号外!日産PAOのリヤガラスの全容があきらかになるの巻!

どんもす~。おっすおらウェル。『ドラゴンボール風』
号外、号外!!と叫んではおりますが、
PAO乗りの方には、なんとビックリ仰天。
PAOのリヤサイドガラスは発売間近まで
大きく開口する予定だった。というお話を本日はご覧頂こう。
東京モーターショー時のプロトタイプだ。
東京モーターショー時のPAOプロトタイプだ。『古場田良郎氏提供』
そう、このプロトタイプのリヤサイドガラスをよくご覧頂きたい。
PAOのリヤガラスは上と下に分かれる分割式なのだが、
プロトタイプのPAOは下側ガラスが上側ガラスまで
大きく開口しているのが伺い知ることが出来る。
実は、PAOにはこのギミックがおごられ発売される予定だった。
しかし、発売直前におかみ『国土交通省』からの通達により
『ガラスを開閉した時に、ボディーよりはみ出し、
歩行者などに危害を加える恐れがあると』
下側のガラスが全開するというギミックは
幻となってしまったのだという。
※注釈
『発売されたPAOは下側ガラスは約3cm開くくらいにとどまり、
換気するには丁度よい開き具合となる。』
と言う事で、幻のリヤサイドガラスの開閉用パーツを
なんと、本日は本邦初公開致そう。
その前に、皆に約束して頂きたい。
『PAOは少しの加工でこのプロトタイプの状態に近くなる。
個人の勝手でこの仕様に加工し、事故などおこせば、
本当にPAO乗りとして失格ゆえ、絶対に真似はしないで頂きたい。
これだけは約束だ。
そしてマネをした人はPAOに乗る資格はない
それだけは言っておこう』
古場田氏書斎
古場田デザインスタジオですんごいものをスクープ。
それは、当時の製品試作の山だった。
まずは、パーツを一点ずつご紹介致そう。
通称ミッキーマウスの足
通称『ミッキーマウスの足』
まさに、そのような形だが、これはボディー(上側ガラスの上部ボディー)
に取り付けられていた。
丁度、ゴム部に下から回転してきたガラスが当たる仕組みようだ。
部品はもう発売間近まで迫っていたので、ある程度の数が
出来あがっていたというのだから
全てがご破算になってしまった。と言っても過言ではない。
実に古場田氏もおかみの号令に唖然としたようだ。
キャッチだ
ミッキーマウスの足にキャッチが引っかかった。
ガラス側にこのキャッチが取り付けられていたようだ。
それにしても、細かなパーツで構成されており、
なんとも、マニアにはたまらない仕掛けであった事に間違いはない。
現代の車には考えられる事の出来ない、芸術的な仕組みが
ウェルの鼓動をレッドゾーンまで引き上げる。
部品構成
これがリヤサイドガラスの全開を可能とした部品構成である。
ただ、ガラスが開くだけで、この部品点数。
機能的なギミックがたまらない。
これほどにこだわられた車は
もう世に出てくる事はないであろう。
PAOはまだまだ奥が深いと感じた瞬間であったのは言うまでもない。
三角窓や、ドアハンドル、すべ手が手動のハンドル類。
そういうギミックがPAOをさらに惹き立ててくれているのは
ご存知の通りである。
さらに皆の心を掴んで離さないデザインには確かな訳があった。
と言う事で、今回はリヤサイドガラスが全開になる仕組みを
初公開した訳だが、年越しにかけてびっくり仰天が待っているゆえ
今後もお楽しみだ。
そして、今回面白い補修パーツを古場田氏から伝授頂いた。
それがこれ。
ボディーペンだ
ソフト99から出ているボディーペン『カンスプレー』
この、カンスプレーがなんと、PAOのグリルに非常に近い色合いを
かもし出しているという。
古場田氏も一度グリルに塗装されたほど。
おおむね20年を経過したPAOのグリルはつかれきっている。
スピードウェル社の発売するPAOにはすべてが
ウレタン塗料でラッカーフィニッシュがおごられるが、
お手軽にDIYされるようであればこのカンスプレーが
非常に効果的であるだろう。
日産用463
日産用463
おいおい、今週オートバックスやイエローハットなどで
このスプレーが売り切れているようであれば、
PAOラーの仕業であるコトは言うまでもない。
皆、古場田氏の情報提供に感謝である。
さらに、現在古場田氏は多方面でデザイナーとして活躍されている
のであるが、今デザイン中の時計を拝見させて頂いた。
前回もご紹介させて頂いた時計なのだが、限定100個。
九谷焼ウォッチ
文字盤には加賀の伝統工芸、九谷焼がおごられる。
九谷焼ウォッチ
時計でもあり美術品でもあるのが面白い。
今回は、文字盤が九谷焼と蒔絵『石川県の伝統工芸』
限定80個と言う事で製品のデザインが進められている。
工業製品と伝統工芸が融合し、新たな分野をデザイン(開拓)される。
100年たっても200年たってもはたまたカタチがあるまで
残りつづけるという、凄みがココに在る。
『錆びないデザイン』
by古場田良郎
おおっと、本日の名言が先にぽろりと出てしまった。
美術、芸術的デザインは永年残り続ける、さらに
時間がたつほど輝きも増すといった感覚である。
そういえばPAOはさびてもデザインは錆びない。
PAOもまたそれに同じである。
今日はコレまで~。

号外!日産PAOのリヤサイドガラスが全開にの巻!

