永久保存版 Be-1・PAO・FIGARO自転車の巻!!

どんもす~。ウェルです!
さて今回は永久保存版と題して、Be-1・PAO・FIGAROの自転車をご覧頂く。
今回ご覧頂く資料は株式会社ツノダのサイクル部、影山様のご協力と
自転車はパオチーフデザイナー古場田良郎氏より預からして頂き候。
まず、この自転車の生い立ちであるが、Be-1が発売された時に、
日産とのライセンス契約の基、『株式会社ツノダ』
(当時はツノダ自転車株式会社)が製造して販売されたのであった。
当時ツノダ自転車株式会社といえば、皆は覚えられているだろうか?
つつんつツノダつつんつツノダという歌が(テレビコマーシャル)で流行。
この流行は「Dr.スランプ」アラレちゃんで登場する摘さん一家の
奥さんの名前「摘詰角田野廷遊豪(つんつんつのだのていゆうごう)」
にもなり、『これは「つんつんツノダのテーユー(T.U)号」という商標名
でありテレビコマーシャルのパロディーとして鳥山明先生が命名したぐらい』
ちまたを賑わしていたコトに間違いはなさそうだ。 
デザインをご覧頂くとそれぞれのパイクカーにらしく造形されており、
(基本的な設計はツノダ自転車株式会社が行い、古場田氏サイドで
若干のアレンジを加え、カタチに落とし込んでいかれたようだ)
今後お宝マニアにはたまらない逸品であるから永久保存版である。

当時のツノダ自転車株式会社のカタログ。
なんとも20年ぶりともいえるお披露目ゆえ、ウェルも興奮気味。
Be-1・PAOに続き、なんとS・Cargo(エスカルゴ)まであるのには
ただただ脱帽。
それでは、パイクカーの販売の順にズズイとご覧頂こう。

Be-1 上代は45,000円である。
カラーはホワイトとブラックが掲載されているが、
それぞれのカラーがあったのだろうか?
デザインはBe-1というクルマから想像が出来、お洒落である。
ウェル的にはパイプフレームのRがBe-1の表情らしく、
ペダルなどが黒色で塗装されている部分はBe-1でいう
バンパー(オーバーライダー)を想像する。

PAOSIDE26 上代は39,800円である。
カタログにはカラーデーターはアクアグレイ色のみ掲載されているが、
古場田良郎氏所蔵のPAO自転車はアイボリー色であるということから、
PAO純正カラーは少なからず存在したようだ。
オプション(後ろキャリア・かご)も存在し、使い勝手は抜群。
デザイン的にはなんとPAOのドアやボンネットなどのリブ形状が
自転車のチェーンケースに刻み込まれており、
さらに、パイプフレームの無骨さがPAOの味わいにマッチしている。
頑丈そうに見える、道具のように見える。『勝手な主観』

FIGARO26である。上代は49,800円也。
この自転車は恋のあじを教えてくれるようだ。
デザイン的にはFIGAROの優しい丸みを彷彿とさせてくれる。
カラーはラピスグレイとエメラルドが掲載されているが、
どちらも欲しい。
と言う事で、パイクカーの全てにパイクサイクルが存在していた
というのだから、驚き、モモの木以外にほかならない。
この度は株式会社ツノダ様ご協力、誠に有難う御座いました。
ということで、本日は前編。
明日に、古場田良郎氏所蔵のPAOSIDE26自転車のレストアをおこなう為の
部品の選定から、仕上げまでの一部始終をご覧頂くゆえ、
(何部作になるか解からないが)
是非とも楽しみにして頂きたい。

PAO自転車(左正面姿見)古場田良郎氏所蔵 20年物

PAO自転車(右見送り姿見)PAO好きにはたまらないリブ造形が拝める。
今回、この自転車をお預かりしたのは他でもなく、
20年ぶりの洗いと締め直し(レストア)がスピードウェル社で
厳かに執り行われるコトとなったからである。
それでは後編はこのPAO自転車の細部を詳しくご覧頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
きょう一日を、よろこび、努め、
人には優しくして暮したい。

by太宰治
うぁ~優しくなれることばやわ~。
さすがは太宰治さん。
この志は人間として必要ですなぁ。

徳島県板野郡 N様PAOフルオリジナル(フルOG)納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
本日は徳島県板野郡からはるばるお越し頂き、はれてオーナーと
なられたN様のPAOをご覧頂こう。

