○ウェル工務店 ラシーンウッドパネルが新発売の巻○

ドンモス=ウェルです。

さて皆様、本日は一昨年前より製品開発を行っていた

ウッドパネルが3種類完成したというお話。

木目の文様で特に装飾性の高い美しい物を杢(モク)と呼び、

今回ご紹介するはそれぞれはキャラクターが異なる杢で仕上げてある。

それではウェルがこだわった杢をズズイとご覧頂こう。

ウォルナット ウッドパネル

ウォルナットの杢目 ウッドパネル

この度スピードウェルが発売する杢目は

杢目のウォルナット、縞杢のゼブラノ、

バール杢のメイプルという3シリーズ。

写真製品はウォルナットの杢目パネルである。

ウォルナット杢目 ウッドパネル

ウォルナットの杢目

ウッドの種類によりいろいろな杢目が楽しめるのが面白い。

ラシーンには前期モデルと後期モデルが存在するが、

後期モデルでは助手席にエアバックが装着されており、その部分は

ウッドパネルの取り付けは行われない。

ではお次に縞杢のゼブラノ材をご覧頂こう。

ゼブラノ 縞杢

ゼブラノ 縞杢(シマモク)

ゼブラノはマメ科の広葉樹でアフリカや熱帯雨林地域に分布。

年輪の模様とは異なり色素によって縞目模様が浮かび上がる。

材質は非常に重厚で、磨くと綺麗に光沢が出るのが特徴だ。

また縞杢(シマモク)とは縞模様がある杢目の総称。

昭和30年代から40年代にかけて、洋服箪笥などの

突板に使用されて大流行したことにより

昭和の香りが漂う。と、ウェル的に感じてしまう。

ではお次にバール杢のメイプル材をご覧頂こう。

バール杢 メイプル

メイプル バール杢(バールモク)

