パオ(MT車)のバックギヤに入れた時にバックランプが点灯しないの巻

ども、おはこにゃにゃちは。ウェルです!
いつもご覧頂き誠にありがたい事で御座います。
日夜ウェル的整備をブログで載せておりますが〜
ここで皆様に1つご報告が御座います!!
それは何かと申しますと、応用を効かして整備をしているという事!
もちろん整備要領を基本に作業しているので御座いますが〜
それ以上のパフォーマンスも発揮出来たり、リーズナブルに
修理出来たりと、臨機応変に作業致しておるので御座います。
そこは10年以上の旧車のレストアなどの技術でご対応いたします。
さて、今日はパオのマニュアル車(MT)でバックをする際、
バックランプが点灯しにくい、点灯しないなどの症状を
改善するという修理をご覧頂きましょう!

ミッションのリヤ側にバックランプ用のスイッチが存在!!
これは、ミッションケースの中でスイッチが動いており、
運転手がシフトをコントロールすると連動するので御座います。
まず分解するに伴い、ミッションオイルを抜きます。
その後、このスイッチを止めているボルトを外せば
スイッチが外れ中身が見える!!

中に接点なるパーツが入っている。
↑この写真でご覧頂きますと、銅で出来たパーツが中心に見える
と思います。
このパーツは接点になりスイッチをオンしたりオフしたりする
のですが、スイッチとのあたり面が磨耗する事により、
接点がスイッチに接地しなくなり電気が流れる事が出来なくなり
結果、バックランプが点灯しないという。
要はスイッチの接点不良!!

磨耗した接点をガシャ!!
↑この写真をご覧頂くと解かりやすいですが、左右にある丸いところ
が接点!
この接点がただ今平べったくなり減っておりますが、本当は
球状に盛り上がっており、スイッチ上をスルスル動くので
御座います。
ウェル的整備であれば、この接点にはんだ盛して組み込めば
問題なしというところですが〜それは自分の車だけにしておき、
お客様のお車はもちろん新品にチェンジ!!

スイッチと接点で1つのパーツ!
今回の部品はある種消耗品で御座いますね〜!
MT車にお乗りの方はそろそろ交換時期ですぞ〜。
バックに入れてバックランプがピカピカするようであれば
スイッチを交換という事で御座いましょう。
また、今回はウェルがこだわっているオイル。
モチュールの80W90のギヤボックスというオイルを
入れました!!

1リッターあたり3100円もするオイル!
このオイルはただ者では御座らぬ。二硫化モリブデンを配合し、
ギヤのフリクション(抵抗)を抑えつつ耐摩耗性を向上する
という至極のオイル。
また旧車によくあるギヤの音なりを抑え、過酷な条件下でも
抜群の潤滑性能を発揮するという優れもの!!
パオも旧車の粋に達しておりますので、これからは
ケミカル類もこだわって行きましょう。
パオのミッションオイルは約2,9L入り、ミッションオイル
レベルゲージはなんとスピードメーターのギヤで行うという。
まったく合理的に造られておるので御座います。
さてさて、今日は皆様お勉強になったでしょうか?
これからもどんどんウェル的整備をUPして行きますので
ご期待あれ〜。
本日の名言
表から見える慎重は 裏から見ての不決断という
by山田美妙
表があれば裏がある。光があれば陰ができる。みたいなもんで、
面白い言葉で御座います。また+思考か−思考かによっても
見方は変わってしまいますなぁ〜。
実に表と裏は奇妙なもの。皆様はどちらのほうから見ますでしょか!

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