パオ 室内灯用ドアスイッチカバーを交換するの巻

どんぞぉ〜ウェルでずぅ〜。
久々に風邪をこじらせております。
毎日ブログをアップ予定ですが、最近パワー不足に
嘆いております。自分自身のボアアップが必要かも知れませんなぁ。
さて、今日はパオの室内用ドアスイッチカバーの交換へと参りましょう。

ドアスイッチはドアを開けたら存在する。(ちぎれている様子)
そう、このドアスイッチ。今まで気にする事のなかった
ドアスイッチで御座るが、ようよう考えてみると、皆破けている。
破けてないパオを見るほうが少ないという現状。
しかも、当社もで御座るが、なかなか交換して販売している
所はないと申す。

新品は未だに健在!一個570円というシロモノ!
未だに生産されているのかデッドストックなのかは不明では御座います
が、少なからず無くなっていくパーツの一つであろう事から
早めに交換致し候。

交換はプラスねじ一本外せばすぐに外れるので御座る。
↑この状態で、も少し〜引っ張り出せば配線がにょきにょき〜
と飛び出てくるので、その状態でカプラーを外せば良いので御座る。

ドアスイッチを外した様子!
このまま配線がボディーのなかに落ちないように充分に気をつける
ので御座るが、みればみるほど手を離そうなものならボディーの中へと
入って行きそうな予感さえ覚えるのはウェルだけで御座ろうか。

取り外したスイッチをご覧頂こう。
仕掛けは簡単、ドアが閉まったり開いたりしたらオン、オフする仕組み
になっているのだが、もっとアップでご覧頂こう。

中心の金の部分が接触するかしないかというあんばい。

ドアが閉まったと仮定して真ん中のロッドを押し込んだ様子!
↑このお写真では解かるが、ロッドはトップのプラスチックの筒状
のもので御座るが、ここにカプラーも留められている。
まさしくロッドはもてもてである。

左がお古で右がお新!
ここでもなにやら新品のほうは中心のあわせ面のゴムのハギレが
微妙ですなぁ。
製造工程などの違いが出ているのかもしれませんが、
まあ取り扱いじたいには問題ないので良しと致そう。
ゴムが破けていてもさほどの影響は少ないと思うで御座いますが〜、
内側からも綺麗にしていけば、また新たな気持ちでお乗り頂ける事と
存じ上げております。

最終また+ネジ一本で固定して終了で御座った。
さてさて、本日はマニアックな場所の修理で御座いましたが、
お一つ570円という微妙な価格が大人心をくすぐることであろう。
今日はコレまで〜
本日の名言
あらゆる失敗は成功に向かう第一歩である
bYヒューエル
という事ですなぁ。失敗して、どんどん失敗して
成功に近づきましょうね!

パオ ペダルゴムを新しくするの巻

どうもろぅ〜ウェルです〜。(いいともろぅ〜みたいな)
今日もお天気が悪く〜仕事がはかどりませんが〜
頑張って参りました。
今回のタイトルはペダルゴムを新しくするという事で御座いますが、
読んで字の如く、ペダルゴムを変えるという。

今回は新車から今も現役バリバリのpapa様のお車を拝借。
MT車で御座いますので、クラッチペダルのゴムも交換致します。

アクセルペダルの新品で御座る。価格は330円
そう、以外にやすぅ〜いが、いつ生産廃止になるか疑問のパーツ。
また、このようなお値段なので、中古車をご購入などした時に
一緒に交換しても良いのでは?などと考えているウェル。
今まで気づかなかったが、こういうパーツが良きフィーリングを
生むのでござろうなぁ〜。
という事で、スピードウェル社で在庫を置く事に致しましたので
お気軽にお買い求め下され。

さすがに新品らしくペダル表面の溝は深い。
お次はブレーキとクラッチペダルゴムをご覧頂こう。

ブレーキ、クラッチ共MTは同じ。価格は1ヶ160円
部品番号は46531−M3000!
ATのブレーキペダルは価格を調べるのを忘れており、
改めてご連絡いたそう。

この溝のにくにくしさがなんともたまらない。
新品とはこのような良き風合いを醸し出しているとは、
全く気づくよしも無し。

ペダルゴムを全て外した様子!!
そう、このゴムはすべて挟み込まれているだけなので、
裏側から前方へゴムのフチをめくり上げると簡単に取り外す
ことが可能!!

