号外!日産Be-1&PAO用 ホットワイヤープラグコードのスピードウェル仕立てが完成の巻

号外!号外!どんもすウェルです。
さて本日はなんと一昨年末からSUN自動車工業とテストを重ね
共同で製作が行われてきたBe-1&PAO用の
『ノロジーホットワイヤープラグコード』が遂にお披露目となる!

奇跡は起こったのか! 協力 株式会社SUN自動車工業
ノロジーホットワイヤープラグコードを開発するにあたり、
様々な実験を行い測定、そしてそれぞれのデーターが抽出。

株式会社SUN自動車工場本社で各測定が行われた。
この模様は、SWホットワイヤープラグコードのページで後日アップされる
ゆえ、是非とも楽しみにして頂きたい。
と言う事で、本日は号外としてデザインをご覧頂く。

プラグ側の仕上げだ。

側面の仕上げだ。

ディストリビューター側の仕上げだ。
と言う事で、この模様は明日詳しくご紹介!

ディストリビューター側の装着方法がなんとL字型ではなく
ストレート構造を採用している。
まさに、往年の仕上げであるコトに間違いは無い。
そのコダワリは、明日のブログでお楽しみに。
今日はコレまで~。
本日の名言
声が大きいだけでも、出世はできる。
声が小さいだけで、出世しない、も、ある。

byナガオカケンメイ
という、なんとも現実的なお言葉。
この差はいったいなんでしょうかな。

大阪府八尾市 A様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日は大阪府八尾市からお越し頂き、はれてPAOオーナーと
なられたA夫妻の愛車をご紹介に預かろう。

素晴らしきクルマ、PAOである。
今回のPAOの諸元だが、キャンバストップのAT。
PAO純正のコンセプト(サファリ感など)の印象を
1950~60年代のクルマの黄金期を彷彿とさせるような仕上げにトレード。
それでは、ズズイとご覧あれ。

側面姿見。
ホイールは50年代のカラーでもあるアイボリー色に置換され
センターキャップはシルバー色だ。
そう、ホイールがアイボリーであるというその感覚は
日本車にはなく、どちらかと言えばヨーロッパ寄り。
純正のホイールはアイボリーではなく
シルバー一色であるから注意が必要だ。

キャンバストップが顔を覗かせているが、今回はモカブラウン色での
製作である。純正カラーはPAOの全ての外装色に合うようグレイ色であるが、
スピードウェルでは、PAOカラーやオーナーのセンスにより
一台ずつカラーが選択できるのが面白い。

謹製ウェル帆布50スタンダードレザーシートは
ボディー色と同調する。
これが、50年代を象徴するような内装のカラーリングといっても
過言ではないとウェル的解釈である。
ただ、パイピングなどもボディー色と同調するのが一般的だが、
そこはオーナーの遊び心とワンポイントにより変化に富んだ
仕上げが施されるという訳だ。
※ヘッドレストは同色で張替えが付く。

ウェルソニックが製作するCDレシーバーユニット。
PAOの純正風として仕立てる唯一のオーディオだ。
この仕様は一般的なラインでは生産されていなく、
最終のカラーリングはウェルソニックで分解の後
ラッカーフィニッシュが施されているという、非常に手間と時間の掛かる
職人泣かせのオーディオでもある。
また、オーディオケースにはこれまたPAOのデザインを尊重すべく
PAO純正オーディオの足をそのまま活用するというコダワリを見せつけている。

シート裏ポケットはグレイ色の網で製作されている。
さらにポケット上部の縁にはシートパイピングと同様、
アイボリー色で縁がなぞられており、こういう所まで
細かくカラーが選択可能だとは、皆ご存知であっただろうか?
さらに、ポケット網部のマチだけでもカラーが選べるのである。

この度はA様 素晴らしきPAO納車誠におめでとう御座いました。
末長く、お乗りいただけます様お祈り申し上げます。
それでは、今日はコレまで~。
本日の名言
一度に一つずつ事を行なえ。
あたかも自分の生死が
それにかかっているかのような気持ちで。

byユージン・グレース
いや~それぐらい本気になって日々生きているかともうせば、
そのようなコトは御座いませんが、ただ、そう思えるように
なりたいものですなぁ。

謹製ウェル帆布が製作する。日産PAOシフトカバー&サイドブレーキカバーの巻!

