大阪府泉大津市のY様 PAOトラディショナルGen2納車おめでとうございます

吊り下げ パオ

吊り下げのカーオーディオ

PAOは純正で松下電工のレトロなラジカセオーディオが用意されていた。しかしあれは、ディーラーオプションだったのである。そもそもは、オーディオも無いし、クーラーさえ着いていないのである。しかし、そのほとんどの市井の人はクーラーとオーディオは最低限オプションとして注文したのである。しかし、時代は進みCDでもなく、スマートフォンからブルーツース接続が主流であって、真新しい装備をパオに装着するというのは、という所で参考写真である。取付は吊り下げという形をとれば、パオの未来型として受け入れる事が出来る訳である。というより、パオ自体未来なクルマであって、細工を施す事によって、どのような物であっても似合う可能性を秘めているのかもしれない。

パオと記念撮影

パオと記念撮影

この度は、大阪府泉大津市にお住いのY様に納車されました、PAOトラディショナルをご覧頂きたいと思います。ボディーもレストアが施され、内燃機関や足回り等、しっかり整備も行われ、これから長くお乗り頂ける仕上がりに。宝物のようなPAOをご覧ください。

パオトラディショナル

PAOトラディショナル Gen2  妻姿見

どうでしょう、この佇まい。手前味噌であるが惚れ惚れ致します。バンパーやグリルは純正カラーに、キャンバストップはモカブラウン。とても可愛らしいPAOが完成致しました。

パオ 内装

60デザインレザーシート

ボディーカラーよりすこしラベンダーカラーと言えば良いでしょうか。シートの座り心地も整えて、張替えが行われました。

パオ キャンバストップ

キャンバストップの張替え

スピードウェルが製作販売する、PAOのキャンバストップはシートと共に全車両張替えが着きてきます。キャンバストップは5色より、最上級のジャーマンに変更も有り。ボディーカラー、内装とあわせてコーディネートをお楽しみください。

パオトラディショナル

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度はY様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。とても可愛らしいパオを製作させて頂き、感謝申し上げます。これから、長く大事にして頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

失敗は、成功を引き立たせるための調味料である。

Byトルーマン

北海道中川郡のU様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

開墾
開墾

北海道の開拓史

北海道には北広島や鳥取、前田など、県名や士族の名字などが付いた土地がある。それらは、明治に開拓の為に移り住んだ、いわゆる出身地からの移民が開いたところである。今では草原が広がり、北海道はでっかいどうと叫びたくなるものであるが、当時は木々が生い茂り、畑や牧場など出来るところではなかった。開拓の苦労は計り知れない物であり、おいしいジャガイモやアスパラガス、おいし牛乳はまさに北海道開拓、魂の味である。

北海道 パオ

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度は、北海道中川郡にお住いのU様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きます。オリーブグレイのキャンバストップのカラーは北海道の景色にとても馴染みます。今回は、ヒーターは寒冷地仕様、ボディーの仕上げ等は極寒に耐える仕上げとなるように、下回りの塗装仕上げにもこだわって製作差し上げました。

パオ フォグランプ

シビエビサージュ フォグランプ

流石に、夜のドライブは荒野を走るが如く、真っ暗であり、このフォグランプはとても役に立つ訳でございます。バンパーやグリルは純正を踏襲したカラーで塗装。パオの七不思議の一つ、フォグランプステーはホワイトではなく、シルバーでの塗装で仕上げた。

パオ 内装

PAOの内装

純正オーディオを装着し、ハンドルはエメラルドのフィガロより移民。シートのこげ茶色とあわせて、アンダートレイも張替えを行っている。

パオ 内装

ウェル60デザイン レザーシート張替え

少し複雑に、座面と背面を色分けて製作。スピードウェルでは、一つひとつ手作業で製作しており、細かな色の選定が可能である。また縫糸の太さなども指定して頂ける。

ジャーマントップ

キャンバストップの張替え


キャンバス地では、どうも寒暖差による収縮により劣化が早 く、純正キャンバス生地ではなく、最高級のジャーマントップで張替えを行った。

インナーフェンダー パオ

インナーフェンダーの仕上げ

泥除けも良いが、泥除けはまたそこに泥がたまってしまう。今回は、インナーフェンダーに特別な塗料を吹き付けて、泥や雪に対する対策を行った。

パオ 北海道

PAOと北海道

北海道 パオ

この度はU様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。牧草の上でお写真を撮らせて頂きましてありがとうございました。また、沢山のお土産まで頂き、恐悦至極に存じます。アフターサービスも差し上げたいと思いますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

