奈良県香芝市 H様ラシーントラヴェラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さてさて、本日は奈良県香芝市からお越し頂いた
H様がオーナーとなられたラシーンをご覧頂く事になる。
H様とお父様をガシャ!!
今日はお父様とおクルマの納車にお伺いになられた。
ラシーントラヴェラーの詳細だが、平成7年式の前期型。
カラーは前期型にしかない独特な風合いが醸し出されたペールグリーンである。
前期型の基本は4色(ホワイト、ブルー、ペールグリーン、イエロー)
だが、このペールグリーンが一番台数が少ないだろう。
今となっては希少なカラーかもしれない。
さらにこのラシーンにはサンルーフが天井に鎮座する。
グリルラッカーフィニッシュも施された
僕達の新ジャンルRV!
当時のカタログにはそう表記されている。
その時代、トヨタはRAV4、ホンダはCR-VとRV意識のあるクルマを
次々に販売。
日産はこれに遅れを取らずRVの波に乗るため、
急遽このラシーンを引っ張り出してきたのだった。
本来のラシーンの形はタイプ1である事から
タイプ1をベースに他社に負けないぐらい
RV感を出すために、背面タイヤだとか、ルーフレールだとか、
タイプ3では標準でグリルガードまで装着がなされたのである。
遅ればせながらトヨタ、ホンダに対抗するためであったことは
言うまでもない。
しかし今となっては当時のRAV4やCR-Vを見かけるコトは少なくなったが
ラシーンは今でも日本中の街中に健在。
ラシーンは時代を超えて愛されるクルマとなった訳である。
エクステリアデザイナー平林俊一氏にはただただ脱帽。
細かくはトップページに平林氏の紹介ページにレポートがあり
皆皆、ラシーンのこだわりを参照して頂きたい。
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザーシート
ペールグリーンのふた回り濃いグリーンでシートアレンジが成された。
オーナーのこだわりが満点である。
ウェル帆布社では合計200色以上のレザーから
シートのカラーを選べ、さらにこだわるならステッチや、パイピングの
仕様まで選択が可能。
オーナーの思いは果てしなく深く、その思いを可能にすべく
日々試行錯誤を繰り返している。
新たなオーナーの色に染めるからこそ、ラシーン本来の素材感が
より生きてくるのでもある。
背面タイヤカバーだ
ステーには往年のカラー(純正色)が復刻され、
今回も納入された。
そう、本来のラシーンというモノも残し、
ラシーンそのものも楽しめる仕上げを追求する。
変な言葉かもしれないが、
守るところは守り、オーナーの色に染めるところは
とことん染める。
言い換えればラシーンらしく、さらにオーナーらしい車両に仕上げる。
この妙なバランスが非常に重要なところであろう。
この度はH様ラシーントラヴェラー納車誠におめでとう御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
天才とは努カする力である
byドワイト
ははぁ~天才。
努力する力は本当に大切なものですなぁ。
努力せずして何も実りません。
たとえ努力せず実ったとしても、意味はありませんなぁ。
さあ、明日からウェルももっともっと努力しますので、
皆様も負けじと何事かに努力いたしましょうぞ!!

号外!!パイクカーミーティングIN丹波篠山が開催されるの巻

号外、号外!!
ウェルです~。うなぎオフも無事に終わり平穏なパイクカー生活が
始まると思いきや!!
第二回 丹波オフ のお知らせである。
開催日:2009年11月23日(月)勤労感謝の日
集合時間:10:00
集合場所:兵庫県 篠山市 お菓子の里丹波 駐車場(無料)
http://www.okashinosato-tanba.com/honkan/index.html
解散時間:16:00(予定)
参加費:0円 
  ★各自昼食代、お土産代などご負担ください。
  ★ペット・食べ物の持ち込みはできません。
兵庫のとも吉さんが代表で行われるこのオフ会は今年で2回目。
しかしながら、紅葉も見れて一日パイクカーとゆっくり
過ごせるオフには間違いない。
そして、今回のオフ会にはエコという一つのキーワードが存在する。
パイクカーうなぎオフの模様
  
☆☆☆お願い☆☆☆
『昨今エコ・エコともてはやされ、パイクオーナーの皆さんにも
『新しい車に・・・』なんて一度や二度は言われたりされたことが
あるのではないでしょうか?
何がエコなのかを考え、今回少し、
皆さんでエコについて考えることができたらなぁ~と思います。
と、言いましても、堅苦しいものではありません。
新しいクリーンな排気ガスの車に乗り換えることも
エコなのかもしれませんが、古い車を大切に乗り続けることも
見方を変えればエコではないかと思うのです。
そして、排気ガスのこと以外でエコについて考え、
少しでも実践できていければいいのではないかと思います。
と、いうことで、今回皆さんにお願いがあります。
ご自宅で使わないけど、捨てられないもの・・・ありませんか?
それを持ってきていただいて、交換してみたいと思うのです。
環境に負担をかけない循環型社会を形成するための標語である3R
リデュース(reduce 廃棄物の発生抑制)
リユース(reuse 再使用
リサイクル(recycle 再生利用、再資源化)
この3つのうち、リユースに少しでも今回貢献できればと思います。
今回簡単なドレスコードを設けたいと思います(笑)
どこかに【緑】のものを身につけていらしてください。
ハンカチでもかまいませんよ。
ミドリのマネキュア、ミドリのアイシャドウ、ミドリの帽子、
ミドリのパンツ・・・
そして、最後に、駐車場にてお天気が良ければ昼食の前に、
親睦を深めていただくための簡単な自己紹介をしていただこうと思います。
その際に、車のダッシュボードに車紹介できるようなものを
ご用意いただければと、考えております。
サイズは問いません。どんなものでもかまいません、
皆さんにご自慢の愛車を大いに紹介してあげてください。
  