ドンもす~。ウェルです。
さて、皆様本日は謹製ウェル帆布が製作する!と題して
日産PAOのシフトカバーとサイドブレーキカバーをご覧頂こう。
まず、謹製ウェル帆布とはなんぞやと申せば、
スピードウェル社の製作する車両の全てにおいて内装の張替えや
それに順ずる製品のプロダクトブランドである。
現在インターネットを通じ色々な商品群をご覧頂いているが、
それはほんの一例に過ぎず、ブログを通してさらに詳しくご覧頂ければ
こんなんしたい、あんなんしたいなどなど夢が膨らむであろう。
それでは始まり始まり。

これはPAO用サイドブレーキノブ用レザーカバーだ。
前回もご覧頂いただ、カラーは200色以上から選択できる。
さらに、カバー上部には装飾というダブルステッチ加工を施しているゆえ
そのステッチカラー『縫い糸』まで指定が可能だ。

黒いくらげではない。これがシフトカバーである。
今回はオーナーのレーシングスピリットをあおる仕上げと言うコトにより
ブラックのレザーに対し、レッドのステッチングがおごられている。
これにより、レッドゾーンまでの速度は増すこと間違いないであろう。

PAOのセンターコンソールにシフトカバーを装着!
幻の6速に入れんがばかりの感覚がたまらない。
この製品はオーダーを頂いてから一つずつ製作するので、
在庫などは存在はしない。
カラーなどのご要望をお聞かせいただければ、約1週間ほどで
ご自宅にもお届けができるであろう。

これが純正のシフトカバーだ。
純正はしゅんとして可愛らしい。走るコトを感じさせない
見事なまでの加減が良い。
しかし、今回はレーシングスピリットをあおるという使命が
課せられているゆえ交換となる。

サイドブレーキノブにはご覧の通り。
テンソンが高まって来ただろう!

サイドブレーキとシフトカバーがこれで出来上がりだ。
と言う事で、今回の車両はPAOの重鎮ブチ氏所有。
新車から20年とずっと乗り続けられている。
これは、大人のあそびである。
それでは、今後共謹製ウェル帆布をお楽しみにして頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
大切なのは
疑問を持ち続けること。

byアインシュタイン
素晴らしい名言で御座います。
そう、疑問がなければなにも始まるコトがありますまい。

日産PAO オートマチックのシフトポジションが原因でエンジンがかからないの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はPAOのAT(オートマチック)の
シフトの位置がP(パーキングレンジ)に入っているのにエンジンがかからない、
とか、D(ドライブレンジ)に入れても発進しないという、
いわゆるシフトポジションが正常に作動しない原因をご覧頂く。
まず、オートマチックミッションは室内のATシフトから
ワイヤーを介して直結されている訳だが、そのワイヤーの両端に
樹脂製のカラーが装着されている。
そう、その樹脂のカラーが経年の劣化によりボロボロになるコトから
この症状が発症するのである。

エンジンルーム、バッテリーの前方下辺りに
ATミッションのシフトポジションスイッチなるものが鎮座する。

シフトポジションスイッチのアップ。
そう、右からワイヤー来てL字型にワイヤーの先が曲がり、
シフトポジションスイッチへとリンクしているのが伺える。

アンダーからの撮影。
丁度L字型に折れている所に茶色い物体がゴロッと付いているが、
樹脂製のカラーが化石化した様子。

これが新品のカラーだ。
カラーが潰れてなくなると、前後3mm位はシフトの位置が
ずれることにより、ATミッション側が正確なシフト位置を
判断できなくなるコトにより、D(ドライブレンジ)に入れても
走らない、などという症状まで起こる。とはこういう訳である。