アクセルペダルゴムの裏をチラっ!
すけべぇ〜な言い回しで御座るが、オッサンなので
その点はご了承くだされ。
ペダルの裏だが、ペダルが食い込むように整形されているのが
良くわかる。

ブレーキ&クラッチペダルゴムの裏。この中にペダルを納める。
まあ、ただグにゅっと押し広げ装着するだけの事だが、
成果はそれ以上である。

しあがれば〜やはり新品はゴムの旧き佳きゴムのかほりが漂ふ!
皆様、DIYでも出来ますので〜是非是非お試し下され。
今日はコレまで〜
本日の名言
自分の人格と人生を変えることのできるのは
自分のみである

byジェームズアレン
そう、何をいわれようともされようとも自分を変えれるのは自分のみで
ある。
自分というものはいったい誰なのかわからないところもあるようだが
やはり自分と言うものを見つめ直す時間も必要であろうなぁ〜。
ウェルは自分のことがオジン臭いという事以外にはさっぱりわかりません。
皆様は自分自身どのような人間かわかりますかなぁ〜!

パオ ドアの水切りモールを交換するの巻

どどどうも〜ウェルだす〜。
さてみなさん(浜村淳風)今日はパオのお勉強で御座いますが、
ドアのガラス廻りのモールの中で一番下についている
俗に言う水切りモールの交換をご紹介致しましょう。
水切りモールってなんぞやと申しますと、ガラスの上下開閉
するところの水を切るゴムモールで御座るが、
まあ写真を少しづつご覧いただこう。

新品の水切りモール(左右)が鎮座する。
そう、パオにはすでに生産廃止されたゴムモールもあり、
パオのドアのガラス廻りでは三角窓ゴムモールとこの
水切りモールはまだ販売致しており申す。

ドア右側の品番!!

ドア左側の品番!!
そう、皆様が注文される時はこの部品番号で大丈夫で御座る。
さてさて、この部品の分解する手順の写真をうっかり消去して
しまい、分解後をご覧頂こう。

そう、何気なく外したなっていうイメージは御座ろう。
取り外し方法であるが、これは単に上に引っ張るだけで
はずれ申す。
男性であれば誰でも出来そうなこの取り外しだが、結構硬い。
まあずっとひっぱっていればいつかは外れるだろう。
人事のように書いておりますが、頑張ってくだされ。
このモール、経たってくるとガラスとモールの間に
隙間が出来もうす。
また雨天時の水の切れ具合も変ってくるので御座るよ!!

お古モール裏側(ガラスと当たる面)フェルト状の素材が磨り減っている。

新品モール裏側(ガラスと当たる面)フェルト状の素材がたわわである。
そう、このフェルト状の素材がゴムの裏面にあり、
ガラスの水を切るので御座るが、お古はもうフェルト状の素材が
ガサガサでかちこち。
また、水きりモールでよく見かけるのが、端からモコモコ膨らんで
来ているもの。
これは、内側からモール内の金属が錆びてゴムを押し広げて
いる様子で御座る。

水きりモールの断面!中心に核となる金属が存在する。
まあこの金属が骨となってドアにびしっと引っ付いているのだが。
経年劣化は否めないですなぁ〜。

組み付けた様子!
組み付けもいたって簡単。
ただただ位置を合わせ上から変形しないように押し込むのみで御座る。
DIYで交換が可能なので、このモールが気になる方は
交換してみては如何でしょうか?
という事で、パオの再生を日々行っておりますが〜
まだまだこれからで御座いましょう!
来月以降にもパオのウェブページもリニューアル予定なので
乞うご期待あれ。
本日の名言
苦は楽の種 楽は苦の種と知るべし
by光圀
そう、人生楽ありゃ苦もあるさ〜でおなじみのです。
楽という言葉はなぜ存在するかと申しますと、苦があるからです。
苦しい事があるからこそ、道が開けると楽だなぁ〜と
思えるのでしょう。だから思いっきり苦しみましょう。
苦しめば苦しむほどギガント楽しい事が待っていますから(しょこたん風)

パオ オイルプレッシャースイッチの交換の巻

どんむぉ〜ウェルです!
今日は久しぶりにパオのお勉強で御座いますが〜、
オイルプレッシャースイッチをご紹介致しましょう!
さてさて、そもそもオイルプレッシャースイッチとはなんぞや
と申しますと、これはエンジン内部に適正にオイルが循環しているか
というモノを測定しているもので、メーターにオイルマークの
赤い警告灯があるので御座る。
オイル自体はエンジン内の歯車のようなポンプで圧送されており、
この圧力が低くなると、エンジンオイルが各部分に行き渡らなくなり
焼けてしまうという。

