パイクカーの生みの親 古場田良郎氏とミニカーを検証するの巻!!

どんもす~。ウェルです!
さてさて~5月1日に何かが起こるという事で、
気にされる方々も、今日からのブログを読めば
少しずつ解かるかな?
5月までは何かの前触れブログをズズイとご覧頂くことに致そう。
いきなりだが、今日はタイトル通りパイクカーと称する
Be-1、PAO、FIGARO、の生みの親(デザイナー)
古場田良郎氏との熱いミニカーの話をご覧頂き候。
20090415a.JPG
さかのぼる事約二十数年前、当時の日産に熱い心を持った
一人のデザイナーがいた。
自動車のデザインを根本的に考えなおそう。
3オーナー、4オーナー、5オーナーとなっても
乗れる車にしよう。
今までにない風合いや質感を、求めた。
そして世に送り込まれたのが、Be-1だった。
一時はBe-1現象というカルチャーにまで発展したのだが、
その時、デザインというモノが車の質として生まれた瞬間だった。
このお話はパイクカーの序章にも過ぎないが、
京商がこのパイクカーをミニチュアな車に作り変えて
世に送り出したのだった。
しかも各色1008個限定という形で。
それだけでも話は素晴らしいのだが、
実は奇才デザイナー古場田良郎氏は京商で限定生産された
パイクカーモデルをモデル製作会社から、
図面などの資料提供依頼があって協力されたのだという。
古場田氏の並々ならぬ思い入れも伺える。
もちろんミニチュアカーが一つ出来上がるまでには
様々な方々の努力や技術が駆使されている訳だが、
パイクカー生みの親、古場田氏が関わっているという
ならばウェル的であれば2個も3個も欲しくなる。
しかしながらすでにほぼ完売しているのであった。
20090415b.JPG
これが京商から発売された1/43モデルの2倍の大きさ
のモデルの複製だ。
左上からBe-1、PAO、FIGAROの順に並ぶ。
このモデルは古場田氏が監修し実車の原寸やイメージなど
コダワリをつめて日本人のモデラーさんにより製作された
という、いわゆるメイドインジャパンなのだ。
というのも昨今はアジアの方々がこういう仕事をされ
昔のミニチュアカーであってもメイドインジャパンで
ない場合、値打ちが下がってしまうという。
ウェルもメイドインジャパンに賛成する。
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Be-1だが、京商製は一番右の車だ。
今後権利などにより色々なメーカーからパイクカーが販売される
かも知れないが、当時は日産はバンダイのみ製作を許していた。
そのバンダイ製が一番左のBe-1だ。
なんとも愛くるしく、実写には至らないのだが、
これはトイ(おもちゃ)の部類だという。
だが、京商はデザイン、ディティールにコダワリ
精密なスケールモデルでありトイではないという。
対象年齢が14歳以上というコダワリがそういう意味でもあるのだ。
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京商製のパオだ。
これはキャンバストップだが、後に
ノーマルルーフも追加された。
パイクカーの3種の中で一番複雑な外装を持つ。
アウターヒンジやグリル、プレスラインなども
古場田氏もこだわったことだろう。
ウェルはいつも眺めながらええなぁ~
ええな~ やっぱりええわ~と
うなずきながら日々過ごしているのであるが、
そんな方も多いはずだ。
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フィガロは少しノスタルジックな感じ。
内装が全て白で統一されているというところが
日本車の中では最後であろう。
この3種のユニークな車だが、京商は限定1008台ずつで販売した
という事が小にくい演出でもある。
それは当時のパイクカー(限定販売)に習っての事であろうと推測する。
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これがBe-1モデルだ。
このモデルを作る方をモデラーさんと言うのだが、
なんとBe-1、PAO、FIGAROと3種とも
別の方が製作したという。
なかでも面白かったのが、
PAOのモデラーさんは飛行機や細かいモノを製作するのが
好きなのだと言う。
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これがPAOモデルだ。
3種の中でも一番複雑な構造だが、忠実に再現され、
しかし忠実に再現するだけでは本当の良さが生まれてこない
のだという。
そこには職人としての経験が左右するところ。
この3種とも違ったモデラーさんに製作され、
モデラーさんは自分の得意とする形を製作するというところ
も大きなポイントだ。
本当にモデラーさんも素晴らしい仕事をされたから
即完売状態に陥ったわけだが。
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これがFIGAROだ。
フィガロのむずかしい点はフロントグリルにあるという。
自動車でも、グリルの形状が少し変るだけでも
大きく印象は変わり、某メーカーはグリルなどを替えるだけ
などで車名まで変えて販売するくらいだから。
特にフィガロのグリルラインは曲線で出来ているため、
また上下非対称なため苦労するのだという。
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↑のはウェルの所有物(お宝)だ。
そう、今日はこの3種のミニチュアカーの余興だったのだが、
5月1日までブログで高田順次アップしていくゆえ
乞うご期待で御座るなぁ~。
今日はコレまで~
本日は迷言
儲けることを考えるより
日本でいちばんいい車を
作ることを考えようじゃないか

byウェル
すみません。一丁前なこと言いましたが、
そういう事を考えていつも頑張っております。
しかしまだまだ勉強不足でもあります。
皆様と共に成長したいものですなぁ。

日産パオ キャンバストップからジャーマントップに張替えるの巻!!

