パオのマフラー脱落の巻と今日の出来事

どうも〜ウェルです〜。
梅雨の中休みも終わりそうで、なんとも不思議な天候では御座いますが
本日も頑張って参りましょう。
今日は大安吉日という事で、なんとも素晴らしい出来事が御座い申した。
それは、スピードウェル社にちっちゃな看板が入り口に出来上がりました。

通りに面しているため、コレを逃して行き過ぎることはまずないかなと!
そう、スピードウェル社は半ば隠れ家的社屋でお車を生産している
為、お客様にどこにあるのかわからないと〜非難ゴーゴーで御座った。
しかしこの看板。矢印がついていない。
まあめでたい事ですな!!
さて、もう一つ、気になる画像をご覧頂こう。

パオのエンジンルーム。
↑あれ、なに、これ以上はお伝えできませんが、Nさま、少し
出しちゃいました。
コレ以上はお教えできませぬなぁ。
さて本日の御題へと参りましょう。
急患で〜す。という事で、パオのエンジン音が
やくざな事になっていると通報があり、拝見つかまつれば、
なんと、マフラーがボッキリ折れておったので御座った。

そう、このRになる所からマフラーは折れていくのである。
やはり、R状のところは熱が溜まりやすく、酸化しやすいので御座ろう。
マフラー後ろからブルブル少し音がうるさくなったなと思えば
この部分からマフラーが穴あき、排気漏れを起しているのがよくある話。

以前に修理された後がある。
↑この写真は真下から撮ったので御座るが、解かりにくい。
位置で言うとちょうどタイヤハウス横あたり。
もう20年選手なるパオにはそろそろマフラーの替え時期でも
御座ろう。

後ろの吊りゴムのみでマフラーのタイコが支えられている状態。
↑これは危ない。
マフラーの吊りゴム自体も劣化しているので、吊りゴムがチギレタラ
後方で走っている車にとっては地雷を踏んだも同然!!
という事で、マフラーの吊りゴムもご紹介致しましょう。

左がATマフラー用。右がMTマフラー用の吊りゴムである。
そう、AT車とMT車はマフラーが少し違い、吊りゴムも
幅に変化が御座います。
ウェルは先日勘違いしましたので、ここで皆様にも見てもらいたくて
今日はご覧頂きました。
さてさて、急患の方には中古のマフラーをご用意し、事なきを得ましたが
そう、スピードウェル社がただ今パオ、ラシーン用の
ノスタルジックなマフラーを開発中で御座るよ。
パオは2本出しの音が静かな、、それ以上いえませんが、
ラシーンはステンで、、それ以上はいえません。
7月中に出来ますれば完成披露致しますので、
乞うご期待あれ
今日はコレまで〜
本日の名言
毎日を最後の一日のように思って生きよ
Byセネカ
そう、人間健康で在るがゆえ、大切な時間を浪費していても
また明日があるさ、と思い生きているものですが、
もし明日がなければ今日を本当に大切にして生きる事でしょう。
というぐらい大切にすれば、一年たち5年経ちさすれば、
他とは人生が180度異なるはず。
さあ、今日はもう就寝時間ですが明日は一日大切に致しましょう。

日産パオの三角窓を検証するの巻PART1

どうもコニャニャちは!
ウェルです。
今日もパオとラシーンのブログの時間がやって参りましたが、
今日の御題はパオの三角窓!!
全てのパオには三角窓という小窓が左右のフロントドアに
設けられており、今日は三角窓を知る人も知らない人も
ご覧下されば少しは理解できると思いますので、
最後までずずいとご覧下され。

左右対称に三角窓が設けられておりもうす。
そう、この三角窓というものやらはどんな効能があるかと申しますと、
外気を室内に取り入れるという事にかなりの効果が御座います。
また、実際使い方は簡単ですが、その多くは間違った使い方というより
本当に外気を入れるために使われていないのが本音でしょう。
この窓、開けたら一番最後まで開く位置にもって行ってくだされ。
髪がなびくぐらい涼しい風が入ってくるので御座る。

