
丸目2灯のフロントグリルは神奈川県にあるラシーン専門店ブルームの人気商品を、スピードウェル社に融通していただいている物である。このグリルは好みに合わせてカラーリングは可能であって、巷では全部を黒く塗りつぶしたものが主流で、外側と内側の塗り分けを行う際にはざっくりと塗り分けが行われていたのである。そこでラシーンオーナーO氏のラシーンからグリル下にひとつボディー色を追加する事とした、まさに世紀の瞬間の一台であった。この流れは、当時ラシーンデザイナー平林俊一氏とのお話のなかで、この下にボディー色をいれたら、さらに良いのではないか、という講評を頂いたことが事の発端である。さらに、中央部には日産の純正フロントエンブレムを白ごはんの中に梅干しをチョンと添えるが如く装填して、バランスを取ったものが今回の形である。流石はラシーンデザイナー平林氏考案カラー。雰囲気は上々である。

この度は、富山県舟橋村にお住いのO様よりラシーンのレストア依頼により車両をお預かりいたしまして、製作さしあげました。元色はライトブルーという純正カラーで納車さしあげましたが、経年の劣化と錆びによるボディーの傷みを直すべく、どうせならカラーを変えたいということで、純正カラーのサンドベージュが選ばれました。

ボディーの錆びに加え、下回りも錆びが生じ、マフラーは穴が開いてしまいましたが、純正リプレイスメントを製作して修理。下回りも強力な錆止めペイントを塗布。これからも長くお乗り頂けます様に取組ました。

塗装を行うと、リヤエンブレム類が無くなってしまいますが、スピードウェルではリペアデカールをインスタグラムにて発売いたしており、今回のリペアデカールにより純正と同等に復元されております。

ワイパーアームやワイパーカバー、ドア水切りモール等の黒いパーツ達もリペアが施され、美しい仕上げがほどこされております。

この度はO様、レストア依頼誠に有難うございました。長らくのお時間を頂きましたが、お喜び頂きまして恐悦至極に存じます。それでは、今後ともラシーンを宜しくお願い申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
楽しいことがしたいんだったら、
楽はしちゃダメだと思うよ。
楽をしようと思ったら、
楽しいことは諦めなきゃダメだね。
by甲本ヒロト
これは釈迦の言葉かなと思うくらいの素晴らしい言葉でありますが、昨今の便利なクルマが
楽しくないのは、この言葉の通り。自動車デザイナーはデザインを勉強すると共に、仏教(真理)
も学べば、もっと素晴らしクルマがデザイン出来ると思いますなぁ。



