中心の見えている小さなモノがそれ!
この写真では見辛いので御座いますが、なんせパワーステアリング
のホースが邪魔をしてなかなか奥地へは入りきれません。
という事で、外した模様をご覧頂こう。

シリンダー壁にあなぽこが。オイルプレッシャースイッチの取り付け部
この壁横にはオイルエレメントもあり、シリンダーの中のオイル通路
がモコモコと見えているので御座います。

この少し赤いパッキンが塗られていたところが取り付け部!
そう、今回はなぜこのプレッシャースイッチを交換したかと申します
と、エンジンオイルがきっちり全体に行き渡るくらいに圧力が出ている
のにも関わらず、メーターのオイル警告灯が
エンジンを始動してからずっと点灯しっぱなしだったという。
そう、これは一大事で御座った。
なにせ、オイルが循環できなくなると、エンジン自体はすぐ
焼きつきギゴギゴギゴ〜という悲鳴を上げて始動不良になるからで
御座る。
調べるのにも一苦労致し候。

左が新しく、右がお古。
そう、これもまた当時のオリジナルとは少し違っておりもうした。
純正品番にも関わらず、少しづつ改善されている様で御座るが〜
何かの部品と共用になったのでは。
もっと詳しく覗いてみよう。

お古。ソケット部には24番という刻印が!
そうよくよく見ると、頭の部分も少し小さくなっており、
やはり、このパーツは何かと共通部品で御座るな。
というよりは、他のエンジンもみなコレを使用しているのでは
無かろうか。
ウェルはパオ、ラシーン、ミニのこと以外は無知なので
これ以上のことは勘弁で御座る。

新品が様子。このソケット部には28という刻印が!
そう、少し少し部品が変っても、物が良くなり故障頻度が
少なくなれば越した事はございませぬが〜
ウェルはなぜか当時モノという言葉に弱いのですよ!
またコレが、コダワリの一つになるであろう。
さてさて〜、本日のオイルプレッシャースイッチは如何で
御座いましたでしょうか?
メーターに存在する警告灯を点けたり消したりしているのが
このスイッチだった事を初めて知った方々が多いとは思いますが
今後、今日のような故障も少なからず増えていくであろう、
という事での特集で御座ったが、もし皆様の
パオのオイルマークの警告灯がエンジン回転中に点灯した場合
は、すぐにエンジンを切ってエンジンオイルの量をご確認
くだされ!
適正にオイルが入っている場合は、プレッシャースイッチの不良か
オイルストレーナー(オイルこし器)が糞詰まりしている可能性が
御座います。特に後者にならないように豆にエンジンオイルは
交換してあげましょうね!
今日はコレまで〜
本日の名言
何かをやって時間を損するということは
絶対にないのである

そう、どのような事をしても、必ず経験という自分の宝になって
行くもの。心の引き出しが多くなればなるほど、人生大きく役に立つ
であろうなぁ。

パオ 内装取り付けのピンをご紹介の巻

どんむぉ〜ウェルです。
今日もむし暑い一日になりましたが、ゲリラ豪雨という
天災にはかないませんなぁ。
ウェルのへそを取りに来たのか雷様もゴロゴロとてんやわんやで
御座います。
さてさて、本日はパオの内装を留めているピン『クリップ』を
ご紹介致しましょう。
このピンは特にAピラー(フロントガラスの両サイド)や
リヤの内張り(スピーカーが入っているところ)に使われております。

ピンの形をしたクリップ。一個単位で販売されている。
部品番号はカラー外装色により異なりますので、4パターン御座います。

オスとメスが一つになったアイテム。
このピンは内装を留める穴に差込み、手で押さえつけるだけで
きっちり留まると言う。

噂のAピラー!
このピラーに内装パネルが取り付けられるのである。
それがコレだ〜。

そう、パオは内装と外装のカラーが同じ。
このパネルは合計3つのピンで留まっておりますが、ETCや
ナビゲーションのアンテナをフロントガラス面に取り付ける際
配線をパネル裏に這わすためにパネルを取ったときに
ピンが壊れるという。