ボーイズ・ビー・アンビシャス

少年よ大志をいだけ

byクラーク博士

東京都板橋区のM様 PAOフルレストア納車おめでとうございます

パオ レストア
パオ談義

パオのレストア

日産パオも生産からすでに35年という歳月が経ち、大きく疲れている個体も少なくはない。しかしパオは部分的に特殊な鋼材や新素材でボディーが製作されており、巷のクルマとは比べ物にならないくらい長持させる事が出来るのである。ボディーがしっかりしていれば、内燃機関や補器類、足回り、そして内装を仕上げてあげれば、機能的で美しいパオに生まれ変わる事が出来るのである。今回も、スピードウェルでバランスを図りながら内燃機関も含めレストア製作を差し上げましたPAOをご覧頂きたいと思います。

パオ

PAOトラディショナル 前方姿見

この度は、東京都板橋区にお住いのM様の元へお届けに上がりました、PAOフルレストアをご覧頂きます。ボディーは内外装ペイント、そしてエンジン、ミッションはオーバーホールを行い、補器類は適所にリビルドを行って製作が進められたPAO。10年いや20年、東京の街を走る姿が楽しみでなりません。

パオ内装

内装のリペア

エアコンの吹き出し口も対策品に交換を行い、シートやアンダートレイも張替え、高耐久なペイントで仕上げた内装。

パオ内装

内装の風景

内装は全てを一度分解清掃を行い、各部のリペアも行い組み上げました。細かなプラスチックのビスやボタンなども新品に交換され気分爽快。

内装張替え

内装の張替え

パオの純正シートデザインを踏襲し、乗り心地をグレードアップさせて張替えを行いました。シートのカラ―はオーナーM氏が選択。

パオ 内装

内張りのリペア

内張りは見事にリペアが施され、さらに、細かなシルバーパーツ等もハイクォリティーな塗装仕立てで製作。純正のような色の剥がれはしないように、クリア仕上げと致しました。また、その質感は純正を踏襲するように心がけております。

パオレストア

ルーフレールのリペア

ルーフレールは、もともと着いていたものがすでにボロボロであった為、別の物をリペア、そしてペイントを行い、しっかりシーリングを行い取付。これで、錆や雨漏りの心配は御座いません。

パオレストア

シルバーパーツのリペアペイント

蝶番もまた、ざわついた塗装とさようなら。下地を整え、クリア仕上げを行い、高耐久を実現。ボルトもペイントしております。

パオレストア

リヤハッチの蝶番のリペア

純正パーツはすでに数年前に廃盤となり、現物をリペア対応。一つずつ手間隙かけてリペアを行います。

パオレストア

レンズ類のリペア

レンズ面の肌を整えて、UVカットされるレンズ専用クリアペイント仕上げにより、新品のような佇まいに。

東京パオ

パオ東京

M様と記念撮影

この度はM様、パオレストア納車おめでとうございます。一生乗りたいという事で、スピードウェルはその願いが叶います様に努力させて頂きました。また、とてもお喜び頂けまして恐悦至極に存じます。長く楽しくお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

いくつになってもおしゃれ心を失わないこと、

好奇心を失わないこと、

若い人と付き合うこと。

これが、若さを保つ秘訣です。

by瀬戸内寂聴

大阪府阪南市のI様 PAO『SW-LTD』納車おめでとうございます

トノカバー パオ

トノー カバー

自動車の後部荷室の目隠しカバーの事を、トノカバーと呼ぶ。そもそも、トノーであり、トノーとは後部座席の事を指した言葉である。時代が進むと、オープンカーの後部の事を指し、丁度その位置には幌が仕舞う為のカバーが取り付けられた訳である。そのカバーがトノーカバーの由来であり、現在はトノカバーとそう呼んでいる。言葉が変化するのはとても面白く、出雲の神在(ジンザイ)がズンザイになり、京都に辿りついた時には、ゼンザイとなった事を思い出す。

