パオの泥除け取り付けの巻!

どもども、ウェルで御座います。
今日は久しく寒い一日で御座いますね〜。
大阪は雨が降ったりやんだり、晴れたり曇ったり、雪が降ったり。
あと雷がなれば〜お天気のフルコースで御座います。
さてさて、今日はパオの泥よけについてご紹介致しましょう。
元々パオが販売された時には、ほとんどのパーツがオプションで
取り付ける形で御座いまして、クーラーやオーディオ、
キャンバストップももちろんオプション品で御座います。
なので車両価格が140万円足らずで販売されておりましたが、
全てを含めると結構お高いお車で御座いますね〜。
ちなみに泥除け、これは通称名で本当は(マッドガード)
と申します。当時販売価格でフロントリヤあわせて5000円
で御座いました。

今では販売されておりません。中古しか御座いません。
このガードがあれば雨の日の跳ね上げや飛び石からボディーを
守ってくれるので御座います。
もちろん一番はルックス!
今回、御取り付けさせて頂くお車のオーナーN様は
ラリー仕様がお好みで、フロントフォグランプは4灯にされており
ただならぬ力の入れようで御座います。
ホイールもカッコいいので是非ご覧下さい。

フロントマッドガードが無い時!

フロントマッドガードがある状態!
なんか551の蓬莱みたいな言い回しですが
ある時と無い時をご覧頂きました。
フロントは元々インナーフェンダーを留めているスクリューで
共締めして取り付け致します。
どうですか?雰囲気かわったでしょ!えっまだフロントだけやから
解からんわ〜と、お思いのあなた。次はリヤへ参りましょう。

まず無い時〜。余談では有りますがバンパー下のステッカーが闇で熱い!!
オーナー曰く、チャンピョンのプラグを使っているので、少し
アピールするための事。
この見えそうで見えない、見えなさそうで見えるこのステッカーチューン
は5馬力アップしている事でしょう!!

リヤは専用の取り付けステーが追加される。
↑写真の中央に少し小さなステーが御座います。ステーというほど
でも御座いませんが、この金具が無ければ留める事は出来ません。
リヤは取り付けのスクリューも変更致します。

おおっと〜ラリー仕様になってきました〜。
続けて何枚かお写真を撮らせて頂きましたのでご覧
頂きましょう〜。

おお、全体的にどっしりした感じのなるので御座います!

フロント、リヤともマッドガードが装着された様子。
今日はマッドガードとステッカーチューンについてご紹介
致しましたが、こうやって自分流に仕上げていくのが
パオのまた醍醐味で御座いますなぁ〜。
スピードウェルでは中古パーツも扱っておりますので、
お探し物がある方はご用命ください。
見つからない時は許してくださいね!!
今日はコレにて〜
本日の名言
世にあっては
なくてはならないじんぶつなるか
あってはならないじんぶつとなれ

これはかなり難しいお話では御座いますが、
無くてはならん人になるか、ありえないような人になれと
いう事で御座います。
人間という物は意思の持ちようで未来は刻々と変化して
行くもの。皆様の胸にはどのような言葉をしまって
おりますでしょうか?

パオのエンジンバルブクリアランス調整の巻

どもども、ウェルです。
少し風邪気味で、ブログが二日ほど遅れておりました。
いつもご覧頂いている方にはご迷惑おかけいたしました〜。
たまに寝込んでいますのでたたき起こしてください!!
さてさて、今日はパオちゃんのエンジンの調整
バルブクリアランス(タペット隙間調整)
をご覧頂きましょう。
あくまでも人形劇のパペットマペットの調整では御座いません。
まずエンジンのヘッドカバー(タペットカバー)を外すに
あたり、エアクリーナーBOXを外さなくてはいけません。

エアクリーナーBOXを外すとヘッドカバーが見えてくる!
エアクリーナーBOXを外す時はブローバイガスのホースと、負圧ホースが
一つづつ御座いますので、それを外してから取れます。
ヘッドカバーは14mmの二つのナットで止まっているだけ〜。
しかし、このカバーはエンジンのヘッドとパッキンを介して
取り付けられているため、かなり固着しておりますぞ!!
適当にプラスチックハンマーなどでコンコン角をたたいたり
して外していきます。ここら辺は素人ではなかなか難しい
作業になります。
じゃ〜ヘッドカバーをめくりますね!