内装パネルを取り付け位置にあわし、ボディー側の穴とパネルを合わせる
パオにはもう一つ左右ドアに使われているプラスを切ったピンも
御座いますが、それは壊れにくいので御座る。

穴にピンを差し込んだところ。
この時きっちりその他の穴の位置もあっているか確認する必要が御座る。

プちっとピンを親指で押し込んだ後の様子。
そう、これは誰でも出来る事で御座いますので、ぼくの〜
わたしの〜ピンが足りない〜と言う方には朗報。

取り付け完了!配線などもすっきり隠すことが出来るので御座る。
という事で、本日は内装のピンをご紹介致しましたが〜
ほすぃ〜と言う方はご連絡くだされ!
今日はコレまで〜
本日の名言
過去を遠くまで振り返ることができれば 
未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう

byチャーチル
ほほ〜その通りかもしれませんな。
ウェルは昨日の夜ご飯もなにやったかなぁ〜と言う始末。
これでは、明日も見れませんな。
さて、皆様は昨日の夕食、思い出せますかな!

パオ フロントガラスの交換の巻

ども〜ん ウェルです。
本日も皆様おげんこで御座いましたでしょうか?
ウェルは暑さに負けず、しかしお肌は真っ黒こげ。
地黒という説も流れておりますが…
さて今日はパオのフロントガラス交換をご紹介致しましょう!!
まずフロントガラスをなぜ交換するかと申しますと、
今回は、飛び石や割れでは御座いません。
パオによくある、ガラスふちのクモリが気に入らないので
交換するので御座る。
どのような感じになるかご覧頂きましょう。

このパオちゃんのガラスを新品に交換するので御座る

コレがクモリ!!白くぼけた感じになっているのがよくわかる。
↑なぜこのような症状に陥るのかと申しますと、
まずこのガラスがラミネートガラスというモノである事。
別名、合わせガラスとも言いまして、
構造はガラスとガラスの間にフィルムを挟みこんでいるという。
なのでガラスが事故等で割れたときは、フィルムがガラスを飛び散らない
様にするという利点が御座います。
昔はフロントガラスは強化ガラスで出来ており、割れると
小さく四角い粒上になるのでございますが
(ドアガラスなどは今も強化ガラス)
あまりにも飛び散るのが危ないという事で、ラミネートガラスに
変更していったという経緯が御座いますが、
このラミネートガラスの欠点はふちから白くぼけてくる事で御座る。
なぜぼけるかって〜それはそのガラスとフィルムの隙間に
水分が入り込み白くなるので御座ろう。

専用のカッターを入れ、ガラスをボディーから切り離す。
↑そう、ガラスは専用のボンドでボディーと密着しておるので
御座います。
そう考えたら凄いですね〜ボンドだけで留まっているなんて。

やっとこさガラスを外す。
ガラスを外した後に接着面を綺麗に平にしていきますが、
このようなものを発見致しました。

接着面のふちからの錆!!
↑この錆が原因で、フロントガラスから雨漏りをする
パオをたまに見かけます。
ノーマルルーフのパオなのに〜雨漏りするなんて〜ってお悩みの
かた、ココから漏れている可能性大で御座る。
もちろん、この後、錆を落としてきっちりシーリングを施すという。

中心をご覧下さい。こんなところに水抜きの穴が御座います。
これはパオを熟知されている方もなかなか気付く片はおられない
と思いますが、ウェルはココだけは知っています。
ガラスモールの付け根に左右二箇所、水抜きの穴が設けられており、
この穴がふさがると〜パオのフロントガラスの下側が
錆びてくるので御座います。

水抜き穴に接着剤が入り込まないようゴムでカバーする!
↑またこのゴムはガラスの上下の位置決めにもなるので御座る。
まさしく、いちいしにとり、いや一石二鳥で御座いますなぁ。
さてさて、作業は中盤を迎えてきましたが、お次は
ガラスの当たり面の高さ調整のスポンジを張ります。

5mm角のスポンジをぐるり張るのである。
このスポンジは5mm角で御座いますが、大体の国産はおんなじ
5?角ですが、ホンダは多分7?角だったかな?

