富山県射水市のO様 パオ納車おめでとうございます。城野レーシングチューンドミッション搭載の巻

知る人ぞ知る。

城野レーシングは知る人ぞ知る。F1において、中嶋悟が活躍した時代にタイレルのメカニックとして活躍された城野氏が代表を務めた会社である。日産マーチのワンメイクレースでは数々の優勝。タイトルも数々。 城野レーシングは富吉レーシングから派生した黒木レーシング、香月レーシングと共に当時の西日本のレースフィールドにおける常勝レースチームファクトリーで「勝つレース」を行いたいときの登竜門 そして名門。スピードウェルにはその活躍したオートバックスがスポンサードのオートバックスマーチを城野氏より譲り受け、現在保管している。そして城野氏は、何を隠そう日産NISMOの開発技術者でもあった。ということで、今回のO氏のパオには城野氏が直々に製作したレース用のミッションをおしげもなく装着いたしました。特製のLSDも装填されており、日本でただ一台の城野レーシングチューンドミッション車の製作を差し上げる事となりました。

パオ 富山

PAO右舷前方姿見 

なんとも、大寒波襲来の日の納車となり、大阪から富山に抜けるには、なかなか苦難の連続ではありましたが、日々全国へお届け差し上げておりますので、通れる道は十分に御座います。

ミッション

ミッションは中央奥

現在パオの純正ミッションはファーストとサードのギヤが割れや欠けで修理が困難であり、SWではファースト、サードのギヤを製作中。今後、オーバーホールには使用する事が可能です。

タコメーター

マニュアルミッションにはタコメーターが欲しいということで。

タコメーターをデジタルスピードメーターの下部に取り付け差し上げます。

ホールソー

52パイのホールソー

このホールソーさえあれば、52パイのメーターの取付が美しく行えます。

タコメーター パオ

52パイの穴をあけた様子

配線は純正スピードメーター後ろにある配線の塊よりブルーの配線を取出します。この配線はアクセサリーの+電源となります。さらに純正メーターに取り付けられる配線の黒の配線を-(アース)として使用。そして、赤白の配線はイルミネーションの+として取り出します。残りはエンジンの回転パルスですが、インパネうらのバルクヘッドから来ている配線の束よりピンク(エンジン回転パルス)を取り出せば、タコメーターにそれぞれ接続。しっかり動くことでしょう。

タコメーター

電気式タコメーター

今回は、ミッションの載せ替えとあわせて、強化クラッチ、さらに軽量フライホイールを装着して、パオのノーマルエンジンでも子気味良く楽しめるものと致しました。

パオ 富山

SW製ステンレスマフラーも決まっております。

パオと記念撮影

パオと記念撮影

この度はO様、城野レーシングチューンドミッション搭載おめでとうございます。雪道では少しじゃじゃ馬ぶりを発揮するかもしれませんが、パオと走りを楽しんで頂ければ幸いです。それでは今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

一曲夢々里

いっきょくむむり。人生、歌を歌っている間に過ぎ去るという禅語である。

青森県青森市のH様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

棟方志功

青森のすこ

わだば、ゴッホになる。すこは志功のことである。すこは、ゴッホの絵を観て感銘を受け、油絵の絵描きになる事を夢みた少年である。「すこ風邪ひいだんでねが?」と言われたぐらい「ゴッホゴッホ」と言っていたらしい。 そんな棟方志功は柳宗悦や河合寛次郎、浜田庄司らが集う民藝運動に参加する事になり、板画(版画)に色彩を加えてさらなる境地に辿りつく。志功は、自身の作品に責任は持てないと言った。柳宗悦は、逆説的に、人間が責任を持てるなどは、小さな道徳の範囲に限る。志功はその神や仏にその責任を任せているのである、と説いたのである。

ラシーン トラベラー

ラシーントラベラー 前方姿見

この度は、青森県青森市にお住いのH様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。イエローボディーのサンルーフ付の前期モデルをベースに、塗装も為直し、フロアーは雪用の錆止めペイントを行って製作差し上げました。