PAO(フルオリジナル)である。
スピードウェル社では実は初となるこのフルオリジナル仕様。
非常に勉強になる一台だ。
N氏は実は全車両もPAOにお乗りになられていた、
というパオイストであり、仕上げは純正の良さを踏襲するコトとなった。

フロントバンパーやグリルなども、
スピードウェル社がこだわる純正(往年の)カラーに
ラッカーフィニッシュがおごられた。
このカラーだが、スピードウェル社が所有している
走行6000km弱の20年間ほぼ完全な暗室でずっと保管されてきたPAOから
採取しているというから、当時のカラーを常に研究する事が可能なのだ。
※新品パーツであれば、実は若干の色の感覚が異なっている

純正の室内である。
アンダートレイのカラーは純正シートのサイドビニール生地のカラーと
同調しているのが伺える。
カラーはオリーブが混じったグレイである。
がしかし、PAOの七不思議のひとつとして
実はアンダートレイのカラーがあと一色存在するのだ。
と言う事で、この七不思議が遂に明かされるのである。
もう一つのカラーはなんとPAOのハンドルコラム色だった。

調べてみると、ボディーカラーがアクアグレイ色、オリーブグレイ色、
テラコッタ色にはハンドルコラムのカラー(ソリッドなグレイ色)が採用され
アンダートレイ色はそのハンドルコラム色が採用されているようだ。
これは大発見である。
しかし、アイボリーのPAOのハンドルコラムは黒。
そのことから、アンダートレイはシートのサイド色と同色でまとめられ、
室内で使用される色を制限しているようだ。
おお~この色のコダワリは日産のPAOへのこだわり、それ以上に
パオチーフデザイナー古場田良郎氏のコダワリといっても過言ではないだろう。
また、今後もこの七不思議は追求して行くと致そう。

PAO純正シートにはPAOのタグが装着されている。
スピードウェル社では、シートの張替えを行ったときに、
この純正シートをリペアを施し、何かに使えないかと思案している所だ。
なんせ細かな所までヘリテイジ(遺産)となるのだから。

純正のフロアマットも綺麗なものが装着された。
マットにまでロゴが着くところが、PAOの本気が伺えるところである。
しかし、このロゴはマネをしたら日産におこられるゆえ、
スピードウェル社ではなんともムズかゆい。
OKがでれば、それを含めて今後復元して行きたいところだ。

キャンバストップは純正色に張替えが施された。
トップはやはり20年という時間には耐え切れず、張替えを余儀なくされるのだが、
なんと、純正生地を隠し持っている。
今後のフルオリジナルのPAO製作に生かしたい材料でもある。

ホイールも純正はシルバー一色だ。
最近申し訳ないが、アイボリーのホイールが純正と勘違いされる
ケースも出ており、なんともウェル的に申し訳がない。

マッドガード(通称:泥除け)も装着された。
このマッドガードなどは日産のデザイン部署で製作されたものらしく
その他のオプションパーツなどは他の販売促進される部署での
製作のようだ。
※その他、純正アルミホイールはデザイン部署での製作であった。

この度はN様(お父様)PAOフルオリジナル納車誠におめでとう御座いました。

またまたお土産まで頂き、感謝感謝で御座います。
純正を追求してみれば、さらにPAOの良い所が見えてくる。
本来の姿を残すといった意味でも、もっと勉強が必要であり、
今後もPAOへの追求は怠らない。
まだ、PAO本来の良さを感じられていない方々には
痛快ウェルマガジン
あくまで気分なクルマ『PAO』
Vol,1&Vol,2を隅から隅までズズイとご覧頂き
PAOというクルマの本来の姿をお勉強して頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
われわれの計画というのは、
目標が定かでないから失敗に終わるのだ。
どの港へ向かうのかを知らぬものにとっては、
いかなる風も順風たり得ないのである。

byアンナエウス・セネカ
さすが、例えが素晴らしい。
どこが到達地点なのか、見定めていないと、全ては失敗に終わる。
その通りで御座る。

日産PAO スターターボタンを装着するの巻!!

