大阪府堺市 K様ミッドセンチュリーラシーン納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて、本日は大阪府は堺市からお越しのK様がオーナーの
ラシーンちゃんをご紹介致そう。
今回登場するラシーンは俗にドラえもんカラーと申されるブルー色。
前期モデルによくあるフロントグリルの色落ちも、
綺麗にグリルラッカーフィニッシュが施され
ビカビカになっての登場となった。
20090607a3.jpg
美的なK氏とラシーンちゃんをガシャ!!
ぉうぉう、手にはラシーンエンスーカーガイドが!!
ラシーンを手に入れたが最後、もうこの世界から抜け出す事は出来ないである。
しかし、K氏のセンスはお父様譲りで、今回はなんと
お父様が1975年製のナルディクラシックハンドルをご用意されたのだ。
なんともうらやましいお話。
20090607b3.jpg
1975年製ナルディクラシックが鎮座した。
このナルディのハンドルだが、外寸が約39パイほどあり、
俗に言うバスのようなハンドルだ。
おおむね34年もの歳月が経っているとは思えないぐらいの
良質なハンドルには度肝を抜かれる。
それほどこのハンドルは上質に製造されているという事でもあろう。
スピードウェル社の得意なパネルラッカーフィニッシュとも愛称はばっちりで
オーナーの心を釘づけにする。
20090607c3.jpg
ウェル帆布社謹製ミッドセンチュリーレザーシートだ。
今回は茶色そのものに深く突き詰め、ウェルが茶色を選定。
K氏は黒色のパイピングを指定され、今回のシートが成功したその時であった。
茶色のシートは色々製作してきたが、ミッドセンチュリーというコンセプトの元
数十種類の中の茶色の中から今回の茶色が選ばれた。
どうだろう、ハンドルとも相まってかなり良い風合いが
にじみ出ているとウェルの主観。
また、ウェルに茶色を任せて頂いたK氏に感謝感謝。
20090607d3.jpg
パイピングはこんな感じだ。
このパイピングの指定はナルディのハンドルが参考になっているのは
言うまでも無い。
ナルディの官能の美学が、ウェル帆布社レザーシートにも
生かされた瞬間であった。
そういうところからK氏のセンスの良さが伺える。
20090607e3.jpg
車中からの撮影だ。
ドライバーズシートに座った瞬間に至福を迎えることは間違いない。
ウェルもおちゃわんにご飯3杯は食べれる仕上がりに。
20090607f3.jpg
タイヤカバーはトラベル用の革かばんを模し、特別なステッチワークが
施された。
この距離からではあまり伝わりにくいのだが、もっと
アップでご覧頂こう。
20090607g3.jpg
わかるかな?
パイピングの後ろにステッチが施されているのが。
革職人のお手製旅行かばんといった感じが伝われば
この上ない幸せで御座る。
タイヤカバーが往年の革製旅行鞄になるとはだれも想像しますまい。
K氏のラシーンの逸品である。
この度はK様ミッドセンチュリーラシーン納車誠におめでとう御座います☆
ラシーンをこよなく大切にして頂ければ幸いです。
今日はコレまで~
本日の名言
知識でなく 知恵を求めよ。
知識は過去の産物だが
知恵は未来をもたらすのである。

ということですなぁ~。
知識ばっかりの頭でっかちのかたには痛いところでもありましょう。

遂に出た!現代のCDデッキがパオ用に変換されたKITの巻!