フロントグリル

フロントグリル廻り

見えている個所はすべてリペイントが施され、塗装の肌触りはシルクのよう。目視では確認は出来ないが、バンパーの組み付けのボルト類はステンレス製やアルミ製に交換し、錆びないように致しました。もちろん下回りのビス「マッドガード等」の取付ビスなどもすべてステンレス製に交換。見えないところに拘れば、それが匂いとなって現れます。

ホイール

スチールホイールのラッカー+ビス類のステンレス化

福井県から以北、雪の降る地域にお住いの方へ製作差し上げます車両には、もれなくフロアーの錆止め仕上げが着いてきます。安価な彗星ブラックペイントではなく、ただの油性でも無く、錆びに特化した塗装でございます。

ワイパー

ワイパーカウルのコーティングに寒冷地用ワイパー

関西にお住いの方には無縁の寒冷地用ワイパー。かなり分厚く、そしてボリュームがあります。ワイパーアームも錆止めの下地にブラックペイント。念には念を入れて製作していきます。

ラシーン 内装

ラシーンの内装

MOMO製ウッドハンドルはオーナー様が自ら用意した物を取付致しました。また、エンジンスターターを組み込み、こちらも寒冷地仕様ですね。

ラシーン内装

シートヒーター付 50スタンダードレザーシート

今回のシートはシートヒーターを内蔵したモデルで製作。5段階調整で、さらに左右の調整が可能。これは寒冷地でなくても、あれば嬉しい機能かもしれません。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 妻姿見

今回は、背面のタイヤとステー等取り外して製作。シュッとして四角さが誇張され、これはこれでカッコよいですね。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はH様、ラシーントラベラー納車おめでとうございました。ココで、ご紹介をさせて頂きたいと思います。

昨年12月8日に信頼できる仲間と会社を立ち上げて、令和6年2月1日より、障がい者の相談支援事業という障害福祉サービス等のマネジメントをする業務を始めます。
会社名は、「mudtplow合同会社」

社名の意味は、私たちが泥だらけになりながら地域を耕していくということです。耕していくというのは、支援を必要とする、すべての人に福祉、保健、医療、介護の支援へのつながりを作るだけでなく、誰もが生活しやすい地域を作っていくことです。

H様、この度は、ラシーンを mudtplow合同会社 の社用車にして頂き感謝致します。それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

力とか、慾とか、そういうものがはいらない世界、本当に他愛のない世界から生まれてくる仕事、願うことではなく、願われる仕事、そんな慾でない慾を持ちたいものです 。

by棟方志功

nookプロジェクト エクストレイル販売開始!!

エクストレイル カスタム

はじめまして、自然と遊びを愛する冒険者へ!
みなさま、こんにちは!Nookプロジェクトの初めての投稿となりますが、この場をお借りして、自然と遊び心を大切にする冒険者の皆様にお知らせがあります。
新たな旅の仲間、初代日産エクストレイルの中古車をキャンプテイストにカスタムして販売いたします!
初代エクストレイルは、その走りと共に、自然との調和を大切にしたデザインが特徴です。
日産エクストレイルは自然を楽しむキャンプに最適なカタチとデザイン、そして大容量の荷物を運べる空間を有しているこの車を放ってはおけない。
そんな日産エクストレイルを自然に抱かれた移動の拠点にと、よりキャンプ仕様にカスタマイズしカッコよく作り上げるのがNookの使命。

nook エクストレイル

nook エクストレイル
ラムレーベルデザイン
nook エクストレイル
nook エクストレイル

ラムレーベルがDESIGNを手掛けたnookエクストレイルの内装

SWが持つ最高のマテリアルを使用して張替えが行われる。巷にあふれる、ありふれたPVC生地のよる被せるタイプのシートでは味わえない、本物だけが持つとき澄まされた感覚を五感で堪能して頂けることであろう。今回は、表革と背当たりを同色としたが、背当たりをエンボス加工を施し、通気性をアップ。街中での使用も、さらにアウトドアにも溶け込む。