新品の三角窓ガラス。
まだ部品は作られております。というよりストック品になるのかな?
いずれは無くなる運命。

窓ゴム。
三角窓の不良はこのゴムに劣化がほとんどの原因でしょう。
例えば室内に雨水が伝ってくるとか、走行中の風きり音が
(ぴゅーぴゅー)とうるさい等など。

袋から出しました。やはり新品は良い物ですな。

ゴムも新品は弾力に富みこれなら雨水が伝ってくる心配は無さそうです
ちなみにパオのガラスの部品番号は
右 80260−35B10 左 80261−35B10
窓ゴムの新品部品番号は
右 80264−35B00 左 80265−35B00
で御座います。
いやはや、まだパーツが存在しているという事が、ありがたき幸せ。
今回はまたパオの良きディティールをご紹介致しましょう。

鉄とメッキで仕上げているこのやわらかそうなハンドル!
そう、今の日本車が佳き時代に忘れてきた、この風合い。
本物志向とでも言いましょうか。
プラスチックでは有りません。
こういう所がクラフトマンシップを感じさせられるところでも
御座いましょうなぁ〜。
しかし、パオのドアインナーハンドル類はプラスチックであった。
残念で御座る。
しかしながら、コダワリあるデザインには感動するところ。
ところで今日は見た目を掘り下げて行こうという事で、
ズームアップでご覧頂きましょう。

コレが販売当初からの三角窓のメッキ部分。

コレは現在の新品パーツ。
当時モノと現代モノでは少しディティールが違う。
当時モノはメッキ部分に少しシャープさがあり、Rの効いた
部分は少ないのだが、
現代モノは少し丸みを帯びているような仕上げがなされて
いるのである。
また、シーリングの分厚さも現代モノのほうが分厚く加工
されている。
なのでなのでシール部分が多い分長持ちしそうな
印象を受けたので御座った。
という事で、三角窓PART1いかがで御座いましたでしょうか?
また、現在パオにお乗りの方には三角窓の清掃を
ご紹介致しましょう。

三角窓を開けた様子。
↑この写真の部分。何を撮っているかと申しますと、ゴムとゴムの
隙間。
この部分は水垢が非常に溜まりやすいので、綿棒などでこの
溝部分を清掃してくだされ。
三角窓に溜まる雨水の排水はこのゴム部の溝を通り、
ドア内に入ってまた外へ排水される仕組みになっておりますぞ!!
コレはDIYでも出来る事でしょう!!
また三角窓の交換はPART2でご紹介致しましょう。
今日はコレまで〜
本日の名言
余の辞書には
不可能という
言葉はない

byナポレオン
おおぉ〜とにかく凄い自信ですが、人間本当は
不可能だらけで御座いましょう。
しかしこれは一つの真理としては間違ってはおりませんぞ。
不可能という言葉はない。
大声で言って見たいものでもありますなぁ〜。

パオ MTミッション オイル交換の巻

どうも〜ウェルです!
また、ばたばたしており、ブログのアップが遅れておりますが〜
順次アップ致しますので、隅から隅までずずいと〜ご覧下され。
今日は本題の後(一番下)にスピードウェル社からのお願いが
掲載してますので、こちらもご覧下され!!
さてさて、それでは参りましょう。
今日はパオのマニュアルトランスミッションのオイル交換を
ご紹介致しましょう。

当社のコダワリ。モチュールの二硫化モリブデン配合ミッションOIL!
パオとラシーンには5速ミッション車の設定があります。
ミッションオイルなんて、交換した事無い〜というおのおの方、
エンジンオイルはウン千キロ走行距離毎に交換致すが〜、
ミッションオイルなんて、どのようなタイミングで交換したら
良いのか、解からぬでは御座らぬか!
という事で、結局のところ今いえる事は、どのような走行距離数
であっても、今すぐ交換したほうが良いでしょう。
まず、オイルは年数により劣化します。新車から20年くらいの
歳月の中で、劣化しないオイルなど無い!!
また、ミッションは歯車が噛み合って動いており、歯車自体も
少しずつ磨り減って隙間が出来てきます。
そこで今回のモチュールオイル(GEARBOX)80W90というものが
活躍するので御座います。

パオのミッションオイルのドレーンはココ!!
もっと解かりやすく。

コレが噂のドレーン!ココまで近くで撮ってるのにどれ〜んとか言わない
さて本題に戻りますが、そうこのオイルのコダワリは
純正とはちがい、二硫化モリブデンを配合し極圧性を高め、
フリクションを抑え、耐摩耗性をさらに向上し、
ギヤ鳴りを最小限に抑え、過酷な条件下でも抜群の性能を
発揮するという。
要するに高級です。

スピードメーターケーブルを外すと、オイル給油口になるという。
給油口はそう、スピードメーターケーブルを外した口なのであるが、
どれだけの量を給油するかと申しますと、パオは約2,9Lで御座るよ!
ちなみに、オイルがどれだけ入ったかと目測で確認する
ゲージはなんと、スピードメーターケーブルのミッション側
の歯車で行うのである!

