京都府京都市 S様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さて、今回は京都市からお越し頂きS様が、オーナーとなられた
アクアグレイのパオちゃんをご紹介致そう。
20090910a.jpg
S様と可愛いパオちゃんをガシャ!!
今回のパオの諸元だがアクアグレイのキャンバストップ&AT車だ。
キャンバストップにはウェル帆布社謹製のスタンダード、モカブラウンが
採用された。
アクアグレイ色のパオに装着NO,1トップ色でもある。
20090910b.jpg
おおっと~。今回もフォグランプが装着された訳だが、
ボッシュのPF-160型。
パオには純正オプションで、フォグランプの設定が当時あった。
しかし、古場田良郎氏のお話によると、フォグランプは
後から付け加えられた、いわゆる準純正パーツであるという。
実は本来のパオの持つオリジナリティーではなかった、という訳だ。
先に出た準純正パーツという言葉。あまり耳にしない言葉なのだが、
別口で、デザイナーの意図したデザインやコダワリに関係なく
日産がオプションパーツとして製作したモノの総称。
しかしながらフォグランプの人気ップリはいったいどこからやって
くるのだろう。
どことなくノスタルジックで50年代の高級車というイメージが
ウェル的な感覚。
本当に不思議なモノでもある。
20090910c.jpg
非常に状態の良いフォグランプだった。
なぜがと申せば、レンズの黄色い着色分が経年劣化により薄れてくるのだが、
パーフェクトに近い黄色ップリ。
しかし、最近は純正のフォグランプの状態は非常に悪く
すべてフォグボディをレストアし、装着している。
20090910d.jpg
ウェル帆布社謹製50スタンダードレザーの可愛らしいツートン色シートだ。
女性らしい配色がなんともキュート。
こうして遊べるところがパオの計り知れない包容力。
新たなオーナーは皆、パオの中で生活したいと考えている。
そう、ライフスタイルの延長線上にパオがあるというわけだ。
それは、家具かもしれないし、電化製品かもしれない。
はたまた食器かもしれない、オーディオかもしれない。
その中にパオがあるのだろう。
車というモノの考えでは想像できない位置にパオは居る。
20090910e.jpg
リヤシートもご覧の通り。
自宅のソファーかもしれない。
という思いが、パオの中で生活したいという願望までに膨れ上がる。
ただ単に移動の手段という足としての車ではなく、
ライフスタイルの雑貨やファニチャー、電化製品と
比べる?いやそういう機能がパオなのだろうか。
20090910f.jpg
S様お土産まで頂き、誠に感謝感謝で御座います。
この度はS様パオ納車誠におめでとう御座いました。
シート裏ベルトのぽっちん、ご用意出来ましたらTEL致します!!
では今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はコレまで~
本日の名言
目の前の仕事に集中せよ。
太陽光線も一点に集めなければ発火しないのだから。

byグラハム ベル
そうですなぁ~。一点に集中する。
どんどん集中し発火しましょう!