おお〜っ。バルブスプリングやロッカーアームやら色々見れます。
↑写真の左側のバルブ類はインテーク(吸気側)で、
右側のバルブはエグゾースト(排気側)で御座います。
エグザエルではありません。エグゾーストで御座います。
今回何を調整するのかと申しますと、この吸気、排気の
バルブとロッカーアームの隙間を調整するので御座います。
意味がわからんといわれる方に簡単にご紹介いたしましょう。
まず、エンジンは燃焼するガスを吸って、燃やして、排気ガスを
吐くという動作を繰り返しております。
そして、吸ったり吐いたりするためにバルブが設けられており、
ロッカーアームがこのバルブを上から押し付けて開閉させている。
という事でございます。
ロッカーアームはどうやって動くの〜と言いますと、コレは
また次回のお話で!!
で、ですね、このロッカーアームとバルブ頭の隙間がなぜあるのかと
申しますと、金属には熱膨張というものがあり、エンジンが
温まると全て膨張するので御座います。
最初から隙間がない仕組みであれば熱膨張をおこして、ロッカーアーム
がずっとバルブを押したままになりますので、最初から熱膨張分だけ
隙間を作っているわけで御座います。
これがバルブクリアランスというもの。

ロッカーアームとバルブ頭の間に専用工具を用いて調整している。
ここで規定値と測定方法をお教え致しましょう!
まずエンジンを暖気致します。
次にクランクシャフトを1番圧縮上死点にします。
(クランクプーリーに圧縮上死点の刻印が打ってある)
1番シリンダーの圧縮上死点時の隙間調整できるバルブは
1番の吸気、排気。2番の吸気。3番の排気!!
次にクランクシャフトを一回転して4番シリンダーの圧縮上死点にします。
4番シリンダーの圧縮上死点時の隙間調整できるバルブは
4番の吸気、排気。3番の吸気。2番の排気!!
これで全てを行った事になります。

ロッカーアーム上のアジャストボルトのより調整する。
この隙間の調整ですが、インレットが0,25mm
エグゾーストが0,30mmで御座います。
これは温感時に行いますが、スピードウェルでは
さらにスペシャルチューニングを行いますので、
規定での調整は致しておりませんが〜。秘密です。

これが測定用工具。その名もシックネスゲージ。
0,04mmから有るので御座います。
エンジンがかなりガジャガジャうるさい場合は、
このバルブクリアランス調整してやれば、音も静かになりますし
なによりエンジンの調子が良くなりますぞ!!
ではでは
本日の名言
世に生きものというものは
人間も犬も虫もみな同じ衆生
上下などはないのである

そうですな〜一寸の虫も五分の魂。全て同じ命で御座います。
今の小さい子は、家でゲームばっかりしておりますが、
命はバーチャルではありません。
小さい頃に虫をつかまえ、虫と遊び、虫を殺し、命の尊さを
学ぶのでしょう。
虫にはかわいそうですが、人間はそこから学んでいるのです。
子供達よ、ゲームは置いといてお外で遊びましょうね!
(安全な場所であそびましょうね)

パオのタイミングベルト交換の巻

どもども、ウェルで御座います。
月曜日は建国記念日だったという事で、すごいですね〜。
何がすごいんっですか。
いやいや、国が成立した日でしょ!
国が建つ日って、起源をたどれば、第一代神武天皇の
即位した日?2月11日という事です。
今は西暦ですが、神武暦でいわば、今年は2668年で御座います。
通称は皇紀(こうき)と言いますが、戦前まではこの神武暦が使われて
いたようです。いま現在は西暦でキリストの誕生暦でございますな〜。
日本という国は色々なものを取り入れるのが得意で御座います。
さてさて、ヨモヤ話は置いときまして、今日はパオの
タイミングベルトの交換をご紹介いたしましょう。
まず、タイミングベルトとはどのような物かと言いますと、
エンジンは、ガソリンと空気を混ぜた(混合気)を吸い込み、
シリンダー内で燃焼させてピストンを降下させる動力を得ています。
その混合気をすったり、燃焼ガスを排気したりするのに、
タイミング良くバルブを開いたり閉じたりしないといけません。
そのバルブを開け閉めさせるカムシャフトを回すために
有るので御座います。
タイミングが決まっていますので、タイミングベルトと言うので
御座いましょうなぁ〜。

交換前のタイミングベルト、走行約8万KMのもの!
あと、パオにはカムシャフトのプーリーを回しているのと並行して
ウォーターポンプも回しておりますぞ!