コレが、先ほどの給油口にすっぽり刺さっておりもうした。
このケーブルについている緑色の歯車を使い油量を調整するので
御座います。

この歯車のアッパーの位置11mm下までオイルがくる様に補給する。
このオイル量の見方で御座るが、給油口の穴の車両後方のハウジングに
スピードメータースリーブ(歯車の上の一段出っ張ったところ)
が上に乗っかるようにセットし歯車の上部から約11mm下の位置まで
オイルが入っていれば適正油量という事で御座る。
という事で、フィーリングがどれだけ変わったか、レポート致しましょ。
まず、ニュートラルから一速、二速と順番にギヤを上げて行きますが、
引っかかりが全くなく、スムースに作動するようになりました。
おおぁ〜体感できますが、それだけでは留まらず、
バックギヤを入れ、バックする際のギュぃーンというストレートカット
のギヤ音もやんわりなりました、という事はかなりの極圧性が
上ったのではないのかと思います。
その他、走り込んではおりませんが、このオイルは特に
旧車向きで御座いまして、今後のギヤトラブルにも備え
トラブル予防にも一役買ってくれる事でしょう!

右が純正オイル、左がモチュールオイル!
どうですか、この二硫化モリブデンっぷりは、黒色のものがそのもの
で御座いますが、これは固体潤滑剤と言い、オイルには溶け込んで
おりません。という事で、エンジンオイルには適しておりません!!
エンジンにはオイルに溶け込む有機モリブデンが良いのですぞ。
なぜミッションには二硫化モリブデンなる固体潤滑剤が良いかと
言いますと、歯車同士が噛み合う場所の極圧性が求められており、
この二硫化モリブデンが活躍するので御座いましょう。
皆様勉強になりましたでしょうか?
本日は以上で御座います!!
ピンポンパンポ〜ン♪
ココでスピードウェル社からのお願い!
ただ今、多大なるお問い合わせを頂き誠に有り難いので御座いますが、
メールでのお問い合わせ頂きましたお客様にお知らせが御座います。
メールをご返信致しましても、返信エラーが発生し、ご回答できません。
ですので、よろしければお電話番号をご記入くだされ〜。
個人情報は必ず保護いたしますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
という事で、また順次ご返信している次第で御座いますが、
追いついておりません。
誠に仕事が遅く、皆様にご迷惑おかけ致しておりますが〜
今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。
本日の名言
人生では
すごい事が
いつも あっさり
おきている

By山崎たくみ
そらそらそ〜でしょうが、あっさり起きているというところが
気づかずに済ましてしまう所でも有りましょうな!
そう、もっと自分自身アンテナを伸ばし、色々とキャッチして
いきたい物ですぞ。
皆様は明日、ご自身のアンテナで何をキャッチされるのでしょうか?

パオの地球に優しいリサイクルの巻

ウェルです〜!
皆様ご機嫌うるわしゅう〜御座いますでしょうか。
今週はブログの更新が遅れましてお楽しみの皆様にはご迷惑
おかけ致しましたが〜本日も頑張って参りましょう。
今日は朝からパオのリサイクルを致しております。
そう、内装パーツやらオプションパーツはすでに絶版
になっている物も多く、リサイクルしないと行けませんなぁ〜。

すでにエンジンなどは取り外しました。
貴重なパーツ群が軒を連ねているとでも言いましょうか、
そう、決してゴミなどでは御座いません。
一台、また一台とこの世から消えていく運命では御座いますが、
少しでも残していくのがまたスピードウェル社の使命でも
御座いましょう。