どんもす~。ウェルです!
さてさて本日もブログのお時間ですよ~と言わんばかりに
やって参りましたが、今日は福井県はホニャララ市から
大阪までパオのコーティングとキャンバストップの張替えで
お越しのブチさまのお車をご紹介致そう。
ブチさまは知る人は知るパオ会の大御所。
20090412a.JPG
パオのチューニングなども凄く
エンジンはウェバーが二基がけで、タコアシやらマフラーやら
要するに怪物パオで御座る。
今回は年に一度のコーティング(スピードウェル社の近くのお店)で
受けられ、その後にウェル帆布社が幌の交換を致し候。
今回はすでに一度茶色のキャンバストップに張替えられていたのだが
その生地を新しくジャーマントップ生地で張替えるのであった。
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この茶色いキャンバストップがジャーマントップに
張り替えられる今日のその時である。
キャンバストップやら、ジャーマントップやら
何が違うの??
と皆お思いであるだろう。
そもそもキャンバストップの(キャンバス)と言うのは素材の事を指す。
元はといえば帆船の帆に主用されていた、太めの糸で織った厚地の布帆なの
だが、車の天井用にはそれにビニール系がラミネートされている。
それでだ、パオには純正はビニール系の素材で製作されているのだが、
少しだけ難点もあった。
それは縮みである。
パオはおよそ販売から20年の歳月が経ち、
青空駐車や屋内駐車などに関わらず、このキャンバストップが縮むという
事により、トップが開閉できないという
全てのパオがキャンバストップに爆弾を抱えている。
スピードウェル社はそれを全て新しいトップに張り替えて販売している
のだが、カラーも豊富でいろんなマテリアルもある。
その中でだ、今日はジャーマントップという最高峰の生地を
ブチさまのパオに採用されたのであった。
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これがジャーマントップだ。
写真中央から左が表面生地。右が裏面生地である。
なぜ裏地にお洒落な模様がついているかというと、
カブリオレ、オープンカーは幌生地自体が外装であり
内装でもあるゆえ、こういう手間をかけてあるのだ。
このジャーマンとはドイツという意味なのは皆解かる
訳だが、これはドイツ(メルセデスやBMWなど)に
限って使われている最高峰の生地という事になる。
そう、これは舶来品であった。
しかも、素材の強さも最高峰。
長持ちもし、縮みにくいという点や生地が少し分厚いので
静粛性も増すことだろう。
そしてバカにならんほどの金額もする。
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ジャーマンを張ったパオは初ではないか?
そう、生地自体は一般的な内装屋さんでも手に入る事のないシロモノ。
スピードウェル社では惜しみなく投入する。
その訳は、ずっとずっと長持ちして使って頂きたいためだ。
本日12時にご来店頂き、なんだかんだしながら15時位には
張り終えたのだが、こんな感じであった。
20090412e.JPG
アイボリーの外装には良く似合い
キャンバストップ用のブルー(ネイビー)より
まだ若干色濃いふうに感じる。
しかもテカリが無く上品な仕上がりに。
車内に鎮座しているレカロシートの
ブルー色の部分ともマッチしたようだ。
20090412e.JPG
ブチは言った。
これはブ〇マのブルーですか。
それともス〇水のブルーですか。
ウェルは言った。
どちらもグ〇ゼですが
使い方によって変わります。
ブチはそっと手を、あてた。
『触り心地はブ〇マのようで水に濡れるとス〇水だ』
パオに乗るたびに頭部にかぶったような気持ちに、なった。
ブチの求めていた永遠のアイテムだった。
これで福井へ帰れます。
皆が、ほほえんだ。
風の中のスバル~♪
昨日からこの話で一辺倒だった。
ほほえんだ皆さんを紹介します。
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左前から福井県出身、奈良県出身、大阪府出身、神奈川県出身の
皆さんです。
ウェル陳謝陳謝。
(ご覧頂いているレーディーの方々にはとんだ失礼を致しました)
こりずに以降もブログをお楽しみ下さい。
さてさて、話は続くのだが、今後スピードウェル社には
パオ用にこのジャーマントップで幌を製作して欲しいと
いうご要望にもお答えすべく4色のジャーマントップが
ラインナップされる事となった。
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左からネイビー、レッド、ブラック、ブラウンである。
このうちネイビーとブラウンは人気が出そうだが、
ブラウンは今年だけの限定5ロットのみの用意となる。
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↑の写真だが、中央から左が今まで販売していたモカブラウン色の
キャンバス地だが、右がジャーマン地のブラウンだ。
カラーの差もはっきりしている。
この右側のブラウンは5ロット限定だが、当社でパオをご購入の方も
トップの張替えだけお願いされる方もどちらも施工させて頂く事に
あいなり申す。
今後も上質のマテリアルをご用意出来るよう努力する所存。
パオもまだまだこれからが楽しみで御座る。
今日はコレまで~
本日の名言
一事を以って万端を知る
(いちじをもってばんたんをしる)
要するに一つを見ればだいたい解かるだろうという事。
人間、掃除の仕方をみればだいたいその人の力量がわかります。
隅々まで綺麗に掃除できる人はいろんな意味で隅々まで
気が回せます。
また仕事も良く出来るでしょう。
掃除が下手な人。ゴミが残っている人などは、まず何をやっても
出来ません。
それは、掃除もできなければ何をしても出来ないという事かも
しれませんなぁ。
掃除は人の心の鏡かもしれませぬなぁ~。

日産パオ オーディオの配線キットを製作するの巻!!

