富山県富山市 N様 PAO納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて本日は富山県は富山市からお問い合わせ頂き、
はれてPAOオーナーとなられたN様の愛車を拝見つかまつる。

日産PAO オリーブグレイ 天井はノーマルルーフである。
バンパーやグリルは当時の純正色を復元している。
特にバンパーとグリルのシルバーは同じ色だと
勘違いされている方も多く、よく説明しないと気付かない
ところでもある。
※ワイパーはシルバーに、ホイールはアイボリーに
オーナーの希望によりラッカーフィニッシュが施されている。


謹製ウェル帆布 ウェル50スタンダードレザーは
ボディー色に近いオリーブ系のカラーとアイボリーの
2色でまとめられている。
シート座面にアイボリー『白系』の生地を持ってくることによって
汚れが目立つだろうと、想像するが生地自体にフッ素コートを
施していることにより目立つ汚れなどは非常に付きにくく
明るいカラーを中央部にもってくることが実現しているのだ。

オーディオユニットにはウェルソニック製DUB275MPが装着。
そしてユニット用ボックスはスピードウェルにより
PAO用に開発されたものである。
現在スピードウェルのホームページなどでは、色々なオプションの
ページが完成しておらず、ブログを頼りにお問い合わせを
頂いているようだ。
来春にはこのオプショナルページが完成するゆえ、
是非とも期待していて欲しい。

富山県への納車にはスピードウェル寒冷地仕様でお届け。
スピードウェルは全国に納車しているわけだが、
北陸、信越、東北、北海道、沖縄にお住まいの方々には
無料で寒冷地仕様に変更がなされる。
特に下回りには錆び止め塗装が行われ、ドア内部やフェンダー内部には
キャビティーワックスが注ぎ込まれるコトになる。
出来るだけ長持ちして欲しいという気持ちは
車両にはきっと伝わっているだろう。

人気のあるアイボリーラッカーフィニッシュ。
PAOの元々のホイールカラーはシルバーである。
しかし、元々アイボリー色と勘違いされている方も
多いようでこれは、ノスタルジックなカスタマイズだと
理解して頂きたい。しかし、可愛らしくなるのは事実である。

復元整備済みステッカーは5PSアップを約束する。
というお話は以前にご覧頂いたであろうか。
当時の日産のコーポレートカラーではあるが、
現在はスピードウェルのコーポレートカラーでもある。
ステッカーチューンはその人のセンスが伺える所だ。

N様とPAOちゃんをガシャ!!
この駐車場はなんとPAOちゃんのために建てられたという
なんとも、贅沢なPAOちゃん。
しかし、オーナーのそのおもひは私達からも大歓迎だ。
ずっと、ずっと大切されること間違いはないだろう。

お土産まで頂き、感謝感謝で御座います。
この度はN様PAO納車誠におめでとう御座いました。
スタッドレスタイヤは届きましたでしょうか。
ブリジストンはN0,1スタッドレスゆえ、そのすべりにくさを
ご堪能くだされ。
今日はコレまで~。
本日の名言
じっとしていれば、つまずく心配はない。
足を速めれば速めるほど
つまずく可能性は大きくなるが、
どこかにたどり着く可能性も大きくなる。

byチャールズ・ケタリング
そういうことですなぁ~。またつまずいても立てば良いのであります。

新開発PAO&RASHEEN『音質を造り込むための研究』の巻!

どんもす~。ウェルです。
師走はどたんばたん致しており、さらにパソコンがパンク。
ウェルはテンテコの舞を踊っておりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか!
ということで、ブログに帰って着ましたので、
年末最後までズズイとご覧下され。
さて、本日はPAO&RASHEENのオーディオ『音質を造り込む』
ための研究で御座る。
それでは始まり~始まり~。
———————————————————-
目下のところ、オーディオ技術で未だナマの音を
とうてい再現しえない。
しょせんは”らしさ”を出すにとどめる。
Aの楽器をそれらしく出すにとどめるか、
全体のハーモニーをえらぶか、
それを選択するのが教養だろう。