どんもす~。ウェルです!
さてさて~本日も力が入っておりますが、
遂に出た、何が出た?という事で、
スピードウェル社がパオのイメージにこだわる、現代のCDデッキを
パオにマッチするよう開発した箱をご覧頂くことに致そう。
パンパかパーン。
20090608a.jpg
ふわぁ~パオ型オーディオ用たまて箱やぁ~!!(彦麻呂 風)
今回は、Rにこだわり、パオのインストルメントパネル(通称=インパネ)
のイメージの延長線上のデザインが特徴。
オーディオにはクラリオンのDUB275MPというモデルを使い
製作が行われた訳だが、2DINのオーディオであればほとんどが当てはまり、
若干の加工を施す事により全ての2DINオーディオに取り付けは可能だ。
20090608b.jpg
これが、型抜きの治具だ。
この治具の中にFRPを張りつけて型を取ると製品になるというこんたん。
今回の箱はFRP(Fiber Reinforced Plastics の略)で製作したのだが
このFRPという材質についてもお教え致そう。
そもそもFRPとは略語であり、ちゃんと言うとこうなる。
Fiber=繊維、Reinforced=強化された、 Plastics=プラスチックのこと
つまりはガラス繊維を織り交ぜたプラスチックの事であった。
お勉強になったかな?
20090608c.jpg
蓋を開けた様子。
今回はRにこだわるというところから割り型という整形方法が採用された。
手がかかるほど良い物が出来る。
時間がかかるほど良い物が出来る。
順当に行けばの話しだが。(なんじゃそら)
20090608d.jpg
これがR部の型。
非常に細かなR部まで持たせ、パオに自然と馴染むように
最終の整形が加わった瞬間でもある。
ちなみにこのRはどこの部分かと申せばこの写真をご覧下され。
20090608e.jpg
そう、このクーラーの切替の側のRを拝借したのだから、
それはもう、似合わない訳がない。
という事で、この割型を製作するためにもマスターという型が存在する
のだが、このマスターのR部をご覧頂こう。
20090608f.jpg
これがマスターのR。
あれれ、少しキリッとしたRに見えるのだが、
今日の最後にこのRを出来上がったものでご確認頂くゆえ
楽しみにして頂きたい。
話は戻るが、パーツが出来上がるまでの順序をあらためて
お伝え致そう。
①型紙を造る。(ある程度のイメージと寸法を出し、形をとる)
②型をFRPで造る。(これがマスターというものになる)
③マスターを好きな形『デザイン』に加工する。
④出来上がったマスターを使い治具を製作する。
⑤治具にFRPを張りつけ製品の型を取る。
⑥治具からFRPを引っこ抜けば治具のカタチをした製品の完成。
それでは、出来上がった箱のみでご覧あれ。
20090608g.jpg
これがパオ型オーディオキットである。名はまだ無い。(夏目漱石風)
こんな名前はどうか?などなど名づけ親募集中だ。
しかし、普通であれば、黒ゲルコートとか白ゲルコートという
モノを使いFRPの側を整形するのだが、
これはクリアーゲル仕上げという事になる。
実はこの仕上げにもウェルはこだわった。
そのヒントはイームズチェアーだ。
このイームズチェアーの裏側にはクリアーゲル仕上げが施されており、
経年変化で黄ばんでくるのであった。
そう、この黄ばみがかなりの味となる事間違いない。
ただのウェルの自己満足とも取れるお話だが、
このチェアーを知っている人には伝わったであろう。
しかしながら、一般的にはパオのボディと同色にペイントして
使うのが理想的でるのは言うまでも無い。
20090608h.jpg
真正面からだ。
オーディオから外へ膨らんだボックスはあたかも
パオの純正であるかのようにRがかかり
オーディオを優しく包み込む。
取り付けも至って簡単にという観点で設計し、
良い精度で出来ているゆえDIYで十分行えるモノとなった。
20090608i.jpg
ほら、このRがなんともたまらない。
お茶碗にご飯3杯は食べれる仕様だ。
FRPのクリアーゲルもノスタルジックな風合いを演出している。
さて、この製品はDUB275MPとセット販売で
今後スピードウェル社から発売される。
価格もかなりお手ごろを設定しているから楽しみにして欲しい。
今日はコレまで~
本日の名言
寝て食うだけが取り柄なら
獣と同じ その一生

byシェークスピア
いやぁ~まいったまいった。
ウェルもこの頃メタボ気味。
痛いところを衝かれました。

大阪府茨木市 S様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです。
さてさて、今回ごらん頂くラシーントラベラーだが、
走行距離はなななんと2万キロ代というシロモノ。
このラシーントラベラーのオーナーとなられたS氏は
いったい全体うらやましい限りであった。
20090607a2.jpg
S夫妻とラシーンちゃんをガシャ!!
こちらのラシーンもサンドベージュといちにを争う人気カラー、
シーダーグリーンだ。
シーダーというのは日本語で杉。
杉の木の色という事であろう。
もちろん花粉は飛ばないが、ラシーン症にかかる事は免れない。
20090607b2.jpg
おおっと~出ました。
軍隊仕様。
カモフラージュ柄がラシーンを尖がった方向に。
しかし、シーダーグリーンであれば当然の結果なのかも知れまいが、
スピードウェル社がデザインするタイヤカバーの代表作だ。
生地は本国USからの取り寄せで、
3層構造を採用し、実戦にも耐えうる出来栄え。
スピードウェルはフェイクを求めない。
常にモノと対話し本気仕様を約束する。
それが当社のコダワリでもあり、皆様へのおもてなしでもあろう。
今月のキャンペーンにもなるゆえ、お楽しみにして頂きたい。
20090607c2.jpg
内装はウェル帆布社謹製のウェル60スタンダード仕様だ。
側面にはシーダーグリーンと近似色を配し、座面にアイボリーを選択する。
しかし、座面はアイボリーという事で、汚れなどが目立たないか、
心配であろう。
ところがどっこい、表面はフッ素加工が施され、ジーンズなどの
色移りも気にする必要はないのである。
材料の特性を見据え適材適所を実践している。
20090607d2.jpg
パネルラッカーフィニッシュはボディーと同色に。
これはリヤのタイヤカバーからのイメージも含まれるが、
外装パネルのカラーがメーターパネルにくるという事は
メーターパネルが鉄で出来ているというイメージだろう。
何かしらイメージは統一されているから
これもまた楽しいところでもあろう。
S様、この度は納車誠におめでとう御座いました!
本日の名言
人生に夢があるのではなく
夢が人生をつくるのである。