どんもす~。ウェルだす。
さて、本日はPAOにエンジンのイグニッションスターターボタンを
装着するというお話だ。
今回の加工を施す車両は、PAO歴21年、重鎮PAPA氏の車両を拝借し
厳かに執り行われた。

英国製イグニッション、スターターボタンだ。
ヨーロッパ車乗りの間では俗にルーカスタイプと呼ぶ。
さてイグニッションスターターとは何ぞやと申せば、
皆が車のエンジンを始動させる時に
セルモーターを動かす位置までカギを回すコトと指しているのだが、
これが今回、ボタンでセルモーターを回す(エンジンを始動させる)
というカスタマイズが施されるのである。

これが、スターターボタンだ。
日本ではこういう重量感(質感)のあるボタンなど、
あまり作られておらず、今回は英国から船便でお取り寄せ致し候。
やはり、ボタンなどは安価に見えるものより、こうした質感のあるものを
えらべればクールである。

配線はいたって簡単。
裏側にプラグが二個付いており、配線を穴に差込みネジ留めするだけで終了。
ボタンを押すと、右から左に電流が抜けてゆくだけであり、
いたって原始的なボタン型スイッチである。

今回の取り付けには色々とオーナーとの協議の末、
下側トグルスイッチの正三角形上の少し下辺りにすえるコトに決定。
墨付けがおこなわれた。
PAOのインストルメントパネルは実は鉄板で出来ているゆえ、
ホールソーなどを持っていれば、容易に穴を開けるコトが可能だ。
(しかし穴を開けるという動作にはかなりの抵抗はあるのだが)

インストルメントパネルにスターターボタンが奉納された。
配線はキーシリンダー裏側から拝借。
今までのようにカギでエンジンが掛けられるようにはせず、
男らしく、このスターターボタンのみでエンジンが始動するという
カタチが採用された。
もちろん、カギを差し込みキーをONの位置にもって来ないと
スターターも作動はしない様加工が施されている。

キュルキュルブルルン~。一発始動だ。
と言う事で、スターターボタンを取り付けるをご覧頂いた。
さらに、今回の車両にフォグランプの改造も行ったので、
番外編と言う事で、ご覧頂こう。

現行PAPA氏のフロント4連フォグである。
このフォグを真ん中2個を黄色タイプに変更し、
細かな仕上げを追加。

4連ともなれば、フォグランプの重量により取り付けステーの強度が
問題にもなってくる。
現在は右から左へと、一枚の板を架けてそこに4個フォグを装着していたのだが、
真ん中のフォグが少し暴れ気味と言う事で、
センターにステーを新たに増設。

これを溶着し強度を増すという工法がとられた。
また、このフォグステーの丁度良いおもむきのある色合いを
再現すべく、黒い部分は筆でシルバー色に塗装。
まさにエイジングという技法だ。

溶着したステーとフォグランプステーを固定する為に、
頭の丸いボルトが用意された。
しかし、このまま取り付けてはスピードウェル社の名に恥じる。

ボルトの頭をロウ付けし凹凸を取り去った。
ロウ付け後は360の板金ペーパーやすりでカタチを整え
下地成型を施し、カタチを整えてゆく。

塗装を行えば、鋲型ボルトの完成だ。
なぜこのようなボルトを作ったかと申せば、
純正のフォグ取り付けボルトの頭は全てこの鋲型が採用されており、
やはり、六角頭のボルトが見えると、その世界が潰れてしまうからに
ほかならない。

これがスピードウェルがこだわる仕事である。
こういう細かな細工は、全体的な見た目に大きく影響するのは、
皆承知だろうか。
さすがは日産、なんと純正品もご覧の通り。

ことに細かな細工まで、PAOは実に万全のようだ。
皆、当時の日産技術に脱帽しよう。

4灯フォグが気持ちよく鎮座した。
と言う事で、本日は色々な加工をご覧頂いた。
ボルト、ネジの世界は奥深く趣のあるモノは数多く存在する。
なければ、最後は自分達がこだわるボルトを作る、
そこまでやらないと、クルマは喜んではくれないだろう。
ウェルにとって、ボルト一つが全てなのだ。
今日はコレまで~。
本日の名言
やれないと思うのは、したくないからだ。
そんなことを考えれば、出来るわけがない。

byバルーフ・スピノザ
この言葉は本当に最高ですなぁ。
そう、まずはやろうと思える人間にならないと、
何も出来るわけがありません。
その人の性格、さらに将来も伺えます。

日産RASHEEN専用タイヤカバーに新しい仲間が加わるの巻!