エクストレイル

nookエクストレイル 足回り

タイヤやホイール、ローダウンや車高アップ等、お任せ頂ければ、スタイリッシュでセクシーなセットアップをご提供致します。

エクストレイルはラシーンデザイナー平林俊一氏がインテリアを手掛けられました。ラシーンの開発時のネーミングがフューチャートレイル、それに無限のXがあてはめられて、エクストレイルという車名となった、というお話はご存知の方は少ないはず。

nookエクストレイルの販売情報はこちらよりご覧ください。

https://www.kurumaerabi.com/usedcar/detail/26216-8/

日産Be-1、PAO専用ステンレスマフラーGEN5完成

蓄積した長年のデータを頼りに、より完成形に近づいたGEN5、ウェルリプレイスメントマフラー。

パオ マフラー

ウェルリプレイスメントマフラー(純正代替品)

サイレンサー部はSUS304という美しいステンレスを、メインパイプにはSUS436という高温で高耐久なステンレスをハイブリッド成型。見た目と機能性を両立致しました。

パオ マフラー
パオ マフラー

5ZIGENが魅せる美しいTig溶接

フォーミュラーなどのレース経験も豊富な5ZIGENが製造を請け負うリプレイスメントマフラー。各部の溶接も息をのむ美しさ。まさしく、スピードウェルが求める工藝の世界に通じます。

パオ マフラー
パオ マフラー

リヤピースのパイプと構造

フロントピースは純正ど同径であり、リヤピースは流速のチューニングを行い、一回り径を太く。さらに純正はコーナー部がかなり抵抗となっており、5ZIGENの最新のマシンによる曲げ技術により肉厚を保ちながら同等の形状で曲げが行われる。

パオ マフラー

こだわりの外カール

テールカットは折り返しのR形状を踏襲し、SUS304で見た目にこだわる。Be-1、PAOの後見千両となることだろう。

パオ マフラー

JASMA認定プレートが高品位の証

音量はアイドリング時は純正同等の85db(5ZIGENで測定)であり、サイレンサーの容量を調整する事により、太く、そしてドライな大人らしいサウンドを実現。 音とは1つのように感じても、実はいくつもの音が重なって成り立っており、その音がどのようにして含まれているかによって音色(ねいろ)は形作らるのである。そしてその音色を形成しているのが「倍音」である。また、倍音には整数次倍音と非整数次倍音に分かれ、リプレイスメントマフラーは芯のある音とキラキラする倍音を合わせてドライなサウンドに仕立てている。音楽家監修のサウンドを是非楽しんでもらいたい。

という事で、今回はスピードウェルと5ZIGENが共同開発を行う、ウェルリプレイスメントマフラーの最新ロットGEN5をご覧頂きました。

価格はフロントが39800円、リヤが59600円、それぞれに消費税。全国へ代引きにてご発送差し上げます。

奈良県北葛城郡のY様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

パオ

甦える内装

すべてのエアコンの吹き出し口のリペアパーツ。トグルスイッチのシルバーの台。ダッシュパネルやアンダートレイの張替え。レトロオーディオのオーバーホール。そのそれぞれにスピードウェルの培った技術を惜しみなく投入してレストアされたPAOである。その他、シートの張替え、フロアマット、プラスチックのビス類の新調、内張りのリペア、吊り天井のリペア、灰汁洗いなど、ボディーレストアと合わせて施工されている。

パオ

PAOちゃんと記念撮影

この度は、奈良県北葛城郡にお住いのY様の元へお届けさしあげました、PAOトラディショナルレストアをご覧頂きたいと思います。オリーブグレイにペイントされたボディーはバンパー、フロントグリル、ヘッドライトリム、ルーフレール、ホイール、見えているパーツはすべてリペイントされ、新しい時代に生まれ変わった姿となった。

内装 パオ

内外のカラーの変更

パオは外装のカラーが内装になっており、レストアに合わせて、内外を他色に変更。今回のような内装がアイボリーの仕上げは特に女性に人気である。さし色に優しいキャメルカラーをダッシュ上下とあわせてシートのパイピングにあしらい、とてもバランスの良いコーディネートだとあたしは思う。