by宇津木妙子
どひゃ~そういう事かもしれません。
夢というものが未知なる道を開いていくわけでしょうかな。

大阪府摂津市 O様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さてさて、スピードウェルが想造するラシーン。
トラベラーの新オーナー、O様のラシーンをご紹介致そう。
20090607a.jpg
O様夫妻とトラベラーがガシャ!!
製作車両は平成9年式で1800CCのエンジンが搭載される。
いわゆるftというグレードだ。
ラシーンの中ではいちにを争う、人気のカラーがサンドベージュ。
程度もすこぶる良くO夫妻のハートはラシーンに釘づけだろう。
20090607b.jpg
ウェル帆布社謹製のレザーシートがどのラシーンのイメージより群をぬく。
このデザインはウェル60タイプだ。
ブラウンを基調としパネルまでラッカーフィニッシュが施される
というコダワリがO氏の熱い心を写しだしているといっても過言ではない。
20090607c.jpg
パネルラッカーフィニッシュが功を奏す。
スピードウェル社ではオプションとなったパネルラッカーだが、
全ては熟練のクラフツマンがレザーシートの風合い、トーン、
質を見極め塗料の配合を変えているというから、驚きだろう。
ココまでこだわれるのは自社で全てを行っているからである。
さらに深く掘り下げて言うと、
スピードウェル社のクラフツマンシップがそうさせる。
一台ずつ日本一のラシーンであって欲しいと思い製作しているか
していないかでは、出来は変わるであろう。
ちなみに今回ダッシュパネル上に鎮座しているナビは
パイオニア製のエアーナビだ。
ラシーンのナビの取り付け位置には本当に苦労するのだが、
簡易的なナビでも高性能ゆえ現代では通用する訳だ。
20090607d.jpg
ウェル帆布社謹製のタイヤカバーは上質な素材を丹念に
縫製し、お造り致しておるゆえ、それだけでもご飯3杯は食べれるかも
しれない。
今回のタイヤカバーはスタンダードのモカブラウンに黒色でパイピングを
施したのであるが、パイピングの色も211色からお選びいただけるという
キリがない仕様。
是非とも悩んで欲しい場所でもある。
O様この度はラシーントラベラー、納車おめでとう御座いました。
末永くお乗りいただけるよう今後も努力致します。
今日はコレまで~
本日の名言
人生に近道はない
by斉藤政雄
そうですなぁ~地道にコツコツと歩いてゆけば、結果も必ず着いてくるはず。
頑張りましょう!!

日産パオ スピードウェルが行くお宝鑑定団の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日もやって参りましたが、
お宝鑑定団という事で、なにやら起りそうな気がいたしますが、
かなりのお宝を今回はご紹介致そう。
先日にも色々なお宝画像、プロトタイプ(試作)のパーツ群
などご覧頂いたのだが、今回はマッチ箱だ。
20090604a.jpg
東京のアゼチ氏から譲り受け、今はスピードウェル所蔵。
そう、これはPIKE FACTORYに置いていたマッチ箱なのである。
PIKE FACTORYとは前々回ぐらいにもご紹介したパオとエスカルゴの
アンテナショップ。
多分このマッチはそのショップのレストランバーにおいてあった物であろう。
内容物は20年という歳月の中で失われてしまったものの、
外観は綺麗に保たれている。
ノベルティグッズでもなく、販売もされていない
このマッチ箱はお宝度星☆☆☆。
超パオラ~の方もこれにはまいっただろうか?
20090604b.jpg
裏側にもデザイン画というのだろうか、
イメージデザインが施されているのである。
しかし、このデザインは一体誰が行ったのであろう。
マッチ箱一つでも謎が深まるばかり。
20090604c.jpg
場所は『東京都中央区勝どき5-9-8』だ。
℡03-531-0819だ。
間違っても電話をかけないでほしいのだが、今は使われていない。
ウェルは興味本位でかけてしまった。(陳謝)
まだまだ、PIKE FACTORYというお店自体の全貌は明らかに
されていないが当時このお店に行かれた方も多いはず。
有力な手がかりをお知りの方はご一報くだされ。
さて、お次はこれもなんともすんばらしいお宝(複製だ)
20090604d.jpg
古場田デザインスタジオ所蔵。
この写真もお披露目してしまうのだが、
ただのPAOでは御座らぬぞ。
よくよく、見てくだされ。
ドアミラーの形状が違う。
キャンバストップの風除けが着いていない。
リヤクォーターガラスが180度開いている。
ダッシュパネルが全て鉄で出来ている。
天井にはベント(空気抜き)が着いている。
前後ホイールハブキャップに丸上のものが採用されている。
シートの生地が違う。
ハンドルコラムがアイボリー(象牙色)だ。
内張りの鉄部が多い。
などなど、市販化されたPAOには無い点がどっさり。
そう、これは東京モーターショーに出展されたプロトタイプのパオだ。
しかもプロのカメラマンがこだわって撮影されたというだけあり、
なんとも雰囲気が伝わってくる訳だ。
トランクにはアウトドア用のオーディオまで乗せられている。
どうだ、お宝写真だろう。
こちらもお宝度星☆☆☆。
パオを追求するにあたり、色々なお宝とめぐり合えるのだが、
皆様もこれはお宝だ、と言った物をお持ちの方は
今後も大切に保管してくだされ。
そろそろ、パオ保存会なるものを結成しても良いだろう。
あの時の記憶を風化させないためにも。
今日はコレまで~
本日の名言
銅像に値する者は、これを必要としない。
銅像を必要とする者は、これに値しない。