どんもす。ウェルです。
さて本日は、ウェル帆布からラシーンタイヤカバーに
新しいデザインが加わったということで詳しくご覧頂く。

『それは単なる旧きデザインではなく
スピードウェルから今日という時代への普遍性の提案である。』


今回は『ダイヤ型デザイン』が特長だ。
このデザインは日本では1960年代後期に家具(チェア、ソファ)などに
登場し家庭に普及したわけだが、ダイヤ型デザイン自体は日本古来のものではなく
北欧の輸入家具などを模して日本流にアレンジ、デザインされた物なのであった。
そのおかげで、1955年~1975年までのレトロスペクティブ
つまり、『昭和レトロモダンといった雰囲気』であると感じて頂いても間違いはない。

これがダイヤ型デザインだ。(右:カリモク製カフェチェア)
このダイヤ型デザインを近年、キルト(キルティング)加工をほどこした
アウター(ジャケット)アパレル製品が流行っている。
これは一種のレトロスペクティブな発想だと捉えられるだろうが、
スピードウェル社では、今後普遍的に続くモノとして捉え
今回のタイヤカバーを製作したのである。

謹製ウェル帆布のデザインキルト』
ダイヤ型のサイズは謹製ウェル帆布の一つの法則性から成り立っている。
まずキルティング(キルト)とは何ぞやと申せば、
表地(キルトトップ)と裏地(ボトムキルト)の間に綿を挟み込み
重ね合わせた状態で指し縫いをほどこしたものである。

謹製ウェル帆布のキルトマテリアル』
キルト素材はヨーロッパの寒冷地である
『イギリス、デンマークやノルウェー』などの地域で発祥。
特に保温性のため布地に綿を上下からはさみこんだのが始まりとされている。
この発祥と機能性によるデザインの感覚から、北欧テイストと言えそうだ。

『北欧テイストが漂う昭和レトロモダン』
※右奥の黄色いチェアーと横のゴミ箱はミッドセンチュリーなデザイン
特に1960年代のカリモク家具ではロビーチェアや現在のカフェチェアに
ダイヤ型と呼ばれるデザインが採用されており、北欧や昭和レトロモダンといった
言葉で連想するイメージを感じとるコトが出来るであろう。
さらに、この北欧や昭和レトロモダンといったキーワードは
ラシーンのエクステリアデザイナー平林俊一氏も好きな感覚であったと
お伺いしたおりにお話を頂き、ラシーンにはお似合いであるとウェル的に想像した。

ラシーン斜め後方姿見。良い意味でのドン臭さが最高だ。
昨今、このダイヤ型のデザインがアパレル関係
(アウター、ジャケットなど)で流行し、その延長線上で
クルマのシートデザインなどにも飛び火しているわけだが、
ダイヤ型キルトがクルマのシートとして登場したのは
1800年代にみられる『馬車』の革張シートがルーツとみられる。
馬車自体はもっと大昔から存在していたのではあるが、
ヨーロッパにおいて貴族が乗る馬車の内装は豪華であったようだ。
解かりやすくブランドでいうとエルメスである
エルメスは実は馬車の内装を張る仕事などが発展し、
現在人気のあるカバンや革製品のブランドに成長している。
(エルメスのマークは高級な馬車であることからも伺える)
そして当時はクルマとしてのシートという観点で製作されていたわけではなく
一流の家具(革)職人が馬車のシートを張っていた。
要するにクルマに一流家具を載せてみたという感覚である。
馬車で使用されていた家具という印象により
現在のクルマのシートデザインにはまとめるのは非常に難しく、
北欧テイストといった観点からRASHEENというクルマなら
このデザインは持ち込めると考え、
さらに保温性があるなどの機能性といった部分から読み取ると
インナー系ではなくアウター系素材として使いこなすのが
センスの良いダイヤ型キルトの使い方であると連想。
最終的にタイヤカバーに行き着くコトになったのである。
※ココで言う馬車はヨーロッパの上質なモノを指す。

マテリアル的にはこれまたウェルのコダワリがあり、
縫い糸と使わず、高周波で成型する方法を採用。
縫い糸から雨水などが内部(綿地)に進入し、
経年の劣化が早まるコトを敬遠しての判断である。
これにより耐候性を著しくアップするコトが可能となった。

裏生地にはナイロン素材と合革に特殊なグルー(接着剤)
で張り合わせ耐水性向上と縮みを抑制している。
さらに、キルトの中綿はスポンジを採用しこれまた
水による劣化への策が講じられているだ。

