兵庫県神戸市 U様 パオ アドベント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて、本日もブログのお時間がやって参りましたが、
今年度の納車させて頂きました方々のUPがまだまだ出来ていないゆえ
どんどん参ります。
今回は兵庫県は神戸市からお越しはれてPAOのオーナーとなられた
U様のおクルマ拝見と致そう。
PAOアドベントだ
スピードウェル社が仕立てるPAO。
その名はアドベント。
当時の意志を受け継ぎ、さらにスピードウェル社的カスタマイズが
施された仕様の総称である。
アクアグレイというカラーに身を包むPAOだが、
発売時の受注では約7割方がこのアクアグレイだったという。
まさにPAOの代名詞的なカラーなのだ。
ウェル帆布社謹製レザーシート
真紅のレザーシートが個性を際立たせる。
U氏の心の情熱が今にも伝わってきそうだ。
ウェル帆布社謹製レザーは200色以上のカラーバリエーションから
シート生地を選定できるというから、
考えこんでも何時までたっても決まらない。
まさに、新しいオーナーにとっては混迷といったところだ。
しかし、考えて悩んだ末に仕立て上げられたシートを目に入れたとき、
新しいドラマが始まるのであろう。
ウェル帆布社謹製レザーシート
レトロオーディオ、では無くレトロ調オーディオが鎮座する。
れっきとしたCDデッキであるが、
クラリオン社製 DUB275MPという型式の装置だ。
そして、外側のレトロボックスはウェル謹製である。
このボックスはPAOに似合うよう考えて造られている訳だが、
スピードウェル社製レトロボックスの醍醐味は
純正のレトロコンポの土台を使って装着するところだろう。
限りなく純正を愛し、本当なら純正オーディオが良いのだが、
CDが聞きたいと言う方々にはこの仕様がベターである。
他社製も出ているゆえ、注意が必要だ。
はいズーチ!
はいズーチ!!
この度はU様、PAOアドベント納車誠に有難う御座いました。
末永くお乗り下され。
今日はコレまで~。
本日の名言
先頭に立つ勇気
by小宮山宏
先頭に立つ勇気、
どれほどのものなのでしょうか。
物凄い気迫さえ感じます。
しかし、この勇気こそ真の勇気。
今の政府には感じられませんな。
ガソリン税の暫定税率の撤廃などをマニフェストとして掲げ、
政府となった民主党さん。
公約を破るのであれば、もうマニフェストなど掲げなくてよろしいですぞ!!
しかも暫定税率分を本税にしてしまうとは、逆に重税ではござらぬか。
いやぁ、まいったまいった。

群馬県高崎市 T様 ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです~。
さて、本日は群馬県は高崎市から遠路はるばるお越し頂き、
はれてラシーントラベラーのオーナーとなられた
T様の愛車をご覧頂く事に致そう。
ラシーントラベラーだ。
ラシーントラベラーだ。
今回の車両は前期モデルであり、イエローのカラーが綺麗である。
もちろん前期モデルゆえ、後期(平成9年以降)のモデルには
イエローというカラーの設定は無い。
フロントグリルラッカーフィニッシュがおごられた
フロントグリルにラッカーフィニッシュがおごられた。
ラシーンのグリルは鉄板ではなく、樹脂で出来ていることから、
ボンネットやフェンダー部などの塗装面を比べると
経年の劣化などにより酷く退色が目立つのであった。
スピードウェル社が製作するラシーントラベラーには
フロントグリルのお色直しとでも申そう、
グリルラッカーが着いてくるから心配は要らない。
つまりは顔が汚ければ他がよくても台無しであるといった感覚である。
ナルディハンドルが鎮座した!
ラシーンでは非常に装着の高いナルディクラシックが鎮座する。
今回、メーターパネルには当時の純正木製風パネルが装着されコトとなり、
全面のイメージが統一された訳だ。
純正木製風パネルが装着された!
ウォールナット風純正ウッドパネルは前期モデルの中の
タイプ3というグレードには標準装備であった。
さらにオプションでも選択できたのだが、今となっては
部品の生産は終了。
ほし~い方にはUSEDでの対応となる。
シフトノブが革巻きに!
ウェル帆布社謹製シフトノブの本革巻きだ。
今回は革を染色するところから始まる。
実はシフトノブとレザーシートを同色化するためには
本革を染色しないと実現出来ない。
いくら内装の張替え屋さんだといえども、革を染色するところから始める
お店は少ないであろう。また出来ないかもしれない。
これでウェル帆布社はダテではないことが理解できたであろうか?
常に本気なのである。
ウェル60スタンダードレザーシートだ。
ウェル60スタンダードレザーシートが新しいオーナーの心の色である。
最近はウェル帆布のデザインを模したシートも出回るようになり、
本当にありがたいコトではあるのだが、
デザインの本質を理解されないまま模されているところに
ダサさが伺える。
シート一つにも大切なメッセージが隠されている事を忘れてはいけない。
さらにクォリティーにも常に最善の努力を尽くしているので
他の追従を許さないといったところだ。
本当は座っていただければその意味が良く解かると確信している。
リヤシートだ。
リヤシートもご覧の通り。
ラシーンには似合わず少しプレミアムな感覚も漂うが、
せっかく張替えるのであるゆえその優越感に浸ってもらいたいところ。
トラベラーという名の如く、これに乗り旅行を楽しんで頂こう。
さらに後部座席に座られる方々が時間をもてあそばないよう、
フロントシート後面のポケットにはトラベルのパンフレットや
情報誌などをちゃんと挿入しておく事、それが大切だ。
見送りだ。
ラシーンの見送りだ。
今回も背面タイヤカバーにはTオーナーがデザインされた
モチーフが飾られるコトとなった。
ウェル帆布社では、こうしてタイヤカバーで遊ぶという、
さらにオーナーの思いを描くコトにより完成度が高まると信じている。
パソコン(イラストレーター)などのソフトを使い
メールでお送りいただければ製作は可能。
あなたもオリジナルのタイヤカバーを製作してみては如何だろうか。
タイヤカバー中央
タイヤカバーだ。
と言う事で、タイヤカバーのデザインを考えるだけでも楽しいのだが、
デザインをカタチに出来ない方はウェルにご相談あれ。
はいズーチ!
お決まりの記念撮影である。
この度はT様、ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座いました。
またお土産まで頂き、感謝感謝で御座います。
旅行、出かけてくださいね!
今日はコレまで~。
本日の名言
日本を今一度せんたくいたし申候 
by坂本龍馬
おおっとカンバック名言『以前にも掲載された事がある』
を致しましたが、そう、龍馬人気にあやかり
もう一度掲載いたし候。
しかし、日本の政治ももっとしっかりして欲しいものでもあります。
ウェルが総理になれば、もっと海外に日本を主張するであろなぁ。
そして、メイドインジャパンを大切に致します。

