本邦初公開 日産ラシーン お宝画像を大公開!!

どんもす~。ウェルです!
さてさて、本日は日産ラシーンのお宝画像を大公開
となる前に、今日という日に至る原因をお伝えしよう。
そもそもスピードウェル社は、パオと共にラシーンを専門に扱っているわけだが、
ウェルのコダワリが暴走し、原点に立ち返らなければならなかった。
それはラシーンがどういう目的で、どういった流れで、どんな方々のために
製作されたのか知るところから始まる。
という事で、今回なんとこの資料をご提供して頂いたのが
日産ラシーンのデザインを手掛けられた平林俊一氏。
平林氏はなんとも温和な方で、そのぬくもりがラシーンのデザインにも
現れているとウェルは感じとったのだが、
このラシーンのデザインのなかで一番のポイントは直線なのだが
直線なのに柔らかいという。なぜなのと疑問をもつのだが、
答えは、平林氏が持っている直線なのであった。
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平林氏は今は日産を離れら独立されている訳だが、
デザインに関わらず、概念や音楽など多方面で活躍をされている。
今回はお会いし色々と、ラシーンについて秘話をお聞かせいただいたのだが、
その模様はラシーンの特集でじっくりご覧頂こう。
さて今日は当時のお宝画像という事で、わくわくドキドキであるが、
本邦初公開ラシーンのお宝をご覧頂く事に致そう!
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日産ラシーンのテレホンカードだ。
今ではもう使える場所が、、、というお宝だが使ってしまえば価値が下がる
といったオタク的な考えのウェル。
ブルーのラシーンがデザインされているという事からブルーのラシーンが
ラシーンの代名詞の色ですかと平林氏に質問すると、
『ホワイトがラシーンの代名詞』だとお教え頂いた。
その代名詞色、ホワイトのラシーンには深いイイ話があるという。
それは今後のお話で!!
さてお次は。
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おおっと、雑誌には各10名様にプレゼントと掲載されていた、
キャップとウェストポーチだ。
これもラシーングッズだが、色合いが~かなり時代背景を漂わせる。
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これがラシーンキャップ。
紺色に白色(シルバー?)の糸でRASHEENと刺繍が施されている。
これを被って、ラシーンに乗って釣りに出かけたいものだ。
そう、アウトドアを予感させる作りがラシーンラシさを演出している。
お次は~。
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ウェストポーチだ!
そう、流行った流行った~とお思いの方も多いはず。
猫もシャクシもウェストポーチを着けていた時代があったはずだ。
このポーチにはなんと、こんなギミックがなされている。
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これがそれ!
タバコを入れるケースが着いていたのだ。
あっら~ぁ。ちゃんと考えられているところが、面白い。
ウェルはタバコを吸わないので、差し詰め携帯を入れることになるだろう。
しかし、これもRVを意識させるというところがラシーンのグッズならでは。
さあ~お次は。
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おぉ~どこでもドアだ。
ココにポイントがあった。
それは、ラシーンらしさを一言で飾った文句。
『自由自在・RV』。
これがラシーンの全てではないか!!
ラシーンが自由自在のクルマという意味でもあろうし、
購入されたオーナーの思う色に自由自在という意味でもあろうと推測する。
ラシーンは大きなキャンバスだ。そこに沢山の絵が書ける。
さらにこのラシーンの裏話。ドラえもんがCMを勤めたのだが、
ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄氏が
実はラシーンオーナーだった。
これは深いイイ話。
そして、これが!
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ラシーンのCMで使われたCDケースだ。
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CDはシングルタイプの8cm。
良く見るとそこには見本という文字が刻まれているではないか!!
うわ~凄いものを見てしまった。
ウェルはこのラシーンのCMを目の当たりにしたのが、高校に入りたてのころ。
その当時のものが拝める事となるとは。
さて、このラシーンにも数々のミニチュアカーが存在しているわけだが、
これはお宝的ミニカー?
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そう、ミニ四駆ならぬMULTI四駆だ。
描かれているラシーンは本気でオフロードを走破する。
まるでラリーで出走しているよう。
しかし、ゆる~い四駆というラシーンのイメージとのギャップが面白い。
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製造はアオシマ文化教材社!
すんごいお宝でしょ。
これをお持ちの方はラシーン愛好家(ラシーンピース)と名乗るべきであろう。
さらに~と言いたいところだが、ラシーンのお話は
特集でお楽しみ頂く事に致そう。
今日はコレまで~!
本日の名言
出来ない理由を考える前に
出来る方法を考えてくれ

by市村 清
ほんまにこの言葉。最高です。
しかし、出来ない理由を考える意味ってありませんよね!

