三重県伊勢市のY様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

猿田彦の神社

サルタヒコ

サルタヒコといえば、コーヒー。というのは現代人の感覚であって

そもそも、古事記の日本神話に登場するひと柱の神名である。

天津神が地上に降りる、いわゆる天孫降臨の際に先導役として

登場するのが、猿田彦命(サルタヒコのミコト)。

顔は赤く、そして鼻は大きく長い容姿は天狗とも言われているようであるが

実は船を漕ぐのが上手なそうだ。

話は逸れてしまうが、本当にサルタヒコが居たのか、と言われれば

日本人としてわたしは『居た』と即答で答える訳である。

日本で文字が使われるまでは、口伝によって言い伝えられて

きたわけであるから、天地創造の時代から古事記が編纂される奈良時代までの間、

日本神話と呼ばれる起源を辿るお話は、時空を超えて語り継がれて来たのだ。

だから日本神話はただの昔話ではなく、わたし達の祖先が歩んだ軌跡

であるという事であり、しっかり心に刻んでもらいたいとも思ふ。

ラシーントラベラー 前方正面姿見

ラシーントラベラー 前方正面姿見

この度は三重県伊勢市のY様の元へお届けに上がられた

ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思ふ。

サンドベージュの25000㎞ほどしか走っていない、非常に珍しい

ラシーンが今でもあるのだから、これから末永くお乗り頂けるコトだろう。

ナルディウッドハンドル

NARDI クラシックウッドハンドル

官能の美学。ナルディクラシックウッドハンドル。

昨今のエアバックが搭載されたハンドルはDESIGN性ゼロであって、

たとえば、ハンドルだけを応接間に飾るという事が出来るものが

存在するだろうか。

日本車では、PAOのハンドルのDESIGNがそうではあるが

素晴らしいDESIGNのハンドルはそれだけで十分絵になる訳である。

カンパミアータ 50スタンダードレザー

カンパミアータ 50スタンダードレザー

焦げ茶色で統一された50DESIGNスタンダードレザーシート。

メーターパネルのシダーグリーン色パネルラッカーと合わせて

大人らしい落ち着いた雰囲気がとてもCOOLである。

千鳥

日本の伝統的な模様 千鳥

波に千鳥やらいろいろな使い方はされるが、

日本の伝統的な模様をさりげなくあしらった

タイヤカバーはまさしく日本四駆に相応しい。

ラシーン本

助手席にはラシーン本

助手席にお掛け頂く方に、ラシーンの説明が出来るという塩梅。

少しインテリジェンスな雰囲気で、クルマを丸ごと楽しめる。

こんな楽しみ方、今型の機能主義な車ではありません。

ラシーンと記念撮影

ラシーンとご家族で記念撮影。

この度はY様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

凄くたくさんのお土産まで頂きまして、本当に恐悦至極に存じます。

これからずーとラシーンにお乗り頂けます様に。

今日はコレマデ。

本日の名言

踊る時に考えるのは最大のミス。

感じることが大切なんだよ。

byマイケル・ジャクソン

キング オブ ポップであります。

日産RASNEEN テレビCMに出演の巻

ラシーンが助演でCM撮影

RASHEENがCM

七夕の季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。

一週間ばかりかなりハードスケジュールでドタバタと忙しくしていましたが、

日産RASHEENがなんとテレビCMに登場するという事で、

東京のCM製作会社のオファーの元、ラシーンの準備を致しておりました。

今回のCMの舞台は石川県美の国、金沢。

皆様もご存じの有名な女優さまがラシーンと共に、、、という事で、

7月29日より、全国ネットで1年間放映される予定でございます。

spoonの皆様、撮影大変お疲れ様でした。

今日はコレマデ。

本日の名言

結婚前には眼を開き

結婚してからは眼をつむること

byトーマス・フラー

宮城県鳴子温泉 櫻井様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

鳴子で始まり鳴子で終わる

こけし工人 櫻井昭寛氏

鳴子で始まり 鳴子で終わる

人が何かを見て美しいと思うのは、そのモノに感謝しているからだと云う。

欧米文化の表面的な模倣に奔走していることに嫌気をさした昭和の文化人達が

こぞって収集したこけし。それらは近年の話ではあるが、こけしを見ると

郷土を感じるのはすでに美しい話であって、こういった日本の伝統工芸を

素直に美しいと感じれる日本人が少なくなったのは、

大量生産、大量消費社会による安価な物質主義の

副作用であるコトに間違いはない。

現に、わたしが子供のころに遊んだ玩具など一切捨ててしまったが、こけしだけは

サイドボードに飾られているのだから、普遍的価値のある物は

同時に美しいモノなのであると言える。

こけしにはいろいろあって、伝統的な物や近代的な物。玩具やお土産。

そのそれぞれが、手作業で作られた心のこもった品々である。

上の写真は櫻井氏のお父上(櫻井昭寛氏)であり、文部大臣賞や数々の賞、

受賞最多のこけし界の顔となっている。

多大な功績もあって、今上天皇が御来店になられたり、最近ではdocomoの

コマーシャルで宮崎あおいさんが、お店でこけしの絵付けをされているシーンの

撮影なども行われていたりと、鳴子温泉街のなかでも際立っている。

息子様も跡継ぎをなされるということで、これからが楽しみでならない。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、宮城県鳴子温泉の櫻井様に納車されました