水抜き穴も完備。
下部にはタイヤカバー内部に溜まる雨水を排水する為の
水抜き穴が取り付けられタイヤカバーという機能は万全だ。

タイヤカバーの組紐だ。
今までの『謹製ウェル帆布』ではこのしまいを紐を
団子結びにしていたのに対し、
今回ダイヤ型タイヤカバーの発売を記念して
今後の全てのタイヤカバー組紐に飾り金具を装着。

組紐が結ばれた様子。
ラシーンの純正品は組紐のしまいがあまりスムーズではなく、
タイヤカバーの内側に隠されている。
しかし、今回しまい部の装飾のおかげで、蝶ちょ結びをして
組紐をひそかにアピールすることに成功。
モノの機能的、装飾的、実用的な場面を常に考え
今後も皆様に愛される普遍的なモノを生み出すコトに
スピードウェル社は専念する。
ということで、月刊スピードウェル6月号のタイヤカバー
プリンティングデザインと、尖がったデザイン
カモフラジュータイヤカバーに加え、
今回ダイヤキルトタイヤカバー『ロクマルタイヤカバー』
が仲間入りした事で、ラシーンのタイヤカバーが
どんどん楽しめるモノとなった。
実勢販売価格は¥15,800円
カラーはブラックとアイボリーの二種である。
また本日6月3日から7月4日までは全国送料、代引き手数料が
無料で発送されるというキャンペーンが開始!!
お問い合わせはスピードウェル社のメールにて承り候。
来週にはアイボリーの『ロクマルタイヤカバー』が
お目見えするゆえ、是非とも楽しみにして欲しい。
今日はコレまで~。
本日の名言
気をゆるめず
いつも戦場にいる気持ちが無ければ
人間は伸びない

戦場(いくさば)にいる気持ちとはどれぐらい
真剣だったのでしょうか。
生きるか死ぬか、それほどの気持ちが無ければ
伸びない、というより、それぐらいの気持ちを持ち
仕事が出来る人間でないといけませんなぁ。
仕事は自分のためにするものでありますから。

青森県弘前市 K様 ラシーンみちのく寒冷地仕様納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
本日も納車おめでとう御座いますと言う事で、
青森県は弘前市にお住まいのK様のラシーンをご覧頂く。
今年度からスピードウェル社では、雪深い国に対し
特別な仕様(雪害対策)を施しているという。
青森県も例外ではなく雪深いということで、
今回はMICHINOKU寒冷地仕様として製作。

MICHINOKU寒冷地仕様のラシーンだ。
今回の特別な仕様とは、外装のコトではなく
バッテリーの容量アップやラジエーター冷却水の濃度アップ、
ボディー下回りの錆止め、ドアインナー部のワックス注入など
一般的なラシーンとは一味違った整備の変更が加えられている。

フロントグリルは丸目ヘッドライト用に変更され、
さらにグリル部のみブラックでラッカーフィニッシュされている。

今回の製作では、ボディーを全面飴のような光沢のある濃い茶色で
ラッカーフィニッシュが施されたのだが、これは楽器『ギター』など
のサンバーストというカラーの丁度濃い部分にあたる所をチョイス。
ラシーンボディーを楽器のような艶やかな伸びのある色合いに
仕上げが施されたのであった。

天井のルーフレールから、ドアのアウターハンドル、ミラー、
前後バンパー、アンダーリップ、背面タイヤステーに至るまで、
すべてが同色で統一され、オーナーの直感を刺激する。

斜め後方姿見だ。
雪がボディーに反射して艶やかさを彷彿とさせる。
このカラーだが、少し特殊で斜め45度から塗膜を伺うと、
もっと飴色のような茶色に変化するのだという。

室内はパネルラッカーフィニッシュ+ナルディクラシックウッドがおごられる。
さらに、ダッシュパネルにはシートと同じレザーによる

ウェル帆布謹製ダッシュマットが装着された。
上の写真ではボンネットが少し写っているが、
色が飴色に変化しているのが伺えるであろう。

ラシーンとK様をガシャ!!
この車両は月間スピードウェル3月号『No,22』
にも掲載されているゆえ、是非ともご覧頂きたい。

またまた沢山のおみあげを頂き、恐悦至極。
この度はK様ラシーン納車誠におめでとう御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
人生に失敗はありません。
全て勉強、良い経験です。

つまりはそう言う事でありましょう。
こういう考えが出来る人間にならなければ、
幸せも不幸せに変るものでもありましょう。
しかも人間として伸びなくなります。

号外 ラオスに学校をつくるチャリティーの巻!