真ん中にウォーターポンプがある。交換済みで御座います。
このタイミングベルトは、バルブの給排気のタイミングをつかさどり
少しでもずれるとエンジンはパワーダウン致します。
しかも10年10万キロ交換というのが一般的なセオリーですので
10万km以降にベルトが切れる可能性があり、切れてしまうと
給排気バルブが動かなくなり、シリンダー内で上昇してきた
ピストンとごっちんこして、エンジンを壊してしまうので御座います。
今回はカムシャフトとクランクシャフトのシールも交換いたします。

専用工具でシールを外している様子!
↑タイミングベルト交換と同時にシールも替えておかないと、後で
オイル漏れしだすと、また同じ作業をしないといけません。

今回交換するパーツはこれです。ベルトにポンプにシールにベアリング!

取り外したベルトの様子!見づらいですがクラックがはいっております。
ウェルの知り合いもこのベルト交換を無視し、エンジンを壊された
かた、若干2名ほど知っております。
パオでは御座いませんでしたが、安易な気持ちでいると、
必ず切れるでしょう。
しかも、タイミングベルト自体カバーに覆われており、エンジンルーム
を覗いて見てもみえることは有りません。
日常的に点検できればそろそろ切れるんちゃうか、とか言えるのですが
想像次第で御座います。

新品に交換致しました!!
交換したのでパワーアップしているという物では有りませんが、
なんだか気持ちがよくなったと思います。
皆様のパオは如何でしょうか?10万Km超えて耐えているパオ
が御座いましたら早くに交換してあげて下さいね!
その時は、オイルシールとウォーターポンプ、テンショナー
ベアリングも同時交換ですぞ!!
今日はコレまで〜
本日の名言
抵抗がなければ 飛ぶ事も出来ないのである
これは飛行機のお話。しかし人間にも当てはまりますなぁ〜。
そう、何事もやろうと思い、そこには抵抗が立ちはだかります。
その抵抗が大きければ大きいほど、それを乗り越えたとするなら
より高く飛ぶ事が出来るでしょう。
大きな抵抗に負けず頑張りましょう〜。

パオのオイル交換の巻

ゆーきやこんこ あられやこんこ ども ウェルです。
今日は朝から大雪で、本当に寒かばい。
さてさて、今日は大阪府のY様のパオの点検とオイル交換を
ご紹介いたしましょう。

エンジンの各部分の点検で御座います。
まず、オイル類の量、汚れなどを点検。
次にベルトの張り具合の点検。
さらにラジエーター液の量、汚れ点検。
各負圧ホース類の点検を施しました。

フロントを上げ、オイルを抜いている様子。
エンジンオイルはパオに向かって左下にあるオイルパンに
3L(エレメントに0,2L)入っておりコレを抜いちゃうには
下の14mmのドレインボルト外すと、ジャージャー出てきます。
今回は1000Kmでのオイル交換という事で、汚れを見てみましょう。

う〜ん1000Kmでも、こんなに真っ黒。
オイルはなぜ汚れるのかと言いますと、多くはブローバイガスによる
ものやらです。
ブローバイガスとは何だろう?
これは燃焼室内で圧縮されたガスが、シリンダーとピストン
の隙間から漏れたガスの事で、エンジン内で霧状のオイルと
混ざり合わせられてしまい、誠にいかがわしいガスの事です。
このガスはオイルに混ざるとオイルを希釈させたり、劣化させたり
挙句の果てにはオイル漏れを起させたり致します。
このブローバイガスも低減させるエンジンオイルがコレ!

そう、キャンペーン中のオイルです。量販店には置いてません!
ガレージスピードウェルがお奨めする、モチュール4100と言うオイル。
なぜモチュールの4100にこだわるのかと言いますと、
10W−40というある程度硬い粘土指数のオイルであるが
低温始動性に優れ、硬いオイルの性質である油膜保持力や
エンジンの静粛性向上、オイル消費低減などに適している
ためで御座います。
いまや、エンジンオイルはかなり軟らかいものが出ておりますが、
パオやラシーンにはまったく合いません。
簡単に言いますと、軟らかいオイルを入れることにより、
各メーカーは燃費を向上させようという事ですが、、、
それよかパオやラシーンのエンジンを傷めかねんオイルですな〜。
オイルの粘土の表記は5W−30とか10W−30とかオイル缶に
書かれていると思いますが、SAEという国際規格のもとに
成り立っております。
これはまた外気温の変化にどれだけ対応できるかと言う
性質を表しているものでもあります。
簡単に説明しますが。
Wというのはウインターの略で、0・5・10・15・20・25
wという6段階の硬さが御座います。
0Wは−30度でも大丈夫と言う意味、以降5度ずつ上昇して行きます。
なので、10Wであれば−20度でも大丈夫という事。
またそれほど軟らかいオイルという事でもあります。
ハイフォンの後の30、40、50、60というは
数字が大きいほど100度でも安定した油膜を形成できるオイル
で御座います。
ということは、数字が大きくなるほど硬いという事です。
なので、5W−30や10W−30のオイルは軟らかすぎる。
なんでぇ〜軟らかかったら燃費上がってええやんと、お思いでしょう。
いやいやそれでは、パオやラシーンのエンジンにはかなりマイナス要素
で御座いますなぁ〜。

