京都府相楽郡 T様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて皆さま、本日は京都府相楽郡からお越し頂き、ラシーントラベラーの
オーナーとなられたT様が愛車をご覧頂くコトに致そう。

諸元だが平成8年式の前期モデルである、ペールグリーンというカラーだ。
なんとも淡い緑色である。
さらに、サンルーフが装着されていることから
ベースグレードは日産で言うタイプ3というモノであった。
※サンルーフ付きのタイプ2という車両も存在する。

フロントバンパー前部には通称カンガルー避けという
グリルガードを装着。
そしてフォグランプに16cmのモノが採用され
にフシビエのフォグレンズカバーが玄人好みにおごられた。
これはラシーンに対する4WDらしさが誇張された瞬間である。

内装は謹製ウェル帆布が製作する50『ゴーマル』スタンダードレザーが
あつらわれ、さらにオーナーのセンスにより各箇所にカラーを配色。

シートは裏側から拝むと深いグレイ色がヘッドレストを除き
全面にあつらわれている。
ヘッドレストのホワイトが良いアクセントになっているようだ。

サイドステップには発売当時物のステップカバーが鎮座している。
ラシーンのオプションパーツはほぼ生産は完了していると言う事で
今後、USEDやデッドストックを保有し末永く当時のラシーンを
楽しめる様、勤めなければならないと想定する。

タイヤカバーは深いグレイ色にパイピングはボディー色だ。
謹製ウェル帆布のタイヤカバーの色味だが、
現在ネット上ではスタンダードとデラックスが公開されている。
しかし、実は想像以上のカラーが選択出来るゆえ、
是非とも想像を膨らませてほしい。

この度はT様、ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座いました。
さらに、先日はウェルリプレイスメントラシーンマフラーまで
装着頂き、ただただ恐悦至極。
まだまだ、ラシーンはこれからですぞ!!
今日はコレまで~。
本日の名言
リスクを負わないのがリスクである 
byビル・ゲイツ
さすが、ビル・ゲイツ氏。もちろんココでのリスク
(危険)という意味、冒険とか挑戦に対するものであることで
あろう。
そう、何かに挑戦しないほうが危険である。
そんな感じであろう。

HERITAGE(遺産)PAOの巻!!

どんもす~ウェルです~。
さて本日はヘリテイジ(遺産)PAOと言う事で、
昨日にスピードウェル社で所蔵するコトとなったPAOをご覧頂く。

走行距離は驚きの1614km。
日本の重要文化財にして頂きたいくらいのPAOなのである。
このPAOのオーナーは複数台自動車を所有しており、いつか乗るだろうと
思い購入。しかし、乗る機会があまりなく、はじめての(3年目)の車検を
受けることなく、PAOはお蔵入りとなったのであった。

初年度登録は平成2年2月。
PAOはおおむね平成2年中頃で生産は終わっているだろうから、
後のほうに出来上がったPAOであるようだ。

有効期限の満了する日は平成5年2月26日。
このことから、平成2年2月27日に初年度登録が済まされたと
判断する事が出来る。
この車両はまだ一度も車検を受けた事の無い車両であるコトに間違いはない。
まさに、ヘリテイジ(遺産)として後世に残して
行かなければならない車両なのである。

引き取り当日はあいにくの雨模様。
しかしながら、無補修の完成されたPAOであることが
ウェルの心を熱くする。

内装は埃一つなく20年前のあの日にタイムスリップした気分のようだ。
また、新車当時のかほりがどこと無く漂ってくることから、
懐かしささえ伺えるであろう。

初代オーナーF氏とPAOの最後のツーショット。
F氏には偶然もしくは気まぐれだったかもしれないが、
このようにスピードウェル社へ所蔵させていただけて非常に光栄である。

スピードウェル社へ搬入される。
もちろん20年寝かしておくと、エンジンはすぐにかけるコトは出来ない。
エンジンのヘッド部にオイルを注入し、少しでもやさしく
扱わないといけないのである。