それと、オーナーさんがわかるように、
オーナーさんにも名札をご用意いただきたいのです。
会社で名刺を入れて首から下げてるようなものがあればいいかと思います。
  
簡単なものでしたらご用意しておきますので、
あまり難しく考えずにいらしてください。
【スケジュール】
10:00 お菓子の里丹波 駐車場集合
11:00 自己紹介&車紹介、記念撮影
12:00 お菓子の里丹波内にて昼食
15:00 ティータイム(ミオール館にて)
16:00 解散予定
☆パイクカー乗りの方以外でも、パイクカーが好きな方なら
ご参加いただけます。
☆11月末の丹波篠山は寒いですので、暖かい装いでいらしてください。
 カイロやひざかけなどがあると、重宝します。
☆お菓子の里丹波には 丹波篠山の地元の食材を使った
お菓子やつくだ煮などがたくさんあります。
 是非お土産にどうぞ!
☆会場へは各自気をつけて安全運転でお越しください。
☆会場となる【お菓子の里丹波】の支配人さんのご好意により
駐車場をお借りすることができました。
他の方の迷惑にならないようご協力お願いいたします。
どうだ、うなぎオフに参加が遅れた方々も、オフ会にまだ
参加したことな~いと言う方々にも、
是非ともこの機会にパイクカーと共に参加してみては如何であろうか?
一度行けば、さらにパイクカーの輪が広がり、
新たなものに出会えることであろう。
ウェルもエコ運動とこのオフ会に参加する所存!!
参加したい方々はコメントに参加表明をいただければ幸い。
道中、待ち合わせして行きたいものであります。

大阪府藤井寺市 M様ラシーントラヴェラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて本日は大阪府は藤井寺市からお越し頂いた、M様
がオーナーとなられたRASHEENトラヴェラーをご覧頂こう。
まずはお決まりの記念撮影だ。
M様とラシーンちゃんをガシャ
今回のラシーントラヴェラーだが、フロントバンパーは
ボディー同色(サンドベージュ)にラッカーフィニッシュが施され
さらに、後期型である車両を前期型のグリルに変換するという、
なんともM氏のコダワリの満載なラシーンである。
バンパーとグリルのアップ
どうだ、すんごいだろう。
ラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏によると、
前期型のグリルは、曲面にさらに凹凸を設けることにより見える
造形により陰や形が楽しめるという。
コダワリの逸品なのだ。
そう、ラシーンには前期型グリル派と後期型グリル派という
派閥がある。
好みがあるのは事実だが、前期型グリルの創造を探ると
妙に前期型グリルが好きになることだろう。
このお話はまたラシーンエクステリアデザイナー平林氏に
お伺いしたいところだ。
ウェル50スタンダードレザー
ウェル帆布社謹製ブランド。50スタンダードレザーシートだ。
今回は綺麗な水色とアイボリーで仕立て上げられたツートン仕様。
張替えには熟練のクラフツマンが手間隙をかけて行うというから
絶対の自信があるシート張替えなのでもある。
さらに、こだわるならシートの硬さや、ステッチの色見までも
やりたい様にウェルにお伝えいただければ良い。
新たなオーナーの自慢できる物に仕上がらないと
スピードウェル社的には失敗である。
パネルラッカーフィニッシュだ。
アイボリーのシートにはアイボリーのパネルラッカーフィニッシュが
おごられた。
十人十色の仕上げが本当に面白い。
さらに付け加えると個性豊かな仕上げが、
持つ人の喜びとなるのだろう。
スピードウェル社はその喜びをだれよりも追求する。
背面タイヤステーは純正の色
このコダワリも忘れてはならない。
背面タイヤのステーラッカーフィニッシュだ。
スピードウェル社から発売されるラシーンにはすべてがこのラッカーフィニッシュが
無条件で施される。
もちろん当時の純正色を復刻して。
しかしながら、純正でなく他の色を持ち込む事も可能だ。
それには別途費用はかからない。
あくまで、オーナーの意見を尊重する。
真空管オーディオが鎮座した"
そう、このオーディオの存在は大きい。
往年の真空管が増幅器として取り付けられ、温かな音色を再生する。
その名機の名はCQ-TX5500D。
パナソニックが採算を度外視して製作されたオーディオの名機である
コトは外観からもうかがい知ることができる。
見ても楽しめ聞いても楽しめる。
なんとも感じるところは多いであろう。
このオーディオだが、ちゃーんとスピードウェル社で
オーバーホールがなされ納品されると言う。
この度はM様ラシーン納車誠におめでとう御座いました。
感謝感謝で御座います。"
またM様よりお土産も頂き、誠に感謝感謝で御座います。
これからもラシーンの製作に努力いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
今日はコレまで~。
本日の名言
気は長く 
勤めは堅く 
色薄く 
食は細く 
心広かれ

by天海大僧正
徳川の知恵袋とも申されよう、天海。
この名言をまもり108歳まで生きたとか。
長生きはしたくないと言いながら
長生きしたいものですなぁ。

日産PAO マグノリアクロックがPAO仕様にの巻!!