号外!!
日産PAOのリヤサイドガラスが、全開に開いた!?
と言う事で、事実はあったのかなかったのか。
当時のプロトタイプだ。
当時のプロトタイプの画像だ。『古場田氏所蔵』
PAOのリヤサイドガラスは少しだけしか開かない。
ガラスは上と下に別れ、上は開かず、下は3cmほど開くのだが、
実は下のガラスが上まで全開に開くはずであった!!
皆知りたい所であろうが
また、近々何かが起こる!?
今後もスピードウェルブログに乞うご期待だ。

日産PAO インパネにタコメーターを埋め込むの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、以前マグノリア時計をインパネに埋め込んだ!
に引き続きタコメーターをインパネに埋め込むという方法を
皆にお教えいたし候。
少し、特殊な工具を持ち合わせておれば、DIYでも可能ゆえ
チャレンジして頂きたい。
(PAOに穴をあける事はかなりためらう)
まず、タコメーターだがオートメーター製の52パイを使用。
配線もいたって簡単で、今回は一からお伝え致そう。
さらに、今回の配線の取り回しは基本をお教え致す。
点火コイルだ。
まず、点火コイル(イグニッションコイル)のマイナス側から
配線をひく。
点火コイルの+-だ。
点火コイルには+と-が存在する。
+側にはキーオン時に12Vの電圧がかかり、
一次コイルに流れた電圧が-側から出てくるだけである。
まあ、ここら辺を理解して頂かなくても今回はOKなので、
とりあえず-側に配線をつないで頂きたい。
(これが回転数を検知するパルスとなる)
配線取り回し
ボディーの配線の取り回しと同じところを通し、
運転席前方まで配線を取り回して頂きたい。
純正のハーネスがエンジンルームから室内に入る。
ハーネスがエンジンルームから室内に入るところが存在する。
この位置から先ほどの点火コイルの-側から取り出した配線を
室内に引き込んでほしい。
アクセルペダルの上側から出てくるのだ。
室内に配線を引き込む事に成功すると、丁度アクセルペダル頭上から
配線が飛び出してくるのである。
まずはこの状態までもってこれれば第一の難関は突破だ。
メーター上部のネジ隠しブタ
さてお次はメーターの取り外しだ。
メーター上部にあるフタを取り外せば、上部からネジが出てくる。
ネジを取り外す
この写真で解かるように、少し小さいドライバーでなくては
メーター上部のネジが外せないゆえ注意が必要だ。
メーターはパネル全面にネジが2個見えるだろう。
それもはずして頂ければゴボっとメーターが取り外せる?
その前に、
スピードメーターケーブルをクリップから外す。
エンジンルームのエアクリーナーケースの後ろ側にスピードメーターの
ケーブルがクリップでボディーに挟み上げにされている。
それが上の写真で解かるであろう。
このクリップからメーターケーブルを外して頂きたい。
そうることにより、メーターがインパネから取り出せるのであった。
メーターがインパネから引き出す事に成功。
メーターがインパネから引き出すことに成功する。
そして、メーターからケーブルを取り外し、
メーターにつながっている配線もコネクターから外して頂こう。
車体側コネクターだ
車体側のコネクターだ。
このコネクターからは、スモールランプ用『タコメーターのランプ用』
配線と、グランドアースを取り出す。
まずはスモールランプの配線。
赤と白のコードがそれだ。
そしてグランドアースの配線。
これは、端から数えて2つ目の黒井コードがそれだ。
配線は間違えると機器の故障にもつながるゆえ細心の注意を払って頂きたい。
さらに、間違えたからといって、ウェルは責任はもたないから
オーナーの責任の下で作業は行ってほしい。
そして、もう一つはACC(アクセサリー)の電源から配線を
取ってもらえれば配線類はすべて揃うのである。
要約しよう。
①点火コイルの-端子側からの配線を一本。
②メーター配線(車体側のコネクター)から赤白の配線から配線を1本
 黒の配線から2本
③ACC(アクセサリー電源)から配線を1本。
合計4本を用意できればOKだ。
以上の配線でタコメーターは作動するのである。
そして、インパネにホールソーを使い52パイの穴をあけ
タコメーターを取り付けてみた。
遂にタコメーターが!!
遂にタコメーターがインパネに鎮座した。
取り付け位置などは前回のマグノリアクロックの対称であるゆえ
マグノリアクロックのブログを参照して頂きたい。
オートゲージタコメーター
ウインカーのランプや両下のスイッチ類ともバランスを取り
綺麗に収まっているのが伺えるであろう。
タコメーターが鎮座した。
今回はタコメーターをインパネに埋め込む!というお勉強会だったが
手先が器用な方であれば、DIYで可能ゆえ真似をしてみては
如何であろうか?
しかし、大切なPAOにキズを着けたくない方も多いはず。
賛否は分かれるところであろうが、絶対したいという方には
取り付け位置などの参考になるであろう。
そして、今日のPAOの七不思議。
メーター裏の基盤だ
メーター裏の基盤になんと4WSの文字が!!
そう、PAOは東京モーターショーの出展時には4WSが着いていた
という、名残では、あるのか、ないのか。
ちゃーんと基盤に4WSという文字が刻まれているのであった。
なんとも面白いものである。
今日はコレまで~。
本日の名言
かつてない困難からは
かつてない革新が生まれ
かつてない革新からは
かつてない飛躍が生まれる
 