新しいカラーが挿入された様子。
どうだ、カラーが綺麗だろう。
エンジン側のカラーの交換が終わったということで、
シフト側にもカラーが同じくあるゆえ、ご覧頂きたい。

フロアー下ATシフトだ。
要はこの上に手で動かすシフトがあるのだという。

割りピンでスプリングワッシャと平ワッシャを介して取り付けられている。
この割りピンを外せば、交換が可能となるのだ。

右が化石化したカラー。
エンジンルームほど熱がこもらないゆえまだはっきりとした
形状を残すが、手でつぶすとあっけなく粉々に砕け散った。

新品のカラーがこれまた挿入された。
と言う事で、ATミッションにお乗りのPAOの方々には、
そろそろこのパーツは交換時期となる。
Pレンジに入れてもエンジンがかからない『セルモーターが回転しない』
とか、Dレンジに入れても、前進しないなどという症状をお持ちのPAOは
このシフトカラーの交換をオススメする。
今日はコレまで~。
本日の名言
失敗することを恐れるより
何もしないことを恐れよ

by本田宗一郎
そう、失敗するから何もしない。
そのような方々が増えていると、思うのはウェルだけでしょうか。
消極的な成功より積極的な失敗を。
という名言が御座いましたなぁ。
そう、積極的に行動し失敗すれば、また実りましょう。

月刊スピードウェル 9月号発刊 ニュウロクマルデザインの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は月刊スピードウェルの9月号をご紹介。
今月号はニュウロクマルデザインが搭載されたラシーンを特集。
ニュウロクマルデザインの内装が一際ラシーンへの
愛着となるコトは間違いない。
と言う事で、隅から隅までズズイとご覧あれ。

諸元は平成7年式、日産グレードで言うタイプ3。
この車両を元にスピードウェルにおいて、
ラシーントラベラーへと全体の仕様が変更された。
近年トラベラーはフロントグリルラッカーフィニッシュが
標準で行われているコトにより、フロント回りの
輝きが一層増しているのが伺える。
※すでにフロントガラス越しにニュウロクマルシートが透けて見える。
その感覚がなんともたまらない。

後正面姿見。
今回のラシーンはペールグリーンというカラーネーム。
ラシーン的に申せば『潤い』と表現されている。
実は、ラシーンのカラーにはこうした言われが存在しているから
今後、紹介してゆこう。

謹製ウェル帆布 ニュウロクマルレザーシートの完成
ウェル帆布では、細かなマイナーチェンジは随時行い
製品の開発に取り組んではいるのだが、今月にはウェル50、ウェル60
とそれぞれにモデルチェンジが施された。
そのどちらの仕様に人間のもっとも美しく、バランスの良く見えるという
黄金比(ゴールデンレート)を採用することにより
非常にお洒落なデザインへと生まれ変わったようだ。
製作にはラシーンのシートを一から研究し、
内部構造を変えることなく、レザーの張り具合や
縫いしろの位置決め、さらに内部『スポンジ』に対する
圧力の計算なども行い、見た目だけでなく、座り心地も最高の物となった。

ラシーン純正にはシート背面にはポケットは存在しない。
ただ、スピードウェル的に、この位置にお洒落な雑誌や
地図などを忍び込ませておけば、もうラシーンのインテリアに
花を添えるようなものだ、と解釈しうわ蓋の無いポケットで
製作している。
そう、ジョルジェット70など例外を除き、
ラシーンのポケットはこの形がベストだろう。
※最近専門店がシートの張替えのような感じで販売も増えたが、
デザインは真似しないでね!