新しいガラスが鎮座する。
この次にガラス接着剤を塗り、ボディーにセットするのである。
ココであまった接着剤はきっちりふき取るので御座るが、
この接着剤がなかなかふき取りにくく手が真っ黒。
地黒という噂がココでも流れておりますが…

お次はガラスモールを入れていく!
そう、このガラスモールはほとんどのパオは縮んでいるので御座る。
ガラスの中心下にこのモールのつなぎ目が御座いまして、
ココから左右にどんどん縮んでいくので御座る。
また、中古車であれば、この状態を見て屋内保管か雨ざらし
か判別が付くので御座る。
スピードウェル社では、この部分の状態で仕入れ価値を
一部決めているのである。
やっぱり雨ざらしより屋内保管のものが程度は良いという視点
からで御座いますが、もちろん屋外保管でも状態の良い物は
御座います。(それだけ大事に乗っているという証)

モールを最後までいれ、中央のしまいを施し終了!!
やっとこさ完成で御座います。

新品ガラスは視界抜群で御座いますなぁ〜
という事で、今回はフロントガラスの交換をご紹介致しましたが
ガラスにも色々種類が有りまして、日産を通してガラスを注文すると
かなりお高くなりますぞ!!
当社のガラスはリーズナブルなOEM製では御座いますが、違いは
日産マークが入るか入らないか、というそれだけ。
価格は交換工賃込みでも3万円後半で御座います。
ガラスがくもって〜どしよかな〜などお悩みの方はご相談
下され!
今日はコレまでで御座る。
本日の名言
失敗することを恐れるよりも
真剣でないことを恐れたい

by松下幸之助
そういう事で御座います。どれだけの真剣でいたのかが、重要。
真剣にせず、失敗するのは言語道断で御座いましょう。
真剣、これもまた奥が深いもので御座いますぬぁ〜。

パオ ベアエンジンの巻

どうも〜ウェルです!
さてさて、夏い暑、いや暑い夏がやって参りましたが、
となりのトトロが放映されると、夏休みがやってきたという
妄想におちいりますが、大人には夏休みが御座いませんなぁ〜。
という事で、本日はパオちゃんの素晴らしいエンジンをご紹介
致しましょう。

なにやら箱が。
そう、この中には何かが入っているには間違い有りませんが、
なにやら日産の文字が気になります。
まあ、本日の御題がベアエンジンという事で、
こんなかにゃーエンジンがはいっとるべっと言った感じ。
あけてみましょう。

いや〜ん!袋かぶってるやんかぁ〜。
じれったいにもほどが有ります。
そう、まずベアエンジンと言うものはどういうものなのか
申しますと、より新品に近く整備されたエンジンで御座る。
スピードウェル社でも、日夜エンジン分解しておりますが、
技術的に不可能な事もあり、このベアエンジンを搭載する
モノも出てくるという事。
日産さん、もっとエンジンパーツをそろえてほしい!!
ピストンもサイズを揃えてくれればもっとオーバーホールして
乗れるエンジンもあるはずなのに〜。ぶぎゅ〜。

出てまいりました。そう、魅惑のベアエンジン!!
エロい!これがエロいと思える方は、本物です。
簡単に言いますが、オーバーホールするよりこのエンジン載せたほうが
長持ちするやんと言われればそれまでですが、コスト的なもの
も御座いましょう。
しかし、欲しいので御座る。

アクチャルモデル763RR
ココでエンジン仕様をお伝えしよう。
エンジン形式 E-PK10
総排気量 987CC
燃焼室形状 半球型
弁機構 OHC
ボア×ストローク 68,0×68,0
圧縮比 9,5
最高出力 52馬力/6000rpm
最大トルク 7,6/3600rpm
という事であるが〜
ココで馬力ってなに〜馬の引く力〜なんて勘違いなされているかた
(実はそこからきた)
もおられますので本当の馬力の意味をココでお教えいたしましょ!
そもそも馬力とはなぜそう呼ぶのかと申しますと、
昔は馬車だったから、また英馬力と仏馬力など色々
混在しますが、簡単に申しますと、
1秒間につき75重量キログラム(kgf)の重量を1メートル動かすときの仕事率
ということ。
お勉強になりましたかなぁ〜。

EX側のマニホールド取り付ける所をガシャ!!
いやはや、今回はこれ以上はお伝えできませんが、
スピードウェル社では今後パオ、ラシーンを末永く
応援できるよう体制を整えていく次第。
まだまだ〜あきらめられませんなぁ〜。
また特集を組むことに致しましょう!!
今日はコレまで〜
本日の名言
腹が空(から)になれば
頭も空になる