どんもす~。ウェルだべぇ~。
さて、本日は前回もご紹介した、スミス社製のマグノリアクロックを
PAOのインパネに埋め込むというお話の続編だ。
スミス社製マグノリアクロックだ
スミス社製マグノリアクロックだ。
今でも英国で製造され続けているのだが、
さてさて、これをそのままPAOに取り付けるとなると
スピードメーターとのバランスがいまいち取れぬと言う事で、
今回はマグノリアをスピードウェル社的に加工を施す事となった。
PAO純正スピードメーター
PAOの純正スピードメーターだ。
こだわったデザインが見る人の心をひきつける。
このメーターに、先ほどのマグノリアクロックをどうやってあわせるか
と申せば、簡単に言えば同じ風合いに仕立ててあげればよい。
しかし、文字盤のすべてをDIYで変更するにはちいとハードルが高いゆえ
今回はPAOメーター風といえる仕上がりを目指したのである。
リューズを外す
まずはリューズを外す。
人間がつくったものであれば、どのようなモノでも分解は可能だ。
という、ウェル的発想のもと、気兼ねなく分解されてゆく。
べゼルを取り外す
お次にべゼルを取り外す。
べゼルは3箇所のカシメだけで留まっているから、精密ドライバーで
抉ってあげればすぐに外れるであろう。
ウェルは自慢ではないが、少しは手先は器用なほうか、
しょいしょい分解してゆくが、良い子の諸群は指をドライバーなどで
突いてケガをしないように勤めてほしい。
マグノリアばらばら事件だ。
べゼルを外せば、風防が外れる。
さて、ココからが問題。
これをどうするかと申せば、まずは純正の針の色にペイントを施す。
色を調合した
じゃんじゃかじゃん!!
塗料はウレタンを使い、経年劣化にも強い仕上がりが得られることであろう。
ちゃーんと塗料も調合し、PAOの針の色に合わせたのだから、
細かなところも計算済みだ。
そして、
べゼルは鍍金からグロスレス仕上げが施される
べゼルはなんと鍍金から艶消し加工が施された。
そう、PAOには鍍金がというよりこの艶消しが似合うのである。
飾らないところがPAOのコンセプトからも伺えるのであった。
PAO純正スピードメーター風マグノリアクロックだ。
これで、一様はPAOのメーターとの色合いを合わせたコトとなった。
どこか重たい印象は消え、PAOらしくなったであろうか。
それでは、マグノリアPAO仕様と普通のマグノリアを並べてご覧頂こう。
PAO仕様と普通のもの
左がPAO仕様。右が元のマグノリアだ。
どうだ、並べてみるといかにPAOらしくなったかが伺えるであろう。
ちょっとした細工ではあるが、細部からにじみ出ている物が
一番ポイントが高く、バランスや雰囲気がどこと無くと思えば
細部を見直せば答えが出てくる物でもある。
PAO純正スピードメーターにPAO仕様の時計が鎮座した。
遂にPAO用時計が完成した。
よくよくご覧いただければ、時計の中心の針の部分はちゃんとアイボリーと
レンガ色の2色で塗り別けているというから細かな配慮が施されている。
しかし、一点加工し忘れたコトがあった。
そう、SMITHSという文字を消し忘れた事だ。
PAOに入らばPAOに従えといったところであろう。
ココまで計算できればOKである。
スピードウェル社の技にはなるかどうかは知れないが、
こうしたカスタマイズもたまには良かろう。
なんせ、PAOに似合うかどうか努力した結果と、
それをぽんと付けただけでは意味合いも変るかもしれない。
これにてマグノリアクロックの加工のお話は終了となる。
さてさて、これまた面白い加工をスピードウェル社の工場長が
作品として仕事の合間をみて製作してくれたからご紹介致そう。
PAOのフロントグリルエンブレムだ
PAOのフロントグリルに装着されているエンブレムだ。
だが、しかしよくよくブラックに塗られたところをご覧頂きたい。
アップ!!
結晶塗装(黒縮み)が施された
なんと、黒縮み俗に結晶塗装が施された。
おいおい、ウェルイズムが満開な仕様に工場長にはただただ脱帽。
ウェルも負けては居られますまい。
スピードウェル社では、社員が一丸となって皆皆様のおクルマの
メンテナンスにあたっている。
気持ちを同じくして高いレベルでの技術の提供を目指し
今後も精進する所存。
今日はコレまで~。
本日の名言
必ず勝てる方法はある 
by古賀稔彦
さすがバルセロナ五輪のメダリスト。
この言葉には勇気をもらえますなぁ。
そして、あきらめては負けだということでしょうか。

号外!2009パイクカーうなぎオフが浜松で行われたの巻!