 
※昭和54年発行の”TANNOY”(ステレオサウンド)
五味康祐氏の”わがタンノイ・オートグラフ”から抜粋。

ウェルの好きな言葉から本日も始まったのだが、
音とはしょせん『らしさ』なのである。

ウェル音響室。
まず音とはなんぞや、ともうせば耳に聞こえてくるもの全てが
それなのであるが、人の耳にも十人十色があるようだ。
このウェル音響室はCDに収録されている音源を余す所無く
クオリティーの高い音で再生してくれるように設計。
特にこだわったジャンルを選ぶことなく、トータルで聞きやすい
機種の選定が行われている。

アンプはラックスマンの純A級作動で最高出力は20Wである。
皆アンプの性能で50Wだとか100Wだとか、数値が高いほうが
良い物と勝手に勘違いしているようだが、20Wもあれば、
大きなスピーカーが耳がはじけんばかりの大音量を鳴らすことができるのだ。
そう、皆各社メーカーのカタログの数値にごまかされているだけと言える。
本当のオーディオとはそんな数値では表すことの出来ない繊細さが
存在するのであった。

ウェル楽器。
そう、なぜ楽器なのかともうせば、一つ不思議なコトに気付く。
カーオーディオの専門店の店員がいくら音が良いですよなどと
話をもちかけられても、音楽をしたことのない人が
本当の楽器の音色を理解できているのであろうか。
つまりはそういうことである。
本当の音を知るには本当に音楽をしないと解からないだろうと
言うわけで、今回のコダワリである。
まず、今回は先日にRASHEENのスピーカーの取り付けを行った
ブログがあったが、その延長をご覧頂こう。

ウッドバッフルが取り付けられた。
このバッフルとはどういう役目をしているのかと申せば、
スピーカーの振動を受け止め、さらに不要な共振を抑制している。
効能は中低音のしまり具合が格段に上るといったところだ。
このことにより今までブーミーな音質がタイトで良く引き締まり
リズムが付いてくると言える。

スピーカーを装着した様子。
裏側には制震材が張り合わされており、ドア内部をガッチリとした。
スピーカーはコーンを振動させ音を発生させているわけで、
少しでもその振動が逃げればスピーカーにとっては損失。
その逃げている振動分はスピーカーから出てこれなかった音である。
実際自動車で音楽を聴くと、ドア回りがブルブル振動しているが
これは紛れも無く音の損失であり、それらを無くすコトが、
第一に必要なことである。
良いセンターユニット、良いアンプ、良いスピーカーが
そろっても、スピーカーをセットしてあるドアが
びびるようであれば、全ての能力を発揮することが
出来ず、まさに宝の持ち腐れと言えよう。

RASHEENのドア内張り。
ウッドバッフルを装着する場合、内張りには若干の加工が必要だ。
ということで、皆すこしは勉強になったであろうか。
さて、お次はPAOのお話と参ろう。

新開発 PAOリヤスピーカー 16cmスピーカー用 取り付けフレームKIT。
なんと、PAO純正スピーカーの形状10cm×15cmというスピーカーが
2010年秋に社外品製のすべてから発売が中止!!
そのことによりカスタムアップする手段がなくなってしまったのである。
ということで、それでは現在主流の16cmスピーカーに変換出来れば
音質も上がり良いという考えにより、取り付けフレーム
『通称=サウンドフレーム』がスピードウェルにより試作された。

インナーバッフルなども装着すれば一気に
PAOオーディオが高級風にアレンジされるわけだが、
今回の16cmスピーカー用フレームの厚みは6プライ。
音質を探りながら、剛性や取り付け位置などを検討。
さらに、ボルトオンで装着できるという非常に簡単に
音質を向上させることが出来るキットの製作を目指した。

ウッドバッフルは見えない主役である。
低域を安定させるにはデッドニングと同等に効果が現れる。
特にPAOのリヤスピーカーは中低音をしっかり出してあげて
フロント部にツイーターとスコーカーを追加してあげれば
前方定位も安定し、優れた音場を表現することが出来るであろう。

パイオニア製16cmスピーカーを搭載。
それでは、今回PAOに装着する一部始終をご覧いただく事に致そう。

まず、純正スピーカーとその鉄製フレームを取外す。
鉄製フレームごと取外すのは用意で、四隅の10mmのボルトを外せば完了だ。

16cmスピーカー用サウンドフレームを装着。
純正のボルトで簡単に装着出来るように加工している。

スピーカーをサウンドフレームに装着。
このサウンドフレームには社外品メーカーの全ての
16cmスピーカーに対応する為、スピーカーを留めるネジ穴は
彫っていない。
無駄な穴は開けたくないゆえ、スピーカー一つずつに
ボルト穴をあける必要はある。