これはユダヤ人の格言で御座いますが、
そう、腹が減っては戦は出来ぬみたいなものの
現代版のようなかんじ。
おなかがすいては良い仕事も出来ませんなぁ〜。

パオ エンジン整備 リヤクランクシャフトオイルシール交換編

どどども〜ん ウェルですぅ。
本日も真夏のような天候で、暑いですが、ウェルは滝のように汗が
流れ、ただ今汗臭い中ブログを書いております。
しかしながら自分の汗のかほりというものは麻薬みたいなもので
こそっとクンクン臭いながらほげほげ〜とするのはウェルだけでしょう。
さて、今回はエンジン整備、リヤクランクシャフトオイルシールの交換編
という事で、スピードウェル社ではエンジンの中まで分解して
整備も致しますが、今回はまずこのリヤクランクシャフトシールの交換から
見てもらいましょう!!

エンジンを降ろし、エンジンとミッションを割ったところ!
まずクランクシャフトとは何ぞやと、申しますと〜エンジンの主軸
で御座いますが、役割は簡単に申しますと、エンジン内部の
ピストン運動(上下運動)を、回転運動に変換し動力をミッション側
に伝える物で御座います。
でですね、今回リヤクランクシャフトオイルシール交換という事で
なぜリヤってつくの?みたいな感じで御座いますが、その反対側は
フロントと申します。
これは時代背景にあり、昔々は縦置きエンジンから始まったので、
縦置きエンジンの場合ミッションはエンジンの後ろ側についておりました。
なので、シリンダーの順番もフロント側から一番、二番って数えるので
御座るよ。皆様、勉強になりましたでしょ!
今は横置きエンジンが主流なのでわかりづらいかもしれませんが、
要はミッション側がリヤ側という事。

新品のリヤクランクオイルシール!
そう、このクランクシールも新車時のオイルシールと少し形状が
変っておりましたので、何か進歩したのか、日産が何かのエンジンの
部品を代用したのかでしょう。

リヤクランクオイルシールを外したところ。
↑この真ん中の大きな軸をご覧下さい。
ココにトルクコンバーターという流体クラッチが取り付けられるのである
そう、このエンジンはオートマチックミッション用です。
このリヤクランクオイルシールを交換するだけでは別にエンジン
まで降ろす必要は御座いません。(ミッションを下ろすだけでOK)
それ以上に整備するために今回は降ろしております。

オイルシールの裏側!
↑オイルシールとはこのような構造になっております。
表側からはわかりませんが、裏側から見ると、中心の軸にゴムが
きっちりあたるようにスプリングのワイヤーが入っているので御座る。
しかしながら凄い技術ですなぁ〜。
このオイルシールでオイルが漏れてこないなんて、ゴムも
なかなかやりますなぁ〜。

リヤクランクオイルシールを交換したところで御座る。
基準面が当初着いていたものと異なりますが、クランクシャフト
とオイルシールのあたり面は同じで御座った。

お古のリヤクランクオイルシール!
今回のリヤクランクオイルシールから
オイル漏れがしておりました。
なので、ミッションケース内にオイルが充満しベトベトに
なっていたので御座る。

ミッションケース内を清掃したところ!!
↑このミッションケース内がオイルでギトギトになっておりましたが
綺麗に清掃し、組み付けると言う。
いやはや、ブレーキクリーナーが何本有っても足りませんが、
見えないところも綺麗に拭いてやると、気持ち良いで御座ろう。
また、このミッションケース内にギザギザしたラインが切られたシャフト
が見えておりますがスプラインという溝が切られており、
この溝にトルクコンバーターが勘合されるので御座る。
外側のスプラインにはトルクコンバーターの中にあるステータを
留めているシャフトで御座る!
ちなみに↑の写真の中心のシャフトの一番中がミッション側への
インプットシャフト!
トルクコンバーター(流体クラッチ)がセンターに
ぶちこまれ、エンジンの回転をインプットシャフトに
伝えると言う。
トルクコンバーターの内部につきましてはまた機会があれば
特集する事に致しましょう!
まさに機械らしい部分を本日はご覧頂きましたが、
スピードウェル社では毎日こんな事ばかりやっておりまして、
連日連夜、皆様のお車を仕上げて行くので御座いますが、
その中でもまだまだ足りない事ばかり。
もっともっとこだわり上質のパオ、ラシーンをお造りするべく
精進致します。
今日はコレまで〜
本日の名言
あとじゃできねんだよなあ
いまのことは いまでしか

by相田みつを
そう、今の事は今でしかできませんなぁ。
以前にも今という言葉が気になる名言がございましたが、復刻
致します。
今今と 今と言う間に今ぞなく
今と言う間に 今ぞ過ぎ行く