by松下幸之助
かつてないものからはかつてないすんごいものが
生まれるものですなぁ。

日産PAO ステンメッシュブレーキホース取り付けの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、PAOにステンレスのメッシュカバーが被せられている
ブレーキホースの交換をご覧頂くコトに致そう。
キノクニ製
今回使用するのはキノクニエンタープライズ社製の
ブレーキライン。ステンメッシュホースだ。
品番はKBN-038.マーチ、Be-1、PAO用で発売されている。
なんともマニアックなパーツだが、想像以上にブレーキの
タッチが良くなるから面白いのである。
まず、ステンメッシュホースの利点だが
①ブレーキラインが外部からの衝撃に強くなる。
②ステンメッシュが内部のゴムホースの膨張を押さえ
ブレーキキャリパーやホイールシリンダーにダイレクトに油圧がかかる
ゆえ、制動力がアップする。
といった風になんともありがたい効能である。
感覚的に解かりやすく言えば、
まずブレーキを力いっぱい踏みこむ。
そうすると、純正のゴム製ブレーキホースでは一定以上から
むにょんむにょんといった感覚で奥のほうまでペダルが踏み込めるだろう。
それが、ステンメッシュブレーキホースを入れれば、
その一定以上からはまったく踏み込めなくなるのだ。
むにょんむにょんするのは、ゴム製のブレーキホースが
圧に耐えられず膨張しているだけ=力が逃げている
ことになる。
これがステンメッシュホースだ。
もちろん車検にも対応す。しかしながらきっちり純正のように取り付けないと
車検には通らないので要注意だ。
ブレーキホースは決められた場所に固定されていないと
車検には通らないのである。
このパーツが重要だ
このパーツはフロントのショックアブソーバーにブレーキホースを
固定するために使用する。
後で取り付けるのでご覧頂こう。
フロントキャリパー側
フロントキャリパー側の取り付け場所だ。
ノーマルのブレーキホースと同じ取り付けになる。
ホースのジョイント部には上下にワッシャーが入るゆえ
入れ忘れないように注意が必要だ。
次に、ボディー側の取り付け位置だ。
ボディー側取り付け位置
この場所でボディー側のブレーキパイプと連結される。
ココでポイント。
取り付け時にはメッシュホースがねじれないようにする事。
先に、キャリパー側を取り付けたのもそれが解かりやすいからである。
ボディー側を先に取り付けてしまえば、キャリパー側が
あんじょう取り付けれるかは不明であろう。
決められた順序は無いが、やりやすい順序は存在する。
ショックアブソーバー取り付け位置
そして、先ほどのパーツを使ってショックアブソーバーにも
ステンメッシュホースが装着された。
クリップで固定される
この位置にクリップを使い固定されるのであった。
たまにブレーキホースをタイラップで固定されている方も
おられるが、それらはNGである。
『この取り付け方はBETTERだ。
なぜならパーツが合わさったている面が
クリップに対して外側のパーツだけに力がききやすい。
外側パーツとクリップが脱落する可能性が
あるから、本来はパーツを合わせて
左右からクリップで挟み込むようにすればBESTである』
(ウェル流から抜粋)
さて、フロントは以上だ。
お次にリヤへ伺おう。
リヤステンメッシュブレーキホースだ
こちらはどちらから取り付けても同じ。
ねじれを気にしながら取り付けて頂ければそれで良い。
交換自体はDIYで出来るだろうが、この後に
ブレーキの配管内のエア抜き作業をきっちり行わないと、
ブレーキが効かない恐れもあるゆえ、プロに頼むのが無難であろう。
特に、クルマは走らずとも止まるほうが優先である。
おおっと開発中のスプリングが!!
おおっと、開発中のスプリングがお目見えするが、
ただ今バージョン4まで進み、開発がまだまだ進む。
スプリングももうすぐ出来上がるゆえ楽しみが絶えないであろう。
本日は、ステンメッシュブレーキホースに交換するをご覧頂いた。
ファーストインプレッション的には、
かなり、タイトな効きを感じる。
ブレーキペダルの踏みごこちも非常に少量の力で以前よりも
止まり易くなった。
例えばAT車両であれば、信号待ち時のブレーキも楽になるといった感じ。
スピードウェル号に装着しているので、踏んでみたい方は
お気軽にお越し下され。
スピードウェル社では、指定工場にてステンメッシュブレーキの
取り付けなど行っているが、交換には予約が必要だ。
今日はコレまで~。
本日の名言
無駄に生きるな、熱く死ね。
あっつい言葉では御座らぬか!
人間だれしも無駄に生きようと思っておりませんが、
ココロの持ち方次第で、生きる道も違ってくるのでしょうなぁ。
しっかし熱く死にたいです。

日産PAO マグノリアクロックがPAO仕様にの巻!!