どんもす、ウェルです。
本日は2部構成。この後のブログ月刊スピードウェル6月号
お見逃しなく。
と言う事で号外号外~!
ラオスに学校を建てるチャリティーパーティが
2010年6月5日(土曜日)に大阪の辻本物産ビルにて
催されるコトとなった。
合言葉は『Let`s Go LAOS』

ラオスに学校を建てています。
もう少しで完成します。
『ラオスの首都ビエンチャンから北に400Kmほどのカシーの近く
ポンティアン村で、村人と一緒に学校を建てています。』
ということで辻本物産代表、辻本フリオ氏が主となり
ボランティアにより学校を建設しているのである。

開催時間は13:00~19:00時
インド料理+ワンドリンク 2500円
(協力:インドレストラン ミルチマサラ)
このインド料理が本当に、んまい!!
『イベントの売り上げから資材を購入し、学校を完成させます』
出演
狂言  泉慎也
SAX奏者 宮部正幸
LATIN DJ PAUL
チームアヴゼータ
&MORE SURPRISE!!
場所は辻本物産ビル大阪市中央区大手通2-3-2
ご参加していただける方はお電話かメールでご予約下さい。
TEL 06-6942-9994
e-mail:tsujimoto@alpha.ocn.ne.jp
皆様もぜひボランティアにご協力頂ければ、これ以上無い幸せ。
スピードウェル社も今後社会貢献のために
このボランティア活動をサポートして行きたい。
本日の名言
人生に夢があるのではなく
夢が人生をつくるのです

by宇津木妙子
そう、夢が人生をつくるわけでありますから、
大きな夢があればあるほど良いですなぁ。

月刊スピードウェル 6月号発刊 ラシーンタイヤカバーコレクションの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、毎月スピードウェル社から発行される
美ラシーン・パオ(グラビア)月刊スピードウェルの6月号をご紹介致す。

ラシーンのデザインタイヤカバーだ。
このタイヤカバーだが、全てはオーナーが素材を一から選定し、
デザインを想像し、そしてスピードウェル社でカタチとなって実現するモノである。
ラシーンエクステリアデザイナー平林俊一氏にお伺いしたおり、
お勉強させて頂いたのだが、実は純正タイヤカバーもデザインが多種多様あり、
開発時点で、色々なデザインを出して楽しめる物になると、想定されていたのである。
そう考えると、ますますこのタイヤカバーのデザインで楽しまないといけない。
と言う事で、今後スピードウェル社からお洒落なデザインが数十種類登場し
オーナーが組み合わせて選べるなど、デザインするのが苦手などという方にも
お手軽に楽しめるモノにしてゆくため是非とも楽しみにして欲しい。
それでは皆様方
月刊スピードウェル6月号
を隅から隅までズズイとご覧下され。

東京都北区 S様 PAOアドベント(ツートーン)納車おめでとう御座います☆

どんもす。ウェルです。
さて、本日は東京都は北区にお住まいのS様がオーナーとなられた
PAOツートーンをご覧頂き候。

雨もよし、お決まりの記念撮影だ。
今回のPAOだが、S様がスケッチされたPAOのイラストから始まった。
上下のカラーを分けるため、細かく刻み込まれたラインを
実車でどれだけ再現できるかが、問題にもなったのだが、そこは
一番見切りが良い箇所を選定。
アイボリーの車両に腰下のみレッドをラッカーフィニッシュするのだといふ。

フロントバンパー、グリルは当時の純正色にラッカーフィニッシュが施された
訳だが、フォグランプのステーだけはレッドが選ばれた。
オーナーの思いのカラーに変化させ、遊べるというのも
PAOというクルマの醍醐味であろう。
ヘッドライトには可愛らしく通称まつ毛もおごられている。

ウェル帆布謹製、ウェル60スタンダードレザーシートが用意された。
今回はチラッと後部座席をご覧頂きたいが(あまり見えない)
色違いである。
そう、フロント、リヤシート共同じカラーで製作するのが順当ではあるが、
こうしてオーナーのご希望に添えるのもウェル帆布が
オーナー側に立っているという証だ。
今後ますます、難しいシートを選ばれる方も出てくるだろうが、
無理難題をどしどし投げかけて欲しい。
※ヘッドレストは張り替えて着いて来る。実に単体でカラーも選べるのだ