メイプルはカエデ科の落葉広葉樹でカナダや北米地域に分布。

材質は緻密で重厚であり、カナダの国旗のマークにもなっている。

特に、楽器(ギター、ドラム)などに使用されており、

私たちにも馴染みのある木材でもある。

バール杢(バールモク)とは、樹木の根元近くに出来るこぶの事を言い

切り出した時にこの文様が見受けられる。

その杢目の事を総称し、日本ではこぶ杢、または根杢とも呼び、

非常に独特な模様が銘木にふさわしく人気がある。

ラシーン用ウッドパネルセット ゼブラノ 前期、後期あり

ラシーン用 ウッドパネルセット ゼブラノ 1

新発売となるウッドパネルセットは合計で12点に。

女性でも装着することが出来るように仕上げているため

特殊な工具や接着剤などは必要なく簡単に装着するコトが可能だ。

ラシーン ウッドパネルセット ゼブラノ

ラシーン用 ウッドパネルセット ゼブラノ 2

ドア廻りもこのようにして綺麗に採寸して製作している。

ウッドパネルセット12ピースとしての販売となる為、全国発送が可能となった。

造りこみが美しい

造りこみが美しい

幾層にも重ねられたクリアー樹脂が重厚さを演出している。

ということで、遂にウェル工務店よりラシーン専用の

ウッドパネルキット12ピースが新発売となる。

こだわり抜いた杢目を採用しているため、すべてが同じ杢目とはならないが

裏を返せば1セットずつ異なる杢目が出来上がり価値が上がる。

ということで、特設ページが設けられれば販売開始となるから

乞うご期待だ。

今日はコレまで~。

本日の名言

困難は避けるものではなく、

解決するものである。

byカルロス・ゴーン

さすが、カルロスゴーン氏。困難をさけて通る意識というより

体当たりして解決してゆけば良いのだという意識を持てば

どんどん前進致しますなぁ。

Garage Speed Well がコダワリの製品の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はコダワリの製品と題しウェルの身勝手な
四方山(よもやま)話と一緒にブログをご覧頂こう。
今日はその二つばかしを掲載しようと考えた訳だが、
まずは第一話。
スピードウェルはPAOの製作でグレードが3つほど存在する。
一つ目は『トラディショナル』
PAOを楽しく乗りましょうというキーワードの基、
予防整備や外装のリペアや内装の張替えなどオーナーの色を
最大限に反映できる非常に人気のあるグレードだ。
二つ目は『ヘリテイジ』
こちらはPAOの純正、本来の姿を未来へ残すべく復刻を目指した仕様。
エンジンなどはオニューになり、新車感覚で素のPAOをお楽しみ頂ける、
またはお楽しみ頂きたいというスピードウェルの願いが込められた仕様。
上記の2グレードの詳細ページは未だ完成しておらず、しかし販売はしている。
そして、今回ご覧いただくのは三つ目のグレード
SW-LTD『スピードウェルリミテッド』である。
SW-LTD
スピードウェルの独断と偏見により製作されるこの仕様。
ボディーカラーもシートカラーもウェルが選ぶというかなりの独断により製作。
本来のPAOのコンセプトからは脱線し、目指したものは
英国のロールスロイスである。
SW-LTD
ノーマルルーフを使用するところにより、カラーが色濃く反映されている。
もちろんこの車両を製作する前に、ことの発端となる車両が存在する訳だが、
それは月刊スピードウェル2月号に掲載されている
『きっどぎゃるそん号』であるのは言うまでも無い。
SW-LTD
ダッシュパネルの革張替え。アンダートレイの革張替え。
ウッドハンドルはお決まりだが、以降はウォルナットや
バーズアイメイプルなどにより装飾されたウッドパネルまで追加される
予感が漂っている。
※アンダートレイに注目。ゴテゴテさがなんともそういう雰囲気か。
SW-LTD
現在の完成形であるウェル60レザーがあつらわれ、
上質なフロアカーペットマットが車室内を温かく包み込む。
もちろん、ドアポケット部もレザーがあつらわれており、
数々の細工は見れば見るほど味がでてくることだろう。
と、スピードウェルリミテッドは近日大々的に公開予定。
是非ともお楽しみに頂きたい。
さて、それでは本日の第2話。
SW-LTD
前回のブログでご覧頂いたチューニングエグゾーストマニホールドだ。
やはりエンジンに装着し、ご覧頂きたいと思い早速仮組み。
SW-LTD
まるでF-1のエンジンを眺めているような光景だ。
さすがは5ZIGENレース部門。ウェルの希望と高い排気効率を両立した
エグゾーストマニホールドの逸品である。
性能はわざわざ言うまでも無く5ZIGENのレース経験から推測して頂こう。
しかし、今後シャシーダイナモにて測定を公表するゆえ是非ともお楽しみに。
では今回のウェルのコダワリとは、
その取り回しにあった。
SW-LTD
そう、これ。
オイルのレベルゲージが1番と2番のパイプの丁度間から
引っこ抜けるようになっている。
SW-LTD
そう、これ。
おいおいそんなコダワリはへのツッパリですよと思われるだろうが、
玄人の方であれば、この感覚は理解して頂けることだろう。
そう、このような細かな配慮も万全だ、と言いたかった。
そもそも、ウェルは旧車好きから始まり1950年代~70年代までの間の車は
職人と呼ばれる方たちが器用なデザインをエンジンにも多用していた。
そう、ボンネットを開けて楽しむコトが出来た時代である。
今回せっかくチューニングパーツを技術向上の一環として製作するに
してもただ単にかたどるだけでは意味は無く、こういうスタイルが
存在するんだなと、感じて頂けるだけでもうれしく思ふ。
とコダワリのごく一部をご覧頂いたわけだが、本当はもっともっと
いっぱいあり、時間の関係で今日はこの辺で。
今日はコレまで~。
本日の名言
喜びとは、勝利それ自体にではなく
途中の戦い、努力、苦闘の中にある

byマハトマ・ガンジー
つまりはそういうことですなぁ。
練習せずして野球に勝ってもうれしくはありませんなぁ。

号外!日産Be-1&PAO用 ホットワイヤープラグコードのスピードウェル仕立てが完成の巻

号外!号外!どんもすウェルです。
さて本日はなんと一昨年末からSUN自動車工業とテストを重ね
共同で製作が行われてきたBe-1&PAO用の
『ノロジーホットワイヤープラグコード』が遂にお披露目となる!

奇跡は起こったのか! 協力 株式会社SUN自動車工業
ノロジーホットワイヤープラグコードを開発するにあたり、
様々な実験を行い測定、そしてそれぞれのデーターが抽出。

株式会社SUN自動車工場本社で各測定が行われた。
この模様は、SWホットワイヤープラグコードのページで後日アップされる
ゆえ、是非とも楽しみにして頂きたい。
と言う事で、本日は号外としてデザインをご覧頂く。

プラグ側の仕上げだ。

側面の仕上げだ。

ディストリビューター側の仕上げだ。
と言う事で、この模様は明日詳しくご紹介!