半化学合成オイル。10W−30以下のオイルより内部の磨耗を抑えられる。
スピードウェルは10W−40の粘土指数のオイルを推奨します。
なぜかと言いますと、パオやラシーンもある程度走行距離が伸びて
います。新車から比べたら、シリンダーとピストンの間や各部分の
クリアランスが確実に広くなり少し硬いめのオイルを入れクッションに
してやるのです。コレで今以上の磨耗を防いで上げるという。
しかも気密性も上がり、ブローバイガスも減るという事ですなぁ。
旧車なんかは20W−60なんて入れるものも有るほど。
なので、今まで気にされていなかった方もこの機会に
たとえモチュールでなくとも10W−40に変更をお奨め致します。
ただ、10W−40以下の軟らかいオイルが悪いと言う意味では
御座いません。あくまで、パオ、ラシーンには合わないと言う
事で御座います。
オイルのよもや話で御座いました。
本日の名言
僕の前に道はない 僕の後ろに道が出来るのである
己が道を切り開いていくという言葉で御座います。そう、人生自分自身で
道を切り開いていかなくてはなりません。出来た道など本当は
有りません。毎日道を、いや、未知を切り開いて行くのでしょう。
今日はウェルの小話もお聞かせいたしましょう。
新聞を読んでいると、おやおや、学校の給食費を滞納する族が
いるとか。皆様はそんなことは無いと思いますが、実際、ウェルの
いとこの小学校で有り、またこんな親までおりました。
聞くところによると、学校の先生がイタダキマス〜を言いなさい
とシツケをしたところ、親が学校まできて、私たちがお金
を出してるんやから別にイタダキマスなんていわんでええやん!!
残念ですね〜。本当に。
学校の給食を食べる事にイタダキマスと言うのではなく、
本当は、そうあなた達、親にイタダキマスと言っているの
ですよ。。。

パオのベルト交換の巻

どもども、ウェルです。
毎日ブログをご覧頂き、有り難いことですなぁ〜。
今日はパオのベルト交換、ベルトと言いましても、
パワーステアリングベルト、オルタネーターベルト、
クーラーベルト、と3本御座います。
まずベルトの交換をする際は、右フロントタイヤを外せば
簡単に行えます。
簡単と言いましても、個人差がございますので、
やや簡単と申しておきましょう。

タイヤを外しその奥のカバーを外せば、ベルトなどが見えてくる。
↑一番左のがパワーステアリング用のベルトで、真ん中から
右に向かってあるベルトが、クーラーベルト。
オルタネーターベルトはと申しますと、クーラーのコンプレッサー
プーリーから上のオルタネーターのプーリーへ掛かっています。
という事はですね、オルタネーターだけは、エンジンのクランク
プーリーから直接回されていないという事ですね!

パワステの調整ボルトの位置です!
↑この調整ボルトを緩めて、アジャストボルトを緩めれば
ベルトをたわませ、外す事が可能で御座います。

クーラーベルトの中間にあるアイドラプーリー。
↑このプーリーでベルトの張りを調整しておりますので、
14mmのナットを緩め、下のアジャストボルトを緩めれば、
プーリーが動きベルトが外せます。

これがアイドラプーリーのアジャストボルトの位置!!
あと、オルタネーターの調整ボルトはここに在ります。

少しせまいですが、右ヘッドライトの横あたりに調整ボルトあり!

下がお古。ばきばきに割れておりますぞ!
組み付け時のことですが、
パワーステアリングポンプと、クーラー用のアイドラプーリー
にはアジャストボルトで張り調整が行えますが、オルタネーターは
テコの原理で、張りを調整しながらボルトを締めないといけません。
またベルトの張り調整もしないといけません!
これは、一番広いプーリー間の中間の位置で親指で10Kgの力
で押し付け、何ミリたわむかと言う規定で判断します。
オルタネーターでは新品ベルトの場合9,5〜10,5mmのたわみ
パワステポンプでは新品ベルトの場合6〜7,5mmのたわみ
クーラーコンプレッサーは新品ベルトの場合5,5〜6,5mmのたわみ
居酒屋のわたみ
今日は以上で御座います。皆様もトライしてみては如何でしょうか?
本日の名言
我 事において 後悔せず
宮本武蔵の名言で御座います。なんでも、迷ったりした時は、
後悔することを先に考え、後悔したくないから迷うのですが、、、
後悔をしないと決めれば、迷う事もなくなりましょう。
たとえ、悪い方向に向いたとしても、次へのステップと考えれば
良い物ですなぁ〜。