どんもす~。ウェルです~。
さてさて、皆様、たこが、モトイ。いかがお過ごしでございましょう?
今日はパオに社外品オーディオ(CDプレーヤーやナビなど)を
取り付ける時、パオの配線とを接続する配線キットのご紹介を致そう。
まず、社外品オーディオなどを取り付ける場合、どのような車でも
車専用の配線キットを購入し車の配線と、オーディオなどの配線を
くっつけるというのがセオリー。
そこでパオ用の配線キットは~と申すと実はどのメーカーからも
販売されていないのである。
それをお手軽に作れるというのが今回のお勉強で御座る。
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カー用品店で販売されている日産車用の10P,6Pタイプだ。
日産車用としては3タイプ発売されているから注意が必要だが、
カプラーの形などで覚えて欲しい。
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P&AというメーカーのPA-310Nという型番がそれに当たる。
ちなみにこれはオートバックスで1575円で発売されているものだ。
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内容物はご覧の通り。
まず左からアンテナコントロール端子用配線、
中央がリヤスピーカー用配線(6P)
右がメーンの配線(10P)
それでだ、パオには元々フロントスピーカーが着いてなく
いわゆる2チャンネル仕様なわけで、6Pの配線キットは不要となる。
もちろんアンテナコントロール『電動アンテナ』用の配線も洋ナシだ。
おいおい6Pの配線キットにはリヤスピーカー用の配線じゃなかったけ!
そうなのがだ、パオはこのメーンの中にあるフロントスピーカー用の配線が
リヤスピーカーを駆動するのであった。
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これがメーンの配線キット(10P)だ。
この10のあとのPとか6のあとのPとかさっきからPP言っているのだが、
ピンと言う意味。
コネクターの中にピンがどれだけ格納されているか、また格納数のこと。
ココからが今日のその時(本題)なのである。
パオはこの配線キットをオーディオと車両側につなげるだけでは駄目なのだ。
それは、ある一つの配線の位置を替えるだけで解決する事となる。
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配線がずらずら並んでいるのだが、
上段右側2番目の黒い配線(アース線)をご覧頂こう。
これが、オーディオ用のアース線だ。
このアース線を上段右二番目から上段右一番に入れ替えることにより
本日のミッションは終了する。
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さっきご覧頂いたままの位置で裏返して見た形。
これで言うと、下段の右から二番目の位置にあるのが黒色(アース線)である。
これを一番右(現在歯抜けの部分)に移し変えてあげれば良いのだ。
実に簡単なお話であるが、これが成しえなかったがゆえ
配線をぐちゃぐちゃにされた方は多いはず。
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まず黄色い物体を外す。
これはコネクターの中に格納されているピン達が抜けないよう
支持しているパーツ。
マイナスドライバー(精密系)を用意する必要があるだろう。
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黄色い物体を外した様子だ。
これで黒い線をコネクターから抜き取れば良いのだが、
このまま配線を引っ張ってもまだ抜けない。
人生そんなに甘くなく、そうも問屋がおろさない。
まだトラップは仕掛けられているのであった。
20090410i.JPG
そう、ここまでコネクターに踏み込んだブログは
世界初ではないか。
ほんぽう初公開、このピンの下のプラスチックの引っ掛けを
マイナスドライバー(精密系)で引っ掛けながら配線を後ろ側へ引き抜けば
ピンごと抜ききる事が可能となるのだ。
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抜きとった配線が鎮座する。
配線の先端にピンが着いているのが確認されただろう。
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番号を書いてみたけど解かりやすい。
1は元々黒い配線が鎮座していた位置である。
2がお引越しするところ。お祓いずみだ。
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ピンから差し込んだ様子。
これで入れ替えは終了した。
中古車で一部のパオには、この配線キットを加工せず、
パオ車両側の配線をぶった切って接続していたり
てんやわんやした跡まさしく兵どもが夢の跡のような
物まで存在し、出来れば車両側の配線を切るなどという
行動には出ないで欲しいがために今回のブログが出来たのである。
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ほら右上のピンの位置が変わり、万事終了でござった。
皆様もこれはDIY可能であろう。
今日はコレまで~
本日の名言
天を怨みず、人を咎めず
by新島襄
てんをうらみず、ひとをとがめず、どのような逆境であれ
自分自信で頑張りましょう!!

香川県高松市 N様パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。
さてさて~本日は納車おめでとう御座いますという事で御座るが
香川県は高松市にお住まいのN様がオーナーのパオを
ご紹介いたし候。
20090407a.JPG
オリーブグレイという名のカラーリングだが、新車販売当初では
2番目に人気のあるカラーで御座った。
ちなみに一番人気は言うまでも無いアクアグレイなのだが。
よくよくパオの色は何色あるのですか?と質問されるので
今日はご紹介致そう。
まず、青色はアクアグレイ。緑色はオリーブグレイ。
白色はアイボリー。茶色はテラコッタと申す。
この4色で構成される。
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俗にノーマルルーフと呼んでいる天井だ。
パオには幌が電動で開閉できるキャンバストップと、この鉄板で出来ている
ノーマルルーフの2タイプが存在する。
特に外観では天井の違い以外に相違点は無い。
また、内装においても、キャンバストップとノーマルルーフ共にキャンバス
トップ開閉スイッチ以外に相違点は無いのである。
まあ、しいて言うならばMTかATでセレクトレバーが異なるくらいか?
と思いきや、実は年代である部分のデザインが違うのだ。
これを知っている人はかなりマニアだろう。
それは、また今度ご紹介致そう。
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ウェル帆布社謹製のノスタルジックレザーは丹念に職人の手により
一ずつ手作業で仕上げられていく。
当社にお問い合わせが多いのがこのシートの張替えだが、パオ、ラシーン共に
シートカバーの販売は致しておりますか?と聞かれる。
しかし、これはシートカバーではない。
スピードウェル社が手掛けているのはシート張替えなのである。
これだけは間違えないで欲しいところ。
乗り心地や居心地は群を抜く。
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リヤから見たところだが、運転席、助手席裏にはポケットがつくのだが、
こちらもあみあみタイプ2種類とレザータイプとポケット無しという合計4点が
お選び頂けるのだ。
パオには収納部がほとんど無く、このポケットが重宝するところ。
ご購入希望の方にはじっくり悩んでオーダーして欲しい。
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パイピングのカラーも選べるから面白い。
そう、ウェル帆布社が謹製レザーシートはその他にもいろんなオーダーが
可能であり、全て自社でデザイン(ウェルが勝手に)しているため、
ココを少し変更して欲しいやら、この部分をもっとこんな風にして欲しい
などなどどのようなご要望にも答えれるのが特徴。
もちろん、整備面や価格面なども深く相談して欲しい。
新たなオーナーとスピードウェル社がこうして車を造りこんでいくのだ。
これだと思い出来上がった物には間違いは無いであろう。
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パオによく似合うオーディオNO,1のような気がする~。(天津 木村風)
クラリオンのDUB275MPというナンバーだ。
CDとラジオ、その他の接続をも可能にする新しくておもむきのある
CDプレイヤーだろう。
価格はスピードウェル社では24000円前後だろう。
取り付けはいたって簡単なのだが、配線キットがパオ用としては
発売されていなく、市販の日産用の配線キットでアース線だけを
少しいじってあげると使えるようになるので、今度
この辺も特集致そう。
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N様とパオちゃんを高松駅でガシャ!!
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お土産まで頂き感謝感謝で御座います。
この度はN様パオちゃん納車誠におめでとう御座いました。
前回のうどんオフもお疲れ様でした。
また、オフ会などご一緒によろしくお願い致します。
今日はコレまで~
本日の名言
愚か者が 先延ばしにすることを
賢者はただちに 取りかかる