日本初 ダッシュ張替えを施した N様パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さてさて、本日は日本初ダッシュ張替えを施した
N様がオーナーのパオをご紹介致そう。
納車おめでとうブログが遅れており、今更ながらだが
実はこの車両が実はダッシュ張替えが初で御座った。
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アイボリーのキャンバストップ車両だが、実は元色はアクアグレイなのであった。
オーナーの心は熱く、コダワリはウェルを凌ぐ。
アンダートレーの張替えから、ダッシュパネルの張替えの話に及び、
この部分も張替えたいとのご要望がウェルの魂に火を着けた。
もちろん、最初は簡単に出来るであろうと、推測して請け負った。
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これが、日本初ダッシュ張替えを施した瞬間。
アイボリーの車両に茶色で張り替えたダッシュ廻りが目を奪う。
このダッシュの張替えだが、インストルメントパネルを全て外さないと
行えないというのだから、かなりの手間隙がかけられる。
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ダッシュ右からの撮影。
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メーター中央からの撮影。
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ダッシュ左からの撮影だ。
ただ張替えるだけではつまらなく、そこには職人気質が宿った
ダブルステッチワークが施された。
必要か必要でないはではなく、職人的お洒落とでも申そう。
こういう細かなところがスピードウェル社のコダワリでもあり、
今まで積み重ねてきた技術でもある。
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パオ純正オーディオが鎮座する。
このオーディオのデザインは誰が施したのだろうか?
古場田氏に聞き忘れていた。
製作は旧松下通信工業。(古場田氏より教る)
発売価格はパオ専用オーディオセットとして88,000円。
しかもメーカーオプションとしての発売であった。
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キャンバストップはウェル帆布社謹製のデラックスタイプをおごる。
カラー名はマホガニーだ。
デラックス生地は全42色もあり、内装のレザーのカラーと
トータルで選べるのが面白いところ。
是非ともあなただけのオリジナルを完成して欲しい。
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丁度リアスピーカーに隣接する。
ペットボトルもきっちり収納する事が可能なゆえ、
ドライブや遠出にもお役に立つこと間違いない。
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こんな感じだろう。
日本中探しても、このドリンクホルダーに勝るモノ無し。
とまで断言するウェルだが、パオやラシーンには良く似合う。
またまたキャンペーンでもお目見えする事であろう。
さて、このパオちゃん。
ヘッドライトにはHIDまでもが装着された。
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6000ケルビンの光量が、世界を明るく照らすだろう。
このHIDというヘッドライトキットは高電圧を空中放電させ光らせている。
そもそも、人間は太陽光の明るさが一番見やすいという観点から製作された
モノと推測するのだが、太陽の光量はせいぜい4500ケルビン程度。
このHIDはそれをも凌ぐ明るさなのである。
また明るくなればなるほど白く、そして青く光る。
もちろん明るいのも好きだが、あのぼにゃりした甘く黄色い純正の光も好きな方もいる。
そこがヘッドライトの保守派と改革派に分かれるところ。
内装、外装はノスタルジックな雰囲気でまとまっているのにもかかわらず、
夜になりライトオン時には差し詰め羊の革を被った狼に変貌する。
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この度はN様パオ納車、誠におめでとう御座いました。
またまた、お土産まで頂き感謝感謝で御座います。
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今後共良きパオライフになりますよう、スピードウェル社は努力致します。
今日はコレまで~
本日の名言
本当に大切なものは目に見えないモノなのである
byサンテグジュペリ
ははぁ~そう、心にある目にのみぞ見えるもので御座いましょう。
人間というものは奥深い生き物ですなぁ~。

日産ラシーン パワーステアリング(ラック)からオイル漏れの巻!