どんもす~。ウェルだべぇ~。
さて、本日は前回もご紹介した、スミス社製のマグノリアクロックを
PAOのインパネに埋め込むというお話の続編だ。
スミス社製マグノリアクロックだ
スミス社製マグノリアクロックだ。
今でも英国で製造され続けているのだが、
さてさて、これをそのままPAOに取り付けるとなると
スピードメーターとのバランスがいまいち取れぬと言う事で、
今回はマグノリアをスピードウェル社的に加工を施す事となった。
PAO純正スピードメーター
PAOの純正スピードメーターだ。
こだわったデザインが見る人の心をひきつける。
このメーターに、先ほどのマグノリアクロックをどうやってあわせるか
と申せば、簡単に言えば同じ風合いに仕立ててあげればよい。
しかし、文字盤のすべてをDIYで変更するにはちいとハードルが高いゆえ
今回はPAOメーター風といえる仕上がりを目指したのである。
リューズを外す
まずはリューズを外す。
人間がつくったものであれば、どのようなモノでも分解は可能だ。
という、ウェル的発想のもと、気兼ねなく分解されてゆく。
べゼルを取り外す
お次にべゼルを取り外す。
べゼルは3箇所のカシメだけで留まっているから、精密ドライバーで
抉ってあげればすぐに外れるであろう。
ウェルは自慢ではないが、少しは手先は器用なほうか、
しょいしょい分解してゆくが、良い子の諸群は指をドライバーなどで
突いてケガをしないように勤めてほしい。
マグノリアばらばら事件だ。
べゼルを外せば、風防が外れる。
さて、ココからが問題。
これをどうするかと申せば、まずは純正の針の色にペイントを施す。
色を調合した
じゃんじゃかじゃん!!
塗料はウレタンを使い、経年劣化にも強い仕上がりが得られることであろう。
ちゃーんと塗料も調合し、PAOの針の色に合わせたのだから、
細かなところも計算済みだ。
そして、
べゼルは鍍金からグロスレス仕上げが施される
べゼルはなんと鍍金から艶消し加工が施された。
そう、PAOには鍍金がというよりこの艶消しが似合うのである。
飾らないところがPAOのコンセプトからも伺えるのであった。
PAO純正スピードメーター風マグノリアクロックだ。
これで、一様はPAOのメーターとの色合いを合わせたコトとなった。
どこか重たい印象は消え、PAOらしくなったであろうか。
それでは、マグノリアPAO仕様と普通のマグノリアを並べてご覧頂こう。
PAO仕様と普通のもの
左がPAO仕様。右が元のマグノリアだ。
どうだ、並べてみるといかにPAOらしくなったかが伺えるであろう。
ちょっとした細工ではあるが、細部からにじみ出ている物が
一番ポイントが高く、バランスや雰囲気がどこと無くと思えば
細部を見直せば答えが出てくる物でもある。
PAO純正スピードメーターにPAO仕様の時計が鎮座した。
遂にPAO用時計が完成した。
よくよくご覧いただければ、時計の中心の針の部分はちゃんとアイボリーと
レンガ色の2色で塗り別けているというから細かな配慮が施されている。
しかし、一点加工し忘れたコトがあった。
そう、SMITHSという文字を消し忘れた事だ。
PAOに入らばPAOに従えといったところであろう。
ココまで計算できればOKである。
スピードウェル社の技にはなるかどうかは知れないが、
こうしたカスタマイズもたまには良かろう。
なんせ、PAOに似合うかどうか努力した結果と、
それをぽんと付けただけでは意味合いも変るかもしれない。
これにてマグノリアクロックの加工のお話は終了となる。
さてさて、これまた面白い加工をスピードウェル社の工場長が
作品として仕事の合間をみて製作してくれたからご紹介致そう。
PAOのフロントグリルエンブレムだ
PAOのフロントグリルに装着されているエンブレムだ。
だが、しかしよくよくブラックに塗られたところをご覧頂きたい。
アップ!!
結晶塗装(黒縮み)が施された
なんと、黒縮み俗に結晶塗装が施された。
おいおい、ウェルイズムが満開な仕様に工場長にはただただ脱帽。
ウェルも負けては居られますまい。
スピードウェル社では、社員が一丸となって皆皆様のおクルマの
メンテナンスにあたっている。
気持ちを同じくして高いレベルでの技術の提供を目指し
今後も精進する所存。
今日はコレまで~。
本日の名言
必ず勝てる方法はある 
by古賀稔彦
さすがバルセロナ五輪のメダリスト。
この言葉には勇気をもらえますなぁ。
そして、あきらめては負けだということでしょうか。

日産PAO 往年の時計をメーターパネルに埋めるの巻!