5ZIGENと共同開発!日産Be-1&PAO専用 ECOステンマフラー開発の巻パート3!!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日もパート3という事で、マフラー開発が
どんどん開発が進んでおるのでは御座るのだが、
5ZIGENさんの所にパオを連れて開発するところをご覧頂こう。
20090909a.jpg
遂に5ZIGENのファクトリーにスピードウェル社のPAOが搬入された。
味付けやマフラーの材質、フォルムなどはスピードウェル社でこだわり、
設計から製品造りは5ZIGENが担当するという。
20090909b.jpg
そう、今回のマフラーはただのマフラーでは御座らぬ。
既製品のタイコ(サイレンサー)を使って出来た
俗に言うワンオフ物ではなく、
5ZIGENと共同で高効率を目指してタイコの中身から開発するという
なんとも素晴らしきマフラーである。
さらに、ただ素晴らしいだけは御座らぬぞ!!
『往年の名器』
というコンセプトの元、コダワリと最先端の技術が惜しみなく投入される。
20090909c.jpg
これはパオのマフラーではないのだが、どうだろう素晴らしい加工技術ではないか。
このような加工技術がパオのマフラーにも投入されるというだけで
ワクワクしてくるのだが
5ZIGENのマフラー製造技術がいかに美しい仕上がりになることを垣間見た瞬間。
今回はマフラーはどうやって製造されるのかという所と
5ZIGENファクトリー内を少し詳しくご紹介致そう。
20090909d.jpg
これはタイコ部(サイレンサー)の元。
ただのステンレスの鉄板だ。
そう、この一枚の鉄板から今回のマフラーを造り出すというのだから、
ウェルの心もオーバーヒート気味。
この板を丸く加工し中身を詰め込めば立派なタイコになるわけだが、
すべては工作機械と熟練の職人の手によって生まれゆく。
20090909e.jpg
(タイコにふたを取り付けている。)
この装置、タイコの端部の鉄を綺麗に曲げて整形するというマシーン。
20090909f.jpg
すんごい勢いでローラーがタイコの口部の廻りを回り始めた。
12時はどう、いや、一時はどうなる事かと思ったが、この通り。
20090909g.jpg
良いタイコが出来上がったではないか。
そう、一ずつの工程に凄いマシーンが使われ整形されてゆく。
完全な製品を目指す為には、いろんな工作機械と職人の技術が必要だ。
この素晴らしい技術を持つ5ZIGENは
スピードウェル社の本当に良きパートナーとなるであろう。
20090909h.jpg
棚にはパオのフロントパイプとマフラーが鎮座する。
ココまで、本気でマフラーを製作した所は今までに無いであろう、
とまで自負するのだが、それは出来上りシャシダイナモに載せて
測定した結果でご覧頂こう。
さて、今回は日常ご覧頂けない5ZIGENのファクトリー内をここから
特別にご覧頂く。
20090909i.jpg
これが、レース部門のファクトリーだ。
目の前にはNSXが鎮座する訳だが、一番奥にはフォーミュラーが、、、
20090909j.jpg
2009年NSXでチーム5ZIGENとして参戦している車両。
先日もTIサーキットでレースが行われ、疲れて返って来たところ。
ミッションなどのオーバーホール(メンテナンス)が早速なされていた。
最新の技術はレースという極限の状態で生まれてゆく。
20090909k.jpg
フォーミュラーのミッション部だ。
イギリスのローラ製である。
材質は多分マグネシウム合金ではなかろうか。
20090909l.jpg
どうだ、これが優勝を含め獲得したトロフィーの数々だ。
今回は主に5ZIGENのファクトリー内をご紹介したのだが、
なんとも、この究極なマフラー製造会社の中で、
Be-1&PAO専用のマフラーを製作するというところが、
面白いであろう。
そして、往年の名器と呼ばれるマフラーを製作するにあたり、
5ZIGENの輝かしい栄光と、現在の活動をご覧頂く必要があった。
スピードウェル社としても、生半可なパーツを作るという事は考えていない。
より、最先端の技術で本質を突いた製品開発にこれからも挑戦する。
まだ、試作段階ではあるが、かなりのお問い合わせも頂き、
ありがたい限りではあるが、9月の末には完成品のお披露目となるから
今後も見逃せない。
乞うご期待あれ。
今日はコレまで~。
本日の名言
徹底的に尖れ
byスピードウェル
そう、三角形の角を取り丸くしていくとどんどん小さくなっていくであろう。
それでは駄目だ。
尖んがって尖んがってどんどん伸びれば良い。
人間には向き不向きがあり、向くほうには徹底的に尖っていってほしいものでもあります。

日産RASHEEN 新しいスタイルだがノスタルジックなフォグランプ装着の巻!