謹製ウェル帆布のステッチワークはレザーに対する装飾だ。
シートのデザインを左右する非常に神経質な
部位であるため、形を出すのにはかなり悩んだという
ウェル氏。また氏はデザインを1年以上も温められていた
と、そうらしい。
それでは、月刊スピードウェル 9月号
ニュウロクマルちゃんを穴があくほどご覧下され。
今日はコレまで~。
本日の名言
実行こそ全て。
byカルロス・ゴーン
いやぁ~さすがはゴーン社長。
実行こそ全てとはその通りで御座います。
明日、あなたは何を実行されるでしょうか?
期待しております。

山形県東田川郡 M様 ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルだす~。
さて、皆様本日は山形県東田川郡にお住まいのM様の元へ嫁がれた
ラシーントラベラーをご覧頂こう。

諸元だが、平成7年式 ラシーンタイプ3をトラベラー仕様に変更。
東北地方への嫁入りと言う事で、ドア内回りやフェンダー
下回りには特殊な錆止め塗料(ジンク)&キャビティーワックスが
おしげもなくおごられた。
スピードウェルでは東北地方から以北、また鹿児島から南端、
さらに海岸沿いにお住まいの方々に専用のボディーワークが
施され、車両は出荷される。
それは、より錆びにくく長持ちするボディーへの転換だ。

フロントグリル前方にはグリルガードが装着。
俗にカンガルー避けというものだが、前期モデルは
アルミ製に対し、後期モデルはプラスチック製へと変更が加えられている。
本気度が高いのは言うまでもなく前期モデルのアルミ製だろう。

タイプ3は簡単に言うとサンルーフがある車両。
ラシーンの七不思議である背の高いルーフレールは
実はタイプ3のサンルーフの高さに合わせて
デザインされているというのは
ラシーンエクステリアデザイナー、平林俊一氏談。
どの車種よりもルーフレール高であるには間違いない。

背面タイヤカバーは小豆色にアイボリーのパイピングだ。
このタイヤカバーだが、スタンダードは5色から選択が可能であるが、
現在は謹製ウェル帆布の技術力が向上したため、
レザー生地を撥水加工を施し、200色以上から選ぶコトが可能だ。

謹製ウェル帆布60スタンダードレザーシートには
背面タイヤの反転色である、アイボリーにパイピングが
小豆色というカラーで縫製。

後部座席の太もも部はパネルラッカーフィニッシュの
ブラウン色が選定された。
謹製ウェル帆布では事細かな表現まで可能ゆえ
是非ともオーナーはコダワリをぶつけてもらいたい。

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座いました。

またまた、お土産を沢山頂き恐悦至極に存じます。
山形県へはまたお伺いさせて頂いた折には
整備点検にお伺いさせて頂きたいと思います。
今日はコレまで~。
本日の名言
厳しさと
激しさのなかでこそ
人は伸びる

by島岡吉郎
今日の日本は甘くのらりくらり。
平和ボケもはなはだしく、明るい未来を想像する方は
おられるのでしょうか?
熱く先頭に立って頑張って行きたいと思う
気持ちを持ちたいものです。

大阪府大阪市 T様 ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は大阪府は大阪市からお越し頂き、
はれてラシーントラベラーのオーナーとなられた
T氏の愛車をご覧頂こう。

謹製ラシーントラベラー。カラーはペールグリーンだ。
このカラーは前期モデルに採用されているるのだが、
前期モデルのカラーは自然をテーマにして
製作(調色)されたようだ。
前期モデルはそのラシーン臭いフロントグリルが象徴的だが、
トラベラーでは全ての販売車両にグリルラッカーフィニッシュ
おごられているコトにより非常に美しいモノとなる。

謹製ウェル帆布60スタンダードレザーシートだ。
今回の色のその名は何と『タカヤマブルー』
実は、T氏は絵描きさんであり、その独特なブルーが
非常に優れており、人気を博している。

内装のカラーの選定では茶系がダントツの人気ではあるが、
このような独特なカラーリングも非常に美しい。
今回は座面、側面、パイピングと3色に分けて製作が
行われたが、シートの張替えはあくまでもおもてなしゆえ
費用の増減は無し。
これからお考えの方々には夢の膨らむ話である。