という事で今〜と言っている間に今は過ぎていくという
無常なもの。
その今を大切にしないといけませんなぁ〜。

パオ エンジン ロッカーシャフト交換の巻

どんむぉ〜ウェルです!
なぜか天気予報が当たらないですが、気象庁の人々は
大変でございますなぁ〜。頑張ってくだされ。
という事で、大した話では御座いませんがさて本題に入りましょう。
今日はパオちゃんのエンジンのヘッドカバーをあけると
鎮座しますロッカーシャフトの交換をご紹介致しましょう!!
さて、ロッカーシャフトとは何ぞやと申しますと、
ロッカーアームを支えているシャフトの事。
ロッカーアームはエンジンの上部の吸気、排気の
のバルブを年がら年中押し続けていますので、このシャフトの
磨耗が気になります。
という事で、ご覧頂きましょう!

ヘッドカバーを外すと、ロッカーアームやバルブ類が鎮座する
このロッカーアームの軸がロッカーシャフトで御座る。
ロッカーシャフトの下にはカムシャフトといわれる吸気、排気バルブ
をロッカーアームを介して動かしておるので御座る。

これがロッカーアームのアップ!!
↑この写真から見ますと、上側のバルブを押すのが吸気側、
下側のバルブを押すのが排気側。
このロッカーアームの支え軸がロッカーシャフト!!
コレぐらいご説明したらおわかりでしょうか?
このロッカーシャフト、じつは中空になっておりまして、
オイルがロッカーアーム側へ流れていくのであった。

これが新品ロッカーアームシャフト!

これがロッカーシャフトの下側!!
↑ロッカーアームが鎮座する位置にはオイルラインが設けられて
おり、常にオイルが流出するので御座る。
やっとココで交換する意味をご説明いたしましょう!
今回なぜこのロッカーシャフトを交換するのかと申しますと、
エンジン内に蓄積したオイルカス等がこのオイルラインを目詰まり
させ、ロッカーアーム軸部が磨耗してしまうのだという。
約20年目という事で、この小さなオイルラインが詰まる
可能性が大。またエンジンオイルをこまめに交換されていない方も
要注意ですぞ!

ロッカー一式を取り外した様子!!
この後、規定位置に入れ替えて、タペット調整し
作業は終了するので御座る。
今日はコレまで〜
本日の名言
やさしい言葉は
たとえ簡単な言葉でも
ずっと心にこだまする

byマザーテレサ
ずっと心にこだまするような言葉、簡単な言葉であっても
かんたんにかけることが出来ないという、この重さ。
凄く奥が深いものですぞ!!

パオのエアコン修理の巻(エキパン&レシーバータンク編)

どんむぉ〜ウェルです!
最後に8月2日の番外編が御座いますのでズズイとご覧下され。
今日の大阪の最高気温は33度でウェルは丸コゲです。
皆様のお住まいになられている地域でも暑かった事で御座いましょう。
という事で、夏本番になる前に修理しておきたい、エアコンを
ご紹介致しましょう。
まずエアコンとは何ぞやと申しますと、まあエア〜コンディショナ
という言葉を略しておるので御座いますが、一般的には
クーラーの事で御座いましょう。
今日はそのエアコンの部品の中でも、もっとも悪くなるパーツを
ご覧頂きます!

これはエキスパンションバルブというもの!
このパーツは高圧液体になったクーラーガスを一機に減圧気体に
する関所で御座る。
ガスというものは液体から気体に変化する時に必ず気化せん熱
といわれる周りの温度を吸収する作用が御座いまして、温度が下がる
という仕組みをクーラーに使っているのです。
汗をかいたところに団扇であおぐと涼しいでしょ。それは
汗(液体)から汗が乾く(気体になる)状態と同じ仕組み!!