この後、ダッシュパネルなども全て取り外される。
メーター周りのスイッチ関係なども貴重なパーツ!
また今後皆様にお安くご提供も出来ますよう、丁寧に
外していくので御座います。
しかし車って言う物は凄い部品点数で御座いますなぁ〜。

始めて15分ぐらいで色々外れましたぞ!!
こんなレアーなパーツまで、、、
オプションパーツには今まで拝めなかった物まで御座いますが、
最近は少しずつコレクションにもしております。

2DINサイズのオプションのデッキマウント!!
↑これも欲しい方は結構おられるのでは御座らぬか!
よだれがだらだら出る物もあり、まさに宝箱。
という事で、このブログをご覧になられている方は
ラッキーですぞ!!
次回、パオとラシーンの参加型リサイクル大会を
開く所存で御座います。
参加費は無料。
定員は10名ほど。
老若男女問わず、弁当や工具は持参で宜しくお願い致します。
もちろん外したパーツは全てお持ち帰り頂けます!!
日時はまたブログでお伝え致しますので日々チェック下さい。
またまたホットなイベントも今後予定しておりますので、
超お暇な方か、超マニアックな方か、超オヤジギャグが出来る方
はご参加くだされ〜。
今日はコレまで〜!!
本日の名言
過ちをおかして
改めないことを
これ過ちという

by孔子
そうですなぁ〜胸に突き刺さりますなぁ〜。二度と繰り返さぬよう
また、先人が誤って行ったことに対してもそう
改めるという事でも御座いましょう。
あやまち、漢字ではスギルと書く(過)
このまま過ぎて行っては行けませぬなぁ〜。

パオのエアコン(コンデンサーファンモーター)交換の巻

どんも〜ウェルです!
皆様には大変お世話になっております。
さて、良き週末をお過ごしになられましたでしょうか!
ええっ、寝てました、ってもったいないお化けがでますぞ!!
そんな話はさておき、今日はパオのエアコン装置の修理をご覧
頂きましょう〜。
今回は、コンデンサーファン(クーラーガスを冷やす装置)
がガラガラ音を立て、すぐにヒューズが飛ぶという不具合が
発生し、修理する所をご説明するで御座る。

コンデンサーに取り付けられているファンのモーターが不良!
↑コンデンサーは何をしているのか申しますと、コンプレッサーで
高音、高圧になった冷媒ガスを冷やす役目をしているので御座います。
なので、このファンモーターが故障するとクーラーが冷えません。
また故障の予兆はモーターの回る音がうるさくなってくるという。

右にはラジエーターが鎮座し、左の開いているスペースにコレが収まる。
高圧である程度冷やされた冷媒ガスが、室内のエバポレーターという装置
のなかで、圧力を下げられるとひんや〜り冷た〜いわらび、、、
もとい、ガスに変化するので御座るよ〜。
その冷やされた熱を室内に送る事により、クーラーという物が効いている
ので御座います。
(ウェル、頭が筋肉痛でなに書いているか解からい)
皆様たいそう理解に苦しまれると思いますが、また
クーラーの原理は詳しくお教え致しましょう!

コンデンサーファンモーター!!
↑箱入りです。まだ新品部品として販売されておりますのでご安心
下さい。

モーターは非常にコンパクトな形状になっております。(新品)
今回、交換するコンデンサーファンモーターの中心軸を支えている
ベアリングの損傷が不具合の主な原因!
また、内部軸部が破損している事も解かりました。

側面からガシャ!!
↑こんなにも薄いので御座る。しかし大したモーターで御座いますが、
おおかた20年選手のパオにとっては今後交換する事が増えて
行く事でしょう。
クーラーかけた時に、フロント側で、ぐわ〜んぐわ〜んと
音が出るようであれば、コンプレッサーの不具合か
このコンデンサファンの不具合か、どちらかでしょう!!
皆様のパオちゃんは如何で御座いましょうか〜。
今日はパオのコンデンサーファンモーターの交換をご紹介致しましたが
クーラーの不具合はいろんな原因も考えられますので、
夏になる前に対処しないと、真夏日和になる頃の修理では
間に合いませんなぁ〜。
ではでは〜
本日の名言
しあわせは いつもじぶんの こころがきめる
By相田みつを
そうですな。自分の心が幸せだと感じれるような思考でなければ
何もかにも幸せには成りますまい。
そう、自分の心がきめるのです。