ちなみに、PAOのマフラーのエンド部のみステンレスで
製作されているのは皆ごぞんじであろうか?
この当時物のマフラーのステンレスは非常に磨かれているらしく
発色が良い。
しかし、現在の日産部品でPAO純正マフラーを注文すると
このような輝きは皆無に等しい物が届く。
そう、当時のパーツと現在のパーツでは仕上がりが
異なり、現在のパーツはPAO本来の良さをスポイルさせているようだ。
そのような細かな細工が勉強できて、まさにヘリテイジ(遺産)として
保存して行かなければならないのであろう。
このPAOは将来自動車博物館へ寄贈する日がやってくるかもしれない。
それまではスピードウェル社で拝むコトが出来るゆえ、
見たい方は御来店下され。
また、スピードウェル社では今年度中にパイクカー博物館なるものを
オープンさせる予定。
Be-1、PAOチーフデザイナー古場田良郎氏から頂いた、ゆかりの品や
当時のグッズやミニカーなどの展示が計画されている。
まだまだ、楽しみはいっぱいだ。
今日はコレまで~
本日の名言
負けに不思議の負けなし
by松浦静山
そう、負けには必ず理由が有ります。
その理由を超越し、次は大きく勝ちたいものですなぁ。

5ZIGENと共同開発したRASHEEN専用マフラー装着の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は先週の日曜日に三重県から遠路はるばる
お越し頂きマフラーを装着させて頂いた
N氏の車両を元に取り付け風景を順を追ってご覧頂く。

見送り後方姿見。純正マフラーの風景である。
ラシーンのマフラーは味気なく、パイプがニョキっと飛び出している
のだが、本来それがラシーンらしさと言えよう。
太くなく、逆に細いくらいのイメージさえ漂うのが、なんとも
日産技術部は玄人なセンスだなとウェルも惚れ惚れするのだが、
やはり、コストを落せざるを得ない部分もあり、
今回のマフラーはそういう部分で仕上げに拘ったのである。

仮称『ウェルハイブリッドマフラー』
今回も特に力を入れた点は、燃費と材料とデザイン。
燃費特性は非常に調整が難しく、根本的に方向性の異なるマフラーを
まずは2本製作。そして、良い特性が得られたものを煮詰めるという
非常に時間と手間の掛かる作業を行い
苦心の末ようやく発売に踏み切ったモノであるのだ。
ココでの苦心の末というのは、何を隠そう日産技術が実に素晴らしく、
純正でコスト面以外で煮詰められていたと言う事は言うまでも無い。
しかし、5ZIGENのレーシングスピリットから受け継ぐ技術を
取り入れることにより、常用回転域での扱いやすさを
分厚くするという味付けが施されているのである。
出力特性は
『本気の省燃費マフラー製作ブログPART2』
『本気の省燃費マフラー製作ブログPART3』
を隅から隅までズズイとご覧頂き勉強して頂きたい。
材料面ではSUS304とSUS436を複合し、タイコ(サイレンサー部)と
パイプ部にそれぞれの耐用材料を追求して製作された。
特にタイコから出口へ向かうパイプはSUS436であるが、
出口カール部になるとわざわざSUS304へ切り替わるところが、
ウェル的こにくい演出である。
デザイン面では世間一般的にはマフラーを作るとなると、
皆、出口は太くていかつい印象のマフラーを造ってしまう。
ウェル的にはラシーンのクルマのデザインの本来の姿を壊すような
デザインは避けるため、今回も5ZIGENと共同でラシーン用に
新たに出口形状を金型を一から製作。
42,7πのパイプに外カール形状を与えるコトとなり、
交換しましたよと迫力は十分だ。
と言う事で、出口はラシーン用外カールである。
※出口カール部はSUS304、その他パイプ部はSUS436を採用。