ディストリビューター側の装着方法がなんとL字型ではなく
ストレート構造を採用している。
まさに、往年の仕上げであるコトに間違いは無い。
そのコダワリは、明日のブログでお楽しみに。
今日はコレまで~。
本日の名言
声が大きいだけでも、出世はできる。
声が小さいだけで、出世しない、も、ある。

byナガオカケンメイ
という、なんとも現実的なお言葉。
この差はいったいなんでしょうかな。

謹製ウェル帆布 日産RASHEEN専用 ウェル60レザーシート 『ロクマル』が秋の新作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さてさて皆様、本日は謹製ウェル帆布から秋の新作と言う事で、
ウェル60レザーシートデザインのお披露目である。

2010年8月 ラシーンシートに罫書きが行われた様子。
秋の新作と言う事で、ウェル60デザイン『ロクマル』が
新しくなるコトにより、ラシーン専用デザイン 
『ウェル50』『ウェル60』は全てがリニューアル。
今回のコダワリは、もっとも美しくバランスの良い仕上がりを
追求するため、デザインに対し黄金比率を採用したことだ。

本邦初公開 謹製ウェル帆布 ウェル60レザーシート 『ロクマル』
※ヘッドレストは取り付けられる。
ラシーンエクステリアデザインを損わないよう、緩やかな直線を
描くことに専念。
旧ロクマルシートとの大きな相違点は、座面(背もたれ)の引っ張り位置
が新ロクマルでは黄金比の1:1,618で割り振られたほか、
両肩をR形状へ落とした。
さらにはロクマルの象徴といえるべき
座面の縦ラインが上部ではパイピングにより仕切るコトにより
ヘッドレストが装着されても見栄えが変わらず可愛らしいコト。
もし、縦ラインが裏面までずんずん伸び上がれば、
ヘッドレストの空間が失われる為デザイン的には
残念な結果に終わるだろう。
また、境目は直線的なパイピングにより
ズバっと切り替えることにより
ラシーンのデザイン感覚を彷彿とさせたのである。

座面の縦ラインがパイピングにより上部で仕切られている。
これにより、ヘッドレストを上にのせてもバランスが
崩れることなく非常に姿見の良いシートとなるわけだ。

肩部は少し柔らかくRが効く。
シート形状を変更するのには注意が必要で、
そのクルマのデザイン性を大きく左右する可能性がある。
たとえば、レカロシート(レーシーなイメージ)を載せると
そのクルマは一気にレーシーなイメージになってしまうだろう。
上記の全てを一つにまとめると、このシートの
製作とデザインに対する感覚は
ラシーンのエクステリアで伺える弧を描いたボディー形状そのもの。
いわゆる『新しい四角』である。
それがコンセプトだ。

座面部の切り替えしにも黄金比率が堅実に採用されている。
もちろんカラーは200色以上から選定することが可能であり、
オーナーの思ひをカタチにしてもらいたい。

ラシーンに取り付けられた様子。
今回のデザインの全面的な見直しにより
ラシーンの魅力を引き出すコトに一役買っているであろう。
それでは、今後製作するラシーンをお楽しみにして頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
ふりむくな ふりむくな 
後ろには夢がない

by寺山修司
ふぁ~最高ですなぁ。
熱い名言で御座います。
ウェルも一度でいいから名言を言いたいものです。

謹製ウェル帆布 PAO専用 NEWウェル50レザーシートのデザインを発表の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、皆様本日は謹製ウェル帆布より製作が行われる
PAO専用であるNEWウェル50レザーシートのデザインをご覧頂く。
前回『謹製ウェル帆布NEWウェル50レザーシート』
ご覧頂いたわけだが、それからさらにレザーの
張り具合を調整するため、型紙をおこし、
一脚のNEWウェル5レザーシートの試作が投じられた。