パオのバンパーペイントの巻

どもども、ウェルです。
なんだか鼻がむずむずするな〜と思いきや花粉と聞き納得。
花粉てなぜ鼻を犯すのでしょうね!
やはり資源林を造った影響でしょうが、いやはや花粉を飛ばさない
杉とかヒノキとか作ってもらいたいものですな〜。
さてさて、本日はパオのバンパーのペイントをご紹介
致しましょう。
ウェルは板金ペイントも出来ますので、ではでは、DIYで塗装
とお考えのあなたにも朗報でございますぞ!!
まず、塗装とは液体になった樹脂を吹き付けて固まった状態
が出来上がりで御座います。
なので、簡単なように思いますが、今日の要点をしっかり守れば
テレビや冷蔵庫、携帯電話にさえ塗装が行えます。
さてさて、今回はパオのバンパー

ちょっと錆びておりますぞ。よくある状態でございます。
最初に、ボディーからバンパーを外してください。
フロントはバンパー左右下から覗けば12mmのボルト2ヶ所づつ
留まっており、外して前側に引っ張れば外れます!!
リヤはトランクの中のゴムマットをめくると、左右に黒いガムテープ
のような物があり、それをめくると、14mmのボルト2ヶ所づつ
留まっており、これまたボルトを外して後ろへ引っ張ると外れます。
さてさて、これからが塗装のお話。
まずバンパーに凹みや傷がないか確認で御座います。

おお〜傷が御座いました。細かいのも見つけましょう。
傷や凹みは、サンドペーパー(120番手〜360番手)を使い
研ぎます。お近くのホームセンターで売ってます。
ウェルは仕事としてしておりますので、サンダーを使います。

大きな傷は120番手で落とし、次に360番手を当て表面整形!
基本的に、サンドペーパーは番手が下がるほど、荒くなります。
凹みなどは、パテ盛りして整形しないといけませんので、
パテがしっかり密着するように120番のペーパーを当てます。
その後、番手を上げて行き、表面を滑らかにしていきます。
お次に、全体的にスコッチ(工業用たわし)を当てます。

これは足付けと言い、スコッチで表面に傷をつける。
なんでスコッチで傷をつけるか?と言いますと、塗装と言う物は、
つるっとしたところには張り付きません。
傷の中になじんでがっちり握手させるのです。
これがポイント。スコッチできっちり足付けを行うと、塗装が
剥がれる事はほとんどございません!!

足付け終了! パテなどを入れた所はサフェーサーで表面処理!!
ココまで行けば後はペイントするばかり。
さて、おさらいを致しましょう。
1、バンパーをはずす。
2、傷や凹みをチェック。
3、傷をサンダーで研ぐ(360番)
4、凹みをパテで整形する。(120番 パテ付け 120番〜360番)
5、傷や凹みの場所にサフェーサーなどで表面を処理する。
6、スコッチを当てる。(洗剤を付けスコッチで研ぎ水で流すと良い)
7、乾かす。
ココまできたら、次は脱脂で御座います。
塗料は、油分が付いている所ははじきますので、ホームセンターなどに
置いてあるブレーキクリーナーなどが良く脱脂できます。
キッチンペーパーなどにブレーキクリーナーを付け、バンパーを
全面漏れなく拭いて下さい。
以上が塗装前処理!!
結構めんどくさいですが、慣れれば簡単!!
さて塗装ですが、スピードウェルのコダワリがココにあります。
パオの純正のバンパーって、艶があるような、無いような、微妙
な感じが良いのです。めっちゃプルンプルンにクリアー塗装
している所も有りますが、雰囲気には合わんですね〜。
そこは塗料の配合できまるので、また次の機会にお教え
致しましょう。
DIYでは、お手軽簡単塗料をご紹介致しましょう。
ホームセンターにもあると思いますが、関西ペイントから
出ている、アクリル系の塗料。門、フェンスなどに使う
用などで耐候性があり、バンパーなどに塗っても良いと思います。
確か800円ぐらいで済むと思います。
レッツトライ
シルバーのペイントの仕方
まず、表面にぱらぱらと満遍なく散らします。最初は密着よくするため
ぱらぱらで良いのです。いきなりべちょっと塗ってはいけません!!
5分くらい待てば、次に若干艶のあるくらい塗って見てください。
また、5分くらい待って、最終に2回目より艶の出るように塗って
下さい。
(これは缶スプレーで塗る場合をご説明しております)
この時点でムラになっているようであれば、ムラ取りを致します。
ムラになっている箇所に最初のようにぱらぱら吹きます。
どうですか?ムラは取れましたでしょうか?まだ取れない
場合、取れるまでぱらぱらしてみてください。
ムラが取れたら最後に全体的にやや荒めでペイントして完了!!
下地に馴染んで綺麗なシルバーになりますぞ!
これで、パオに似合うシルバーペイントの出来上がり〜。