パオのエンジンの振動!マウントを交換するの巻

どうもお世話になります。ウェルです〜。
先週末、スピードウェル社は製品開発のためお休み致しており
皆様にはご迷惑おかけ致しておりますが〜皆様がお喜び
いただけるような製品をお造り致しますのでご期待下さい!
さて、今日はパオのエンジンマウントの交換をご紹介致しましょう。
まず、エンジンマウントとはなんぞや!と申しますと、ボディーと
エンジンのジョイント部で御座いますなぁ〜。
ボディーからエンジンに直接取り付けられるのではなく、
このジョイント(マウント)を介して取付けられている理由の
1つが振動!
エンジン内では常に上下運動を回転運動へ変換しているため
ブルブル揺れておりますが〜この振動を伝わり難くするために
ジョイント(マウント)はゴムを介してセットされるのでござる。
皆様がお乗りのパオでハンドルがブルブル〜ブルブル〜と
大きく揺れるのは、エンジンマウントのゴム部の劣化が原因!!
という事で、かなり前にチープな直し方をお教え致しましたが、
今回は全部交換致しますのでご紹介致しましょう!
まずはフロント部。

フロント側に取付けられ、エンジンの前後回転の揺れを抑える。
このマウントはエンジンの前後回転方向に揺れるのを抑える働きを
しており、新品に交換する事によってエンジンの回転トルクが
確実にタイヤまで伝わる事でしょう。

ちょうどフロントの中心部(ラジエーター横あたりに取付けられる)
お次はリヤ部。

これもエンジンの前後回転方向の揺れを抑えるためのマウント!
前後とも強化ブッシュなど造る事を検討中で御座いますが、
出来あがれば、かなり敏感なアクセルレスポンスが得られるはず。

ちょうどボディー(レトロコンポ下辺りに)セットされる。
このリヤマウントは一番室内に近く、マウントゴムが劣化して
ちぎれている場合は確実にハンドルブルブル攻撃に遭遇する。
手や肩がこっている方にはマッサージ代わりでちょうど良いのだが、、、
お次は車に向かって左側。

ちょうどタイミングベルトの脇に鎮座するのがこのマウント!
左右のマウントはどちらかと言えばエンジン自体を
ボディーにぶら下げるための物。
タイミングベルトを交換する際はこのマウントを外して行うのだが。

上から吊り下げてる感があるのだが、吊り下げているのである。
このマウントには前後方向の力はほとんど掛からず、
まさにエンジンの巨体をボディーにマウントするための物である。
常にエンジンを持ち上げているため、かなりの力持ちで御座いますなぁ
お次は向かって右側(ミッションケース側)

このマウントはミッションケースに取付けられる。
エンジンはミッションと一体でボディーに載せられるため、
この↑のマウントはミッションに取付けられる。
エンジンマウントが経年劣化で悪くなると、正規の位置に収まって
おらず、かなり前のめりになっている事も多い。

バッテリーの下辺りで前のめり中!
↑コレをご覧頂こう。元々前のめりチックに取付けられているのだが、
取外して見ると、このマウントがボディーマウントステーのフロント側
にこすれているという。
コレが擦れていると、エンジンルームでガタガタ音が鳴るので
御座いますなぁ〜。
全て交換致しましたが、整備士であれば朝飯前で御座いますけれども、
皆様DIYでされる場合はエンジンとボディーに手を噛み付かれる
などのハプニングがつき物なのでお気を付け下さい。
今日はエンジンマウントの交換をご紹介致しました!
本日の名言
永久の未完成
これ完成である

by農民芸術概論綱要
これ完成である。って言いたいですが、永遠の未完成。
まさしくロマンですなぁ〜。ウェルも日々お客様のお車を整備
やレストアを頑張っておりますが、常に最上を追い続けておりますが
ココには完成という答えが御座いません。
やれどもやれども気持ちが沸いて出てくるというもの。
いや〜完成させたいなぁ〜。

パオ(MT車)のバックギヤに入れた時にバックランプが点灯しないの巻

ども、おはこにゃにゃちは。ウェルです!
いつもご覧頂き誠にありがたい事で御座います。
日夜ウェル的整備をブログで載せておりますが〜
ここで皆様に1つご報告が御座います!!
それは何かと申しますと、応用を効かして整備をしているという事!
もちろん整備要領を基本に作業しているので御座いますが〜
それ以上のパフォーマンスも発揮出来たり、リーズナブルに
修理出来たりと、臨機応変に作業致しておるので御座います。
そこは10年以上の旧車のレストアなどの技術でご対応いたします。
さて、今日はパオのマニュアル車(MT)でバックをする際、
バックランプが点灯しにくい、点灯しないなどの症状を
改善するという修理をご覧頂きましょう!

