功。
メーターがインパネから引き出すことに成功する。
そして、メーターからケーブルを取り外し、
メーターにつながっている配線もコネクターから外して頂こう。
車体側コネクターだ
車体側のコネクターだ。
このコネクターからは、スモールランプ用『タコメーターのランプ用』
配線と、グランドアースを取り出す。
まずはスモールランプの配線。
赤と白のコードがそれだ。
そしてグランドアースの配線。
これは、端から数えて2つ目の黒井コードがそれだ。
配線は間違えると機器の故障にもつながるゆえ細心の注意を払って頂きたい。
さらに、間違えたからといって、ウェルは責任はもたないから
オーナーの責任の下で作業は行ってほしい。
そして、もう一つはACC(アクセサリー)の電源から配線を
取ってもらえれば配線類はすべて揃うのである。
要約しよう。
①点火コイルの-端子側からの配線を一本。
②メーター配線(車体側のコネクター)から赤白の配線から配線を1本
 黒の配線から2本
③ACC(アクセサリー電源)から配線を1本。
合計4本を用意できればOKだ。
以上の配線でタコメーターは作動するのである。
そして、インパネにホールソーを使い52パイの穴をあけ
タコメーターを取り付けてみた。
遂にタコメーターが!!
遂にタコメーターがインパネに鎮座した。
取り付け位置などは前回のマグノリアクロックの対称であるゆえ
マグノリアクロックのブログを参照して頂きたい。
オートゲージタコメーター
ウインカーのランプや両下のスイッチ類ともバランスを取り
綺麗に収まっているのが伺えるであろう。
タコメーターが鎮座した。
今回はタコメーターをインパネに埋め込む!というお勉強会だったが
手先が器用な方であれば、DIYで可能ゆえ真似をしてみては
如何であろうか?
しかし、大切なPAOにキズを着けたくない方も多いはず。
賛否は分かれるところであろうが、絶対したいという方には
取り付け位置などの参考になるであろう。
そして、今日のPAOの七不思議。
メーター裏の基盤だ
メーター裏の基盤になんと4WSの文字が!!
そう、PAOは東京モーターショーの出展時には4WSが着いていた
という、名残では、あるのか、ないのか。
ちゃーんと基盤に4WSという文字が刻まれているのであった。
なんとも面白いものである。
今日はコレまで~。
本日の名言
かつてない困難からは
かつてない革新が生まれ
かつてない革新からは
かつてない飛躍が生まれる
 

by松下幸之助
かつてないものからはかつてないすんごいものが
生まれるものですなぁ。

茨城県かすみがうら市 Y様 PAO納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は茨城県かすみがうら市から遠路はるばる
お越し頂き、はれてPAOオーナーとなられた
Y様がPAOをご覧頂こう。
月刊スピードウェルに掲載車!
この車両はなんと、今月の月刊スピードウェルに掲載されたPAOである。
バンパーは当時の純正カラーに復刻ラッカーフィニッシュが施されたのだが、
フロントグリルはちょいと癖のあるブラックセミグロスを採用。
さらに、ホイールは純正オプションを模倣するカラーリングと
仕上げを施し、純正アルミさながらの姿見を彷彿とさせた。
全てはオーナーのコダワリである。
それでは内装に移ろう。
ダッシュ張替えだ
ウェル帆布社の特許ともいえようインパネ上部の
いわゆるダッシュ張替えが上下面とも施され、
見る人の心を奪う。
しかし、ただ張替えただけでは心を奪う事は出来ない。
そこにはウェル帆布社の官能の美学が隠されているのである。
ステッチもCOOLである
今回はオーナーY氏がステッチにまでこだわり、
(製作期間も長かった)
ダッシュ上部のダブルステッチ色がかなり味を利かせている。
もうだれもがこの仕様に唸ることに間違いない。
さらにこの後、ウェル60スタンダードレザーシートがすこぶる
お洒落さをアピールする事となった。
ウェル60スタンダードレザーシート
どうだ、この色味。
オーナーY氏のPAOに対する情熱も伺い知る事が出来るであろう。
またY氏は今後イチゴ農家をされると言う事で、
イチゴ農家に似合うカラーリングを選定されたようだ。
意味があるところが、また一つ味わい深いモノへと変化させるのであろう。
シートステッチにも注目
シートステッチにも大注目だ。
色や太さまで細かく選定されウェルも可能な限りご要望に
お答えさせて頂いた。
ウェルの思い入れのあるシートともいえよう。
全ての出来上がり時の興奮は、オーナーの熱い心次第。
ウェルもこだわるゆえ、オーナーもトコトン色味に拘って頂きたい。
リヤポケットだ
リヤポケットもベルトだけまた違ったところから
色を持ってきたという。
製作時には何度と確認作業が行われた。
良くご覧いただければ、ベルトを縫い付けているところだけ
ステッチがイチゴの赤色である。
そう、細部まで指定が出来るが、それだけ
間違いや、意見の相違も出てくるのを避けるために
何度と確認作業が行われたのだという。
ウェル帆布社では全てのご要望に可能な限りお答えするスタンスだ。
しかし、これはどうかな?と思うものだけは却下される時もあるゆえ
悩みに悩んでシートカラーを選択して頂きたい。
(本当に末永く楽しくお乗り頂く、第一歩がココに在る)
車内だ
おおっと、今回はスピードウェル社で製作された2DIN用のデッキカバーが
おごられた。
この中心のデッキはクラリオン製(DUB275MP)という機種だ。
外箱はスピードウェル社謹製PAOボックスだが、
取り付けには純正デッキの脚を使うという。
これがスピードウェル社のボックスのミソ。
アンダートレーに吊り下げるコトも想定したが、
吊り下げにすると、純正のデッキ用の脚部を
外さなくてはならない。
それは、スピードウェル社のPAOへの理念が通らないと言う事で
純正のカタチを限りなく追求できるよう、純正のデッキ脚部に
社外品のデッキを取り付けれるように工夫。
吊り下げではない。
これで、上手くまとまるのであった。
そこにはPAOへの深い配慮があるのは言うまでも無い。
ジャーマントップだ
ウェル帆布社のお手芸。
ジャーマントップ生地を使用し張替えられた。
そう、この生地は特別。
ウェルにお願いしても、たまにしか出てこない逸品である。
もちろんウェル帆布社のスタンダード生地、デラックス生地も
パオ用で社外品で出回っているなかでは群を抜いて上質であるのだが。
ジャーマンはいつでも製作は可能だが、価格は他より2倍と
跳ね上がるからたまにしか出てこないだけ?かもしれない。
いやはや、そこらへんはご想像にお任せだ。
ジャーマンに張替えたい方は、ウェルに申し出て頂きたい。
Y様とPAOちゃんをガシャ!!
この度はY様、PAO納車誠におめでとう御座いました。
また、お土産まで頂き、本当に感謝感謝で御座います。
今後とも末永くPAOにお乗りいただけることをお祈りいたしております。
今日はコレまで~。
本日の名言
すべては心から始まる
by井深大
その通り。
すべては心から始まります。
心を持って一つをはじめましょう。
人間心のもち次第でかならず変れます。