スピードウェル

PAO『SW-LTD』

この度は大阪府阪南市にお住いのI様の元へお届けに上がりました、PAO『SW-LTD』をご覧頂きます。インディゴブルーというカラーコードで塗装されるLTD。眼に見えるところは全て塗装が行われ、ピカピカの状態となる。

パオ ワイパー

PAO ワイパー

鍍金ではなく、シルバーラッカーフィニッシュのワイパー。2液性のプラサフ仕上げでとても美しい。また、錆びや塗装の剥離を防いでくれる。

ナルディウッド

ナルヂウッドステアリング

ウッドハンドルに加え、ダッシュパネルやアンダートレイの張替え、更にはマグノリアクロック(リダン)、コラム&コンソールのラッカーフィニッシュ等、てんこ盛りではあるが、まとまりがあり雰囲気は良い。

パオ内装

ダッシュパネル上部はボディーカラーに合わせて。

アンダートレイは内装色に合わせて。

サイドデフグリル

サイドデフグリルも新調

どうしても、焼きもちのようにぷくっと膨れてしまうサイドデフォッガーグリル。スピードウェルのリペアパーツは、熱変形がしない素材にて再設計。これで吹き出し口、デフ位置でのヒーターも安心である。

パオ内装

スピードレザー 50design

世界一のマテリアルを使用して、と言っても過言ではない生地にてダークブラウン色で張替え。背面のポケットのアイボリー色が内装のカラーと合わせて超COOL.

パオ マフラー

ウェルリプレイスメント マフラー

純正代替え品という名を持つステンレス製マフラーである。すでに第6世代を向かえ、益々機能面もアップグレードが行われている。ところで、スピードウェルの車両製作は下回りも自慢であり、フロアを覗いても、美しく仕上げが施されている。リヤエプロン下部のビスが2本見えるが、このような見えにくいパーツでも、ステンレス製のビスに交換が施され、長くの使用に耐えるように対応している。

という事で、大阪府阪南市のI様、PAO『SW-LTD』納車、誠におめでとうございました。大変気に入って頂けまして、恐悦至極に存じます。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。

by福沢諭吉

三重県三重郡菰野町のA様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

パオは残った。

発売から、すでに35年という歳月を経たパオ。同時代の一般大衆車はそのほとんどが廃仏毀釈である。しかし、パオも20年前は少し下火の時代を過ごした。が、パオは便利で埋め尽くされた日常、人間にとって、とても良いスパイスを与えるクルマとして今やなくてはならない存在へと昇華したのである。そして、パオには残る数々の仕組みDesignがあり、まだまだパオは未来志向のクルマであると、私たちは考えている。

パオ 菰野町

PAOトラディショナル 菰野町

この度は、三重郡菰野町にお住いのA様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きます。オリーブグレイという緑色のパオ。ボディーもレストアを行い、クーラーなどもパーツを一新。乗って楽しい、見て美しいPAOを製作差し上げました。

パオ グリル

PAOトラディショナル フロントフェース

いつもの仕上げであるが、バンパーやグリル、ヘッドライトのリム等、細部まで塗装を行い、ウインカーレンズもピカピカにコーティング。純正カラーでの仕立てであるが、純正以上のマテリアルを使用して製作を行っている。

パオ内装

インテリア群

ダッシュパネル、アンダートレイの張替えに加え、サイドデフロスターグリル(左右上部のクーラー吹き出し口)等もリペアパーツに交換。ハンドルはフィガロのエメラルド用を準備し、コラムやセンターコンソール等をアイボリーにペイントパオをフィガロを足して2で割ったようなパガロである。もしくはフィガオ。

パオ内装張替え

スピードレザー 50デザインレザーシート

ツートーンで張替えが行われた、パオの内装。運転席にはより乗り心地を安定させるため、アンコ増しが行われており、長距離運転の準備も万全だ。

パオ

記念撮影

この度はA様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。ホワイトリボンタイヤもお気に召して頂き、恐悦至極に存じます。ポラロイドカメラとパオが何とも、風情を感じます。また、お土産も頂き、さらには駅までお送り頂き、イタレリつくせり頂き、改めまして厚く御礼申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