溶接部には最上級のTIG溶接がおごられた。
応接間に飾っておきたいくらいのモノ、クルマに装着されれば、
見えるところではないのだが、こういう細かな細工が
オーナーに至福がもたらされると願っている。

ジャッキで持ち上げるとラシーンのマフラーの全容が明らかになってくる。

ラシーンのマフラーはこのフランジと呼ばれる継ぎ目だけ
ナット2個で締め付けられており、その他はマフラーのつりゴムというもので
宙吊り状態なのである。

右舷後方 マフラー吊りゴム。
吊りゴムに対しマフラーステーが差し込まれているだけなのだが、
きちきちに挿入されており、簡単には取外す事は出来ない。
さらに、マフラーステーの先端は矢尻の形がとられており、
走行中に脱落することなどは無いのである。

右舷前方 マフラー吊りゴム。
まずは、右側の吊りゴムを先に外す。

右だけ外すとこんな風にゴロンと外れるのである。

左舷後方 マフラー吊りゴム。

左舷前方 マフラー吊りゴムである。
※本来、右舷、左舷などは船の側面のコトを指す。クルマに使うのはウェル語である。

外れれば遮熱版が見えてくる。
ラシーンのマフラーはボディーぎりぎり一杯のところまで
持ち上げられ装着がなされているゆえ、一枚板をかますコトにより
熱を逃がす工法が取られているというわけだ。
と言う事で、組み付けはいたって取外しを行った逆の順序で
進めてもらえればよいのであるが、DIYで作業を行うようであれば、
かなり吊りゴムで苦戦を強いられるコトとなるであろう。
しかと心得て頂き、ケガや事故の無い様、勤めてもらいたい。

細からず、太からず、それでいて主張する。
手前味噌ではあるが、なんとも大人らしいマフラーである。

仮称『ウェルハイブリッドマフラー』
この製作の模様はまだウェルマガジンでアップされていないが、
近日公開となるゆえ、是非とも楽しみにして頂きたい。
また、販売ページも来週中にアップされる見通しである。
今回は、N様マフラー装着誠に有難う御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
今を戦えない者に、
次とか来年とかを言う資格はない
 
byロベルト・バッジョ
つまり、今出来ない者に次、その次にやるなどと言う資格はない。
そういうコトであります。
それぐらい厳しいものでありましょう。

兵庫県西脇市 I様 パオリプレイスメント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルでそ!
さて、本日は兵庫県は西脇市からはるばるお越し頂き、
はれてPAOオーナーとなられたI様のご自慢のおクルマを拝見致そう。

前方姿見である。
今回のPAOのフロントには純正オプションのフォグ(シビエ、ビサージュ)
外形130πと、ヘッドライトには通称まつ毛がおごられた。

フロントバンパーやグリルなどはPAO発売当初の彩色を目指した
ラッカーフィニッシュ(仕上がりが美しい)。
そしてフォグランプは一度すべてのパーツに分解。
その後オーバーホールを行って組み直されているのである。
純正オプションのフォグランプはシビエというメーカーと
ボッシュというメーカーが採用されているのだが、
まだまだ世界にはルーカス、マーシャル、レイヨットなどなど
コダワリのフォグランプもあるゆえ、ぼちぼちとご紹介致そう。
※フォグランプやヘッドライトピークなどは欧州風カスタマイズといって良い。

PAOのナビゲージョンは苦肉の策。
今回はパイオニア製 AVIC-T20を採用。
配線はギリギリの最短ラインで通すと共に、シガーソケットの裏から
配線を取り直す加工が施されている。
現在は技術の発達によりこの簡易的ナビで十二分である。
また、カーナビは女性、男性はカンナビ(勘ナビ)で目的地に
向かってもらいたいものだ。

