静岡県下田市のS様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ペルリロード

白昼のペリーロード

1854年3月31日、江戸幕府とアメリカ合衆国が締結した和親条約によって

日本は下田と箱館を開港し、鎖国体制は終焉を迎えた。

この真実はすでに163年前の事ではあるが、今もなほ下田の港から

マシュー・ペルリが黒船から降りて条約を結んだ了仙寺までの道程が

ペリーロードとして整備され、当時の趣を深く感じさせてくれる。

休日ともなれば、カメラをぶら下げた観光客がわんさか押し寄せてくるらしく、

旧家をリノベーションしたカフェなどでコーヒーを頂きながら

散策をして余暇を楽しむのには丁度良い場所である。

すぐ隣にある港に行けば大きな物産展もあり、下田漁港から

水揚げされたお魚の料理や、干物などに出会えるわけである。

そしてわたしはラシーンの記念撮影を取り終えて、暇もなく

オーナーの元へ向かおうとした矢先、ペルリロードから少し外れた

所にある一軒の干物やに遭遇した。

※ペルリとは、来航当時の文書「ペルリ(漢字では彼理)」と表記されていた
ことに由来する。

石亀水産前

石亀水産にラシーンの予感

まるで旧い映画館のような石亀水産という築120年のお店である。

店内に入れば期待通り、まるで時間が止まったかのような

ゆるさで昭和を感じさせてくれる。

ラシーントラベラー 前方姿見

ラシーントラベラー 前方姿見

この度は静岡県下田市にお住いのS様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

サンドベージュのボディーカラーに茶やベージュなどで

各部分を張替えて製作されたトラベラーモデル。

そのカラーサンプリングは新築された邸宅にあるということで、

お家とクルマの調和という視点が非常に面白い。

カンパミアータ 50スタンダードレザー

カンパミアータ 50スタンダードレザー

メーターパネルのラッカーフィニッシュには、最近のSWのトレンドである

マットフィニッシュにして、上質で大人らしい風合いに。

ラシーン タイヤカバーの張替え

タイヤカバーの張替え

アクセントの利いた茶色を使ったタイヤカバー。

サンドベージュのエクステリアカラーに香辛料のような

スパイス的存在でとてもCOOLである。

ホイールキャップ ラッカーフィニッシュ

ホイールキャップ ラッカーフィニッシュ

アイボリーとシルバーのツートーンで仕立てられた

ホイールキャップのラッカーフィニッシュ。

ホイール単体を塗装するのも良し、キャップにするのも良し。

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーントラベラー 後方姿見

背面タイヤを装填したステーのラッカーにもこだわりが見られる。

ステーそのものはシルバーラッカーを、ボディー側のカバーは

サンドベージュ色にするというオーナーの熱のいれように脱帽である。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと新築とご家族の記念撮影

この度はS様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

御邸宅とラシーンのカラーを合わせられたということで、

とてもリゾート感があって素敵でした。

この度はどうもありがとうございました。

ココからは番外編である。

石亀水産からラシーンを望む

石亀水産からラシーンを望む

石亀水産のおばちゃん

石亀水産のおばちゃん

しおから

手でそいだ人気の塩辛は人気

店主のおばーちゃんが、はんなりお話を聞いてくれる訳だが、

下田は金目鯛が水揚げ日本一であって、金目の干物が最高と言いながらも

自家製のイカの塩辛をおやつに出してくれた。

これがまた美味でありこの塩辛は休日になれば即完売になるというのだから

名店は隠れたところに存在するという定説は守られている。

ペルリロード

今日のペルリロード

本日の名言

冒険こそが、わたしの存在理由である。

byパブロ・ピカソ

いやぁ、冒険は常にしたいものです。

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