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

実はこちらのモデル、1800㏄の車両をベースとしてオールペンを施した、

実際には存在しないドラえもんブルーの車両である。

鳴子は山坂であり、これは1800㏄が役に立つ訳だ。

ラシーン シート張替え

50スタンダードレザー

ホワイトにチャコールグレイのツートーンで仕上げた、

50DESIGNスタンダードレザーシート。

居心地を最優先に、座面の部位の硬さも調整を施している。

ポケットとベルトの仕様

ポケットとベルトの仕様

ポケットのベルト仕様は、ラシーンでは特別な仕上げとなるが

オプションで選択が可能。

このようなオッシャーなカラーリングは非常にCOOLである。

タイヤカバー

タイヤカバーのプリンティング

お父様が引いた線でDESIGNされたタイヤカバーのプリンティング。

この微妙な曲線は到達した人にしか描けないものかもしれない。

櫻井こけし店

こけしは伝統工芸

伝統とはそれまでの歴史の中で形成されて来た種々の形態の中から、

特に重んじて次世代に継承すべきものに対する精神的な立場を指す訳である。

その一方で、単に伝統工芸に今の流行を取り入れるということではなく

日本人が受け継いで来た、新しいものへ挑戦する気概を合わせ、

新しい時代に流れる伝統というものも見つけて行かなければならない。

というのは、わたしの個人的な見解であるが、櫻井氏とは意気投合し

若い世代で作る美術工芸集団を模索している。

作業場

お父様の作業場

お店の中にあって、こけしの製作風景が常に実演状態であるから

お店に行ったら匠の技が間近で見れる。

店内は、お洒落なジャズがかかっておりとても大人らしい雰囲気。

仕上げ刃

仕上げ刃

こちらは、こけしの仕上げ刃である。

なんと、つるつるした表面はいっさいサンドペーパーなどで仕上げていない。

この仕上げ刃が最終工程なのである。

刃で光沢が出るくらいつるつるにするのには熟練度が必要で、

6代目の櫻井氏は現在修業中。

櫻井こけし店

櫻井氏が製作するこけし

特徴はとても繊細なラインと、美しい模様である。

これはすでに民芸品という枠ではなく、美術工藝と言えば

解りやすいかもしれない。

大人がめでて楽しむための物。これもわたし個人の見解。

そんな堅苦しいことを言わず、楽しめればそれが良い訳である。

櫻井こけし店

櫻井様この度は、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

また、鳥取民藝運動や、美術館廻りもご一緒に致しましょう。

そして、たくさんのお土産もありがとうございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

美しい物と感じるのは、人は物を見て感謝しているからだ。

兵庫県豊岡市のS様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

天空の城

天空の城

写真 15-06-09 14 08 01_1

天空の城

竹田城は日本の山城であって、400ほど前には壮大な天守が

そびえていた訳であるが、時はすでに太平の世。

老若男女が雲海を見に来たりハイキングを楽しんだりと、

日本人も成熟した。

城下には、今もなほ当時のかほりが漂う街並みが整備され、観光には

もってこいの場所でもある。

旧木村酒造場をリノベーションしてオープンされたEN(エン)というレストラン

では、若いカップルがお洒落に但馬牛のランチなど楽しんでいるのだから

のんびり休日を過ごすにはとても良い。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 平姿見

この度は、兵庫県豊岡市にお住いのS様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

おおよそ1年の歳月をかけて製作したラシーントラベラーは

新車こそ至らないが、そのような雰囲気を持って仕上げが施されて

ピカピカである。