どんもす~。ウェルです!
号外、号外!!
11月1日に、日本最大級となる集会が静岡県浜松市で執り行われた。
総勢約50台となったこのお祭りはなんとパイクカーのデザイナー
古場田良郎氏も参加されたという。
2009うなぎオフだョ!パイクカー全員集合
日産ヘリテイジ『PIKEカー』の全員集合だ。
Be-1 PAO FIGARO と
おおむね20年という歳月が流れたが、オーナーの個性が付加され
新車のような輝きは今もなほ保たれている。
この3兄弟は愛情を持ちメンテナンスしてあげればいつまでも乗れる。
それはそれは、たいそうなクルマには間違いはなさそうだ。
ウェルは大阪が本拠地ゆえ、浜松までは高速で約3時間。
とはいえ、高速のサービスエリアで皆と合流し目的地まで
たどり着くというから、5時間くらいは見ないといけない。
この道中で少しづつパイクカーが合流するというから面白いものである。
東名のサービスエリアで関西と中部組が合流
東名高速のサービスエリアで関西組と中部組が合流。
ウェルの目はココで覚めた。
ウェルの目が覚めた場所
今回スピードウェル社からはPAOとFIGAROの2台が参戦。
前年はカスタマイズを主張したが、今回は純粋なオリジナルを
コンセプトとし、(ウェルリプレイスメントマフラーから続く)
PAOには純正風に仕立てた時計をメーターパネルに施した他、
ウェルリプレイスメントマフラーや、試作のスプリングなども
装着され、さりげなく大人らしさを提案。
FIGAROに関しては、博物館行きではないかと思われるぐらいの
コンディション(シートにはまだ新車当時のビニールが被っている)
モノをもちこんだ。
しかし、それ以上に各オーナーが思い思いのコダワリのクルマを
持ち込んだのだから紹介せざる得ない。
と言う事で、本邦初公開、参加車両を一挙にご覧頂く!!
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
1987年、限定1万台というカタチで日産から発売された。
もちろんチーフデザイナーは古場田良郎氏。
Be-1の発売当初はまだPIKEカーと言う括りは存在しないが
当時の車に対する概念を大きく突き破り、尖がったデザインが
Be-1現象なる物(Be-1旋風)を巻き起こした。
中古車では新車価格の2倍を超える
プレミアム価格となったのはご周知の通り。
Be-1というブランドがいろんなグッズや旅行まで付加され販売されたという
まさに時代を震撼させた驚くべきクルマであった。
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
1989年1月15日から4月14日までの3ヶ月期間限定で発売されたPAO。
2日間で8000台をセールするという、Be-1が買えなかった方が
飛びついたクルマでもある。
PAOの市販開始にはBe-1での経験を踏まえ、購入希望者すべての受注分を
期間限定で約束されたという。
最終的なPAOの総生産台数は5万1657台だった。
PAOのまた面白いところは機械面ではBe-1とほとんどかわらなかった
という所。
普通2年も経てば新しい技術でパワーアップされるというのにも
関わらず、機械的な性能面の向上はほとんど行われなかった。
自動車業界の流れのなかで異色の存在であったがしかし。
『デザインは性能である』(古場田 談)
名言である。
この言葉がPAOというクルマを物語っているのかもしれない。
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
1991年、限定2万台を2,3,6月に分割して抽選にて販売がなされた。
内装(ドア、インパネ、シート、ピラー、天井)がすべてホワイトで
統一されたなんとも高級車のような感覚であった。
Be-1、PAOとはエンジンも異なり、ターボがおごられATのみの仕様。
今回のうなぎオフにはこれだけの個性豊かなBe-1、PAO、FIGAROが
集まったわけだが、いや~凄い。
ウェルも数々勉強させられたのであった。
さて、ココからはいろんなDIYをご覧頂こう。
エンジンルームが!!
オーナー自身がヘッドカバーやエアクリーナーのフタにペイントを
施すという。
機械系が見ても楽しめると言うところが面白い。
ウィンカーが180SX
他車種からの流用などもあり個性豊か。
マッドガードが市松
市松模様が!!
これはバイクからの流用だとオーナーから伺う。
プロトタイプのナンバーが鎮座した
ナンバーが東京モーターショーのモノに!!
そう、これはチーフデザイナー古場田良郎氏所有。
これが出たらウェルの心がオーバーヒートする。
エンスーカーガイドのP29のプロトタイプに装着されている物である。
キーワードは冒険
PAOの冒険という一つのキーワードの延長線上のカスタマイズだ。
しかし、フェイクではなく自衛隊用の本物シャツが
モノに対するコダワリを伺え、ただただ脱帽。
今回なんと古場田氏の誘いで高田工業の従業員の方もこられた。
そこで、大変なものを目の当たりにしたのである。
その画像がこの2点。
ステアリングコラムがアイボリーだ
なんとステアリングコラムがアイボリーだ。
そう、これには古場田氏もビックリであった。
本当はこれが正解だったとか、いつの間にか変更が加わり、
販売車両にはグレイのものが市販されていたという。
もちろん、このパーツはプロトタイプの物(本物)である。
古場田氏も一つ持っていたらしく、ネットオークションで
売っちゃったとか。
購入された方は本当にラッキーだ。
ドアロックノブがアイボリー
ドアロックもアイボリーだ。
そう、よくよく見てみるとアイボリーの車両を除くと
どのPAOもハンドル、ATシフトノブ、ウィンドウレギュレーター、
インナーハンドル類、すべてアイボリーで統一されているのだが、
このドアロックだけ黒である。
古場田氏もどこでどういう風に黒色になったのかが
解からないと、謎が謎を呼ぶ部品であった。
しかし、この仕様のPAOがあると1年ほど前にPAO歴20年の
重鎮papa氏よりお話を伺っていたのだから、本当に驚いた。
知っているpapa氏にも脱帽である。
記念撮影だ
記念撮影だ!!
一日はやはく、この後皆で持ち寄ったお土産の交換会が開かれ、
2009パイクカーうなぎオフの幕が閉じるのであった。
また、このオフ会の楽しみでもあるのが記念品の授与である。
記念品だ
そして、今日のその時。
今回の記念品はなんと、当時のパイクカーファクトリーのボーイさんが
着けられていたピンバッジのロゴが古場田氏の手によってデザインされ
Be-1にお乗りのシュウ氏が製作するという。
古場田氏とシュウ氏には感謝感謝。
なんとも皆のお宝であることには間違いはない。
PIKEカーの全国統一のロゴでもあろう。
それとこのチロルチョコ!
記念品だ
ぱおのりサトーさんがBe-1、PAO、FIGAROと
それぞれのキャラクターを特別にチロルチョコに造ってもらったもの。
おいおい、食べられないではないか!!
もったいなやもったいなやと思い、外包みだけ保管する事になるだろう。
と言う事で、2009パイクカーうなぎオフのスタッフの皆様
本当にお疲れ様でした。
ウェルも協力出来たか出来なかったか、楽しまして頂きましたが、
この場をお借りし熱く御礼申し上げます。
また、一年後が楽しみでもあります。
今日はコレまで~。
本日の名言
毎日、きょうを最後の日だと思い
毎日、きょうが最初の日だと思ふ。

by善光寺
そうすると今日を最善の日にしようと思うでしょう。
明日があるという保障などはどこにもないのだから
今日と言う日を一生懸命生きよう。
つまりはそう言う事なのでる。