何事も、成し遂げるまでは、いつも不可能に見える

byネルソン・マンデラ

和歌山県和歌山市のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

日前宮

日前でパオ

にちぜんとも読むわけであるが、和歌山には日前神宮というお社がある。なんと創建は神武2年であって、いまから2681年前の事である。相当旧いお社の御神体がこれまた相当なものであって、それは伊勢の神宮の御神体であるヤタノカガミと同時にうまれた鏡なのである。果たして、そのご神体を見たものは居るのだろうか。言い伝えがそうであるから、そうに違いないという感覚は、あながち間違いでも無い。そしてその祭神はオモイカネであって、古事記をお読みになられた方はご存じであろうが、天照大御神が天岩戸にお隠れになられた時に、どうやってそこから連れ出そうと、考えた神がオモイカネである。その答えが、アメノウズメに現代の言葉でいうならストリップを行うという、何とも神々も情緒があり面白い。そんな、知恵の神オモイカネに合いたい方は、日前宮にお参りすべしである。

パオ

PAOフロントフェース

この度は、和歌山県和歌山市にお住いのT様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、MTをご覧頂きたい。すでに希少中に希少となったMTのパオであるが、35年と言う歳月を超えて皆様に愛されるクルマであって、ここからまた長くお乗り頂けます様に整備を行い、晴れて納車差し上げました。

パオ内装

コックピット

ハンドルコラムはパオの試作車でイメージされている、アイボリーカラーに塗装を行い製作。スピードメーターの左側には時を奏でるマグノリアクロックをリダンして装填。

100Vコンセント

120Wまで対応の100Vコンセント

流石にイミテーションのような雰囲気はあるが、実に120Wまで対応が可能であり、日常の使用に便利である。それより、やはり見た目を楽しむのも、大切である。

フェンダミラー

TEX製丸型フェンダーミラー

エゲレスのTEXが届ける丸型フェンダーミラーである。ミニ等に良くついていたルーカスミラーは実は可倒式でなく、車検対応していないが、こちらはしっかり倒れるギミックとなっており、しっかり車検も対応している。さらに、鍍金部も分厚く、なかなか錆にも強いのである。

タイヤハウス

タイヤハウス内

タイヤハウス内も、錆止めペイントがしっかりおこなわれており、さらにショックのバンプラバーやダストブーツ等も新品に。表面からあまり見えないところもしっかり製作している。

パオ

この度はT様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。長らくお待たせ致しましたが、素敵なPAOに仕上がりました。ボディも内外のレストアが行われピカピカになりましたので、洗車を頑張って頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

全徳の人は得難し

一失あれば

一徳あり

by徳川吉宗

千葉県山武郡九十九里町のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

九十九里の浜で四方の山話

実に日本最大の砂浜である。日本書紀には玉浦と讃えられ、現在の九十九里という名は、源頼朝が一里ずつ矢を立て、九十九本に達したことに由来する。市井の人に解りやすく距離をお教えするならば、総幅66㎞ほどである。流石にこれだけ大きい砂浜には、これまた大きなハマグリが生息しており、地元の海鮮屋では、ここで採れたその大きな身のハマグリを焼いて食べる事が出来る。わたしは家の近所のスーパーでも大きなハマグリが売られているのを思い出し、すこし気になったので産地を覗った。すると千葉県産と大々きく書かれてあったのである。そうか、このツクモの浜より大阪までハマグリが届けられたのかと、嬉しく思った。そして今日は、わたしがツクモへPAOをお届けに参ったのである。

パオ

PAOトラディショナル アクアグレイ

この度は、千葉県山武郡九十九里町にお住いのT様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、アクアグレイをご覧頂きます。ボディ―は程よくレストアが行われ、エンジンはヘッドをオーバーホールを行い、それに合わせて補器類等も新品に。長くの使用に耐えるモデルとして製作を行いました。