どんもす~。ウェルです。
さぁ~て今日のお題はラシーンのパワーステアリング装置からオイル漏れが
起こるという症状についての修理方法をご覧頂く事に致そう。
まず、パワーステアリングとはなんぞや、と申せば
重たいハンドルワークを軽くするためのいわゆる
ハンドル切るのが楽チン装置である。
この装置には大まかに2タイプに分かれており、古くは油圧式と
現代ではモーター式(電気式)がある。
なぜ現代ではモーター式になったかと申せば、油圧式では
エンジンの回転力を使いオイルポンプでオイルに圧力をかけ
この圧力でハンドル操作を軽くする仕組みゆえ、
エンジンの回転力に損失が生まれる。
イコ~ル燃費が落ちるというエコで無いという観点から、
電気的にモーターを駆動しハンドルを軽くするといった方法に
変化していったという訳。
という事で、今日はこの油圧式のパワーステアリングの仕組みも
勉強致そう。
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右上が新しいパワーステアリングラック。左下はお古。
油圧式ではこの筒状のモノの中では左右がシリンダーに分かれており、
この左右のシリンダーにどちらかオイルを圧送することで
初めて作動する訳だ。
ここで要点を説明しよう。
このラックの左右の棒はタイロッドとよばれ、この両端にホイールを
支えているハブ(ナックル)にボールジョイント(タイロッドエンド)
を介して取り付けられている。
おおっと、だんだん話はややこしくなってきた。
また、タイロッドはタイヤの軸から後ろに取り付けられているため、
ハンドルを右に切った時はタイロッドの動きとしては左方向へ
ハンドルを左に切った時はタイロッドは右方向へスライドする。
という事で、右にハンドルを切ったら右側のシリンダーにオイルが圧送され
タイロッドが左側へ動くという。
今回、オイル漏れを起こしていたのが、このシリンダーの外側の
オイルシール。
経年劣化によるものと推定。
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タイヤを外し左のフェンダーの中から右側を覗く。
このスペースに先ほどのステアリングラックが鎮座する。
本当に狭いスペースなのだ。
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ボディー下から覗いた様子。
ラシーンは4WDゆえセンターデフ(トランスファー)が邪魔をしてステアリングラックは
下から拝めない。
ぎちぎちの作業が始まる。
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中心に2個ボルトが留まりそうな凹凸があるのだが、
これがステアリングラックを取り付ける位置だ。
そう、ハンドルを回してタイヤを動かすので、このステアリングラックが
左右にずれるとハンドルが切れないのだから、こういう形で
ボディーに勘合させられる。
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これが合わさる部分。もちろんこの部分にラバーが挟み込まれ。
ボディーとラックボディーと直接はくっつかないのだが。
ラシーンの場合この合わさる部分はしっかり凹凸があり、左右にずれないのだが
パオは半ばUバンドで固定程度なので、対策を取らないとずれるのであった。
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写真中央部がハンドルからくるシャフトだ。こんな細いシャフトで
ハンドルを左右に切っているなんて~、と思うのだが
力が大きく加わっているのはステアリングラックから
タイヤまでの間。
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パワーステアリングラックが所定の位置に鎮座した様子。
写真の中央にウォームギヤが組み込まれており回転運動を横へスライドさせる
運動へと変換しているのだ。
とにかく油圧式であれば、絶対にオイルが漏れてくる仕組みでもある。
大きな目で見てあげれば消耗品でもあろう。
ディーラーでは約10万円ぐらい修理代を請求されるから注意が必要だ。
スピードウェル社では、3万円までで修理は完了する。
お助け念仏寺ガレージスピードウェルといった具合だ。
色々な整備などもリーズナブルな整備費用でラシーンオーナーの
強い見方になり、末永くラシーンを乗ってもらいたいと切に願っているのであった。
さてさて、今日はラシーンのパワーステアリングのお勉強だったが、
どえらいことが今週末にも起こるやもしれぬ。
乞うご期待あれ!!
今日はコレまで~
本日の名言
十もらえれば十一返す
by松下幸之助
ははぁ~誠に素晴らしいで御座いますなぁ。
この志は日本人たるもの忘れてはいけませんなぁ。
これが思いやりというものでも御座いましょう。