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

ボディーは純正カラーで仕上げ、ワイパーやホイールなどは

オーナーのオリジナリティーを主張する。

しかし、日本の風景にラシーンはほんと良く似合う。

カンパミアータ 60スタンダードレザー

カンパミアータ 60スタンダードレザー

玉子色で縫製された60スタンダードDESIGNのレザーシート。

外装の雰囲気と合わせてとても可愛らしいコーデネートである。

タイヤカバー アイボリーラッカーフィニッシュ

ホイールカバー アイボリーラッカーフィニッシュ

元来1800㏄のラシーンであったため、5スポークのドデカい

15インチアルミホイールが装着されていたが、14インチの

スチールホイールに変更を施し、ホイールカバーラッカーフィニッシュで

可愛く仕上げが施されている。

※1500ccのラシーン専用スチールホイールは1800㏄には装着不可。
15インチでも装着出来る14インチスチールホイールが別途必要である。

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

タイヤカバーは控えめなグレイ基調のカラーリングで

自然にまとまってCOOLである。

S様のお母様と記念撮影

S様のお母様と記念撮影

この度はS様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

大変長くお待ち頂きましたが、お喜び頂けまして幸いです。

また、お土産もたくさん頂きまして恐悦至極に存じます。

それでは、末永くお乗りください。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間の価値というのは「人と違うこと」だと思う。

by石原慎太郎

岩手県盛岡市のT様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーントラベラー

PRO400H

ポートラ400なのか、それともPRO400Hなのか。

そもそも、こんな話は一般的には通じないわけだが、

ラシーン乗りには理解できる方も多いはず。

ちなみに個人的には、私は400TXである。

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、岩手県盛岡市にお住いのT様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

ラシーン ホワイトパネル

パネル ホワイトラッカーフィニッシュ

カンパミアータ 50スタンダード

カンパミアータ 50スタンダード

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーントラベラー 後方姿見

T様ご家族と記念撮影

T様ご家族との記念撮影

この度はT様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

いろいろとご思案頂き、とても素敵なラシーンが出来上がりました事を

お祝い申し上げます。

これからも、長くラシーンと共に。

今日はコレマデ。

群馬県富岡市のH様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

旧富岡製糸場

バケツ

富岡製糸場と近代日本の夜明け

ラシーントラベラー 前方姿見

ラシーントラベラー 前方正面姿見

この度は、群馬県富岡市にお住いのH様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーイエロースペースをご覧頂く事に致そう。

ホワイトラッカー ホイールキャップ

ホワイトラッカー ホイールキャップ

ナルディウッドクラシック

ナルディクラシック ウッドハンドル

ザ・モケット ラシーンシート張替え

ザ・モケット ラシーン専用モケットシート

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はH様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