スピーカーは中央にセットされているところが伺える。
内張りに付くスピーカーネットを取外しご覧いただいたが、
純正スピーカーネット自体が3点で固定されているゆえ、
要らぬ部分を斜線で囲ってみた。

スピーカーネットの左右固定部を加工し取外した様子。
音質は今後『ウェルテーヴィー』によりアップ予定であるから
是非とも楽しみにして頂きたい。
あとがき
さて今回はPAO純正スピーカー対応の社外品スピーカーの
生産が中止したということで、サウンドフレームを製作したわけだが、
もちろんPAOらしい音という立場から考えると、もっとチープな感覚で
さくさく奏でるような音質が良いと思う。
デジタルより超アナログな、ラジオ的音質がPAOらしいような気がする。
しかし、16cmスピーカー用のフレームを作るならと言う事で、
サウンドフレームはその分厚さや補強の入れ具合、材質に至るまで
細かく選定し非常に音質にこだわって開発したのであった。
そしてなんと、来年より販売が決定。価格は12,800円(税込み)
しっかりサウンドチューニングが行われていると言う所が
魅力的である。(個人的に『ウェルトーン』とそう呼ぶ。)
今回のサウンドフレームから、さらに音質を向上するパーツ
(アクセサリー)もおって製作する予定だが、
音だけを真に追求するようであれば、ウェルは思うには
クルマの音響にいくらお金をかけても、答えは出ないだろう。
どこまでで納得するか、しないか、その線引きが重要であると思う。
ということで、まずはサウンドフレーム+好きなメーカーの16cm
スピーカーをPAOに装着してもらい好きな音楽をかけて
ドライブを楽しんでもらおう。
番外編

モノにこだわるというコトが好きな人。
ここは岸和田のだんじり製作 北本工務店。
北本棟梁(左の人物)の情熱とこだわりようは
ウェルもただただ脱帽である。

だんじりには多くの彫り物で飾り付けられる。
上の彫り物は石川県は井波彫。
弁慶と牛若 五条大橋の出会いというシーンだ。

棟梁の加工場。
やはりなにか洗練されたものを感じるのはウェルだけであろうか。
師のモノ作りの根本的な考え方に非常に影響されている。
そして今年度末よりスピードウェルではパイクカーの部品の
リプロダクト部を発足。
必要不可欠なパーツは新年からはどんどん
リプロダクトの準備をしてゆく次第である。
今日はコレまで~。
本日の名言
昨日までは取り戻せないが、
未来は青天井。
現時点の決意いかんでどうにでもなる。

by高原慶一朗
そう未来は青天井。
そして、来年にむけてその抱負を考えて、
良い歳を越しましょう。

速報!スピードウェルがリプロダクトを開始するの巻!

どんもす~。ウェルです。
速報!スピードウェルが遂にリプロダクトを開始する。
ということで、第一弾はエアコンの吹き出し口(グリル)である。

『通称=デフサイドグリル』
このグリルだが、2010年中頃には全てのカラーで生産廃止。
そのことにより、今後グリルの交換が出来なくなるというコトから
スピードウェルが完全なるリプロダクトを行ったのである。

部品番号68740-35B00(右) 68741-35B00(左)
今回、リプロダクトを行うコトに対し方向性を検討。
第一に純正部品と同等の仕上がりを目指す。
第二に純正部品と同じ型割(設計)で製作する。
第三に純正部品と同じ材料で製作する。
という3つの要点を踏まえ、まさに同じ製品と呼べる
リプロダクト製品を作るコトが出来たといえる。

写真前方は日産にお願いして11月に4個だけ特注してもらった
いわゆる当社の原型となるパーツである。
後方はスピードウェル社によるリプロダクト品。
今後2個ワンセットでの販売の予定だ。
パーツの色や部品番号までそっくりそのままなのは
本当は駄目だろうが、こうして後世に残し続けるとならば
お許しいただけるであろうか。
このリプロダクトにかける情熱は今後詳しくブログでアップされる!?
乞うご期待。
本日の名言
美しい唇であるためには、
美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳であるためには、
他人の美点を探しなさい。

byオードリー・ヘプバーン
人の顔は心の鏡でありますなぁ。

栃木県宇都宮市 T様 PAOアドベント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は栃木県宇都宮市よりご購入頂いたT様のPAOを
ずずいとご覧頂こう。