日産パオ 純正アルミロードホイールを検証するの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆さん、本日はパオのお勉強で御座るが
パオのGENUINE OPTION(純正オプション)にこんなモノがあったのか
と、初めて目の当たりにされるパオのオーナーの方々も多いはず。
ということで、今日はパオの純正オプション、『アルミロードホイール』が登場。
『まずは純正スチールホイール』
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これは良くみる風景。
いわゆる一般的なパオのスチールホイール。
昨今の自動車であれば、ホイール全体を覆い隠すようなホイールキャップが
付くのだが、パオは俗にいうセンターキャップ方式。
真ん中だけナット隠しのキャップが装着され、よりパオらしさが演出されている。
これはBe-1、パオ、フィガロと受け継がれてゆく。
ただフィガロの場合はセンターキャッププラス外側のカバーという構造が採用
されているのだが。それはまた後にご紹介致そう。
それではアルミロードホイールの登場だ。
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パンパかパ~ン。
これがパオの純正オプションアルミロードホイールだ。
ぱっと見た感じどのような感じを受けるかは人それぞれだが、
ウェルの今までのパオがどういうイメージでデザインされたかと、お勉強している
なかでの主観によると軍用車両、ジープなどのホイールを連想させる。
それこそインディージョーンズの映画に出てきても不思議ではない。
そこには冒険というコンセプトが見え隠れする。
もっと近くでご覧頂こう。
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このようなデザインのアルミホイールは後にも先にもこのパオ以外
無いのではないか?
最近はメッキホイールが流行しているゆえ、なかなかパオの
当てはまる社外品のホイールを見つけ出す事が出来ないのだが、
社外品であれば、ミケロッティーディーンが人気で御座るなぁ。
さて、このパオのアルミロードホイール。
サイズは裏に刻印されてあった。
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サイズは12インチ リムは4,5J オフセットは+35 だという。
これは純正スチールホイールと同じサイズである事は言うまでも無い。
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NISSANという文字が純正パーツである証。
当時の部品番号はD-0300-35B85である。
希望小売価格は一本22,000円
ということは4本で88,000円 そこにタイヤ代が+される訳だ。
ホイールにはセンターキャップなどは存在しないため、
スチールホイールで使われている貫通ナットではなく目隠しされたナットが
用意された。
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左がアルミ用ナット。右がスチール用貫通ナット。
なぜこのナットが必要かと申せば、
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貫通ナットで御座る。
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目隠しされたアルミ用ナットで御座る。
という風に、見た目の良し悪しの問題だけ。
さて、それでは純正のスチールホイールを装着しているパオと
アルミロードホイールを装着したパオの姿見をご覧下され。
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これが、スチールホイールの姿見。一般的だ。
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これが純正アルミロードホイールを装着した時の姿見だ。
どうであろう、コンセプトにある冒険というところで、
かなりマッチした印象が伺える。
まるで軍用(悪い意味ではない)のような風合いにも見て取れるから面白い。
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ボディーにあるリブのデザインが、なほ生きてくるといった感じが
まさしく逸品である。
相乗効果がなんとも通であろう。
斜め上アンゴ~からガシャ!!
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キャ~ほしぃ~といわれても、すでに生産廃止。
『真ん中のハブキャップは部品でまだある』
となるとUSEDで探すほか、ならない。
そういうところがさらにマニア心をときめかすのであった。
今日は日産パオ純正アルミロードホイールの検証で御座った。
以上。
本日の名言
将来われ武人となりて、名を天下に揚げん
by土方歳三
さすが、男前で御座います。
最近の若い子達は草食系といわれる方々が多い事。
しかし、男であればこそ、この志をもってもらいたいものでもあります。