どんもす~。ウェルです。
皆様『パイクカーうなぎオフ2009』にもう
申し込みはお済でしょうか?お済でない方は
10月25日までの受付ですのでどんぞよろしくお願いします。
さて、本日はPAOに往年の時計をメーターパネルに
埋め込むのだという。
SMITHS マグノリアクロック
英国SMITHSのマグノリアクロックだ。
SMITHSは計器類や、時計などでも馴染み深い老舗ではあるのは知る人ぞ知る。
このマグノリアクロックは現在でも生産されているから新品も
手に入るのであった。
SMITHS マグノリアクロック
後面からはプラスとマイナスの線をバッテリー端子に接続すれば
カチコチカチコチ、小言を立てて動き出すのだ。
もちろんスモールランプを点ければメーターもきっちり光ってくれる。
PAOのスピードメーターの文字盤との色合いも非常に近く、
似合う事だろう。
PAOメーターパネル
PAOのメーターパネルだ。
今回はこのメーターパネルに埋め込まれるという
なんとも手の掛かる作業になる訳だが、スピードウェル社的には
大歓迎だ。
オーナーのO氏にはお任せしますと頂いており、
ウェルの腕が試されるところ。。。
PAOスピードメーター
今回の位置決めには少々難解な作業が待っている。
スピードメーターの中心点とマグノリアクロックの中心点を合わさない。
しかし、スピードメーターの針中心点とマグノリアクロックの中心点を
合わすのだという。
ウェル的見解はこうだ。
スピードメーターをよくよくご覧頂きたい。
メーターは真円であるのだが、メーター内部は真円を保ちながら
上側がおくに寝そべっているのであった。
そこが今回のカラクリなのである。
写真では50mmと打ってあるが、その中心点はメーターの中心点
ではなくメーターの文字盤の中心点なのである。
SMITHS マグノリアクロック取り付け位置
複雑な形をするメーターの中心を文字盤から割り出し、
水平位置を選定した後、左右のバランスとウインカーランプ、
ハザードスイッチとの見栄えさえ気にかけ、
取付けセンターが遂に割り出された。
SMITHS マグノリアクロック
外形が52パイ(直径52mm)と小型。取付け位置にコンパスで外周円を描く。
この位置で間違いないコトの確認でもある。
しかし、52パイという大きな穴をどうやってあけるのか、
皆々不思議で御座ろうが、特殊な工具が世の中にはあるものだ。
ホールソーだ。
これがホールソーと言われるもの。
鉄、アルミ、木と対応出来、真円の穴を開けるコトが出来る
優れもの。
しかし、このホールソー、メーター穴開けだけに使うゆえ、
一年に何度と出番は回ってこないのだという。
今日はまさにホールソーにとって晴れ舞台になる事は間違いない。
穴を開ける
遂にPAOのメーターパネルにホールソーが!!
穴が開いた!
開通である。万歳
と、あっけなく穴があいたのだが、まっすぐにあせらず
穴を開けていかないと、楕円になってしまうので注意が必要だ。
さて、遂にマグノリアクロックが取り付けらるのだが、
見たい人は大多数であろう。
それでは、本邦初公開。
マグノリアクロックがPAOに装着される瞬間をご覧頂こう。
マグノリアクロックが鎮座した!
マグノリアクロックがPAOのダッシュパネルに鎮座した。
今回スピードメーター左脇に鎮座したコトには深い意味がある。
O氏に説明されハッとしたのだが、助手席、並びに後部座席でさえ
このクロックが拝めるようにというO氏の配慮が存在するのだ。
まさしくその通りである。
マグノリアクロックが鎮座したよ!
ウィンカーインジケーターやハザードスイッチとの感覚も
良いであろう。
それはそのはず、1mm単位で調整したのであるから。
そして、シートに着座し両メーターを覗き込めば
両者共、中心は一致する。
今日はPAOにSMITHSマグノリアクロックを装着するを
ご覧頂いたのだが、みんなやりたーい!と言っても
まだお預けである。
O氏のPAOが出来上がった後からの受付であるぞ!!
この車両のオーナーO氏はPAOに非常に情熱を注がれ、
この後大きく車両が生まれ変わるというから、
今後の更新も注目だ!
今日はコレまで~。
本日の名言
難題の”無い”人生は”無難”な人生であり
難題の”有る”人生は”有り難い”人生である

by斉藤里恵
そう、この言葉は胸に響きますなぁ。
斉藤里恵さんといえば、
幼いころに聴力を失うというハンデをわずらわれがた
超人気ホステスなのである。
言葉を話せないから手話によるのだろうが、
本当の人の心がそこにはあるのであろう。