中身が伴っていなければいけない。また、中身のある人であれば
これを必要とはしないのでしょう。
つまりは、そういうことなのです。

岐阜県岐阜市 T様 ラシーンT仕様納車おめでとう御座います☆

どんもす~!ウェルです。
さぁ~て本日のお題は岐阜県は岐阜市にお住まいのT様が
オーナーとなられたRASHEENちゃんをご紹介致そう。
まずはT氏とラシーンをガシャ!!
20090530a.jpg
ラシーンちゃんが後ろからの撮影であったが、その訳は
ただ単に駐車場に頭からつっこんだだけだが、
そのおかげで背面タイヤとステーを外してスムーシング加工を施した
のが伺える。
スピードウェル社のボディーワークがさらにあなたの思いを実現すること
だろう。
さらにこのラシーンちゃんはT仕様という事で、いろんなところを加工して
いるから目が離せない。
まずはフロント廻り。
20090530b.jpg
すぐ解かるであろうか、フロントバンパーがボディーのシーダーグリーンと
同じ色にラッカーフィニッシュが施された。
ラシーンのどこと無く無骨な印象が取り払われ、シティーライフといった感じ。
あっさりしているからこの仕様は好きな方も多いはず。
純正はガンメタリックのようなカラーにラッカーが施されているが、
ウェル的にはどちらも好む。トータルでのバランスが取れていれば良い
という事になるわけだ。
さてお次は。
20090530c.jpg
ラシーンちゃんの側面からの撮影。
あれれんれ~あーれあれ~(アラレちゃん風)
わかったかな?
そう、ドアアウターハンドルやドアミラーでさえもシーダーグリーンに
ラッカーが施された。
それではもっとじっくり見てみよう。
20090530d.jpg
ほら、シーダーグリーンだ。
ドアハンドルのラッカーフィニッシュは全てを分解して行われるため
かなりの時間と労力を消費して行われた。
T氏のこだわりゆえ、スピードウェル社が断ることなど皆無。
20090530e.jpg
ドアミラーも限定仕様のように純正色と同じ色でラッカーが施された。
しかしながら、施工費用は一般的な塗装屋さんなどの価格の
約半額といったところ。
最初の整備の段階であれば、無駄な工賃も省け、お財布にとってはエコである。
もちろん納車後の施工であってもリーズナブルには変わりは無い。
自社でラッカーを施しているからこそ出来るわけでもある。
さて、お次に内装に参ろう。
20090530f.jpg
ウェル50レザーシートが鎮座するが、パネルラッカーというオプションに
加え、なんとナルディのハンドルもおごられた。
途轍もなくオーナーのこだわりを惜しみなく投入。
ナルディにはなんと60アニバーサリーという。
ボスキットを含めると10万円は下らないシロモノ。
しかし、そこはスピードウェルの部品調達部があの手この手で
調達し、ハンドルでさえリーズナブルな物となった。
20090530g.jpg
パネルラッカーフィニッシュは無限大の可能性があり、
どのような色にも製作可能。
フロントメーターパネル、ドアパネルとも同色でも異色でも
可能である。
様はスピードウェル社の基本方針、フルオーダーメイドが
あなたラシさを演出するのである。
20090530h.jpg
今回のパネルラッカーはレザーシートと同色での仕上げが施された。
この車両は後期式のため、パネル左側にエアバックの装置が
取り付けられているため、パネルラッカーはし難いのだが、
抜かりはない。
中途半端な造り込みであればせっかくのラシーンちゃんを台無しに
してしまうことになる。
20090530i.jpg
人気のナルディ60アニバーサリーモデル。
直径が38パイと純正よりも一回り大きいモデルだが、
この大きさと、グリップの細さ、スポーク部のローレット加工などが
ナルディの官能の美学が追求されているという言葉にふさわしい。
ハンドルを握るだけでもお茶碗にごはん3杯は食べれるという
つまりはそういうことなのである。
T様、ラシーン納車誠におめでとう御座いました。
末永くお乗り下され~。
と、今日のラシーンちゃんのようにどのようなカスタマイズでも
スピードウェル社は可能とするため、色々なご質問など
あればどしどし、お問い合わお待ち致し候。
今日はコレまで~
本日の名言
何もかも失われた時にも
未来だけはまだ残っているのである。