NEWウェル50レザーシートの背部。
すらっと上部に伸びる様を表現し、ウェル60の柔らかさとは
対称的だ。

肩部は一つの特徴あるラインで形成。
今回のシートデザインには直線を多用し、張りのある感覚を求めた。
それもウェル60との対比であるといえる。

シート生地中には10mmのスポンジが追加されている。
これは新品時からの経年の劣化によりシート内部が収縮している
のに加え、あたりここちを良くする為でもある。

シート下部のすそがやはり開いてきた。
これは純正シートでも言えることなのだが、綺麗に
ラインをとってもやはりひらいてくるものだ。
今回は、そのすそ部のぴっちり具合も改善している。

下書き上では上手くいっていたのだが、、、
背もたれと座面でのあわせ部のシートの割がきっちり合って
いないようだ。
やはり一度型をおこしてこうしてレザーで見本を製作してみないと
レザーの伸び具合などのもより、端々にシワが寄ってくる。
この割付けには黄金比が採用されており、
安定した姿見を約束できる仕上がりになるであろう。
と言う事で、今回はNEWウェル50レザーシートのデザインを
ご覧頂いたが、ホームページんもどんどん製作が進んでいる。
本日にはPAOのグレード、パオ-トラディショナルの
『メンテナンス』ページが仮アップされたゆえ
是非ともご覧頂きたい。
また、どしどしUPしていくゆえ、これからのスピードウェルを
乞うご期待あれ。
今日はコレまで~。
本日の名言
「不可能」の反対語は「可能」ではない。
「挑戦」だ。

byジャッキー・ロビンソン
そう、挑戦しないから不可能になるのだろう。
可能とは、挑戦しなくてもできるものだ。

謹製ウェル帆布 NEWウェル50デザインレザーシート開発の巻!!

どんもすっ。ウェルですっ。
本日は、謹製ウェル帆布の新しいレザーシートデザインの開発現場をご覧頂く。
前回はウェル60デザインが黄金比(ゴールデンレート)を求め
製作されたわけだが、今回は現行のウェル50デザインが
居心地の良い空間を追求する為に、60に続き黄金比に則り
ステッチワークを一から見つめなおすコトとなった。

PAOの純正シートに墨入れがおこなわれる。
まず、シートとは一概にいえど、型紙(デザインした原画紙)から
レザーを切り出し、縫い合わせやっと一つのパーツとなるという
なんとも気の遠くなる作業で一基のシートが出来上がるわけだが、
今回はその第一歩をご覧頂いている。

黄金比(ゴールデンレート)に則りR形状が刻まれる。
まず黄金比とは何ぞやと申せば、
『黄金比(Golden Ratio)は古代ギリシャの時代から
人間にとってもっとも安定しあらゆる物のもっとも美しい比率
とされ広く知られている。
パルテノン神殿の設計、レオナル・ド・ダビンチの芸術。
現代では名刺の形状など日常生活で随所に反映されているのである 』
※謹製ウェル帆布ウェル60レザーシートページから抜粋
その素晴らしいバランス(比率)を車室内に取り入れ
居心地の良い空間を演出しようというのが今回の使命だ。

純正シートを切り張りしながらウェルの思ひの形へ成型。
今回のそのデザインはやはり往年のと呼べる仕上がりを目指すべく
1950年代の旧き佳き時代のデザインが踏襲されるコトとなるが、
しかしながらPAO、RASHEENの趣に合う細工を施し形取りを
すすめてゆく。

墨入れにはcmいやmm単位での調整が行われる。
しかし、実際はシート(生地)は伸び縮みがするゆえ、
それも計算に入れ罫書きを行わなければ本当に素晴らしいシートにはならない。

NEWウェル50レザーシートはステッチは縦方向ではなく
横方向に走る。
縦ステッチはクラシックだなぁとか、ノスタルジックだなぁなど
だれでも解かり易いデザインであったのだが、
横ステッチがNEWウェル50レザーシートに採用されるというから
まさに往年と呼べるデザインの復活だ。

リヤシートもフロントシートと同じくコダワリを投入。
この後、純正シートが外されパーツ取りし型紙が製作されると言う訳だ。
本日はNEWウェル50デザインレザーシートの始まりをご覧頂いたが、
謹製ウェル帆布は日々進化し続けるゆえ、どんどん乗り心地も
座り心地も、居心地も良くなる。
それでは、お披露目まで乞うご期待あれ。
今日はコレまで~。
本日の名言
できない男ほど群れたがる
byますい志保
あっら~。暴走族なんかもそれ系?
など考えたりしますが、皆さんは如何でしょうか?

5ZIGENと共同開発!日産RASHEEN専用マフラーが正式に発表されたの巻! 