愛知県名古屋市 H様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~ウェルです。
さて本日は愛知県は名古屋市からお越し頂いた
H様がオーナーとなられたPAOをご覧頂くコトに致そう。
ハイズーチ!!
はい、ズーチ!!
と言う事で、記念撮影も決まった。
さて、今回のPAOはなんとウェルリプレイスメントマフラーが装着され
納車された訳だが、このマフラー、今年度分は全て完売となり御礼申し上げ候。
まずは、内装からご覧頂こう。
ウェル60スタンダードレザーシート
ウェル60スタンダードレザーシートだ。
この60レザーはゴールデンレート(黄金比)、人間が最も美しく
感じられる比率で製作されており、
安らげる車内空間というコンセプトの元
こだわってデザインが施されたのだという。
そう、新しいオーナーの好きな色でさらに安らげるデザイン。
他の専門店と違うところはそういうところでもあろう。
ウェル帆布社の製品には全てのデザインにそれぞれの意味があるのだ。
ウェルリプレイスメントマフラー
これが今年度完売御礼のウェルリプレイスメントマフラーだ。
5ZIGENと共同で開発が進められた、まさに本物のマフラー。
タイトルは純正交換、『代替マフラー』
ダサカッコいいタイトルとネーミング。
今まで不可能であったテールパイプの外カールという仕上げが、
なんとも大人らしく、さらにPAOらしくてたまらない。
これじゃないとPAOじゃない。
そこまでウェルが言う手前味噌の逸品である。
新春にはウェルリプレイスメントマフラーの製作過程をズズイと
ご覧頂ける、ページが見れる、おおっとこれ以上は言うと
楽しみがなくなくので、お正月休みに隅から隅まで
ホームページをご覧あれ。
マフラーはPAOに馴染んでいる
どうだ、マフラーはPAOにすっかり馴染んでいるだろう。
さらにホイールにはノスタルジックな
ラッカーフィニッシュがおごられ、ボディー全面は
ブリリアントポリッシュ加工を施す。
もうピカピカでたまらないのだが、
納車後は、1ヶ月に一度は洗車をして頂きワックス掛けを施し、
永年大切にして欲しいところ。
お土産には感謝感謝
この度はH様、パオ納車誠におめでとう御座いました。
また、お土産まで頂き恐悦至極で御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
空き樽は音が高い
これはどういう意味かと申せば、
中身のない人間ほど良くしゃべる!といったコトワザで御座いましょう。
そう、べらべら~とやかく言う人は、空き樽は音が高い!!と
言われますぞ!!