どんもす~。ウェルです。
さてさて、今日のお題は新たなフォグランプの装着の巻。
ラシーンにはタイプ3というグレードには標準装備。
さらに純正のオプション設定により
フォグランプが装着出来る仕掛けが施されていたのだが、
純正オプションではBOSCH製 PF-160という品番のものと
CIBIEのオスカーという大き目のフォグの指定がなされていた。
そして、フォグランプを装着するためには俗称カンガルーバーを
土台とし、フォグランプを取付けるのだという。
まあ、簡単に言うと純正ではフォグランプを取付けるにはカンガルーバーも
取付けなければならなかったのだ。
しかし、今回は違った。
20090904a.jpg
往年のと思いを寄せるレイヨット製のフォグランプだ。
そう、レンズはどっしりとしたガラスで出来ており、
さらにランプボディーはスチール製でメッキが施されるという。
なんともマニアな仕上がり。
まるで、持つ喜びだけでお茶碗にご飯3杯は食べれるのである。
20090904b.jpg
レンズカットがなんとも赴きがあり、もはや芸術品でもあるような風合いが、
見る人の心をもてあそぶ。
20090904c.jpg
スポット・ドライビング・フォグランプは霧の多い欧州の製品が歴史的に優れている。
ちなみにレイヨットは濃霧で有名な英国製。
DL701型はノスタルジックな雰囲気と現代的な形を持ち合わせた独特なランプ。
もっとクラシカルに、ノスタルジックに!というようであれば、
DL901型やDL91型がオススメだ。
DL901型はレンズが黄色のガラス、ランプボディーはなんとスチール製で
黒ちりめんの塗装が施されている。
もう、マニアにはヨダレが出るくらいの仕上がりなのである。
さて、今回はW氏のラシーンにこのDL901型レイヨットフォグランプを
装着する事となり、フォグのチョイスはW氏が行った。
20090904d.jpg
これがW氏がオーナーのラシーンだ。
スピードウェル社謹製のボンネットブラジャーは茶色。
今回はフォグの取り付けと同時にリップ部のボディー同色化が遂行された。
さて、新しいスタイルと題してご覧頂いているわけだが、
どの部分にどうやってフォグランプが取り付けられるのだろう。
答えはココからご覧頂き候。
20090904e.jpg
そして今日のその時。
なんとバンバーに直径8mmの穴があけられた。
20090904f.jpg
ラシーンのバンバーは機能的に優れている。
なぜなら樹脂で出来てはいるもののかなり分厚い。
鉄ではなく樹脂ではあるが、
バンバーという基本的な物、としてのこだわりを感じさせられるところ。
しかし、いくら分厚いといっても樹脂製。
直に取り付けたらフニャ~とはならないのか?
そこは大丈夫。
ちゃんと強度が増している部分(曲げがある)に一番近いところで
取り付けるという計算がなされている。
こういう部分は技術的な経験が試されるところでもある。
20090904g.jpg
遂にフォグランプがバンバー上に鎮座した。
これは新しい取付けのスタイルだ。
今まではどうしてもフォグを装着するならカンガルーバーを取付けないと~
(固定概念)と思い込みがちだったゆえ、
今回のバンバー上に取付けるという新しい風を感じる事が出来た訳だ。
今後、ちまたでもこの取付けが流行るコト間違いない。
20090904i.jpg
フォグランプがある時。
20090904j.jpg
斜めからの魅惑のフォグランプ。
20090904k.jpg
横からのフォグの魅惑のポーズだ。
どうだ、魅力的だろう。
さらにこのフォグランプは夜になると一段と魅力が増すのだという。
どのような魅力かと申せば、
申すよりご覧頂く方が解かり易いだろう。
20090904l.jpg
そう、この輝きがなんともたまらない。
フォグレンズ中心部の陰が本当に通でござりますなぁ~。
という事で、今回はW氏がオーナーのラシーンに
新しい風、フォグランプの装着の巻をご覧頂いたわけだが、
まだまだいろんなコダワリを披露致すゆえ、今後も乞うご期待あれ!
今日はこれまで~
本日の名言
いつでも、今日が始まりである
そうそう、今日が始まりですぞ!
常にそういう気持ちで頑張って生きたいものですなぁ。