あいたたあいたた~。とお思いのあなた。
そういう事です。
ほんと後回しはいかんですよ。

日産パオ RECAROシートを取付けるの巻!!

どんもす~。ウェルです。
さて、今日はパオちゃんのフロントシート(ドライバーズ側)を
シートの王様、レカロシートに交換するという。
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今回レカロシートに交換されるパオはpapa氏がオーナー。
レカロシートの歴史は古く、1960年代にはすでに人間工学に基づき
シートの設計を行っていたという。
パオに今回装着されるのは、レカロのコンフォートシートシリーズの
LXというグレードだ。
コンフォートシリーズは座り心地良く、純正シートに近いデザインが
特徴(スポーティーだけどスポーツっぽくないと言いたい)。
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旧ウェル60が鎮座していた。
そう、純正シートは柔らかく、現代のシートからするとふかふかしているのだが、
さて、レカロシートがどういう感じに着くか、またレカロのような少し
大きく見えるシートがパオに載ると室内はどういう変化が起こるか
検証して参ろう。
20090405c.JPG
レカロを取り付けるには専用のシートレールが必要だ。
そう、ハンドルがどんな車にもボスを介して取り付けができるのと同じように、
販売されている社外品シートはどのような車にも
装着できるようになっているのだが、それはこのシートレールを
介して取り付けられるからである。
車種専用のシートレールがあれば大丈夫だ。
20090405d.JPG
K10と書かれてあるのが解かるだろうか。
そう、K10型のマーチ用のシートレールとなる。
パイクカーは全てフレームはK10型を流用して製作されているため、
K10型マーチ用でよろしかろう。
わざわざパオ用とかBe-1用とかフィガロ用を探しても、それは無駄骨になろう。
K10用を探せばどれにも当てはまる。
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シートレールのみをパオに合わせて見た。
シートレールの下にはちゃんとCDチェンジャーなどが入るスペースが
確保された。
ウェルは言った。
これで、CDチェンジャーを外さなくてすみます。
オーナーは言った。
これでカセットだけでなくCDも聞くことが出来るのですね。
皆が微笑んだ。(プロジェクトX風)
20090405f.JPG
レカロシートの裏側だ。
シートと、シートレールは6つのボルトで勘合されるのだが、
狭いシートレールの中に組付けられるため、ヘキサゴンのボルトで
締め上げられる。
20090405g.JPG
シート裏にはレールが取り付けられるようネジが切ってある。
取り付けは以外に簡単なのだが、レールを組付ける際狭いところなどが存在するので、
少し専用の工具などがなければ厄介だ。
20090405h.JPG
ヘキサゴンボルトがシートレールとシートを勘合させる。
これで、レカロシートとシートレールが合わさり、
車内に持ち込める準備が整った訳だが、
その前に、純正シートとレカロシートの大きさの違いにより
車内がどれだけ変化するのかレポートしてみよう。
20090405i.JPG
後ろからの撮影だ。
一番気になるのは、レカロシートの肩幅がどれぐらいまで
突っ張るか。
パオ自体室内がひろ~いとはいえない(コンパクトな車)ゆえ
レカロシートを載せたは良いが、シートの型が右のピラーや
左のシートにあたるようじゃ~NGであろう。
という事で、載せてみた。
20090405j.JPG
遂にレカロシートが鎮座した。
よくよく見ると、なぜか純正シートより小さくさえ感じる。
今回のLXシリーズのシートの中でも、一番サイドサポートが
外へ出ていないのが功を奏したのであろう。
レカロのスポーツシリーズのシートであれば確実左右のピラーやシートに
当たっていると推測する。
20090405k.JPG
後部座席への乗り降りも容易だ。
そう、レカロシートはワンタッチで座面が前へ倒れるため、
また、背面シートを支えている支点がシートの後方からオフセット
されているため、大きく前へ倒れるよう工夫されていた。
さすがに伊達にシート屋さんをやっていなかった。
レカロはシート会の王様だ。
20090405l.JPG
これが噂のレカロシートだ。
レカロシートに座ったファーストインプレッションだが、
シートが全身の体重を全体で受け止めようとするため、
足腰に負担がかかることなく、えっっこれ座っているように感じな。
そんな印象だ。
簡単に言えば疲れないのである。
ウェル帆布社もこれからもパオ、ラシーン、ミニ用のシートには
人間工学を織り交ぜてバージョンアップを目指す事に致そう。
本日はパオにレカロシートが鎮座するというブログで御座った。
コレまで~
本日の名言
未知に道あり
これは駄洒落ではありませぬぞ。
未知の分野や事をやって切り開いていくと
新しい道が出来るという事で御座ろう。
マネではいけませぬ。
スピードウェル社の社訓でもありますぞ。