パオ フロントフェース

PAOトラディショナル フロントフェース

バンパーやグリル等は新車当時のカラーに復元し、ヘッドライトリムもリペアを行い、純正ではないクリア仕上げでピカピカに。フロントグラスモールや三角窓モール等も新品に交換を行い、美しい仕上がりに。

ホイール

ワタナベホイールをインストール

オーナーT氏のこだわりにより、ワタナベホイールを選定。少しの引っ張りタイヤのイメージでサイズを選定し、ジュラ風ロングナットで締め上げ。ホイールカラーもアクアグレイに合わせて、すこし黄土みのあるシルバーでラッカーフィニッシュ。

パオ内装

パオは内装も風景の一部である。

ダッシュパネル、アンダートレイはシートと同色の最高級のマテリアルで張替えが行われ、ウッドハンドルとリダンが施されたマグノリアクロックで決めている。

ハンドル

ウッドハンドルは手触りが良い。

昨今は純正ハンドル自体の劣化の兆しが現れ、ウッドハンドルに交換するパターンが多い。ただ、パオのシンプルな丸型メーターにはウッドハンドルも良く似合うのである。

吹出し口

サイドデフロスターグリルカバー

これに気付いた人は玄人である。そもそもサイドデフロスターと呼ばれる、空気の吹き出し口があり、そのフィンが御餅のように膨らんで醜くなっているのをカバーするパーツを製作。通称デフグリルカバー。パオのインストルメントパネルの素材に合わせて、スチールで成型し、さらに同色のペイント仕上げを行う事により、とてもスマートに目隠しすることに成功した。こちらは、すべてのカラーバリエーションに対応。価格はワンセット4800円也。

パオ レザーシート
ドアポケット張替え

内装の張替え

今回は、パオの純正シートの形状で張替え。ドアポケットにも同時に同マテリアルでレザー張りを行い、少しの上質に。ポケット上部のエッジ部はダブルステッチでこだわりを見せている。

パオ マフラー

ウェルリプレイスメントマフラー

進化し続ける純正代替え品、ウェルリプレイスメントマフラー。下回りの防錆仕上げ等と相まって、浜風にも極力耐える仕上げに努力。われながら、ホイールのサイズ、タイヤチョイスもなかなか、カッコヨロシイなぁ、と手前味噌である。リヤエプロンのビスもすべてステンレス製に交換し、さらにボディー色に塗装という拘りは、見てもわからないから伝えたい。

パオ 九十九里

パオと九十九里

パオ スピードウェル

パオと記念撮影

この度はT様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。長らくお待たせ致しましたが、お喜び頂け幸いです。また、沢山のお土産をお送り頂き、恐悦至極に存じます。九十九里で走るPAOの姿、また遠くから拝見させてください。この度は、誠に有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。

byイチロー

大阪府堺市のM様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

パオ内装

匂い立つ

目下、匂い立つ、何か。それを上手く表現できれば、そんなに遠回りしなくて良い訳である。感性を含めた表現であるため、響く人には響き、響かない人にはどうでも良いことでもある。民藝の巨匠、河井寛次郎は、不合理の合理を説いている。この感覚などは、わたしが思うものに近いものがあるかもしれないが、手づくりにあって、工業製品にはない、でもなく。パイクカーやラシーンに興味を持たれている方なら、少なからず、この何処からか匂い立つ、何かを感じとって、美しいだとか、可愛いだとか、カッコよい、という表現で翻訳されている訳であって、実に最新式のエコカーには感じる事の出来ない、それなのである。それが匂い立つ何かの正体なのである。この正体をいとも簡単に言語化もしくは表現出来れば、わたしはその苦から解放され、三宝に帰依し西方の極楽浄土に向かう事が出来るであろう。しかし、これこそは、わたし自身の永遠の課題であると感じている。

パオ

PAOトラディショナル レストレーション

この度は、大阪府堺市にお住いのM様へ納車されました、PAOトラディショナル、レストレーションをご覧頂きます。今回は、フロントガラスや、ガラスモール、三角窓枠モール等、可能な限りにゴムモールも交換し、ボディーは、トップコートを丁寧に剥離した後、サフェーサーでこれまた丁寧に仕上げ、上質な塗料で塗り上げました。