ミッションのリヤ側にバックランプ用のスイッチが存在!!
これは、ミッションケースの中でスイッチが動いており、
運転手がシフトをコントロールすると連動するので御座います。
まず分解するに伴い、ミッションオイルを抜きます。
その後、このスイッチを止めているボルトを外せば
スイッチが外れ中身が見える!!

中に接点なるパーツが入っている。
↑この写真でご覧頂きますと、銅で出来たパーツが中心に見える
と思います。
このパーツは接点になりスイッチをオンしたりオフしたりする
のですが、スイッチとのあたり面が磨耗する事により、
接点がスイッチに接地しなくなり電気が流れる事が出来なくなり
結果、バックランプが点灯しないという。
要はスイッチの接点不良!!

磨耗した接点をガシャ!!
↑この写真をご覧頂くと解かりやすいですが、左右にある丸いところ
が接点!
この接点がただ今平べったくなり減っておりますが、本当は
球状に盛り上がっており、スイッチ上をスルスル動くので
御座います。
ウェル的整備であれば、この接点にはんだ盛して組み込めば
問題なしというところですが〜それは自分の車だけにしておき、
お客様のお車はもちろん新品にチェンジ!!

スイッチと接点で1つのパーツ!
今回の部品はある種消耗品で御座いますね〜!
MT車にお乗りの方はそろそろ交換時期ですぞ〜。
バックに入れてバックランプがピカピカするようであれば
スイッチを交換という事で御座いましょう。
また、今回はウェルがこだわっているオイル。
モチュールの80W90のギヤボックスというオイルを
入れました!!

1リッターあたり3100円もするオイル!
このオイルはただ者では御座らぬ。二硫化モリブデンを配合し、
ギヤのフリクション(抵抗)を抑えつつ耐摩耗性を向上する
という至極のオイル。
また旧車によくあるギヤの音なりを抑え、過酷な条件下でも
抜群の潤滑性能を発揮するという優れもの!!
パオも旧車の粋に達しておりますので、これからは
ケミカル類もこだわって行きましょう。
パオのミッションオイルは約2,9L入り、ミッションオイル
レベルゲージはなんとスピードメーターのギヤで行うという。
まったく合理的に造られておるので御座います。
さてさて、今日は皆様お勉強になったでしょうか?
これからもどんどんウェル的整備をUPして行きますので
ご期待あれ〜。
本日の名言
表から見える慎重は 裏から見ての不決断という
by山田美妙
表があれば裏がある。光があれば陰ができる。みたいなもんで、
面白い言葉で御座います。また+思考か−思考かによっても
見方は変わってしまいますなぁ〜。
実に表と裏は奇妙なもの。皆様はどちらのほうから見ますでしょか!

パオ用 ホットワイヤープラグコード測定パート2!!

グッドモブナイト ウェルです。あられちゃん英語版です。
さて本日はパオ用のホットワイヤーの実験をまたまた行いました
のでご紹介致しましょう。
そう、何度か測定はしないと、本当の数値という物が見えてこない
ので、販売している側としまして、この使命を果たしたいと思います。

出発前にガソリンを満タンに致します。
今回は兵庫県の佐用という所までの高速道路での往復を測定
致します。

54861Km、出発時のメーターで御座います。
行きはノーマルコードで、前回テストした同じ車両での測定!
ただし今回の測定は約80Kmでの巡航で行いました。

さあさあ高速に乗りますぞ!!
いやいやただただ巡航し、無言で走るばかり。
なかなか一人物思いにふけっておりましたが、ラシーン用も
ご紹介しないといけませんなぁ〜という事で、次回は
ラシーン用のホットワイヤーもご紹介する事になりました。
などなど考えているうちに佐用インターに到着!!