日産ラシーン フロントドア スピーカーを交換する(中級編)の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日も皆様とお勉強のお時間がやってまいりましたが、
日産ラシーンのフロントドアのスピーカーの交換『中級編』を
ご覧頂くことに致そう。
まず、初級はスピーカーだけをポンと交換するだけ。
中級になれば、やはりスピーカーもウーファーとツイーターと
分かれた物を使用し、さらにスピーカーの本領を発揮させるために
ドアの防震処理『デッドニング』も行うという事になるだろう。
20090403a.JPG
上の写真をボちっとなぁ~と『以降の写真も』押すとよろしかろう。
今回使用するスピーカーユニットだが、時代はさかのぼる事,
1946年
ジェームス・B・ランシングにより、美しい家庭用スピーカーの
生産を目標に設立されたJBLというブランドだ。
このJBLは時代と共にハーツフィールド、パラゴン、オリンパスなどの
銘機を世に送り出したのだ。
20090403b.JPG
コーンも佳き風合いが出ている。
また、なぜJBLというブランドネームかと申せば、
その名は「音」に人生を捧げた一人の天才エンジニア
ジェームス・B・ランシングのイニシャルなのである。
お父様方たちにはこのスピーカーがどれほどあこがれたか、
そういうスピーカーのメーカーなのだ。
20090403c.JPG
今回はツイーター(高音を再生するスピーカー)も取り付けられるのだが、
この上の写真の位置(ドアピラーの内側)に装着される事とあいなり申す。
もちろん、このピラーの部分の裏側から配線も引き綺麗に取り付けられる
訳だが、出来上がりは最後にご覧頂こう。
20090403d.JPG
これが純正スピーカーだ。
純正スピーカーはなぜ、コーンが紙質なのか、いつも疑問に思う。
なぜ、最初から少しぐらいは音質にこだわらないのか。
最近の新車になってやっと質を追求する動きが生じているのだが、
それにしても、やはりコストというところで断念せざるえないのであろう。
すこし、ウェルは熱くなりすぎた。めんごめんご。
20090403e.JPG
ラシーンのスピーカーはプラスのスクリューで3箇所留められているだけだ。
このネジを外せばスピーカーは取り外せる。
また、このスピーカーの形にも注目して頂きたい。
なぜ楕円なのか。これは多分低音から高音を再生できるようにと
工夫をこらした逸品なのかも知れないが、
やはり現代のスピーカーが全て丸型だという事は、
丸のほうが効率が良かったのかもしれない。
時代も、今夜もまる~だ。(白鶴 風)
20090403g.JPG
スピーカーが取り外された様子。
今回はさらにデッドニングを行うという事で、
まずはドアについているビニールのカバーを取っ払う。
20090403h.JPG
こんな感じだ。
どの車にも、このビニール上のカバーは取り付けれており、
作用としては、ドア内に入った雨水が室内に浸入する事を
防ぐという事だ。
ドアスピーカーはドア自体がスピーカーボックスを成している
訳であり、ビニールカバーが付いているだけでびびる大木になってしまう。
要するに、音は空気の振動であり、この振動が、ビニールカバーに
つたわるとびりびり~びりびり~と音を立てるのである。
雑音の素でもある。
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今回はデッドニング素材n貼り付け時の写真がないのだが、
まず施工前に、綺麗に掃除をしないといけない。
ドア内には砂ホコリが多く、脱脂剤(ブレーキクリーナー)などで、
綺麗に汚れをふき取ってから、デッドニングのマットを貼り付ける。
昔はナマリ状のデッドニングマットが販売されていたのだが、
今はアルミ状の分厚いフィルムに接着マットがのっている。
また、コツは張り合わせる前に一度ドライヤーでマットを
あぶる事だ。
こうすることにより、接着マットが熱により伸び、伸びた状態で
接着するとマットが常温に戻った時にぎゅっと引き締まり、
接着物を蛸の吸盤のように離さないのである。
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JBLのスピーカー(型番はPS62C)が鎮座した。
ホームオーディオの世界では、スピーカーが良い音を鳴らすには
最低1年以上はかかると言われる。
それは、スピーカーのエッジやコーンが柔らかくなり安定するのに
それぐらい時間がかかるという事だろう。
また、音のアイドリングまでするというコダワリさえある。
20090403k.JPG
ツィーターが装着された。
スピードウェル社では、こうしてオーディオまでチューンUPする事が
可能で御座る。
ただ、スピーカーを交換するならDIYで誰でも出来ること。
音質を追求するのも楽しかろう。しかし、音は基本的に
主観が強いものなので、好みもあるのはご周知のとおり。
ウェルは原音に忠実な物が好きで御座るな~。
しかし、一般的に原音(例えば楽器の音)を解かっている方が
どれだけいてるか、それさえも微妙なところ。
ウェルはバンドマンなので、いろんな楽器の音を知っている。
そこら辺はお任せあれ。
上級編はまた次回にご覧頂くことに致そう。
今日はコレまで~
本日の名言
牛になる事がどうしても必要です。
by夏目漱石
しっかり休養しないと、しっかり働く事もできないという事で御座ろう。
しんどい時は、みなみな言いなされ。
牛になることがどうしても必要です、と。