日産RASHEEN 天張り(天井の内張り)を交換するの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は日産ラシーンの天張りを張替えするというお話。
なんとも実にマイナーな作業ながら、穴があいてDIYで交換したい
などとお考えになられている方にはバイブルになるハズ。
と言う事で、お話を進めて参ろう。
まずこれが天張りだ。
ラシーンの天張りだ
この一反木綿風がラシーンの天井に張られているという。
どうやってあんなに張りを持たせているかはこのブログを良くご覧頂ければ
納得できるであろう。
穴が開いた様子である。
穴が開いた。
なんとも天張りに穴があけば、それだけで全部交換となる始末。
本当に大変である。
さて、それでは取り外しにかかろう。
まず、解かりやすいところから。
ドア側天張りの外し方
ドア縁にはモールが着いており、これを手で引っ張ると
簡単に外せる。
そうすると、ボディーに天張りが引っかかっているのが良く解かる。
この引っかかりを外してやれば良いのだ。
どうだ、簡単であろう。
ドアは4枚とも同じカタチ。
そして、フロントセクションへ移るのだが、
まず、プラスドライバーを使いサンバイザーとバックミラーを
取り外す。
そしてフロントガラス上部にモールが着いているので
これはドア部のモールと同じカタチで挟まっているだけなので
ドアと同じ感覚で取り外してもらえれば良い。
側天張りの外し方
Bピラーだ。
そうそうAピラーは外さなければ天張りが外せないが、Bピラーは
浮かすだけ良いのだ。
Bピラー側天張りの外し方
この写真で解かるようにBピラーはクリップで留まっている。
このクリップ部に天張りが重ねあわされている。
Bピラー側天張りの外し方
ほら、ご覧の通り。
そして、これも外さなければなりますまい。
ルームランプの外し方
ルームランプはレンズを細いマイナスで抉るとレンズが外れ
内部にプラスネジが2本で簡単に留まっている。
さっさと外してしまおう。
天張り骨の外し方
そう、天張りの張りを持たせていたのはこの骨の仕業。
この写真では骨が下側に落ち込んでいるのが良く解かる。
これをグルリと180度回せば天張りは上側に
パーンと伸びるのだ。
取り外しにはこうして回転させ天張りをたるませて行う。
Cピラー天張りの外し方
お次はCピラーだ。
さっきからピラーピラーと叫んでいるが、柱のコト。
前からA,B,Cと叫ぶ。
このCピラーも上部だけめくるだけで天張りを取り外しできるのだが、
Cピラー天張りの外し方
大きな穴の上側に天張りが引っかかっているのが伺える。
これも外し、一番後ろドアと同じくはモールを外し引っ掛けを
外せば、なんと天張りが取り外せれるのである。
ラシーンの天張りが取り外された!
と言う事で、ラシーンの天張りが取り外された訳だが、取り付け
方法はこの逆でよい。
天井にはフェルトが沢山張られている
フェルトがかなりの量でおごられているのが伺える。
これは防音と射熱を抑制しているのであろうが、
フェルトの上にオーディオ用の防音マットなどを
装着すると、室内の静かさはさらに増すであろう。
まあ、ある種のコダワリのある方にはこのバイブルを見て
マットを張ることであろう。
頑張って頂きたい。
今回ははラシーンの天張り交換をご覧頂いた。
今日はコレまで~。
本日の名言
愛語はよく回天の力あり
by道元
愛語とは相手を慈しむ言葉、ほめる言葉、称える言葉のコト。
愛語は用いれば用いるほど、人間の世界をなごやかに
うるわしいものにするのだという。
つまりはそう言う事だ。

5ZIGENと共同開発!日産PAO&Be-1用 エコでステンレス製マフラーが遂に完成の巻!