ドア内張り

ドア内張りの仕上がり

内張りの質感、そして、シルバーパーツのリペア。それぞれが美しい。

パオ

PAOちゃんと記念撮影

この度はY様、PAOトラディショナルレストア納車誠におめでとうございます。末永くお乗り頂けますよに、バックアップさせて頂きたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

禅心

禅定の心であって、心を一つの対象に集中して乱れない状態の事でございますが、そのような気持ちでパオやラシーンの製作に打ち込み、さらにぜんしん(前進)して参りたいと思います。

謹賀新年 ご挨拶

謹んで能登半島地震災害のお見舞いを申し上げます。

この度、令和6年能登半島地震により犠牲になられた方々に謹んでお悔みを申し上げるとともに、被災されました皆様、ご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地におきまして救済と復旧・復興支援等の活動にご尽力されている方々に深く敬意を表します。そして、皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

伊勢神宮

-JINGU-

年始早々、日本中がとても辛い思いでございますが、一刻もはやく救済、復旧がなされますように皆様と共に私も協力させて頂きたいと思います。

令和6年、皇紀2684年が遂にはじまりました。新年と言えば初詣。例年の警視庁発表の全国での参拝者数を合算すると約9000万人。イスラム教最大の宗教行事である「メッカの大巡礼」に集まる信者の数は約200万人と、イスラムの巡礼よりも、桁違いに日本人は神社や寺を参拝する訳であります。外国人からすれば、日本人は無宗教であると言う根拠がまったく見当たらない訳ですが、これが、神道の森羅万象や八百万信仰の精神にあるのではないでしょうか。私たちは、知らず知らずに日本古来の宗教観を身に纏いながら、自然に行動してしまっているようで、自身は無宗教であると錯覚してしまっているのであると推測致します。自宅には神棚があり、そしてお仏壇があり、さらにクリスマスやハロウィンを祝い、まさに神仏どころか世界の宗教が習合、これはまさに八百万であると言えるのです。いただきます、や、ごちそうさま、などこれも感謝を込めておこなう国風の宗教感であり、神社やお寺の参拝に必ず行う、お礼とお願い事、祖先崇拝、日本人は知らずと日本独自の宗教信仰を行っている訳であります。ただし、ここでおもしろいのが、宗教という文字。宗の教えと書きますが、日本古来の宗教があまりにも古く、それゆえ教えが伝わっていないところが、無宗教と錯覚する所以であると思います。神社で柏手を訳もわからず打つ。形だけが残り、それを真似して、自然に行っていると言えるでしょう。

そして、初詣にJINGUへ。お伊勢さんでございます。唯一神明造と云われます、弥生時代の高床式の穀倉造りである神殿にお祀りされておりますのが、天照大御神、万幡豊秋津師比売命、手力男命の三柱。弥生時代の高床式穀倉という建築に対しては、 ドイツの世界的建築家ブルーノ・タウト(1880~1938)が、昭和8年(1933)10月1日に神宮を参拝し次のことばを残しています。「唯一神明造は世界の建築の王座である。いやしくも建築家たるものは、この社殿を『建築の精神』として崇敬すべきであろう。」「芳香高い美麗な桧、屋根の萱、これらの単純な材料が、到底他の追随を許さぬまでによく構造と融合している。形式が確立せられた年代は正確にはわからず、最初にこれをつくった人の名も伝わらないこの建築は、天から降ったものであろう。実際そうとしか考えられない。」と大絶賛。まさに皇室の祖、天照大御神がお祀りされるにふさわしい建築物なのでありますが、20年に一度に常若の精神により建て替えが行われます。次の遷宮は令和15年という事で、10年を切りました。今年も気持ちを新たに常に常若の精神をもって、皆様と共に、未来へ前進して参りたいと思いますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

令和6年1月6日 株式会社ガレージスピードウェル 代表 雑喉泰行

沖縄県豊見城市のY様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

皆様、今年も一年大変御贔屓にして頂き心より感謝致しております。沢山のお客様にご注文頂き、また沢山のお客様にはお喜び頂けましたが、精進不足で、納車待ちのお客様や、ご足労おかけ致してます方には過大なお時間を頂き、心苦しく思います。また、来る年2024年には装いを新たに、益々日本全国の皆様に自動車と人生をお楽しみ頂けます様に最善を尽くして参りたいと考えておりますので、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今年最後となりましたスピードウェルの四方山ブログをアップさせて頂きたいと思います。最後は、なんと南国からの納車風景でございます。それでは、どうぞご覧下さい。