日産PAO 文化財保護級修復を探求するの巻パート2!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は前回板金をご覧頂いた、
PAOの修復の続きをご説明致そう。
まず、文化財保護級と題して、どんな深い意味があるのか
振り返ってみよう。
PAOは製造からおおむね20年を経過。
その過程で複数オーナーの手に渡りながら、今もなほ現役で
クルマとして、そして相棒として、はたまた宝モノとして
愛され続けられている。
長きにわたり愛され続けられているからには、
色々と今までに手入れ(修復)も施されており、
ピカピカに手入れされたクルマもあれば、
趣のあるやれ具合を楽しめる感覚で手入れがなされていないクルマもある。
皆それぞれの思いはあるが、ピカピカに越したことは無いだろう。
そこで、大きく補修方法(手入れ)の考え方を割ってみた。
クルマの外装の補修(手入れ)の方法にも色々とあるのだが、
たとえば、全てをピカピカにし、新車のような美しいボディーに
仕立て上げる方法。
これは、やはり皆が求める答えでもあるだろう。
スピードウェル社的にも納車させて頂いているPAOには
この感覚で仕上げが施されている。
そして、今回の修復は文化財保護的な考え方。
これはどういった考え方かもうせば、
常にフルオリジナル(製作当時の状態)を保つべく、
補修する際は、なるべくメスを入れる箇所を限定し
当時の感覚を大切にする方法と言えよう。
その製作当時の状態を保つといった観点から
文化財保護級といった言葉が生まれてくる訳だが、
ウェル的にはエンスー『熱狂的』な考え方ではあり、
一個人としてこだわりでもある。
本当に一般的であれば、訳の解からない考え方でもあるゆえ
まあそんな考えもあるものだなぁ~と思って頂くだけで良いだろう。
板金が終わった!
遂に納得の行く板金が終わった。
今回は右クォーター部から、サイドステップを
当時の塗料メーカーの塗料まで選定し、復元が進められるという。
極力ポリパテは少なくし、鉄板を前に出すよう努力したのだが
PAOの複雑なお尻の曲面を綺麗に出すには、本当に悩まされた。
が、しかしココで妥協をすることなく、板金だけで3日を費やす。
常に、技術の向上を目指しているゆえ、
日々が勉強であり有り難き幸せでもある。
板金が終わった!
お尻はかなり、元のふっくらした状態へと復元がなされた。
それには、ウェル特製の当て版『左右のふくらみを合わせる板』で
寸法を出すという、原始的な方法が活用されている。
そして、歪を抜く指先は1/1000mmの単位が求められ、
匠の技が必要となってくるのだ。
板金が終わった!
PAOには重要な場所、ボディーの切りカキだ。
下手な板金職人が修復したPAOちゃんにはこの切りカキが
なくなっているものすら存在する。
この切りカキはボディーのパネル同士の継ぎ目なのだが、
意図して埋める以外には、埋めないでほしい部分。
こういう細かなところから、PAOの良さがにじみ出てくるのだと
確信している。『ウェル的PAOの楽しみ方』
マスキングをする
遂にマスキングが始まった。
塗装を施す部分以外には塗料が付着しないように、
きっちりカバー『マスキング』がほどこされるのだ。
その後、サフェーサーを一吹きし、表面処理を施し、
塗装が行われる。
そして、今回また文化財保護級のといえる塗料を用意した。
それは、当時日産で使われた塗料メーカーの塗料である。
どうだろう、いくら専門店と名乗るお店でも、
自社で塗装しない限りココまでは出来ますまい。
スピードウェル社はこだわりたいから自社で塗装しているのでもある。
遂に塗りあがった
遂に塗りあがった。
フッ素樹脂は最高
お尻のカタチが最高だ。
ある種のフェチズムかもしれないが、ウェルはこのお尻に
恋をしている。
おおっと、おバカなコトばかり申していたが、
ココで、一つ忘れてはいけない細工が存在する。
それはお尻の下部のアンダーコートだ。
PAOの下回り付近のボディーにはアンダーコートと申す
チッピングコート(ゴツゴツした風合いの塗装)が施されている。
(石跳ねでボディーがキズ着くコトを和らげるコート剤のコト)
お尻のアップ
PAOのお尻のアップだ。
間違いなく復元された。
と言う事で、PAOの板金塗装にも熟練のクラフツマンが
コダワリを持ち製作している。
スピードウェル社は、今後も新しい工法を探求し
永年乗り続けれる様努力致し候。
今日はコレまで~。
本日の名言
手に負えないことをやる。 
by井上雄彦
そうですなぁ~。そういうチャレンジスピリットが人間必要でもあります。
また、手に負えない事をやる事が値打ちでもありましょう。

日産FIGARO ベアエンジンに載せ替えするの巻!!