ペイント致しました!かなりのでき前!!
また皆様にDIYをご紹介して参りたいと思います〜。
本日はコレまで〜。
本日の名言
今までの僕の記録は
みんな耐えることで作られてきた

これは王貞治さんの言葉ですが、そう、あの華々しい栄光は
は全て耐えることで実現出来た事なのでしょう。
自分のやりたい事がある方は、耐える事で必ず成し得ると
思います。頑張っていきましょう!!

パオのホイールマッチングデーターのお勉強!!

どうも、寝不足のウェルです!
皆様も充分に睡眠はとられていますでしょうか?
しかしながら寝すぎも体がだるくなり、やはりレム睡眠、
ノンレム睡眠の周波数に合わせて、3、6、9時間に
起きるのが気持ちが良いといわれております。
一度試してください。
さてさて、最近パオのホイールについてのお問い合わせが多いので
こちらでもご紹介させて頂く事に致しましょう。

パオでは顔なじみのミケロッティーアルミホイール!!
こちらは12インチと13インチが可愛いで御座います。
まずホイールの表記について。
4,5J オフセット+35 PCD100
コレがパオのホイールで御座いますが、
4,5ってなに Jって何?? オフセットって何、+とか−って何??
色々解からないですね〜。
まず最初の4,5と言いいますのはホイールの横幅で御座います。
またインチ表記ですのでcmに直すと1インチは2,54cmですので
かけるところの4,5で答えは11,43cm。
これがパオのホイールの幅で御座います。
次にJ、たまにJJと言う表記のものもありますが、これはホイールの
リム(縁の形状)のことを言いますので、気にすることはあまり
ないと思います。またJJと言うのは幅広浅底リムという事です。
次にオフセットとは何??
ホイールを装着する時にボディーより内に入るか外に出るか
はこのオフセットと言うもので決まるのです。
簡単に言いますと車体へ着くホイールのディスク面がホイールの中心から
+なら外側に、−なら内側になります。
ですので、+であれば装着面が外へ出て行きますので、
外から見るとリムの浅いホイールに見えるという事でもあります。
取り付けのディスク面が外側になるのでまた、全体的にボディーの
内側へ全体的に入るという事でもございますな〜。
これはなかなか言いにくいので、もっと簡単に言います。
例えばパオのホイールオフセットを+10にしたら、ボディーの
外へ全体的にはみ出ます。
解かりましたかね?
わからない方は、明日7時間目の補習なので居残るように!!
また、オフセットの表記はmmで表されております。
次にPCD100とはいったい何ぞや!!
簡単に言いますとボルト穴どうしの中心点を結んでできた円の直径をミリ
(mm)で表しているのです。車種によって違いパオの場合ボルト穴が
4穴なので対角の距離と同じになります。
さて本日のお勉強の総集編
例えば4,5Jのホイールから5,5Jのホイールに履きかえたいと
思いその時両者とも同じ+35のオフセットであれば、さてさて、
4,5Jのホイールの外面からどれだけ外へ出るでしょうか?
これは簡単ですね。
一インチ増えたのだからそれを半分で割ったつづ内、外へと出っ張る
ので御座いますが、そこで問題なのが、あまり内側に出っ歯て
しまうとハンドルを末切りするとサスやインナーパネルに干渉
してしまいますので、その分はオフセットを−方向にずらし
調整してください。
本日は以上!!
本日の名言
朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし
コレは天下の伊達男 伊達政宗の言葉で御座います。
直訳しますと、奥様のご飯がおいしくない。でも毎日うまいうまいと
ほめていれば、もっともっと喜んでもらおうと上達していくもの
だとのこと!
現代の社会の中で、部下を散々に怒る、もちろん悪い事は注意が
必要ですが、伊達様の考えを真似てみてはどうでしょうか?
きっと部下も一生懸命頑張るはず。お互い気持ちが良う御座るな!