謹製ウェル帆布は50スタンダードレザーシートがあつらわれた。
カラーはアイボリー(象牙色)一色ですっきりした感覚が味わえるだろう。

マフラーは、もちろんウェルリプレイスメントが選ばれた。
溶接部(TIG溶接)やマフラーバンドによる取り付けなど、
コダワリが満載だ。
このPAOのマフラーはまず大人らしく、自然であるコトが重要であり、
その上で機能性をアップ出来たマフラーであるといっても過言ではない。
材質や形状を一からこだわり、形となったこのウェルリプレイスメントマフラーの
5ZIGENと共同で開発した奇跡の物語、
ウェルマガジン『奇跡のマフラーに挑む』
により公開しているゆえ、是非とも最後までズズイと拝読して頂きたい。

I様とパオちゃんをギャシャ!!
この度はI様PAOリプレイスメント納車、誠におめでとう御座いました。
今後も楽しくPAOライフを過ごせます様努力致します。
今日はコレまで~。
本日の名言
過去から学び、
今日のために生き、
未来に希望を持て

byアインシュタイン
そう、これは本当に生きるという事でしょう。
今の日本にはなぜは未来に希望を持てる人が
少なくなったような気がしますがっ!!
明日からウェルと共に、未来に大きな希望を持ちましょうぞ。

号外!!『ウェルの宝島』全国PIKEカー生息ガイドが完成するの巻!!

どんもす~ウェルです。
号外号外!!と言う事で、
スピードウェル社が全国納車で皆様の夢をお届けしたクルマ達、
そしてオーナー様方が、地図を追ってご覧頂けるという。
全国パイクカー生息ガイドが遂に発行された。
是非とも皆お友達になってより良いパイクカー生活を
送って欲しい。

その名は『ウェルの宝地図』
全国に生息しているPIKEなクルマ達を見かけたら、
みなみな是非とも大きく手を振って頂きたい。
それでは皆様方、隅から隅までズズイとご覧下され。

神奈川県茅ヶ崎市 H様 ラシーンジョルジェット納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は神奈川県茅ヶ崎市にお住まいのH様が
オーナーとなられたGIORGETTO(ジョルジェットラシーン)をご覧頂く。

平成8年に限定色として発売されたのがこの赤いラシーンである。
詳しくは販売台数は不明だが、この限定車の特長として、
フロントドアの左右に羅針盤がデザインされたデカールが
貼り付けられていたようだ。
しかし、今はなかなかこのデカールにお目にかかるコトは出来ない。
ウェルもデカールだけでパーツはストックしているゆえ、
今後お目見えする可能性はあるだろう。

スピードウェル社が製作するラシーンには全てに
グリルのラッカーフィニッシュが施される。
なぜなら、発売から10年という歳月により
グリルの塗装が酷く劣化しているからに他ならない。
特に雨水が溜まりやすい形状がそれを助長しているのだろう。
※社外品のホーンがグリルの中でひそかに主張しているところが小にくい演出である。

謹製ウェル帆布はジョルジェット70レザーシートをおごる。
ラシーンの直線的なデザインとの融合、乗り心地の良さ、など
ウェル的に逸品であるに間違いはないと尊重する。
今回は内装のモディファイ部はオールブラックで統一するというのが
オーナーH氏からのご要望だ。

ナルディレザーハンドルがEnshrined(鎮座した)。
そうそう、RASHENもPAOに劣らず国際的にと、英語をいれてみたが、、、

ウェルが重宝するハンドルボスはお決まりの結晶塗装仕上げだ。
このボス、今後スピードウェル社でshopページが完成すれば、
皆にご提供する事が可能となるゆえ、(現在はメールオーダー可)
是非とも楽しみにして欲しい。

ウェルマスターワーク。
全ては末永くお乗り頂けるよう、手を掛け調整や部品の交換が行われる。
エンジン回り、足回り、ボディーワーク、インテリアワーク、
トータルにバランスが取るコトが、重要だと考えている。

H様とラシーンの記念撮影だ。
この度はH様ジョルジェットラシーン納車、誠におめでとう御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
「誰かが」ではなく、
「まず自分が」という生き方を心がけたい。

by松下幸之助
他人任せでは物事は好転しない。つまりはそう言う事で
ありましょう。
率先する勇気が必要でありますなぁ。

英国のNick Harding氏からお便り(e-mail)が届くの巻!!