どんもす~。ウェルですぅ~。
さて、本日は、FIGAROのエンジンの新しい物(ベアエンジン)に交換する。
というお話だが、なんとこのFIGAROのオーナーは可愛らしい女性。
一般的な中古車屋さんでクルマを買って2週間目でエンジンが潰れてしまったらしく、
本当にショッキングな出来事に遭遇されたのであるが、
今回はベアエンジンを搭載すると言う事でテンションを上げて頂きたいと思う。
FIGAROはMA10Sという初代マーチ(k10)から搭載されたエンジン
(Be-1、PAOも共用)のさらにパワーアップが図られた
MA10ET『ターボ付き』エンジンなのである。
FIGAQROが空を飛んでいるのではない。
FIGAROがリフトアップされている訳だが、すでにエンジンは
ボディーから下ろされた。
エンジンルームはもぬけの殻
エンジンルームはもぬけの殻である。
Be-1、PAO、FIGAROともに初代マーチベースで製作されているわけだが、
FIGAROはエンジンの載る位置が少し違うようだ。
今回の車両の不具合箇所はそれだけではなかった。
パワーステアリングのラックからのオイル漏れ。
さらにディストリビューターのオイル漏れ。
ついでにタービンからも油が吹上げるという、なんとも痛い症状を
抱えており、全てにスピードウェルのメスが入るコトとなる。
と言う事で、本邦初公開。
FIGAROのベアエンジンの登場だ。
FIGAROベアエンジン
これが日産から今もなほ供給されるエンジン単体である。
なぜ、エンジンをオーバーホールせず、ベアエンジンを載せるのか?
そこには深い訳があった。
まずオーバーホールではすでにメーカーから出ないパーツがあるゆえ、
完全にオーバーホールが出来ないという大きな理由がある。
それはBe-1、PAOでも同じ事。
特に、オーバーサイズのピストンが出ないというのが一番手痛い。
本当にオーバーホールするなら、シリンダーをボーリングし、
サイズの合ったピストンを組み込む。
それが出来て初めてオーバーホールが完了したと言いたいところだ。
さらに、さらにオーバーホールするよりも安価になる可能性まで
秘めているのがこのベアエンジン。
そう、もうお解りだろう。
これは完全なエンジンなのである。
FIGAROベアエンジン
初代マーチにはターボが存在し(マーチターボと呼ぶ)
このマーチターボの後期型エンジン(2型)とFIGAROのエンジンは同じ。
燃料供給装置が初代マーチの電子制御キャブレター (ECC) に対して
エンジン集中制御システム(ECCSエックス)という
マイコン制御によりインジェクターから噴射される。
さらに新開発の小型ターボチャージャーが取り付けられ、
それにより圧縮比はMA10Sエンジン9.5に対して8.0と
ローコンプ化が図られている。
MA10Sエンジン(K10マーチ、Be-1、PAO)の出力57ps(グロス値)に対し
MA10ETエンジン(FIGARO)の最高出力は85ps、
最大トルクで12.0kgm(グロス値)を実現しているのである。
エンジンの詳しい諸元は下記の通りだ。
タイプ : 水冷直列4気筒SOHC 8バルブ
総排気量: 987cc
ボアxストローク : 68.0(mm)x68.0(mm)
圧縮比 : 8.0
最高出力(グロス値) : 85ps/6000rpm
最高出力(ネット値) : 76ps/6000rpm
最大トルク(グロス値) : 12.0kgm/4400rpm
最大トルク(ネット値) : 10.8kgm/4400rpm
といったところだ。
それではさらに本邦初公開。
いろんな角度からこのMA10ETエンジンをご覧頂こう。
FIGAROベアエンジン
リヤ側だ。
エンジンルームに対し横置きだから横側だと言いたいところだが、
昔の名残(縦置き)ではリヤ側になるゆえ、そう呼ぶ。
FIGAROベアエンジン
インテーク側だ。
FIGAROベアエンジン
フロント側だ。
と、エンジンは縦置き時代の俗称で今もなほ呼ばれている。
FIGAROベアエンジン
エグゾースト側のポートをご覧頂こう。
FIGAROベアエンジン
ご覧の通り、新品だ。
このベアエンジン、一般的な(豊田、本田)などであれば、
中古を再生し、内容物を全て新品に組み替え製作されるわけだが、
このMA10ETエンジンはどう見ても新品。
まさに完全なエンジンといった所以(ゆえん)である。
バックプレートも清掃する
そう、ただ単にベアエンジンを組付けるコトは整備士であれば
誰だって出来るだろう。
それより、見えない場所や細かな部分を清掃し、
磨きながら愛情をもって組みつけてゆく。
それが本当の意味で専門店であると確信している。
FIGAROベアエンジン
遂にATミッションとドッキングがなされた。
と言う事で、さらにココでFIGAROのターボ(過給器)をご覧頂こう。
ターボ(過給器)である
これがターボの全容だ。
ターボ(過給器)である
側面から。
ターボ(タービンという)が着いていると馬力がなぜあがるのか?
簡単に原理をお教え致そう。
エンジンで燃焼し排気管から廃棄された排気ガスのエネルギー
(運動エネルギー・圧力)を利用しタービンを高速回転させ、
その回転力で遠心式圧縮機を駆動することにより
圧縮した空気をエンジン内に送り込む。
これにより、内燃機関本来の吸気量を超える
混合気(空気とガソリンの混ざったガス)を吸入・燃焼させることで、
見かけの排気量を超える出力を得る仕組みである。
簡単に言えば大排気量のエンジンのような感じになるといったところだ。
今回このタービンがブローし交換(リビルド品)するコトとなった
訳だが、なぜブローするかと申せば、
タービンは毎分10万回転から20万回転するゆえ、
軸受けには非常にストレスが溜まりやすい。
特に軸受けはフローティング(油に浮いている)状態であり、
エンジンオイルの管理を怠ると、軸受けは真っ先にやられてしまうのだ。
そう、FIGAROに乗られている方は、オイルの管理には注意が必要だ。
と言う事で、今回はFIGAROのベアエンジンの載せ替えと
ターボのお勉強をして頂いた。
そこで、ビックリ朗報である。
新春から、なんとスピードウェル社ではパイクカーをさらに
延命するべく、Be-1、PAO、FIGAROと、RASHEEN。
4車種を大々的に応援するコトとなった。
詳しくは、大晦日に何かが起こる。
乞うご期待あれ。
本日の名言
心が変われば行動が変わる
by松井秀喜
さすが大リーガー松井選手。
良い心とは皆を幸せにも致しますなぁ。
愚痴を言っている方は、そのスパイラルから逃れられなくなりますぞ。