富岡の文化ある街にラシーンがとてもお似合いでございました。

西へ東へ、お気に入りのラシーンで旅にお出かけください。

今日はコレマデ。

本日の名言

日産RASHEEN/ホイールの選定

ラシーン ホイール

ラシーンな足回り

ラシーンは開発当初から、純正の鉄のホイールが似合うというような

イメージでプロトタイプが製作されていた。

そのことは、プロトタイプがブリジストンのスーパーラップという

(アルミホイールだがスチールホイールの形状に一番近い)ホイールを

履かせて試作されていたことからも伺うことが出来る訳である。

それを裏付けるように、デザイナーの平林氏のラシーンは

純正のホイールキャップを外し、純正スチールホイールの意匠で

日々使用されており、それがラシーンな足回りなのである。

しかし、ラシーンとはとても不思議なクルマであって、

アメリカン風な鍍金調やスポーティーな物など、どのようなホイールの

デザインでも受け入れてくれるというのだから、

許容範囲は広い。それもラシーンな足回りの特徴だと言える。

ラシーン ホイール

ワタナベ マグネシウムホイール

今回は15インチのワタナベマグネシウムに、BFグッドリッチの

デッドストックP205を装填して製作が行われている。

ラシーンのタイヤ標準サイズは185(1500㏄)と195(1800㏄のアルミ)であり、

それを超え205という特大サイズのタイヤがはたして

無加工で装着できるのだろうか。

ラシーン 純正スチールホイール

ラシーン 純正スチールホイール 185/65R14

そもそも、このゆるーい感覚がラシーンらしさではある。

ラシーンは1500㏄と1800㏄では、重量が変わる為

ブレーキのサイズが微妙に異なり、純正ホイールのDESIGNも

少しばかり変わってしまう。

こちらは1500ccタイプのスチールホイール。

リヤストラットの加工

リヤストラットの加工

案の定、リヤタイヤは205サイズ(偏平率にもよる)は

内側にあるマックファーソンストラットのお椀にタイヤがヒットした。

今回は強度を弱めないように加工を施して、

ご覧のようにタイヤとのクリアランスを設けた。

ラシーン ホイール

フロントフェンダーとホイールの絵図

マグネシウムのホイールをさらに半艶の

ブラックラッカーフィニッシュを施した様子。

ナットの意匠は重要で、ワタナベホイールのオリジナルも

良いが、自然な風合いの純正アルミの袋ナットを採用。

マッドガードに合わせて

マッドガードに合わせて

ホイールオフセットはフェンダーにつるつるいっぱい仕様でなく

純正のマッドガードに合わせて細やかに調整を施しており、

バランス良くまとめた仕事が、今日のその時である。

しかしBFグッドリッチのタイヤパターンは往年を感じさせる

風合いで、走行中のパターンのノイズは若干気になるが

これはこれで良い。

ラシーン BFグッドリッチ

ラシーンとBFグッドリッチ

わたしは最近の流行などと孤立無縁ではあるが、

こういう風なカスタマイズは歓迎であって、よりオーナーの

個性が伺える素敵なラシーンが完成したようである。

皆様もこのようにしていろんな意味でラシーンを楽しんで頂ければ幸い。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間とは成長しないものです。

by三谷幸喜

いやぁ、このユルさも良い名言です。。。

静岡県下田市のS様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ペルリロード

白昼のペリーロード

1854年3月31日、江戸幕府とアメリカ合衆国が締結した和親条約によって

日本は下田と箱館を開港し、鎖国体制は終焉を迎えた。

この真実はすでに163年前の事ではあるが、今もなほ下田の港から

マシュー・ペルリが黒船から降りて条約を結んだ了仙寺までの道程が

ペリーロードとして整備され、当時の趣を深く感じさせてくれる。

休日ともなれば、カメラをぶら下げた観光客がわんさか押し寄せてくるらしく、

旧家をリノベーションしたカフェなどでコーヒーを頂きながら

散策をして余暇を楽しむのには丁度良い場所である。

すぐ隣にある港に行けば大きな物産展もあり、下田漁港から

水揚げされたお魚の料理や、干物などに出会えるわけである。

そしてわたしはラシーンの記念撮影を取り終えて、暇もなく

オーナーの元へ向かおうとした矢先、ペルリロードから少し外れた

所にある一軒の干物やに遭遇した。

※ペルリとは、来航当時の文書「ペルリ(漢字では彼理)」と表記されていた
ことに由来する。

石亀水産前

石亀水産にラシーンの予感

まるで旧い映画館のような石亀水産という築120年のお店である。

店内に入れば期待通り、まるで時間が止まったかのような

ゆるさで昭和を感じさせてくれる。

ラシーントラベラー 前方姿見

ラシーントラベラー 前方姿見

この度は静岡県下田市にお住いのS様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

サンドベージュのボディーカラーに茶やベージュなどで

各部分を張替えて製作されたトラベラーモデル。

そのカラーサンプリングは新築された邸宅にあるということで、

お家とクルマの調和という視点が非常に面白い。

カンパミアータ 50スタンダードレザー

カンパミアータ 50スタンダードレザー

メーターパネルのラッカーフィニッシュには、最近のSWのトレンドである

マットフィニッシュにして、上質で大人らしい風合いに。

ラシーン タイヤカバーの張替え

タイヤカバーの張替え

アクセントの利いた茶色を使ったタイヤカバー。

サンドベージュのエクステリアカラーに香辛料のような

スパイス的存在でとてもCOOLである。

ホイールキャップ ラッカーフィニッシュ

ホイールキャップ ラッカーフィニッシュ

アイボリーとシルバーのツートーンで仕立てられた

ホイールキャップのラッカーフィニッシュ。

ホイール単体を塗装するのも良し、キャップにするのも良し。

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーントラベラー 後方姿見

背面タイヤを装填したステーのラッカーにもこだわりが見られる。

ステーそのものはシルバーラッカーを、ボディー側のカバーは

サンドベージュ色にするというオーナーの熱のいれように脱帽である。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと新築とご家族の記念撮影