背面タイヤにはBiRDと、T氏の会社のマークが刻印。

背面タイヤステーもタカヤマブルーにより
ステーラッカーフィニッシュが施されている。
この部分のカラーも自由自在であり、
思ひのカラーに仕上げるコトが可能である。
この度はT様納車誠におめでとう御座いました。
またお土産まで頂き、恐悦至極。
これからもどうぞ末永くラシーンを愛して下さい。
今日はコレまで~。
本日の名言
あなたがあるべき自分に
なれない理由はただひとつ
そうなろうとする勇気がないからだ。

byチャーリー・ジョーンズ
そう、なろうとする勇気が無いだけです。
もっと勇気を持ちましょう。

謹製ウェル帆布 日産RASHEEN専用 ウェル60レザーシート 『ロクマル』が秋の新作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さてさて皆様、本日は謹製ウェル帆布から秋の新作と言う事で、
ウェル60レザーシートデザインのお披露目である。

2010年8月 ラシーンシートに罫書きが行われた様子。
秋の新作と言う事で、ウェル60デザイン『ロクマル』が
新しくなるコトにより、ラシーン専用デザイン 
『ウェル50』『ウェル60』は全てがリニューアル。
今回のコダワリは、もっとも美しくバランスの良い仕上がりを
追求するため、デザインに対し黄金比率を採用したことだ。

本邦初公開 謹製ウェル帆布 ウェル60レザーシート 『ロクマル』
※ヘッドレストは取り付けられる。
ラシーンエクステリアデザインを損わないよう、緩やかな直線を
描くことに専念。
旧ロクマルシートとの大きな相違点は、座面(背もたれ)の引っ張り位置
が新ロクマルでは黄金比の1:1,618で割り振られたほか、
両肩をR形状へ落とした。
さらにはロクマルの象徴といえるべき
座面の縦ラインが上部ではパイピングにより仕切るコトにより
ヘッドレストが装着されても見栄えが変わらず可愛らしいコト。
もし、縦ラインが裏面までずんずん伸び上がれば、
ヘッドレストの空間が失われる為デザイン的には
残念な結果に終わるだろう。
また、境目は直線的なパイピングにより
ズバっと切り替えることにより
ラシーンのデザイン感覚を彷彿とさせたのである。

座面の縦ラインがパイピングにより上部で仕切られている。
これにより、ヘッドレストを上にのせてもバランスが
崩れることなく非常に姿見の良いシートとなるわけだ。

肩部は少し柔らかくRが効く。
シート形状を変更するのには注意が必要で、
そのクルマのデザイン性を大きく左右する可能性がある。
たとえば、レカロシート(レーシーなイメージ)を載せると
そのクルマは一気にレーシーなイメージになってしまうだろう。
上記の全てを一つにまとめると、このシートの
製作とデザインに対する感覚は
ラシーンのエクステリアで伺える弧を描いたボディー形状そのもの。
いわゆる『新しい四角』である。
それがコンセプトだ。

座面部の切り替えしにも黄金比率が堅実に採用されている。
もちろんカラーは200色以上から選定することが可能であり、
オーナーの思ひをカタチにしてもらいたい。

ラシーンに取り付けられた様子。
今回のデザインの全面的な見直しにより
ラシーンの魅力を引き出すコトに一役買っているであろう。
それでは、今後製作するラシーンをお楽しみにして頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
ふりむくな ふりむくな 
後ろには夢がない

by寺山修司
ふぁ~最高ですなぁ。
熱い名言で御座います。
ウェルも一度でいいから名言を言いたいものです。

日産RASHEEN セルモーターが壊れるの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日はRASHEENのセルモーターが壊れてしまい
エンジンを始動させることが困難になるという不具合を特集。
まず、セルモーターとは何ぞやと申せば、エンジンを始動させるための
始動装置である。昔の車はエンジンを始動させるのに、
手動でぐるぐるとエンジンを回していたようだが、
現在はモーターによりエンジンをぐるぐる回し始動させている。
このモーターがセルモーターとそう呼んでいるのだが、
モーターが回転できなければエンジンは始動できない。
とそういう訳で、今回このモーターの交換をご覧頂こう。