パオのマフラー吊りゴムの点検の巻

どうも おはこんばんちは ウェルです!
今日の名言は、早速T様からお手紙(メール)頂きご掲載
させてもらいますので、最後までご覧下さい!
さてさて、皆様はどのようなパオライフをお過ごしでしょうか!
パオ、もう生産開始からはや20年。日に日に数が少なくなっても
不思議ではありませんが、どんどん整備して末永くお乗り頂けますよう
努力したいものですな〜。
今回はパオのマフラーの吊りゴムの点検をご覧頂きましょう。
まず、マフラーとは何ぞやと言いますと、寒い日に首に巻く
それ、いや違った。
エンジンからの排気ガスを出す管、消音器で御座います。
このマフラーはエンジンの中で燃焼したガスを効率よく
吐き出すように計算されており、かなりの高温もなりますし、
エンジンの振動などもボディーに伝わらないように
ボディーには直接取り付けられず、ゴムを介して
吊られているのです!

センターのタイコの左右にゴムで吊られている。

後ろのサイレンサーを吊り下げているゴムはヒビが入りちぎれそう〜。
↑の写真をご覧下さい。特にサイレンサーの両サイドの吊りゴムは
このようにちぎれかかっているものがほとんど。
あなたのお乗りのパオは大丈夫でしょうか?
点検は簡単!パオの後ろからマフラーを覗き込んだら、
左右にゴムバンドが見えております。

こちらが新品のマフラー吊りゴム!まん丸してる。

パオの後ろから覗いて左の吊りゴムを交換!

パオの後ろから覗いて右の吊りゴムも交換!
これで、ちぎれる心配なし。心なしか、マフラーがボディにタイトに
フィットしたような面持ち。
費用も大きくかかりませんので、ひび割れされているマフラーゴムは
要交換で御座いますぞ!!
今日はマフラーの吊りゴム点検で御座いました!
本日の名言 投稿者 大阪市T様
世の人は我を何とも言わば言え
我成す事は我のみぞ知る

こちらは坂本龍馬さんが17歳の時に読んだ歌という事です。
龍馬さんは他人からいろんな事を言われても、
聞かず、自分自身のしたい事を貫き通したのでしょう。
実際、日本で始めての株式会社も設立され、我が才能を信じて
いたに違いありません。
皆様も親や友からあーだーこーだー言われても、自分の気持ちを
貫き通した事のある方であればこの言葉が全てを物語っているだろう
と思います。
若者の若く勢いある心を思いおこす歌でありますね。
この気持ちで突っ走りたいでございますなぁ〜。
T様の心の名言、どうも有難う御座いました!!

パオのパワーステアリングポンプ交換

本日もお寒い中ご覧頂き有難う御座います。
どもどもウェルです!
名言集は毎日掲載させて頂いておりますが、皆様の
胸に響く名言などあればどしどし書き込んでください。
お便りお待ちしております。
さあ、本日はパオの整備に取り掛かりましょう。
本日はパオのパワーステアリングのお勉強で御座います。
今では猫もシャクシもパワステの時代、Be-1は重ステで
御座いましたね〜。
簡単に構造をお勉強致しましょう。
さてさて近年の新車には標準装備のパワーステアリング、
今はハンドルを回す力を軽減するために、モーター駆動で
アシストしております。制御方法もいろいろあり、鉄のねじれを
察知して回転方向にアシストするという物なども御座います。
一昔前までは、このアシスト方法はモーター駆動ではなく、
エンジンの動力を借り、オイルポンプでオイルに圧力を掛け、
シリンダーに送り込むというアシスト方法が取られておりました。
ちょっと難しいかな。
近年なぜモーター駆動に変わったかと言いますと、エンジンの動力を
借りて、作動させるにはそれなりにエンジンに負荷がかかり、
排気量の小さいエンジンでは馬力が食われるほか、
燃費が悪くなるなど、あまり良い所が無かったからでしょう。
環境問題も最近は厳しいですからね!
また、オイル漏れの原因でもあります。
今日はポンプを交換しました。
なぜ交換したかと申しますと、ポンプの高圧側のシリンダーへ
行くオイルホースからオイルが漏れ、漏れたままずっと乗って
居られまして、ポンプから音が鳴り出し、すぐに対処していれば
事なきを得たのですが、残念ながら、ポンプが焼けていました。
皆様のパオも一度ご自身で点検致しましょう!

パワーステアリングのオイルが入っているタンク!

ふたを開ければレベルゲージが付いてる!矢印の範囲内にあればOK
どうでしたか?ちゃんとオイルは規定量入って致したでしょうか?
もし少ないのであれば、漏れが原因かもしれませんので、速めの
点検を〜。またすでにハンドルを回すとう〜んウ〜ンという
異音が聞こえる場合はかなり重症かもしれません!