岩手県柴波群 H様ラシーントラベラー納車おめでとう御座います

どんもす。ウェルです~。
さて、本日は納車おめでとう御座いますという事で御座るが、
岩手県は柴波群からご注文頂いたH様がオーナーのラシーンを
ご紹介いたし候。
スピードウェル社が鎮座する大阪から岩手県までは
なんと約1021kmもあり積載車に積み込み陸路を使い
まる2日かけての納車作戦が決行されたので御座る。
20090402a.JPG
上の写真をボチっとな
平成7年式だが、良く見るとグリルが後期仕様なのである。
そう、この車両のカラーは俗にゆうドラえもんカラーとも言い
平成6年末からの前期モデルに使用されたのであるのだが、
オーナーの思いは後期型のグリルだったゆえ、
前期型のグリルを後期型に交換して造り上げたのだ。
20090402b.JPG
グリルラッカーフィニッシュも施され、いかにも元からこのグリルが
鎮座していたかに見えるのである。
スピードウェル社ではこうしてオーナーの思いにアレンジさせて
お車造りが可能だ。
20090402c.jpg
内装をご覧頂こう。
ウェル帆布社謹製の張替えレザーシートがオーナーの心を癒す訳だが、
パネルラッカーフィニッシュと相まってさらに良く見える。
パネルラッカーにおいては、やはりシートのカラーと同色にするか、
もしくはボディーと同色が人気を博す。
いろんな色を取り入れても良いのだろうが、車らしさという観点では
上記のカラーリングが似合うのであろう。
20090402d.JPG
前部シートの裏にはポケットがあつらわれる。
そう、このポケットは有り、無し、選択が可能だ。
全ては職人の手により、縫製から張替えまでを行うゆえ、
安価なシートカバーとは対照的。
また、レザー生地から座り心地や質感、居心地まで追求している為
コックピットに座った瞬間から虜になること間違いないであろう。
20090402e.JPG
シート形状はウェル60スタンダードである。
ウェル帆布社のラシーン用シートデザインには、ウェル50、ウェル60、
それにジョルジェット70という往年の名車となろうデザインが
3タイプが用意されるのだが、まずこのデザインから選べる所が
なんもいえね~。(北島 風)
20090402f.JPG
後部座席も上品に仕立て、ゲストまでもが至福の時間となるだろう。
シートアレンジはどのようなことでも可能(不可能はめったにない)
であるため、このような形にして欲しいなど、ウェル帆布社デザインに
関わらず相談しても構わないのだ。
全てがテーラーメイドである。
20090402g.JPG
パネルラッカーフィニッシュはスピードウェル社のコダワリ。
そう、この色味はオーナーの心の色でもある。
全てが熟練のクラフツマンがあなたのお好みのカラーに塗料を調合し
ペイントする為、どのような色にも染め上げることが可能だ。
こういうところを一つずつ煮詰めていくと素晴らしい車が出来上がる
ことは言うに及ばず。
見て触れて本当の良さを感じて欲しい。
20090402h.jpg
運転席からはメーター廻りがこのように見える。
そう、走行中はずっと視界に入るパネル廻りなので、
落ち着いた色のほうが、リラックス出来るである。
ずっと乗ってて居たくなる。そういう車を製作出来るよう努力いたし候。
20090402i.JPG
パネルラッカーフィニッシュをオーダー頂くと、ドア廻りのパネル類も
同じカラーでラッカーフィニッシュが施される。
そう、抜かりは無いのだ。
純正はこの部分、黒系の色なのであった。(全車共通)
20090402j.JPG
後ろからのアンゴーからのショット!!
タイヤカバーにはスタンダードのファイブスタンという生地をあつらえ、
パイピングはコックスレザーで決めた。
ネイビーなブルーがこのラシーンにはお似合いだ。
それと、今回は背面タイヤのステーや、ワイパーなども
全てシルバーで統一しペイントが施されたのである。
20090402k.JPG
スピードウェル社のラシーン販売車両には全てラシーン弱点である
ワイパーやホイールキャップ、背面タイヤステーなどのリペイントが
付いて来るのだが、しかも高級2液性ウレタン塗料で仕上げるという
コダワリが、愛車の末永き輝きを約束する。
たいていの中古車屋さんが仕上げではなんだかな~
缶スプレーなどで仕上げているようだ。
それだけはやめて欲しい所でもある。
後にリペイントを施す時に、缶スプレーで塗装されていた物は
全て剥離してから出ないとスピードウェル社で使う塗料が
塗れないからである。
中古車を買う時点で、こういう塗料のことも聞いて判断して頂きたい。
20090402l.JPG
オーナーH様とラシーンちゃんをガシャ!!
この度は誠にラシーントラベラー納車おめでとう御座います。
また、お土産まで頂いたので御座った。
20090402m.JPG
本当に感謝感謝で御座います。
また、日常の風景など撮影されましたらお送り頂ければ、
ブログでもアップ致しますゆえどうぞよろしくお願いいたします。
今日はコレまで~
本日の名言
女子の涙は勝利の涙なり、男子の涙は降伏の涙なり。
by長谷川如是閑
いや~うんまいこといいますなぁ。
女子が泣いたらもう男子は負けですわ。
この通り。まいったまいった。

日産が新型パオの製作を発表!

