パイクカーの生みの親 古場田良郎氏とミニカーを検証するの巻!!

どんもす~。ウェルです!
さてさて~5月1日に何かが起こるという事で、
気にされる方々も、今日からのブログを読めば
少しずつ解かるかな?
5月までは何かの前触れブログをズズイとご覧頂くことに致そう。
いきなりだが、今日はタイトル通りパイクカーと称する
Be-1、PAO、FIGARO、の生みの親(デザイナー)
古場田良郎氏との熱いミニカーの話をご覧頂き候。
20090415a.JPG
さかのぼる事約二十数年前、当時の日産に熱い心を持った
一人のデザイナーがいた。
自動車のデザインを根本的に考えなおそう。
3オーナー、4オーナー、5オーナーとなっても
乗れる車にしよう。
今までにない風合いや質感を、求めた。
そして世に送り込まれたのが、Be-1だった。
一時はBe-1現象というカルチャーにまで発展したのだが、
その時、デザインというモノが車の質として生まれた瞬間だった。
このお話はパイクカーの序章にも過ぎないが、
京商がこのパイクカーをミニチュアな車に作り変えて
世に送り出したのだった。
しかも各色1008個限定という形で。
それだけでも話は素晴らしいのだが、
実は奇才デザイナー古場田良郎氏は京商で限定生産された
パイクカーモデルをモデル製作会社から、
図面などの資料提供依頼があって協力されたのだという。
古場田氏の並々ならぬ思い入れも伺える。
もちろんミニチュアカーが一つ出来上がるまでには
様々な方々の努力や技術が駆使されている訳だが、
パイクカー生みの親、古場田氏が関わっているという
ならばウェル的であれば2個も3個も欲しくなる。
しかしながらすでにほぼ完売しているのであった。
20090415b.JPG
これが京商から発売された1/43モデルの2倍の大きさ
のモデルの複製だ。
左上からBe-1、PAO、FIGAROの順に並ぶ。
このモデルは古場田氏が監修し実車の原寸やイメージなど
コダワリをつめて日本人のモデラーさんにより製作された
という、いわゆるメイドインジャパンなのだ。
というのも昨今はアジアの方々がこういう仕事をされ
昔のミニチュアカーであってもメイドインジャパンで
ない場合、値打ちが下がってしまうという。
ウェルもメイドインジャパンに賛成する。
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Be-1だが、京商製は一番右の車だ。
今後権利などにより色々なメーカーからパイクカーが販売される
かも知れないが、当時は日産はバンダイのみ製作を許していた。
そのバンダイ製が一番左のBe-1だ。
なんとも愛くるしく、実写には至らないのだが、
これはトイ(おもちゃ)の部類だという。
だが、京商はデザイン、ディティールにコダワリ
精密なスケールモデルでありトイではないという。
対象年齢が14歳以上というコダワリがそういう意味でもあるのだ。
20090415d.JPG
京商製のパオだ。
これはキャンバストップだが、後に
ノーマルルーフも追加された。
パイクカーの3種の中で一番複雑な外装を持つ。
アウターヒンジやグリル、プレスラインなども
古場田氏もこだわったことだろう。
ウェルはいつも眺めながらええなぁ~
ええな~ やっぱりええわ~と
うなずきながら日々過ごしているのであるが、
そんな方も多いはずだ。
20090415e.JPG
フィガロは少しノスタルジックな感じ。
内装が全て白で統一されているというところが
日本車の中では最後であろう。
この3種のユニークな車だが、京商は限定1008台ずつで販売した
という事が小にくい演出でもある。
それは当時のパイクカー(限定販売)に習っての事であろうと推測する。
20090415f.JPG
これがBe-1モデルだ。
このモデルを作る方をモデラーさんと言うのだが、
なんとBe-1、PAO、FIGAROと3種とも
別の方が製作したという。
なかでも面白かったのが、
PAOのモデラーさんは飛行機や細かいモノを製作するのが
好きなのだと言う。
20090415g.JPG
これがPAOモデルだ。
3種の中でも一番複雑な構造だが、忠実に再現され、
しかし忠実に再現するだけでは本当の良さが生まれてこない
のだという。
そこには職人としての経験が左右するところ。
この3種とも違ったモデラーさんに製作され、
モデラーさんは自分の得意とする形を製作するというところ
も大きなポイントだ。
本当にモデラーさんも素晴らしい仕事をされたから
即完売状態に陥ったわけだが。
20090415h.JPG
これがFIGAROだ。
フィガロのむずかしい点はフロントグリルにあるという。
自動車でも、グリルの形状が少し変るだけでも
大きく印象は変わり、某メーカーはグリルなどを替えるだけ
などで車名まで変えて販売するくらいだから。
特にフィガロのグリルラインは曲線で出来ているため、
また上下非対称なため苦労するのだという。
20090415i.JPG
↑のはウェルの所有物(お宝)だ。
そう、今日はこの3種のミニチュアカーの余興だったのだが、
5月1日までブログで高田順次アップしていくゆえ
乞うご期待で御座るなぁ~。
今日はコレまで~
本日は迷言
儲けることを考えるより
日本でいちばんいい車を
作ることを考えようじゃないか

byウェル
すみません。一丁前なこと言いましたが、
そういう事を考えていつも頑張っております。
しかしまだまだ勉強不足でもあります。
皆様と共に成長したいものですなぁ。

パイクカーの生みの親 古場田良郎氏とミニカーを検証するの巻!!” への4件のコメント

  1. いや~、今日もまた勉強になりました。
    さすが古場田さん&ウェルさんです。(^ω^)
    ※京商パオは、キャンバスもノーマルルーフも
     持ってますよ。 v(`・ω・´)

  2. さすがパ男さん
    ウェルは実はノーマルルーフ、今持っていないのです。
    ほしい~。
    しかし、この後のブログで凄い物が
    公表されるのであった。
    お楽しみに!

  3. あたしもアイボリーのノーマルルーフ持ってますよw
    年末にウェルさんとこに行く前、
    アキバの京商で買いましたwww
    黄色に塗っちゃおうかなんて思ってましたが
    限定生産だなんて。。。
    そんな貴重なものとは思ってませんでした、反省。
    家宝にします。

  4. す。さん
    是非とも家宝にしてくだい。
    こんなにこだわられたミニチュアカーは
    なかなか存在しません。
    ウェルも末代まで家宝に致し候。

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