ラシーン ハンドル

プリミティブでミニマル

プリミティブは直訳すると原始的であって、ミニマルは最小限である。ラシーンデザイナー平林俊一氏のお話によると、ラシーンのデザインはそのような単語を使って説明を頂戴するのである。たとえば、メーターパネルは丸型の、それも一つずつが独立した3連メーターの様な形は、とても原始的であって、写真に写り込む内装(インストルメントパネル廻り)の造形は、丸型と四角型という最小限の形で形成されている。これぞプリミティブでミニマルなデザインの所以である。昨今の新車のデザインが悪いわけではないが、あまりにも無駄な造形が過ぎると感じているのは、わたしだけではないはずだ。

ラシーン 沖縄
ラシーン 沖縄

ラシーン JEF 沖縄

この度は、沖縄県豊見城市にお住いのY様の元へお届けにあがりましたラシーントラベラーをご覧頂きます。JAFではなく、JEFである。昔、整備士の先輩がJAFのことをジェフとそう呼んでいたので、わたしはジャフと言いたいが、ジェフをごり押しされるため、ジャフとジェフの間の発音をしてごまかしていた時があった。それは、自身もジャフという確証をつかめていなかったからにほかならず、しかしジェフではないという確信はあり、と四方山話が弾んでしまうわけであるが、沖縄のJEFはハンバーガーショップである。一昔前は、ドライブスルーで注文するとローラースケートを履いた女性がこの注文場所まで商品を届けてくれるというものであったらしく、現在はそのようなアメリカンな営業活動はされてはいないが、それでもルートビアがあるだけで貿易風は全開である。

ラシーン 沖縄

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

ラシーンのデザインはリゾート感が漂う訳であるが、それはクルーザー(船)のようなボディーシェープにヒントがある。フロントフェンダー、リヤフェンダーとも外側の出っ張りがきつく感じる訳であるが、船の胴体のような中央が膨らんでいるからそう見える訳である。このままシュビムワーゲンのように後ろにスクリューを取り付けたら水陸両用車になれる素質さえ持っているように見える。

ラシーン 内装

ウッドハンドルにパネルラッカーフィニッシュ

今回のハンドルはナルディと双璧をなす、MOMO風のウッドハンドルである。パネルラッカーはアイボリーの艶消し仕立て。内張りや天張り、フロアカーペット等灰汁洗いを施し、美しい仕上がりを実現している。この灰汁洗いは20、30年の汚れを落とすもので、手前味噌であるが、この仕上がりは他を圧倒している。

ラシーン 内装

ウェル50クラシック ラシーン専用レザーシートの張替え

黄金比の分割によりデザインされた、ウェル50クラシックレザーシートの張替え。今回はシンプルに単色での張替えであるが、座面、座面中、側面、パイピングとそれぞれにカラーが選べる。また、生地素材は、世界一であろう素材を使用して張替えが行われており、他の安価なPVCレザーには100%劣る事はない。

ラシーン 沖縄

ラシーン 沖縄の海

リゾート地にプライバシーガラス(リヤスモーク)のクルマは必要無い。美しい海と空、そして鮮やかに咲き乱れる花。それらを感じる事が出来て、運転中も楽しいものである。

ラシーン 沖縄

ラシーンと記念撮影

この度はY様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。納車時に新品パーツが壊れるというアクシデントがありましたが、それらも含めまして、万全にメンテナンスさせて頂けまして感謝致しております。また、地元の素敵なお土産まで頂き、篤く御礼申し上げます。それでは、これからはラシーンと素敵な思い出を沢山おつくり頂ければ幸いです。

今年はコレマデ。

本日の名言

ちゅたみぃや、どぅたみぃ (人為や我為)