号外!PAOチーフデザイナー古場田氏が語る!PAOの世界の巻

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、PAOチーフデザイナーの古場田良郎氏が語る、
PAOのデザインの真相を号外としてご覧頂くコトに致そう。
この模様の全ては後日ウェブマガジンとして事細かくご覧頂ける事となる。
まずPAOに乗られている方々も口を合わせて言うのが
パオはノスタルジックだ、とかレトロな印象。
そして、フランス車の感覚。と口々に思いを述べる訳だが、
それぞれオーナーの独自な見解であり、さらに行き過ぎたネットの書き込みなどには
ルノーキャトルを模して造られたなど、いろんな憶測で皆が理解している。
がしかし、これからPAOについてお伝えして行くのだが、全てがかき消される
ことになるだろう。どういうことかと申せば、
すべては大きな勘違いの元、パオに乗られているのである。
ウェル的には(姉さん、事件です)と言いたいぐらいの勘違いであり、
スピードウェル社としては本来のPAOの考え方を勉強し
以降パオを存続させる為には、本質を追求しないことには何も始まらない、
スピードウェル社から間違ったイメージを発信していてはPAOの為には
何もならないという、そうして古場田氏に色々と資料をご提供頂き、本日に至る。
20090916a.jpg
これがPAOの素。『バナナリパブリック』(古場田氏所蔵)
そう、アパレル業界では皆ご周知のところ。
開発当時、ニューヨークや西海岸(アメリカ)で流行つつあったのが
このバナナリパブリックだったという。
古今東西多国籍なアパレルに留まらず、
世界中の旅行に関するコラムなども発信していた。
そしてPAOのデザインが始まる頃、バナナリパブリックの特殊な波をキャッチし
古場田氏自身がアメリカに乗り込み、調査するところから始まった。
『私たちが着目した時点ではすでにサファリルックからの転換期。
ファッション業界ならではの変わり身の早さ。
周回遅れで日本に上陸。
ただし私たちもまた流行としてとらえたわけではなく、
生活提案のひとつの面白い切り口としてとらえました』(古場田氏談)
20090916b.jpg
↑これが、バナナリパブリックのパンフレットだ。(古場田氏所蔵)
女性の衣服やカバン、帽子など。こういうイメージを
車に落とし込んだらどういう形になるのか。
そういう発想が一つのパオのイメージであったのである。
だから、ルノーの車を真似したのでもなければ、
ノスタルジックなモノを造ろうとは全くしていなかったのだ。
というところで、
すべては勘違いの元理解されていたであろうコトに間違いはなさそうだ。
そして、このパンフレットを見ると、逆にPAOの良さがさらに
彷彿する事となる。
20090916c.jpg
世界中の旅行に関するコラムなどが掲載されたカタログなども。(古場田氏所蔵)
『お客のイメージの中心は、そんなに裕福ではないが文学好きのインテリ層。
当時からカタログはマニア垂涎のアイテム。
知的好奇心をくすぐるのがポイント。』(古場田氏談)
バナナリパブリックの世界がココにあったのではなかろうか。
こういうバナナリパブリック的考えが、PAOのイメージに反映された訳だ。
この時点でお解りのように、PAOは車というモノの概念からは
一線をかっしているという特異な車であるコトに間違いはない。
車と車を比べていないのだから。
『テーマはトラベル&サファリ』
以降のウェルマガジンで明らかになる。
乞うご期待!!
本日の名言
自然の自然は自然なり
自然主義者の自然は不自然なり

by内村鑑三
おお~深い。自然に生きようとする事こそ不自然であるという事。
現代の流れに沿って生きているほうが自然という事だろうか。
いや~考えさせられますなぁ。

日産PAO 大阪バネ工業と共同開発!!スピードウェル社が究極の足廻り開発の巻!!