5ZIGENと共同開発!Be-1&PAO専用マフラーのよもや話の巻   パート2

どんもす!ウェルです。
さてさて、本日も5ZIGENと共同でスピードウェル社が
こだわる、Be-1&PAO用マフラーの開発秘話をご紹介致そう。
今回はBe-1,PAOの外観を引き立たせる
大人らしいマフラーという事に大きく焦点を当てご覧頂く。
まず、Be-1、PAOの外観だが、チーフデザイナー古場田良郎氏の
完全とでも申そうか、素晴らしいエクステリアデザインが
見る人の心を奪うわけだが、これは一つずつの単体パーツとして
のデザインの集合で成り立っているのだろう。
そして、、純正マフラーにも古場田氏のデザインが伺えるのであるが、
今回マフラーを製作するにあたりこれでなければ
だめなのだ!という所がスピードウェル社としてもあった。
その絶対のこだわり場所。
それはマフラーの出口であった。
20090902b.jpg
これは前回もご覧頂いた写真だが、
出口の形状。
20090828f.jpg
俗名『外カール』と呼ぶ。
これでなければ、とまで思う方々も多いであろう。
今までにこの外カールの形状の社外品マフラーが出てこなかったのは
製造する過程で莫大な費用がかかり、断念せざるをえなかった
夢のようなお話。
しかし
今回スピードウェル社は5ZIGENと共同開発を行うことにより
その夢が実現する。
さらに、写真では解かりづらいが、若干のサイズアップ『何ミリ』単位であるが
を施し、また材質をステンレスに変更し、おやおや、純正のマフラーかな?
と思わせぶり、がしかしステンレスの輝きが交換したのよと
アピールするくらいの(往年のと呼ばれる)マフラーになる予定だ。
そして、皆にも知ってもらいたい、こんなコダワリまでそんざいする。
それは、溶接だ。
20090902c.jpg
マフラーのタイコとエンドパイプ『外カール部』を接合する
この溶接部をご覧頂きたい。
実に赴きのあるクラシカルな溶接だろう。
↑の画像は純正と同じ溶接の仕上げを施したパターン。
これは半自動アーク溶接というもので、溶接ワイヤーを電気で溶かして金属同士を
溶接する方法だ。
大きな溶接ビード(もりっとした所)が形成されるが
半自動アーク溶接の特長の一つである。
このもりっとした溶接ビードがなんともウェル的、おもむきがあり
大好きなのだが、ココで大きな壁にぶち当たるコトとなった。
『はたしてステンレス製のタイコを使い、
溶接ビードが出来る半自動アーク溶接で仕上げても良いのか?
この溶接ビードの見栄えが良いのはスチール製のタイコだからだろう』
要するにスチール素材をタイコ、パイプ共に使い、この半自動溶接で仕上げている。
それが、純正マフラーの良さ。
ウェル的解釈、これがおもむきがあるという一つの大きな答えである。
しかし、今回はスチール素材が故の弱点を克服するために
ステンレスという高価な素材を使い、マフラーを製作する訳だから、
ステンレス素材に合った、またステンレスのマフラーとして
成り立つ溶接をしなければ本当の良さは生まれない。
そして出た答えがこれだ。
20090902d.jpg
TIG溶接である。
これはアーク溶接の一種であるが融点の非常に高いタングステン棒からアークを出し、
その熱で母材を溶かすのである。
両手を使うため熟練の技術が必要であり、難易度は高い。もちろん加工賃も高くつく。
しかし唯一、溶接作業時火花(スパッタ)が散らないという特徴があり、
ステンレスのタイコがスパッタにより汚れないという利点にもなるのだ。
(純正の溶接部の廻りをご覧頂くと解かるが、黒くすすけているのがスパッタだ)
より上質に大人らしく、おもむきのある、Be-1&PAOの外観デザインを損なうことなく
本当に似合う純正部品対象交換マフラー。
という観点で製作しているのだが、
20090902a.jpg
そして、今日のその時。
スピードウェル社の製作するマフラーにはJASMA
(日本自動車マフラー協会)の登録がなされるのだ。
これは国土交通省令で定められる、道路運送車両の保安基準第3条(最低地上高)
第30条(騒音防止装置)、第31条(ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の
発散防止装置)の条項への適合性に対し、JASMA基準に適合する商品として、
Be-1、PAOへの装着に対し、車両検査の対象品として基準を満たす商品である
コトが認められた証。
要するに車検に胸を張って合格するマフラーだという。
なんとも大人なマフラーであろう。
という事で、今回もマフラーの製作秘話をご覧頂いたのだが、
さらに、朗報。
マフラーのフロントパイプも製作が!!
筋金入りのマフラーが、遂に完成する日が近い!
今日はコレまで~
本日の名言
正しい努力
そう、いくら努力しても間違った方向性であればなんの意味も有りません。
正しい方向を見定める、それこそ出来れば良いのでしょう。