T氏が所有車となったPAOである。
諸元だが、カラーはアイボリー ミッション形式はAT
天井はキャンバストップ仕様である。
アイボリー色のPAOは販売台数が実は少なく、
さらに21年と経った今に手に入れることは
非常に難しくなっているようだ。

フロントフェース廻りにはヘッドライトピーク(通称まつ毛)や
フォグランプといった旧き佳き時代の
ヨーロピアンな仮装が施されている。

ビスがむき出しになっているのもPAOのデザインの魅力の一部。
21年と経ったビスはほとんどが錆びかけており
そのままであればデザイン性能が低下する恐れがあるゆえ
トラディショナルグレードではこのビス一本も
ステンレス製の物を一本づつ塗装し交換製作が行われている。
※トラディショナルグレードはアドベントの後継モデルである。

内装はT氏夫妻で決められたであろうか。
ウェル60スタンダードにレザー3色で仕上げられた。

フロントシート裏側のポケットにも
細かくカラーの選定が可能である。
上ふた。上ふたパイピング。ベルト。ポケット。ポケットマチ。
それぞれにカラーを選定できるというから
悩んでも悩んでも決まらない。

CピラーにPAOのルームランプがおごられた。
PAOのトランクにはランプが無く、夜間のトランクは
非常に暗いところにより、ルームランプをそのまま
Cピラー上に追加するというカスタマイズが行われた。
もちろん、トランクを開けると勝手にランプが点灯はせず、
手動でスイッチをONして頂くコトとなる。
もちろん勝手に点灯すればそれはそれで良いのだが、
フルマニュアルとすることで、PAOらしい
機能美が生きてくるというものだ。

T夫妻とPAOちゃんをガシャ!!
この度はT様、PAO納車誠におめでとう御座いました。
帰りはバス停までお送り頂き、またお土産まで
誠に感謝感謝で御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
楽は苦の種 苦は楽の種
人生楽ありゃ~苦もあるさ。ともいえますが、
苦があるから楽がある。苦があるから楽があるということですな。
努力があるから喜びがある。喜びたいから努力する。
そのようなものでもありましょう。

号外!スピードウェルのパソコンがパンクの巻!

どんもす~。ウェルです。
なんとスピードウェルのパソコンが遂に白煙を上げる。
ということで、実はブログも滞っているのもその為であり、
なんとメールが解読不可能に。
現在お送りいただいている方々、誠にご足労おかけするが、
直し次第、順次連絡をお送りするゆえお待ち頂きたい。

光岡製ゼロワン 幌を張り替えるの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は光岡製ゼロワンの幌を張り替えるという小話である。
まずこの車両だが、イギリスのスーパーセブンを模したデザイン
というよりは、そのまんまに近く、良く言えば和製セブンである。

謹製ウェル帆布により幌が張り替えられた。
オーナー曰く、光岡では幌の張替えは受付しないという
なんとも残念なことで、当社へ入庫。
一見すると簡単そうだが、非常複雑な形状により
その張替えが難しい意味も良く解かった。
しかし、甘えているようじゃぁ~謹製ウェル帆布ではないという
意地により張替えるコトとなった。

ドア部とトップ部はホック等で分離ができる。
今回の大きな改善点はドア部のグラス部を
アクリル(光岡純正)からポリカーボネート製に
変更をおこなったということだ。
アクリルでは少々のコトでは割れないが、
クルマには不向き。
入庫した時点ではすでに運転席のアクリルグラスはバリバリに
粉砕されて透明テープで固定されていると醜い状態。
ポリカーボネートであれば、湾曲にも強く最適である。

ポリカーボーネートグラスにヒンジを取り付け
ドアらしい開閉が可能となった。
ということで、謹製ウェル帆布では色々な幌製品の
修理や新調も可能である。
しかし、原始的なクルマの形状はなぜか見ていて
うきうきするのはウェルだけであろうか。
現代のエコカーとよばれる類の車の良さを見出せずに居るのは
ウェルがへんてこだからだろうか。
今日はコレまで~。
本日の名言
晴れた日は晴れを愛し、
雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、
楽しみなきところに楽しむ。

by吉川英治
現代のエコカーはガソリン代が安い?!という所に
楽しみがあるのでしょうか。

号外!日産Be-1、PAO、FIGARO、スタッドレスタイヤが製造中止の巻!!

