号外!日産PAOのリヤガラスの全容があきらかになるの巻!

どんもす~。おっすおらウェル。『ドラゴンボール風』
号外、号外!!と叫んではおりますが、
PAO乗りの方には、なんとビックリ仰天。
PAOのリヤサイドガラスは発売間近まで
大きく開口する予定だった。というお話を本日はご覧頂こう。
東京モーターショー時のプロトタイプだ。
東京モーターショー時のPAOプロトタイプだ。『古場田良郎氏提供』
そう、このプロトタイプのリヤサイドガラスをよくご覧頂きたい。
PAOのリヤガラスは上と下に分かれる分割式なのだが、
プロトタイプのPAOは下側ガラスが上側ガラスまで
大きく開口しているのが伺い知ることが出来る。
実は、PAOにはこのギミックがおごられ発売される予定だった。
しかし、発売直前におかみ『国土交通省』からの通達により
『ガラスを開閉した時に、ボディーよりはみ出し、
歩行者などに危害を加える恐れがあると』
下側のガラスが全開するというギミックは
幻となってしまったのだという。
※注釈
『発売されたPAOは下側ガラスは約3cm開くくらいにとどまり、
換気するには丁度よい開き具合となる。』
と言う事で、幻のリヤサイドガラスの開閉用パーツを
なんと、本日は本邦初公開致そう。
その前に、皆に約束して頂きたい。
『PAOは少しの加工でこのプロトタイプの状態に近くなる。
個人の勝手でこの仕様に加工し、事故などおこせば、
本当にPAO乗りとして失格ゆえ、絶対に真似はしないで頂きたい。
これだけは約束だ。
そしてマネをした人はPAOに乗る資格はない
それだけは言っておこう』
古場田氏書斎
古場田デザインスタジオですんごいものをスクープ。
それは、当時の製品試作の山だった。
まずは、パーツを一点ずつご紹介致そう。
通称ミッキーマウスの足
通称『ミッキーマウスの足』
まさに、そのような形だが、これはボディー(上側ガラスの上部ボディー)
に取り付けられていた。
丁度、ゴム部に下から回転してきたガラスが当たる仕組みようだ。
部品はもう発売間近まで迫っていたので、ある程度の数が
出来あがっていたというのだから
全てがご破算になってしまった。と言っても過言ではない。
実に古場田氏もおかみの号令に唖然としたようだ。
キャッチだ
ミッキーマウスの足にキャッチが引っかかった。
ガラス側にこのキャッチが取り付けられていたようだ。
それにしても、細かなパーツで構成されており、
なんとも、マニアにはたまらない仕掛けであった事に間違いはない。
現代の車には考えられる事の出来ない、芸術的な仕組みが
ウェルの鼓動をレッドゾーンまで引き上げる。
部品構成
これがリヤサイドガラスの全開を可能とした部品構成である。
ただ、ガラスが開くだけで、この部品点数。
機能的なギミックがたまらない。
これほどにこだわられた車は
もう世に出てくる事はないであろう。
PAOはまだまだ奥が深いと感じた瞬間であったのは言うまでもない。
三角窓や、ドアハンドル、すべ手が手動のハンドル類。
そういうギミックがPAOをさらに惹き立ててくれているのは
ご存知の通りである。
さらに皆の心を掴んで離さないデザインには確かな訳があった。
と言う事で、今回はリヤサイドガラスが全開になる仕組みを
初公開した訳だが、年越しにかけてびっくり仰天が待っているゆえ
今後もお楽しみだ。
そして、今回面白い補修パーツを古場田氏から伝授頂いた。
それがこれ。
ボディーペンだ
ソフト99から出ているボディーペン『カンスプレー』
この、カンスプレーがなんと、PAOのグリルに非常に近い色合いを
かもし出しているという。
古場田氏も一度グリルに塗装されたほど。
おおむね20年を経過したPAOのグリルはつかれきっている。
スピードウェル社の発売するPAOにはすべてが
ウレタン塗料でラッカーフィニッシュがおごられるが、
お手軽にDIYされるようであればこのカンスプレーが
非常に効果的であるだろう。
日産用463
日産用463
おいおい、今週オートバックスやイエローハットなどで
このスプレーが売り切れているようであれば、
PAOラーの仕業であるコトは言うまでもない。
皆、古場田氏の情報提供に感謝である。
さらに、現在古場田氏は多方面でデザイナーとして活躍されている
のであるが、今デザイン中の時計を拝見させて頂いた。
前回もご紹介させて頂いた時計なのだが、限定100個。
九谷焼ウォッチ
文字盤には加賀の伝統工芸、九谷焼がおごられる。
九谷焼ウォッチ
時計でもあり美術品でもあるのが面白い。
今回は、文字盤が九谷焼と蒔絵『石川県の伝統工芸』
限定80個と言う事で製品のデザインが進められている。
工業製品と伝統工芸が融合し、新たな分野をデザイン(開拓)される。
100年たっても200年たってもはたまたカタチがあるまで
残りつづけるという、凄みがココに在る。
『錆びないデザイン』
by古場田良郎
おおっと、本日の名言が先にぽろりと出てしまった。
美術、芸術的デザインは永年残り続ける、さらに
時間がたつほど輝きも増すといった感覚である。
そういえばPAOはさびてもデザインは錆びない。
PAOもまたそれに同じである。
今日はコレまで~。

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