大阪府河内長野市 O様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもすべぇ~。ウェルです!(アダモちゃん風)
さて、今回は大阪府は河内長野市からお越し頂いた、O様が
オーナーのパオちゃんをご紹介致そう。
20090830a.jpg
アイボリーのキャンバストップ仕様だ。
フロントには日産純正指定のフォグランプが鎮座するのだが、
スピードウェル社でのオプションでもある。
このオプションだが、パオのUSEDフォグランプを再製して取り付けるという
最近人気のカスタマイズだ。
20090830b.jpg
なんともフォグランプに哀愁が漂い、さらにまつ毛がイメージを加速させる。
特にイエローのレンズはパオの時代というイメージに合うのだが、
フォグランプを取り付けるには専用のステーも必要になってくる。
もちろんDIYでフォグのステーをこしらえて取り付けしても良いのだが、
純正パーツがこれまたレアー度が増してくるのだろう。
ゆくゆくはフルオリジナルがクールだ!という世界が待っている。
20090830c.jpg
上空からの撮影。
まつ毛の取り付け角度が若干外側に向いているのがわかるだろう。
こうすることにより、可愛さは増してゆく。
20090830d.jpg
ウェル50スタンダードレザーシートだ。
カラーは一色で統一され、簡素な風合いがなんともGOOD。
色を多用するのも、お洒落で良い。
しかし、素朴というより簡素というほうがたしかだろうか?
パオのイメージ。冒険という言葉には簡素も似合うだろう。(ウェルの主観)
PAOのチーフデザイナー古場田氏のイメージはドンゴロス(豆袋)だったのだから。
20090830e.jpg
アイボリーのパオなのに象牙色のステアリングが鎮座する。
そう、本当は黒色のステアリングが装着されている訳だが、
特に女性には象牙のステアリングが人気なのである。
ウェルはオヤジの域なので黒色のステアリングに惹かれる。
十人十色とはこういう事だろう。
20090830f.jpg
真後ろからの姿見。
キャンバストップが開かれていて、アコーディオンのようになっているのが
解かるだろうか?
パオのキャンバストップは手動でも電動でも動かせ、
幌は前から後ろへと、アコーディオンのようにたたまれる。
20090830g.jpg
こんな感じだ。
構造的に2重になっているため、雨音や風切り音などは
ノーマルルーフと比べるとやや静けさは劣るが気にならない所であろう。
それより、見た目を選べば間違いない。
キャンバストップ、ノーマルルーフ、好きな方に乗れば良いのだ。
キャンバスを張りかえれば雨漏りなんかすることはないだろう。
20090830h.jpg
パオちゃんとO様とわんちゃんをガシャ!!
この度はO様納車誠におめでとう御座います。
今後共よろしくお願い申し上げます。
今日はコレまで~
本日の名言
つま立つ者は立たず
by老子
つま先で背伸びをして立っていても長くは立てないよと
いう事でしょうなぁ。
そういう人生との比喩みたいなものです。

5ZIGENと共同開発!日産Be-1&PAO専用 エコステンマフラーの巻!