For some reason!(DONMOSUE)
ウェルです。『英語的どんもす。発音はドンモスィ~』である。
さて本日は、フランスから8Kmほどはなれた沖の島
英国領のジャージー島(チャネル諸島)から遠路はるばる
謹製ウェル帆布のキャンバストップをご購入になられた
Nick Harding氏の車両をご覧頂く。
それは今年の5月頃。スピードウェル社に一本の電話が届いた。
〇×%Ω%Δ◎×-+■!?
そして、ウェルは片言の日本語でこう答えた。
あいきゃんとすぺーくえんぐりっしゅだと!!
と言う事で、Nick Harding氏のお知り合いのhatu氏に
お手伝い頂き、謹製ウェル帆布の海外輸送の手続きが開始。
Harding氏によれば、PAOのものは決して日本でしか販売されていなかったので、
でも好きで好きでたまらなく、日本から輸出したのだという。
英国ではFIGAROに続きPAOも人気があるようだ。
※Harding氏の奥様はFIGAROに乗られているという、素晴らしい夫婦に間違いない。

Nick Harding氏が所有する英国調PAOがそして今日のその時。
Harding氏に伺えば、もっとイングランドやジャージーに
パオの情報や部品など出荷して欲しいとのことである。

謹製ウェル帆布のキャンバストップが鎮座した。
ウェルも地球のどこかでこうして喜んでもらえている事を
少し誇りに思った瞬間であるが、今後もこうして好きでたまらない方々へ
最良のパーツや、技術を提供したいと思い候。

この車両はNick Harding氏が手間隙をかけて製作してゆき、
出来上がった逸品であるから驚かされる。
しかし、ウェルのブログを参考にして頂いているようで、
うれしい限りだ。
内装の張替えやアンダートレイの張替えなども、済まされ、
フロントのスピーカーも定位置に納められ、さらにボディーワークや
整備などもきっちり整えられているようだ。
そしてボディーのシルバーのラインにより英国のかほりが漂う。
おお~PAO本国、日本人も負けてはいられない。
大和魂でDIYを頑張ろうとは言えないが、
大切に乗る気持ちはまけず劣らず持たなければならないだろう。

トノカバーなども新調されている様子である。
この機会にパイクカーの世界的な交流が深めれるような
サイトの設立を行っても良いだろうと推測する。
日本(日産)のクルマだが、世界中に愛されるクルマであって
本当にうれしいコトであるには間違いない。
と言う事で、これからは英国はたまた地球規模でパイクカーを
応援するコトを約束する。
Hi Nick, thank you very much.
I introduced it to Japanese people.
We will run peacefully from now on with PAO.
キョウハコレマデ~。
本日の名言
強い人が勝つとは限らない。
すばらしい人が勝つとも限らない。
私はできる、と考えている人が結局は勝つのだ。

byナポレオン・ヒル
つまりはそう言う事で有りましょうぞ。
出来ると考えている、また出来ると信じる方より強い物、優れる物は
なかなか存在しませんなぁ。

富山県魚津市 Y様PAOアドベント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さてさて~本日は富山県は魚津市にお住まいのY様がオーナーとなられた
PAOアドベントをご覧頂こう。

諸元だがオリーブグレイのキャンバストップ仕様。
フロント廻りは純正の当時の風合いを追い求め、
バンパーやグリルのラッカーフィニッシュを施し、
ヘッドライトピークなどの装飾などはない。

これが当時の純正カラーの復元である。
PAOのバンパーやグリルにはセミグロス『半艶』の
塗装仕上げが施されており、
バンパーなどは、それよりかは若干艶を出す仕上げになる。
非常に仕上げにはバランスが肝心であり
美しく見えるポイントはいつも追求している。