どんもす~!ウェルです。
さて、本日は遂に5ZIGENと共同で長期にわたり開発を進めてきた
ECOを目指したステンレス製のマフラーが完成となり
晴れてお披露目となる。
そして、今日出来上がるにあたり、当初の計画から少し変更が加わったので
当社がマフラーを製作したお話も交えてご紹介致そう。
PAO純正マフラー
これが現在装着されている純正マフラーである。
ご存知の方もおられるかおられないか、このマフラーは
日産の耐久性向上の対策品マフラーで御座ろう。
と言うのは、マフラータイコの下から両側面にかけて、ごつい鉄板が
覆われ、そこに吊り下げステーが溶接されているという。
なんともごつい鉄板がにくそく、極めてお粗末な対策。
発売当初のマフラーであればタイコにバンドが巻かれ
バンド自体がマフラーの吊り下げステーになっていたという
そういう造りがPAOらしく見ているだけでも楽しみなものであった。
スピードウェル社的には本来の純正の良さが好みで、この対策品は
いくら今の純正と言えども好みとは言えない。
と言う事で、製作途中にマフラーをバンドで吊るという
ギミックが必要となったのである。
バンドを使用するというコダワリには意図があった。
それでは、ひと段落ついたところでマフラーのお披露目である。
スピードウェル社純正マフラー
本邦初公開、スピードウェル社謹製ステンレスマフラーだ。
遂に出た。
5ZIGEN&スピードウェル社両者がこだわったステンレスマフラー。
フロントピースとリヤピースが存在する。
なぜフロントとリヤ両方を製作したかと申せば、
PAOは製作から20年が経過し今後、パーツの絶版も出てくるだろうと
思い、純正に代用出来るモノを末永く使えるという発想からだ。
目指したモノは
『リプレイスメント』
和製英語だが、訳すと代用品だ。
そして、代用品となれば、やはり純正の良さを損なうことは決して
許されない。
しかし、マフラーを交換したいという思いはどこと無く
交換しましたよと、主張したい気持ちも少なからずある。
そこで目指したのは純正らしく大人らしいマフラーと言うのだが。
リヤピースだ
このカタチが出来なければ、マフラーは造らない。『ウェル談』
とまで言い切り、5ZIGEN矢野氏を困らせた。
しかし、ステンのタイコにステンのバンドで固定し、バンドからは
吊り下げ用のアームが伸びる。
そして、純正と全く同じ取り付け方法だというから
リプレイスメントという言葉に恥じない。
そしてこのギミックだけでご飯お茶碗に3杯は食べれるであろう。
外カール部
そして、コダワリの外カールテールエンドだ。
PAOといえばこの外カール。
これもリプレイスメントと言う言葉に恥じない仕上げである。
ウェルはこの外カールの熱狂的な信者であることには間違いない。
そしてタイコ部にはJASMAの登録が施されロットナンバーが刻印された
俗称JASMAプレートがおしげもなくおごられた。
JASMA登録は5ZIGENとスピードウェル社サイドでは
絶対に必要な項目でもある。
今後JASMA登録の無いマフラーは
車検に通らないという厳しい法規が出来るというお話。
そして排気音量は前回ご覧頂いた通り、
純正と同等を目指し、音自体もコントロールするという。
そこは大人らしいちょっぴり低音が響く仕様にアレンジが加えられた。
テールパイプ部とタイコ部の合わせ溶接にも注目してほしい。
高い技術が必要なTIG溶接だ。
しかも、合わせ部が溶接盛り以上にきっちり膨らんでいるのが良く解かる。
この合わせ面の膨らみが非常に大切だ。
タイコの端部、折り返しにも注目してほしい。
一枚の平板からタイコを製作するという5ZIGENサイドの
このマフラーに対する情熱が伺え知れるコトだろう。
フロントピース
これが、純正フロントピースだ。
このフランジ部から排気漏れを起こす車両が昨今続出している。
リヤピースは交換すれど、フロントまで交換された方は
今までには少ないはずだ。
フロントピース
これが、フロントピース部の中間タイコ。
排気ガスは一時にココで減圧され、消音されるという。
ここでは、5ZIGENのマフラーに対する熱い思いと
オーナーへの配慮が施された。
中間タイコステー
そう、タイコとパイプにステーが装着されたのだと言う。
おいおい、ただのパイプとタイコを補強しているのだろうよ、と
お思いの方は残念賞だ。
これは車両中心部は車高が低くなりやすく、
例えば踏み切りを想像していただきたい、
亀の甲のような踏切ぐらいが適当だ。
フロントタイヤが亀の甲を越えた辺り、
リヤタイヤはまだ亀の甲に差し掛かっていない。
この状態は俗に亀になった!!というだろう。
そう、車高が元々低いというのではなく、
フロントタイヤが障害物を乗り越えた時に、丁度
中心部は地面に対してすれすれの状態となる。
この状態でマフラーが地面や凹凸物に接触しても、
中間タイコに引っかかることなく、滑るように
考えられているのだという。
どうだ、マフラーを持つオーナーに対しての細かな配慮が
ココには存在するのだ。
JASMA登録済み
なんと、フロントピースのみでもJASMA登録がなされるという。
フロント、リヤとも、一つずつ装着したとしても、
車検対応で、お国が認めたマフラーなのである。
まさしくリプレイスメントという言葉に恥じない仕上がりに。
左がスピードウェル、右が純正
左がスピードウェル×5ZIGEN、右が日産だ。
ここでは、同じ取り回しでの構造の変化が伺える。
パイプに注目
純正品に対し、曲げが緩やかになっている。
しかも、この曲げをよくご覧になると、
純正ではくの字に加工されているのに対し、
スピードウェル社製ではサイクロンのように
渦が巻く形状に。
より流速を落とさず、逃がしてあげるという曲げの技術が
ココには存在するのであろう。
ウェルリプレイスメントマフラー
ではマフラーの姿見をご覧頂こう。
ウェルリプレイスメントマフラー
少しタイコは大きくなった。
しかし、純正と同じ角度(ボディー外側へ向かって)にタイコが
向いているという、解かりにくいがコダワリもある。
しかし、このタイコの向きだが、かなりPAOの見た目が
左右され、絶対に真似をしたいところでもあった。
チーフデザイナー古場田氏にもお伺いしたいところの一つ。
ウェルリプレイスメントマフラー
君もこの写真でお茶碗三膳どうだ。
ウェルリプレイスメントマフラーが鎮座した
今回は純正パーツが生産終了となった後でも、純正と置換が出来る様
姿見にトコトンこだわり、経年の劣化に対して素材を選びぬき、
さらに、ちょっと替えましたよとさりげなく主張する
まさに大人らしいマフラーの出来上がりをご覧頂いたわけだが、
ただリプレイスメントというだけでは面白くなく、
実はエンジンの馬力をも純正よりアップさせるべく開発が
行われたのも事実。
まさに官能と美学の追求だ。
それが、タイコの容積アップであったり、若干の
パイプの曲げの違いでもあったりする。
そして、本日5ZIGEN本社でシャシダイナモにPAOを搭載。
パワーとトルクというマフラーの性能測定が行われた。
結果は申し分なく純正以上の馬力が認められグラフも含め
今後、燃費測定を行ってからすべてをご覧頂く所存。
『ウェルリプレイスメントマフラー』
発売はなんと11月1日からだという。
価格はなんと、フロントが2万円台、リヤが4万円台というから、
お財布にも優しい。
それでは、うなぎオフにも装着し伺うコトに致そう。
乞うご期待あれ。
今日はコレまで~
本日の名言
変わらない部分を
大切にしているから
変われるのである

深いイイ言葉では御座るが、このマフラーにはぴったりな
名言かもしれません。
変らない部分を非常に大切に致しております。
PAOの良さをもっともっと追求せねばなりますまい。

日産PAO 往年の時計をメーターパネルに埋めるの巻!