どんもす~。ウェルです!
今回はBe-1、PAOオーナーにとってはびっくり速報になるだろう!
なんと5ZIGENインターナショナル株式会社とスピードウェルが共同で
Be-1&PAO用の低燃費(エコ)で高効率なマフラーの開発に着手した。
今回、スピードウェル社と熱くコラボレーションしていただく、
5ZIGENと言えば、レースとともにある商品開発を行うマフラー製造会社。
レースという過酷なフィールドからリリースされ出た答えが
最高の信頼性と機能性である。
5ZIGENは今年度はTEAM5ZIGENとして
4年ぶりにスーパー耐久シリーズにNSXで参戦する。
前回参戦した際は、優勝2回を含む4度の表彰台を獲得しており、
今シーズンも前回以上の成績を残せるよう全力を尽されるという。
もうお解りだろう。5ZIGENは日本の自動車マフラーのパイオニアなのである。
20090828a.jpg
スピードウェルへは5ZIGEN矢野氏が担当する。
そんじょそこらのマフラーとは一味もふた味も違う出来栄えを目指す為
デザイン、材料の選定、価格など全てにおいて緻密にミーティングが行われる。
さて、今回の開発にあたりスピードウェル社のコンセプトはこれだ。
①スピードウェル社がこだわる純正に近い往年のデザインを露襲。
②排気効率の最適化により低燃費(エコ)でパワフルな出力特性を実現。
③確かな材質により耐候、耐久性を両立。
④純正よりはほんの少し大きいが大人な音色(限りなく制音設計)。
マフラーを設計する=エンジンの持つポテンシャルを最大限に引き出す。
スピードウェルと5ZIGENはそれに加え、常用回転域で低燃費でパワフルな
出力特性をねらうのだという。
どういうことかと申せば、マフラーは全域での回転に応じて
常に最高のポテンシャルなど引き出すなどは物理上不可能。
回転に応じてマフラーの形状が変われば別だが。
それであれば、どの回転域で最高のパフォーマンスを引き出すかが、
ネックとなってくる。
という事で、今回はMT用、AT用の設定もされる事となり、
MT用は抜けが良く、子気味よい走りに味付けがなされる。
AT用は1000RPMから3500RPMぐらいまでが
低燃費で高い出力特性を得るという味付けがなされる。
あくまで、現段階では味付けの論議を継続中ゆえ、
出来上がればシャシーダイナモに載せて計測がなされる。
そこでは、さらにスピードウェルと5ZIGENの本気度も計測されるという事だ。
20090828b.jpg
これが純正のマフラーだ。
くねくねうねっている(後ろの足回りのホーシングを避けるようになっている)
しかし、このウネリも実は排気効率に邪魔かといえばそうではない。
より低速でのコシを増すためにも(パイプが長くなればなるほど低速が付く)
必要なのだ。
この辺の取り回しも検討中である。
20090828c.jpg
これが純正のサイレンサー部。俗に言うタイコ。
パイプの長さや太さと共にタイコの内部を味付けすることにより
本来のMA10Sエンジンの性能を余すところなく発揮させる。
20090828d.jpg
これがマフラーエンドパイプだ。
出口の形状が小憎い演出である。
しかし、実はこの出口形状を製造しようものなら型を一からおこし、
その金型の費用は50万円を超えるのだというから目玉が飛び出る。
おいおい、パオのマフラーはこの部分が醍醐味だろう。
この形状が出来なければスピードウェルではない。
ウェル的、PAOのマフラーの命はココに宿ると言っても過言ではない。
スピードウェルがこだわるマフラー出口にはこの形状が絶対に必要不可欠である。
と、5ZIGEN矢野氏とデザインの点でせめぎあいが始まった。
20090828e.jpg
そして、5ZIGEN矢野氏が用意してくれた材料がこれだ。
メインパイプの材質の違いが3本とマフラー出口。
20090828f.jpg
そして、今日のその時。
マフラーの出口のこの形状が遂に。
『通称カール』
なんと5ZIGEN矢野氏の協力の元、この出口形状カールを実現する事となる。
スピードウェル社がこれまでマフラーを製作しなかったのは
この出口形状がいろんな都合上でカールに出来なかったという理由が第一にあった。
こだわる部分が出来ないようであれば製作する意味がない。
しかし今回は違う。
まさに5ZIGENとの熱いコラボレーションで生まれるこのマフラーは
逸品になることは違いない。
20090828g.jpg
材質にもこだわり、勉強が始まる。
左下 アルスター材
中央 SUS436
右上 SUS304
左下のアルスターとは鉄にアルミの粉をちりばめた物だ。
ただ単に鉄だけでは錆びるが、アルミの粉をちりばめることにより
酸化を防いで錆びにくくしている。(しかし錆びる)
パオの日産純正マフラーはこのアルスター材が使用されているのである。
中央のSUS436といえばこちらはステンレスになるのだが、
最近の自動車マフラーに使用される素材だ。
ステンレスの中でも安価ゆえ使用されるのだろう。
そして、右上のSUS304といえば、耐食性の非常に優れたオーステナイト系ステンレス。
この3者のなかでは一番光沢もあり高価な材料である。
今回の仮称『エコステンマフ』の仕様を発表する。
メインパイプ 42,7パイ 材質/SUS436
消音器 150パイ×300 (隔壁構造)材質/SUS304
出口 38パイ (外カール形状)材質/SUS304
BK10、PK10共に取り付けが可能でMTとATとの設定を予定。
20090828h.jpg
出口の口径は純正に限りなく近づけ、しかし若干のサイズアップをはかり、
『交換してません』と、見せつける。がしかし、
材質や若干の寸法の差(味付け)で
大人らしいマフラーを限りなく主張するのであった。
さらに、さらに、このマフラーだが
物凄い物が付いてくる。
それは来週火曜日にまたお見せ致そう。
今日はコレまで~。
本日の名言
行動してみる前に考えても無駄である。
行動して修正すればよいのだ。

by柳井正
そういうことでしょうなぁ。
行動してみる前に何を考えても想像でしょ。
考えるだけ無駄です。
やってみて駄目なところがあれば修正すればよい。
そういうことですかな。