byボビー
そう、未来は常にやってきます。
未来に向けて色々と考えた者勝ちですぞ!!
まずは明日、目標を立てましょう。
そこから始まります。

香川県観音寺市 K様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~!ウェルです。
さて本日は納車おめでとう御座いますという事で、
香川県は観音寺市『銭形』の町にお住まいのK様がオーナーの
PAOちゃんをご紹介致そう。
20090528a.jpg
K様とPAOちゃんをガッシャ!!
ハレテ納車の日を迎えられたのだが、すんごく長くお待ち頂いた一台であった。
今回はヘッドライトピーク(通称まつげ)もぱっちり装着され、
可愛らしい仕上がりになっている。
20090528b.jpg
どうだ、可愛いだろう。
スピードウェル社が装着するヘッドライトピークはステンレス製のため
錆はこない。
安価なものであれば買ってすぐに錆びてしまうので、取り付けても
残念な結果に終わる。
少し値は張るが愛用して頂くにはこのステンレス製で間違いは無いであろう。
そして、グリルとバンパーのカラーをご覧頂こう。
おお~解かる人はパオリストだ。
それは発売当初のグリルとバンパーの色に限りなく近く再現しているところ。
コダワリのかたまりである。
仕上げ方に、プリ~んとした艶々塗装をするのではなく
半艶加工(社内用語でセミグロス加工)を採用し、
限りなくパオの元のオリジナルへ近づけれるか
というところに命をかけている。
専門店でないところではバンパーやグリルなどを
缶スプレーなどでペイントしている所もあるので注意が必要だ。
スピードウェル社では塗料に、二液性高級ウレタン塗料を採用しているため、
ボディー塗料と同等の高耐候と高耐久性を実現している。
20090528c.jpg
アイボリーのホイールがPAOにノスタルジックなかほりをプラスする。
カラーはスタンダードにシルバー(純正再現)か
アイボリー(スピードウェル社オリジナル)もしくは
あなたの思う色にペイントが可能だ。
ペイント代はかからないゆえ、是非ともお洒落な足元を演出できるよう
思案してほしい。
お次は内装をご覧頂こう。
20090528d.jpg
ウェル帆布社謹製 ウェル60張替えレザーシートだ。
今回はトップにハンドルと同じアイボリー、サイドにボディーと同じ色に、
さらにパイピングに茶色が入るという。
ウェル帆布ではどのような配色も可能。すべてはフルオーダーメイド。
あなたの思いを実現するわけだ。
頭で構成したイメージは実際出来上がらないと
確認することは出来ないのだが、出来上がりの楽しみの一つでもある。
色選び時に不安であってもウェルは数々のシートを手掛けて来たゆえ、
注文時点でおかしい物はきっちりお伝えするため安心だ。
20090528e.jpg
内装を後ろからガシャ!!
純正よりひとまわり小さいポケットが装着されている。
このポケットはあみあみタイプとレザータイプ、ポケット無と
3タイプお選び頂けるから、なやましい。
20090528f.jpg
あみあみコップ&缶受はスピードウェル社のトレードマーク。
永久にキャンペーン価格でのご奉仕となるか?
カタチにもこだわり、3タイプが用意される。
500ml用 丸口型。 350ml用 丸口型。
500ml用 角口型。
この3タイプだが、500ml用、350ml用どちらも
270ml~500mlまで許容可能。
ほぅすぃ~方はお電話にてお問い合わせくだされ。
20090528g.jpg
クラリオン製DUB275MPというCDコンポだ。USBなどの
接続もOKなので、拡張性はかなりあるだろう。
詳しくはメーカーホームページを参照して欲しい。
DUB275MP
20090528h.jpg
PAOのオプション時計が鎮座する。
そう、電池を交換すればまだ動くのであります。
動かない場合は町の時計屋さんに持っていけば修理もして頂けるというから
びっくりである。
今後はスピードウェル社でオーバーホール出来る体制を整えることだろう。
また今回K様の職場まで納車にお伺いしたのだが、
素敵な子供服店を営まれていた。
20090528i.jpg
取り扱いブランドはCHIP TRIPとDENIM DUGAREEなどなど。
香川県内でも随一の子供服店だろう。
店舗にはお洒落な雑貨屋さんや家具屋さんなどと併設しているので
つまりはお洒落なところでもあります。
20090528j.jpg
そのお店の名は、CHIME。
香川県は観音寺市にある。
気になる方はWWW.K-CHIME.NETをご覧頂く事に致そう。
またまたK様には観音寺の市長宅が作られている、観音寺饅頭を
お土産に頂いた。
20090528k.jpg
感謝感謝で御座います。
このたびはK様、PAO納車誠におめでとう御座いました。
末永くお乗り頂けます様今後共努力いたします。
今日はコレまで~
号外!
さてさて、納車おめでとうブログだが、去年からのお客様のアップが遅れており、
随時アップするゆえ、今しばらく我慢くだされ!陳謝陳謝!!
本日の名言
世に生を得るは、事を成すにあり。
by坂本龍馬
さすが、坂本先生でございますなぁ。
小さなことでも、大きな事でもかまいません。
そこに自分があるのでしょうなぁ。

パイクカーのすんごいお話(お宝画像)の巻!!