富山県富山市 Y様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです。
さてさて、最近は納車がかたまりパオ、ラシーンちゃんの
お勉強がおろそかになっておりますが、
来週末に何かが起こるという事で、楽しみにしてくだされ。
さて、今日は富山県から遠路、サンダーバード(雷鳥)に乗って
お越し頂き、はれてパオのオーナーとなられましたY様がパオ
をご紹介致そう。
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富山城とパオちゃんをガシャ!!
古くは1600年あたりであろうか、佐々成政が
神通川の流れを城の防御に利用したことから
水に浮いたように見えるために「浮城」の異名をとった。
時代は流れ、前田家の居城となるのだが。
そんな歴史的な街だった。
さて、今回のパオちゃん。
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スピードウェル社がこだわる(錆びない)ヘッドライトピークを
装着してこの街を走るという。
ここで注目して欲しいのが、バンパーとグリルの色!
そう、ウェルがパオを突きつめこだわりにこだわった色。
それは、パオの発売当初の色だった。
バンパーはツルツルした光沢のあるクリアー仕上げではなく、
少し艶っとした程度の色、当社ではセミグロスと呼んでいる。
この独特なバランスの色を再現したのだ。
さらになほ、グリルも当時のカラーにこだわり、数々の塗料を調合。
熟練のクラフツマンが丹念に塗り上げた逸品がココに。
スピードウェル社では全てのオーナーの思いを可能にすべく、
レザーシートに張替え、キャンバストップの張替え、
ダッシュパネルの張替え、復刻ペイントなどなど行っている訳だが、
純正という元々のパオの良さを踏まえた上で成り立っている
というところを理解してほしい。
また造り手として、純正の良さを理解した上でのカスタマイズ
でないと、パオ本来の良いデザインが失われてしまう。
『要するに純正ベースのカスタマイズ』『純正の延長線上』
といった視点でスピードウェル社のパーツの数々に受け継がれて行く。
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なんとキャンバストップはジャーマントップがおごられた。
チョコレート色のトップはパオのどの色にも相性が良いだろう。
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横からの撮影だ。
ジャーマントップは特別なもの。
しかしながらトップだけで満足するのではなく
内装ともバランスを取る事で1+1=10くらいのイメージに
仕上がるコト間違いない。
ココでパオの純正のトップにも本当の良さがあるという事を紹介いたそう。
それは、メンテナンスがしやすいという点。
大勢の方々が乗られたパオ。この皆々様方がメンテナンスしやすいように
工夫され開発されているのであった。
例えば鳥の糞。ぽいとキャンバストップに落ちてもらくらく水洗いできるのが
純正の最大の利点だろう。
さあ、お次は内装へ移ろう。
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ウェル帆布社謹製60スタンダードシートだ。
今回はツートンカラーで可愛らしいイメージ。
60〈ロクマル)デザインではツートン仕様になると
太もものあたりから色が切替えされるのである。
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遂に出た。
クラリオンのオーディオが純正の箱のようなものに入っての登場だ。
これはプロトタイプ。
今後どのように製作されるかはまだお教えできないが、
今回はプロトタイプという事で、Y氏に贈呈された。
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内側からの一幕。
落ち着いたカラーが顔を覗かせる。
左右のドアに着けられたあみあみドリンクホルダーにも注目!
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これがあみあみドリンクホルダーだ。
スピードウェル社では、コップ&缶受けと呼んでいる。
言わずと知れた人気商品。またまたキャンペーンで販売されるかも。
この商品には3タイプあるゆえ、カタチサイズも選ぶ事が可能。
という事で、このコダワリのあるパオのオーナーは
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この度はY様パオ納車おめでとう御座いました。
またまた、お土産まで頂き感謝感謝!!
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富山県の梅酒と和菓子を頂き感謝感謝感謝!
今日はコレまで~
本日の名言
人間なんてほんとうにどうしようもないものなんだ
という認識が基本になければいけないんだと思います

by山田太一
そうです。完璧な人間なんていません。しかし
より完璧を目指す心の無い人は生きがいも少ないでしょう。

宮崎県宮崎市 J様パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
皆様、おはこんばんちは。
今日は九州は東国原知事で有名な宮崎県は宮崎市にお住まいの
J様がオーナーのパオちゃんをご紹介致そう。
宮崎といえば陸の孤島と呼ばれし国。
大阪からどうやって納車させていただくか、スピードウェル社で
会議が開かれ、クルマには一番リスクの少ない航路を使い遂に納車を遂行。
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オリーブグレイのキャンバストップのパオだ。
今回のパオちゃんの特徴だが、天井のキャンバスにはウェル帆布社謹製の
ジャーマントップがおごられた。
カラーはチョコレートのようなブラウン。
オリーブグレイの車両とのマッチングはかなりのもの。
このジャーマントップの生地は限定として発売しているため、
あと3枚で今回のロット分は終了となる見通し。
そう、日本でこのトップの車両が沢山はしったとしても5台のみというから
なんともまあ贅沢な物となった。
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フェニックスの木が南国を想像させる。
ココは宮崎。
アイボリーにラッカーフィニッシュされたホイールもオリーブグレイのパオ
のイメージに合う。
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スピードウェル社がラッカーフィニッシュを施すホイールだが、
このアイボリーの塗料も色々な色を混ぜ合わせ出来上がった
いわゆるパオ専用のラッカー。
調合には特に気を使いパオ独特の風合いを楽しめるものとなる様、
様々なアイボリーから選びぬかれたのは言うまでも無い。
そして、熟練のクラフツマンが丹精込めてペイントを施してゆく。
またまたJ氏のパオの内装にはスピードウェル社の新しい試みが施された。
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ウェル帆布社謹製のレザーシートにはラシーン専用で扱っている
コックスレザーが採用された。
デザインはウェル60スタンダード。
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このコックスレザーには模様があり、この模様自体がクセがあることから
シート単体でみれば単色で十二分に個性が溢れ出る。
また、パオの純正のシート生地のイメージ(コーヒーの豆袋。通称:ドンゴロス)
のようなイメージにも近いゆえ、ウェル的にはお気に入りとなった。
もちろんJ氏もウェルよりさらにお気に入りとなったであろう。
と推測する。
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今回のシート裏ポケットにはレザーが採用された。
ウェル帆布社ではポケットの形状(生地)を4種類ご用意しているから
あなたの思うようなポケットに選択が可能だ。
純正のポケットの寸法『割り振り』にはなんとゴールデンレートが
見え隠れしていたが、ウェルも負けじとこのレートを採用する。
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今回はさらにダッシュパネル上下の張替えも行われ、
特にアンダートレーにはシートでも採用したコックスレザーがおごられる事となった。
ウェルは以前よりこの部分をあみあみにしたくてたまらなかった。
そしてJ氏にご相談したところ快く理解を頂き
それにより、ウェル的主観でアンダートレーに
あみあみしたイメージが再現された。
そして、今日のその時。
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遂にアンダートレーに網棚のような風合いが与えられた。
スピードウェル社の世界はどんどん明後日の方向に進んでゆくのであるが、
もちろん、パオの本質を勉強してこれからも純正を大切にし
さらなる発展を目指すのであった。
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このたびはJ様、パオ納車誠におめでとう御座いました。
今後共アフターメンテナンスも努力致します。
今日はコレまで~
本日の名言
人は大きな目的をもってこそ
おのずから大きくなるのである。