日産PAO 文化財保護級修復の工法を探求するの巻!

どんもす~。ウェルです。
本日はPAOの外装の修復をご覧頂くのだが、
文化財修復級の工法を探求するという
言いあらわす事の難しい至極のコダワリをご覧頂きたい。
PAOデザイナー 古場田氏の車両だ
文化財保護的修復が行われる車両だが、
実はPAOチーフデザイナー古場田良郎氏の車両である。
ただならぬ方(ウェルの神様的存在)の車両の修理とあって
今回はウェル流の文化財保護的修復の考えと工法を打ち出した。
それがコレだ。
①限りなく当時の純正塗装部分を残す。
(PAOオリジナルの塗装面を保護する)
②当時のフッ素樹脂塗料メーカーの塗料を使う。
(PAOが製作時に使用された当時の純正塗料塗料メーカーの塗料を選定)
といった具合に限りなく当時の面影を残す工法を採用する。
さらに、塗装面のピッチ(細かな錆)には
特殊な表面処理を施し、無機ガラスコートで覆うといった
オリジナル塗装面の延命にも力を尽くすのだという。
上記の感覚はエンスー(熱心、熱狂的な方)なら感じて頂けるだろう。
悪いところは全部塗装して綺麗にすれば良いというのが
一般的な考えであり、現在スピードウェル社で販売するPAOには
その一般的な感覚で仕上げが施されているのだが、
今回は全てがピカピカになる、ならないといった感覚ではなく
オリジナルの状態を限りなく保つといった前者の考えが
文化財保護級の工法といった所以(ゆえん)なのである。
右クォーターが修復対象
目を凝らして見ると、フェンダーアーチに一つ錆、フェンダー後ろ下部
にボディーの割れが確認できるであろう。
今回の修復対象となる部分は、右リヤクォーター『右リヤフェンダー部』から
サイドステップにかけての錆により塗装が浮き上がっている所と
ドアミラー、ライセンスランプカバーだ。
またドアミラーとライセンスランプカバーは樹脂で出来ているゆえ
塗装の劣化もかなり激しく、現在生存している全てのPAOに修復
(ラッカーフィニッシュ)が必要な部分でもある。
(スピードウェル社の発売するPAOには全てが施されるから安心だ)
Cピラーに歪が生じていた
おおっと、見逃すところではあったのだが、
Cピラーのガラス蝶番部ボディー面が大きく湾曲している。
この部分は何も無くても塗装がかかるゆえ板金し修復するコトとなった。
サイドステップ部だ
サイドステップの継ぎ目も塗装面が浮き上がっている。
内側から錆が進行すれば錆のある部分は切り取らないと
どうにも行かなくなるのだが、
PAOはそのような錆の進行はあまり見られない。
実はそれには大きな理由があった。
なんと聞いて驚く事無かれ。車体の錆びやすいところには、
古場田氏のコダワリなどによりマーチのカナダ輸出向け用の防錆鋼板が
PAOには惜しげもなくおごられていたのである。
この防錆鋼板のおかげで、PAOのボディーは錆がまわり難く、
20年という歳月が経ったにも関わらず、
ほとんど錆の無い車両が今もなほゴロゴロしている。
古場田氏の3,4,5オーナーが乗れるという当初の考えが
現実のものとなり得た訳だが、スペックでは言いあらわす事の
出来ない、見えない努力が今になって生きてきているのであった。
古場田氏に皆脱帽である。
右クォーターが修復対象
右クォーターの悪い部分を剥いでみた。
そうするとどうだろう、かなりぽっかり穴が開いてしまっている。
右クォーターが修復対象
これは一大事である。
右クォーターが修復対象
フェンダーアーチもインナーパネルまで見えるぐらい
欠如していた。
右クォーターが修復対象
Cピラー部は板金で対応出来そうだ。
右クォーターが修復対象
熟練のクラフツマンがフェンダーアーチを修復する。
どうだ、パテを使わずボディー表面の整形が行われたであろう。
この部分はパッチワークが施された訳だが、
ステンレスの鉄板を使用することにより
今後その部分から大きく錆が発生する事を抑止している。
さらに、表面の処理を行い、防錆剤を塗布しさらにサフェーサーで
抑えるゆえかなり強力に錆の発生を抑止するコトに成功するだろう。
と言う事で、前編はココまでだ。
文化財修復級の工法、今日はコレまで~。
本日の名言
消極的な成功より
積極的な失敗を