どんもす~!ウェルです。
さて、本日はパイクカーのすんごいお話ということであるのだが、
先日パイクカーのチーフデザイナー、古場田良郎氏に御接見したおり
頂いた貴重な情報の数々であるのは言うまでも無い。
そもそも、ウェルはパオ(パイクカー)を専門として
日夜仕事に励んでいるのだが、色々な疑問が生じてきた。
今造っているモノはパオの行くべき道なのか。
本来のパオの良さを損なってはいないのか。
突き詰めていけば行くほど謎が深まるばかり。
そこで直接お会いして話を聞くことにしたのだ。
20090526a.jpg
古場田氏には色々と当時の貴重なお話を頂き恐縮する。
パイクカーの元祖Be-1は発売されてから20年以上も
経過し、パオも今年で20年目を迎えるにあたり
スピードウェル社としては、真相を知りこれを皆に伝え
パイクカーというものを風化させてはならないという義務があった。
という事で、それではお待ちどうさま。
ココからは一般的には知られていない数々の品々とお話をご覧頂くことに致そう。
20090526b.jpg
パオのフロントグリルバッジ(エンブレム)だ。
なぜ二つ写真に写っているのか。
それはよくよくご覧頂ければ解かるはず。
なんと上が正式に採用されたバッジで下がプロトタイプ(試作)となる。
前回でもこの情報は発信したのだが、写真を見せただけで御座ったな。
今日はさらに一歩踏み込んでのご紹介致そう。
20090526c.jpg
これが正式採用されたグリルバッジだ。
PAOという文字の下には 『PRODUCED BY PIKE FACTORY』
と刻まれている。
そう、ココでやっとPIKEという言葉が出た訳だが。
ではプロトタイプ(試作)はどうだろう。
20090526d.jpg
おお~『PRODUCED BY Be-1 TEAM』と刻まれているではないか。
そう、Be-1製作チームがパオを製作して行くに当たり
Be-1 TEAMと刻まれたわけだが、パオを試作段階では
パイクファクトリーという言葉はまだ存在しなかったことになる。
という事は、パイクカーという括りはパオが発売された時点で
出来た言葉なのであろう。
さらに、新たな情報。
このパイクファクトリーというのは東京の勝どきに
パオとエスカルゴの最先端情報スペースとしてオープンしたお店の名でもある。
当時のパンフレットにはこう書かれていた。
『日産の、新しいオモチャ箱です。』
PAOとS-Cargoの最先端情報スペース、(パイクファクトリー)
料理がおいしい、お酒がおいしいレストラン・バーがある。
日本初の”サーキュラードーム”を採用したAV環境。
そして、PAOやS-Cargoのグッズもある。
早い話が、ショールームの域をはるかに超えた
過激なクラブスペース。
東京ベイエリアの新名所なのであります。
以上。
それがパイクファクトリーの全貌だ。
要するにパオとエスカルゴという全く違うモノを
同じ場所で展示し展開するために出来た言葉なのでもあった。
これがPIKEの源流だ。
それからパイクカーという言葉が出来たといっても良いだろう。
これで皆も通かもしれない。
話は戻るのだが、先ほどのグリルバッジ(エンブレム)のまだ
さらにプロトタイプ(試作)が存在する。
20090526e.jpg
それが上のモノ。
こちらはビニール素材で出来ているため経年劣化が激しいだろうと推測し、
パオの考えでもある3,4,5オーナーになっても乗れるという観点から
古場田氏が却下したモノ。
しかし、グリルバッジ(エンブレム)一つとっても色々とプロトタイプが
存在し、コダワリが見え隠れするのだ。
さて、お次はPAOSIDEについて。
20090526f.jpg
これがPAOSIDEの商標だ。
パオのグッズはこのPAOSIDEという商標でパイクファクトリーを
通じて販売されたのだ。
そこにはPAOという文字で商標が取り辛かったという逸話が存在する。
でもPAOSIDEってカッコ良いでしょ。
だって、ウェルは直訳しか出来ないのだが、『パオ側』『パオのほうから』
みたいな。『パオのほうに立って』とか、そんな感じなのである。
パオをこよなく愛する方々にはこの気持ちは良く解かる。
20090526g.jpg
これはPAOSIDEがプロデュースするサングラスだ。
当時、サングラスやブルゾン。さらにトートバックや
大物であれば自転車までPAOSIDEブランドで販売されていた。
20年たった今日でも持っている方はお宝であること間違いない。
ウェルはキーホルダーだけ所有しているのよ。
うらまやしいでしょ!!
さて、お次に参ろう。
20090526h.jpg
これはパオのシート脇に着いているタグだ。
右が正式採用されたタグ。左はプロトタイプとなる。
タグ一つとってもプロトタイプ(試作)が存在する。
デザインも大きく変わり洗練されている。
本当にパオのデザインはコダワリが凝縮し
デザインは性能であるという古場田氏の言葉通りだ。
それでは今日のその時をご覧頂こう。
20090526i.jpg
この書籍(パンフレット)が今日のその時。
実はこれがパオの元素であった。
ウェルはやっぱり勘違いをしていた!?
皆も勘違いしていた!?
かもしれないという現実を目の当たりにすることだろう。
次回、『パオを知る』でアップされるゆえ、乞うご期待である。
さて、パイクカーのチーフデザイナー古場田良郎氏だが、
パイクカーをデザインした後に独立され
今もなほ工業製品などのデザインを手掛けられているのだ。
前回、古場田氏の元へお邪魔させて頂いた時に
ウェルは衝撃的なモノに出会ってしまうのであった。
それがコレ。
20090526j.jpg
桐箱になにやら入っているのが伺えるだろう。
それではこの桐箱を開けてみよう。
20090526k.jpg
九谷焼ウォッチだ。
石川県加賀市の旧地名、大聖寺藩で始まった九谷焼。
古場田氏は九谷焼という伝統工芸と工業製品をコラボレーションし、
新たな焼物の道を開かれたのである。
カタチのあるものばかりでなくビジネスモデルまでデザインされていたのだ。
さすがに古場田氏のモノへのコダワリは凄く熱く、
このウォッチは限定100個で製作され、しかも一点ずつデザインされたもの。
20090526l.jpg
『古九谷写人物文』
作家は山本 長左氏。
宮内庁より依頼を受け、天皇 皇后 両陛下御紋入の器を製作するなどの
素晴らしい作家。
このように伝統工芸士級の作家たちが焼いた文字盤を
ステンレスの削り出しのケースに入れ、サファイヤガラスを使用し
ベルトには本革が使われ素晴らしい仕上げを施すという時計を
プロデュースされた古場田氏。
裏側にもコダワリが隠れていた。
20090526m.jpg
加賀は前田家の家紋(梅鉢紋)が彫られ和のテイストがたまらないのだが、
ちゃーんとココに『 JAPAN MADE 』と刻印されていた。
日本製ということが本当に熱いところでもあります。
まさに逸品であった。
この模様は下記アドレスをご覧頂ければ良く解かる。
http://www.takamatokei.com/index.html
いやいや50年後のお宝鑑定団が楽しみだ。
それは冗談だが、スピードウェル社はもっと、
ものづくりにこだわって今後も精進しないといけませんなぁ~。
今日はコレまで~
本日の名言
成功するまで続けて成功
By松下幸之助
これはなんとも最上級ですな。
その下には継続は力なりでしょう。
継続は力とは申されても、漠然としておりますが、
成功するまで続けて、成功!と言われれば、続けるしかほかありませぬなぁ!!