この度はS様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

御邸宅とラシーンのカラーを合わせられたということで、

とてもリゾート感があって素敵でした。

この度はどうもありがとうございました。

ココからは番外編である。

石亀水産からラシーンを望む

石亀水産からラシーンを望む

石亀水産のおばちゃん

石亀水産のおばちゃん

しおから

手でそいだ人気の塩辛は人気

店主のおばーちゃんが、はんなりお話を聞いてくれる訳だが、

下田は金目鯛が水揚げ日本一であって、金目の干物が最高と言いながらも

自家製のイカの塩辛をおやつに出してくれた。

これがまた美味でありこの塩辛は休日になれば即完売になるというのだから

名店は隠れたところに存在するという定説は守られている。

ペルリロード

今日のペルリロード

本日の名言

冒険こそが、わたしの存在理由である。

byパブロ・ピカソ

いやぁ、冒険は常にしたいものです。

福岡県北九州市のI様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

新門司にラシーン

門司港レトロ

九州の玄関口として古くから栄える門司港。

先には源平の戦いの終焉の地、壇ノ浦や宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の

巌流島があってとても歴史深いところである。

明治期に建てられたレンガ造りの税関などは、門司港のランドマークであり

今日はラシーンを留め置いて撮影した。

税関の煉瓦はとても趣深く、イギリス積みで製作されているという

真実に、良い物は長く残す物だと感じる訳である。

しっかしラシーンはパオと同様どこにおいても画になるのだから

オーナーがクルマと風景写真を撮って楽しむのにはぴったり。

撮影中も、たくさんの観光客がラシーンと税関の写真をパシャパシャ撮っていった。

話は逸れて昨今、いろんな意味で大量生産、大量消費社会に疑問を投じているが

写真もまた同じくして、スマートフォンなどで毎日のように世界中で

大量生産され、現像プリントされることなく大量消費(消去)されるという、

いわゆる写真の無価値化が進んでいる訳である。

カメラがとても高級だった135フィルム写真時代では、

その1枚の撮影にどれだけ精神を費やしたことだろうか。

すべての文化や産業は、お手軽や便利になればなるほど、

精神性もおおよそ比例して下がるように思えて仕方がない。

たとえば、刀鍛冶がハガネを神がかりな手打ちで仕立てるのか、

それともマシンハンマーで仕立てるのかの違いである。

当然長く残る物は前者である事は容易に伺うコトが出来る。

ココに来て日本人は、いかにして価値観を見直すかという

あらたな時代が来ているとわたしは思う。

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は福岡県北九州市にお住いのI様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

フロントフェースにはカンガルー除けを配しインテリアのパネルも外装色に

塗装するという、東欧風の造りである。

ラシーントラベラー 平姿見

ラシーントラベラー 平姿見

ベルリンの壁を彷彿とさせるラシーンのたたずまい。

ホイールなども鉄に塗装という仕上げがイメージを真空管させる。

ナルディウッドクラシック

古典的なハンドルが良く似合う。

ラシーンのDESIGNされた時のキーワードの一つ、プリミティブ(原始的)

が古典的なハンドルのDESIGNが受け入れられる要因である事に間違いない。

エアバックを外して、趣を重視して木星のハンドルに交換するのだから、

ラシーン乗りにはエアバック信仰は無い。

背面タイヤステー

背面タイヤのステー

これくらいのパイプがガチッとDESIGNに取り込まれているのが

ラシーンの魅力の一つでもあり、SWではオーナーの思ひのカラーに

ラッカーフィニッシュして製作がされる。

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーンのどこから見ても、ラシーンだと解る容姿が独創性である。

不用意に大きくした最近のテールランプのデザインとは違い、

ぎりぎりにまで小さくした四角いテールランプがなんともお洒落。

門司港レトロ

ラシーントラベラーと門司港レトロ

素敵な建造物はそれらが空間となって、街と人を豊かにしてくれる。

ホテルオークラ本館が建て替えられるというニュースを聞いて

本当に日本人はどうにかしていると世界中からのメッセージが殺到。

ラシーンから覗く世界は、いつまでも美しいものであってもらいたい。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はI様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

走行4万キロ台と希少なラシーンですが、末永くお乗り頂ければ幸いです。

どうも有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

モダニズムの「聖なる殿堂」だ。

byショーン・マクファーソン

そして、今日のその時。

世界中のアーティストに愛されるホテルオークラを

日本人は消耗品だと勘違いているところに、

この民族の価値観を疑う訳であります。