パオ

外板の歪も取り美しい仕上がりに

リヤクォーターからフロントドアにかけて、表面をご覧頂きたい。丁寧な下地処理のおかげで、澄んだ塗装仕上げが施されている。ホイールも同工程で美しい仕上がりに。

パオシート張替え

SPEED LEATHER モケットシート

パオのコンセプトからは外れる訳であるが、 往年の佇まい、と呼ぶべきマテリアルである。 大人の遊びを楽しむ。

パオ モケット

モケットグレイ

新しいとか、古いとかにこだわらず、このテイストを楽しみたいという方達に絶大な人気を誇るモケットシートの張替え。緑やアイボリーに加え、グレイもとてもCOOLである。

パオ

フォグランプ シビエビサージュ

長年の使用によりボディーの少しの歪を考慮して、組み立てられたフロントフェースはぴっちり美しく纏まっている。これからも長くにお乗り頂きたいという気持ちを一心に製作を続けて行きたい。

M様、この度は長らく製作にお時間を頂き、誠に有難うございました。また、納車時は本当にお喜び頂けまして、恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

売るという事が始まってからの物の乱れ、
わかりもしない人の好みを相手に作る事からの物の乱れ、
先ず自分の為に作らねばならない、自分を喜ばす物から作らねばならない、
それからだ、
それからだ 。

by河井寛次郎

奈良県生駒市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

法隆寺 パオ
法隆寺

柿くへば

鐘が鳴るなり法隆寺である。まさに昨日は大寒であるが、秋の風情である。わたしたちは、法隆寺は身近に感じられる訳であるが、おおよそ1500年前に聖徳太子によって創建されたのである。よくよく、法隆寺はだれが建てた??というなぞなぞで、太子と答えると、ブブーである。答えは大工さん。という話は置いといて、昨今聖徳太子はいなかったという論争が起こり、さらには聖徳太子と言う名前ではなくウマヤトノミコであるなどなど、訳の分からん論争がある。そりゃそうでしょ。昭和天皇は 御名を裕仁(ひろひと)、ご称号をみちの宮(みちのみや) であって、聖徳太子というのは御名ではないのである。しかし、それがなぜか実在しなかったまで飛び火するとは、実に実におもしろい。その聖徳太子であるが、法隆寺を創建した同年に小野妹子を使者として隋に派遣(遣隋使)して、 推古天皇から隋の煬帝に書を渡すのであった。

日出處天子致書日沒處天子無恙云云(ひ いずるところのてんし しょを ひをぼっするところのてんしにいたす つつがなきやいなや)

これだけを切り取ってみると、太子も喧嘩を売りに行ったと捉えてしまうのであるが、流石に煬帝 は激オコぷんぷんであったかは妹子のみぞ知る。である。また、日本は初代神武天皇より2683年間、国が変わる事はなかったが、世界は大きく変わっており、現在の中国が隋や唐ではない。また朝鮮もしかり。渡来人も現在の朝鮮人ではない。人種さえ違うのである。そう言う事も付加して歴史は語られないと不思議なコトになる。

パオ

PAOトラディショナル 法隆寺門前

この度は、奈良県生駒市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、オリーブグレイをご覧頂きます。程よくレストアされたボディーはピカピカに仕上げられ、ボディーもコーティング。ホイールはスズキの軽自動車の物を加工して取付が行われました。

パオ 

PAOトラディショナル フロントフェース

スピードウェルの販売する車両のすべては、ボディーのレストアと共に、バンパーやグリル、ワイパー等は塗装のカラーが選べる。もちろん純正色で仕上げは一番多い訳であるが、是非ともチャレンジしてもらいたい。

シート張替え

SPEED LEATHER 60デザイン

最高級のマテリアルを使用した内装の張替え。より長く汚れにくく使用にも耐える素材で、張替えが行われる。また、シートの硬さも調整しておりしっくりくる座り心地を楽しんで頂きたい。そして、シートだけではない。内装のリペアも充実しており、ご覧の通り新車ではないが、そのような美しさを演出している。