今回はポケットが装着されていない。
このポケットだが、デザインが選ぶ事が可能だ。
まずは、ポケットレス。お次にポケットをレザーで製作。
さらにアイボリーのメッシュとグレイのメッシュという
合計4種類から選べるのである。
さらに、ポケットのまち部やパイピング、ベルトのカラーなども
コト細かく指定して頂けるゆえ、ポケットだけでも想像がふくらむばかり。
たかがポケットと思いきやスピードウェル社ではポケットだけでも
オーナーの思いを沢山詰め込めるコトが可能だ。
※今回はポケット無しだが、オーナーの思いは沢山詰め込まれている

フロントの見切りラインだ。
丁度ワイパーカウルとボンネットを境にしてRが取られているのが伺える。
PAOのツートーンとなれば、やはりこの位置での切り替えしが
一番見栄えが良いであろう。『大きく主観的』

側面のぶっちぎりは丁度、ドアノブの凹凸のギリギリ上部で抑えられた。
凹凸内部に切り替えしが入ればややこしく見えるだろうし、
それ以上であれば、フロントフェンダー上での柔らかいR形状が
描けないのである。
この切り替えしは最良の方法でもあろう。『やっぱり主観』

リヤの切り返しは、ウィンカーランプはどうしても
逃げるとこは出来なかったが、ライセンスランプが
これまたすれすれに交わされ絶妙である。
もちろんSオーナーも想像上でこのラインをイラストされていたのだが、
ここまでラインがきっちり出るとはウェルとて想定はしていなかった。
これまた一つ勉強させて頂いたのである。
と言う事でS様、色々とお土産まで持たせて頂き感謝感謝で御座います。
さらに、S様からお便りが届き、現在のPAOのお写真を頂いているので
ご紹介に預かろう。

現在のPAOの姿だ。
天井にはモンテルーフキャリア(4個積用)が装着され
いろんなステッカーチューンで馬力が上げられている。
PAOがますますオーナー色に染まっており、素晴らしきクルマPAOである。
この度はS様納車誠におめでとう御座いました。
今日はコレまで~。
本日の名言
人間、満足してしまえば
現状維持はおろか
落ちてゆくばかりである。

そう、満足すればそこで終わる。
ウェルも仕事ではなかなか満足はいたしませぬ。
もちろん今ある力はフルに発揮致しますが、それでも
まだまだ。満足とは果てしない旅かもしれませんなぁ。

日産PAO ルームミラーの台座が折れるの巻!

どんもす。ウェルです!
さて皆さん、本日もブログのお時間で御座いますが、
本日はPAOのルームミラーの台座が折れるというお話。
なぜ折れるかと申せば、台座には事故などを起こった場合
運転者や同乗者がルームミラーに頭などを引っ掛けて
ケガをしないように、ショックを与えると折れる仕組みになっているのである。
そして、この仕組みが経年の劣化によりさらに折れやすくなったと
スピードウェル社では推測する。

これが台座だ。
部品番号はK6327-01E01
価格は約700円ほどである。

これが台座の構造。
中心部はミラーのステーにボルト留めがなされる。
その中心部の回りを良く見ると、プラスチックが肉貫きされている。
これが単純に折れやすくしている構造と言える。
しかし、プラスチックも20年という歳月には同じ強度でおられず、
劣化により折れやすくなっているのだろう。

オーナーはすでに折れた台座をあきらめ、天井にビスで直付けしていた。
そう、この部品は一度折れてしまうと修正、修復が効かないゆえ
台座を交換するしかほかならない。

天井には台座をビスで留めるための穴が三方向にあり、
中心にはミラーと台座が留まるビスの逃げが施されている。

そう、かなりのPAO通の方には先ほどからなにやら色が違うなぁ、
とお思いであろう。
左がPAOの純正品(純正カラー)であり、アイボリーだ。
右は今回使用するモノ。
実はPAO用ではなく日産の良くあるミラーベースなのである。
なぜ今回は右かと申せば、すでにPAOの純正カラーの台座は
残念ながら生産廃止パーツなのであった。
同じ形状のものは統一されてゆくのが、旧車の宿命でもある。
しかし、全くなくなるという形ではないゆえ日産には感謝感謝なのだが。