兵庫県三木市 U様 ラシーン納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて、本日は兵庫県は三木市からお越し頂いた、U氏がオーナー
となられたラシーントラベラーをご覧頂くことに致そう。
20090524a.jpg
U氏とラシーンちゃんをガシャ!!
さて、今回はフォグランプ付きという事で、よくよく
見るとフォグにノスタルジックなカバーまで取り付けられたのである。
それはまた後でご覧頂こう。
U氏はお若いかたなのだが、往年のデザインが何気なく好きな様子なので、
ウェルが用意したナルディクラシックのハンドルを取り付けられたのだ。
このハンドルはもちろんU氏が生まれる前からあるデザイン。
時代を超えて愛される逸品なのである。
20090524b.jpg
室内はウッドパネルとナルディクラシックをおごる。
これだけでもたいそう玄人な方向性。
もっとアップでご覧頂こう。
20090524c.jpg
これがナルディクラシックだ。
外寸は36,5CMだ。俗に言う36,5パイ。
これより大きなハンドルも存在し、ウェルがたまに薦めるナルディアニバーサリー
60であれば38パイ。アニバーサリー50であれば、39パイにもなる。
合言葉は 『バスのようなハンドル』だ。
そう、バスぐらい大きなハンドルでもベストマッチする。
純正ではエアバック付きハンドルという。
なんとも時代の流れがそうした訳だが、
どうだろう、エアバック付きハンドルにはムードが皆無である。
しかし、ラシーンの内装にはラシーンの純正ハンドルは合っている。
どうしても、製作していく上でとんがった方向性になるゆえ、
そういう場合にはムードが欲しくなってくると言う方が合っているだろう。
20090524d.jpg
ウェル帆布社謹製、ウェル60レザーシートに張替えられたのだが、
カラーは外装を一段と濃くしたカタチ。
熟練のクラフツマンが熱心に縫製し、組み上げてゆく。
乗り心地は、ウェル的で少し硬くアレンジが成される。
ここでひとつ注目していただきたいことがある。
「シート張替」と「シートカバー」はまったくの別物である
ということである。
ちまたで出回っているのは安価なシートカバー。
シートカバーは通常のシートの
上から被せるだけのいわゆるカバーである。
それに対し、ウェル社謹製はレザーシートの張替え。
古い生地を全て剥がし,新オーナーが選んだ生地を縫製しシートを張替えてゆく。
まさに熟練のクラフツマンがシート一点一点を一から縫製し
質にこだわって張替えているということなのである。
被せるだけの安価なシートカバーであれば、ぶかぶかでシワシワな様子。
シート張替えであれば、確実にフィットし質の高さが伺えるのである。
ということを踏まえると「シート張替」と「シートカバー」
では乗り心地に差が出るのは容易に想像できるだろう。
せっかくのこだわりの車、乗り心地で台無しにしたくないものだ。
20090524d2.jpg
↑これが本邦初公開の製作現場だ。
「ホフマンという特別な高温の蒸気発生装置でシワを伸ばしていく様子」
張替えシートにはオーナーの想うカラーに変化させ、ウェル社がこだわる
視覚上最も安定した、黄金比(ゴールデンレート)を採用したデザインの
ため、見た目や室内の居住性の向上にも一役かっているだろう。
全てはオーナーの最高の至福を追求するがため。
さてラシーンタイプ3に標準装備のカンガルー避け。
20090524e.jpg
フォグガードにはあみあみを採用。
これだけで玄人度大な訳だ。
ラシーンの良さを本当に追求したいが為、日夜製作を行ってのだが、
ウェルものめりこむが、オーナーの方々もかなりのめりこんでいる様子だ。
20090524f.jpg
ウェル帆布社謹製タイヤカバーだ。
こちらもタイヤカバーもカバー自体のカラーも選べるのだが、
パイピング(縁の玉紐)までカラーが選べるのだから、
オーナーの心を揺れ動かすのだ。
ココまでカスタマーサービスが施される理由は、
全てのオーナーがラシーンを末永く大切にして頂く想いに比例する。
そう、気に入った道具であればずっと使うだろうという発想だ。
20090524g.jpg
生地はかなり分厚く強固なものを採用している。
この生地はスピードウェル社を介さないと、手に入らないモノなのである。
それほどコダワリのあるモノゆえ、噛めば噛むほど味が沸いてくるのだ。
この度は、U様ラシーントラベラー、納車誠におめでとう御座います。
末永く可愛がってあげて下され。
今日はコレまで~
本日の名言
当たり前のことを
当たり前に行うのである