日産RASHEEN ウェル帆布社謹製 カーソントップ製作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日はウェル帆布社謹製、ラシーン幌(カーソントップ)を
ご紹介致そう。
そろそろロゴも出来上がるのだが、このカーソントップとは
一体どんな意味で製作されたのか、という所からご説明致そう。
『日産社内で新車種を造り出すというプロジェクトがあり
ラシーンのコンセプトは1992年の春頃からスタート。
そして、今回ご登場頂いた平林氏を含めプロジェクトチームが
ラシーンのエクステリアなどの案を出すため
1週間の合宿を山梨県の清春芸術村で行った。
そして、この中にラ・リューシュという建物が有り、
ここでラシーンの初期スケッチが描かれたのであった』
そのときのスケッチがこれだ!
20090826a.jpg
そう、リヤの荷室部分をキャンバストップで覆う提案がなされていた。
この山梨県の清春芸術村ではラシーンのデザイナー(インテリア、エクステリア)
が両者ともラシーンのモデルを描き、皆が描いたデザインから
平林氏のデザインが一番評価が高く、後にラシーンという形が
出来上がっていったのである。
しかし、この幌仕様。
もちろん製品化はされなかったという夢の仕様。
なんとも面白い発想ではないか。
という所からスピードウェル社がオタク度を高くして製品開発を行ったという。
合言葉は『ラシーンにアウトドアを乗せて走ろう』だ。
20090826b.jpg
今回は荷室部の左右の窓は埋めてしまう事となる。
内張りを剥がすとガラス部がはっきり解かるようになる。
このガラス部はラシーンの内装に一番近い色の生地で覆う事となった。
20090826c.jpg
こうしてガラスより一回り大きく生地を切り、
接着してゆく。
これに内張りがはまればこのセクションの加工は終了だ。
20090826d.jpg
ご覧の通りの出来栄え。
事実、この場所の窓は走行中見ることはなく、あっても無くても
苦にならないだろう。
もちろん、荷室部分を隠すというプライバシーには万全である。
20090826e.jpg
リヤガラスが取り外された様子。
これはプロトタイプゆえ、この際の部分は車両そのもののスチールで製作するのだが
製品はFRPで模られるのだ。
さらにこの部分は幌の留め具が取り付けられる事になるため
鉄板が溶接された。
20090826f.jpg
そして、中央をご覧頂こう。
これが幌を留めるための金具だ。
金具自体にギミックがあり、見ても楽しめ触れても楽しめる。
というのがスピードウェル社のコダワリ。
20090826g.jpg
左側と右側の金物が合わさり、左側の頭をクにゅっと回すと
閉まる構造だ。
20090826h.jpg
こういう風に!
さて、この金具は幌を留めるために使用するのだが、
天井にも装着された。
20090826i.jpg
よくよくご覧頂かないと解からない位置に装着される。
これは幌をめいいっぱいあけたときに押さえるための金具だ。
20090826j.jpg
こんな具合だ。
さらにこんなギミックも付く。
20090826k.jpg
そう、左右で巻いてベルトで固定も出来るという。
キャンプをして車内でお泊りも可能だ。
プラス蚊帳をたらしても風情があるだろう。
幌の左右はジッパーで固定され、下部は先ほどごらん頂いた金具で固定される。
アナログなところが心をくすぐる。
この個性はスピードウェル社の一つの形かもしれない。
幌のカラーは色々とあるため、どのカラーのラシーンでも
ばっちり決まるであろう。
20090826l.jpg
夢の仕様
『ラシーンカーソントップ発進。』
価格は幌の仕様にもよるのだが、4万円~6万円までで製作が可能。
気になる方はトップページからお問い合わせ下され。
今日はコレまで~
本日の名言
人間、一度に二歩は歩けない
そう、これはですなぁ~
千里の道も一歩より起こる、一歩ずつ前進すればよい
ということでしょうか。
まああわてず、しかし一歩ずつ着実に夢まで歩みたいものですな。

号外 日産 RASHEEN 製作秘話 公開!!

どんもす!
遂にラシーンのエクステリアのデザインを手掛けられた
平林俊一氏によるお話のページが公開された!
この模様はトップページのスペシャルインタヴュー
ご覧頂けるコトとなった。
また、平林氏にはこの場をお借りして誠に御礼申し上げます。
この度は色々とお世話になり、本当に有難う御座いました。
今後共ラシーンの魅力を存分に皆に伝えれるよう精進致します。
では、では、四角いキャンバス!?をご覧くだされ!
スピードウェル社 代表 ウェルより