どんもす~。ウェルです。
皆様『パイクカーうなぎオフ2009』にもう
申し込みはお済でしょうか?お済でない方は
10月25日までの受付ですのでどんぞよろしくお願いします。
さて、本日はPAOに往年の時計をメーターパネルに
埋め込むのだという。
SMITHS マグノリアクロック
英国SMITHSのマグノリアクロックだ。
SMITHSは計器類や、時計などでも馴染み深い老舗ではあるのは知る人ぞ知る。
このマグノリアクロックは現在でも生産されているから新品も
手に入るのであった。
SMITHS マグノリアクロック
後面からはプラスとマイナスの線をバッテリー端子に接続すれば
カチコチカチコチ、小言を立てて動き出すのだ。
もちろんスモールランプを点ければメーターもきっちり光ってくれる。
PAOのスピードメーターの文字盤との色合いも非常に近く、
似合う事だろう。
PAOメーターパネル
PAOのメーターパネルだ。
今回はこのメーターパネルに埋め込まれるという
なんとも手の掛かる作業になる訳だが、スピードウェル社的には
大歓迎だ。
オーナーのO氏にはお任せしますと頂いており、
ウェルの腕が試されるところ。。。
PAOスピードメーター
今回の位置決めには少々難解な作業が待っている。
スピードメーターの中心点とマグノリアクロックの中心点を合わさない。
しかし、スピードメーターの針中心点とマグノリアクロックの中心点を
合わすのだという。
ウェル的見解はこうだ。
スピードメーターをよくよくご覧頂きたい。
メーターは真円であるのだが、メーター内部は真円を保ちながら
上側がおくに寝そべっているのであった。
そこが今回のカラクリなのである。
写真では50mmと打ってあるが、その中心点はメーターの中心点
ではなくメーターの文字盤の中心点なのである。
SMITHS マグノリアクロック取り付け位置
複雑な形をするメーターの中心を文字盤から割り出し、
水平位置を選定した後、左右のバランスとウインカーランプ、
ハザードスイッチとの見栄えさえ気にかけ、
取付けセンターが遂に割り出された。
SMITHS マグノリアクロック
外形が52パイ(直径52mm)と小型。取付け位置にコンパスで外周円を描く。
この位置で間違いないコトの確認でもある。
しかし、52パイという大きな穴をどうやってあけるのか、
皆々不思議で御座ろうが、特殊な工具が世の中にはあるものだ。
ホールソーだ。
これがホールソーと言われるもの。
鉄、アルミ、木と対応出来、真円の穴を開けるコトが出来る
優れもの。
しかし、このホールソー、メーター穴開けだけに使うゆえ、
一年に何度と出番は回ってこないのだという。
今日はまさにホールソーにとって晴れ舞台になる事は間違いない。
穴を開ける
遂にPAOのメーターパネルにホールソーが!!
穴が開いた!
開通である。万歳
と、あっけなく穴があいたのだが、まっすぐにあせらず
穴を開けていかないと、楕円になってしまうので注意が必要だ。
さて、遂にマグノリアクロックが取り付けらるのだが、
見たい人は大多数であろう。
それでは、本邦初公開。
マグノリアクロックがPAOに装着される瞬間をご覧頂こう。
マグノリアクロックが鎮座した!
マグノリアクロックがPAOのダッシュパネルに鎮座した。
今回スピードメーター左脇に鎮座したコトには深い意味がある。
O氏に説明されハッとしたのだが、助手席、並びに後部座席でさえ
このクロックが拝めるようにというO氏の配慮が存在するのだ。
まさしくその通りである。
マグノリアクロックが鎮座したよ!
ウィンカーインジケーターやハザードスイッチとの感覚も
良いであろう。
それはそのはず、1mm単位で調整したのであるから。
そして、シートに着座し両メーターを覗き込めば
両者共、中心は一致する。
今日はPAOにSMITHSマグノリアクロックを装着するを
ご覧頂いたのだが、みんなやりたーい!と言っても
まだお預けである。
O氏のPAOが出来上がった後からの受付であるぞ!!
この車両のオーナーO氏はPAOに非常に情熱を注がれ、
この後大きく車両が生まれ変わるというから、
今後の更新も注目だ!
今日はコレまで~。
本日の名言
難題の”無い”人生は”無難”な人生であり
難題の”有る”人生は”有り難い”人生である

by斉藤里恵
そう、この言葉は胸に響きますなぁ。
斉藤里恵さんといえば、
幼いころに聴力を失うというハンデをわずらわれがた
超人気ホステスなのである。
言葉を話せないから手話によるのだろうが、
本当の人の心がそこにはあるのであろう。

緊急告知!日産Be-1 PAO FIGARO 日本最大のイベント うなオフの告知&応募の巻

どんもす~。ウェルです。
さてさて、本日はパイクカーのイベントのご紹介であるが、
日本最大級のイベント 
『パイクカーうなぎオフ2009』
本日はそのイベントの告知&応募をご覧頂く事となる。
今年で9年目と言う事だが、もう恒例のオフ会。
Be-1集合!
うなオフだよ Be-1集合!
PAO集合!
うなオフだよ PAO集合!
うなオフだよ全員集合!!
うなオフだよ FIGARO集合!
開催日は 2009年11月1日 (日曜日)
集合場所:舘山寺温泉公営駐車場(浜名湖パルパル駐車場南)
集合時間:AM11:00
開催場所:雄踏総合公園(亀崎ファミリーランド)駐車場※有料¥300
解散予定:PM4:00頃
会費:¥500(参加車一台に付き)
参加締切日:10月25日(日)
となるのだが、
お申し込み方法は当ホームページでもリンクさせて頂いている
おいけ氏のホームページをご覧頂き、予約が必要となる。
下記のリンクから参加お申し込みをしてほしい。
(パイクカーうなぎオフ2009参加車募集ボタン)
昨年はおおむね50台ほどが参加され、大名行列をなしての走行など
本当におもしろーいのである。
さらにチーフデザイナー古場田良郎氏にもお目に合えるかもしれない。
この辺は当日までのお楽しみだ。
ウェルもスピードウェル号(PAO)で参加する次第。
当日はみなみなの愛車を盗撮し、すべてブログでアップする事も
考えている。
どうか捕まえないで頂きたい。
本日の情報提供はBe-1の重鎮、Be-1オヤジ氏によるもの。
11月1日は日本中のパイクカーの祭典となるコトだろう。
それでは、皆々様ふるってご参加下され!!