エンジンルーム向かって左側(ブレーキサーボの下側)にポンプがある!
↑ベルトがかかってるでしょ!レース走行などする際は
ベルトを外し走行します。
今回交換するポンプ、リビルド品で御座います。
リビルド品とは、ガワなどが中古品で、中身を新品に入れ替えた物
の事でございます。価格も新品よりリーズナブルで機能は同じ!
もしディーラーさんで修理を頼んでるあなた、リビルドを知っていれば
修理代などかなりバリューになりますよ!

これがリビルドポンプ!
↑ポンプには取り外したお古のポンプからプーリーを取り外し
移植しないといけません。
こんなんプーリーのナット、どうやって外すの〜と言いますと、
インパクトレンチを使うのです。
インパクトが無ければの方法としまして、プーリー自体に横穴が
開いており、そこへドライバーなどを突っ込みポンプにドライバーを
引っ掛けてめがねレンチなどを使いナットを外してください!
そそくさと組み換えて元の位置へ〜その後、パワステのオイルを入れ
油圧回路のエア抜きを致します。
(ハンドルを右へ左へ末切りを何度と)
↑エンジン掛けてやったらだめですよ!あとはオイル量を調整して終了!
パワーステアリングのオイルですが、もちろんパワステ専用の
物が有ります。しかし、な、、なんとオートマチックミッションオイル
も代用できるのです。
今日はパワーステアリングのお勉強で御座いました!
本日の名言
苦しい事もあるだろう 
言いたい事もあるだろう
不満な事もあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたい事もあるだろう
これらをじっと我慢していくのが
男の修行である

恐れ入りました。山本五十六のお言葉ですが、現代の人間
にはない強さがありますな〜。ウェルはへのツッパリにも
及びません。
武士魂、大和魂を磨かんといけませんな〜。

パオ リヤブレーキカップキット オーバーホールの巻

どもども ウェルです!
お寒いですなぁ〜。最近毎日この言葉を連呼しております。
皆様は風邪などひかれてないでしょうか?
今日はパオのリヤブレーキのオーバーホール作業をご覧頂きましょう。
まずパオのフロントブレーキは以前ご紹介しましたように
ディスク(パッドが皿のようなものを挟んで止まる)でした。
リヤはと申しますとドラムブレーキというものになります。
ドラムって〜簡単に言いましたらお椀のような物の中に
パッド(ドラムブレーキの場合シューという)が外へ開こうと
してお椀の内面にシューが当たり制動する仕組みで御座います。
さてこのシューなる物を外へ開こうとするために、ピストンが
一個づつ取り付けられておるので御座います。

これがそのドラム内部の装置!中にピストンが入って油圧を受けて作動する
↑この装置から油漏れを起してブレーキが効かなくなることがあり、
内部のパーツを交換するのが今回の仕事。

ピストンを取った様子!シリンダーのみになる。
↑シリンダーの内面は特にキズ、ゴミなど付着しており、耐水ペーパーで
磨くのである。

これがピストンとゴムパーツ!このゴムがへたるとオイル漏れする。
なかなかブレーキなどの点検は致しませんので、購入時や車検時には
きっちりされるほうが良いでしょう。大体新車から5年以降の車は
一度リヤブレーキをオーバーホールするほうが安心だと思いますが、
最近の整備の傾向であれば、予防整備は極力無くし、壊れてから整備が
多いような気がします。でもきっちり整備したら心から気持ちよく
のれますよね〜。

左がお古で右が新品のシール!形がちがうでしょ!弾力も違います。
コレはオーバーホールして2年しか経ってないお車のピストンのシール
ですが、こんなにも形が変わり、弾力もなくなっています。
こりゃーオイルも漏れるって事ですな〜。
例えばスピードウェルで取り扱いのある旧ミニ、このリヤブレーキは
必ずといって良いほどリヤブレーキをオーバーホールしないと
いけません。これは特別シリンダーが鋳鉄で出来ているので
錆が影響しています。パオの場合はシリンダーがアルミですので
錆は発生しません。
さすがにパオは国産なのでそこまでたいそうでは御座いませんなぁ。
しかし、購入される時には整備は必項ですぞ〜!!
今度はドラムブレーキの構造についてもご紹介したいと
思います。
今日はこれまで〜!
本日の名言
ならぬ堪忍 するが堪忍
人はどこまで堪忍できるのか。今朝、浜村淳さんのラジオを聴いて
こんな事を言われてました。『仏の顔も三度まで』
仏の温厚な心でも三度と顔をなでられたらおこるという意味!
そらおこらはるわ。だって顔触られたら気持ち悪いでしょ。
でも温厚な方はやっぱり一目おかれます。
見習いたいものですなぁ〜。