レシーバーユニットというパーツがコレだ〜!
このユニットはいったい何なのかと申しますと、まあ簡単に言えば
ゴミや水分除去装置!
中には活性炭などが入っており、クーラーガス内の不純物を
吸収する働きが御座います。
しかしながら今回なぜこの2パーツを交換するかと申しますと、
クーラーが効かないからで御座いますが、
クーラーガスが漏れてクーラーが効かないという故障では
御座いません!ココが本日のミソで御座います。
一般的にクーラーが効かないとなると、ガソスタやオートバックス
さんなどで、クーラーガスの補充をするという行為がはやって
おりますが、実はガスは漏れていないのにガスを補充されている
方もずいぶんおられると思います。

室内のダッシュを外すとエバポレーターという熱交換器が鎮座する。
この中にエキスパンションバルブが入っているので御座る。

見えますでしょうか?内部中心に銅色したものが、、、
という事でやってまいりました〜ウェルの当時モノと現代モノ追求の
お時間が!!

左が新品のエキパン!右がお古のエキパンで御座る。
このエキパンの上部にはなにやら部品番号的なことが書いて有りましたが
新品がA107JAに対しお古はA101CAと記入されております。
まさしく新品が何か変ったので御座いましょう。
質がよくなっているのかは微妙ですが、悪くはなっていないはず!!

お古の刻印は12!!

新品の刻印は18で御座る。
やはり何かが変っているには間違いない!
今回のお古エキパンは何が悪かったかと申しますと〜
弁に何かが詰まっているので御座った。

エキパンを新品に交換致しました!
さてレシーバの場所もご説明致しましょう。

レシーバの在る位置!!エンジンルーム向かって超右側!!
今回の故障内容はと言いますと〜
レシーバーの中の不純物がエキスパンションバルブに
流れ込み、エキスパンションバルブの中にその不純物が挟まり
バルブからきっちりガスを減圧する事が出来なかったので御座います。
そう、ガスをきっちり減圧しないから冷えないといった症状に
陥っていました。
その他にもガスが漏れなくてもクーラーが効かないという症状は
多々有りますが、このレシーバのわるさっぷりというのは
半端ないですなぁ。
自分で溜め込んだゴミを、エキパンに放出するなんて。
という事で、このレシーバーとエキパンは同時交換で御座いますよ!
せっかくエキパンだけを替えても、またすぐにレシーバから
ゴミが送られてくるという悲劇にも対応するためで御座る。
どうでしたか?エアコン、少しは解かり辛かったで御座いましょうか?
もう一度おさらいですが、クーラーは大まかに5点の部品で成り立って
おります。またガスが流れる順に並べてみました。
一つは コンプレッサー(ガスを圧縮し高圧で液体状態にする)
二つは コンデンサー(高圧液体になったガスを冷却する)
三つはレシーバー(ガスにある不純物を除去する)
四つはエキスパンションバルブ (ガスを減圧し液体から気体にする)
五つはエバポレーター (液体から気体に変換したガスの気化せん熱で
周りの温度を吸収し冷えたところに、ブロアモーターで風を送り
冷たい風を室内に送る)
簡単に言いますが、この5点が主要エアコン部品で御座います。
このうち一つでも調子が悪くなれば、エアコンの効きもを悪くする
という。
皆様のパオ、ラシーンでクーラーガスを入れてもクーラーが
効かないなどという症状を抱えておられる方々、
上の5点が怪しいで御座るなぁ〜。
今日はコレまで〜
本日の名言
失敗を恐れるな
成功は必ず失敗の向こう側にある

そう、成功は失敗の向こう側にあるのだから
失敗しないと成功もしません。
なので失敗をクヨクヨする必要は御座いません。
しかしながら同じ失敗を積み重ねても一向にすすみませんぬぁ〜
8月2日番外編!!
こにゃにゃちは〜このページの反響が多く、本日8月2日に追加
画像をご覧頂くことになりました。
そう、エバポレーターというモノがエアコンの涼しい風に
変換する装置で御座いますが、このエバポレーターが汚れて
くると、涼しくならないので御座います。

コレが19年目の汚れ!物凄く恐ろしいですが〜現実です。
このエバポレーターというフィン状の塊、エンジンのラジエーターの
ようなものですが、どちらも熱交換器。
これを清掃して組み付けると言う。

はあ〜気持ちよくなりましたな!
↑クーラーの部品交換(エキスパンションバルブやレシーバーユニット)
と共に清掃を行って組み付けるので御座います。
この夏はこのエアコンで涼しく乗り切りたいもののですなぁ。
本日の名言
為(な)すべきは人にあり 成るべきは天にあり
by杉田玄白
はぁ〜運命と言うものはこういうものなのか、道は自分で切り開けるが
生まれた境遇は己が選ぶ事は出来ない。この時代に生きたという
所から運命は始まるので御座いましょう。