どんも~す。ウェルです。
さて、スピードウェル社が遂にパオの足廻りの開発に踏み切った。
単に足廻りと言うが、いろんなパーツで構成されている。
そして乗り心地と見た目という2点に大きく焦点を当て
スプリング(俗名バネ)を開発しているという。
何がなんだかわからないであろうから、ご覧頂こう。
20090813a.jpg
パオの横からの姿見だ。
なになに、ブリジストン製のスーパーラップのアルミホイールがおごられている
以外になにもないようであろう。
しかしながらココにはおおきな問題点が見え隠れする。
では部分カットでご覧頂こう。
20090813b.jpg
フロントの足廻りだ。
特にフェンダーとタイヤの隙間をご覧頂きたい。
20090813c.jpg
リヤの足廻りだ。
特にフェンダーとタイヤの隙間を気にして頂きたい。
どうだろう。
皆様も解かったであろうか?
そう、パオが大きく前傾姿勢になっているのが。
もちろんこの前傾姿勢には理由があるのだが、それを克服し
一定の水平近くまで『完全には水平にしない』ボディーを保ち、
乗り心地までも良くするというスプリングを開発するのだ。
現時点でのフロントフェンダー頂点から地面までの車高は約600mm。
リヤフェンダー頂点から地面までの車高は約640mmだ。
約4センチも後ろが高くなっているのが伺える。
経たりなども計算に入れていかないといけないが、これが平均値である。
この車高を若干ダウンしさらに車両を平行近くに保てば、
スピードウェル社が求める理想の見栄えになること間違いない。
『うちのパオちゃん、ちょっと後ろが上ってるようにみえるわぁ~』
っとおっしゃられる方には朗報。
さらに、今回パオ業界では一番需要のある
モンローリフレックスショックアブソーバーとの相性を一番に考えた
バネレートで設計するため、今後足廻りの修理をされる方は
セットで交換すれば最良の乗り心地が得られるコトだろう。
今回はスプリングのパイオニア、大阪バネ工業株式会社と
共同開発で試みるコトとなった。
大阪バネ工業株式会社は多数の大手自動車チューニングメーカーのスプリングの
製造元として知られ、それ以上に産業ばねのトップブランド。
いわゆる日本が誇るトップレベルのスプリング製造会社である。
誰もが太鼓判を押す仕上がりになるコトは間違いないであろう。
そして今回ご担当いただくのが、営業部の松浦氏と
技術部設計開発課の谷口氏である。
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まずは純正のスプリングをサンプリングする。
巻き線の数や、線径、製造方法など事細かなデータを
コト細かく抽出するのだ。
20090813e.jpg
パオの純正スプリングの仕様をココでお教え致そう。
☆フロントコイルスプリング
バネ定数(kg/mm) 1,5
自由長 右MT 347,5 左MT 340  右AT 365,5 左AT 354,5
コイル中心径 90パイ
線径(mm) 右MT 9,2 左MT9、1  右AT 9、5 左AT 9,3
☆リヤコイルスプリング
バネ定数(kg/mm) 1,5
自由長 330,5
コイル中心径 85パイ
線径(mm) 8,9
ざっとこんな感じだ。
しかし、このデーターは日産が公表しているものであり、
本当かどうかは解からない。
それを解明すべく、松浦氏と谷口氏はスプリングを一本ずつ試験機にかけて
行くのであった。
スピードウェルが熱く燃える瞬間がココにある。
20090813f.jpg
スプリングの一番端を見れば製造工程が解かるという。
一番端が巻き込まれず、少し外へ真っ直ぐむいている、これが熱間整形の跡。
材料を加熱して成形後に、焼入れ・焼戻しをする事から『熱間ばね』
と呼んでいる。
特に太くて大きなバネを製造するにはこの方法が用いられる。
20090813g.jpg
経たり具合なども確認するために自由長を測定。
そもそも、新品の状態でもメーカーサイドの公表数値と合わないものも
あるらしい。
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次はバネレートを測定する。
バネレートとはばね定数の事。ただ英語で言っただけ!!
1mmスプリングを縮めるには何キロ荷重をかけるか?という数値によって換算される。
パオの場合1,5kgの荷重をスプリングにかけると1mm縮むという事が
先ほどのデーターで読み解く事が出来るのだ。
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100kg、150kg、180kg、と圧力をかけて行き、
その都度いくら縮んだから測定が繰り返された。
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スプリングは荷重をかけてもまた同じ自由長の戻るのだが、
ある一定を過ぎると同じ自由長に戻らないのだ。
それが、このスプリングの限界点であり、それが経たりの原因でもある。
こうして、純正スプリングを全て測定し、計測結果を出した。
ココではまだ公表できないが、本当に素晴らしいスプリングが
出来上がるためのデーターは収集出来た。
20090813k.jpg
ココでは、スプリングの乗り味やローダウン量など、打ち合わせが
行われる。
スピードウェル社+大阪バネ工業=最良の乗り心地、最高の姿見。
となるよう、スピードウェル社内でも研究が進む。
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これがいろんなデータだ。
マーチMA10 Turbo前期 Turbo後期 マーチR スーパーターボ
NISMOダートラ用なども全てデータとして収集した。
目標は大人的ローダウン。ロールの抑制。前後荷重の調整。
最高の姿見。最良の乗り心地だ。
①大人的ローダウン
ほとんどローダウンしないという事。
今回製作するスプリングはローダウンはするがローダウンスプリングとは呼ばない。
ボディーの前後の調整を施す観点から、必然的に下がることがあるというぐらい。
純正の風合いをより大切にするため、最良かつ最小のローダウン量を実現する。
②ロールの制御
パオにはコーナーリング時に外側へ揺れるというロールの制御を行うスタビライザー
が着いていない。このことから、前後のスプリングのバネレートを調整し
乗り心地を損なうことなくロールを抑制する事に挑戦する。
③前後荷重の調整
パオだけでなくクルマは前かがみになりやすい。特に後ろの座席に
定員数座ればバランスが取れるのであろうが、パオをずっと5名乗車で
乗るコトはそうない。それであれば、1~2人乗りで最良の姿見を
実現し、5名乗車しても、それほど悪く見えないくらいの調整してあげる
という事だ。
④最高の姿見
パオのある程度ある車高を保つコトこそが、最高の姿見を生むであろうと
理解している。もちろん完全なローダウン車もカッコいいのだが、
パオらしい、という観点から見つめなおしたら必然的に答えが割り出される。
⑤最良の乗り心地
今回はモンローのショックアブソーバーの減衰力にベストマッチ
させ、純正よりタイトな仕上がりを目指す。
などなど。
これはスピードウェル社独自の見解だ。
以上、今後は試作からサーキットでの試乗を行い、
厳しいテストに合格した素晴らしいスプリングを皆様にご提供できる様
薦めて行く。
スピードウェル社がこだわる足廻り、是非ともご期待あれ。
今日はコレまで~。
本日の名言
どんなに豊かな土壌でも
耕さなければ実らない
人の心も同じである

byセネカ
おうおうそういうことだすなぁ。
もっと~いろんなことを学びなさいという事でもありましょう。

日産PAO エアーコンディショナー『エアコン』修理の巻き!