by松下幸之助
そう、人間当たり前のことが一番おろそかになって
いるような気がしますなぁ~。
一度振り返って当たり前のことが出来ているか
検討する必要が御座います。

ホットワイヤープラグコードがエコな訳(号外)の巻!

どんもす~!ウェルです。
さて、本日はスピードウェル社がサン自動車工業と
コラボして製作している特注製パオ用ホットワイヤーの実力をご覧頂こう。
まずこのホットワイヤーとは特別なプラグコードであるのだが、
ノーマルのプラグコードと比べ燃焼効率を格段に上げるのであった。
という事はだ、馬力も上がり燃費も良くなるという事。
つまりエコなプラグコードなのである。
実際、そんなのつけても変わらないよ!!
って思われる方々にも今回は排気ガステスターを使い、
排気ガス中のガソリン(HC)炭化水素の量をご覧頂ければ
良く解かる。
それでは 始まり~ 始まり~
20090522a.jpg
販売車両にはノーマルより良いといわれる、NGK製のプラグコードを
スピードウェル社では採用致しておるのだが、このコードを使い
まずはノーマル時の排気ガスの測定を行う事にしよう。
その前に、パオは電子制御的燃料気化器であるため、
排気ガスの酸素の濃度などにより電子制御部が動き燃料を補正するため
きっちりとした測定が不可能なのである訳だが、
その電子制御をキャンセルする配線が実は存在する。
それがこれだ。
20090522b.jpg
このカプラーを外すと、気化器(キャブレーター)の補正は一切されない
ため、きっちりとしたデータが測定できるのであった。
エンジンは適温にまで温め(電動ファンが回る)その後に
アイドリング状態で測定は開始される。
20090522c.jpg
これが測定値だ。
CO(一酸化炭素)5,95% HC(炭化水素)537ppm
という結果に終わった。
この測定値はあくまで燃料の電子的な補正を一切解除して行っている。
特に今回ご覧いただくのは、このHCの濃度だ。
HCの濃度が減るという事はそれだけエンジン内部で
より完全燃焼に近づいているという事であるため、
馬力も燃費もアップするという。
20090522d.jpg
お次にあつ~い線。ホットワイヤーを装着した。
ホットワイヤーにはアースコードなるものが巻かれ、
エンジンブロックもしくはボディーにアースしてあげれば良い。
今回は実験という事でこだわった取り付けは行っていないのだが、
こんな感じ。
20090522e.jpg
アース線ががっちり固定された。
果たして、ホットワイヤーが実力を現すのだろうか?
排気ガス中のHCの残留濃度が537ppmより減れば確実に成功だ。
アイドリング状態での測定のため、これが
実際走行し、エンジンに負荷をかけるとますます
HCの濃度は上がる。
特に加速時などは出力空燃比が1:8ぐらいになるため、
ガソリンを確実に燃やしきることが馬力&燃費向上のカギになる。
それでは、測定結果をご覧頂こう。
20090522f.jpg
ぱんぱかぱ~ン。
実験は成功である。
COは5,95%から5,53%へ  HCは537ppmから481ppmへ
全ては減少した事になる。
これであれば、地球にも優しい、つまりエコである。
遂にスピードウェル社が地球にやさしいという事を考え出した。
パオ、ラシーンにのれば地球はエコだ、というところまで追求。
そんな風でありたい。
しかしこの実験結果は確実に馬力&燃費をもアップさせている
のだ、まだまだ『しんじられな~い』という方には
遂にウェルマガジン特集で明らかになる。
それがスピードウェル社がこだわるホットワイヤーであった。
またキャンペーンも行う予定。
ほすぃ~方はキャンペーンまでお待ちくだされ。
本日はコレまで~
今日の名言
下手は上手の下地なり
by寒川
そうそう、下手は上手の下地であるとウェルも思うところであります。
最初から上手な方もおられましょう。しかし下手であれば上手になる
努力が必ず経験となり上手な人には成しえないものまで得る結果となりましょう。