第2回 パイクカーミーティングIN丹波篠山が開催された!!の巻

どんもす~。ウェルです。
さて、先日に告知されたパイクカーミーティングIN丹波篠山、
通称(丹波オフ)が11月23日に丹波お菓子の里で開催された。
総勢15台のBe-1とPAOが集結
今回のミーティングはなんと、ECOがお題。
環境に負担をかけない循環型社会を形成するための標語である3R
リデュース(reduce 廃棄物の発生抑制)
リユース(reuse 再使用)
リサイクル(recycle 再生利用、再資源化)
に則り、あらかじめ主催者側が情報を発信。
『皆々の家に使える物があるけれど、
我が家ではいらないといったモノを交換しよう』
という企画が用意され、これによりにより
3Rのなかでリユースが実行されたのであった。
使えるけど我が家では不用といったものを車両の前に並べた
使えるけれど、我が家では不用といったモノを(たいした物ばかり)
が車両の前やボンネットの上に並べられた。
じゃんけんぽん争奪戦の火花が切って始まろうとしている。
皆が並び終え、じゃんけんポンにより争奪戦が始まる。
なんといっても不用なのは個人的な見解であり、
皆々がほしがる逸品も紛れ込んでいるから面白い。

司会、進行はPAO歴20年重鎮のPAPA氏。
おいおい、座椅子まで、ほしい。
買うと高くつくがリユースであれば無料。
なんとも時代にマッチしているのである。
PAOの重鎮ブチ氏der=
パオの重鎮、ブチ氏もなにやら多数ゲットの模様。
さてお次は、
古場田氏も石川県から駆けつけて頂いた。
そう、皆もご存知だろう。
パイクカーの生みの親、チーフデザイナーの古場田氏の登場である。
ココで皆のテンションは最高潮。
サインがほしくてたまらない。

見事、じゃんけんというよりプレゼントに近いが、贈呈式である。
一通り皆々が持ち寄ったリユース品の争奪戦わり、
エコな企画は終了となった。
まさにパイクカーからエコは発信した大きな一歩であることには
間違いない。
今後のパイクカーなどのオフ会につなげて行きたいものである。
と言う事で、皆様如何で御座ったか?
それでは今回も全て見せます。
ウェルが盗撮したパイクカーの全てだ。







おおつと、ナンバーがNISSAN Be-1。
1985年東京モーターショーに出展されたBe-1に装着されていた、
まさしくお宝そのものだ。
それはkobatads氏の車両であった。

当時の記憶が蘇える方もおられよう。
本当にうれしい、古場田氏のサービス。
いやはや、ウェルも拝めるだけでありがたい。

さらに、トランク上には黄色いBe-1のミニチュアモデルが
(全て、製作メーカー違い)
鎮座していた。
さすがに、見ごたえ十二分である。








という訳で、皆々磨きまくってピカピカな車両ばかりだ。
Be-1、PAOはなんと発売から20年を超え、
それだけ大切に乗るだけでも、エコであるのだが、
実は現在の排気ガス規制値にもクリアーできるくらい
排気ガスは綺麗なのである。
しかも燃費も良いのだから、パイクカーはエコカーである。
日本は13年経ったクルマに重税を課すのではなく
本当に悪い車だけ重税を課し、
良い車に長く乗ることにより、減税する方法を取ってほしいものだ。
民主党さん、こんなことしてたら自民党と同じですよ!!
などと言いたいものである。
と言う事で、今回はパイクカーIN丹波篠山のレポートであった。
また、いろんなオフ会、イベントなど、掲載してほしい~
とおもられている主催者方々、ウェルにご一報くだされ。
皆々で盛り上げて行きましょう。
今日はコレまで~。
本日の名言
男は四の五のいらぬことを考える必要は無い
by豊田佐吉
そう、男とはそういうものである。
ぐちゃぐちゃ考えている暇があれば、一つ芯のある事を
追い続ければよいのである。