どんもす~。ウェルです。
さて、遂に本日5ZIGENインターナショナルと共同で開発をしていた
日産RASHEEN専用、『省燃費で馬力アップ、美しさ、そして大人らしい』
とコダワリに拘ったマフラーの専用ページが開設された。

マフラー出力テストの様子『5ZIGEN本社屋内のシャシーダイナモ』
Be-1,PAO専用リプレイスメントマフラー(純正代用品)につづき
5ZIGENの技術とスピードウェル社の感性をどこまでも追求しRASHEEN専用に
マフラーの開発が進められていた。

最高の排気効率を実現する取り回しが施された冶具だ。
今回は方向性が異なる2種類のマフラーを試作することから始まった。
それは、データーを収集し本当の可能性を探るための方法に他ならない。
そのことにより技術的、デザイン的にも優れた製品を製作できるコトに
功を奏したのである。

5ZIGENサポートカーと共同テストの様子。
今回もテスター上の計測と実走と両面でのデーターが収集され、
最終的に全てが製品にフィードバックされたのである。
と言う事で、お待たせ致し候。
先行販売はされていたのだが、遂に7月6日にリリースされる。
その名はやっぱり
ウェルリプレイスメントマフラー』!!
それでは、隅から隅までズズイとご覧下され。

スピードウェル5馬力UPステッカーが遂に完成の巻!

どんもす~、ウェルです。
さて、本日は5馬力もアップするというステッカーが
遂に完成したと言う事でお披露目となる。
クルマには色々なチューニング方法があるようだが、
ステッカーでこれほど簡単に馬力がUPしても
言いのか!?など疑いたくもなるだろう。
それでは、5馬力アップステッカーをご覧あれ。
5馬力アップステッカー
パンパカパーン遂に完成。5馬力アップ!?ステッカーだ。
そう、このステッカーは日産自動車のコーポレートカラーでもある
赤、白、青を基調とし当時のイメージを蘇えらせるべく
スピードウェル社的にアレンジを施し再現。
まさに往年と呼べる仕上がりである。
サイズは直径約5cmほどで、小さなまん丸のステッカー。
この度、この5馬力UPの気分を彷彿とさせるため、
ガラスの内側から張りつけるという非常に手間の掛かる仕上げが施された事も
コダワリの一つであった。

PAOの右リヤガラスに貼り付けた様子。
全天候型。なんてったって室内から貼り付けるゆえ汚れも気にならないのだ。

また、張りつけ位置もスピードウェル社ではすでに決められている。
PAOであれば、この右リヤガラスのこの位置がベストだ。
これは、あくまで気分を楽しむものでもあり、リヤハッチ側へ張りつけることにより
スピードウェル社の宣伝効果などを考えて作ったものではないと言う事だ。
あくまでもさりげなく貼り付ける所にこのステッカーの本来の意味があるのだろう。

つまりはこういう角度からみても楽しめるものである。
オーナー側「ドライビングシート側」に張りつけてあるゆえ、
クルマに乗り込む度に優越感が味わえるのだ。

RASHEENであれば、運転席側のリヤドア後部がベストではなかろうか。
ということで、このステッカーは5馬力上がった気分を楽しむモノであるのだが、
実際には5馬力アップしているかもしれない。
それはなぜかと申せば、真ん中の文字をご覧頂きたい。
スピードウェル「復元整備済」とある。
実はこのステッカー、当社販売車両には今後全ての車両に貼り付けられ出荷される。
復元整備済みなどとうたうようであれば、それだけの、整備を施し
社員が一丸となってクルマを製作しなければ、このステッカーを
張ることなど出来ないからだ。
そういった、スピードウェル社内の技術革新をも目的とする、
気持ちを込めて製作するという証でもあるのだ。
また、気分だけでも欲しい~といわれる方々にはプレゼントも致すゆえ
ウェルに声を掛けてもらいたいものだ。
スピードウェル社の屁のツッパリステッカーを最後までご覧頂き
誠に御清聴ありがとうございました。
今日はコレまで~。
本日の名言
落胆するよりも次の策を考えるほうの人間が良い
そうですなぁ~。落胆していても、なんにも起こりませんぞ。

5ZIGENと共同開発!日産PAO&Be-1用 マフラー開発終盤の巻!!