by原辰徳
そうです。
それぐらいの気持ちで行きたいものです。
積極的になる事が大事でありましょう。

兵庫県宝塚市 C様 ラシートラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さって~本日は兵庫県は宝塚市にお住まいのC様がオーナー
ラシーントラベラーをご覧頂こう。
C様家族とラシーントラベラーをガシャ!!
C家族とラシーントラベラーをガシャ!!
といつものフレーズで今回も始まるわけだが、
車体色のサンドベージュはラシーンでは本当に人気のあるカラーだ。
スピードウェル社でも毎月3台ほどは入荷しているが、
いつも引き合いが多く、なかなか手に入らない人気のある色の車である。
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザー
ウェル帆布社謹製60スタンダードレザーシートはツートンカラーで
仕立てあげられた。
そして、その座面の色をメーターパネル回りにラッカーフィニッシュを
施し、統一感を増す仕上げが施されたという。
ドアパネルにもラッカーが施される
そう、パネルラッカーフィニッシュを選択して頂くと、
ドアパネルの一部分もこうして同じ色にラッカーフィニッシュが
施されるのだから、内装がかなりカスタマイズされた印象を受ける。
やはりオーナーの自宅インテリアの延長上で
カラーを選択すれば、車室内が自宅に居てるのかと思うくらい、
リラックスできる空間を造りこむコトが可能となるのだ。
つまりはお部屋のインテリアの延長上が愛車になる。
オーナーの大好きなテイストをクルマへ取り込むコトが出来る、
それがスピードウェル社のラシーントラベラーである。
背面タイヤカバーもアレンジされた。
ウェル帆布が施す、背面タイヤカバープリントだ。
このカバープリントはオーナーがデザインを考え、
ウェル帆布が形にする。
今回のもこれまた~雰囲気のあるデザインで、
ラシーンの見送り正面がお洒落な雰囲気となった。
デザインが楽しめる。
ラシーンは背面タイヤカバーの色でも楽しめる。
さらには、こうしてデザインを施して楽しむ事も醍醐味だろう。
ラシーンエクステリアデザイナー平林俊一氏も
タイヤにカバーを被せる事によりいろんなデザインを楽しめると
仰られておった。
ラシーンの純正タイヤカバーも色々なパターンが発売された訳は
そういうところから来た考えでもあるみたいだ。
そして次は、新たなオーナーの思ひをこの場所に映し出してほしい。
スピードウェル社でも、デザイナーによるデザインも行える。
どんどん、こだわって楽しんで頂きたいものである。
この度はC様、ラシーントラベラー誠に納車おめでとう御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
『あの時ああしていれば』という人間ではなく
『この次はどうしよう』と言える人間になれ。

そうですなぁ~。
先に先に手を打てる人間、めんどくさがらない人間、
そういう人は本当の意味での後悔はしません。
さらに、後悔したとしても、次につなげれる人間なのでしょう。

号外!日産PAOのリヤガラスの全容があきらかになるの巻!