どんもす~。ウェルです。
号外号外~!と言う事でお騒がせ致しておりますが
なんと、ブリジストンをはじめ、ダンロップ、ヨコハマ、
ファルケンなどなど主要メーカーから『乗用車用スタッドレス』
Be-1、PAO、FIGAROにはなくてはならない155/80R12という
タイヤサイズが今年度のカタログから落ちてしまったのである。
ということは、今年度からこのサイズの乗用車用スタッドレスタイヤは
入手するコトが非常に難しくなったということだ。
それは一大事であり、スピードウェルはすぐさまブリジストンに協力を要請。
ブリジストンは、まとまった個数があれば
特注で製作するというお話で特別注文に合意に達した。
そして今年度は限定80本ではあるが特注生産が実現。
熱いパイクカーオーナーの方々のために
純正サイズでのスタッドレスタイヤを
ご用意することが可能となったのである。

ブリジストン製 ブリザックREVO1。
北海道、北東北での装着率はNo,1のスタッドレスタイヤ、ブリザック。
スピードウェルは11月初旬に155/80R12サイズのスタッドレスが
メーカー欠品するという情報を察知。
このタイヤサイズがなくなれば、Be-1、PAO、FIGAROと
パイクカー達が大きいサイズのタイヤホイールを履かなければ
生きてゆけないという、なんとも危機的な局面を迎える。
パイクカーのデザイン性能は個々の部品が協調しあい
醸し出しているというウェル的主観により
タイヤホイールのサイズが変わるコトは決して許されないと断定。

純正タイヤサイズはパイクカーのデザイン性能の一部である。
Be-1、PAOの純正サイズは155/80R12 (155SR12)
FIGAROの純正サイズは165/70R12であるが、
このパイクカーの全てのタイヤサイズとマッチするのは
今回用意されたスタッドレスタイヤ『ブリザックREVO1』だ。
全国のカー用品店などで問い合わせしても販売は無いと
言われるだろうが、スピードウェルでも売り切れ御免は近い。
詳しい情報はスタッドレスタイヤ特設ページをご覧あれ。

全大手タイヤメーカーの製造中止により
(一部地域では型落ちなど在庫がある場合はある)
実質、笑っても泣いても今期はこれでスタッドレスは完売となる。
今後もスピードウェルはパイクカーにまつわる様々な必要(主要)部品の
調達や製造に挑戦し続けるコトを約束する。
今日はコレまで~。
本日の名言
まず、やってから意見を。
水に入らなければ対岸には渡れない。

by田中順一郎
そう、なんでもまずは実践してから意見を述べるべきだと
そう説いているわけでありまして、やってみないと始まりません。

岐阜県瑞浪市 H様 PAOアドベント納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです~。
さて、本日は岐阜県瑞浪市から遠路はるばるお越し頂き、
PAOオーナーとなられたH様を御拝車致そう。

H氏に抱かれお姉様のお子様とPAOをギャシャ!!
納車日和とはこのことで、非常に晴天あり
オーナーの気持ちも輪をかけて盛り上げてくれる。
今回製作させて頂いた車両にはH氏の個性と
感情が大きく反映されており、そのカラーを今から
説くとご覧頂こう。

フロントグリルは内装類の象牙色『アイボリー』に
ラッカーフィニッシュが施されている。
PAOをよりファニー(個性的)な感覚に仕上げたい
という方に、お勉強になる一台であろう。
PAO本来が他とは比べようも無く個性的であるのに対し
さらに自分らしさを取り入れると言う事は、オーナーの楽しみどころ。

タイヤはホワイトリボン風『通称ホワイトリボンタイヤ』
これはある種旧車の旧き佳き時代を彷彿とさせるデザインである。
ホイールキャップ中央はボディー同色としたのも
オーナーの思いどころ。
こうして、一つずつオーナーの色に染めてゆくことができるのも
トラディショナルグレードの魅力である。
※トラディショナルグレードはアドベントの後継モデルである。