どんもす~。ウェルです!
さて、二夜連続となったマフラーの話題だが、
今日ご覧頂くマフラーは最終の調整を施したプロトタイプだ。
当初の計画通り、完全に純正交換仕様として製作が進められてきたが
遂に本日ベールを脱ぐコトになる。
第3号試作機
昨日の終わり頃、ご覧頂いた3号機である。
マフラーのタイコ部左をよくよく見るとマフラー取付けステーが
見えるのが伺える。
気になるステーだ。
昨日まではこのステーが鎮座していたのであった。
しかしながら、吊り下げゴムからマフラーのタイコまでのステーが長く、
もっと短くすればさらに剛性も上がり、見栄えも良くなるという考えにより
昨日5ZIGENの矢野氏とミーティングが急遽開かれた。
そして、本日ウェルが下手なりに製図した案を製品にして頂いたのである。
上がA案、下がB案である。
この上の図案を元に剛性やら見栄えを追求し
出来上がったステーがこれだ。
左側マフラー取付けステーだ。
これが待ちに待ったステーだ。
ステーにナットまで溶接が施され、純正のマフラーと同じ方法での取付けを
可能とした。プロダクト的には一番良い結果であるのには間違いない。
なぜならば純正交換仕様とスピードウェル社では位置づけているのであるからだ。
しかしながら、12時、もとい、一時は断念をも考えていたウェルであった。
せっかく製作するのであれば、スピードウェル社的に
自信を持って皆に提供出来、喜んで頂かなくてはならない。
マフラー出口は外カールにし、サイレンサーにはベルトを巻付け、
角度も純正さながらに調整を施すという試作に試作を重ね
往年と言える仕上がりを追求しココまで来たのだから、
最後までコダワリを通すしかなかったのである。
下からの模様
そう、ステーはマフラーとボディー側吊りゴムを最短距離で繋ぐと言う。
さらに、ステーは二枚重ねを採用。
これだけでも剛性面では3号機より飛躍的に上昇。
申し分ない仕上がりにスピードウェル社はどよめく。
それでは本邦初公開、ECOステンマフラーの姿見をご覧頂こう。
ECOステンマフラー 左側
ECOステンマフラー 右側
ECOステンマフラー 下側
すべてにバランスが取られまとまった仕上がりに。
このプロトタイプを元にオールステンレスで製作され発売する所存。
次回は、マフラーの音量とトルク&馬力&燃費測定を随時ご覧頂くコトになる。
往年の名機となるか?!乞うご期待。
今日はコレまで~。
本日の名言
人間にとって その人生は作品である 
by司馬遼太郎
恐れ入ります。良い作品を残すため、皆々頑張りましょう!!