55033Km。走行距離は172Km。
約2時間という距離で御座いましたが、天気も良く全く渋滞なども
御座いませんでした。

ガソリンは満タンで9,8リッター入りました。
ということはですぞ、
172Km÷9,8L=17,55/L
という結果になりました。
おぉ〜前回の測定はかなりの猛スピードで巡航しており、
今回の測定は皆様が常用で使うスピード域ですので
かなり参考になりそう。
しかし、ノーマルコードでも時速80Kmくらいで巡航すれば
結構走るものですなぁ〜。
ここでホットワイヤープラグコードに変換しまして帰路に。

さてさて佐用なら〜。なんてオヤジギャグはやめてくださいよぉ。
ウェルは地元ではオヤジギャグの総合デパートと呼ばれており、
なんともま〜良いのか悪いのか。
なんだかんだうの言いながら(こんな感じでオヤジギャグを言いまくる)
大阪に到着!!

55189Kmで御座います。走行156Km。
さあここでガソリンを補給いたしましょう。

おぉ〜7,69L入りました。
156Km÷7,69L=20,28Km/L
というような結果が出ました!!
やはり凄い、凄すぎる。
こんなにも燃費が変わるなんて。
20,28−17,55=2,73Km
という事で前回ほどの差は出ませんでしたが、それでも
1リッターあたりでコレだけの燃費の違いが出るのは、
やはりより完全燃焼しているという事で御座いましょう。
本当にこの数値は馬鹿に出来ません!
例えばガソリン10リッター分走るだけで、航続距離にすると
ホットワイヤー装着で27,3Kmもまだまだ走れるのですから!!
次回はラシーン用のホットワイヤープラグコードの測定
をご紹介致しますので、乞うご期待!!
本日の名言
挑戦しないことには 何事も始まらないものです
という訳で、始めちゃいましょう。
挑戦し続ける事が何事にも肝要かと思います。
明日は何に挑戦しましょうか〜!

パオのオルタネーター交換の巻

どもども〜ウェルです!
最近めっきり春らしくなり、ウェルの工場の周りにもタンポポ
のような草がわんさか生えてきました。
少しだけならば可愛いのですが、あまりのわんさかぶりに
すこし焦っております。
さて、今回はパオのオルタネーターの交換をご紹介致しましょう!
まず、オルタネーターとはなんぞや、と申しますと簡単に言うならば
発電機で御座います。
車の電気系を動かすために、常にエンジンからの回転を拝借し
発電機が回されておるので御座います。

中心のベルトが掛かっているのがオルタネーター(発電機)
特に呼び方ではダイナモと言われる方もいらっしゃいますが、
どちらでも構いません。
詳しくいうならば、単相交流がダイナモ
三相交流がオルタネーターと言うので御座いますなぁ。
単相や三相というのは発電機が一回転するときに出来る電気量の
違いとでも言いましょうか、また詳しくは以降ご紹介致しましょう!!

今回はリビルド(中古の内部を新品に交換した物)を使います
基本的にオルタネーターが壊れると、どういう症状に至るかと
申しますと、発電が出来なくなり、バッテリーだけの電力で
車の電気系を動かす事になり、そのまま走行していますと
最終的には、ヘッドライトやブレーキといった電気もつかなくなり、
エンジンも止まります。
また、運転手にもオルタネーターの不具合を気付いてもらうために
メーターの警告灯にバッテリーマークがあり、走行中に
点灯する様になっています。

14mmのボルト3本で留まっている。
上2本は固定用ボルトで、下の一本はベルトを張るために調整用ボルト
で御座います。

エンジンをかけ電圧測定〜14,4Vあり、かなり元気に発電中
↑テスターで測定いたしましたが、14Vを切る様であれば
即交換で御座いますなぁ〜。
ただ今、100アンペアのオルタネーターを製作中で御座います。
こちらも今月中には出来上がると思いますので、
後ほどご覧頂きましょう!!
またスピードウェルでは無料点検を実施中で御座いますので
このような測定も致します。
お越しになられる際にはご予約くだすぁいませ。
本日の名言
かつてない困難からは 
かつてない革新が生まれ
かつてない革新からは 
かつてない飛躍が生まれるのである

経営の神様、松下幸之助さんが残した名言で御座います。
かつてない物を生み出すのが私達の仕事でもあります。
日進月歩の勢いでウェルと共に皆様も頑張りましょう。

パオ用 ホットワイヤープラグコード測定結果発表〜!