どんもす~。おっすおらウェル。『ドラゴンボール風』
号外、号外!!と叫んではおりますが、
PAO乗りの方には、なんとビックリ仰天。
PAOのリヤサイドガラスは発売間近まで
大きく開口する予定だった。というお話を本日はご覧頂こう。
東京モーターショー時のプロトタイプだ。
東京モーターショー時のPAOプロトタイプだ。『古場田良郎氏提供』
そう、このプロトタイプのリヤサイドガラスをよくご覧頂きたい。
PAOのリヤガラスは上と下に分かれる分割式なのだが、
プロトタイプのPAOは下側ガラスが上側ガラスまで
大きく開口しているのが伺い知ることが出来る。
実は、PAOにはこのギミックがおごられ発売される予定だった。
しかし、発売直前におかみ『国土交通省』からの通達により
『ガラスを開閉した時に、ボディーよりはみ出し、
歩行者などに危害を加える恐れがあると』
下側のガラスが全開するというギミックは
幻となってしまったのだという。
※注釈
『発売されたPAOは下側ガラスは約3cm開くくらいにとどまり、
換気するには丁度よい開き具合となる。』
と言う事で、幻のリヤサイドガラスの開閉用パーツを
なんと、本日は本邦初公開致そう。
その前に、皆に約束して頂きたい。
『PAOは少しの加工でこのプロトタイプの状態に近くなる。
個人の勝手でこの仕様に加工し、事故などおこせば、
本当にPAO乗りとして失格ゆえ、絶対に真似はしないで頂きたい。
これだけは約束だ。
そしてマネをした人はPAOに乗る資格はない
それだけは言っておこう』
古場田氏書斎
古場田デザインスタジオですんごいものをスクープ。
それは、当時の製品試作の山だった。
まずは、パーツを一点ずつご紹介致そう。
通称ミッキーマウスの足
通称『ミッキーマウスの足』
まさに、そのような形だが、これはボディー(上側ガラスの上部ボディー)
に取り付けられていた。
丁度、ゴム部に下から回転してきたガラスが当たる仕組みようだ。
部品はもう発売間近まで迫っていたので、ある程度の数が
出来あがっていたというのだから
全てがご破算になってしまった。と言っても過言ではない。
実に古場田氏もおかみの号令に唖然としたようだ。
キャッチだ
ミッキーマウスの足にキャッチが引っかかった。
ガラス側にこのキャッチが取り付けられていたようだ。
それにしても、細かなパーツで構成されており、
なんとも、マニアにはたまらない仕掛けであった事に間違いはない。
現代の車には考えられる事の出来ない、芸術的な仕組みが
ウェルの鼓動をレッドゾーンまで引き上げる。
部品構成
これがリヤサイドガラスの全開を可能とした部品構成である。
ただ、ガラスが開くだけで、この部品点数。
機能的なギミックがたまらない。
これほどにこだわられた車は
もう世に出てくる事はないであろう。
PAOはまだまだ奥が深いと感じた瞬間であったのは言うまでもない。
三角窓や、ドアハンドル、すべ手が手動のハンドル類。
そういうギミックがPAOをさらに惹き立ててくれているのは
ご存知の通りである。
さらに皆の心を掴んで離さないデザインには確かな訳があった。
と言う事で、今回はリヤサイドガラスが全開になる仕組みを
初公開した訳だが、年越しにかけてびっくり仰天が待っているゆえ
今後もお楽しみだ。
そして、今回面白い補修パーツを古場田氏から伝授頂いた。
それがこれ。
ボディーペンだ
ソフト99から出ているボディーペン『カンスプレー』
この、カンスプレーがなんと、PAOのグリルに非常に近い色合いを
かもし出しているという。
古場田氏も一度グリルに塗装されたほど。
おおむね20年を経過したPAOのグリルはつかれきっている。
スピードウェル社の発売するPAOにはすべてが
ウレタン塗料でラッカーフィニッシュがおごられるが、
お手軽にDIYされるようであればこのカンスプレーが
非常に効果的であるだろう。
日産用463
日産用463
おいおい、今週オートバックスやイエローハットなどで
このスプレーが売り切れているようであれば、
PAOラーの仕業であるコトは言うまでもない。
皆、古場田氏の情報提供に感謝である。
さらに、現在古場田氏は多方面でデザイナーとして活躍されている
のであるが、今デザイン中の時計を拝見させて頂いた。
前回もご紹介させて頂いた時計なのだが、限定100個。
九谷焼ウォッチ
文字盤には加賀の伝統工芸、九谷焼がおごられる。
九谷焼ウォッチ
時計でもあり美術品でもあるのが面白い。
今回は、文字盤が九谷焼と蒔絵『石川県の伝統工芸』
限定80個と言う事で製品のデザインが進められている。
工業製品と伝統工芸が融合し、新たな分野をデザイン(開拓)される。
100年たっても200年たってもはたまたカタチがあるまで
残りつづけるという、凄みがココに在る。
『錆びないデザイン』
by古場田良郎
おおっと、本日の名言が先にぽろりと出てしまった。
美術、芸術的デザインは永年残り続ける、さらに
時間がたつほど輝きも増すといった感覚である。
そういえばPAOはさびてもデザインは錆びない。
PAOもまたそれに同じである。
今日はコレまで~。

緊急告知!!明日、岡山県のドイツの森でパイクカーオフ会が開催されるの巻!!

どんもす~。ウェルです。
さて、なんと明日、岡山県のドイツの森という所にて
パイクカーのオフ会が開催される。
ウェルもお会いしたコトのあるオリーブグレイのパオに乗られている
70『ナオ』さんと、フィガロに乗られているらしーんさんとの
共同企画であるが、
2009うなぎオフのワンシーン
↑写真は2009のうなぎオフのワンシーン。
『たくさんのパイクカー乗りの方と会って同じ思いを共有できたらと思い
企画しましたので、オフ会初めてという方も
ぜひ参加していただければうれしいです。 』
と言う事で、是非とも初めての方もふるってご参加頂きたい。
詳細は以下の通りだ。
【開催日】   平成21年12月6日(日)
【集合場所】 山陽IC近くのマルナカ  10:50集合 11:00出発 
山陽ICを下りてすぐの信号を左折し直進して、2つめの信号を
「新下市」の交差点を左折すると、スーパーのマルナカがあります。
地図 http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=34.751991396336486&lon=134.0214427002
4073&z=15&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=
on&hlat=34.75070438130801&hlon=134.01797728619317&l
ayout=&ei=utf-8&p=
【開催場所】 ドイツの森 11:30集合
       
http://www.farmpark.co.jp/doitsunomori/
 
直接ドイツの森集合でも大丈夫です。
【料金等】   駐車場無料
入園料 大人400円 小人200円 
その他 飲食代 アトラクション代 など。
【参加条件】 パイクカー(Be-1、PAO、FIGARO)に乗っている人
        