5ZIGENと共同開発!日産PAO&Be-1用 マフラー開発苦悩の巻!!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は5ZIGENと共同で開発しているBe-1&PAO用
ステンレスマフラーの開発の道のりをご紹介致そう。
8月下旬から始まったこのマフラープロジェクトはすでに
一ヶ月を要し、新たな段階に突入。
すべてはBe-1&PAOの本来から持つ素晴らしいところを
失わない仕上げを施す(純正交換品としての品格を求める)
という開発コンセプトの元、試作実験が進められてきた訳だが、
この一ヶ月でいろんな壁にぶち当たったのであった。
まずは軌跡をご覧頂く事に致そう。
1号機
初の試作機としてパオに搭載されたスピードウェル監修ステンレスマフラーだ。
走行テストではかなりの実力を発揮し、低速でのトルクの増大と
加速性の向上で十二分に体感が出来る仕上がりに。
音量も純正と全く同じ85dbに抑えられ、タイコの容積が若干
大きくなったがゆえに低音が太く大人らしい音が追及された。
しかし、一定回転で内部で共鳴が起こりタイコを造り替えるコトとる。
2号機
試作2号機だ。
1号機と違う点は大きくはタイコの中身。
共鳴を抑え、低回転から高回転までスムーズな加速&音質を向上する。
2号機はそれに加え、クルマに対して垂直に向けていたタイコを
PAOのボディーの弧にあわせ、外側に振られた。
さらにマフラーの取付けステーをタイコの中心部から
端に移すという処理が施されるコトとなる。
これによりタイコはPAOの純正のタイコと同じ向きになり、
取付けステーの車両後方からの見栄えも良くなったであろう。
なぜ取付けステーの位置を変えたかと申せば、マフラーを後ろから覗き込んだ時、
鉄棒が純正の吊りゴムに吊られているのがよく解かり、
いかにも現代風のマフラーというような雰囲気で見る人に伝わり、
それがスピードウェル社的に受け入れられなかったのだ。
その点を改良を施した2号機のマフラー取付けステーは後ろから覗き込んだ時には
見えなくなったものの、写真でも解かるように下から覗けば
その異様な取り回しが確認出来るのである。
プロダクト的な感覚からは往年の名機と呼ばれるにはまだまだ遠き道のり。
そして、マフラー取付けステーの変更が加わる事となった。
3号機
遂に3号機が10月1日に完成。
昨日の事である。
鉄棒での吊り下げを廃止し、マフラーにステンレス製のベルトを巻き、
さらにベルトに対しステンレスの板にナットを溶接加工を施し
純正に非常に近い取付けステーが完成した。
車両側への取付けも純正ボルトで吊りゴムに留めるという
まさに純正と同じ取付け方法を採用する。
これがスピードウェル社のコダワリだ。
マフラー姿見
ベルトというギミックがPAOのその佳き感覚と調和する。
プロダクト感が一層際立ち、持つという喜びが沸々と沸いてくるであろう。
ココまで追求出来たのは、間違いなく5ZIGENのクラフツマンシップがあっての事。
矢野氏とエンジニアの方々には難しいお願いばかり聞いて頂き、ただただ脱帽である。
マフラーバンドが名機になる証
横からの撮影だ。
わざわざベルトでマフラーを固定するというコダワリの一つは
往年の仕上がりに。
もう一つは耐久性が上げられる。
そう、取付けステーをタイコに直接溶接し、取付けるようであれば
経年の使用から溶接部付近にクラックが入りそこから排気漏れを
起こす可能性がある、と5ZIGENからの忠告が入る。
そういう意味ではこのマフラーベルトを使用する事により
コストは掛かるが使用耐久年数は他に群を抜くのであった。
まさしく名機と呼べる風格と耐使用年数の向上が
一石で鳥を2羽落とせる。俗に言う『一石二鳥』なのである。
1号機
↑もう一度1号機をご覧頂きたい。
取付けステーが今となってはなんとも無様。
この取付けステーがこうなる。
向かって左ステー
向かって右ステー
ボディー側への取付けは純正のボルトをそのまま使用し、
純正と全く同じ感覚なのである。
しかし、この3号機でも事件が起こった。
3号機の後ろからの姿見
皆様、よくよくマフラーをご覧頂きたい。
左の取付けステーが、丸見えではないか!!
ウェルもこれで良いと思い製作にGOを出したのだが、
PAOチーフデザイナー古場田氏の名言が頭を過ぎった。
『デザインは性能である』
そして、今朝早速に図案を描き5ZIGENにFAXを送り
取付けステーのデザインを変更が入る。
本当にどたばた騒ぎだ。
上がA案。下がB案。
上がA案。下がB案である。
先ほど5ZIGENに駆けつけ、5ZIGEN矢野氏とミーティングが行われ
そして、答えが出た。
ステーが競合している
先ほどのB案がおおむね採用されるコトとなり、
ステーの入替えが明日行われる。
上の写真でご覧いただけるように、下のステーは廃止され
上のステーをベルトに溶接。さらにステーが2枚重ねになり補強されると言う。
ステーが2枚重ねになるところがまたプロダクト感が向上する瞬間であるから
この模様はまた速報として明日ご覧頂く事となり乞うご期待である。
今回は、マフラーの性能と、見た目を両立していく様を
ご覧頂けたとおもうのだが、小さなことから
試行錯誤しスピードウェルの製品は生まれるという。
コダワリが魂でもある。
もちろん出来上がれば、姿見だけでもお茶碗3杯はご飯が食べられる
ことであろう。
3杯が面倒臭い人には
昔話盛だ。
これでよかろう。
すべったところで今日はコレまで~。
本日の名言
古いものの中にこそ
新しい技術の答えがある

by岩野平三郎
そう、こうしてこのマフラーを製作出来るのも
古いものを見つめなおし、新しい技術の答えが出たからでもあった。
古いものとは言葉があまり良くは無いが、現在のモノ造りが
あまりにもコストや合理性により、
楽しめなくなってきているのも確。
本当に良い物という観点が無いような気さえ起こる昨今である。