今日はブログが二本立!このブログのしたのブログも
ズズイとご覧下され。
どんもす。ウェルです。
日産が遂に新型のパオ製作に踏切った。
クラシックとなる前回のパオと外観はほとんど
変らないというパオの愛くるしさは露襲することになるようだが、
心臓部であるエンジンには鍛造のフラットピストンがおごられ、
吸排気バルブやマニホールドは職人の手により鏡面加工が施される。
またカムシャフトやクランクシャフトには窒化処理がなされ、
より高回転域でも焼きつくことはない。
吸気系にはソレックス社製の
電子制御フューエルインジェクションが装着され、
排気系にはこれまた職人による手曲げ集合4イン2イン1のタコアシ
がおごられる。
もちろんマフラーはデュアルだろう。
それでいて18000RPM オーバーとは
化け物のような車である。
どうも皆々様お騒がせ致し候。
そう、今日は4月1日で御座った。
緊急告知 
きたる5月1日にスピードウェル社のウェブに物凄いことが起こる。
徐々にブログで明らかになるのだが、乞うご期待あれ。

日産ラシーン ラジオオート(電動)アンテナが動かないの巻!!

どんもす。〜ウェルです。
さて、今日はラシーンのラジオのオート(電動)アンテナが
動かない、という症状をお抱えの方には朗報というブログを
ご覧頂くことに致そう。
まず、ラシーンにはレイディフォ〜(ラジオ)を起動させると
電動でアンテナがヴィヨォ〜ンと伸びるという装置が取り付けられている
のだが、これがまた壊れやすいのだ。
そう、壊れてしまえばどうなるかと申せば、アンテナが伸びない
もしくは縮まないといった症状がうかがえる。
縮まないといふ症状であれば、まだレイディフォ〜(以下ラジオ)
の電波をキャッチ出来るだろうが、
伸びないとなるとガッカリ、ほとんどラジオは聞けないのである。
ラシーン電動アンテナ。
これが、あの噂の電動アンテナの正体だ。
アンテナを上下させるためにモーターが装着され、室内の
アンテナ用のリレーがこのモーターに電流を供給する。
また、今回は良質の中古を使い修理する事となった。
なぜなら、このアンテナはアッセンブリーでしか部品の供給がなく、
日産から送られてくる新品パーツであれば、NANAなんと
24,045円という高額な商品ゆえ、これは少々痛い出費になってしまう。
さらに工賃がはいってくれば3万円近くまでなってしまうというのだから
修理したくても出来ないのである。
という事で、今回はスピードウェル社の中古部から提供された良質な
中古パーツを使い、11,550円で修理が完了したのであった。
めでたし。
それではその一部始終をご覧頂こう。
ラシーンの電動アンテナ外します。
フェンダーとアンテナを留めているパーツを外す。
このパーツは専用工具がなければ外しにくいのだが、極細の
マイナスドライバーやらで対応可能だ。
対角線上に2箇所細い穴が開いており、そこにドライバーなどを
突っ込み、ネジを緩める方向に回せば取り外しが出来る。
アンテナ上部を固定していたパーツだ。
これが取り外されたパーツだ。
↑この右のパーツが、左のパーツをフェンダーに押さえ込む形で
取り付けられているのである。
上部の固定していたパーツが取り外された。
先ほどのパーツを取り外すとフェンダーに対してアンテナがフリーになる。
上部は先のパーツでフェンダーに固定されていたのだが、
下部の取り付け位置をご覧頂き候。
フェンダーのインナーカバーを取り外す。
インナーカバーは各所にネジ留めされている。
そう、このネジが各所に取り付けられていて、タイヤが邪魔で
取り外すのが面倒だ。
モーターを外している様子が伺える。
遂にアンテナのアッセンブリーが外された。
そう、さほど難しいことは無いように思えるのだが、
配線類を室内から引き直さないといけないという非常事態が
待ち受けているのだから、DIYでは不可能だろう。
これをDIYでされる方がいらっしゃるようであれば、是非とも
スピードウェルに入社を期待する。
これがモーターの鎮座する。
アンテナの一式が納められている状態での写真だ。
室内からはアンテナの配線を引き出さないとアンテナ一式が
引き出せないので、先にオーディオを外し配線を助手席側
グローブボックスまで手繰りよせなければならないのである。
室内は左グローブボックスを取り外す。
グローブボックスが取り外された。
↑このグローブボックスの取り外しはボックスしたの左右に
プラスチックのピンがあり、それを抜き取れば完了する。
以上、取り外しの一通りをご覧頂いたのだが、組付けは
その反対の反対の反対なのだ。(天才バカボン風)
電動アンテナがのびのびた。
遂に念願のアンテナが伸びた。
工場長は言った。これで、ラジオが聞こえます。
静かな工場に軽快なラジオの音が響きわたった。
オーナーは、喜んだ。『プロジェクトX風』
スピードウェル社の修理には新品パーツに限らない。
良質な中古をもちい修理を施すことも可能だ。
明日にあきらめずお問い合わせ頂きたいのである。
末永くラシーン、パオにお乗り頂けるよう今後も
努力し精進する。
今日はコレまで〜
本日の名言
やっている 姿を感謝で見守って 
信頼せねば 人は実らず

by山本五十六
さてさて、本日も素晴らしい名言で御座いますが、
企業は人なりで御座るという所を掘り下げると、こういうところに
たどり着くということですなぁ〜。
上司の皆様には是非ともこの言葉を肝に銘じて仕事をしてもらいたい
ものです。