どんもす~。ウェルです!
さてさて、本日はエアコン修理という事で、
その中でもレシーバーユニットというものをご紹介致そう。
まず、エアコンとはなんぞや!と申せば、基本的には
クーラーの事をさすのだが、パオは発売当時、エアコンは
ディーラーオプションであった。
ココでパオの基本的なエアコンの能力をご紹介致そう。
定格電圧 12V
標準冷房能力 3000Kcal/h
風量 5,0㎥/min
ブロアーモーター消費電力 120W
冷媒使用量 600~700g
VENT時の吹き出し風温度調整式、可変サーモアンプ採用。
エアコン使用時の加速性能を確保するため、全車加速時エアコンカットシステム採用。
といったところで御座ろうか。
話は戻るが、基本的に20年もたてばやはりエアコンの各部品にも
疲労が溜まってくる訳だが、一番の不具合の原因が
部分、部分からの冷媒(ガス)漏れ。
20090711a.jpg
ボンネットをあけるといろんな装置が鎮座しているのだが、
この中心のモノがレシーバーユニット(リキッドタンク)。
これはクーラーの装置の中で何をしているのかと申せば、
様はゴミや水分を除去する装置とでも申そう。
中には活性炭が封入され、冷媒(ガス)を常にろ過している訳だ。
上部には点検窓があり、冷媒の量を目視できるようになっている。
20090711b.jpg
左がお古で右が新品
形が若干違うという事は、元々パオ用であったものはすでに生産廃止され
新しい性能が向上したものに代替されているのであろう。
価格は7,991円である。
しっかし、これのどこがブッつぶれたかというと、
上部にある点検窓から冷媒が漏れてきたという。
かなりマイナーな不具合であった。
20090711c.jpg
写真中心の丸いところが冷媒の点検窓。
左右の丸は冷媒のINとOUTだ。
上の配線が付いているセンサーは、クーラーのコンプレッサーに対して
冷媒の圧力を検知して信号を流す。
要するに、このセンサーは冷媒の圧力を感知してコンプレッサーを
ONしたりOFFしたりする。
簡単に言うと冷媒が入ってないとコンプレッサーは回らない。
なのでクーラーが効かない。
つまりはそういうことだ。
さてさて、今日はレシーバーユニットからの冷媒漏れのお話だったが、
クーラーにはまだまだ、漏れやすい箇所が多いゆえ、
また他の部分の特集を致そう。
今日はコレまで~。
本日の名言
総裁候補となることを条件に
宮崎のため 地方のため
私は国に行く

by東国原
どぎゃんかせんんといかんですよ、ということで
熱い男であります。
こういう使命感をもって政治に取り組んでいるかたは
どれだけ議員さんでいてるのでしょうかな。

往年の仕上がり!日産パオ タコメーター取り付けの巻☆

どんもすべぇ~。ウェルです。
さて、本日は往年の仕上がりという事で御座いますが、
タコメーターが主人公。
パオにはそもそもタコメーター(エンジン回転計)は付いておらず、
Be-1には付いていたという事で、パオにも付けたくなるというものが
男でも御座ろう。
今回のタコメーターはVDO製。VDOといえばメルセデスやその他ドイツ車の
純正のメーターも造っているメーター会社なのであるが、
そのタコメーター、しかもパオに合う文字盤のもので今回は往年のという
仕上がりをご覧頂こう。
20090702a.jpg
これがそのタコメーター。
文字盤がとってもキュートで御座ろう。
これだけで、往年のっとはまだまだ申しませぬぞ!
20090702b.jpg
これがタコメーターの裏側だ。
ホワイトの文字盤にホワイトのボディ。
メッキリングが往年の風合いをかもし出している、って
これだけでは往年の仕上がりとは申しませぬぞ!
さてさて、これがスピードウェル風に往年の仕上がりを施すと
どうなるやら。
もったいぶっても仕方が無いので早々にご覧頂こう。
20090702c.jpg
これがウェルの手にかかった往年の仕上がりだ。
ええっ、ただボディを黒くペイントしただけじゃん。
とお思いの方。
もっとアップでご覧頂こう。
20090702d.jpg
ほらほら~。
どんどんウェル『オヤジ』臭くなってきた。
エンジン音がうぁ~んときこえてきたでしょ。
これが往年の名車を彷彿とさせる仕上がり。
ウェル語で黒縮み塗装。
一般語では結晶塗装と申そう。
20090702e.jpg
これがなんともゴツゴツして良い風合いをかもし出しているのだが、
こういう質感は日本の古来でも見受けれる。
それは、宮司、神主さんなどが被っている烏帽子。
烏帽子の表面もこのようなゴツゴツした風合いに仕上げられ、
モノという観点以上にこだわられた仕上がり。
なんであろう、こういう仕上げが胸にときめくモニターの前の
そこのあなた。
あなたはオヤジではなく小ヤジに認定する。
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パオに取り付けられた様子。
メーター単体で、その威厳を発揮する。
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左にはパオの純正オプションの時計が鎮座する。
という訳で、スピードウェル風な仕上がりといえば
一面はこういうオヤジ臭いところなのだが、
それは一見すると、たわいも無いことで、しかし
心の奥底になんだか赴きを感じるのであった。
まだまだ、往年の仕上げは序の口。
これからもどんどん面白いものをご覧頂く事とあいなるであろう。
今日はコレまで~。
本日の名言
人のやらぬこと
やれぬことのみをやった

by堤康次郎
ふわぁ~そういうひとはおっきくなるのでしょうなぁ~。
さて、皆様も明日は皆ができない事に挑戦してみては如何でしょうか。