パオ

ボディーのテカリ具合が美しさをアピール。

スピードウェルでは、すべてを自社でレストアもおこなっており、ボディーのレストア、塗装の技術には定評がある。日産ディーラーも驚きの様子。

パオ

PAOと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。すこぶるお喜び頂き、恐悦至極に存じます。エンジンから仕上げをおこないましたので、是非長くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

一人の人間を救うことに大きな意味はないかもしれない。しかし目の前に倒れている人間を、放っておくような男に日本は救えない!政治から志を奪ったら一体何が残るのか。

by聖徳太子

本当に、国会議員は今一度太子からも学んでもらいたいものですなぁ。

日産PAO シルバーパーツのリペアの巻

パオ シルバーパーツ

パオのアウターパーツ

日産パオの外装には数々のパーツが装着されている訳であるが、その中でもシルバーに塗装されたパーツが目を惹く。バンパーやグリルにして、シルバー(グリルはガンメタリック)に塗装がほどこされ、その他蝶番やミラーの足、天井はルーフレール等々、鍍金ではなく、シルバーなのである。これはパオチーフデザイナーの古場田良郎氏のお話のなかで、鍍金であれば修理は難しいけれど、シルバーではれば市販のスプレーなどで補修しても楽しいという事であった。たしかに、バンパー等鍍金であれば修理は出来ない。流石デザインの力である。より長持ちするのは最終リペアが行えてである。という事で、スピードウェルでは、パオの販売車両のその全車に、シルバーパーツのリペアが着いてくるから、その作業風景をご覧頂こうと思う。

塗装風景

自社塗装ブースで塗装が行われる

純正のシルバーパーツよりも上質なウレタン塗料で一つずつ丁寧に足着け(下処理)を行い、一ずつ丁寧に塗装が施されていく。

ヘッドライトリム

ヘッドライトリム

ヘッドライトの外側に着いているシルバーパーツ。リムである。こちらのパーツは樹脂で成型されており、一際劣化が酷い。樹脂自体が表面が崩れており、手間隙かけてひとつずつ表面を滑らかにして、塗装が施される。表面が滑らかでないと、シルバーの粒の立ちが変わり、傷や凹凸部が黒く変色してしまうのである。

ヘッドライト

ヘッドライトリム あたしが映り込む

ご覧の通り、スピードウェルのクォリティーは熟練のクラフトマン達のリペアや塗装で支えられているのである。まず、これを行うにはすべてを分解してからでは行う事が出来ない為、製作には手間と隙がかかるのである。

インナーパーツ

パオ用 インナーパーツのシルバーペイント

ドアの取っ手部の台座やレギュレーターハンドル等も、ご覧の通り。それぞれが品質を保ちながら、新車のような輝きを取り戻す瞬間である。

ホイールキャップ

パオ用 ホイールキャップ

ホイールキャップは特に大きなキズが多い。それらを丁寧に処理して、さらにサフェーサーを行った後でないと、これもシルバーの塗装が出来ないのである。シルバーは下地の美しさが出来映えに直結している。

トランク ヒンジ

リヤゲートのヒンジ

このヒンジは錆びると蝶番の付け根が折れてしまい、使用不可となってしまう為、注意が必要だ。また、この取付ボルトも綺麗にリペアが行われている。ひとつずつが気の遠くなる作業なのである。

クォーターガラスヒンジ

クォーターガラスヒンジ

こちらもまた取付ボルトまでリペアが行われている。一般的にすべてのパオが塗装がはがれて荒れた状態である。

ドアミラー 足

ドアミラーの足である。

ウォッシャー

ウォッシャーである。

ドアアウターハンドル

ドア、アウターハンドルである。

手前味噌であるが、ココまでリペアはまだ朝飯であって、ほんの一例に過ぎない。スピードウェルでは販売している製作車両では、その全てはこれらの工程を行い組み立てられていく。これから、また10年20年、長く美しく保つためには絶対に必要であるからだと、信じている。

という事で、本日はリペアの裏側のお話であった。

今日はコレマデ。

本日の名言

夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。

by坂本龍馬

そうですわなぁ。夢中になるという事は大切な事ですわなぁ。