ワイパーはなんとダッシュ上部の張り替えたレザーと同色。
まるで同化したかに見えるこのワイパー。
ウェルもワイパーに着色したのは初めてだ。
しかし、ココまで楽しめるのがPAOの一つ魅力であるとも言える。
間違ってもプリウスには考えられない仕上げだ。

ルーフレール上部には純正オプションのキャリアが
象牙色にラッカーフィニッシュが施され装着された。
皆が欲しいとヨダレをたらす仕上げだ。

謹製ウェル帆布からは60スタンダードレザーシートが
あつらえられた。
ダッシュ上部、アンダートレイとそれぞれに
ブラウンとアイボリーとアクアグレイという3色で配色されている。
※シートのヘッドレストも張り替えられて納車される。

さらにはハンドルコラムは東京モーターショー時のカラーと
同じくハンドル色(象牙色)に調整され、センターコンソールは
ブラウン色に調整されている。
オーディオにはクラリオン製CDユニットに交換され
外部を覆う箱はスピードウェルがPAO用に製作した
ボックスを装着。特にボックスは2DINのユニットであれば
なんでも装着は可能だが、クラリオン製とあわせての
装着が断然NO,1だ。『在庫僅少』

ハンドルと同色のハンドルコラムは人気がある。
もちろんコラムをラッカーフィニッシュして
製作しているのだが、艶(質感)まで調整しているという
こだわりがオーナーの喜びへとつながることを信じている。

『復元整備済み』ステッカーはこの頃から始まる。
スピードウェルではこうしてオーナーの思いを現実となるよう
日夜技術革新に励んでいるわけだが、
H氏の車両も大変可愛らしい仕上がりであっただろう。

お昼の用意までして頂き、名物の五平餅を
一家総出で作ってもらった。
味は最高である。
この度はH様PAOトラディショナル納車誠におめでとう御座いました。
末永くお乗り頂くため、今後も努力致します。
今日はコレまで~。
本日の名言
今日の一は、明日の二に勝る。
byベンジャミン・フランクリン
どう言う事かともうせば、今日出来ることは
明日に伸ばすなということでしょうか。
今日の一が明日の二になると、その比重も下がるということですなぁ。

特別編!チューニングが加速する。MA10型を1100ccにボアアップ  自然吸気エンジン製作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日はBe-1、PAO用MA10型(987cc)エンジンを
1100ccにボアアップチューニングを施したエンジン
俗称『MA11SW型エンジン』の局部をクローズアップしてご覧頂く。
古典的なチューニング方法で作りこまれた1100cc自然吸気エンジンは
1000ccターボエンジンを凌ぐ出力特性となる!?
と、非常に話題沸騰中。
一般的なターボエンジンであれば加給圧をあげるだけで簡単に馬力アップが
望める訳だが、スピードウェルとしては自然吸気(NA)エンジンで
どれだけパワーアップが望めるか、ある種今は亡き本田宗一郎の精神性を
彷彿とさせるコダワリで製作を進めている。
今回は局部をクローズアップと言う事で、メカが好きな方には
拝読して頂ければ面白いブログとなる。
MA11SW型
いまだなほ、ベールに包まれたMA11SW型エンジン。
今回ご覧頂くのはディストリビューター廻りである。
第一にご覧頂くのは燃料ポンプの取り付け位置がフタされている所だ。
ポンプ自体は電磁式(ミツバポンプ)に交換が施されるから栓をした。
本来はカムシャフトから動力を得て作動するいわゆる機械式ポンプであるが
機械式ポンプはその構造からフリクションロスともなり、
さらに、燃料をキャブレーター(気化器)に順調に供給する事が
不可能である。そのコトにより磁式燃料ポンプに交換される、のが
チューニングのセオリーである。
第二にご覧頂くのはディストリビューター本体だ。
今回は純正のディストリビューターを改造し
点火システムにMDI(同時点火)を採用。
同時点火って凄いの??とか、同時に点火するから凄いんだろうなど、
本来の機能を詳しく知らない方に同時点火の素晴らしきシステムを
お教えいたし候。
まず、同時点火とは読んで字の如く同時に点火するわけだが、
一番シリンダーと四番シリンダー。二番シリンダーと三番シリンダーと
同時(ピストンの圧縮上死点前と排気上死点前)に点火が行われるシステムだ。
一番シリンダーだけを例に挙げるが、まずエンジンの行程は
吸入→圧縮→燃焼→排気 で成り立っている。
普通の点火システムであれば、圧縮上死点前にシリンダー内の
混合気に点火し燃焼行程に入るわけだが
同時点火システムであれば圧縮上死点前と排気上死点前と
合わせて2回、点火する仕組みになる。
それではシリンダー内の状態と行程をご説明致そう。
ピストンが下降(吸入行程)→
ピストンが上昇(圧縮行程)→点火!!→
ピストンが下降(燃焼行程)→
ピストンが上昇(排気行程)→点火!!
というのが同時点火が行われる行程である。
それでは、なぜ排気行程(排気上死点前)に無用な点火が
行われるのだろうか。いやそれは無用ではないのだ。
それは、排気行程で着火することによりプラグに一定の温度を保たせておき
次に行われる吸入行程で入り込んでくる混合気の(冷えた)温度で
プラグの絶縁抵抗値を上げないようにしているのである。
つまりは混合気によりプラグが濡れて火が飛びにくくなるという現象を
改善する、いわゆる着火性能を向上させていると言える。
※絶縁抵抗とは電流が流れる電路における電路相互間及の間の絶縁性
(電流が漏れない性能)のことをいう。
プラグは放電(スパーク)する事が仕事であり、漏れない性能が
上れば(スパーク)火花が飛びにくくなるのだという。