ホイールは純正であるが、カラーはアイボリーを主とした
ラッカーフィニッシュが施された。
やはり、発売から20年という歳月が流れ、現在のPAOが
レトロと解釈するとこのカラーも良く似合う。
純正のシルバー一色にラッカーを施すか?
アイボリーで仕上げるかはオーナーの感性にゆだねられるのである。
また、それ以外のカラーでもラッカーフィニッシュは可能ゆえ、
さらにオーナー色を現実の物とするコトも可能なのだ。
しかし、お手つきはなく新たなオーナーは考えに考え抜いて、
一生大切に出来るカラーを選んで欲しい。

Yオーナーの好きな色はコレだ。
内装(シート)は常に体に接し、目に映る部分であり、
オーナーが拘るカラーがそこに入るコトこそ、
至福を迎える瞬間であり、謹製ウェル帆布社は
その気持ちをより感じてもらえる様、
今後も新しい提案を持ち続けるだろう。
※上記シートは謹製ウェル帆布社 60スタンダードレザーシートである。

オーディオは純正オプションでもある通称レトロコンポを装着。
20年もの歳月が過ぎたが、まだまだこのコンポの人気は
衰えるコトを知らない。
また、これ以上に似合うコンポもそうそう無いということから
重宝がられるようだ。
特にCDやMDを聞きたい方には大変ご迷惑をかけるコンポであるが、
時代はipodに移り代わり、このレトロコンポも新たに活路が
見出されたといった感覚だ。
※ipodを使用しFMラジオ電波を使い音楽が聴けるのである。

スピードウェル社では全車ドアノブやレギュレーターハンドルなど
シルバー部に純正のカラー『風合い』に近づけた
ラッカーフィニッシュがおごられるのである。
当時の純正のカラー『風合い』はこちらもセミグロス(半艶)
塗装加工が施されており、是非ともこだわりたい所である。
バンパーやグリル、ホイールなどと共に費用などはかからない。
なぜなら、費用ガかかるようであればあきらめる方も出てくるであろう、
しかしそれでは、今後PAOを残して行こうと考えていても
残らなくなってしまうからに他なかない。
全ては自社ブースで作業が行われるゆえ、一つの企業努力であると考えている。

キャンバストップ色は今回はモカブラウン色だ。
ココでも良く悩むのがキャンバストップの色である。
全ては謹製ウェル帆布社の張替えが着いてくるが、
カラーはスタンダード、デラックス、ジャーマントップを含めると
50色以上にのぼることにより、オーナーを惑わしてしまう所でもある。
純正のグレイは非常に素晴らしく、どのような内装の色でも
受付けてくれるのであるが、このようにして、内装のカラーと
同系色で合わせて施工する方法が一番人気があるようだ。

Y様とPAOちゃんをガシャ!!
この度はY様PAOアドベント納車誠に有難う御座いました。
さらに、先日もお土産まで頂き恐悦至極。
今後のPAOライフも応援致します。
今日はコレまで~。
本日の名言
生きるとは呼吸することではない。
行動することだ。

byルソー
最高です。そう、生きると言う事は行動すると言う事かもれませんなぁ。
何か物事をおこせば、またさらに何かがついてくる。
どんどん行動をおこして、楽しい人生を送りましょう。

永久保存版 Be-1・PAO・FIGARO自転車の巻!!