byシラー
そう、目的が大きいほど、その人も大きく見えるものでしょうなぁ~。

大阪府堺市 K様ミッドセンチュリーラシーン納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて、本日は大阪府は堺市からお越しのK様がオーナーの
ラシーンちゃんをご紹介致そう。
今回登場するラシーンは俗にドラえもんカラーと申されるブルー色。
前期モデルによくあるフロントグリルの色落ちも、
綺麗にグリルラッカーフィニッシュが施され
ビカビカになっての登場となった。
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美的なK氏とラシーンちゃんをガシャ!!
ぉうぉう、手にはラシーンエンスーカーガイドが!!
ラシーンを手に入れたが最後、もうこの世界から抜け出す事は出来ないである。
しかし、K氏のセンスはお父様譲りで、今回はなんと
お父様が1975年製のナルディクラシックハンドルをご用意されたのだ。
なんともうらやましいお話。
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1975年製ナルディクラシックが鎮座した。
このナルディのハンドルだが、外寸が約39パイほどあり、
俗に言うバスのようなハンドルだ。
おおむね34年もの歳月が経っているとは思えないぐらいの
良質なハンドルには度肝を抜かれる。
それほどこのハンドルは上質に製造されているという事でもあろう。
スピードウェル社の得意なパネルラッカーフィニッシュとも愛称はばっちりで
オーナーの心を釘づけにする。
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ウェル帆布社謹製ミッドセンチュリーレザーシートだ。
今回は茶色そのものに深く突き詰め、ウェルが茶色を選定。
K氏は黒色のパイピングを指定され、今回のシートが成功したその時であった。
茶色のシートは色々製作してきたが、ミッドセンチュリーというコンセプトの元
数十種類の中の茶色の中から今回の茶色が選ばれた。
どうだろう、ハンドルとも相まってかなり良い風合いが
にじみ出ているとウェルの主観。
また、ウェルに茶色を任せて頂いたK氏に感謝感謝。
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パイピングはこんな感じだ。
このパイピングの指定はナルディのハンドルが参考になっているのは
言うまでも無い。
ナルディの官能の美学が、ウェル帆布社レザーシートにも
生かされた瞬間であった。
そういうところからK氏のセンスの良さが伺える。
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車中からの撮影だ。
ドライバーズシートに座った瞬間に至福を迎えることは間違いない。
ウェルもおちゃわんにご飯3杯は食べれる仕上がりに。
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タイヤカバーはトラベル用の革かばんを模し、特別なステッチワークが
施された。
この距離からではあまり伝わりにくいのだが、もっと
アップでご覧頂こう。
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わかるかな?
パイピングの後ろにステッチが施されているのが。
革職人のお手製旅行かばんといった感じが伝われば
この上ない幸せで御座る。
タイヤカバーが往年の革製旅行鞄になるとはだれも想像しますまい。
K氏のラシーンの逸品である。
この度はK様ミッドセンチュリーラシーン納車誠におめでとう御座います☆
ラシーンをこよなく大切にして頂ければ幸いです。
今日はコレまで~
本日の名言
知識でなく 知恵を求めよ。
知識は過去の産物だが
知恵は未来をもたらすのである。

ということですなぁ~。
知識ばっかりの頭でっかちのかたには痛いところでもありましょう。

遂に出た!現代のCDデッキがパオ用に変換されたKITの巻!