By沖縄の格言

人のためにすることは自分のためになるという意味でございます。

大阪府和泉市のN様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

パオ レストア

常若 トコワカ

パイクカーデザイナー、古場田良郎氏。「クルマを消耗品にしたくはなかったのです 」その言葉のデザインがこの写真からも滲み出ているとわたしは思う。来る正月14日で生誕36周年を迎えるパオ。工業製品で言えばおじいちゃんかもしれないが、レストアとよばれる常若の精神で若返りが可能である。純正のオリジナルの状態に戻す事も可能。カスタマイズを施して、たった一つのパオを製作する事も可能。現在の出雲大社のおおやしろでも江戸時代から60年に一度の大修理により現代でも木は生き続けている訳であるから、パオも35年に一度の大修理により、また長く乗り続ける事が出来ることだろう。

パオ レストア

パオトラディショナル レストア

この度は、N様の元へ納車されましたパオトラディショナル、レストアをご覧頂きたいと思います。内外装がかなりお疲れのパオちゃんでありましたが、新車のような雰囲気でお乗り頂けます様に製作さしあげました。

パオレストア

パオ レストア 内装

内張りや釣天井、フロアカーペットの灰汁洗い、さらに新調のマット。気になるプラスチックパーツの表面処理。新しい気分で操縦することが出来る。

パオ レストア

パオ レストア デフロスターグリル

エアコンの吹き出し口のすべてにリペアパーツを準備。特にサイドデフロスターグリルはお餅を焼いたように膨れている物が多く、スピードウェルのリペアパーツへ交換が行われる。

パオ レストア

パオ レストア 内張り

内張りは褪色もしくは日焼けにより変色しているところ、リペアが行われ、内張りのピン類はすべて新品に交換を行い美しいアイボリー色に。さらにインナーハンドル類のシルバーパーツもリペイント。

パオ レストア

パオ レストア

三角窓のゴムはもちろん、ドアの水切りモールやリヤクォーターのゴムモールもリペアが行われる。ドアミラー上下のシルバーパーツやビス類、ドアアウターハンドルや、クォーターガラスの蝶番も再塗装済み。

パオ レストア

パオ レストア ワイパー廻り

ワイパーカウルも取り外し、ワイパーのリンク自体も錆止めを行う。フロントガラスゴムも新しい。

パオ レストア

パオ レストア ウェルリプレイスメントマフラー

GEN5へとバージョンアップされたウェルリプレイスメントマフラー。アイドリング時の音量は純正同等であり、走り出すと小気味良い上質なサウンドが得られる。大人らしいマフラーである。

パオ レストア

パオ レストア ヘッドライト

ヘッドライト廻りやバンパー、グリル、ウィンカーなどそれぞれにリペアが施され、純正色に色入れが行われる。使用される塗料の拘りは半端ない。

パオ 納車

パオちゃんと記念撮影

この度はN様、PAOトラディショナルレストア納車、誠におめでとうございます。また、長くお乗り頂けますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

本当の美しさは、目に見えないところにある 。

日産フィガロオーナー必見☆純正オプションドリンクホルダーのリプロダクトを発売!!

フィガロ ドリンクホルダー
日産フィガロの純正オプション、ドリンクホルダーのリプロダクト品

日産フィガロオーナーは必見となります、純正オプションのドリンクホルダーをリプロダクト致しました。取付方法は至って簡単で、センターコンソールを装着している+ネジ4個を外してオーディオ下部とコンソールに挟み込むだけとなります。

日産フィガロの純正オプション、ドリンクホルダーのリプロダクト品

むかって右側(運転席)は350ml、500lm対応。むかって左側(助手席)は270mlカンサイズとなります。これも純正と同じ造り込み。

日産フィガロの純正オプション、ドリンクホルダーのリプロダクト品

正面裏側にはNISSANの文字が、ここまで含めてリプロダクトしてしまうと、問題が。今回の物は原型ですので、製品はバリ取りもおこないます。NISSANの文字はお楽しみに。