どんもす~。ウェルです!
さて今回は永久保存版と題して、Be-1・PAO・FIGAROの自転車をご覧頂く。
今回ご覧頂く資料は株式会社ツノダのサイクル部、影山様のご協力と
自転車はパオチーフデザイナー古場田良郎氏より預からして頂き候。
まず、この自転車の生い立ちであるが、Be-1が発売された時に、
日産とのライセンス契約の基、『株式会社ツノダ』
(当時はツノダ自転車株式会社)が製造して販売されたのであった。
当時ツノダ自転車株式会社といえば、皆は覚えられているだろうか?
つつんつツノダつつんつツノダという歌が(テレビコマーシャル)で流行。
この流行は「Dr.スランプ」アラレちゃんで登場する摘さん一家の
奥さんの名前「摘詰角田野廷遊豪(つんつんつのだのていゆうごう)」
にもなり、『これは「つんつんツノダのテーユー(T.U)号」という商標名
でありテレビコマーシャルのパロディーとして鳥山明先生が命名したぐらい』
ちまたを賑わしていたコトに間違いはなさそうだ。 
デザインをご覧頂くとそれぞれのパイクカーにらしく造形されており、
(基本的な設計はツノダ自転車株式会社が行い、古場田氏サイドで
若干のアレンジを加え、カタチに落とし込んでいかれたようだ)
今後お宝マニアにはたまらない逸品であるから永久保存版である。

当時のツノダ自転車株式会社のカタログ。
なんとも20年ぶりともいえるお披露目ゆえ、ウェルも興奮気味。
Be-1・PAOに続き、なんとS・Cargo(エスカルゴ)まであるのには
ただただ脱帽。
それでは、パイクカーの販売の順にズズイとご覧頂こう。

Be-1 上代は45,000円である。
カラーはホワイトとブラックが掲載されているが、
それぞれのカラーがあったのだろうか?
デザインはBe-1というクルマから想像が出来、お洒落である。
ウェル的にはパイプフレームのRがBe-1の表情らしく、
ペダルなどが黒色で塗装されている部分はBe-1でいう
バンパー(オーバーライダー)を想像する。

PAOSIDE26 上代は39,800円である。
カタログにはカラーデーターはアクアグレイ色のみ掲載されているが、
古場田良郎氏所蔵のPAO自転車はアイボリー色であるということから、
PAO純正カラーは少なからず存在したようだ。
オプション(後ろキャリア・かご)も存在し、使い勝手は抜群。
デザイン的にはなんとPAOのドアやボンネットなどのリブ形状が
自転車のチェーンケースに刻み込まれており、
さらに、パイプフレームの無骨さがPAOの味わいにマッチしている。
頑丈そうに見える、道具のように見える。『勝手な主観』

FIGARO26である。上代は49,800円也。
この自転車は恋のあじを教えてくれるようだ。
デザイン的にはFIGAROの優しい丸みを彷彿とさせてくれる。
カラーはラピスグレイとエメラルドが掲載されているが、
どちらも欲しい。
と言う事で、パイクカーの全てにパイクサイクルが存在していた
というのだから、驚き、モモの木以外にほかならない。
この度は株式会社ツノダ様ご協力、誠に有難う御座いました。
ということで、本日は前編。
明日に、古場田良郎氏所蔵のPAOSIDE26自転車のレストアをおこなう為の
部品の選定から、仕上げまでの一部始終をご覧頂くゆえ、
(何部作になるか解からないが)
是非とも楽しみにして頂きたい。

PAO自転車(左正面姿見)古場田良郎氏所蔵 20年物

PAO自転車(右見送り姿見)PAO好きにはたまらないリブ造形が拝める。
今回、この自転車をお預かりしたのは他でもなく、
20年ぶりの洗いと締め直し(レストア)がスピードウェル社で
厳かに執り行われるコトとなったからである。
それでは後編はこのPAO自転車の細部を詳しくご覧頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
きょう一日を、よろこび、努め、
人には優しくして暮したい。

by太宰治
うぁ~優しくなれることばやわ~。
さすがは太宰治さん。
この志は人間として必要ですなぁ。

徳島県板野郡 N様PAOフルオリジナル(フルOG)納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
本日は徳島県板野郡からはるばるお越し頂き、はれてオーナーと
なられたN様のPAOをご覧頂こう。