これが、RASHEENのセルモーターである。
モーターには種類があり、『ぶん巻式と直巻き』
セルモーターは分巻式だ。
直巻式は電極にプラス、マイナスと極性があるのに対し
(極性を変えると、回転方向が変わる)
分巻式は電極の極性を変えても、回転方向は同じなのだ。
また直巻式は高回転まわるのに対し分巻式はトルク型。
ゆえにエンジンを回転させるには図太いトルクが必要とするため、
分巻式のモーターが選ばれている。
っと、勉強になったであろう。

モーターの脇にまた小さな円筒状のものが着いているのが良く解かる。
これはプランジャーと呼ばれるものだ。

そして、今日のその時。
実は、セルモーターの不具合はモーターが悪いのではなく、
このプランジャーの内部にあるマグネットスイッチという物の
スイッチの接点不良によりモーターに流れる電流が少なくなる
コトにより、モーターの回転が悪くなる。
というのがセルモーターの不具合の原因なのである。
今回は詳しく説明しよう。
まず写真の左側の端子はB端子。
右側のすでに配線がつながれているのがM端子。
そして、中央の小さな端子がC端子と呼ばれる。
電流の流れだが、まずエンジンを始動させるため、カギをまわすと
カギ側から来た電流がC端子に入る。
そうするとプランジャー内部のプルインコイルというものに
その電流が流れ磁力によりマグネットスイッチがオンすることにより
B端子とM端子が動通する仕組みである。
B端子はバッテリーに直結しており、バッテリーからの
大電流がM端子に入りモーターが回転するという仕組みだ。
いやはや言葉で説明するのは難しいが、まだまだ読んでもらおう。
そして、不具合というものだが、B端子とM端子を動通させる
マグネットスイッチの接点が大電流により焼けてくる。
この焼けがひどくなると、電気を通さなくなってくるのだ。
それが、セルモーターの不具合の原因である。
はあはあ。

プランジャーをセルケースから外した図。
テコのようなモノがはいっているだろう。

プランジャー励磁されると、このテコのようなモノを引っ張る。
そうすることによりピニオンギヤが
リングギヤ(フライホイール側のギヤ)に噛みあい
エンジンをクランキングさせる。

プランジャーが励磁されていない時。
ピニオンギヤは右側へよっている。

プランジャーが励磁された時、(先ほどのテコが動かされた時)
テコの原理でピニオンギアがリングギアへ噛み込み
モーターの回転をエンジン側へ伝えるコトに成功するのである。
プランジャーという装置はバッテリーの電流をモーターへ流す
スイッチの役割と、ピニオンギヤをテコの原理でリングギヤ側へ
押し出すという2つの作業を同時に行っているのであった。

左右にボルトが見えるが、
実はこのボルトの位置はインテークマニホールド下側にあり、
外すのには非常に困難を要するためDIYではほぼ不可能。

セルモーターを外した様子。
中央の穴の中にひそかにリングギヤが見えるのが解かる。
リングギヤはエンジンの軸(クランク)と直結しているので
リングギヤを回せばエンジンが回るのである。

セルモーターを装着した様子。
ほどんと何も見えない。
手探りで配線を締めたり、取付けにも非常に困難を要する。
ということで、RASHEENのセルモーターの不具合をご覧頂いた。
この頃最近、セルモーターの動きがおそいなぁ~などと
感じるあなたのRASHEENは確実にマグネットスイッチの接点が
焼けているゆえ、注意が必要だ。
本来であれば、接点をワイヤーブラシで掃除してあげれば
済む話だが、スペシャルなツールが無いと分解できないゆえ
アッセンブリーでの交換をオススメする。
今日はコレまで~。
本日の名言
道のりは遠くとも
目標に向かって進めば
一歩一歩近付くことだけは確かだ

by西本幸雄
そうですなぁ。
ただ、目標に向かって進んでいると思いきや別の方向に
進んでいる可能性も御座います。
きっちり目標に向かうことが重要ですなぁ。