また、同時点火システムは一番と四番、二番と三番の点火コイルが
共通であり、ディストリビューターを介さず直接プラグに放電される
ことにより(ディストリビューター内で各気筒に電圧を分配をするために
行われていた放電が無くなる)イグニッションコイルから
発生した高い電圧をそのままプラグ送り込むコトが出来るという
なんとも素晴らしい点火チューニングである。
と言う訳で、SWチューニングの一部をご覧頂いた。
MA11SW型
MA11SW型エンジンのお披露目!?年末に何かが起こる!!
今日はコレまで~。
本日の名言
やってみな、わからしまへんで。
by鳥井信治郎
サントリーの創業者。鳥井氏の名言で御座います。
そう、なにごとも、やってみなはれ、やってみなわからしまへんで~。
と、そう言う事でありましょう。

日産FIGARO 感謝。まだパーツを造り続けているの巻!

どんもし~。ウェルです!
さて、本日はFIGAROのバンパーの交換で驚くべきものを
発見したゆえ、その一部をご覧頂く。
スピードウェル製作工場
広島県のオーナー様へお嫁入りするFIGARO。
リヤバンパーの不具合により交換を開始している様子である。
先日、日産からリヤバンパーが供給された。
フィガロ左バンパー
これがそのリヤバンパーの左角側である。
FIGAROの場合、PAOなどとは違いバンパーは3分割での構造となっている。
そのことにより、バンパーをへこませても全てを交換しなくてすむという
利点があるようだ。
日産はまだ部品を作りつづけていた
22年9月26日。
そう、これは紛れも無く製作された年月である。
22年9月26日とは、おお~2ヶ月前に出来たパーツではないか!!
日産はまだ部品を作り続けていたのである。
一般的には車両を製造中止してからは10年間
パーツを作り続ければならないという法の基
各メーカーは部品を供給するわけだが、
平成3年に2万台限定で発売されたFIGAROのパーツが
デッドストックではなく、22年9月26日に製作されているという
非常に驚くべきコトであり、なんともありがたいお話である。
そう、皆『ゴーン氏に感謝』
部品番号
部品番号は85025-37B00
しかし、欠品パーツもすでに有り、
それぞれのパーツには今後リプロダクトが急がれる。
今年度末にはスピードウェルから皆に朗報があるゆえ、
まだまだ乞うご期待あれ。
今日はコレまで~。
本日の名言
他人と比較してものを考える習慣は
致命的な習慣である。

byラッセル
すばらしい名言。だれかと比べるなどと、そんな感覚では
だめですなぁ。
比較するのではなく何かを越す努力が必要なのでありましょう。