どんもす~。ウェルです!
さてさて~本日も力が入っておりますが、
遂に出た、何が出た?という事で、
スピードウェル社がパオのイメージにこだわる、現代のCDデッキを
パオにマッチするよう開発した箱をご覧頂くことに致そう。
パンパかパーン。
20090608a.jpg
ふわぁ~パオ型オーディオ用たまて箱やぁ~!!(彦麻呂 風)
今回は、Rにこだわり、パオのインストルメントパネル(通称=インパネ)
のイメージの延長線上のデザインが特徴。
オーディオにはクラリオンのDUB275MPというモデルを使い
製作が行われた訳だが、2DINのオーディオであればほとんどが当てはまり、
若干の加工を施す事により全ての2DINオーディオに取り付けは可能だ。
20090608b.jpg
これが、型抜きの治具だ。
この治具の中にFRPを張りつけて型を取ると製品になるというこんたん。
今回の箱はFRP(Fiber Reinforced Plastics の略)で製作したのだが
このFRPという材質についてもお教え致そう。
そもそもFRPとは略語であり、ちゃんと言うとこうなる。
Fiber=繊維、Reinforced=強化された、 Plastics=プラスチックのこと
つまりはガラス繊維を織り交ぜたプラスチックの事であった。
お勉強になったかな?
20090608c.jpg
蓋を開けた様子。
今回はRにこだわるというところから割り型という整形方法が採用された。
手がかかるほど良い物が出来る。
時間がかかるほど良い物が出来る。
順当に行けばの話しだが。(なんじゃそら)
20090608d.jpg
これがR部の型。
非常に細かなR部まで持たせ、パオに自然と馴染むように
最終の整形が加わった瞬間でもある。
ちなみにこのRはどこの部分かと申せばこの写真をご覧下され。
20090608e.jpg
そう、このクーラーの切替の側のRを拝借したのだから、
それはもう、似合わない訳がない。
という事で、この割型を製作するためにもマスターという型が存在する
のだが、このマスターのR部をご覧頂こう。
20090608f.jpg
これがマスターのR。
あれれ、少しキリッとしたRに見えるのだが、
今日の最後にこのRを出来上がったものでご確認頂くゆえ
楽しみにして頂きたい。
話は戻るが、パーツが出来上がるまでの順序をあらためて
お伝え致そう。
①型紙を造る。(ある程度のイメージと寸法を出し、形をとる)
②型をFRPで造る。(これがマスターというものになる)
③マスターを好きな形『デザイン』に加工する。
④出来上がったマスターを使い治具を製作する。
⑤治具にFRPを張りつけ製品の型を取る。
⑥治具からFRPを引っこ抜けば治具のカタチをした製品の完成。
それでは、出来上がった箱のみでご覧あれ。
20090608g.jpg
これがパオ型オーディオキットである。名はまだ無い。(夏目漱石風)
こんな名前はどうか?などなど名づけ親募集中だ。
しかし、普通であれば、黒ゲルコートとか白ゲルコートという
モノを使いFRPの側を整形するのだが、
これはクリアーゲル仕上げという事になる。
実はこの仕上げにもウェルはこだわった。
そのヒントはイームズチェアーだ。
このイームズチェアーの裏側にはクリアーゲル仕上げが施されており、
経年変化で黄ばんでくるのであった。
そう、この黄ばみがかなりの味となる事間違いない。
ただのウェルの自己満足とも取れるお話だが、
このチェアーを知っている人には伝わったであろう。
しかしながら、一般的にはパオのボディと同色にペイントして
使うのが理想的でるのは言うまでも無い。
20090608h.jpg
真正面からだ。
オーディオから外へ膨らんだボックスはあたかも
パオの純正であるかのようにRがかかり
オーディオを優しく包み込む。
取り付けも至って簡単にという観点で設計し、
良い精度で出来ているゆえDIYで十分行えるモノとなった。
20090608i.jpg
ほら、このRがなんともたまらない。
お茶碗にご飯3杯は食べれる仕様だ。
FRPのクリアーゲルもノスタルジックな風合いを演出している。
さて、この製品はDUB275MPとセット販売で
今後スピードウェル社から発売される。
価格もかなりお手ごろを設定しているから楽しみにして欲しい。
今日はコレまで~
本日の名言
寝て食うだけが取り柄なら
獣と同じ その一生