【オフ会スケジュール】
11:30~ 自己紹介等
12:00~ 入園、お昼ご飯
自由時間(園内散策)
15:00~ 一度集合して、流れ解散
○ お昼ご飯は園内にお肉やフランクフルト、ピザが売ってあります。
手作り弁当であれば持込ができるそうです。
各自で購入して食べる様にしたいと思います。
参加人数によりバーベキュウハウスの予約も検討します。
○ 芝滑りなどのアトラクションや動物がいたり見るものも色々あるので、
園内でゆっくり過ごせたらと思います。
12月で寒くなってると思いますので、暖かい格好で起こし下さい。 
  
当日は事故等ないよう気をつけてお越しください。
事故等は各自の責任で処理してください。
と言う事で、皆々是非とも熱く集まってほしい。
今日はパイクカーイベントの告知で御座った。
今後もスピードウェル社は皆様の熱いオフ会を応援する。

大阪府堺市 K様 ラシーントラべラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです!
さて、本日は大阪府は堺市からお越し頂き、はれてラシーントラベラーの
オーナーとなられた、K様のおクルマ拝見と致そう。
ラシーントラベラーだ
車両の詳細だが、平成8年式の日産で言うタイプ3というグレードだ。
タイプ3はRV+発想というコンセプトの基、天井には
サンルーフがおごられたのだという。
特に前期モデル(平成6年から平成8年)までは、
このタイプ3というグレードで、サンルーフの仕様が発売されていたのだが、
後期型(平成9年から平成12年)モデルには標準での
サンルーフを装備したグレードは廃止されている。
しかし、後期型ではオプションとしての設定はあったようだ。
ウェル帆布社謹製
ウェル帆布社謹製50スタンダードレザーシートが鎮座した。
オーナーの要望に答えるべく、すべてのカラーが選べるのだというから
スピードウェル社と一緒になってこだわってほしいものだ。
販売車両にはすべて標準での張替えが着いてくるので、
熱く思いを馳せてほしい。
カラーは座面、側面、パイピングとおおむね3箇所に配色を
頂くのが一般的であるのだが、それ以外にも
ステッチ『縫い糸』や一部分の色替えなど
奇抜なセンスでトライしてもらうコトも可能である。
見送り正面姿見だ。
見送り正面の姿見(すがたみ)だ。
今回は背面タイヤカバーではなく、当時オプションで販売されていた
ハードケースをラッカーフィニッシュを施す事により
見送り正面の姿見が生きかえったといったところであろう。
背面タイヤステーなどもラッカーフィニッシュがおごられる。
背面タイヤステーやハードケースは純正色を忠実に再現された。
スピードウェル社が想像するラシーンは大きく2つに分かれる。
もちろんPAOにも通ずるところはあるのだが、
一つは当時のオリジナルを忠実に再現する。
もう一つはオーナーの思いに限りなく答えるといったところだろう。
オリジナルを忠実に再現するという考えは、
後世にラシーンをどれだけ残せるか、といった観点から
生まれてくる発想だが、オーナーが楽しく乗る、
そうする事により後世に残るといった点で、
オーナーの色に染めると言う事は素晴らしいことでもあるのだ。
さらに、オーナーとなられる方が、コダワリをふんだんに
スピードウェル社に語りかけて頂ければ
ことさらにラシーンを引き立たせてくれる事は
ご存知の通りである。
南京錠が装着された
ハードケースカバーには南京錠が装着された。
防犯対策も万全だ。
と言いたいところだが、この南京錠がなければ、
ハードケースのバンドがはずれる恐れがあるので
必要不可欠といったところ。
そして目を凝らしてこの南京錠に注目して頂きたい。
なんと、ハードケースにキズがつかないように
外周部に保護テープが巻かれているではないのか。
オーナーの思いを熱く感じ取れるところであった。
フロントグリルもラッカーフィニッシュがおごられる
スピードウェル社から発売するラシーントラベラーには
フロントグリルはラッカーフィニッシュがおごられるという。
ラシーンのグリルは樹脂製で出来ており、ボディーよりも
数倍劣化が激しいところなのは、現ラシーンオーナーが
一番良く解かっているはずだ。
納車されて、ちょっと時がたつと、あれあて、大きく色あせを
してきたぞ、と感じたらそれは磨いただけで、
きっちりラッカーフィニッシュを施したら、何年もまた
ボディーと同様輝き続ける事であろう。
全ては、オーナー側に立ってものづくりを行うという
目線は、これからももっともっと追求したいところだ。
ラシーンちゃんとK家族とガシャ!!
この度はK様、ラシーントラベラー納車、誠におめでとう御座いました。
また、娘さまは空手で準優勝とすんばらしいトロフィーを片手に。
納車時にお土産も頂き、感謝感謝で御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
仕事を改善することは、
癖、習性を変えることに他ならない

by樋口廣太郎(アサヒビール会長)
つまりはそう言う事ですなぁ。
自分のクセや習性をかえずして、仕事を改善出来ないと
謳った、名言でありましょう。