北海道函館市 S様 パオ納車おめでとう御座います☆

どんもす〜。ウェルです〜。
さてさて、本日は北海道は函館市にお住まいのS様がオーナー
のパオちゃんと道中記をご覧頂くことに致そう。
スピードウェル社は北は北海道から南は沖縄までどこでも
どこまでも全国に納車しているのであるのだが、
今回は福井県の敦賀港からフェリーで航路21時間という長旅の末
北海道は苫小牧港から陸に上がり函館まで納入するという。
敦賀港から出発する。
出発は定刻の午前1時半だ。
このフェリーは毎日出港していないので、なかなかチャンスがなく
S様とも納車のお日にちをあわせるのが大変だったのだが、
ようやく仕上がったパオをフェリーに載せた瞬間、ウェルはほっとした。
フェリーにパオが搭載された。
遂にフェリーにパオが搭載された。
もちろんS様とは面識はなく納車当日に始めまして〜となるわけだが、
S様もどのようなパオが仕上がってくるのか心配だが、ウェルも
絶対に喜んで頂かなくてはならないという、プレッシャ〜が
重くのしかかる。
全ては納得がいくまで作業が進められるわけだが、
一番目指しているのは、新車である。
また、あーだーコーダー言いながら、次の日の午後8時半に
苫小牧港に着いた。
それからは、ひたすら高速で函館まで南下するのだ。
途中サミットが開かれた洞爺湖を横切り北海道の最南端まで
南下すれば、はるばる〜きたで函館〜である。
背景は、はるばるきたで函館山。
函館山とパオちゃんをガシャ!!
そう、今回はスタッドレスタイヤでの納入となった訳で、
ホイールもスタッドレス用とラジアル用が用意され
ラジアル用にはレトロペイントが施された。
せっかくスタッドレスタイヤなのに
まだ雪が積もっていない。と、納車の次の日は雪が降り積もったと
S様がご一報があり、あと一日納車が遅れればウェルは
雪でスピンしまくりで到着できなかったであろう。
これも日ごろの行いのせいか?(それはないだろう)
ヘッドライトピーク(通称まつ毛)
愛らしいまつ毛がパオの魅力を引き立たせる。
スピードウェル社のこのまつ毛はかなりの大人気商品だ。手前味噌。
まず、サイズが大きくなく、小さくなく、丁度良いと
皆に言われる。これは実話。
しかも錆びない。これはウェルが気に入っているところ。
全ては英国で製作されている。
MK-1仕様のライセンスプレート。
可動式ライセンスプレートだ。
色々なパーツがおごられたSオーナーのパオちゃんだが、
外装だけでなく内装もご覧頂き候。
パオ用 ウェル帆布社謹製レザーシートが鎮座する。
ウェル帆布社謹製60スタンダードシートが鎮座する。
今回はアイボリー(ハンドル類)と同じトーンの生地を全面に
使用し、オレンジのパイピングで仕上げている。
オリーブグレイのパオにはとてもお似合いだ。
もちろんヘッドレストもシートと同色に張り替えられた。
全てがオーダーメイドで製作されるだけあって、
全く同じパオもないのだが、個性の強いものからベーシックな
物までどのような形でも製作できるゆえ、シートのカラーは
トコトンこだわってもらいたいところでもある。
パオちゃんと料亭木はら
納車後、木はらという料亭でSオーナーと妹様と共に昼食をとった。
いや〜パオの話も尽きることは無い。S様もパオ好きである。
さらに北海道の海の幸が最高であるのは言うまでも無い。
さてさて、番外編ではあるが、Sオーナーの自宅に搬送中に
なにやら五角形のものが見えてきたので、寄ってみた。
これがジャパンペンタゴンだ。
そう、戊辰戦争集結の地、五稜郭だ。
土方歳三もこの地を走り回ったのであろう。
新政府軍と幕府軍が最後の最後に戦った終焉の地でもある。
五稜郭案内
明治維新という日本の夜明けがココにある。
色々な戦争がおこり沢山の犠牲者がおり、その上にこの現在の世の中が
成立しているという事を、やはり感じ取らなければなりますまい。
ぼけ〜としていては申し訳ないのである。
ノドンとテポドンの発射台ではない。
地対空ロケット発射台ではない。
いやはや、この頃の大砲はおっきい鉄の玉を飛ばしていたのであろう。
ボーリングの玉がごんごろごんごろ飛んできたらあぶないで〜。
(なんじゃそりゃ)
昨今北朝鮮からテポドンが飛んでくるともっぱらの噂だが、
日本におちたらどうすんべか。
この大砲で撃ち落すべ〜。
(冗談ではない)
五稜郭タワ〜だ。
ココにもタワーがはえていた。
五稜郭の堀だ。
土木作業は大変だっただろう。五角形に整形するところが。
バカな事ばっかり申したが、本題に戻ろう。
Sオーナーとパオちゃんの記念撮影。
S様と可愛いパオちゃんをガシャ!!
この度はS様納車誠におめでとう御座います。
北海道の地で元気に走っている姿をまた見てみたいものです。
帰りの飛行機はANA。
大阪へは約2時間というフライトで到着する。
感謝感謝。
お土産まで頂き本当に感謝感謝で御座います。
と言うわけで、今日は北海道函館市のS様のパオをご覧頂きましたが、
かなりかなり納車おめでとう御座いますブログが遅れており、
納車が完了されましたお客様にはまだブログに載らないの〜
という声が聞こえて参りますという事で、来週は
納車ブログうぃ〜くで御座る。
今日はコレまで〜
本日の名言
日に新た
毎日毎日、新しいことを考えて実行できたとするならば
一年365個も新たな発想、出会い、生き方が出来るはず。
なかなかむずかいし事では御座るが、日に新たと思い
生きて行きたいものですなぁ〜。