PAO(フルオリジナル)である。
スピードウェル社では実は初となるこのフルオリジナル仕様。
非常に勉強になる一台だ。
N氏は実は全車両もPAOにお乗りになられていた、
というパオイストであり、仕上げは純正の良さを踏襲するコトとなった。

フロントバンパーやグリルなども、
スピードウェル社がこだわる純正(往年の)カラーに
ラッカーフィニッシュがおごられた。
このカラーだが、スピードウェル社が所有している
走行6000km弱の20年間ほぼ完全な暗室でずっと保管されてきたPAOから
採取しているというから、当時のカラーを常に研究する事が可能なのだ。
※新品パーツであれば、実は若干の色の感覚が異なっている

純正の室内である。
アンダートレイのカラーは純正シートのサイドビニール生地のカラーと
同調しているのが伺える。
カラーはオリーブが混じったグレイである。
がしかし、PAOの七不思議のひとつとして
実はアンダートレイのカラーがあと一色存在するのだ。
と言う事で、この七不思議が遂に明かされるのである。
もう一つのカラーはなんとPAOのハンドルコラム色だった。

調べてみると、ボディーカラーがアクアグレイ色、オリーブグレイ色、
テラコッタ色にはハンドルコラムのカラー(ソリッドなグレイ色)が採用され
アンダートレイ色はそのハンドルコラム色が採用されているようだ。
これは大発見である。
しかし、アイボリーのPAOのハンドルコラムは黒。
そのことから、アンダートレイはシートのサイド色と同色でまとめられ、
室内で使用される色を制限しているようだ。
おお~この色のコダワリは日産のPAOへのこだわり、それ以上に
パオチーフデザイナー古場田良郎氏のコダワリといっても過言ではないだろう。
また、今後もこの七不思議は追求して行くと致そう。

PAO純正シートにはPAOのタグが装着されている。
スピードウェル社では、シートの張替えを行ったときに、
この純正シートをリペアを施し、何かに使えないかと思案している所だ。
なんせ細かな所までヘリテイジ(遺産)となるのだから。

純正のフロアマットも綺麗なものが装着された。
マットにまでロゴが着くところが、PAOの本気が伺えるところである。
しかし、このロゴはマネをしたら日産におこられるゆえ、
スピードウェル社ではなんともムズかゆい。
OKがでれば、それを含めて今後復元して行きたいところだ。

キャンバストップは純正色に張替えが施された。
トップはやはり20年という時間には耐え切れず、張替えを余儀なくされるのだが、
なんと、純正生地を隠し持っている。
今後のフルオリジナルのPAO製作に生かしたい材料でもある。

ホイールも純正はシルバー一色だ。
最近申し訳ないが、アイボリーのホイールが純正と勘違いされる
ケースも出ており、なんともウェル的に申し訳がない。

マッドガード(通称:泥除け)も装着された。
このマッドガードなどは日産のデザイン部署で製作されたものらしく
その他のオプションパーツなどは他の販売促進される部署での
製作のようだ。
※その他、純正アルミホイールはデザイン部署での製作であった。

この度はN様(お父様)PAOフルオリジナル納車誠におめでとう御座いました。

またまたお土産まで頂き、感謝感謝で御座います。
純正を追求してみれば、さらにPAOの良い所が見えてくる。
本来の姿を残すといった意味でも、もっと勉強が必要であり、
今後もPAOへの追求は怠らない。
まだ、PAO本来の良さを感じられていない方々には
痛快ウェルマガジン
あくまで気分なクルマ『PAO』
Vol,1&Vol,2を隅から隅までズズイとご覧頂き
PAOというクルマの本来の姿をお勉強して頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
われわれの計画というのは、
目標が定かでないから失敗に終わるのだ。
どの港へ向かうのかを知らぬものにとっては、
いかなる風も順風たり得ないのである。

byアンナエウス・セネカ
さすが、例えが素晴らしい。
どこが到達地点なのか、見定めていないと、全ては失敗に終わる。
その通りで御座る。