取りつけは完了。
おおっと、ここでも、PAO通の方にはミラーの色が違う!?
と気付かれてしまっただろうか。
そう、PAOのミラーはステーがシルバーにペイントが施されている。
細かな所までPAOは仕上げられているのだから、ただただ脱帽である。

ご覧の通り、色は後からでもラッカーフィニッシュが施す事も
可能ゆえ、今後は純正パーツ一つをとってもPAOらしい仕上がりを
追求しないといけない。
今回はPAOのルームミラーの台座(ミラーベース)のお話で御座った。
今日はコレまで~。
本日の名言
未来は真白な画用紙である。
そう、なにをあきらめてますか。
未来は真白な画用紙。そこにすんばらしいモノを描くのも
これからですぞ。

WellSonic カーオーディオをモディファイするの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆さん、本日はわが社のオーディオ部門WellSonic音響研究室が
カーオーディオをモディファイするというお題でブログが始まる。

DUB275MPというクラリオン製の2DINサイズのオーディオだ。
オーディオには1DINとか2DINとかそう呼ばれるのだが、
これはオーディオの規格サイズのコトと思って頂こう。
詳しく申せば、この規格DINはDeutsches Institut für Normung
(ドイツ規格協会)により発行されているドイツ連邦規格
(Deutsche Industrie Normen)のややこしい言葉の略称であり、
オーディオで言うと1DINというサイズを寸法であらわすと
高さ50mm×幅178mmで、2DINとは1DINと横幅は同じで
高さが2個分となり高さ100mm×幅178mmとなるわけだ。
皆少し豆知識が増えたであろう。
話は戻るが、このDUB275MPはよくPAOに取りつけがなされる。
PAOでCDが聞きたい、ipodがつなぎたいなどのお声を頂戴すると、
必然的にこのデザイン性により選ばれるのであった。

さて、分解していく。ネジは左右2個ずつ外す。
その前になぜ、今回モディファイを行うのかと申せば、
この色(黒)が気に食わないから、ただそれだけ。
PAOにはレトロなカセットが本当は一番お似合いなのだが、
それでもCDが聞きたい方には、この方法しかならず、
PAOに近づこうと言う事でモディファイを行うのである。

引っかかっているつめを起こせばこのように
分解されるのである。
配線は差込タイプであり、だれでも容易に取り外すことが可能だ。

本邦初公開、オーディオの中身だ。
想像以上にスカスカであり、拍子抜けするが、昔のものとは比べ物
にならないくらい技術が発達しており、これぐらいで出始めのCDから比べると
何十倍ものよいサウンドを奏でるのである。
それはパーソナルコンピューターが10年というスパンで
すんばらしく性能が上ったのと同じ分CDの性能も上ったと考えて良いだろう。
要は情報処理能力が大幅に向上したことで音質も滑らかになった、
(より綺麗にアナログに変換する事が可能となった)とでも申そう。

フロントフェイス部が取外された。
このフェイス部にも裏面は基盤が隠されており、
ネジを4個外すだけで、その基盤が見えてくる。

基盤だ。
そして、この基盤をフェイス部から取外せば(8個のネジで留められている)
フェイス単体となるのだ。

基盤にはボリュームや液晶部分、ボタンなどなど
色々と操作系のパーツが所狭しと取りつけたれていた。

これで、分解は完了である。
そう、今回はDIYでも実戦して頂ける様、細かくカットでご覧頂いた。

マスキングを施し、シルバー色にラッカーフィニッシュが施された。
塗装は、艶消しを選択。
あくまでPAOにコダワリを、それが答えである。
と言う事で、組み付ければ完成!

ブラックからシルバーにお色直しを施し、PAOらしくなった!?
かもしれない。
まあ、そのままブラックで取り付けるよりは、
往年の雰囲気が漂うような感覚でベターであろう。

スピードウェル社のBOX仕様だ。
この仕様のキット販売も行ってはいるのだが、
生産が追いついておらず、ただ今ご注文いただいている方々には
少々ご迷惑おかけ致す。
と言う事で、本日はWellSonicの提供でオーディオのモディファイをお伝え致し候。
今日はコレまで~。
本日の名言
じっとしていれば、つまずく心配はない。
足を速めれば速めるほど、
つまずく可能性は大きくなるが、
どこかにたどり着く可能性も大きくなるのである。

byチャールズ・ケタリング
あらぁ~。そういうことですわなぁ~。
つまずく心配はすれど、じっとしている訳にはなりませぬなぁ~。