石川県加賀市 S様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす。ウェルです。
さてさて、本日も納車おめでとうブログになるわけだが、
石川県加賀市からお越しになられたS様のパオちゃんを
ご覧いただくことに致そう。
まずは姿見だ。
20090822a.jpg
オリーブグレイのノーマルルーフの車体にマニュアルミッションのパオ。
フロントバンパー部には純正オプションでもあるシビエのビサージュという
フォグランプがオーバーホールされ装着された。
ちなみにビサージュというのは丸いという意味である。
パオのヘッドライトの大きさとビサージュのフォグの大きさが、
ばっちりマッチングしている。
20090822b.jpg
この純正オプションのフォグランプだが、発売当時は
シビエのビサージュとボッシュのPF-160という2種類が用意されていた。
また、PF-160にはイエローのレンズとクリアーのレンズの2色も
選択が可能であった。
ちなみに、フォグランプというものは濃霧時に視界を確保するための
ランプである。
さらに黄色い色のライトは霧の中で光の乱反射を抑える働きがある。
それは光の波長の問題だ。黄色自体の光の波長が長く、
より遠くまで光が飛ぶという事になるのであろう。
20090822c.jpg
どうだ、この黄色。カッコいいだろう。
しかし近年のフォグランプは黄色よりクリアーのほうが主流。
その分、黄色いフォグにノスタルジーを感じさせられるのであった。
さらに注目してほしいのはバンパーやグリルのラッカーフィニッシュだ。
グリルの質感、バンパーの艶感、コダワリの復刻である。
やはりいろんな意味で当時の色を再現できれば
元のパオに近づけれる。
カスタマイズとして他の色を選ぶのもOKだ。
しかし、それ以外(シルバーを塗る)とかであれば、
適当ではなく、純正に一歩でも近づければと、毎日思考錯誤する。
この色味を見て
お茶碗3杯は食べたいところだ。
20090822e.jpg
ノスタルジックな色みでラッカーフィニッシュが施されたホイールだ。
なぜか石畳と調和する。
そういうところが好きなのかもしれないし、
普遍的なモノがそういうところと一致するのかもしれない。
皆もどう答えて良いかはわからないが、そんな雰囲気が
きっと好きなはずだ。
20090822f.jpg
後ろからの姿見だ。
テールランプも特殊な加工で当時の輝きを取り戻した事だろう。
細かな仕上げが一番時間を費やすところでもあるのだが、
パオに新たな命が吹き込まれる瞬間でもある。
20090822g.jpg
祝入魂
この度はS様パオ納車、誠におめでとう御座います。
家具職人頑張ってください。
今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。
本日の名言
怒る人に怒りを返さない人は
勝ちがたい争いに勝つのである

by釈迦
はは~おしゃか様の言うとおり!!
しかし、怒りっぽいとだめですなぁ~。
しょうむないことでおこってても小さいですぞ!

号外 日産ヘリテージカー・パレードin横浜  開催の巻!!

どんもす~。ウェルです!
さて、本日は号外と題してイベントをご紹介致そう。
イベントと一言で言っても基本的にはオフ会になるのだが、
普段のオフ会とはこんな感じ!
20090819a.jpg
これは香川うどんオフの模様。
20090819b.jpg
これは浜松うなぎオフの様子。
20090819c.jpg
これは2009年5月2日に開催された通称、古場田オフの模様だ。
どのオフ会もいろんなパイクカーが見れて面白いのだが、
今回は違う。
なんと横浜開港150周年と、日産本社横浜移転というビッグなイベントに
+され日産車のパレードが行われるのだ。
Be-1、パオ、フィガロに留まらず、いろんな日産車のパレードが見れて
一つ勉強になるやもしれぬ!!
号外情報
日産のクラブライフ誌編集部の呼びかけで、下記のイベントが横浜で
開催される事となった。
日産自動車の新本社横浜移転、及び横浜開港150周年を記念し
歴代日産車によるパレードが、みなとみらい地区・山下公園前にて行われる。
日産パイクカークラブ(NPC)からも3台(Be-1/PAO/FIGARO)が参加する!!
イベント名称:日産ヘリテージカー・パレードin横浜
開催日時:2009年9月20日(日) パレード走行は、10:00~12:00(雨天決行)
主催:日産車ファンクラブ
協力:日産自動車・ニスモ・横浜開港150周年協会
パレードコース:
臨港パーク臨時駐車場~パシフィコ横浜前~赤レンガ倉庫前~横浜税関前
~シルクセンター前~山下公園前~山下埠頭入口でUターン、
同じコースを臨港パークまで。
見学の方は
集合時間:AM10:00(パレード往路の大桟橋近辺通過は10:30頃)
     パレードの走行時間は10:00~12:00までの予定。
     間に合う時間に集合。
集合場所:大桟橋駐車場(駐車料金1,000円/24時間です)
     比較的すいている先端部分に集合。
     大桟橋駐車場案内はこちら
     http://www.osanbashi.com/floor/parking.html  
見学場所:横浜税関前交差点から、大桟橋入口交差点までの間が
     良く見えるだろう。
参考
主なパレード参加クラブは下記のとおり
オールドダットサンクラブ 。SP/SRオーナーズクラブ 。
フェアレディZオーナーズクラブ 。サニーの会 。
ブルーバードクラブ(310,410、510、610、810、910、U11、U12)。
スカイラインクラブ(C110,210,S54,R30~34)。
オースチンクラブ 。セドリッククラブ 。グロリアクラブ 。
歴代日産車によるパレードはかなり迫力があるだろう。
あなたも9月20日に歴史の目撃者となる!!
今日はコレまで~。
本日の名言

求めよ さらば与えられん
尋ねよ さらば見出さん
叩けよ さらば開かれん

ということでしょうなぁ~。どのようなコトでも
探究心旺盛であれば申し分ありませぬなぁ。