byシェークスピア
いやぁ~まいったまいった。
ウェルもこの頃メタボ気味。
痛いところを衝かれました。

大阪府茨木市 S様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです。
さてさて、今回ごらん頂くラシーントラベラーだが、
走行距離はなななんと2万キロ代というシロモノ。
このラシーントラベラーのオーナーとなられたS氏は
いったい全体うらやましい限りであった。
20090607a2.jpg
S夫妻とラシーンちゃんをガシャ!!
こちらのラシーンもサンドベージュといちにを争う人気カラー、
シーダーグリーンだ。
シーダーというのは日本語で杉。
杉の木の色という事であろう。
もちろん花粉は飛ばないが、ラシーン症にかかる事は免れない。
20090607b2.jpg
おおっと~出ました。
軍隊仕様。
カモフラージュ柄がラシーンを尖がった方向に。
しかし、シーダーグリーンであれば当然の結果なのかも知れまいが、
スピードウェル社がデザインするタイヤカバーの代表作だ。
生地は本国USからの取り寄せで、
3層構造を採用し、実戦にも耐えうる出来栄え。
スピードウェルはフェイクを求めない。
常にモノと対話し本気仕様を約束する。
それが当社のコダワリでもあり、皆様へのおもてなしでもあろう。
今月のキャンペーンにもなるゆえ、お楽しみにして頂きたい。
20090607c2.jpg
内装はウェル帆布社謹製のウェル60スタンダード仕様だ。
側面にはシーダーグリーンと近似色を配し、座面にアイボリーを選択する。
しかし、座面はアイボリーという事で、汚れなどが目立たないか、
心配であろう。
ところがどっこい、表面はフッ素加工が施され、ジーンズなどの
色移りも気にする必要はないのである。
材料の特性を見据え適材適所を実践している。
20090607d2.jpg
パネルラッカーフィニッシュはボディーと同色に。
これはリヤのタイヤカバーからのイメージも含まれるが、
外装パネルのカラーがメーターパネルにくるという事は
メーターパネルが鉄で出来ているというイメージだろう。
何かしらイメージは統一されているから
これもまた楽しいところでもあろう。
S様、この度は納車誠におめでとう御座いました!
本日の名言
人生に夢があるのではなく
夢が人生をつくるのである。

by宇津木妙子
どひゃ~そういう事かもしれません。
夢というものが未知なる道を開いていくわけでしょうかな。

大阪府摂津市 O様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さてさて、スピードウェルが想造するラシーン。
トラベラーの新オーナー、O様のラシーンをご紹介致そう。
20090607a.jpg
O様夫妻とトラベラーがガシャ!!
製作車両は平成9年式で1800CCのエンジンが搭載される。
いわゆるftというグレードだ。
ラシーンの中ではいちにを争う、人気のカラーがサンドベージュ。
程度もすこぶる良くO夫妻のハートはラシーンに釘づけだろう。
20090607b.jpg
ウェル帆布社謹製のレザーシートがどのラシーンのイメージより群をぬく。
このデザインはウェル60タイプだ。
ブラウンを基調としパネルまでラッカーフィニッシュが施される
というコダワリがO氏の熱い心を写しだしているといっても過言ではない。
20090607c.jpg
パネルラッカーフィニッシュが功を奏す。
スピードウェル社ではオプションとなったパネルラッカーだが、
全ては熟練のクラフツマンがレザーシートの風合い、トーン、
質を見極め塗料の配合を変えているというから、驚きだろう。
ココまでこだわれるのは自社で全てを行っているからである。
さらに深く掘り下げて言うと、
スピードウェル社のクラフツマンシップがそうさせる。
一台ずつ日本一のラシーンであって欲しいと思い製作しているか
していないかでは、出来は変わるであろう。
ちなみに今回ダッシュパネル上に鎮座しているナビは
パイオニア製のエアーナビだ。
ラシーンのナビの取り付け位置には本当に苦労するのだが、
簡易的なナビでも高性能ゆえ現代では通用する訳だ。
20090607d.jpg
ウェル帆布社謹製のタイヤカバーは上質な素材を丹念に
縫製し、お造り致しておるゆえ、それだけでもご飯3杯は食べれるかも
しれない。
今回のタイヤカバーはスタンダードのモカブラウンに黒色でパイピングを
施したのであるが、パイピングの色も211色からお選びいただけるという
キリがない仕様。
是非とも悩んで欲しい場所でもある。
O様この度はラシーントラベラー、納車おめでとう御座いました。
末永くお乗りいただけるよう今後も努力致します。
今日はコレまで~
本日の名言
人生に近道はない
by斉藤政雄
そうですなぁ~地道にコツコツと歩いてゆけば、結果も必ず着いてくるはず。
頑張りましょう!!