どうむぉ〜 皆様
ウェルで御座います。
さてさて今日はホットワイヤープラグコードの威力をご紹介致しましょう。
まず、ホットワイヤープラグコードとは何ぞや、簡単に申しますと、
エンジンの点火プラグに強力な電荷を送るコードの事で御座います。
エンジンはガソリンと空気をミックスした混合気を燃焼させて
動力を得ております。
パオの場合、現代のようなコンピューター制御で燃料の噴射制御
を行っておらず、キャブレーターで混合気を調整しておりますので
実際は混合気は完全燃焼しておりません。高回転域に
なればなるほど失火も起こしておるので御座います。
それならば、より点火エネルギーをアップさせて混合気を
完全燃焼に近づければ、さらなるパワー&燃費アップにもつながり
排気ガスもクリーンになるというワケ。

ホットワイヤープラグコードを装着!!
こいつは本当に凄いモノで御座います。ノーマル比300倍以上の
点火を実現するという。
今回は大阪から岡山間の高速道路で測定致しました。
↓測定車両情報↓
パオ ノーマルルーフ
二人乗り
オートマチック
スタッドレスタイヤ(これがかなりの抵抗となり燃費を悪化させるはず)
このような条件の中での測定が楽しみで御座います。

大阪出発時のメーターは54427Kmで御座います。
この時点でガソリンを満タンに致します。

ガソリンが安くなったので少しホットしておりますが、また高くなるとは〜
さあテンション高めで行きましょう。
高速道路は時速80Kmで走りたかったのですが、夜も遅かったので
ビュンビュントラックにあおられ、そんな速度では走ることが出来ず
時速O20Kmでの走行となりました。
(こんな速度では燃費がわるくなるのでは!!)
そんなこんなで眠気と戦いつつ岡山インターに到着!

岡山到着時の距離はなんと54637Km。
大阪、岡山間は210Kmという事で御座います。


ガソリンを入れている様子。さてさてどれぐらい入るのでしょう?

なんと12,57L入りました。
210Km割るところの12,57L=16,706443L
パオが1リッターあたり約16,7Km走ったことになります。
恐るべしホットワイヤープラグコード。
あのアクセル開度でもこんなに燃費が良いなんて、
時速80Kmで走行出来たなら確実20Kmはいく事でしょう。
さてガソリンも満タンになったところでノーマルコードに
戻しまして帰宅いたしましょう!!
時刻は深夜1時10分、刻々と時が過ぎ、相方は夢の中で御座います。
あーだーこーだー言いながら本当に210Km走るのは体力との
戦いのような物ですが、案外テンション高めで行けました。
さて大阪到着。
行きとは別の降り口に行ったため、少し同じガソリンスタンドまで
遠回りになりました。

到着!!おつかれんこんで御座います。54855kM!!

ガソリン、ほんま安くて、このまま続いてくれれば良いのにね!

おっう、ガソリンがどんどん入りなんと17,44L入りました。
この時点で計算いたしましょう。
218kM割るところの17,44L=12,5kM
こんなに差がでまじだ〜。(鼻血ブゥ)
ホットワイヤーコード装着時 燃費 16,7Km/L
ノーマルプラグコード装着時 燃費 12,5Km/L
昨日は言いすぎましたが1リッターあたり4,2Kmもの差が出るとは
本当にありえない話で御座いますが。
本当です。
だから寝不足です。
この測定結果は一つの目安にはなると思います。
次回は時速80kMで行いたいと思います。あと、馬力測定も
のち行いますので、ブログをお見逃し無く!!
また今月のキャンペーン商品にも致しますので、
ご希望の方はお問い合わせくださいね!!
本日の名言
できる事でも できぬと思えばできぬ
できぬと見えても できると信ずるがために
できる事がある

by三宅雪嶺
そうですな〜できると信じる、あきらめがあるからこそできない。
本当に人間はそのようなものです。
最初からあきらめている人には何もできることなど御座いません!
自信過剰という事ではなく、できると信じる、この勇気が必要で
ございますなぁ〜。