長編 日産Be-1 サイドステップを板金するの巻

どんもす~。ウェルです!
本日ハ日産Be-1ノ横車体足掛ヲ板金セリ(昭和初期風)という事で
サイドステップをぶつけちゃったBe-1の復活劇をご覧頂くコトに致そう。
Be-1 パンプキンイエローだ
まずはサイドステップとはどの辺りか、解からない方にもっとアップで
ご覧頂こう。
サイドステップだ
そう、ドア下のこの部分がサイドステップ『サイドシル』だ。
今回は、結構ごぼっとへこんでしまっているから、
フロアパネルにまで歪が生じているかどうか心配だ。
以前にBe-1デザイナー古場田良郎氏からBe-1のお話をお聞きした折
Be-1のサイドステップは2重構造で、けっこう頑丈だという。
サイドステップ
こんなにも凹んでいるのだから、フロアパンが心配だ。
どのような二重構造かはウェルも図面を見たことはなかったので
想像だけでお話をお伺いしていたのだが、こんなにすんごいとは。
それでは本邦初公開、Be-1のサイドステップの中身をご覧頂こう。
サイドステップ切開
超ーすげー。(北島風)
普通のクルマであれば、外のアウターシルパネルは無い。
なぜこんなに強固に製作されたのか、100年乗っても大丈夫。
そういうところからか、この構造を見る限りただならぬ
車の造りこみようであるのは必定。
非常にボディー剛性の高いクルマと言えよう。
もっと近くでご覧頂こう。
サイドステップ切開
ステップ上下の光っている点はスポット溶接がなされた後だ。
スポットの数もかなり多いような気がする。
現代の車にはこれほどこだわったボディーがどこに存在すると言えよう。
実にBe-1はクルマとして逸品であることには間違いなさそうだ。
しかし、Be-1はクルマとクルマを比べるコトではなく
日曜品や雑貨、家電製品、アイスクリームやメリーゴーランド。
クルマ以外のものと比べられたというから面白い。
サイドステップ横から
サイドステップの横から撮影。
ほうら、凄いだろう。
いくら2重構造を採用していたからと言って、
こういう形で2重構造であったとは、驚く限りである。
アウターシルは、ラリーにも耐えるぐらいの骨太な骨格に。
Be-1がますます欲しくなる。
今Be-1に乗っている方にとっては
Be-1の素晴らしさを再確認たでコトであろう。
サイドステップだ
インナー側をアウターシルと呼び、アウター側をカバーシルと呼ぶ。
しかし、錆もなく20年という歳月は本当に経ったのだろうか。
中からは高田工場のかほりがしてきた。
ドアを閉めた様子
ボディーのゆがみを無くすため、サイドステップの切開部分
下からジャッキで固定される。
適当に板金してボディーがねじれたまんまで無い事が
確認できるであろう。
ドア下とサイドステップのあわせ面がずれると
ドアとサイドステップがごっちんこするため
ミリ単位での調整が必要だ。
まさにコダワリの板金。
新品パネル
右がカバーシルで左がアウターシルパネルだ。
まだ新品パーツで日産から出るというのだから、
これまたビックリである。
20年が過ぎ、さらに修理し乗り続ける。
これほどエコなモノは無い。
だれがプリウスに乗り換えて、廃車にだすものか。
国策がどれほどエコなのか。
エコではなくただの景気回復措置であろう。
そして、10年後プリウスに乗った人たちは
バッテリーの交換を余儀なくされ、いらぬ費用がどんどんかかり
なんとも残念な結末になるのであろう。
話は反れたが、本題に参ろう。
今回、サイドステップをすべて丸腰交換する事は避けたのである。
なぜならば、シルがリヤクォーターパネルの下じきになり、
クォーターパネルまで取り外すと、本来のボディー自体が
台無しになってしまうからだ。
余計な溶接も増え、錆びる危険を増やしさらにいらぬ熱を加える
ことにより歪さえ生じかねない。
クォーターとカバーシル
クォターとカバーシルの合わせ面だ。
この部分がとてつもなく難解でありそうだ。
カバーシルの山折面
カバーシルとクォターパネルの合わせ面だが、
ボディー内側に山折になっているため、構造的に
サイドステップが先に組み込まれ、その上から
クォターパネルが乗っかっているのか、もしくは
カバーシルとクォーターが共に溶接されているのであろうと推測する。
この部分を切り取り、溶接で埋めるコトも可能だが、
熱が入るゆえ、その工法であれば、必ず裏から錆びて来るであろう。
色々と悩んだ末に、悪い部分をカットして
新しいパネルをその大きさに切りあてがう方法を今回は
採用する。
サイドステップはまっすぐ切り取られる
力の逃げ具合も想定し、アウターシルパネルの切る位置から
カバーシルの切る位置を約10cmほどオフセットし、
おなじ位置に力がかからないようにしたのである。
熟練のクラフツマンの知恵が生かされた瞬間がココに。
板金終了
必要なシル部を切り取り車両側に防錆剤を塗り
溶接をして、板金が完了したのである。
そして、塗装となるが吹付け風景はゴミが入るためにカット!!
塗装完了!
遂に塗装が完了した。
どうだ、大きく凹んでいたようには思いますまい。
立て付けも大丈夫
そう、1mmの狂いでもドアを閉めてしまえば、チリで
解かる。
元々5mmとかそのような次元であるが為、寸分の狂いが
ドアとサイドシルとの接触につながるのである。
板金したとはおもえないだろう
ほらまっすぐだ。
当たり前の仕上がりだが、修理するとこちらもうれしくなる。
終了!!
スピードウェル社では、これからも末永くお乗り頂ける様
車両にとってどういう修理方法が一番良いか、検討し
これからもコダワリを持って製作する。
今日はコレまで~。
本日の名言
不況は贅肉を落とす注射である
by 松下幸之助
さすが経営の神様。言う事が違います。
しかし、誤った捉え方をした、現在の企業は良い物を作るという
本質を忘れ、どんどんコストを削減しているとか。
今の新車を見れば一目瞭然。
負の連鎖はとめるコトは出来ません。