初回限定20個 価格は23800円+税

ご注文、お問い合わせはメール、info@speed-well.jp もしくはお電話にてお問い合わせください。

それでは、皆様良いクリスマスを。

沖縄県豊見城市のTINNYレンタカー様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

やちむん

沖縄のやむちん

やむちんではない、やちむんである。しかしながら、やむちんと言ってしまうのはわたしだけだろうか。やちむんとは、やきもの、の沖縄の言葉であり、現在では沖縄の民衆的工芸とも云われている。沖縄の民衆的工芸の出発地点は古く、しかしながら近代では沖縄県初の人間国宝、陶工の金城次郎が、民藝の父、柳宗悦や河井寛次郎、浜田庄司らに出会ったところから始まった民藝運動による民藝が盛んである。また柳宗悦の民藝運動のグループの中で、 芹沢銈介という染色工芸家が居る訳であるが、芹沢は同時に沖縄には行っていないと云われていたが、近年20世紀ハイツという目利きの骨董商が、柳宗悦、河井寛次郎らと共に芹沢が沖縄を訪問していた資料を発掘した。という話は民藝運動好きにはたまらない訳であるが、興味の無い人にはさっぱりである。ともあれ、現在の沖縄の焼物等には、多大な影響を与えた民藝運動。やちむんの里ではその名残を味わう事が出来る。

ラシーン 沖縄

ラシーントラベラー シダーグリーン

この度は、沖縄県豊見城市のTINNYレンタカー様にお届けに差し上げました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。今回は、ボディーは内外装レストアが行われ、沖縄県仕様としまして、熱対策、塩害対策等含めて製作差し上げました。

ラシーン やちむん

ラシーンと沖縄

パイクカーやラシーンは沖縄には良く似合う。せっかく沖縄に来たのに、日常のエコカーをレンタルしても何も楽しくない。パイクカーやラシーンに乗ればこそリゾート感を加速させることが出来ると言える。わたしが嫌いなのは、最近の車はすべて後部座席から後ろのプライバシーガラス。景色を楽しむ事が出来ないのである。今回のラシーンはなんどサンルーフまで装填されており、沖縄を満喫できるであろう。

ラシーン 沖縄

ウェル50スタンダード

今回は、レンタカーの仕様という事で、レザーの絞り模様が無い、鞣した革の仕様で張替えを行った。どうしても絞りの模様に汚れが付きやすい為、沢山の方に美しくご使用頂ける、そのような心遣いである。

ラシーン 沖縄

ボディー下部は塩害対応

美しく仕上げられたフロアーパン。SWはレストア技術を駆使して都道府県の気候に適したモノづくりを行っている唯一の企業である。北は北海道から南は沖縄まで、沢山の方々に大切に乗ってもらいたい。

ラシーン 沖縄

タイヤカバーの張替え

タイヤカバーも沖縄の温暖な気候に合わせて、高耐光の生地を使用。熱で縮むこともほとんどと言って無いだろう。今回はボディーもすべて塗装を行ったが、沖縄仕様のクリア仕上げも着いている。

ラシーン 沖縄

ラシーンとやむちん

石川県の金沢20世紀美術館で開催された、工芸とデザインの境目展にラシーンデザイナー平林俊一氏と伺った時のお話である。工芸とデザインは何が違うのかという問いに、より工芸的、よりデザイン的という言葉を使って、物事のベクトルを図るわけである。ラシーンのフェンダー部分はより工芸的、全体的にはモダンデザインというのがラシーンの位置づけであった。ラシーンのモノモノしさと、シュッとした感覚はこういう感覚により具現化されている。

ラシーン TINNY

TINNYレンタカーのT

この度はTINNYレンタカー様、ラシーン納車誠におめでとうございます。沢山の方にラシーンレンタカーに乗って頂き、沖縄とラシーン、そして人生の楽しみを味わって頂ければ幸いですね。気になる方は、是非ともTINNYレンタカーでラシーンをレンタルしてください!!

今日はコレマデ。

本日の名言

雲の上はいつも晴れ

沖縄は四季ではなく、二季というお話を現地の方に伺いました。

夏夏夏冬だと。青い海と空、しまんちゅぬたからですね。